Wikitravel:否定的なコメントに終始しない

ときとしてレストランやバー、ホテルやその他のアトラクションに重大な欠点があって、それらが単に行く価値のない場所であるような場合があります。そのような場合、それらの場所については、単に記事から落としてしまうのが最善の方策と言えます。だって旅行ガイドに旅行者が「行くべきではない」場所のリストを羅列すること自体意味があることとは言えませんから。

ただし、上のようなルールの例外として、以下に例示したように旅行者が他の情報源からそれらの場所に惹きつけられてしまいそうな場合には、記事の中にそれらの場所を掲載するようにします。

• その場所が他の旅行ガイドに大々的に取り上げられているとき。
• その場所が派手に広告されているとき。
• 例えば駅の真ん前とか街のど真ん中といったように、その場所がとてもいい立地であるとき。

このような場合には、それらの場所をとりあえず行った (あるいは利用した) ほうがいい所のリストに加えた上で、記事の中に、実際のところは特に行くような価値がない場所であるという点と、「なぜ」それが避けられるべきものなのか、その理由を説明するようにします。

また、その場所に関する解説が他に数えるほどしかない場合 (あるいは宿泊先であれば、他に選択の余地がほとんどない場合) で、そのいくつかが批判的な取り上げ方であるような場合にも、やはり記事に残しておくようにします。というのも、それらの場所についていくらかでも情報があった方が、全く何もないよりはマシだからです。

なお、「気を付ける」の項目に、安全とはいえない場所についてのコメントを書くことについてはこの記事で取り上げている「否定的なコメント」にあたらないことに注意してください。それらのコメントは安全に関する重要な情報かもしれませんし、偽りのないもので、かつ旅行者の利益という点に照らして中立的かつ公正である限り、歓迎されるべきものだからです。

関連項目

• 文体
• 中立的な観点
• ウィキトラベルの基本精神
• 売り込み禁止