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日本

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 詳細を述べるのであれば「宿泊施設の形態(日本編)」にて
 
 詳細を述べるのであれば「宿泊施設の形態(日本編)」にて

2009年10月11日 (日) 15:43時点における版

皇居北の丸公園の桜
国旗
日本の国旗
位置
日本の位置
基礎データ
首都 東京
政体 立憲君主制・議院内閣制
通貨 日本円(¥/JPY)
面積 総計: 377,835 km²

水面積率: 0.8%

人口 127,333,002人(2004年)
言語 日本語(事実上の公用語
宗教 仏教、神道
電気 100V 50/60Hz A型プラグ
国際電話番号 +81
ドメイン .JP
時間帯 UTC +9


日本(にほん、にっぽん)は東アジアの島国である。正式な国号は日本国(にほんこく)。


分かる

歴史

伝説上の日本の建国は紀元前660年、神武天皇の即位によるとされているが、実際上の国家としての「日本」が成立したのは7世紀後半から8世紀初頭にかけてである。7世紀後半ころからほぼ一貫して血統を維持してきたとされる天皇家(皇室)は現在もなお続いている。鎌倉時代(12〜13世紀)・室町時代(14〜15世紀)・戦国時代(16世紀)・江戸時代(17〜18世紀)と呼ばれる約700年間は、皇室の裏書きを得た将軍を頂点とする武士による国家運営がなされた。国家としての日本は、13世紀のモンゴル帝国の襲来(元寇)や16世紀大航海時代のヨーロッパアジア進出、19世紀の欧米列強の進出などに対しても独立を維持した。19世紀の明治維新で日本は天皇を君主とする立憲君主国家となったが、第2次世界大戦における太平洋戦争の敗戦により日本は一時主権を失い、アメリカ合衆国を中心とする連合国に占領された。敗戦直前には広島と長崎に原子爆弾が投下され、人類初・現在まで唯一の被爆国となった。1947年(昭和22年)には戦争の放棄と戦力の不保持を謳う日本国憲法を施行し、1952年(昭和27年)に国家主権を回復すると、高度経済成長と称される成長を遂げ、世界有数の経済大国となった。

国民

国民の民族構成は主に約97%が大和民族である。他にアイヌ民族、琉球民族、朝鮮民族、中華民族、漢民族などで構成されている。

気候

国土が南北に広がっていることから南では亜熱帯、北では亜寒帯の気候の地域もあるが、主として温帯に属しているので年間を通じ温暖で安定した気候である。モンスーンの影響もあり、四季の変化に富んでいて季節によって寒暖の差がある。6月から7月にかけて北海道を除く日本の全土は梅雨と呼ばれる雨の多い季節で、9月から10月は台風が到来する季節である。台風が日本に近づくか上陸した場合、航空便は欠航が相次ぎ、鉄道も正常運行されない可能性がある。

気象庁では週間天気予報を出しているので、数日間先の天候を旅行前に確認しておくこともできる。[1]

参考:東京の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)5.86.18.914.418.728.125.427.123.518.213.08.416.2
降水量 (mm)48.660.2114.5130.3128.0164.9161.5155.1208.5163.192.539.61,482.0
データ出典

祝日

  • 元日(1月1日)
  • 成人の日(1月の第二月曜日)
  • 建国記念の日(2月11日)
  • 春分の日(3月21日、ただし年によって20日になることががある)
  • 昭和の日(4月29日)
  • 憲法記念日(5月3日)
  • みどりの日(5月4日)
  • こどもの日(5月5日)
  • 海の日(7月の第三月曜日)
  • 敬老の日(9月の第三月曜日)
  • 秋分の日(9月23日、ただし年によって22日になることがある)
  • 体育の日(10月の第二月曜日)
  • 文化の日(11月3日)
  • 勤労感謝の日(11月23日)
  • 天皇誕生日(12月23日)
    • 祝日と祝日に挟まれた日は国民の休日とされる。このため秋分の日が水曜日の年は、その前日は休日になる。

観光案内所

  • 観光庁 (Japan Tourism Agency) —  所在  東京都千代田区霞が関2-1-3。  電話  (03) 5253-8111  WEB  [2]
  • 日本政府観光局 (Japan National Tourist Organization) —  所在  東京都千代田区有楽町2-10-1。東京交通会館10階。  電話  (03) 3216-1905  WEB  [3]
  • (財)国際観光サービスセンター — 国内での外国人向け観光案内所の運営。  所在  東京都豊島区駒込1-37-9。エルエスビル3階。  電話  (03) 6902-5081  WEB  [4]


地方

日本の地方
1. 北海道
2. 東北青森県岩手県秋田県宮城県山形県福島県
3. 関東茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県
4. 中部新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県静岡県愛知県岐阜県
5. 近畿滋賀県三重県京都府大阪府奈良県和歌山県兵庫県
6. 中国鳥取県島根県岡山県広島県山口県
7. 四国香川県愛媛県徳島県高知県
8. 九州福岡県佐賀県長崎県大分県熊本県宮崎県鹿児島県
9. 沖縄沖縄県


都市

日本の地図

人口の多い都市(東京特別区と政令指定都市)、または特に観光地として知られる都市は次の通り。

東京23区と五大都市

東京(東京都)、横浜市(神奈川県)、大阪市(大阪府)、 名古屋市(愛知県)、京都市(京都府)、神戸市(兵庫県) … ※ 他、札幌市福岡市を含めて7大都市とする場合がある。

その他の政令指定都市

札幌市(北海道)、仙台市(宮城県)、さいたま市(埼玉県)、千葉市(千葉県)、川崎市(神奈川県)、新潟市(新潟県)、静岡市(静岡県)、浜松市(静岡県)、堺市(大阪府)、岡山市(岡山県)、広島市(広島県)、北九州市(福岡県)、福岡市(福岡県)

主な観光都市

  • 札幌市(北海道) — 北海道経済の中心都市。明治初期に開拓使が入植して発展してきた比較的新しい街であり、碁盤状に整備された街のいたるところに開拓時代のなごりを残した建物が見られる。2月に開催される「さっぽろ雪まつり」は海外にも知れ渡っている。
  • 仙台市(宮城県) — 都市景観の良さにより「杜の都」と称される東北地方における中心都市。戦国時代「東北の雄」と称された大名「伊達政宗」の本拠地。8月に開催される「七夕まつり」は全国的にも有名。
  • 東京特別区(23区)(東京都)— 日本の政治経済の中心で、新宿やお台場などで見られる近代的なビルディングが並ぶ世界有数の都市である。新しい建物が立ち並ぶ町並みの中、浅草や上野など「下町」と呼ばれる地域には江戸時代の町人文化の名残が今も残る。
  • 横浜市(神奈川県) — 明治維新の折に海外貿易のために開港されて以来、日本の貿易港として発展してきた港町で、今もみなとみらい地区を中心に発展を続ける街。国内最大の中華街があることでも知られる。
  • 鎌倉市(神奈川県) — その昔、源頼朝が初めて武士による政権である「鎌倉幕府」を開いた土地であり、鶴岡八幡宮や当時の狭い切通などの遺構が残る。現在は、関東地方における避暑地や別荘地としての一面がある。
  • 金沢市(石川県) — 戦国大名「前田利家」が興した100万石の大藩「加賀藩」の城下町であり、「小京都」と称される歴史的情緒がある街。
  • 名古屋市(愛知県) — 東海道の要衝にあり江戸時代から繊維業が盛んであったこと、近代に入ると機械、航空産業が発達したためか、(私設および公設の)産業関連の資料館、博物館が多い。また味噌に代表される特徴ある食文化をもつ。
  • 伊勢市(三重県) — 皇室の宗廟である伊勢神宮の所在地。「神都」とも称される。内宮・外宮周辺には古来参宮客相手の商店街が成立し、江戸時代には「御蔭参り」で年中おびただしい数の参拝客で賑わった。背後の志摩半島はリアス式海岸の景勝地で海の幸が豊富。また、隣の松阪市は日本を代表する高級牛肉「松阪牛」の産地として有名。
  • 京都市(京都府) — 794年「平安京」の時代から明治に至るまでの1,000年以上もの間、天皇の居住地としていた日本の古都。街中のいたるところに日本の各時代の歴史的建造物が数多く残されており、現在にも継承される「和」の文化の発祥地。
  • 大阪市(大阪府) — 東京と対比される、西日本における中心都市。その昔、江戸(東京)を「将軍のお膝元」と称したのに対して、大阪は「天下の台所」と称された所謂「商人の街」であり、今なお地域には商人気質の文化が残る。
  • 奈良市(奈良県) — 日本の古都のひとつ。平安京(京都)に遷都する以前には古代日本の中央政権が存在した都市であり、東大寺の大仏など当時を物語る日本の遺跡が残る。
  • 神戸市(兵庫県) — 東の横浜と対比される西の港町。「ろっこう~おろし~に~♪」という阪神タイガースの歌で有名な六甲山がある街で、六甲北麓には日本三古湯の一つである有馬温泉がある。
  • 広島市(広島県) — 太平洋戦争末期に世界で始めて原子爆弾が投下された街であり、その当時の悲壮さは原爆ドームなどの史跡として今も残る。
  • 福岡市(福岡県) — 九州地方における交通や経済の中心都市。中世には商業の街 博多(現在の博多区)として発展し、博多の名を冠した「博多どんたく」や「博多祇園山笠」「博多おくんち」といった祭りが開催されることでも知られる。
  • 長崎市(長崎県) — 鎖国を行っていた江戸期の日本において、唯一外国との貿易を行う「出島」があった場所で、当時の貿易国である中国とオランダ文化の名残が見られる。広島と同様に原爆が落とされた都市で、平和記念公園など原爆に関する施設が多数ある。
  • 那覇市(沖縄県) — かつての琉球王朝の王都があった都市で、当時の王の住む宮殿で2千円札のデザインにもなっている首里城がある町。歴史的経緯から琉球王朝の名残を残す琉球文化、日本文化、中華文化、アメリカ文化が街中の随所で見られる。

着く

飛行機で

国際空港

日本において、国外との主要玄関口として国際路線が運行されている空港は次の3空港である。

  • 成田国際空港(千葉県成田市):通称「成田空港」、旧「新東京国際空港」。関東圏における空の玄関口にあたる。東京都心まではJRおよび私鉄(京成線)で最短約1時間半。
  • 関西国際空港(大阪府泉佐野市):関西圏における空の玄関口にあたる。大阪市内までは特急列車で30分から50分、京都市内までは70分。
  • 中部国際空港(愛知県常滑市):通称「セントレア空港」。国内線、国際線が共用となっている空港。名古屋市中心部までは名鉄常滑線で最短約30分。

※ 日本においては第一種空港を「国際空港」と定義しており、3空港の他に東京国際空港(通称「羽田空港」・海外へは台湾などからの一部路線やチャーター便のみ)、大阪国際空港(通称「伊丹空港」・国際路線無し)が該当する。

国際定期便就航空港

定期国際路線を運航している主な空港として以下が挙げられる。

  • 新千歳空港(北海道千歳市):周囲は原野で囲まれた空港で北海道の玄関口にあたる。近年、台湾韓国などから北海道に訪れる観光客が増えた為、これらの国とを結ぶ定期路線が就航している。
  • 仙台空港(宮城県名取市岩沼市):仙台市内には無いが、隣接している名取市と岩沼市に跨って位置する。仙台駅から直通の快速列車が有り仙台駅と仙台空港駅の間は約20分。
  • 新潟空港(新潟県新潟市):古くよりロシア極東地域からの玄関口として知られる。
  • 東京国際空港 (東京都大田区):第一種空港で「国際空港」と付けられているが国内線主体の空港。アジア圏の一部路線およびチャーター便が運行している。成田空港より格段に東京の中心地に近く、2010年の新滑走路完成に伴い国際便が大幅に増加する予定。
  • 岡山空港(岡山県岡山市
  • 広島空港(広島県三原市
  • 福岡空港(福岡県福岡市博多区):福岡市中心部近郊に位置する。中心部の天神・中洲・博多駅から地下鉄1本。
  • 那覇空港(沖縄県那覇市):空港から那覇市中心を通り首里へ通じるモノレールがある。

船で

国際フェリー航路のある港は次の通り。

  • 稚内港(北海道):ロシア・サハリンの都市コルサコフへ。
  • 小樽港(北海道):コルサコフへ、またはサハリンの都市ホルムスクを経由し沿海州ワニノへ。
  • 新潟港(新潟県):北朝鮮元山へ。
  • 伏木港(富山県高岡市):ロシアのウラジオストクへ。
  • 金沢港(石川県):韓国の釜山へ(2008年10月29日から休止)。
  • 大阪港(大阪府):釜山へ、中国上海へ。
  • 神戸港(兵庫県):上海・天津へ。
  • 下関港(山口県):釜山へ、中国の青島、上海、蘇州へ。
  • 博多港(福岡県):釜山へ。
  • 厳原港・比田勝港(長崎県対馬市):釜山へ。
  • 那覇港、平良港、石垣港(沖縄県):台湾の高雄市基隆へ(共に無期限運休中)。

上記のほか、横浜港、長崎港など、全国各地の主要港に国際クルーズ船が寄航することがある。

動く

日本国内の移動手段に関する便利な検索ツールとして、どこなびドットコムなどの検索エンジンがある。

飛行機で

日本国内には前述の国際空港に加え、国内線発着をメインとした地方空港が全国に計97ヶ所あり、主要都市の発着便を中心に国内線の航空路が発達している。陸路の交通では時間がかかる都市や地方への移動(例:東京から北海道方面もしくは九州方面などをスピーディーに移動したい時)などに最適である。飛行機は鉄道、高速バスなどに比べ、運賃が高いものの遠距離の移動には速達性の優れる飛行機の利用がお勧めである。

列車で

鉄道旅行についてはお役立ち情報鉄道旅行のコツも参照の事

日本は鉄道網が非常に発達しており、都市圏から郊外まで、また、通勤から長距離の観光まであらゆる手段で使用されている。なかでも最大なのは、1987年に日本国有鉄道(国鉄)から分割民営化したJRで、沖縄を除く北海道から九州までの6つの旅客鉄道会社(JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)からなっている。

日本の主要都市間の移動に欠かせないのは、JRによる新幹線である。主な路線は次の通り。

  • 東海道新幹線(東京~名古屋~京都~新大阪)
  • 山陽新幹線(新大阪~新神戸~岡山~広島~博多)
  • 東北新幹線(東京~福島~仙台~盛岡~八戸)
  • 山形新幹線(東京~福島~山形~新庄)
  • 秋田新幹線(東京~福島~仙台~盛岡~秋田)
  • 上越新幹線(東京~高崎~新潟)
  • 北陸新幹線(東京~高崎~長野)… ※1
  • 九州新幹線(博多~熊本~新八代~鹿児島中央) … ※2

このうち、東海道・山陽新幹線に使用される500系「のぞみ」とN700系「のぞみ」の最高時速は300km/hで運転しており、フランスのTGVと並ぶ世界最高速の鉄道列車として知られている。

※1 北陸新幹線の一部として開通した長野行き新幹線は、通称として長野新幹線と呼ばれている。 ※2 九州新幹線については2006年現在、新八代~鹿児島中央間のみ開通済み。それ以外の区間は在来線特急として運行している。全線開業は2011年3月に予定されている。

このほか、新幹線が通っていない地方では、主要都市を結ぶ幹線路線を中心に在来線の特急列車が運転している。また、区間によっては寝台を備えた夜行列車(寝台特急)が運転しているところもある。なかでも、東京の上野駅から北海道の札幌駅を結ぶ「北斗星」と「カシオペア」、大阪駅と北海道の札幌駅を結ぶ「トワイライトエクスプレス」の3つは内装が豪華な寝台特急として人気が高い。しかし、近年では新幹線のスピードアップや飛行機との競合など様々な事情により、寝台特急はその数を減らしつつあるのが現状である。

また、寝台列車ではないが東京~大垣(岐阜県)間と東京~新潟間にはそれぞれ「ムーンライトながら」と「ムーンライトえちご」と呼ばれる臨時夜行快速が運行しており、「青春18きっぷ」が使いやすい。また正月、春休み、夏休みなどの観光シーズンにはこれら以外の夜行特急が東京や大阪から臨時列車として運行される。

JRの列車の乗車方法や、列車の運行時刻、乗車券や特急券や指定席券の購入方法、運賃料金、拠点から拠点への最も早い移動方法、列車内への忘れ物などの相談は、JR東日本の場合、電話番号050-2016-1603で、年末年始を除く日の午前10時から午後6時まで受け付けている。この電話で通じる言語は英語、中国語、韓国語である。

JRグループのほか、私鉄と呼ばれる民営鉄道がある。私鉄は主に地元の実業家が温泉・寺社仏閣への観光輸送として、あるいは都市間輸送、またはニュータウンへの交通として設立されたものが多い。

都市には地下鉄・路面電車も存在する。地下鉄の経営は東京にある東京地下鉄株式会社以外は東京都および市である。路面電車は少なくなったが、地域の足として公営のもの、民営のものともにある。

また、鉄道として新交通システムと呼ばれる小型の鉄道がある。

山地に観光地や寺院がある場合はケーブルカーがある例が多い。

車で

道の駅

道の駅とは国土交通省の認定により、一般道路上に設けられる休憩施設である。2009年3月現在、全国に900箇所に設置されている。おもに主要幹線道路沿いに設けられていることが多いが、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、鉄道駅などと併設されているものもある。駐車場やトイレは24時間使えるほか、レストランや軽食コーナー、地元の特産品等を集めた売店、周辺の観光案内の施設などがあるので、ドライブにはぜひとも活用したい。

都市部から離れた土地では、鉄道やバスの便が十分でないことが多く、事実上車でしか行けないような場所も珍しくないため、レンタカーの利用を検討するとよい(逆に、東京のような大都市の都心部では、道路や交通規制が複雑である、交通量が多い、駐車場のない施設が多いなどの理由により、勧められない。首都高速道路は慣れない者にとっては迷路であるし、慢性的な渋滞により時間がかかり過ぎる)。

レンタカーの料金は排気量1000CCぐらいの小型車で1日6000円ほどであり、大型のセダンであれば1日10000円はかかる。

日本はジュネーヴ条約(1949年の「道路交通に関する条約」)締結国のため、他の締結国の住民であれば国際運転免許証が日本入国から1年間有効である(条件付きの場合もある)。なお、ドイツスイス・フランス・台湾はジュネーヴ条約に基づく国際免許を交付していないが、日本との二国間の取り決めにより、これらの国の住民は自国の免許とその公式日本語訳を携行することにより日本での運転が可能。

車両は左側通行(道路の中央より左側)と道路交通法で定められている。

近年の日本では飲酒運転の取り締まりが厳しく行われている。もし、酒酔い運転で警察に摘発された場合は100万円以下の罰金か5年以下の懲役刑に処される。また運転免許が取り消され、3年間は免許を再取得出来ない。酒酔い運転で事故を起こし、他人に怪我をさせた場合は15年以下の懲役刑となり、死亡させた場合は20年以下の懲役刑となる。また同乗者も処罰される。飲酒後に自動車の運転の必要がある場合は「運転代行」という業者を利用すること。日本では、運転をしながら携帯電話を使うことは禁止されており(ハンズフリーの装置を使っている場合は除く)警察に摘発された場合は6000円の反則金が科される。

日本の一般道路での速度規制は、原則では60km/h、都市部の主な道路は50km/hから40km/h規制が多く、細い道では30km/h規制、学校付近の通学路に指定されている道路では20km/h規制である。制限速度は道路標識に表示されている。

主要都市間を中心に高速道路が通じている。高速道路の料金は非常に高く、一人旅の場合は同じ区間の鉄道料金よりも高くなってしまう。日本の高速道路はたいてい片側2車線であることが多いが、大都市近郊では片側3車線以上の区間もある。一方、地方の閑散地域では片側1車線で中央分離帯のない高速道路もある。法定速度は規制されている区間を除き、普通車、二輪車は100km/h、大型トラックは80km/hとしている。高速道路にはサービスエリア(SA)もしくはパーキングエリア(PA)と呼ばれる休憩施設があり、前者は施設の規模が比較的大きく、レストランや軽食施設や売店、ガソリンスタンドや道路交通情報案内所を備え概ね50kmに、後者は施設の規模が比較的小さく、トイレと自動販売機程度の施設がある程度で、概ね20kmおきに設置されている。

高速道路は政府の経済政策により、ETCの装置を備えた車に限り、休日の料金が大幅に割り引きされている。そのため、特に連休(日本の祝日参照)は高速道路が混雑する。また、それとは関係無いが、お盆(8月中旬にある仏教的な習慣で、都市居住者が田舎の実家へ帰る集中時期である)、年末年始(12月29日から1月3日の期間)に高速道路は大変混雑し、全長50キロを越える渋滞も発生している。

バスで

都市間バスについてはお役立ち情報バス旅行のコツ (日本編)も参照の事

日本にはその他主要都市間に運行される高速バスもある。日中のバスの他、夜間、眠っている間に移動する夜行バスもあり、その特長は比較的値段が安いこと。時間があり、リーズナブルに移動したいときには良い。 地方などで鈍行列車しか通ってない都市間や山間部を通る都市間では、都市間高速バスのほうが値段が安く早く本数が多い場合も多くある。車社会の発達により高速道路の開通が優先されてきたためである。一般的に新幹線・特急列車と競合していない路線では鈍行より高速バスのほうが速い。 バス会社は都道府県別に会社が異なるので個別に確認する必要があるが、都市間バスでは双方の都市のバス会社が提携している場合が多い。 また東京・大阪・京都を除く政令指定都市規模の都市での街中の移動は地下鉄よりバスのほうが利便性が高い。

喋る

国語・公用語共に法的な定めはないが、事実上日本語である。さらに日本では高等教育も日本語で行っているため、高学歴の者であっても日本語以外の言語は通じない事が多いので注意が必要である。

中学、高校、大学の教養課程では英語が教えられるため、英単語を組み合わせることである程度意思の疎通が可能な事もあるが、その場合は出来る限り簡単な表現を心がけるべきである。また、早口では聞き取れない場合があるので、可能な限りはっきりとした発音を行うのが望ましい。

簡単な英単語を紙に書いて示せば、聞き取りに問題があるために理解出来ないという事態を回避出来るので、理解される可能性はより高まる。比較的英語の理解力が高いのは、高校生や大学生の年代の若者で(とはいえ英語理解力は一般的に低く、特に早口の英語や難しい単語、複雑な文は理解されない)、年齢が高くなるにつれて理解される可能性は低くなり、高齢者には(その人物がよほどの知識人でも無い限り)ほとんど通じないと考えて良いであろう。

日本語、英語以外の言語を理解できる日本人はさらに少ない。日本語、英語以外の話者は、トラブルが発生した場合は、素直に自国の大使館、もしくは警察などの公的機関に頼ると良い。ハングル・中国語(繁体字・簡体字とも)が標識や案内板に掲げてある地域(とくに九州北部など)もあるが、実際は空港・港湾など以外では移民でない限り会話はあまり通じない。

日本語は漢字を多用する言語なので、中国人や台湾人と筆談でコミュニケーション出来る場合がある。あなたが中国人や台湾人の場合は、紙とペンは持っておいた方が良いだろう。簡体字より繁体字の方が通じやすい傾向がある。しかし、中国語には存在するが日本語には無い漢字(またはその逆)は少なくなく、また同じ漢字であっても国によって漢字の意味が異なる場合もあるので、誤解の元になる可能性もあり、過信は禁物である。

なお、日本語は各地で様々な方言に分かれ、現地で使用されているが、ラジオ・テレビなどメディアの普及により共通語で意思疎通出来る。逆に方言を理解出来ない若者が増えている。地方独自の方言を保存する取り組みが行われ、方言での昔話読み語りが催されたり、方言を集めた本・絵本なども多く出版されている。

買う

通貨

日本の通貨単位は円 (¥)。2009年10月現在の為替レートは以下のとおり。

¥ 日本円¥1.00 = ¥1.00¥1.0 = ¥1.00
$ 米ドル$1.00 = ¥89.23¥1.0 = $0.0112
€ ユーロ€1.00 = ¥131.43¥1.0 = €0.0076

※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。


  • 紙幣:1000円(青色)、2000円(薄茶・緑色)、5000円(紫色)、10000円(茶色)の四種類の紙幣が現在流通している。2000円紙幣はあまり使われる事が無い。諸外国と違って高額紙幣の受け取りを拒絶される事は無く、少額の買い物をして代金として10000円紙幣を出しても受け取りを拒否されることは、偶然釣り銭が足りない場合を除けばほとんど無い。


  • 硬貨:1円(銀色)、5円(金色・穴開き)、10円(銅色)、50円(銀色・穴開き)、100円(銀色)、500円(やや大型・金色に近い銀色)の6種類の硬貨が流通している。自動販売機では1円硬貨や5円硬貨は通常は使えない。


外貨両替

両替所・銀行・郵便局

主要な国際空港には銀行の出張所があり、外貨現金・トラベラーズチェックから日本円への両替が可能である。使い残した日本円の外貨への両替も行われているが、通貨によっては在庫が無く両替出来ない場合がある。トラベラーズチェックは日本円・米ドル・ユーロ以外の物はあまり通用しない。市中の銀行の支店(外貨取り扱い窓口のある所)や郵便局(外貨取り扱いを行う局)でも外貨から日本円への両替を行っている。銀行の支店の場合は、15分から30分ほど待たされる可能性がある。また数は少ないが外貨両替専門の業者の店もある。また、多額の両替の場合はパスポート等の身分証明書の提示が必要になる。

米ドル・ユーロから日本円への両替は手数料率が低くレートが良い。英ポンド、豪ドル・ニュージーランドドル・カナダドル・スイスフランはそれに次ぐ程度の流通力があるが、手数料率は高くなりレートは悪くなる。韓国ウォン・人民元・ニュー台湾ドル・香港ドルも同様かさらに条件が悪くなる。それ以外の通貨はかなり高い手数料率(25%以上)での両替となり悪いレートで両替されるか、両替を拒否される場合がある。

国際キャッシュカード

日本ではキャッシュカードの磁気ストライプの規格が諸外国と異なることから「PLUS」などを含めた国際ネットワークが扱われている金融機関の数が限られている。だが、ゆうちょ銀行[5](郵便局)、セブン銀行[6](主にセブンイレブンの店内にATMが設置されている)のATMでは「PLUS」と「Cirrus」と「中国銀聯」の国際ネットワークが利用可能であり、日本円の現金を引き出すことが出来る。ゆうちょ銀行(郵便局)は日本のほとんどの市町村で営業しているので便利である。セブン銀行のATMは全国に約14000台有る。新生銀行のATMは「PLUS」と「Cirrus」に対応しており、同銀行の店舗の他、東京メトロの駅の一部にATMが設置されている。シティバンク銀行[7]のATMは「PLUS」と「Cirrus」と「中国銀聯」カードに対応しており、同銀行の店舗の他、成田・中部・関西の各国際空港にATMが設置されている。

クレジットカードカード

日本は現金決済が主流の社会なので、クレジットカードが使える場所は限られている。デパート、シティーホテルやビジネスホテル、一部のスーパーマーケット、大型電器店、大型書店、ガソリンスタンド、JRのみどりの窓口・指定席券売機、JTBなどの旅行代理店、中級以上のレストランの大部分ではクレジットカードでの支払いが出来る。

一方、個人経営の小さな飲食店や、公共交通機関の通常の券売機、個人経営の小さな店、ファーストフードの店、コンビニエンスストア(ローソンを除く)、通常の自動販売機では通常はクレジットカードでの支払いは出来ない。

日本で最も通用するクレジットカードはJCBカードであるが、VISAカード、MasterCardもクレジットカードが使える店のほとんどで通用する。American ExpressはJCBと提携しているのでJCBが使える店ならばほとんどの場合American Expressも使える。その他のカードは使える店が比較的少ない。

商店

デパート

東京都内であれば、新宿伊勢丹、新宿高島屋、日本橋三越、松屋銀座、東京駅に隣接している大丸が有名である。その他にターミナル駅近くには私鉄会社の系列のデパートが出店している。東京以外の場合、大都市であれば中心駅近くや、繁華街の中心地区にいくつかのデパートが出店しているのが普通である。取り扱い商品は高級衣料、高級雑貨、高級化粧品、高級ブランド品、貴金属のアクセサリーや宝飾品、高級なバッグや靴、贈答用の商品などである。営業時間は通常午前10時から午後8時または9時の間である。

地下食品売り場

日本ではデパートの地下食品売り場を省略して「デパ地下」と呼ぶ。和食・洋食・中華・エスニック料理の総菜や弁当、国内外の酒類、和風・洋風の菓子、デザートや甘味類が数多く売られていて、グルメの人々に好評である。これらの売り場では閉店時間が近づくと10%から50%の割引セールが行われる事が多いので、閉店が近い時間帯も狙い目である。

スーパーマーケット

日本ではスーパーマーケットを略して「スーパー」と呼ぶ。一般市民の通常の買い物の場所である。都心にはあまり存在せず、郊外に多く出店している。「イトーヨーカ堂」や「イオン」が有名である。取扱商品は食品(肉や魚や野菜などの生鮮食品・一般食品・茶やコーヒー・冷凍食品・インスタント食品・レトルト食品・パン・牛乳・瓶詰めや缶詰など)、生活雑貨、菓子、ソフトドリンク、酒類、弁当や総菜類である。日常生活で必要な物はほとんど購入出来る。大規模な店であれば安価な衣類も販売している。値段は、デパートやコンビニに比べて安価である。営業時間は、大都市の店や大型店舗では24時間営業や午前9時から深夜1時頃までの長時間営業がある。通常の店では午前10時から午後9時か10時の間である。

コンビニエンスストア

日本ではコンビニエンスストアを略して「コンビニ」と呼ぶ。利便性の高い商店である。営業時間は通常は24時間営業である。大都市の中心部から田舎、さらにはオフィスビルや鉄道駅や空港まで日本各地のどんな場所にでもある(離島や僻地は除く)。業界最大手の「セブンイレブン」(四国4県・鹿児島県・沖縄県などには存在しない)と業界二位の「ローソン」、「ファミリーマート」などが主要なチェーン店である。コンビニの取扱商品は食品(インスタント食品・菓子パンや総菜パン・缶詰等)、ソフトドリンク、酒類(ビールや酎ハイなど)、医薬品のうち効能が弱いもの(胃腸ドリンクや下痢止めなど)、雑誌・新聞(英字紙の扱いがある店も一部ある)、日用雑貨(石鹸・シャンプー・化粧小物・生理用品・電池・文房具・ビニール傘)、アイスクリーム、弁当やおにぎり・サンドイッチや総菜、たばこ(一部店舗)などである。レジカウンター近くではおでん・中華まん・揚げ物(フライドチキン等)が販売されており、それらの商品が欲しい場合は店員に取ってもらう。アルコール類およびたばこと喫煙具などは20才未満には販売できないので、店員が身分証明書の提示を求めることがある。

切手やプリペイドカード(テレホンカードや国際電話用のプリペイドカードなど)は店員に直接注文する。コピー機は多機能な物が多く、白黒の普通のコピーからカラーコピー、ファクシミリの送受信まで可能である。コンサート、演劇、映画、遊園地(テーマパーク)などのチケット、高速バスや国内航空券の予約・発券も可能である(店内の多機能端末機を利用する必要が有る)。ほとんどのコンビニにはATMが設置されており、24時間現金の引き出しが可能である。(対応する金融機関はコンビニチェーンによって違う。セブンイレブンであれば、「PLUS」と「Cirrus」と「中国銀聯」のネットワークに参加している金融機関から現金を引き出せる。)

ほとんどのコンビニでは客がトイレを利用することを認めている(店によっては店員に一言言う必要がある、「すみません、トイレ貸して下さい」で通じる)。トイレに行きたいが、近くに利用出来るトイレが無いという状況の際には便利である。しかしあくまで好意であるため、安い品物を少しだけでも買うのがエチケットだろう。

消費税の還付

日本では商品やサービスの代金に対して5%(国税4%+地方税1%)の消費税(付加価値税)が課される。通常値札には内税(税を含んだ価格)で表示されており、外税と記載されている場合はレジでの支払い時に消費税が加算される。

外国居住者が免税店の指定を受けている店(大型デパートや秋葉原の大型電器店など)で日本で消費せず外国に持ち出す物(食品類、飲料類、たばこ、薬品類、化粧品類、フィルム、電池、その他の消耗品は対象外)を1回に10000円以上の買った場合は、消費税の還付が行われる。手続きにはパスポートの提示が必要。レジの係員(大型デパートの場合は専門のカウンターで行う場合がある)が税の還付に必要な書類を作成するので、あなたはそれに氏名や住所などを書かなければならない。税はその場で還付される。書類の一部はパスポートにホッチキスで付けられる。日本出国時に税関でパスポートに付いている書類を提出することによって手続きは完了する。

外国人であっても6ヶ月以上続けて日本に滞在している人や、日本で就業している人にはこの制度は適用されない。

観る

  • 日本の名所 — 「日本三大」の記事では、風景・建物・庭園・温泉などのジャンルごとに日本を代表する三つの名所を取り上げている。
  • 博物館 — 日本には全国に5,000以上の博物館がある。  WEB  [8]
  • 美術館 WEB  [9]
  • 科学館 — 科学技術に関する展示・解説を行っている施設が全国に500以上ある。  WEB  [10]

遊ぶ

  • 能・狂言 — それぞれ日本の代表的な伝統芸能の一つで、能は重要無形文化財に指定されている日本独自の舞台芸術(音楽劇・仮面劇)であり、2009年9月には世界無形遺産に登録される予定。狂言は笑劇で、ほとんど面(おもて)を使用しない。  WEB  [11]
  • 歌舞伎 — 能に並ぶ伝統芸能の一つで、重要無形文化財に指定されている日本独特の演劇。  所在  東京(国立劇場・歌舞伎座・前進座)、大阪(大阪松竹座)、京都(南座)、名古屋(御園座)、福岡(博多座)など。  WEB  [12]
  • 落語・漫才 — 落語は江戸時代より発達した話芸で、一人で何人もの役を演じながら身振り手振りをつけたりして臨場感を出し、最後にオチ(サゲ)をつけて観客を笑わせる。漫才は二人以上で「ボケ」と「ツッコミ」に分かれ、二人の掛け合いによって観客を笑わせる。漫才は特に大阪などで盛んで、最近では若手の漫才師(芸人)が多く活躍している。
  • 大相撲 — 日本相撲協会が主催する相撲の興業で、本場所(年6回・奇数月に開催)と地方巡業がある。  所在  本場所は1・5・9月に東京(両国)、3月に大阪、7月に名古屋、11月に福岡で開催される。  WEB  [13]
  • 温泉 — 日本全国各地に温泉がある。
  • カラオケ — 多くの都市の繁華街には「カラオケボックス」がある。多くの英語曲、中国語曲、韓国語曲が収録されており歌う事が可能。
  • スキー — スキー場が北海道、東北地方、新潟県に多くある。12月から3月頃までがシーズン。
  • ゴルフ — ゴルフ場が日本各地にある。旅行代理店を通しての利用申し込みも可能。
  • 野球 — プロ野球は、日本野球機構に属するセントラル・リーグとパシフィック・リーグには合計12球団があり3月下旬から10月初旬まで公式戦を行っているほか、独立リーグとして四国・九州アイランドリーグとベースボール・チャレンジ・リーグにもそれぞれ6球団がある。また、社会人・大学・高校などアマチュアの大会やリーグもあり、春と夏に甲子園で開催される高校野球はテレビで全国放送されている。
  • サッカー — 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)には36チームが加盟しており、ディビジョン1 (J1) とディビジョン2 (J2) に分かれて総当り戦を行っている。(J2は3回戦総当り)
  • ギャンブル — 日本には合法的なギャンブルとして、公営競技(中央競馬・地方競馬・競輪・競艇・オートレース)、パチンコ・パチスロ、宝くじ・サッカーくじがある。

食べる

寿司  
日本の代表的な食べ物。手で握った酢飯に魚の切り身をのせた「握り寿司」のほか、様々な種類のものが各地に点在する。握りずしは高級店のほか、定価が決まっており皿の枚数で計算する「回転すし」がある。その他、魚とすし飯を箱に入れて押した「押し寿司」、油揚げを煮たものにすし飯を入れた「いなりずし」、魚あるいは野菜・卵焼き・かんぴょうなどを入れて海苔で巻いた「のりまき」、細かく切った具を混ぜるもしくはすし飯に生魚を乗せた「ちらしずし」など。


刺身  
日本料理。魚を生のまま薄く切ってわさびを入れた醤油をつけて食べる。太平洋岸もしくは関東ではマグロ、山口県ではフグ、高知県ではカツオ、各地でイカ・蛸など。発展したもので新鮮な牛肉をレア状態で食べる「牛さし」、熊本県で馬肉の「馬刺し」など。

飲む

日本酒  
日本独自の製法で作られる、基本的に米を原料としたアルコール飲料。温めたり冷やしたりと温度を変えて楽しめる世界的にも稀なお酒。日本全国で様々なものが作られている。品質に一定の基準があり、品質的には低水準である「普通酒」、普通酒よりは上等な「本醸造酒」、原料を米だけに限定した本格的な日本酒である「純米酒」、特に米を高度に精米して格別の香りと味わいを持つように作られた「吟醸酒」、吟醸酒のさらに高級品である「大吟醸酒」がある。日本酒の生産地としては灘(神戸市東部・西宮市周辺)、伏見(京都市/伏見区)、西条(広島県東広島市)、城島(福岡県久留米市)などが生産量で多いが銘酒は左記の地域の他、主に東北地方や新潟県に有名なものが多い。


焼酎・泡盛  
蒸留酒。焼酎は安酒といわれ、品質も粗悪なものが多かったが、数十年前から九州地方各地で乙類焼酎(現地・九州では甲類に比べて劣るというマイナスイメージから「本格焼酎」と名乗る)の風味を楽しむ文化が出来た。近年の日本では焼酎の人気が高まっており、消費量も増えている。泡盛は沖縄県の焼酎だが、製法や税率が異なるとして「沖縄ブーム」の際に人気が出ている。
 所在  麦焼酎は長崎県壱岐市発祥。米焼酎は熊本県で人気。蕎麦焼酎は宮崎県で人気。芋焼酎は鹿児島県で人気。泡盛は沖縄県のみで生産。


ジャパニーズウイスキー  
スコットランドのスコッチ、アメリカのバーボンに比べ個性がないといわれた日本のウイスキーだが、サントリー・ニッカの2大メーカーが独自のブレンドでジャパニーズウイスキーとして評価されつつある。関西地方などではサントリー、東北・北海道などではニッカが主流。近年では日本でも各社からシングルモルトウイスキーが発売され、評価が高まりつつある。


ビール  
日本のビールは大手5社(アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ・オリオン-アサヒと業務提携)が主流だが(なおオリオンビールは営業エリアが沖縄県限定であるので、実質的には大手4社の寡占である)、最近では各地でビール製造の小企業が増えつつある(地ビールと呼ばれる)。ラガービールタイプのビールが圧倒的な主流で、よく冷えたビールが好まれる。多くの飲食店には生ビールの装置が設置されており、ジョッキで提供される。


ワイン  
日本のワインは葡萄の品種や好みの関係で極度の甘口であり、本場物に比べ嫌われていたが、現在では日本のワインも渋味等が本場に近くなったため、見直された。主なものは十勝ワイン(十勝支庁)、甲州ワイン(山梨県甲州市中心)、巨峰ワイン(久留米市)など。


ソフトドリンク  
日本ではあらゆる場所に数多くの自動販売機が設置されている。治安が良いため、自動販売機の設置に問題が無いという事情がある。そのためソフトドリンクの入手は容易である。コンビニエンスストアでも数多くのソフトドリンクを販売している。冷たい飲み物と暖かい飲み物が販売されていて、その割合は季節に合わせて変動する。一般的に販売されているソフトドリンクは、コーラ、お茶(緑茶・紅茶・烏龍茶)、コーヒー(缶入りまたはチルドパック)、サイダー・ラムネ、ファンタ、スポーツドリンク、カルピス(乳酸菌飲料)、濃縮還元果汁ジュース、ミネラルウォーター(日本で主流なのは無発泡性の軟水)がある。ノーカロリーやカロリーオフの製品もいくつか有る。変わった物としては、お汁粉、甘酒、コーンスープが売られている場合もある。値段は350ml缶が120円、500mlペットボトルが150円、コーヒーの場合は180ml程度の小さい缶で120円である。


栄養ドリンク  
疲労を回復させたい、眠気覚ましをしたい、体調が良くない、性的な能力を強くしたい、そんな日本人が多く利用するのが栄養ドリンクである。日本人のワーカーホリック的活動を支えている商品群である。旅行中、体力の不足を感じた際にはこれを試してみるのが良いだろう。通常は薬局やドラッグストアで販売されているが、医薬部外品や効能の弱いものであればコンビニエンスストアでも購入出来る。主要な内容成分はカフェインと各種ビタミン、タウリン等の栄養素、それに生薬(漢方薬や西洋のハーブ類)である。有名なブランドとして、リポビタンD、アリナミン、リゲイン、ユンケル、ゼナがある。価格は一本150円程度から高級品では3000円程度まで各種ある。

また、栄養ドリンクとは違うが、日本では飲酒文化が深いため、胃腸ドリンクや強肝ドリンクも多く販売されている。購入場所は上記と同様。主なブランドはソルマック、太田胃散内服液、ウコンの力、液キャベ、パンシロンなど。

泊まる

詳細については宿泊施設の形態(日本編)を参照の事。

シルバースター登録制度

高齢の人や障害を持っている人でも安心して利用できる宿泊施設を整備するため、設備・サービス・料理などの面で一定基準を満たしている宿泊施設を全国旅館生活衛生同業組合連合会が認定登録する制度。登録された宿泊施設は「人に優しい宿サイト」で探すことができるほか、電話 (0120-357-489) での予約もできる。 [14]

大規模な観光地ならば宿泊施設が整備されている場合が多いが、祭りなどの時期はそれでも満室状態のホテルが続出することが多い。そのため、予定が決まっているのならば事前の予約が望ましい。また、日本語が喋れない場合は英語などの使用が可能な従業員がいるかどうか確かめておくと良い。日本では、旅行関係者であっても日本語以外の言語を理解できない者は多い。

また、他国では良くあるチップの習慣は、日本においては存在しないと言って良い。そのため、ボーイやフロントなどにチップを渡す必要はない。高級なホテルや高級なレストランでは「サービス料」の名目で10%程度の料金が加算されている場合がある。

宿泊施設も様々あり、旅行形態に応じて選択が可能である。

日本国内における主な宿泊施設
  • 観光型宿泊施設:観光スポットに立地された宿泊施設。観光シーズンになると宿泊費が割高になる傾向になる。
    • リゾートホテル — 観光地に立地するホテル。観光を想定した宿泊施設であるため、グループ泊が前提で1名からの宿泊は不可能である場合が多い。費用は¥15,000程度。
    • 旅館 — 和式建築の中~大規模宿泊施設。純和風の雰囲気を味わう事ができる。費用は¥7,000~20,000とピンキリで、特に老舗と呼ばれる由緒ある旅館の場合には費用が高くなる傾向にある。
    • 民宿 — 小規模の和風宿泊施設。家族経営で行われる事が多く、農家や漁師が観光シーズンに合わせて副業で行われる事が多い。費用は¥6,000程度と比較的安価でそれなりのサービスを満喫できるのが特徴。
  • 都市型宿泊施設:都市部を中心に立地された宿泊施設。観光以外にもビジネス(出張)目的で利用される事もある
    • シティホテル — 繁華街に立地される大型宿泊施設。高級ホテルと呼ばれてるものもこれに該当する。宿泊以外にも結婚式やレストランでの食事、ショッピングと多目的に利用が可能。費用は¥20,000程度と割高。中にはスィートルーム一泊¥百万というホテルもある。
    • ビジネスホテル — 主に出張者を想定した宿泊施設。その為、一人からでも宿泊が可能。費用は¥7,000程度。
  • 仮眠施設:基本的に寝床が提供されるだけで、それ以外食事等についてはセルフサービスが基本
    • キャンプ場
    • 山小屋 — 富士山や南アルプスなどに見られる、登山客が道中に休憩や仮眠を取ったり、天候悪化に伴い避難できるように設置された施設。山小屋には無人であったり、有人で食事などが提供される場合などある。費用は有人小屋の場合¥3,000~¥6,000程度、山頂に近くなるほど高くなる。
    • インターネットカフェ — 繁華街にあるマンガやインターネット閲覧ができる喫茶店。深夜営業を行っている店舗の場合、仮眠がとれるような設備が整っていたりする。費用は¥2,000程度。
    • ゲストハウス — 一般家屋を改装した簡易宿泊施設で、基本的にドミトリー(相部屋)形式である。費用は¥1,000~3,000程度で、滞在費用を安くすることができるからバックパッカーに好まれる。元は一般家屋な為、ガイドブックに取り扱われていなかったり、観光案内所で問い合わせても回答が得られないケースが多い。その為、ある程度は事前調査が必要。情報:全日本ゲストハウス総合サイト(http://www.koyomiya.jp/guesthouselist.html


学ぶ

働く

日本国内で外国人が働くためには就労ビザが必要である、短期滞在など就労が許可されないビザで入国して、就労している事が発覚した場合、「不法就労」となり厳重な処罰と強制退去の処分を受ける。

就労ビザを取得するためには、日本の雇用者から保証を受け、日本国外にある日本大使館・領事館で就労ビザを申し込む必要がある。なお就労ビザが許可される職業は、高度な専門知識や専門技術が必要なものに限られており、単純労働については許可されない。就労ビザの有効期間は1年から3年の期間である。

ワーキング・ホリデー制度は日本では、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、中華民国(台湾)の国籍を持つ18歳以上25歳(または30歳)以下の若者を対象とした制度で、通常は1年間の滞在と就労を許可するビザが発給される。この制度が適用されてビザを取る事が出来た人は、日本に渡ってから、仕事を探すということも出来る。職種は一部を除いて、限定されていない。

なおこれらのビザで風俗産業に就労するのは違法行為であるので、注意が必要である。

気を付ける

日本は国際的にも治安が良いことで知られており、統計的に犯罪の発生件数も減少傾向にある。殺人や強盗などの凶悪事件については特に減少している。日本では女性が一人で夜間に道を歩いていても普通である。(ただし暗い場所などでは注意を要する)だが、依然として安全と思われる日本でも犯罪被害が発生していることは事実であるので、一定の注意を要する。

また、日本は麻薬犯罪に対する取り締まりが厳しく行われており、欧州諸国で「ソフトドラッグ」と認識されている薬物を所持していただけでも、数年間の懲役刑を受ける可能性がある。

犯罪対策

ひったくり対策

特に大阪地区を観光する際は、ひったくり犯罪に注意するべきである。 ひったくり犯罪の主要な手口は犯人はバイクに乗り、後方から接近して被害者のバッグを奪う例が多い。

  • カバンを車道側に持たない
  • カバンはたすき掛けにして持つ

スリ対策

列車内などの混雑した場所では注意が必要。

  • ズボンの後ろのポケットに財布を入れない。
  • 混雑する場所では常に財布等貴重品に気を払う。

性犯罪対策

若い女性は以下の点について注意する必要が有る。

  • 暗い夜道を歩かない。出来るだけ大きな通りを通る。深夜の公園は避ける。
  • 電話をかけながら歩いたり、音楽を聴きながら歩くのは危険。(特に夜間)
  • 部屋では鍵をかけ、知らない人が来ても部屋に入れてはいけない。
    • ホテル従業員を名乗っている場合はフロントに電話連絡して本当か確かめる。

痴漢対策

首都圏の混雑する列車では痴漢被害が多発しているので、若い女性は注意が必要である。

  • バッグなどの荷物で身体をカバーする。
  • ドア付近は混雑するので、ドア付近に立たないようにする。
  • ラッシュアワーには女性専用車を利用する。
  • スカートを履いてエスカレーターを上がる際には、背後に気を付ける。(盗撮の危険がある)

ぼったくり対策

特に新宿・歌舞伎町や港区・六本木ではぼったくりの被害が多く報告されている。

  • 客引きの勧誘に惑わされない。(店は自分自身で選ぶ、あらかじめガイドブックなどで店の情報を仕入れておく)
  • 相場より著しく安い料金は警戒する
  • 飲食する前に、料金表示を確認する。
  • 泥酔しない。(請求書の内容が正しいか判断出来る状態で店を出る)
  • クレジットカードを使用した際は、請求金額が正しいか確認する。

もし、あなたが犯罪被害に遭った場合は速やかに警察に相談すること。(近くの交番・警察署へ行くか、電話で110番通報を行う)

地震対策

日本は地震多発地帯にあるので、常に地震の危険に備えなくてはならない。

1995年に発生した阪神淡路地震では5000人以上の人が死亡するなど、大きな被害があった。東海地方は数十年以内に大きな地震が発生するであろうと予想されており、東京も地震の危険性がある。

日本では緊急地震速報というシステムが気象庁によって整備されており、地震の始めの小さな振動から、大きな揺れが発生するかしないか予測し、大きな揺れが発生する場合は、大きな揺れが始まる前にテレビやラジオで速報が伝えられる。速報が伝えられてから大きな揺れが来るまでの時間は、数秒である。その間に安全を確保しなければならない。

屋内で強い揺れに襲われた際は、机やテーブルの下に身を隠し、落下物に当たらないように注意して、揺れが止まるまで待たなければならない。地震の際に屋外へ飛び出すのは危険である。屋内での危険は、落下物によるものがあるので、家具の上やベッドの上には物を置かないようにすること。固定されてない家具や本棚は倒れる場合があるので気を付ける事。

屋外で地震に遭遇した際には、レンガの壁やコンクリートブロックの壁には近づいてはいけない。倒壊の危険があるからである。ガラスパネルや自動販売機などからも遠ざかった方が良い。

海の近くに居る場合、大きな地震に遭遇したら、無条件で急いで高台へ逃げなければならない。津波の危険があるからである。津波は短時間で到達する。小さな地震を感じた場合は、遠くで大きな地震が起きた可能性があるので、テレビかラジオで「津波警報・津波注意報」が発令されていないか確認する。ラジオのNHK第二チャンネルでは津波の危険がある場合、英語で警告の放送を行っている。「津波警報・津波注意報」が発令された場合は、高台に避難しなければならない。

大地震の場合は、余震による被害や火災による被害を避けるために、避難場所へ逃げなければならない。通常は近隣の学校が避難場所に指定されている。

災害の際には、安否確認などの目的による電話通話が殺到するので、電話はつながらない状態が続く。携帯電話ももちろん、混雑によって使えない状況になる。災害時の連絡方法としては、NTTが災害用伝言ダイヤルサービス[15]を提供している。また、携帯電話の場合、混雑時は、通話よりもデータ通信の方がつながりやすい傾向がある。

その他

  • もし、あなたが盗難被害を受けて、旅行保険に入っている場合は、旅行保険の保険金支払いを受けるための証明書が必要なので、近くの交番か警察署へ行く必要がある。詳しくは旅行保険会社に相談して、指示に従う。
  • もし、あなたが財布などの貴重品やバッグなどをどこかへ落としたか置き忘れた場合は、近くの交番か警察署で遺失物の届け出を行うと良い。なお、列車内に物を忘れた場合は鉄道会社の遺失物センターへ連絡すること。たまに遺失物が戻ってくる場合がある。
  • もし、あなたが他人が落とした財布などの貴重品を見つけた場合は、近くの交番か警察署へ届け出ておくと良い。6ヶ月間で持ち主が見つからなかった場合、その警察に渡した物はあなたの物になる。持ち主が見つかった場合は法律により5%から15%の謝礼を受け取ることが出来る。
  • 東京都内では警視庁が外国人向けの困りごと電話相談窓口を設置している。電話番号は03-3503-8484で、英語と中国語は毎日8時30分から17時00分まで、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ペルシャ語、ドイツ語、タガログ語、ウルドゥー語、ロシア語、タイ語は月曜日から金曜日の間の8時30分から17時00分までである。

健康を保つ

衛生状態

日本の水道水は一般的に飲用に適する。ほとんどの飲食店の衛生水準は高く、個人経営の小さな店舗であっても食中毒の心配は滅多に無い。魚介類や鶏卵の生食も通常は安全である。(加熱が必要な魚介類も存在するので注意が必要であるが、飲食店で料理を食べる場合は、適切な調理がされているので心配は無い。)

伝染病の状況

伝染病の流行状況であるが、デング熱、黄熱、マラリア、日本脳炎は近年の流行例が無い。日本では狂犬病は1956年以来、犬、ヒト、共に発生例が無い。エイズは感染者が増加しているので、不特定の者との性行為の際は、相手が異性であろうと同性であろうと、コンドームを使用するべきである。結核は依然として感染者が発生している。2009年においては新型インフルエンザが流行の兆しを見せているので、急な発熱があった場合は医療機関の診察を受ける必要が有る。

医薬品

医薬品の持ち込み

日本は薬事法が厳しいため、あなたが普段服用している薬があったとしても、それを合法的に日本に持ち込めるかどうかは、確認が必要である。薬の種類によっては持ち込むことが出来ない場合がある。その場合は代替となる薬を、自国で処方してもらえるか、あるいは日本で入手する方法があるか、確認しなければならない。 あなたが慢性疾患などで、普段何かの薬を服用している場合は、その薬の一般名(商品名ではない)をメモして持参すると良いだろう。緊急事態の際に役に立つ。

医薬品の購入

日本では医薬品は、大きく分けて「医師の処方が必要な薬」「医師の処方箋無しで売っても良い薬」に分かれている。医師の処方が必要な薬を入手するためには、病院で診察を受けなければならない。医師の処方箋無しで売っても良い薬は、安全性が比較的高い薬に限られており、一般的な、頭痛薬、風邪薬、胃腸薬、下痢止め、便秘薬、乗り物酔いの薬、目薬、筋肉痛の薬、虫さされの薬などはドラッグストアに行けば購入出来る。特に作用が穏やかで、安全性の高い薬は、コンビニエンスストアなどでも購入出来る。

一般的な注意

夏期の日本は高温多湿であり、熱射病予防のため十分な水分補給が必要である。冬期はインフルエンザや風邪の流行があるので、外出から帰った際や人で混雑する場所へ行った際には、うがいと手洗いをすると良いだろう。

日本で救急車による救助を要請する場合は119番に電話する。

英語の通じる医療機関

アメリカ大使館のウェブサイトに日本各地の英語の通じる医療機関の案内のページがある。

  • 東京都では電話での医療相談を受け付けており、英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語でも相談可能である。電話番号は03-5285-8181で、受付時間は9時00分から20時00分まで受け付けている。
  • 東京都では医療機関向けに救急通訳サービスを行っており、英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語での電話による通訳サービスを受ける事が出来る。電話番号は03-5285-8185で、受付時間は月曜日から金曜日は17時00分から20時00分まで、土曜日と日曜日や休日等は9時00分から20時00分までである。

マナーを守る

一般的マナー

日本では諸外国で行われるような、親愛の情を示すための強い抱擁は、相手が恋人である場合でも無い限り行わない。また挨拶としてのキスは行わない。(日本人は相手が恋人か配偶者である場合を除きキスをしない)これらの行為は誤解のもとになるので避けるべきである。靴は汚い物であると考えられているので、和式建築の建物や個人の家に入る際は靴を脱ぐ。

日本は島国であるため、大都市以外地域では、外国人は珍しい存在であり、外国人との交流に慣れていない人も多い。彼らは外国人を「外人」と呼び、もし話しかけられたりした場合はパニックを起こす事もあるが、それには人種差別主義の意図があるわけではない。単に慣れていないから困惑しているのだと理解して欲しい。そのような場面ではスマイルで接し、「すみません」または「こんにちわ」と呼びかけてみるのが良い。「すみません」は日本語の中では特に便利な言葉で、本来は謝罪を意味する言葉であるが、呼びかけの言葉・軽い謝罪・軽い感謝・相手に何か依頼する時・何を言って良いのか分からない際にとりあえず言っておけば良い言葉として使われている。

清潔を守る

日本人は国際的感覚からすれば、清潔を重んじる傾向が強い。特に外国人が日本を訪問した場合、体臭が強いため日本人に強い不快感を与えるケースが多い。体臭の臭さを香水でカバーする方法は最悪の選択で、強烈な不快感を周囲の日本人に与えるだろう。日本は多湿な気候の土地であるので、普通に活動していれば汗も多く出るので、体臭が強くなってしまう。特に夏期は注意が必要である。日本に滞在している間は、日本人のように毎日シャワーを浴びるか、風呂に入るのが良いであろう。日本ではドラッグストアなどで各種の制汗消臭剤が販売されているので、制汗消臭剤の利用も検討するべきだろう。制汗消臭剤の使い方であるが、入浴した後清潔な状態で、服を着る前に、脇の下を重点的に、胸や首回りに塗布(またはスプレー)して、薬剤が乾いてから服を着る。(そうしないと服に悪影響がある場合がある)ほぼ1日の間は効果が持続する。

公衆浴場のマナー

詳細については旅のテーマと主な目的地温泉も参照の事

日本では各地に銭湯(公衆浴場)があり、また温泉地も多いため温泉では「外湯」と呼ばれる温泉利用の公衆浴場もある。日本以外では同じ浴槽に全裸で入るのはみっともないとされるが、日本では「裸の付き合い」としてこのような入浴方法を大切な文化として重要視する。

公衆浴場・ホテル等の大浴場・温泉に入る際のマナーであるが、

  • まず脱衣所で服を脱ぎ、全裸の状態では陰部が他の人に見えてしまうので、小さなタオルで陰部を隠す。
  • 貴重品はロッカーに入れて鍵をかけること。
  • 浴場に入ったら、まず洗い場でよく全身を洗う。この際にお湯や水を無駄遣いしてはいけない。他人にお湯や水があまりかかららないように注意する。浴槽に入る前に体を洗う理由は、汚れた体のままで浴槽に入ると、浴槽のお湯が汚れるためである。
  • 浴場内で走ってはいけない、濡れた浴室では転倒の危険があるからである。
  • 浴槽内にタオルを入れてはいけない。タオルは頭の上に載せるか、浴槽の縁に置いておく。
  • 広い浴槽の風呂であっても、潜ったり、泳いだりしてはいけない。あまり長時間入浴するとのぼせるので注意する。
  • 浴槽から出たら、脱衣所に入る前に浴場内でタオルを使って、ある程度体に付いている水気を取る必要がある。そうしないと、脱衣所が水気で濡れて滑りやすくなってしまうためである。

なお日本の公衆浴場等ではタトゥー(入れ墨)が有る人物の入浴は断られる。治安と風紀上の理由である。

寺社参拝

詳細についてはお役立ち情報社寺参拝の作法を参照の事

日本人は8割以上の人々が伝統的に神道と仏教を同時に信仰しており、どちらも多神教的宗教であるので、宗教的には多くの人は寛容である。日本の寺院や神社のほとんどは異教徒や無宗教の人物でも参拝可能である。一部の有名寺社では拝観料が必要な場合がある。拝観料が必要な寺社の場合、通常は入り口近くに支払い施設がある。

寺院と神社の参拝において共通のマナーは、寺社は信仰と礼拝の場所であるので、静粛を守らなければならないことである。大声を出したり、走って回ってはいけない。服装は、儀礼的な参拝で無い通常の観光による参拝の場合であれば、特に規制は無いが、不潔な格好や、あまりに派手な服装は避けるべきである。

神社を参拝する際の基本的な礼儀であるが、神社の入り口にある鳥居をくぐる際には会釈(身体を45度折り曲げる礼)を行うのが礼儀正しいとされている。ただし、これは日本人でも行わない人が多い。そして、神社の参道脇にある手水舎へ行き、置いてある柄杓で水をすくい、左手、右手とすすいだ後、手に水をためて口をすすぎ(柄杓に直接口を付けてはいけない)、再度左手をすすいだ後に残った水で柄杓をすすぐのが一般的である。これは清めの儀式を簡略化したものである。神道では「穢れ」を嫌うので、清めの儀式を行ってから参拝を行う。

社殿の前に着いたら、賽銭箱にお賽銭を入れる(通常は少額の硬貨で良い)賽銭を入れる際は投げ入れるのでは無く、静かに入れる。二度、直立姿勢から身体を90度折り曲げる礼を行い、直立姿勢に戻ってから二回拍手を行い、再度もう一度身体を90度折り曲げる礼を行う。(自信がない場合は周囲の日本人が行っているのを真似すればよい)これを「二礼二拍手一礼」と呼び、ほとんどの神社で採用されている礼拝方法である。(一部神社では例外がある)

なお近親者が死亡した場合、50日間は神社の参拝を避ける習慣がある。

公共交通

列車内での携帯電話での通話は、座席で行わずデッキで行う。(メール等、騒音の出ない使用であれば問題は無い)車内では着信音が鳴らないようにマナーモードに切り替える。優先席付近では携帯電話の電源を切る。

優先席という制度は、老人、障害者、その他身体の弱い人や妊婦などのために、座席を空けておく制度で、一般の健常者は優先席に座るべきではない。大都市圏の通勤路線では、ラッシュアワーの時間帯に痴漢防止のために女性専用車が指定されている。女性専用車に男性が乗ることは出来ない。(ただし子供を除く)

日本の駅や列車内は、喫煙所や喫煙可能車両を除いて、全てが禁煙である。喫煙可能車両は多くの喫煙者が密集して喫煙するため、非喫煙者には辛い環境であるので、非喫煙者は喫煙可能車両を避けた方が良い。喫煙所が無い駅も多く、喫煙可能な車両が無い列車は大多数である。駅や列車内は禁煙と考えておいた方が良いだろう。

列車内での飲食は、新幹線や特急などの長距離列車では普通に行われており、「駅弁」と呼ばれる弁当も駅や車内販売で各種売られている。飲酒も問題無い。(泥酔するほど飲んではいけないが)一方、都市近郊の通勤列車や地下鉄車内での食事は、明確には禁止されていないが、マナー違反である。ペットボトルの飲み物を飲む程度であれば、マナー違反では無い。台湾やシンガポールと違って、罰金が科されることは無い。

連絡する

電話

携帯電話

日本では携帯電話の通信規格がいくつか存在しているが、海外の規格と互換性のないものが多いため、海外の携帯電話は日本では使えないことが多い。

電話会社が日本でのローミングサービスを提供している場合、W-CDMA規格(UMTSともいう)の第三世代携帯電話を使っていれば、日本でも自分の電話機・電話番号で通話が可能。 また、SIMカード方式の携帯電話(主にGSM規格)を使っている場合は、W-CDMA規格の電話機をレンタルし、SIMカードを差し替えることで自分の電話番号による通話が可能。

それ以外の場合は、日本向け携帯電話のレンタルを利用することになる。

以前はプリペイド携帯電話が便利に利用できたが、近年、犯罪利用防止のため、事前に利用者登録が必要となり、旅行者が購入しても利用は困難となってきている。

日本では、海外のSMS(ショートメッセージサービス)に相当するショートメール系のサービスはあまり利用されておらず、事業者間の相互接続も進んでいない。 文字メッセージにはeメールを使うのが一般的だが、海外契約の携帯電話から日本の携帯電話にeメールを送ってもスパム対策で拒否されることが多く、かといってレンタルではeメールなどは使えないことが多い。

そのため、通話以外のサービスについてはあまりあてにしないほうがよい。

携帯電話のメーカーにはau、ソフトバンクモバイル、NTTDoCoMo、ウィルコム (PHS) などがある。

国際電話

日本から外国への国際電話は、基本的に「010-国番号-相手先国内番号」となる。 ただし、マイライン未登録の固定電話や、携帯電話から発信する場合は、010の前に以下の事業者番号が必要となる。

  • 001 - KDDI
  • 0033 - NTTコミュニケーションズ
  • 0041 - 日本テレコム
  • 009130 - NTTドコモ
  • 005345 - au
  • 0046 - ソフトバンク 

海外契約の携帯電話をローミングで使用している場合は、当該電話会社の案内を参照。

このほか、格安の国際電話も多数存在する。 ただし、回線の品質は業者により差異が大きいので、使いものになるか利用者自身で検証する必要がある。

公衆電話

日本では携帯電話の普及により、公衆電話の数が急速に減少している。だが、主要な駅や施設には通常は何台かの公衆電話が設置されている。公衆電話は国内通話専用の物と、国際通話が可能な物の両方がある。公衆電話では10円硬貨、100円硬貨、テレホンカードが使用出来る。テレホンカードはコンビニエンスストアなどで販売されている。なお、公衆電話に100円硬貨を投入した場合、釣り銭は出ない。従って、公衆電話を使う場合は何枚か10円硬貨を持っておくと良い。

110番(警察)119番(消防救急)への通話は無料である。これらの緊急通報を行う場合、公衆電話の機種によっては緊急通報用の赤いボタンを押す必要がある。

公衆電話から国際通話を利用する場合は、通信会社が販売しているプリペイドカードを使用すると、通話料が安上がりな場合が多く、また国内専用と表示されている公衆電話からでも国際通話が可能である。NTTコミュニケーションズでは「ワールドプリペイドカード」、KDDIからは「スーパーワールドカード」の商品名で発売されている。また、その他各社からも国際電話用のプリペイドカードが発売されている。

郵便

日本における郵便は、封筒や私製葉書などに切手を貼るか、官製葉書を使用し、街中にあるポストに投函すれば全国一律の値段で配送される。値段は定型サイズで葉書¥50、封書¥80。日本国内の郵便の信頼性は世界の中でも極めて高い水準である。日本の郵便は約130年の長きに渡って、国営事業となっていたが、2007年10月1日をもって郵便事業株式会社へと民営化された。

国際郵便の発送も可能である。事前に料金が分かっている場合は切手を貼ってポストに投函してもよいが、料金が分からない場合は郵便局へ行くと良い。料金は送り先の国と郵便物の重さ、航空便か船便かによって違う。50グラムの封書(封筒と便箋5枚程度)を日本から米国へ送った場合の料金は航空便で190円であり、葉書であれば航空便で70円である。届くまでの日数は東京都内発ニューヨーク市内宛であれば航空便で7日程度である。宛名は英語での国名と、ほかの住所宛先は英語でも現地語でもよいが航空便の場合は「VIA AIR MAIL」(英語)もしくは「PAR AVION」(スイスのフランス語)の表示が必要。逆に日本に郵便を出す場合はローマ字(一般的にはヘボン式)もしくは日本語、最後に「Japan」を。

ファクシミリ

多くのコンビニエンスストアにはファクシミリの送受信装置がある。 セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップの各店舗(一部店舗を除く)にある機械からファクシミリの送信が可能。セブンイレブンのサービスは国内宛専用で海外へは送れない。ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップからであれば海外へファクシミリを送ることが可能。料金であるが、セブンイレブンの機械を使用して日本国内へ送った場合は一枚あたり50円、ローソンの機械を使用して米国へファクシミリを送った場合は、1枚あたり100円である。

インターネット

固定回線

都市部のホテルでは、客室にブロードバンド回線を提供するところが増えており、イーサネットを備えたノートPCを持参すれば簡単に利用できる。 そのような回線がない場合でも、客室の電話回線を利用してダイヤルアップ接続することができるが、ホテルの電話代は高いので注意が必要である。

灰色のISDN公衆電話(いわゆるグレ電)には、ISDNデータポートとアナログデータポートがあり、アナログポートにモデムを接続してのダイヤルアップ接続が可能。 ただし、公衆電話は長時間の利用を想定した立地条件になっていないことが多い。とくに電話ボックスにノートPCを持ち込んでの長時間の使用は苦痛である。 なお近年、携帯電話の普及により公衆電話は減少傾向にあるが、空港などではこれを逆手にとって、公衆電話を間引く代わりに、持参したノートPCなどを置いて利用するためのスペースとしているところもある。

ダイヤルアップのプロバイダとしては、無料で入会手続や専用ソフトが不要なSolootが便利。

PCを持参していない場合は、インターネットカフェの利用が手軽である。日本では、従来からある漫画喫茶がインターネットカフェを兼ねていることも多いので、漫画喫茶もチェックするとよい。インターネットカフェの料金は30分から1時間あたり300円程度、3時間のパック料金が1000円程度の店が多い。インターネットカフェの利用の際には身分証明書が必要な場合があるので、パスポートを持参すると良い。

モバイル回線

都市部の一部の飲食店・駅・空港・ホテルロビーなどで、無線LAN (WiFi, IEEE802.11b/g) を利用したインターネットアクセスが提供されており、無線LAN対応のノートPCやPDAを持参して利用可能。 これらは一般に月額利用料の契約を必要とするため旅行者には敷居が高いが、事業者によっては1日350~500円程度の一時利用プランを用意しているところもある。 なお、フリースポット協議会の提供するFREESPOTは、料金や契約が不要なため、旅行者でも簡単に利用できる。

屋外や出先でも確実に通信手段を確保したい場合は、定額制PHS「AIR-EDGE」のレンタルサービスが便利。

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