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| '''パキスタン・イスラム共和国''' ({{Lang|en|Pakistan}}) は[[南アジア]]のイスラム教国。 | | '''パキスタン・イスラム共和国''' ({{Lang|en|Pakistan}}) は[[南アジア]]のイスラム教国。 |
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− | ==都市==
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− | *[[イスラマバード]] - 首都。計画都市で、現在も郊外へと拡大している。1961年から首都としての機能を果たす。
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− | *[[カラチ]] - パキスタン最大の都市。スィンド州の州都で、1959年まではパキスタンの首都だった。今でも経済の中心としての役割を果たす。
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− | *[[ラホール]] - パキスタン第2の都市。パンジャーブ州の州都で、ムガル帝国の遺跡が多数あるため「ムガルの庭園」と称される。
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− | *[[ペシャーワル]] - 北西辺境州の州都で、[[アフガニスタン]]との国境に近い。国境は、ハイバル峠。
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− | *[[クエッタ]] - バローチスターン州の州都。[[アフガニスタン]]のカンダハールやイランのザーヘダーンへと続く。
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− | ==その他の旅行先== | + | == 都市 == |
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| + | <!-- 主な街だけに絞って最大9件まで掲載してください。9件を越える分は各地域の記事に掲載してください。旅行ガイドの観点からの入れ替えは可能です。 --> |
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| + | * [[イスラマバード]] ( ウルドゥー語: اسلام آباد・ Islamabad ) - 首都。計画都市で現在も郊外へと拡大している。1961年から首都としての機能を果たす。 |
| + | * [[カラチ]] ( کراچی・Karachi ) - パキスタン最大の都市、スィンド州の州都。1959年まではパキスタンの首都だった。今でも経済の中心としての役割を果たす。 |
| + | * [[ラホール]] ( لاہور・Lahore )- パキスタン第2の都市、パンジャーブ州の州都。ムガル帝国の遺跡が多数あるため「ムガルの庭園」と称される。 |
| + | * [[ペシャワール]] ( پشاور・Peshawar ) - 北西辺境州の州都で、[[アフガニスタン]]との国境に近い。国境はハイバル峠。 |
| + | * [[クエッタ]] ( کوئٹہ・Quetta ) - バローチスターン州の州都。アフガニスタンの[[カンダハール]]や[[イラン]]の[[ザーヘダーン]]へと続く。 |
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| + | == その他の旅行先 == |
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− | ==分かる==
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− | ===歴史===
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− | 1947年8月14日に英領インドから独立を果たす。
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− | ===国民=== | + | == 分かる == |
− | 人口の約半数を占めるのが、パンジャーブ州を中心とした地域に居住するパンジャービー民族で、政治や軍部での要職の多くを彼らが占める。南部のスィンド州を中心とした地域に居住するのがスィンディー民族で、人口の約13%を占める。
| + | |
| + | === 歴史 === |
| + | |
| + | 1947年8月14日に英領インドから独立を果たす。 |
| + | 以後、3度にわたり[[インド]]との間で戦争をしている。 |
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− | ===気候===
| + | 1988年8月、ズィヤーウル・ハク大統領(当時)が乗った空軍機がバハーワルプール空港を離陸直後に墜落。同大統領が死亡。 |
− | {{climate|Name=参考:ペシャワール| Jan1=11.3|Feb1=13.1|Mar1=17.4|Apr1=23.6|May1=29.1|Jun1=33.0|Jul1=32.0|Aug1=30.9|Sep1=29.0|Oct1=23.7|Nov1=17.8|Dec1=12.9|Year1=22.8| Jan2=33.3|Feb2=47.9|Mar2=71.6|Apr2=47.9|May2=23.4|Jun2=9.9|Jul2=38.7|Aug2=72.2|Sep2=22.4|Oct2=11.2|Nov2=12.9|Dec2=15.7|Year2=407.1}}
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− | ===祝日===
| + | 1988年11月、総選挙実施。ベーナズィール・ブットー率いるパキスタン人民党 (Pakistan Peoples Party: PPP) が圧勝。 |
− | ===時差===
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− | ==着く== | + | 1998年5月28日および31日にバローチスターン州チャーガイ地区で計6回の地下核実験を実施。 |
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− | 日本からの直行便は、パキスタン航空(Pakistan International Airlines: PIA)が、成田から北京経由でイスラマバードおよびカラチ、ラホールへ飛んでいる。それ以外では、タイ国際航空(バンコク経由・乗り継ぎ)、マレーシア航空(クアラルンプール経由・乗り継ぎ)、エミレーツ航空(ドバイ経由・乗り継ぎ)などを利用して行く事ができる。 | + | 1999年10月、無血クーデターによりムシャッラフ陸軍参謀長(当時)が実権を掌握。 |
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| + | 2007年12月、ベーナズィール・ブットーPPP終身党首がラーワルピンディー市内で遊説中に何者かに暗殺される。 |
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| + | 2008年2月、総選挙でパキスタン人民党が圧勝。アースィフ・アリー・ザルダーリー氏が大統領に就任。 |
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| + | === 時差 === |
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| + | 日本との時差は4時間。ただし、エネルギー節約という観点から2008年より夏時間が採用されている。いつからいつまでを夏時間とするかは、政府の発表により決定される。夏時間採用中は日本との時差は3時間となる。 |
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| + | {{DST}} |
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| + | == 着く == |
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| + | === 飛行機で === |
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| + | 日本からの直行便は、パキスタン航空 (Pakistan International Airlines: PIA) が、成田から[[北京]]経由でイスラマバードおよびカラチ、ラホールへ飛んでいる。それ以外では、タイ国際航空([[バンコク]]経由・乗り継ぎ)、マレーシア航空([[クアラルンプール]]経由・乗り継ぎ)、エミレーツ航空([[ドバイ]]経由・乗り継ぎ)などを利用して行く事ができる。 |
| イスラマバードやカラチ、ラホールが主な到着地。 | | イスラマバードやカラチ、ラホールが主な到着地。 |
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− | ===列車で=== | + | === 列車で === |
− | インドのアムリトサル(Amritsar)からラホールまでは、定期列車(Samjhota Express)が運行している。運行の頻度は頻繁に変更される可能性があり、確認が必要。
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| + | インドの[[アムリトサル]] ( Amritsar ) からラホール ( Lahore ) までは、定期列車 ( Samjhauta Express ) が運行している。運行の頻度は頻繁に変更される可能性があり、確認が必要。 |
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| + | === 車で === |
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| + | === バスで === |
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| + | パンジャーブ州のラホールと、インドの[[デリー]]との間を走るバスがある。1週間に5往復程度運行されているが、スケジュール等は現地で確認する必要がある。所要時間約12時間。食事休憩はあるが、原則として途中下車はできない。 |
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− | ===車で===
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− | ===バスで===
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− | パンジャーブ州のラホールと、[[インド]]のデリーとの間を走るバスがある。1週間に5往復程度運行されているが、スケジュール等は現地で確認する必要がある。所要時間約12時間。食事休憩はあるが、原則として途中下車はできない。
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| なお、インドへ出国するためには、インドの査証を取得する必要がある(パキスタン国内でインドの査証を申請できるのは、イスラマバードのIndian High Commissionのみ)。また、パキスタンへ戻る場合は、Multiple Entryの査証をあらかじめ日本で取得するか、インドで改めてパキスタンの査証を申請する必要がある(インド国内でパキスタンの査証を申請できるのは、ニューデリーのPakistan High Commissionのみ)。 | | なお、インドへ出国するためには、インドの査証を取得する必要がある(パキスタン国内でインドの査証を申請できるのは、イスラマバードのIndian High Commissionのみ)。また、パキスタンへ戻る場合は、Multiple Entryの査証をあらかじめ日本で取得するか、インドで改めてパキスタンの査証を申請する必要がある(インド国内でパキスタンの査証を申請できるのは、ニューデリーのPakistan High Commissionのみ)。 |
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| 現時点で、パキスタンへ行くための客船は運航されていない。 | | 現時点で、パキスタンへ行くための客船は運航されていない。 |
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| 国語は[[ウルドゥー語会話集|ウルドゥー語]]。だが、実際に現地で口語として話されている言語は州によって異なり、スィンド州ではスィンディー語が、パンジャーブ州ではパンジャーブ語などが話されている。 | | 国語は[[ウルドゥー語会話集|ウルドゥー語]]。だが、実際に現地で口語として話されている言語は州によって異なり、スィンド州ではスィンディー語が、パンジャーブ州ではパンジャーブ語などが話されている。 |
− | またペシャーワルやクエッタなどではアフガニスタンからの難民も多いため、パシュトー語も話されている。
| + | またペシャワールやクエッタなどではアフガニスタンからの難民も多いため、パシュトー語も話されている。 |
| ウルドゥー語は異民族同士が会話する時や、テレビ、新聞などで使用されており、公用語である英語も都市部を中心に、広く通している。 | | ウルドゥー語は異民族同士が会話する時や、テレビ、新聞などで使用されており、公用語である英語も都市部を中心に、広く通している。 |
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| ただし、各地の警察署でイスラーム教徒ではないことを証明する書類を作成すれば、高級ホテルなどの部屋では入手できる場合がある。 | | ただし、各地の警察署でイスラーム教徒ではないことを証明する書類を作成すれば、高級ホテルなどの部屋では入手できる場合がある。 |
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| パキスタンではイスラム教批判などの言論の自由はなく、違反した場合投獄や死刑に処されることがある(イスラム教からの改宗も死刑になるとされている)。観光客でもパキスタン国内でイスラム教批判は絶対タブーである。 | | パキスタンではイスラム教批判などの言論の自由はなく、違反した場合投獄や死刑に処されることがある(イスラム教からの改宗も死刑になるとされている)。観光客でもパキスタン国内でイスラム教批判は絶対タブーである。 |
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危険情報: この地域のうち一部地域には、日本の外務省から退避を勧告する、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2010/12/6現在有効ですが、その後も継続・随時拡大されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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|
国旗
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位置
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基礎データ
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首都
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イスラマバード
|
政体
|
連邦共和制
|
通貨
|
パキスタン・ルピー (PKR)
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面積
|
803,940km² 水面積率: ○○%
|
人口
|
159,196,336人
|
言語
|
ウルドゥー語
|
宗教
|
イスラム教(国教)(外務省サイトより引用)
|
電気
|
110・230V 50Hz A・B・B3・C型プラグ
|
国際電話番号
|
+92
|
ドメイン
|
.pk
|
時間帯
|
UTC +5
|
パキスタン・イスラム共和国 (Pakistan) は南アジアのイスラム教国。
パキスタンの地図
- イスラマバード ( ウルドゥー語: اسلام آباد・ Islamabad ) - 首都。計画都市で現在も郊外へと拡大している。1961年から首都としての機能を果たす。
- カラチ ( کراچی・Karachi ) - パキスタン最大の都市、スィンド州の州都。1959年まではパキスタンの首都だった。今でも経済の中心としての役割を果たす。
- ラホール ( لاہور・Lahore )- パキスタン第2の都市、パンジャーブ州の州都。ムガル帝国の遺跡が多数あるため「ムガルの庭園」と称される。
- ペシャワール ( پشاور・Peshawar ) - 北西辺境州の州都で、アフガニスタンとの国境に近い。国境はハイバル峠。
- クエッタ ( کوئٹہ・Quetta ) - バローチスターン州の州都。アフガニスタンのカンダハールやイランのザーヘダーンへと続く。
その他の旅行先[編集]
分かる[編集]
1947年8月14日に英領インドから独立を果たす。
以後、3度にわたりインドとの間で戦争をしている。
1988年8月、ズィヤーウル・ハク大統領(当時)が乗った空軍機がバハーワルプール空港を離陸直後に墜落。同大統領が死亡。
1988年11月、総選挙実施。ベーナズィール・ブットー率いるパキスタン人民党 (Pakistan Peoples Party: PPP) が圧勝。
1998年5月28日および31日にバローチスターン州チャーガイ地区で計6回の地下核実験を実施。
1999年10月、無血クーデターによりムシャッラフ陸軍参謀長(当時)が実権を掌握。
2007年12月、ベーナズィール・ブットーPPP終身党首がラーワルピンディー市内で遊説中に何者かに暗殺される。
2008年2月、総選挙でパキスタン人民党が圧勝。アースィフ・アリー・ザルダーリー氏が大統領に就任。
人口の約半数を占めるのが、パンジャーブ州を中心とした地域に居住するパンジャービー民族で、政治や軍部での要職の多くを彼らが占める。
南部のスィンド州を中心とした地域に居住するのがスィンディー民族で、人口の約13%を占める。
参考:ペシャワールの平均気温と降水量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 |
平均気温 (℃) | 11.3 | 13.1 | 17.4 | 23.6 | 29.1 | 33.0 | 32.0 | 30.9 | 29.0 | 23.7 | 17.8 | 12.9 | 22.8 |
降水量 (mm) | 33.3 | 47.9 | 71.6 | 47.9 | 23.4 | 9.9 | 38.7 | 72.2 | 22.4 | 11.2 | 12.9 | 15.7 | 407.1 |
※データ出典 |
日本との時差は4時間。ただし、エネルギー節約という観点から2008年より夏時間が採用されている。いつからいつまでを夏時間とするかは、政府の発表により決定される。夏時間採用中は日本との時差は3時間となる。
時差早見表 (UTC +5)
日本の時刻
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現地の時刻
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※ 表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
※ サマータイム (summer time, daylight saving time, DST) 実施期間中の表の読み替え方は以下のとおり。
- 表中の日本の時刻欄からそれに対応する現地の時刻を見る場合、現地の時刻に1を加える。
(例)日本の時刻欄から見た現地の時刻が9時→サマータイム期間中の現地の時刻は (9+1=) 10時
- 表中の現地の時刻欄からそれに対応する日本の時刻を見る場合、日本の時刻から1を引く。
(例)現地の時刻欄から見た日本の時刻が9時→現地がサマータイム期間中の対応する日本の時間は (9-1=) 8時
飛行機で[編集]
日本からの直行便は、パキスタン航空 (Pakistan International Airlines: PIA) が、成田から北京経由でイスラマバードおよびカラチ、ラホールへ飛んでいる。それ以外では、タイ国際航空(バンコク経由・乗り継ぎ)、マレーシア航空(クアラルンプール経由・乗り継ぎ)、エミレーツ航空(ドバイ経由・乗り継ぎ)などを利用して行く事ができる。
イスラマバードやカラチ、ラホールが主な到着地。
列車で[編集]
インドのアムリトサル ( Amritsar ) からラホール ( Lahore ) までは、定期列車 ( Samjhauta Express ) が運行している。運行の頻度は頻繁に変更される可能性があり、確認が必要。
バスで[編集]
パンジャーブ州のラホールと、インドのデリーとの間を走るバスがある。1週間に5往復程度運行されているが、スケジュール等は現地で確認する必要がある。所要時間約12時間。食事休憩はあるが、原則として途中下車はできない。
なお、インドへ出国するためには、インドの査証を取得する必要がある(パキスタン国内でインドの査証を申請できるのは、イスラマバードのIndian High Commissionのみ)。また、パキスタンへ戻る場合は、Multiple Entryの査証をあらかじめ日本で取得するか、インドで改めてパキスタンの査証を申請する必要がある(インド国内でパキスタンの査証を申請できるのは、ニューデリーのPakistan High Commissionのみ)。
現時点で、パキスタンへ行くための客船は運航されていない。
国語はウルドゥー語。だが、実際に現地で口語として話されている言語は州によって異なり、スィンド州ではスィンディー語が、パンジャーブ州ではパンジャーブ語などが話されている。
またペシャワールやクエッタなどではアフガニスタンからの難民も多いため、パシュトー語も話されている。
ウルドゥー語は異民族同士が会話する時や、テレビ、新聞などで使用されており、公用語である英語も都市部を中心に、広く通している。
パキスタンの通貨単位はルピー (PKR)。2011/11/29現在の為替レートは以下のとおり。
¥ 日本円 | ¥1.00 = PKR1.1344 | PKR1.00 = ¥0.8816 |
$ 米ドル | $1.00 = PKR88.24 | PKR1.00 = $0.0113 |
€ ユーロ | €1.00 = PKR117.743 | PKR1.00 = €0.0085 |
※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。
食べる[編集]
パキスタンの料理は、同国の歴史的経緯及び地理的関係からインド北部の料理と非常に似ている(ほぼ同じ)と言うことができる。
パキスタンはイスラーム共和国であり、国内での飲酒は原則禁止されている。国外から持ち込むアルコールも、規則上は空港で没収(一時預かり)となる。
ただし、各地の警察署でイスラーム教徒ではないことを証明する書類を作成すれば、高級ホテルなどの部屋では入手できる場合がある。
泊まる[編集]
気を付ける[編集]
パキスタンではイスラム教批判などの言論の自由はなく、違反した場合投獄や死刑に処されることがある(イスラム教からの改宗も死刑になるとされている)。観光客でもパキスタン国内でイスラム教批判は絶対タブーである。
健康を保つ[編集]
マナーを守る[編集]
連絡する[編集]
国際電話[編集]
- 日本→パキスタン
- 00xx (※1) - 010 (国際電話識別番号) - 92 (パキスタンの国番号) - 最初の0を除いた市外局番 - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
- ※1 国際電話サービスの事業者識別番号。次のいずれかを入れる。マイライン登録済の固定電話や、ウィルコムでは不要。日本#国際電話も参照。
- 001 KDDI (固定電話)
- 0033 NTTコミュニケーションズ
- 0041 ソフトバンクテレコム
- 0046 ソフトバンクモバイル
- 005345 au
- 009130 NTTドコモ
- パキスタン→日本
- 00 (国際電話識別番号) - 81 (日本の国番号) - xx (0を除いた市外局番 ※1) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
- ※1 東京なら3、携帯電話なら90または80。
この記事「パキスタン」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。
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