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アルゼンチン側のエル・カラファテからも数社がパイネへの'''ツアーバス'''を運行している(冬季は催行せず)。パイネの公園入り口までの所要時間が片道およそ5時間かかるので、プエルト・ナタレスからのツアーよりも早朝出発・深夜帰着となる。所要時間にはアルゼンチンからの出国手続きとチリへの入国手続きに要する時間も含まれており、混雑している場合は公園に入るまで余計に時間がかかる。プエルト・ナタレスからのツアーと同様、こちらもウェブ予約するなど事前手配しておくことがベターと思われる。(上記のように、ホテル・ラス・トーレスのバンを利用することも可能。)
 
アルゼンチン側のエル・カラファテからも数社がパイネへの'''ツアーバス'''を運行している(冬季は催行せず)。パイネの公園入り口までの所要時間が片道およそ5時間かかるので、プエルト・ナタレスからのツアーよりも早朝出発・深夜帰着となる。所要時間にはアルゼンチンからの出国手続きとチリへの入国手続きに要する時間も含まれており、混雑している場合は公園に入るまで余計に時間がかかる。プエルト・ナタレスからのツアーと同様、こちらもウェブ予約するなど事前手配しておくことがベターと思われる。(上記のように、ホテル・ラス・トーレスのバンを利用することも可能。)
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カラファテの市街を出て国道40号を南下し、カンチャ・カレーラ(Cancha Carrera)で西方向に進むとアルゼンチンのイミグレーション・オフィスに着く。とても小さい建物で周囲には平原が広がるだけの場所だが、ここでトイレを借りることが可能。出国手続きが終わり、しばらく走るとセロ・カスティーロの集落(Cerro Castillo、プエルト・ナタレスの北およそ60kmの場所)にあるチリ側のイミグレーション・オフィスに着く。ここも小さな建物だが、すぐ近くに土産物や軽食を扱うカフェ(Cafeteria El Ovejero)があり、トイレ利用や休憩をすることができる。そこからアマルガ湖そばの公園入口(トイレ利用可)まで車でさらに1時間強かかる。上記のイミグレーション・オフィスとカフェはいずれも小規模で、ハイ・シーズンには相当な混雑になることにも留意されたい。
  
 
国境越えとなるので'''パスポートが必要'''であること、公園の入園料としてアルゼンチンペソが使えないので'''チリペソもしくは米ドルを用意'''しておく必要があること、チリへは'''肉製品や果物の持込みが禁じられている'''ことに要注意。また、アルゼンチンとチリとの間には1時間の時差があるので、現地で集合時間の確認をする際などにはよく確認を。
 
国境越えとなるので'''パスポートが必要'''であること、公園の入園料としてアルゼンチンペソが使えないので'''チリペソもしくは米ドルを用意'''しておく必要があること、チリへは'''肉製品や果物の持込みが禁じられている'''ことに要注意。また、アルゼンチンとチリとの間には1時間の時差があるので、現地で集合時間の確認をする際などにはよく確認を。
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2019年7月14日 (日) 02:06時点における版

ペウェー湖から望むパイネの角

パイネ国立公園 (トーレス・デル・パイネ国立公園、Parque Nacional Torres del Paine) はチリパタゴニア南部にある自然公園である。


分かる

概要

アンデス山脈の一部をなし、角のような形をした山々、氷河と、それらを映す湖で有名。世界中の多くのトレッキング愛好者やクライマー達が憧れる場所である。

「Paine」は、先住民 (indigenos) の古語で「青」の意味であり、著名な3本の尖峰であるTorres del Paine(トーレス・デル・パイネ)は、スペイン語で「Paineの塔」の意味である。その他、グランデ峰(パイネ・グランデ、Cerro Paine Grande)、クエルノス峰(Cuernos del Paine、スペイン語で「パイネの角」)、グレイ氷河 (Glaciar Grey)、グレイ湖 (Lago Grey)、ペオエ湖 (ペウェー湖、Lago Pehoé)、ノルデンフェールド湖 (Lago Nordenskjöld) などが公園内の美しい景観を形づくる。

尖峰群を周回するトレッキング路があるが、その南側のみの "The W" と呼ばれるルートが特に人気があり、通常5日間をかけて歩く(もちろん、その一部のみを歩く事も出来る)。

歴史

1959年に、豊かな自然が残る広大な地域が国立公園に指定された。1978年には、ユネスコの「生物圏保存地域(エコパーク)」として登録された(「世界遺産」ではない)。

風景

氷河によって削られた花崗岩の岩峰が数多くあり、麓の湖や緑とのコントラストが印象的な風景を形成する。

動植物

パタゴニアのチリ側は、太平洋から吹く偏西風がアンデスの山々にぶつかることでもたらされる降雨があり、樹木や高山植物が多く生育する。その大地にはアンデスの高地に生息するラクダの仲間であるグアナコの群れが草を食み、空を見上げればコンドルが翼を広げて飛んでいる。

気候

南緯51度に位置し、沿岸を流れるペルー海流が寒流であるため、一年を通して寒冷な気候。パタゴニア特有の強風で体感温度はさらに下がることが多い。観光のハイシーズンとなる夏季(11月~3月)でも上着が必要。


着く

公園入口

国立公園へのアクセスの拠点となる街は、チリ側ではプエルト・ナタレス (Puerto Natales)、アルゼンチン側エル・カラファテ (El Calafate)である。

プエルト・ナタレスからパイネへ

パイネへのもっとも一般的なルートはプエルト・ナタレスから多くの旅行社が催行しているバスでのツアーに参加する方法である。早朝に出発して公園内を巡り夜に街へ戻ってくる日帰りツアーとなる。国境は越えないがパスポートが必携。現地の旅行社オフィスで手配することも可能だが、満席だったり逆に参加者が少なすぎて催行されない場合もあるので、各社のウェブサイトで予約するなど事前手配しておくほうが確実だろう。

国立公園内で数日滞在したり独自でトレッキングする予定の場合は、レンタカーを利用するか、プエルト・ナタレスからの送迎バスを利用する。バスは9~翌4月末までは一日2往復、冬季は減便となる。公園では2箇所に停車し、アマルガ湖の公園入り口まで所要2時間、サルト・グランデ最寄りの山小屋や湖を渡る船の発着場があるプデート(Pudeto)まで所要3時間前後。料金は片道CL$8,000・往復CL$15,000(2018-19年シーズン)。トーレス・デル・パイネへアクセスするにはアマルガ湖でホテル・ラス・トーレスのミニバンに乗り換える。(同ホテルでは、プエルト・ナタレスなど周辺都市からの有料シャトル・バンのサービスも提供している。下記「#泊まる」を参照されたい。)

送迎バス予約サイト

なお、プエルト・ナタレス近郊には小さな空港(テニエント・ジュリオ・ガラルド空港、Aeródromo Teniente Julio Gallardo、PNT)があり、LATAM Chile航空が季節便を首都サンティアゴと州都プンタ・アレナスから運航している。それ以外のアクセスで一般的なのは、サンティアゴからの定期便もあるプンタ・アレナスの空港からプエルト・ナタレスまでバスで所要およそ3時間。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからは同空港への路線がないので、陸路での国境越えとなるが空港があるエル・カラファテもしくはリオ・ガジェゴスからバスで、それぞれおよそ5時間の移動を要する。

エル・カラファテからパイネへ

アルゼンチン側のエル・カラファテからも数社がパイネへのツアーバスを運行している(冬季は催行せず)。パイネの公園入り口までの所要時間が片道およそ5時間かかるので、プエルト・ナタレスからのツアーよりも早朝出発・深夜帰着となる。所要時間にはアルゼンチンからの出国手続きとチリへの入国手続きに要する時間も含まれており、混雑している場合は公園に入るまで余計に時間がかかる。プエルト・ナタレスからのツアーと同様、こちらもウェブ予約するなど事前手配しておくことがベターと思われる。(上記のように、ホテル・ラス・トーレスのバンを利用することも可能。)

カラファテの市街を出て国道40号を南下し、カンチャ・カレーラ(Cancha Carrera)で西方向に進むとアルゼンチンのイミグレーション・オフィスに着く。とても小さい建物で周囲には平原が広がるだけの場所だが、ここでトイレを借りることが可能。出国手続きが終わり、しばらく走るとセロ・カスティーロの集落(Cerro Castillo、プエルト・ナタレスの北およそ60kmの場所)にあるチリ側のイミグレーション・オフィスに着く。ここも小さな建物だが、すぐ近くに土産物や軽食を扱うカフェ(Cafeteria El Ovejero)があり、トイレ利用や休憩をすることができる。そこからアマルガ湖そばの公園入口(トイレ利用可)まで車でさらに1時間強かかる。上記のイミグレーション・オフィスとカフェはいずれも小規模で、ハイ・シーズンには相当な混雑になることにも留意されたい。

国境越えとなるのでパスポートが必要であること、公園の入園料としてアルゼンチンペソが使えないのでチリペソもしくは米ドルを用意しておく必要があること、チリへは肉製品や果物の持込みが禁じられていることに要注意。また、アルゼンチンとチリとの間には1時間の時差があるので、現地で集合時間の確認をする際などにはよく確認を。

エル・カラファテへのアクセスについては、同記事での説明を参照されたい。

料金/許可

アマルガ湖から車で10分ほどの場所にある公園入り口で料金を払う。通常、パイネ国立公園を巡るバスツアーでもこの料金は含まれておらず、チリペソもしくは米ドル(US$33、2019年4月現在)を用意しておく必要がある。

動く

ParqueNacionalTorresDelPaine map jp 01.jpg


公園の入り口のアマルガ湖 (Lago Amarga) と、ラス・トーレス (Las Torres) 地区の間にミニバンの運行がある。料金は片道3,000CLPである(2019年4月現在)。

グレイ湖のグレイ(Hostería Lago Grey)とグレイ氷河(Refugio Grey)の間、ペオエ湖のプデート(Refugio Pudeto)とパイネ・グランデ (Guardería Paine Grande) の間には、カタマラン船(双胴船)の運航がある。

国立公園地図(スキャン画像)

公園内にはそれ以外の公共交通機関が無いので、ツアーバスを利用するか、ヒッチハイクすることになる。

公園の公式マップ


観る

アマルガ湖 (Lago Amarga)  
パイネ国立公園への入り口の手前10分ほどの場所にある湖。ヒスイ色の湖面越しに、「トーレス・デル・パイネ」(パイネの3本の尖塔)や「パイネの角」を眺めることが出来る。
 所在  公園入り口の10分ほど手前。
アマルガ湖


クエルノス展望台 (Mirador Cuernos)  
ノルデンフェールド湖(Lago Nordenskjöld)を望む高台。対岸に「パイネの角」、左手にフランス谷を挟んでパイネ最高峰の「パイネグランデ」を臨むことが出来る。常に風が強く吹くことでも有名。周辺は、2011年末にキャンパーの火の不始末によって発生した大規模火災によって15,000haにわたり焼失し、かつて南極ブナの林だった場所が残念ながら立ち枯れの白い木が広がる平原となってしまっている。
 所在  パイネ大滝(サルト・グランデ)最寄りの駐車場があるプデート(Pudeto)からトレッキング路を約4km(片道およそ1時間)歩いた場所。アップダウンはそれほど無い。
クエルノス展望台


パイネ大滝 (Salt Grande、サルト・グランテ)  
ノルデンフェールド湖とぺウェー湖(Lago Pehoé)の間には高低差があり、その間にパイネ大滝がある。氷河湖のヒスイ色の水が勢いよく流れ落ちる様子をすぐ近くから眺めることができる。
 所在  ぺウェ湖の北、プデート(Pudeto)
パイネ大滝


ビジターセンター  
トロ湖(Lago del Toro)湖畔にあるビジターセンターではパイネ国立公園の歴史、自然の解説展示を見ることが出来る。
 所在  トロ湖畔
ビジターセンター

遊ぶ

買う

食べる

レストラン・ミラドール  
ぺウェー湖の東岸、オステリア・ペオエ内にあるレストラン(下記の「泊まる」参照)。


カフェテリア・プデート 地図  
ぺウェー湖の東岸、船着場があるプデート(Pudeto)地区にある山小屋のような小さなカフェ。サルト・グランデ方面へのトレッキング路の出発点にある。

飲む


泊まる

パイネ国立公園内の宿泊は、ホテル、山小屋、およびキャンプ場の3通りある。

宿泊所

公園内には、ホテル(Hosteria)、山小屋(Refugio)、およびキャンプサイトがある。 ホテルは設備は整っているが、3泊で$2,000USを越える。山小屋は、素泊まりでUS$35前後、3食付(Full Board)でUS$75ぐらいであるが、すぐ満室になるので、出来るだけ早く予約すること。キャンプサイトは、山小屋に併設されていることが多い。テントなどを貸し出してくれるところもある。

Las Torres地区

ここには、ホテル、山小屋およびキャンプ場の3種類の宿泊施設がある。


ホテル ラス・トーレス (Hosteria Las Torres) 地図  
公園内にある数少ないリゾートホテル。プエルト・ナタレスからの送迎バスが停車する公園入り口から、連絡バン(片道3,000ペソ)を利用、あるいは徒歩で1時間半ほど。オール・インクルーシブのプランを利用する客は、プエルト・ナタレス、プンタ・アレナス、エル・カラファテからの送迎バンを無料で利用できる(それ以外の利用客もチャーター可能)。
 所在  アマルガ湖公園入り口から7.5Kmの場所、refugioやキャンプサイトの先に建つ。  電話  (56)(61) 360364 – 360365  WEB  [1]
 e-mail  [2]
 時間    料金  US$2,284/3泊、一人
ホテル ラス・トーレス


Refugio Las Torres  
山小屋、複数の2段ベッドの相部屋だが、とても清潔。レストラン、バー併設。温水シャワーあり。売店があり、トレッキング用品、キャンプ用品の購入可能。調理用ガスボンベも販売している。
 所在  アマルガ湖公園入り口から7.5Km。Las Torres地区の一番手前  電話  (56) (61) 360-361, anexo 380  WEB  [3]
 時間    料金  $35(素泊)-$76(3食付)
Refugio Las Torres


Refugio El Chileno  
Las Torres地区から、登山道を登り、パイネの尖塔展望台へのトレッキングコースのほぼ中間にある山小屋。Refugio Las Torresに比べると小さい小屋で、宿泊施設は清潔感にはかけるが、山小屋としては合格レベル。レストランがあり、食事ができる。また(インスタント)コーヒーも販売している。
 所在  Las Torres地区から徒歩2時間半  電話  (56) (61) 360-361, anexo 380  WEB  [4]
 時間    料金  
Refugio El Chileno

ぺウェー湖東岸地区

オステリア・ペオエ (Hostería Pehoé) 地図  
ペオエ湖に浮かぶ小島にあるホテル。湖越しにパイネ・グランデやパイネの角の雄大な姿を眺めることができる人気の宿(一部の客室からはその風景を見ることができないとのこと)。車道から徒歩専用の橋で島に渡る。施設内のレストラン・ミラドール(Mirador)は宿泊客以外も利用可能。
 所在  プデートから南へ車で数分の場所。  電話  +562 33002909  WEB  [5]
 時間    料金  

Paine Grande(ぺウェー湖北西)地区

グレイ湖南岸地区

グレイ湖北岸地区

Los Cuernos(ノルデンフェールド湖北岸)地区

サーキット北側地区

その他

キャンプ

OサーキットやWルートのトレッキングコース上に10箇所以上のキャンプ場が存在する。2019年10月15日から、すべてのキャンプ場について事前予約が必要となる。下記のウェブ記事を参照されたい。

NAMBEI NEWS「チリ、トレス・デル・パイネ国立公園:キャンプに関する新ルール」

野宿

公園内での野宿は禁止されている。


気を付ける

公園内やその周辺は、一般的な携帯電話の電波が届かないエリア(2019年4月現在)。単独行動中の遭難などには要注意。

国立公園の公式サイト内に、注意事項や許可が必要な事項についての解説ページがあるので参照されたい。(2019年3月に、トーレス・デル・パイネの麓にある湖でカヤックをしていた日本人男性が退去処分にされた。)

出かける

外部リンク

  1. 国立公園局公式Web
  2. FantásticoSur(公園内宿泊施設管理会社)


この記事「パイネ国立公園」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。