危険情報: この地域のうち一部地域への渡航、滞在にあたっては、日本の外務省から渡航を延期、あるいは退避の検討・準備をするよう、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2021年1月28日現在有効ですが、その後も継続、または随時拡大・強化されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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危険情報: この地域のうち一部地域への渡航、滞在にあたっては、日本の外務省から渡航の是非を検討するよう、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2016/9/26現在有効ですが、その後も継続、または随時拡大・強化されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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危険情報: この地域への渡航、滞在にあたっては、日本の外務省から十分注意するよう、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2016/9/26現在有効ですが、その後も継続・随時強化されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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国旗
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位置
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基礎データ
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首都
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タシケント (Tashkent)
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政体
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共和国
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通貨
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スム (so‘m, сўм, UZS)
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面積
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447,400km² 水面積率: 4.9%
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人口
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26,410,416人
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言語
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ウズベク語(テュルク諸語に属する。但し、タシケント、サマルカンド、ブハラ等主として都市の諸方言はペルシア語の影響を強く受けている)。またロシア語も広く使用されている。(外務省サイトより引用)
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宗教
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主としてイスラム教スンニ派(外務省サイトより引用)
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電気
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127・220V 50Hz A・C・SE型プラグ
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国際電話番号
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+998
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ドメイン
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.UZ
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時間帯
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UTC +5
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ウズベキスタン (ウズベク語:Oʻzbekiston, Ўзбекистон, 英語:Uzbekistan) は中央アジアに位置する旧ソ連の二重内陸国。ティムール帝国の繁栄を今に伝えるサマルカンドを始め、シルクロードのオアシス都市として繁栄と衰退を経験した歴史都市、ブハラやヒヴァなどの世界遺産都市が存在する。治安も比較的優れ、近年観光産業が発展しつつあり、外国人観光客の姿も見られるようになってきた。
西部はキジルクムの砂漠地帯、東部は天山山脈系の山岳・高原地帯。
カザフスタンに近い東部に首都タシケント、さらに東側にキルギスとタジキスタンに接するフェルガナ盆地のコーカンド、南部にはサマルカンド・ブハラ・シャフリサブスなどがあり、最南部にあるテルメズはアフガニスタンに通じる。
キジルクム砂漠に覆われた西部にはウルゲンチ・ヒヴァとともにトルクメニスタンへ通じるヌクス、さらに北西部にはアラル海に近いムイナクがある。
- タシケント - Ташкент (Tashkent) - 首都。中央アジア最大の都市。国土の北東部にあり、産業・経済の中心地で、中央アジアの空の玄関ともなっている。
- サマルカンド - Самарқанд (Samarkand) - 中央アジア最古のオアシス都市。ウズベキスタン第2の街。ティムール帝国の首都として栄えた。レギスタン広場を中心とした建築群が世界文化遺産「サマルカンド-文化交差路」として登録されている。青色の装飾が施された建築から「青の都」と呼ばれる。
- ブハラ - Бухара/Buxoro(Bukhara) - 2500年以上の歴史を誇り、サンスクリット語で「僧院」を意味する名前の示す通り、16世紀のシャイバニ朝時代に建設された宗教施設がシンボルとなっている。カラーン・モスク、カラーン・ミナレットなど巨大な建造物が多い「ブハラ歴史地区」は世界文化遺産に登録されている。2011年春現在ラビハウズを中心として全体的に修復工事が行われている。
- ヒヴァ - Хива(Xiva) - ホレズムにある、砂漠の中のオアシスの街。城壁に囲まれた「イチャン・カラ」と呼ばれる旧市街の内城は、未完成のミナレット「カルタ・ミナル」を始め、メドレセ(神学校)や宮殿が立ち並ぶ博物館都市として、世界文化遺産に登録されている。35kmほど離れたウルゲンチからのアクセスとなる。
- シャフリサブス - Шахрисабз(Shahrisabz) - ペルシャ語で「緑の町」を意味する高原都市。ティムールの出身地として有名で、アク・サライ宮の門やウルグベクの金曜モスク、権力の霊廟などが残る歴史地区は世界文化遺産に登録されている。
その他の旅行先[編集]
分かる[編集]
歴史や経済、民族構成などはウィキペディアに詳しい。 Wikipedia:ウズベキスタン
参考:タシケントの平均気温と降水量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 |
平均気温 (℃) | 1.8 | 3.4 | 9.0 | 16.1 | 20.3 | 25.6 | 27.7 | 25.9 | 20.9 | 14.5 | 9.1 | 4.5 | 14.9 |
降水量 (mm) | 57.8 | 57.2 | 64.8 | 59.8 | 40.9 | 10.8 | 3.5 | 1.9 | 5.9 | 29.3 | 41.3 | 53.6 | 426.8 |
※データ出典 |
時差早見表 (UTC +5)
日本の時刻 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
現地の時刻 |
20 |
21 |
22 |
23 |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
※表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
ウズベキスタン大使館がある国からの入国の際は、その国でビザを取得する必要がある。直行便、ソウル便、モスクワ便などではタシケント空港で取得できない。日本では東京にある大使館で申請する。30日間まで取得可能な観光ビザは2000円となっている。ウズベキスタン外務省のWeb申請フォームで入力したものを印刷し申請する。関東圏からは直接大使館へ行くか、代理業者に依頼することで1週間程度で発行できる。遠方の場合は郵送でも受付可能で、その場合は発行までに3週間程度かかる。
ウズベキスタンビザ申請について - ウズベキスタン 文化・芸術フォーラム基金駐日代表部
飛行機で[編集]
日本から直接のアクセスは、飛行機となる。海外からの空のアクセスはすべてタシケントが玄関口となる。
ウズベキスタン航空で成田、関空からアクセスするか、大韓航空・アシアナ航空で仁川国際空港経由でアクセスするのが一般的である。
他、モスクワ経由のアエロフロート航空の便も安価に利用できるが、乗り継ぎに時間がかかる。イスタンブール経由のトルコ航空なども考えられる。
隣国から陸路で[編集]
シムケントからウズベク国境のジベックジョリまでバスで2時間、1000テンゲ (2016年冬)。アルマティやクズルオルダからもバスや夜行バスが出ている。国境を越えてタシケント市街までは、バスやタクシーで30分。
- トルクメニスタンから - クフナ・ウルゲンチからヌクスへ
- タジキスタンから
- パンジャケント(ペンジケント)からサマルカンドへ
- 2016年12月現在、パンジャケント⇔サマルカンド間の国境は閉鎖中。
- ホジェンドからタシケントへ(オイベク Oybek国境)
- ホジェンドからブストン行きマルシュルートカに乗りブストンへ。所要1時間、10ソモニ。ブストンからはタクシー10分ほどで国境ゲートに行ける。国境を越えてからはタクシー(1時間半、1台30USドル)などでタシケントへ行けるほか、サマルカンドへも行ける。安く上げたいならグリスタンまで行き、そこで列車に乗り換えることになる (2016年冬)。
- キルギスから - オシュからフェルガナへ
- アフガニスタンから - マザーリシャリフからテルメズへ
タシケントからウルゲンチまで国内線で移動してから、ヒヴァ、ブハラ、サマルカンド、タシケントと陸路で戻ってくるコースをとる人が多い。
飛行機で[編集]
ウズベキスタン航空がタシケントからサマルカンド、ブハラ、ウルゲンチに就航している。
列車で[編集]
全体的に本数が少なく使い勝手が悪い。都市間移動は1日1~2本程度。曜日によっても異なる。
- タシケント - ウルゲンチ … 20時間、寝台53,000スム程度。曜日により発車時間変動。
- タシケント - サマルカンド … 3時間、寝台60,000スム程度 (2016年冬)。
宿にて車のチャーターを依頼し、次の町まで移動することもできる。
乗合タクシーがバスターミナルなどから出ており、長距離移動もこなせる。人数や時間帯、方向によって料金は変動する。
- ヒヴァ - ウルゲンチ … 40分、4,000スム前後
- ウルゲンチ - ブハラ … 5.5~6時間、70,000スム前後
- ブハラ - サマルカンド … 3時間、30,000スム前後
バスで[編集]
主要都市間も結んでおり、安くて本数も多い。
- タシケント - サマルカンド … 3時間強、10,500スム、バスターミナルから1日9本程度(サマルカンドの天文台近くの新バスターミナルでは隔時でブハラ-タシケント便へのも乗車可)
公用語はウズベク語。民族共通言語としてロシア語も使用される。英語は学生や一部の観光客向けの場に話せる人がいるといった程度で、一般市民には殆ど通じない。文字はラテン文字化が進行しつつあるが、まだキリル文字が使われることが多い。
通貨はスム(сўм)。1000スム札、500スム札、200スム札、100スム札が主に流通している。
- 両替は空港・銀行・高級ホテルの窓口などでほぼ統一レート。公定レートは2016年冬現在、100円≒3000スム程度。高額の両替は、多量の札束となる。米ドル、英ポンド、ユーロ、日本円からの交換が可能。
- 公定レートと実勢レートに差がありすぎるため、闇両替が横行している。駅前や観光地、バザールなどで観光客を見つけると、札束を袋に抱えた闇両替商が「エクスチェンジ?」と声をかけてくる事がある。闇レートは1ドル≒6000スム程度 (2016年冬)。タシケントはあまりレートが良くなく1ドル≒5000スム程度。10ドル、20ドル等の小額紙幣は特にレートが悪い。
- 闇両替は、枚数をごまかされたり、腐敗警官の賄賂目当ての摘発を受けるなど、リスクもあるので自己責任で利用しよう。
- ATMはタシケント以外あまり無く、タシケントでも中身が空で実質使えないATMが多い。ドルや円の現金を多めに持参するのが良い。
- クレジットカードは極めて稀にVISAが使える程度で、高級ホテルなどを除いて殆ど通用しない。観光地では少額の米ドルで対応してくれることもある。
- 物価例、ペットボトル500mlの水が、1000スム前後。15円相当。(2016年冬現在)
- お土産として、シルク製品、手工芸品スザニ、陶器などの人気がある。
食べる[編集]
- ナン - 各都市によって違う。ヒヴァは薄め、サマルカンドは中央がくぼんだ形厚型のパン。
- ラグマン - 中央アジア風のうどん。麺はパスタときしめんの間のような細さで、トマトスープに野菜やラムなどが入っているのが一般的。焼きそばのようなラグマンも存在する。
- プロフ - ピラフ。具は都市によって異なる。
- マンティ - 薄皮肉まん型餃子。
- シャシリク - 羊もしくは牛肉の串焼き。脂身と肉部を交互に差している。玉ねぎと共に食べることが多い。
- サムサ - 春巻きの具を包んだようなパイ。
- ウグラ - 春雨のようなものが入ったスープヌードル。
- サラダ - 大根のサラダ、ニンジンのサラダ、赤カブのサラダなど。トマト・キュウリ・玉ねぎのサラダも美味しい。
- 干しメロン - 天日干ししたメロン。
イスラム教徒の国だが、酒類も販売されている。各都市のビールがある。
食事の際は緑茶が出されることが多いが、紅茶も一般的である。
ミニマーケットと呼ばれるコンビニのような商店で、ミネラルウォーターの他、炭酸ジュース類も入手しやすい。
泊まる[編集]
タシケントやサマルカンドには大規模な高級ホテルがあり、また中級ホテルも価格面で魅力的である。
地方都市では10~20ドル前後で泊まれる B&B(Bed&Breakfast) と呼ばれるゲストハウスが、アットホームな雰囲気でバックパッカーらの集う人気の宿となっている。宿泊施設の詳細な情報については、各都市の記事を参照。
気を付ける[編集]
- 公共交通機関や一部施設で写真撮影が禁止されている。地下鉄・駅・空港・大橋梁では撮影してはならない。
- 外国人旅行者は各宿泊毎にレギストラーツィア(滞在者登録)が必要。一般的にはホテルやB&Bで行ってもらえるが、民家などに宿泊する場合は役所で申請する必要がある。行っていない場合、稀に出国時審査で確認されたり、次のホテルで宿泊を拒否されることがある。
- 税関申告は正確に確実に行う必要がある。出国時、入国時の申請よりも多い額の通貨・貴重品(パソコン、スマホなど電子機器も含む)を持ち出すことができず没収される。現地で現金を引き出す場合は特に注意する。
健康を保つ[編集]
水道水の直接飲用は避けたい。生の野菜・果物を食する場合は、食あたりの危険があるため、紅茶など殺菌効果のあるものを合わせて飲むことを心がけるとよい。
感染症の危険は比較的少ないが、医薬品の不足など医療整備が遅れている部分もある。市販の医薬品はインド・ロシア・東欧などの製品が多いため、日本から持参することが望まれる。
外部リンク[編集]
この記事「ウズベキスタン」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。
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