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黒部峡谷鉄道

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黒部峡谷鉄道

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トロッコ車両(普通客車)

黒部峡谷鉄道は、富山県黒部市の宇奈月駅~欅平駅までの20.1km、標高差375mを黒部川沿いに走っていく観光鉄道である。トロッコ電車の愛称が付けられており、日本一深いV字谷といわれる黒部峡谷をトロッコ車両に乗りながら楽しむことができる。冬期は全便運休する。


分かる[編集]

黒部峡谷とは黒部川に沿ったV字峡を指すので、立山黒部アルペンルートの黒部ダムやそのさらに上流も含まれるが、ここでは一般の観光客が簡単に見学できる黒部峡谷鉄道に沿った範囲について紹介する。

黒部峡谷鉄道はもともとダム建設や補修などの資材運搬用に作られた路線で、線路の幅が通常のJRの路線より30cmも狭いために客車も小さい。宇奈月駅から欅平駅までの20.1kmの間を乗車できるが、途中で乗降できる駅は黒薙駅と鐘釣駅だけである。その他の駅は関西電力専用駅のため、一般客は途中下車できない。

宇奈月駅を出発したトロッコ電車は深く切れ込んだ黒部川の渓谷に沿って進んでいく。断崖を車両の幅だけ切り欠いて引いたような線路を走る列車は迫力があり、初夏は新緑、秋は紅葉が美しく、夏は涼を求めることができる。沿線には温泉があり、終点の欅平には付近の景勝を散策するコースもある。ほとんどの乗客は欅平駅付近で時間を過ごした後、宇奈月に戻っていく。トロッコ車両を利用する場合、宇奈月から欅平まで所要時間は1時間20分、運賃¥1,710。窓付きの車両を利用する場は追加料金が必要となる。

一般的には観光列車として親しまれているが、黒部川流域にある発電施設の維持管理を目的とした関西電力専用列車や貨物列車が運行されており、関西地方への電力供給を支えている重要な路線でもある。約20分間隔で運行できるダイヤになっているが、関西電力専用列車や貨物列車を運行させるため列車間隔が一部40分ほど開く時間帯もある。平日の昼間や夕方には貨物列車とすれ違う機会が多いので、興味があるなら平日に訪問してみるとよい。

客車・列車の種類[編集]

黒部峡谷鉄道で運行されている客車には、「普通客車」「特別客車」「リラックス客車」の3種類ある。他の鉄道会社ではトロッコ車両に乗るために追加料金がかかる。しかし黒部峡谷鉄道では窓付きの客車に乗るために追加料金が必要となり、トロッコ車両(普通客車)利用には追加料金が不要である。雨の日は合羽を着て乗らないといけないが、窓ガラスがないので天気がよい日はさわやかで景色もよく見える。

普通客車(トロッコ車両)
1列4人掛けシートで窓がない客車。追加料金なしで乗れる。時刻表では「普」または「B」と表記される。乗降する際には転落防止用のチェーンを各自で着脱すること。
特別客車
向かい合わせの固定式の座席で、開閉可能な窓付きの客車。1列あたり固定座席が3席 + 補助席1席の4人掛け。時刻表では「特」または「A」と表記される。1回の利用で¥370(大人子ども同額)。往復で利用する場合や途中下車する場合は列車ごとに追加料金が必要となる。ドアは自動で開く。
リラックス客車
進行方向に向くように座席が転換できる窓付きの客車。1列あたり2席 + 1席の3人掛けとなっている。時刻表では「R」と表記される。1回の利用で¥530(大人子ども同額)。往復で利用する場合や途中下車する場合は列車ごとに追加料金が必要となる。普通客車と特別客車では車両いっぱいに乗客が詰め込まれることがあり荷物置き場に困ることもあるが、リラックス客車では通路用のスペースが確保されているので、ベビーカーありの旅行をする場合にはリラックス客車を選択して乗車するとベビーカーの置き場に頭を悩ませずに済む。ドアは自動で開く。
混合列車
関西電力と協力会社専用の客車と工事用の貨車が連結された列車。どんなに席が空いていても一般客は利用できない。

準備する[編集]

混雑する時間帯は?

現地の駅員さんいわく、混雑しやすい時間帯が1日に2回あるという。

宇奈月温泉駅発の場合、宇奈月温泉宿泊者と予約なしの一般利用者が押し寄せる9時~11時台と、宇奈月温泉で昼食休憩を取った後のツアー客が押し寄せる13~14時台の普通客車(トロッコ車両)が混雑しやすいとのこと。

バブル絶頂で会社の慰安旅行利用が多かった頃には朝7時台の列車も混雑していたらしいが、今は個人利用が進んでしまったため空いているという。紅葉の時期で多くの列車が混雑する場合でも、欅平駅発の最終列車は空いているので、観光客の積み残しはないという。

ちなみに、現地の駅員さんたちは旅客始発列車の1本前の混合列車で現地に行き、旅客最終列車後の混合列車で帰ってくるとのこと。

旅行の時には朝をゆっくり過ごすのも良いが、早起きしたり、あえて極端に時間をずらして利用したりすると比較的混雑を避けることができるのではないだろうか。

トロッコ電車は全列車とも座席定員制になっており、乗車するには乗車券の他に乗車する列車の時間と号車の指定を受ける必要がある。当日に予約なしで購入してもよいが、混雑期には電話またはインターネットで予約しておいた方がよい。ただし予約可能な列車は原則的に宇奈月駅発の列車だけで、混雑する観光シーズンは復路の列車(欅平駅発、釣鐘駅発)の予約は現地でしか受け付けていない。混雑状況によっては予定していた列車に乗れない場合があるので注意が必要。現地に到着した後に窓口で帰りの列車の予約をしておいた方が無難である。

1日乗車券といった乗り放題きっぷは販売されていないため、乗車するたびに切符の購入をしなければならない。また途中下車制度がないため、途中下車したい場合は目的地までの切符をその都度購入する必要がある。個人利用の場合は原則的に正規料金での利用となるが、11月下旬は晩秋割引として往復利用の運賃が2割引きとなる。窓付きの車両に乗車する場合は1回ごとに追加料金が必要となるが、一部区間のみ運転再開している時期には往復とも同じ車両に乗車する必要があるため、片道の追加料金で往復とも利用可能になる。

トンネル内はひんやりとしているため、長袖の羽織物を持っていくとよい。

トロッコ電車の運賃(大人:円)
宇奈月
570 黒薙
1,210 650 鐘釣
1,710 1,140 490 欅平
車両別の追加料金(1回の利用、大人子ども同額)
車両の種類 追加料金 窓の有無 1列あたりの座席数
トロッコ車両 なし -- 4人掛け、背もたれなし。
特別車両 ¥370 固定座席が3席 + 補助席1席の4人掛け。
リラックス車両 ¥530 2席 + 1席の3人掛け。
  • ○…窓あり。

参考金額[編集]

片道をトロッコ車両、もう片道をリラックス車両を使用した場合の運賃・料金の合計金額を以下に示す。出発駅は宇奈月駅とし、全線開通している場合の大人の正規運賃とする。

  • 例1 鐘釣駅まで往復する場合 - ¥2,950
  • 例2 欅平駅まで往復する場合 - ¥3,950
  • 例3 鐘釣駅で途中下車し欅平駅まで行って戻ってくる場合 - ¥3,940
    • 往路にトロッコ車両、復路にリラックス車両を利用。
    • 鐘釣駅で途中下車しない場合よりも¥10だけ安くなる。

現地に向かう[編集]

トロッコ電車に乗車するためには富山県黒部市にある黒部峡谷鉄道の宇奈月駅を目指す必要がある。欅平駅へは関西電力の関係者以外は原則的に上級者向け登山道を何時間も歩く必要があり、鐘釣駅と黒薙駅には外部からアクセスできる道路自体がないので、アクセスが簡単な宇奈月駅を出発駅とする。宇奈月地区へ向かう路線バスはないため、鉄道または車でのアクセスとなる。

期間限定ではあるが、2015年5月から土休日限定でアルペンルートの室堂駅からの直通バスが1日1本運行開始した。

鉄道で[編集]

似たような駅名に注意

あいの風とやま鉄道を利用して訪れる場合、地鉄との乗り換え駅は、富山駅または魚津駅が挙げられる。ここで注意するべきは富山駅と隣接している駅は電鉄富山駅であるが、魚津駅と隣接している駅は新魚津駅という点である。魚津駅と電鉄魚津駅は数kmほど離れているので、帰りに間違えて下車してしまうと接続列車に乗り換えられない…、ということも起こりうるので注意。富山地方鉄道の略称が地鉄なのに、駅名では電鉄○○が使われている点も(分かりにくいが)慣れるしかない。

まずは富山地方鉄道(以下、地鉄)本線の終点である宇奈月温泉駅を目指し、宇奈月温泉駅から黒部峡谷鉄道の宇奈月駅まで徒歩移動すればよい。北陸新幹線を利用して訪れる場合、富山駅または黒部宇奈月温泉駅を目指せばよい。

富山駅から[編集]

富山駅の南口(正面口)を出て電鉄富山駅に向かい、宇奈月温泉駅行きに乗車すればよい。普通電車と特急電車を合わせて毎時1~2本ほど運行している。宇奈月温泉駅までの所要時間と運賃は以下の通り。

  • 普通電車で約100分、¥1,790。
  • 特急うなづき号で約70分、¥1,990(特急料金¥200含む)。全車自由席。
  • 観光列車「アルプスエキスプレス」の場合、2号車は指定席となり、運賃の他に指定席券¥210が必要となる。車内で購入すればよい。特急列車として運行される場合には特急料金が必要になる。
  • 観光列車特急「ダブルデッカーエキスプレス」の場合、運賃の他に特急券が必要。2階建て車両利用にはは指定席となり、運賃の他に指定席券¥210が必要となる。富山駅の改札窓口または車内で購入すればよい。
    • 特急の自由席を利用 - 1・3号車は自由席なので、運賃 + ¥200で乗車可能である。
    • 特急の指定席を利用 - 2号車は指定席なので、運賃 + ¥410で乗車可能である。

黒部宇奈月温泉駅から[編集]

黒部宇奈月温泉駅の東口に出て南に行くと、地鉄の新黒部駅がある。宇奈月温泉駅までの所要時間と運賃は以下の通り。

  • 普通電車で約36分、¥630。
  • 特急うなづき号で約18分、特急料金¥200。全車自由席。

宇奈月温泉駅に着いたら[編集]

宇奈月温泉駅

地鉄の終点に着いたら改札口を出て、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅乗車券売り場まで徒歩で移動すればよい。地鉄の駅舎と黒部峡谷鉄道の駅舎は200mほど離れており、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗車する際には乗車列車の時間と乗車する客車の指定をしてもらう必要があるので、乗り換え時間15分以上確保するように公式アナウンスされている。

地鉄の終点に到着後の流れとしては、最後尾車両の一番後ろ側のドアよりも後方にある階段を上って改札口を通り抜け、駅前広場に向かう階段を降り、温泉噴水がある方とは反対側へ向かっていく。そしてお土産店が並ぶ緩やかな上り坂を歩いていき、進行方向左側にある駅舎の中に入るとよい。乗車券売り場には5つの窓口があり、手続き方法の違いによって、事前予約・団体予約・当日券の窓口が異なる。目的の窓口に間違えずに並んで乗車券の購入(または引き換え)などを行えばよい。

改札はトロッコ電車の発車10分前から開始される。改札口も一般客と団体客で異なるので、並び間違えないように注意すること。

バスで[編集]

期間限定ではあるが、2015年5月から土休日限定でアルペンルートの室堂駅からの直通バスが1日1本運行開始した。

  • 室堂駅→宇奈月温泉を2時間55分、大人¥4,500で結んでいる。
  • 宇奈月温泉に到着時間がトロッコ電車の運行終了後の18時半ごろなので、このバスを利用する場合は宇奈月温泉で宿泊し、翌日トロッコ電車を利用することとなる。

車で[編集]

北陸自動車道:黒部ICから県道14号線を利用して宇奈月方面に13kmほど向かえばよい。駅前に駐車場があり、普通車なら1日¥900、2日¥1,100で利用できる。

乗車する[編集]

宇奈月駅

黒部川沿いを走るトロッコ電車に乗るのであれば黒部川がよく見える方の窓側に座りたいものである。宇奈月駅発の列車の場合、鐘釣駅までは進行方向右側、鐘釣駅~欅平駅は進行左側の窓側に座ればよい。切符を購入する際に乗車列車の号車のみ指定され、座席の位置までは指定されないので、座りたい席があれば早い者勝ちになる。早めに改札口で並んで待っておくとよい。

楽しみ方[編集]

トロッコ車両と散策を楽しむ[編集]

トロッコ電車に乗りに来たのであればトロッコ車両(普通客車)に乗らないともったいない。往復ともトロッコ車両を利用するのもよいが、行きにトロッコ車両に乗り込み、鐘釣駅や欅平駅周辺の散策を楽しんだ後、窓付きの客車に乗って帰るという観光客が多い。散策で疲れた後に窓付きの客車に揺られながら、うたた寝もできるのでおすすめである。

宇奈月駅の改札口に近い車両は窓付きの客車なので、復路に窓付きの客車に乗ると宇奈月駅到着後に歩く距離が若干短くて済む利点もある。

車内アナウンスを楽しむ[編集]

トロッコ電車では、富山県滑川市出身の女優である室井滋さんが車内アナウンスを担当しており、行きは名所案内を中心の、帰りは駅名の由来を中心の車内放送が流れる。帰りよりも行きの方が放送が入る回数が多い点とトロッコ車両では放送が聞き取りにくい点を考慮すると、行きは窓付きの車両を利用し、帰りにトロッコ車両を利用すると車内アナウンスをより楽しむことができる。

沿線の見どころ[編集]

トロッコ電車の沿線の観光名所や各駅の情報は以下の通り。

トロッコ電車の各駅情報など
駅名 よみがな 標高 移動距離 所要時間 列車から見える観光名所
宇奈月駅 うなづき 224m 2.1km 25分 新山彦橋、宇奈月ダム
(柳橋駅) やなぎばし 265m
3.0km 宇奈月湖、猿専用吊り橋、仏石
(森石駅) もりいし 309m
1.4km 森石橋
黒薙駅 くろなぎ 326m
0.5km 35分 後曳橋
(笹平駅) ささだいら 327m
2.1km 出し平ダム
(出平駅) だしだいら 370m
2.7km 出六峰
(猫又駅) ねこまた 358m
2.5km ねずみ返しの岩壁、錦繍関:きんしゅうかん
鐘釣駅 かねつり 447m
3.2km 20分 黒部万年雪、最も長いトンネル
(小屋平駅) こやだいら 531m
2.6km 小屋平ダム
欅平駅 けやきだいら 599m
  • 駅名が( )で挟まれている駅は一般客が乗降できない関西電力専用駅である。
  • 駅名が太字の駅は一般利用ができる旅客駅である。
  • 所要時間は大まかな目安であり、厳密に測定したものではない。途中駅における対向列車とのすれ違いの有無によって数分ほど異なる。
  • 一部の列車は黒薙駅を通過するので注意が必要。

宇奈月駅[編集]

新山彦橋を通過中のトロッコ列車

宇奈月温泉街では、「宇奈月食べ歩きクーポン」というスイーツ引き換え券3枚とセレネ美術館の割引券がセットになったクーポン券が¥500で販売されている。温泉街にある和菓子やアイスを販売している12店舗と黒部市中心街にある13店舗(2015年4月現在)から3店舗を選んでクーポン券と商品を引き換えもらい、食べ歩きをしながら温泉街や足湯を巡ることができる。アイス・和菓子・飲み物など引き換え可能なスイーツのジャンルが広いので心残りがないようにパンフレットを良く見て選ぶとよい。クーポンの販売場所は、地鉄:宇奈月温泉駅から徒歩1分(トロッコ列車乗り場から徒歩6分)の場所にある観光案内所を兼ねた休憩所「いっぷく処」で9:00~16:00の時間で販売している。

  • 富山地方鉄道・宇奈月温泉駅に隣接(乗り継ぎは15分程度かかる)。駅前には温泉の噴水がある。


湯の街ふれあい音楽祭モーツァルト@宇奈月  
毎年9月に宇奈月温泉街で開催される音楽祭。宇奈月温泉の遠景がオーストリアのザルツブルグに似ていること、宇奈月とザルツブルグの川の上流にアーチ式のダムがあること、第1・2回の実行委員長がモーツアルトと音楽が大好きだったこと、などがきっかけとなって2010年から開催されるようになった。年々参加者が増えていき、4年目の2013年には開催日が2日間から3日間に延長されるほど人気となった。どこかのホールだけで演奏されるわけでなく、ホテルのロビーでの演奏を聴いたり、足湯に入りながら聴けたり、臨時列車の中で聴けたりできるなど、通常の演奏会とは違った雰囲気で音楽を楽しむことができる。
 所在  宇奈月温泉街など。


宇奈月温泉  
富山県随一、北陸でも有数の温泉である。駅前には温泉噴水があり駅付近と温泉街の2ヶ所に足湯がある。駅付近には黒部川電力記念館やセレネ美術館があり、少し離れて不動の滝や黒部川を望む山彦展望台などがある。
 WEB  [1]


宇奈月温泉会館  
宇奈月駅の近くにある日帰り温泉施設。タイル張りの熱めの内湯のみがあり、シャンプーやボディーソープは設置しておらず、昔ながらの銭湯のような雰囲気がある。
 所在  黒部市宇奈月温泉431-2、地鉄宇奈月温泉駅から徒歩2分。  電話    WEB  
 営業時間  9:00~22:00(冬季は21:00まで)、定休日:月曜。  料金  大人¥350、小学生¥100、幼児¥50。
宇奈月温泉会館


とうふ&スイーツの店 やまとや  
豆腐屋。豆腐で作ったスイーツが人気。
 所在  黒部市宇奈月温泉252-1  電話  (0765) 62-1704  WEB  [2]
 営業時間  9:00~18:00  値段  


河鹿  
宇奈月温泉駅前にある食事処。
 所在  黒部市宇奈月温泉330-19。  電話  (0765) 62-1505  WEB  [3]
 営業時間  11:00~14:00 17:00~24:00、定休日 火曜  予算  


カフェ モーツァルト  
モーツァルト好きのマスターがモーツァルトの生家をイメージして作った喫茶店。モーツァルトの名曲がBGMとして流されている。食べ歩きクーポンでは季節のアイスが食べられる。
 所在  黒部市宇奈月温泉294-1、地鉄宇奈月温泉駅から徒歩1分。  電話  (0765) 62-1255  WEB  [4]
 営業時間  8:15~19:00、不定休。季節によって変動あり。  予算  コーヒー¥450、ケーキ¥450~。
カフェ モーツァルト


宇奈月麦酒館  
地ビールの「宇奈月麦酒」が飲める。
 所在  黒部市宇奈月町下立687 富山地方鉄道下立(おりたて)駅徒歩8分  電話  (0765) 65-2277  WEB  [5]
 営業時間  レストラン:平日10:00~18:00/土日祝10:00~21:00  料金  地ビール3種¥540など


宿泊施設  
宇奈月温泉観光協会では17の宿泊施設を紹介している。
 所在    電話  (0765) 62-0022
 FAX  (0765) 62-0012
 WEB  [6]
 時間    料金  


宇奈月ニューオータニホテル (トロッコと峡谷の宿)  
黒部川を見渡す露天風呂がある。トロッコ電車の駅まで徒歩5分。
 所在  黒部市宇奈月温泉352。  電話  (0765) 62-1311
 FAX  (0765) 62-1540
 WEB  [7]
 時間  チェックイン 15:00 チェックアウト 10:00   料金  冬の謝恩特別プラン1泊2食付¥9,600~。別注料理、岩魚の骨酒¥840、活あわびのバターステーキ¥2,625、氷見牛のサーロインステーキ150g¥4,980、200g¥6,640要予約、ボリューム満点焼きカツランチ¥1,300、季節の風味たっぷり「味わい弁当」¥1,500、ホテル特製とろけるビーフカレー¥1,500。


ホテル フィール宇奈月  
宇奈月温泉駅から徒歩1分。1階はブルーシールアイスを提供するカフェ。
 所在  黒部市宇奈月温泉462-2。  電話  (0765) 62-9520  WEB  [8]
 時間    料金  

黒薙駅[編集]

後曳橋を通過中のトロッコ列車

黒薙温泉への最寄り駅。というよりも黒薙温泉以外へ行く道がないため、温泉利用者と工事関係者しか利用しない駅でもある。

黒薙温泉へ行くにはホームの中ほどにある階段を下りて線路を横切る必要がある。トロッコ電車が停車しているときには線路を横切れないため、列車が駅を出発するまで待つ必要がある。逆に列車到着間際には線路を横切れないため、帰りは時間に余裕を持って駅に戻って来るように心がけたい。

駅から黒薙温泉まで約600mほど離れており、駅と温泉旅館の付近にある急な階段を克服すれば道中はコンクリート舗装された軽いアップダウンがある道を進めばよいので、歩いていくにはそこまで大変ではない。途中数か所ほど小さな沢を横切る個所があるが、悪天候の後や雪解けの時期には落石の危険があるので、できるだけ立ち止まらずに少し足早に進むように注意書きがある。

当駅に駅員はいるものの切符の販売や座席の指定はしていないため、空いている座席を見つけてその車両に乗り込むことになる。ホームの中ほどかホームの宇奈月駅寄りでトロッコ電車が進入して来るのを待ち、減速しながら目の前を通過していく客車のどこに空席が残っているか素早く確実に探し出せばよい。乗車券は当駅で購入できないため、宇奈月駅で事前に往復乗車券を購入しておくか、切符を持っていない場合には下車駅で清算すればよい。 飲料水の自動販売機も当駅には設置されていないため、事前に購入していておくか、黒薙温泉で購入しておくしかない。



黒薙温泉旅館  
峡谷では最古の温泉で、宇奈月温泉のすべての湯量を賄っている源泉の宿。28畳ほどの広さがある混浴の大露天風呂があり、日帰り入浴だけの利用可。 男女別の内風呂や女性専用の露天風呂もある。混浴露天風呂はバスタオルや水着着用のままでも入浴可。受付横に記念スタンプが2種類ある。
 所在  黒部市宇奈月黒薙。黒部峡谷鉄道黒薙駅から徒歩15分。  電話  (0765) 62-1802  WEB  [9]
 時間    料金  大人¥600、子ども¥300。レンタルバスタオル¥100。1泊2食¥9,600。
黒薙温泉旅館

鐘釣駅[編集]

鐘釣駅

宇奈月駅から1時間ほど進んだ場所にある駅。宇奈月駅から鐘釣駅までの間にトロッコ電車の名所の多くが集結しているため、バス旅行のツアー団体はこの駅で折り返すことが多い。この駅で折り返す場合、切符購入の手続きの関係で20分以上後の列車に乗車することとなる。

鐘釣駅から徒歩3分ほどの場所に1年を通して雪が溶け消えることがない万年雪(年によっては溶けてなくなることもある)が黒部川の対岸にあり、河原沿いに作られた展望台から眺めることができる。鐘釣駅周辺では、黒部川の河原を掘ると温泉が出てくることで有名であり、駅から徒歩15分の場所には無料で 入れる河原露天風呂がある。囲いや屋根がない大自然の中にあり見学者がちょくちょく訪れるので川の本流の真横にある湯船に入るには勇気がいるが、河原の端の方には簡易脱衣所とビニールシートで目隠しされた小さな岩風呂があるので、入浴していても恥ずかしくならずに済む。

川の一部をせき止めてお湯だまりにした場所があるので、川岸にレジャーシートを敷いたりきれいな石をイス代わりにして足湯を楽しむとよい。


鐘釣温泉旅館  
黒部川の河原にある露天風呂が有名。日帰り入浴(8:30~15:30)する場合は事前連絡が必要。
 所在  鐘釣駅から徒歩10分。  電話  (0765) 62-1103  WEB  [10]
 時間    料金  
鐘釣温泉旅館


鐘釣美山荘  
万年雪を望む宿。鐘釣駅徒歩1分。
 所在  黒部市宇奈月温泉32-1。  電話  (0765) 62-1248  WEB  [11]
 時間    料金  
鐘釣美山荘


鐘釣駅売店  
鐘釣駅構内にある売店。
 所在  黒部市黒部峡谷口11。  電話  (0765) 62-1410  WEB  [12]
 営業時間  9:00~16:30  値段  値段

欅平駅[編集]

黒部峡谷鉄道の終点。これより先は関西電力専用線なので一般客はここで下車する。1つのホームに欅平駅到着の列車と宇奈月駅へ出発する列車が縦列駐車するため、ホームが長い。

駅の2階にはレストランがあり、カレーライス(¥700)やうどん(¥600~)などの定番料理の他に、富山名産で数量限定の「しろえびかき揚げ丼」(¥950)が提供されている。欅平駅周辺にある唯一のレストランであるため、観光シーズンの昼食時間には混雑しやすい。

駅の近くには黒部川から高さ34mある赤い奥鐘橋、足湯のある河原展望台、人においかぶさるように岩肌が削り取られた人喰岩があり、これら巡るだけなら30分ほど。奥鐘橋と人喰岩の間に観光客用のヘルメット置き場があり、無料で借りることができるので、必要に応じてかぶっていくとよい。

駅から黒部川を下流へ向かって延びる遊歩道を20分ほど歩くと猿でも飛んで渡れるようなくらいに川幅が狭くなった猿飛峡(さるとびきょう)に着く。猿飛峡展望台で行き止まりになっており、ここで休憩したら同じ道を戻っていくことになる。

欅平新周遊コース
欅平駅からパノラマ展望台までの標高差約260mまでを結ぶ散策コース。途中、高低差が200mほどあるの工事用の竪坑エレベータを利用し、登山道や長さ250mのトンネルを通るルートで、北陸新幹線の金沢開業に合わせて整備された。

途中、竪坑エレベータを利用する都合上、ツアー申込者のみ利用可能となる予定であり、現地で思い付きで行くことができないので注意が必要。詳細は黒部峡谷パノラマ展望ツアー参照。


欅平温泉猿飛荘  
 所在  欅平から徒歩5分。  電話  (0765) 62-1004  WEB  [13]
 時間    料金  


名剣温泉  
黒部峡谷鉄道終点「欅平」から徒歩約15分の秘湯。冬季休業。
 所在  黒部市宇奈月町欅平。欅平駅より徒歩15分。  電話  (0765) 52-1355  WEB  [14]
 時間    料金  


祖母谷温泉 (ばばだにおんせん)  
黒部峡谷鉄道欅平駅から白馬岳に向かい徒歩50分の山小屋。河原を掘ると露天風呂ができる。
 所在  黒部市宇奥山国有林。欅平駅より徒歩50分。  電話  シーズン (0765) 62-1038、オフ (04) 7198-4528  WEB  [15]
 時間    料金  1泊2食¥8,000、日帰り入浴¥500(小¥300)。


仙人温泉  
黒部峡谷鉄道欅平駅から剱岳に向かい徒歩10時間程度。歩いてしか行けない温泉の一つ。
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  1泊2食¥8,000。

気を付ける[編集]

乗車時の注意点[編集]

  • 列車から手や体を出さない - 手掘りのトンネルを小型の車両が進んでいくので、他の鉄道会社よりも車両と沿線の障害物までの距離が小さいため、体の一部を車両から出してしまうと大ケガにつながる。
  • 車内にトイレはないため、事前に済ませておくこと。
  • 山の天気は変わりやすく、トンネル内は涼しいため、長袖の防寒着を持って行った方がよい。
  • 観光シーズンの週末には欅平駅から希望する列車に乗れないこともある。欅平駅に到着後、早めに帰りの列車の指定を受けたうえで散策するとよい。

散策時の注意点[編集]

生きている黒部の大自然

黒部峡谷鉄道の駅周辺では「生きている黒部の大自然」を楽しむことができる一方、自然が相手なので危険が潜んでいる。心配しすぎることはないかもしれないが、どのような危険があるか知った上で、万が一の場合に備えておくとよいのではないだろうか。特に猿飛峡遊歩道は「100%の安全を保障しているものではありません」との注意書きがされている看板が設置されているほどの場所なので、散策するときは自己責任で。

立ち入り禁止エリアに入らない[編集]

崖や落石が多く、寒暖差が激しい過酷な自然環境の中に遊歩道があるため、観光客が安全に過ごせるようになるまでに整備に時間がかかる場合がある。そのため、雪解けや悪天候の日からかなり日時が過ぎていても立ち入り禁止が解除されていないことが多い。天気がいいから大丈夫だろうと勝手に判断して立ち入り禁止になっている遊歩道や河原に入らないようにすること。

十分な登山装備をしないまま遊歩道から離れて登山道を歩くことも控えた方がよい。

足元や頭上に注意[編集]

遊歩道の途中区間には必要最小限な分だけ岩肌がくり抜かれた場所や横向きにすれ違うスペースがかろうじて確保できるくらいの狭いトンネルが数か所ある。頭をぶつける危険性がある場所には赤く塗装がされていたり、滑りやすい個所には滑り止めが施されてはいるが、ケガをしないように慎重に進むようにした方がよい。対向者とすれ違うことに気を取られ頭上に張り出した岩に頭をぶつけてしまうこともあるので注意した方がよい。

異変が起きたら川からすぐに上がる[編集]

サイレンが聞こえたら
鐘釣や欅平では河原に下りて遊ぶことができるが、黒部川に複数あるダムで放水が行われる可能性がある。ダムの放水の合図としてサイレンが鳴るので、サイレンが鳴ったらできるだけ早く川から離れて高い場所に移動するように心がけたい。
川がにごり始めたら
上流部から濁った水が流れ始めたら河川の水位が急激に上昇する鉄砲水の危険性がある。山の天気は変わりやすく、自分がいる場所では晴れていても上流部では雷雨なんてこともある。川の水位や水の色にも気を配るようにするとよい。

外部リンク[編集]