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高雄市

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高雄市

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旗津半島、天后宮のランタン

高雄(たかお、カオション、Kaohsiung)は台湾南西部にある、新北に次ぐ台湾第二の大都市。国際的なコンテナ港である高雄港に面し、台湾北部の基隆、台湾東部の花蓮とならぶ港湾都市である。人口は約277万9千人(2014年12月現在)。高雄市政府


地区[編集]

空から見た高雄の街並み
  • 楠梓区:高雄市の最北部に位置する。
  • 左営区:高鉄(台湾高速鉄道、台湾新幹線)左営駅や広告でよく使用される龍虎塔で有名な蓮池潭や孔子廟がある。
  • 鼓山区:打狗英国領事館文化園区や寿山公園、哈瑪星など見どころが多い。
  • 三民区:台鉄(台湾鉄路管理局)高雄駅を含め、高雄市で最も栄えている地域。また東側は旧高雄県に面し、九曲橋で有名な澄清湖が近い。
  • 鹽埕区:愛河の河口西側に位置する旧市街で、旧高雄市役所を利用した高雄市立歴史博物館などがある。塩埕区と表記しているものもある。
  • 前金区:高雄駅の南西で愛河の東側に位置し、愛河沿いの雰囲気のいいレストランなどが多い。
  • 新興区:高雄駅の南東に位置し、六合夜市や新堀江などが有名。
  • 苓雅区:高雄の象徴である高雄85大樓やデパートなどが集まる三多商圏がある。
  • 旗津区:旗津半島が離れ島になっており、片道15元のフェリーで渡る。天后宮や旗後灯台、旗後砲台など見どころが多い。
  • 前鎮区:高雄港に面する工業区だが、統一夢時代購物中心や宜家家居(イケア)など郊外型ショッピングモールも多い。
  • 小港区:最南部に位置し、高雄小港空港がある。
  • 鳳山区
  • 大樹区
  • 鳥松区
  • 橋頭区


分かる[編集]

概要[編集]

高雄駅前(建国三路)付近の様子

地名の由来は、清の時代に「打狗」(タゴウ、原住民の言葉で「竹」の意味)と読んでいたが、日本統治時代に「高雄」(タカオ)に改められ、中華民国となった後も表記はそのまま使われ、読み方だけ中国語の「カオション」になった、というもの。

台北市に続き、1979年7月1日に直轄市に昇格したことにより、高雄県が2010年12月25日に高雄市へ統合されるまで、高雄市は高雄県に含まれなかった。また、高尾山がきっかけで、東京都八王子市と2006年に海外友好交流都市提携をしている。


気候[編集]

緯度的には熱帯に属するが常夏というわけではなく、冬季は1月で15~20度(日が落ちたらジャケットやコートなどの羽織るものが必要)。

高雄の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)19.320.322.625.427.528.629.228.728.226.724.120.725.11
降水量 (mm)16.020.538.869.8197.4415.3390.9416.7241.942.718.716.21,884.9
データ出典

着く[編集]

飛行機で[編集]

高雄小港空港

高雄小港空港 (高雄國際機場、正式名称:高雄國際航空站) — 高雄の空の玄関口。国際線と国内線のいずれもこの空港を発着している。  WEB  高雄小港空港 地図

国際線[編集]

北京上海香港バンコクシンガポールなどの路線がある。

日本路線[編集]

2017年4月1日現在

  • 成田国際空港(東京)から約4時間
    • 日本航空 JL811(毎日運航)
    • バニラ・エア JW135(毎日運航)
    • チャイナ エアライン CI103(毎日運航)
    • エバー航空 BR107(毎日運航)
    • タイガーエア台湾 IT281(火・金曜運航)
  • 関西国際空港(大阪)から約3時間30分
    • Peach Aviation MM035(毎日運航)
    • チャイナ エアライン CI167(月・水~木・土~日曜運航)、CI177(火・木~金・日曜運航)
    • エバー航空 BR181(毎日運航)
    • タイガーエア台湾 IT285(月・木・日曜運航)
    • スクート TZ287(火・木・土曜運航)
  • 新千歳空港(札幌)から約5時間
    • チャイナ エアライン CI135(火~水・金~日曜運航)
  • 福岡空港(福岡)から約3時間
    • エバー航空 BR119(月・水・木・土~日曜運航)
  • 熊本空港(熊本)から約3時間
    • チャイナ エアライン CI199(火・金・日曜運航)
  • 那覇空港(那覇)から約2時間
    • チャイナ エアライン CI133(水・土曜運航)
    • タイガーエア台湾 IT289(水・土曜運航)

国内線[編集]

  • 高鉄の登場により、高雄~台北間の路線が徐々に減便され、2012年8月31日には華信航空が高雄~台北線から撤退し、この区間の路線が消滅した。2017年現在、高雄を発着する台湾本土の都市の路線は、花蓮のみである。

空港から市内へ[編集]

空港から市内へは地下鉄(高雄捷運、MRT、以下地下鉄はMRTと表記)かタクシーを利用する。空港から市内へ行く路線バスはない。MRT紅線の高雄国際機場駅が空港に隣接しており、MRT紅線の高雄車站(高雄駅)まで約18分、35元。

列車で[編集]

  • 台北駅から高鉄左営駅までは高鉄で約1時間30分(板橋・台中のみ停車する最も速い列車)。高鉄左営駅からMRT紅線の左営/高鉄駅(左営駅)へ移動し、高雄駅方面へ(高鉄運行の無料シャトルバスは終了)。高鉄左営駅は台鉄新左営駅にも接続している。台湾高速鉄道(高鉄)地図
  • 台北駅から高雄駅までは台鉄で4~5時間(自強号)、6~7時間(復興号・莒光号)。台湾鉄路管理局(台鉄)地図 

バスで[編集]

台北や台中嘉義などからの高雄へのバスが発着している。

船で[編集]

高雄と澎湖諸島及び高雄と金門島とを結ぶ定期航路がある。所要時間は高雄~澎湖諸島航路が約4時間、高雄~金門島航路が約9時間。

動く[編集]

MRTで[編集]

MRT紅線が2008年3月に開通してかなり便利になった。また、同年9月にはMRT橘線が開通した。美麗島駅が唯一MRT同士の乗換駅である。

市の南部にある小港空港と台鉄高雄駅及び高鉄左営駅はそれぞれMRTで結ばれている。MRTに乗車する際にはルーレットのチップのような形をしたプラスチック製のトークンを自動販売機で購入して使う。トークンは入札時には定期券同様改札機のICカード感知器の部分にかざし、出札では回収のため投入口に入れるしくみとなっている。

なお、高雄のMRTの料金は20元~60元で、台北とほぼ同じである。また台北のようなフリーチケットは2017年現在取り扱いがないものの、ICカードの普卡(I Pass Card)があり、MRTのほか路線バス(高雄市バス)やフェリーにも使える。

車両内での飲食と喫煙は禁止で、見つかると1500元以上の罰金を取られる。高雄捷運

高雄捷運環状軽軌で[編集]

高雄捷運環状軽軌は高雄市で計画されているライトレール。高雄市内を一周する全長22.1kmを予定している。第1段階の開業は2017年、第2段階の開業は2019年とされている。

タクシーで[編集]

料金はメーター制で初乗り1500mまで85元、以降250mごとに5元加算される。

路線バスで[編集]

約70系統が運行され、料金は1回の乗車で12元~。普卡も使える。

レンタサイクルで[編集]

C-バイク
C-バイク (高雄市公共腳踏車租賃系統) — 2009年2月18日から高雄市政府により実施されているレンタサイクル。MRTの駅付近や主要な観光スポットに自転車のスタンドがあり、借りた自転車はどのスタンドでも返却できる。支払いはクレジットカード(VISA、マスターカード)か台湾南部で使用されているICカードの一卡通(外国人の使用は外国人登録証の番号が必要なため、台湾に在住していない外国人は使えない)で。料金は始めの1時間は無料、クレジットカードの場合は以降30分ごとに20元。  WEB  [1]

観る[編集]

愛河 (Love River) 地図  
高雄市の中心を流れて台湾海峡に注ぐ川。日本統治時代には打狗川、高雄運河と呼ばれていた。1920年に打狗の町が高雄と改称されてからは高雄川に変わり、戦後は愛河と改称した。ランタン祭りや端午節のドラゴンボートレースはここで行われている。また、愛河をクルージングする遊覧船もある。
 所在  右側の「地図」を参照。
愛河

その他エリアごとの市内の見どころについて、概要は以下のとおり。なお、見どころの詳細については各地区のページを参照。

  • 楠梓区
  • 左営区
    左営区 — 主な観光スポットは蓮池潭、孔子廟など(右画像は蓮池潭)。
  • 鼓山区
    鼓山区 — 市内でも比較的見どころの多いエリアの一つ。主な観光スポットは高雄市立美術館、西子湾、打狗英国領事館文化園区、打狗鉄道故事館など(右画像は打狗英国領事館文化園区)
  • 三民区
    三民区 — 台鉄高雄駅を中心に、見どころが点在している。区域自体が相当広く区内の観光スポットを徒歩だけでまわるのはきついので、適宜MRTやバス、タクシーなどの公共交通機関を利用するとよい。主な観光スポットは、台湾南部の道教の聖地として知られる三鳳宮、日本統治時代に建てられた台鉄高雄駅の旧駅舎を利用した展示施設「高雄願景館」、古代中国の天文学の思想からコンピューターなどの現代科学までを幅広く紹介している国立科学工芸博物館、中国の代表的なエスニックグループの一つである「客家」の伝統文化財を保存展示している客家文物館など(右画像は高雄願景館)。
  • 鹽埕区
    鹽埕区 — 主な観光スポットは、かつての倉庫などの跡地を利用したアートスポットの「駁二芸術特区」、日本統治時代に建てられた旧高雄市役所を利用した高雄市立歴史博物館など(右画像は高雄市立歴史博物館)。
  • 前金区
    前金区 — 主な観光スポットは、高雄で最も古い教会の「玫瑰聖母聖殿主教座堂」など(右画像は玫瑰聖母聖殿主教座堂)。
  • 新興区
    新興区 — 台鉄高雄駅の南側にある区で、狭いエリアに商業施設や宿泊施設などがまとまって立地しているため、旅行の基点としては便利だが、見どころはそれほど多くない。六合夜があることで有名(右画像は六合夜市)。
  • 苓雅区
    苓雅区 — 高雄市で最も高いビルであり、高雄市を代表するシンボルの一つでもある「高雄85大樓」があることで有名。その他、区内には台湾で二番目に古いモスク「高雄清真寺」などがある(右画像は高雄85大樓)。
  • 旗津区
    旗津区 — 高雄港を取り囲むように延びる長さ約11km、幅約200mの砂州とその周辺のエリアなどが見どころ。主な観光スポットは旗津半島、旗後灯台(高雄燈塔)、天后宮など(右画像は旗後灯台)。
  • 前鎮区 — 高雄港に面する工業区で、郊外型ショッピングモールなどの商業施設は充実しているが、見どころ自体はそれほど多くない。
  • 小港区
  • 鳳山区
    鳳山区 — 主な観光スポットは、建立から300年以上の歴史があり、精巧な龍の彫刻でも知られる道教寺院「五甲龍成宮」、19世紀に建造された城郭都市の遺構「鳳山県旧城」など(右画像は五甲龍成宮)。
  • 大樹区
    大樹区 — 主な観光スポットは、台湾の四大仏教のひとつ、仏光山の総本山にある「仏光山仏陀紀念館」など(右画像は仏光山仏陀紀念館)。
  • 鳥松区
  • 橋頭区

遊ぶ[編集]

エリアごとのプレイスポットやアトラクション、イベントなどについて、概要は以下のとおり。なお、個別情報について詳細は各地区のページを参照。

買う[編集]

高雄捷運商品館 地図  
MRTを運行する高雄捷運が手掛ける土産物店。2店舗あり、MRT紅線・橘線美麗島駅と紅線左営/高鉄駅にある。高雄捷運の萌えキャラ「高捷少女」関連のグッズもある。
 所在  右側の「地図」は美麗島駅の場所。場所の詳細は右側の「WEB」を参照。  電話    WEB  [2]
 営業時間    値段  
MRT車内にあしらった高捷少女

その他エリアごとの商業施設について、概要は以下のとおり。なお、個別情報について詳細は各地区のページを参照。

食べる[編集]

エリアごとのレストラン、食堂、夜市等について、概要は以下のとおり。なお、個別情報について詳細は各地区のページを参照。

飲む[編集]

エリアごとの居酒屋やカフェ、喫茶店等について、概要は以下のとおり。なお、個別情報について詳細は各地区のページを参照。

泊まる[編集]

エリアごとの宿泊施設について、概要は以下のとおり。なお、個別情報について詳細は各地区のページを参照。

連絡する[編集]

  • 台湾から日本の03-1234-5678にダイヤルする場合、00-81-3-1234-5678とダイヤルする。市外局番03の0は省略。
  • 警察は110、消防と救急は119にダイヤルする

なお、インターネットカフェなど個別の情報については各地区のページを参照。

気を付ける[編集]

  • 治安は良好。2017年12月現在、危険情報の発出はされていない。
  • 水道水は飲料用にならない。コンビニでペットボトルを買おう。愛河がかつて汚かったのは有名で、高雄市民は決して水道水を飲まない。
  • 7月から9月にかけて、フィリピン沖で発生した熱帯低気圧が北東へ進路を取り、台風となって東アジアを直撃する。台湾はその進路上にあり、台風シーズンは停滞する台風のために交通機関が麻痺し、数日間移動できないことにもなりかねない。また、この時期はツアー料金が安いので、「高雄3日間」のような1都市滞在のツアーは意外とお得。

暮らす[編集]

在外公館[編集]

公益財団法人日本台湾交流協会 高雄事務所 地図  
公式には国交のない台湾との実務関係を処理するための日本の対台湾窓口機関。事実上の在高雄日本国総領事館。旅券業務などはここで扱う。2017年1月1日に名称を交流協会から日本台湾交流協会に変更した。
 所在  高雄市苓雅区和平一路87号9F南和和平大樓  電話  +886 7 7714008
 FAX  +886 7 7712734
 WEB  [3]
 時間  月~金曜9:00~12:30、13:30~17:30 査証受付:月~金曜9:00~12:00、13:30~16:00 領事業務:月~金曜9:00~12:00、13:30~17:00 土・日曜・台湾の祝日・一部の日本の祝日休業  料金  

出かける[編集]

  • 鵝鑾鼻灯塔から望む日没
    恒春鎮 — 台湾最南端の町。墾丁は台湾で最初に指定された国家公園で、台湾を代表する観光地。写真は鵝鑾鼻灯塔から望む日没。「地図」は鵝鑾鼻灯塔の場所。 地図
  • 金門島
    金門島 — 台湾領ではあるものの、台湾本土より中国大陸のほうがはるかに近く、厦門までわずか数km。 地図
  • 花瓶石
    小琉球 — 一般に小琉球と呼ばれる離島。花瓶石(写真)は小琉球のシンボル的存在で、海水に浸食された石灰岩が花瓶に挿された花のように見えることからこの名がついた。花瓶岩と表記しているものもある。 地図
  • 七美島
    澎湖諸島 — 台湾南西部の沖合に浮かぶ群島で、澎湖本島、白沙島西嶼島望安島七美島(写真)など大小90の島々からなる。中心となる都市は馬公市。最も初期の中国大陸から台湾への移民が渡ってきた土地の一つとして知られる。長い年月の間に玄武岩が海に浸食されてできた奇岩が多いことでも有名で、海岸沿いを中心に、風光明媚な景色が続く。高雄は南部台湾から澎湖諸島への主要なゲートウェイの一つで、小港空港から澎湖本島、七美島、望安島へ飛行機の便がそれぞれあるほか、主要な島とフェリーでも結ばれている。高雄から澎湖諸島までは飛行機で35分前後。 地図