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高尾山

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高尾山

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高尾山山頂。空気が澄んでいると富士山を見ることができる。

高尾山(たかおさん)は東京都内にある山である。

分かる[編集]

概要[編集]

標高約599m。山の中腹にある高尾山薬王院は744(天平16)年に行基により開闢されたと伝えられており、古くから修験道の霊場、天狗信仰の霊山として知られてきた。

都心から比較的アクセスがよく、大正末期頃から昭和初期頃にかけてと比較的早い時期から観光開発が進んだ。新宿から麓の高尾山口駅まで電車で約1時間。高尾山口から山頂まで1時間ないし2時間程度と、気軽に訪れる事ができるハイキングスポットである。このため、日帰りの観光客が大部分を占める。手軽に高尾山に登りたいのであればリフトやケーブルカーも利用でき、1号路で山頂を目指すのであれば、登山ウェアーと装備を完備しなくても気軽に低山登山を楽しむ事が可能で、東京や横浜の風景や天候が良く空気が澄んだ日には富士山が見える事がある。一方、天候やコースやペースによっては本格的な登山家のルートとなっており、初心者だけの山ではなく奥が深い。

2007年から連続してミシュランガイドの三つ星観光地に選定されていることから、近年は国内外の観光客が東京観光のエクスカーションとして訪れることのできる主要な観光スポットの一つとして人気も高く、年間の登山者が約260万人と、現在では世界一登山者が訪れる人気の山として知られるようになっている。

観光案内所等[編集]

  • 高尾登山電鉄 WEB  [1]
  • 高尾山マガジン WEB  [2]

着く[編集]

列車で[編集]

高尾山口駅
  • 京王電鉄新宿駅より高尾山口行き特急で終点下車。
  • 中央本線・高尾駅からは京王電鉄高尾線乗車、高尾山口下車。


車で[編集]

一般道の場合、都心部からは国道20号を利用する。

高速道路を利用する場合、中央道八王子ジャンクション経由で圏央道の高尾山ICを利用。高尾山ICから薬王院の祈祷殿駐車場までは約2km。

高尾山の近隣には国道20号沿いの八王子市営高尾山麓駐車場(普通車80台、大型車5台)や高尾山薬王院祈祷殿駐車場(普通車250台)などの大規模な駐車場がいくつかある。ただし、初詣客が訪れる正月や、ゴールデンウィーク、紅葉シーズンなど時期によっては車の利用者で周辺が大混雑し、駐車場が見つからない危険性もあることから、八王子市ではできるだけ公共交通機関を利用するよう、観光客に呼びかけている。

動く[編集]

ケーブルカーで[編集]

高尾山ケーブルカー

高尾山口駅前からケーブルカーで登山できる。券売機で交通系ICカードが使える高尾登山電鉄

最急勾配は31度18分で、ケーブルカーの線路では日本一の急勾配となっている。京王線高尾山口駅付近の乗り場(清滝駅)から中腹(標高472m)の高尾山駅まで所要約6分で運行間隔は約15分。最大収容人員は135名で料金は大人片道490円、往復950円(なお、観光客にはあまり関係がないが、ここのケーブルカーには通勤定期(1か月、3か月及び6か月)もある)。

リフトで[編集]

ケーブルカーに併走する形でリフトも運行されている。スキー場にあるような2人乗りのタイプで、京王線高尾山口駅付近の乗り場(山麓駅。ケーブルカー清滝駅のとなり)から中腹(標高462m)の山上駅まで所要約12分。料金はケーブルカーと同額で大人片道490円、往復950円。天候がよければ、行きと帰りでリフトとケーブルカーを使い分けてみるのも面白いかもしれない。

足で[編集]

ハイキングコースには麓の京王電鉄高尾山口駅より3本の登山路があり、いずれのコースでも1時間から2時間程度で登頂することができる。麓からの登山路には高尾山薬王院の表参道に当たる1号路、杉の大木の間を歩いて自然が実感できる6号路、稲荷山の尾根伝いに歩く稲荷山コースがある。1号路は薬王院の表参道ということもあり、道が舗装されて歩きやすく初心者向けと言える反面、ハイキングを楽しむという実感が湧かない。もし自然を満喫したいのであれば残り2つのコースがお勧めである。その際には森の中を移動することになるので、動きやすい服装や底の厚い靴などそれなりの装備を用意した方がよい。


観る[編集]

金毘羅台  
1号路の道中、金毘羅神社がある広場。ここから関東方面を展望することができ、関東平野を見渡せ、八王子市街は元より、東京都心や横浜を遠景で望むことができる。
 所在  高尾山1号路道中。


高尾山薬王院  
高尾山山中にある真言宗智山派の大本山。薬王院は寺院の中に神社があるという、明治時代以前の神仏習合の形式を残す寺院で、写真の建物がお寺の本堂、本堂脇の階段を上った場所にある赤い建物(権現堂)が神社に当たる。参拝の際、鳥居がある事から薬王院=神社と思って本堂の方で拍手を打つ人がいるが、これはお寺で神社の作法をするという間違いである。とはいえ、まあ真摯にお願いすれば神様仏様もその辺は多めに見てくれるだろう。
 所在  高尾山1号路道中。ケーブルカー高尾山駅より山頂方面へ徒歩20分ほど。
高尾山薬王院


吊り橋  
薬王院の浄心門より1号路のルートから分かれた自然研究路の4号路の道中にある吊り橋。吊り橋と言っても頑丈な造りをしているので大きく揺れるということもなく、テレビ等で見られるありがちな「吊り橋が揺れてスリルを味わう」という事は無理なようである。
 所在  高尾山4号路道中。


びわ滝  
6号路道中にある、滝行を行うための滝。
 所在  高尾山6号路道中。
びわ滝


高尾599ミュージアム  
高尾山に関するミュージアム。
 所在  八王子市高尾町2435番3。  電話  (042) 665-6688  WEB  [3]
 開場時間  8:00~17:00 (12月~3月 ~16:00)  料金  無料
高尾599ミュージアム 高尾599ミュージアム

遊ぶ[編集]

京王高尾山温泉 極楽湯  
京王線高尾山口駅に隣接する日帰り温泉施設。
 所在  八王子市高尾町2229番7。  電話  (042) 663-4126  WEB  [4]
 営業時間  8:00~23:00  料金  
京王高尾山温泉 極楽湯


高尾の森わくわくビレッジ  
校舎を利用した体験型学習施設。宿泊可。
 所在  八王子市川町55。  電話  (042) 652-0911  WEB  [5]
 営業時間    料金  


高尾山さる園・野草園  
サル園にはサルが約70頭いる。野草園では約300種類の山野草を見ることができる。
 所在  八王子市高尾町2179。  電話  (042) 661-2381  WEB  [6]
 営業時間  [1~2・12月] 9:30~16:00、[3~4月] 10:00~16:30、[5~11月] 9:30~16:30  料金  大人 ¥430、小児 ¥210
高尾山さる園・野草園

買う[編集]

おみやげ[編集]

高尾山にちなんだ各種おみやげ  
高尾山の信仰の対象である天狗をモチーフにしたTシャツやタオルなどのグッズ類、ケーブルカーをデザインにあしらったグッズ、各種菓子類やこけしなどが売られている。高尾山観光の記念に一ついかが?
 所在  高尾山や周辺の売店などで。  WEB  [7]

ショップ[編集]

高尾山スミカ (旧名:香住売店)  
高尾山中腹、ケーブルカー高尾山駅前にある売店兼レストラン・カフェ。名物の天狗焼きを売る売店のほか、そば処や展望レストランなどがある。また、施設内にはさる園や野草園なども併設されているほか、夏季にはビアマウントも開設される。
 所在  ケーブルカー高尾山駅前。  電話  042-661-4151  WEB  [8]
 営業時間  10:00~16:30(冬期は16:00)、無休(ただし天候により臨時休業する場合あり)。  値段  

食べる[編集]

おすすめ[編集]

とろろそば  
高尾山の名物そば。元々、薬王院に参拝する人に滋養強壮を養ってもらう為に提供していたものが始まりだとか。
 所在  高尾山参道、頂上のお店。


天狗焼き  
甘さ控えめの黒豆あんをカリッと焼き上げた天狗の顔の形をした生地で包んだ高尾山名物のお菓子。麓の売店では売られておらず、少なくとも中腹まで登らないと食べることができないので、高尾山登山の記念にもおすすめの一品。1つ150円で、10:00から16:30まで売店で売られている。焼きたてをその場でいただくのがおすすめ。
 所在  高尾山スミカ内の売店で販売されている。

安食堂[編集]

やまびこ茶屋  
高尾山山頂の茶屋。
 所在  八王子市高尾町2176。  電話  (042) 661-3881  WEB  [9]
 営業時間  10:00~15:00  予算  山菜とろろそば ¥1,000、カレーライス(並) ¥850
やまびこ茶屋


十一丁目茶屋  
ケーブルカー高尾山駅近くにある茶屋。
 所在  八王子市高尾町2179。  電話  (042) 661-3025  WEB  [10]
 営業時間  10:00~15:00  予算  
十一丁目茶屋

中級[編集]

ろくざん亭  
炭火焼。高尾山の麓にある、古民家や農家の古材を集め新たにデザインされた建物。古材や、漆黒の壁、アンティークランプ、デザイナーの手により造られた照明器具等が自慢。ろくざん焼は牛肉や豚肉をろくざん亭秘伝のタレで食べる。
 所在  高尾町2002  電話  (042) 661-7827  WEB  [11]
 営業時間  11:30~20:00  予算  ¥3,150~


紅葉屋本店  
ケーブルカーの清滝駅の近くにある蕎麦処。
 所在  八王子市高尾町2208。  電話  (042) 661-2012  WEB  [12]
 営業時間  10:00〜17:00、定休日 火曜  予算  とろろそば(うずらの卵入り) ¥950


高尾山キッチンむささび  
ロープウェイ高尾山駅すぐそばにあるレストラン。土日祝限定でランチビュッフェを実施。春、秋、冬の期間限定営業(夏季は高尾山ビアマウントに「衣替え」する)。
 所在  八王子市高尾町2205。  電話  (042) 665-9943  WEB  [13]
 営業時間  11:00~15:30  予算  


FuMotoYA  
高尾山口駅に隣接したイタリアンレストラン。高尾の名物とろろを使った料理を提供。
 所在  八王子市高尾町2241。  電話  (042) 667-7568  WEB  [14]
 営業時間  [平日] 11:00~17:30、[土日] 10:00~18:30 (2月の営業のみ平日 ~17:00、土日祝日 ~18:00)  予算  
FuMotoYA


高尾山スミカ (旧名:香住売店)  
高尾山中腹、ケーブルカー高尾山駅前にある売店兼レストラン・カフェ。1Fが高尾山名物とろろそばなどを扱うそば処、2Fが特製カレーやピラフなどの洋食類を扱うカフェレストランSUMIKA TABLEとなっている。
 所在  ケーブルカー高尾山駅前。  電話  042-661-4151  WEB  [15]
 営業時間  10:00~16:30(冬期は16:00)、無休(ただし天候により臨時休業する場合あり)。  予算  ¥1,000~¥1,500前後。

高級[編集]

うかい竹亭  
日本料理。高尾山の麓に数寄屋造りの離れの客室が点在する。
 所在  南浅川町3426  電話  (042) 661-8419  WEB  [16]
 営業時間  11:00~21:30  予算  ¥7,140~

飲む[編集]

高尾山ビアマウント  
高尾山中腹にあるビアガーデン。
 所在  ケーブルカー高尾山駅のすぐ近く。  電話  (0426) 65-9943  WEB  [17]
 営業時間  7月上旬から10月上旬営業、平日 15:00~21:00、土日祝 13:00~21:00、お盆 13:00~21:00  料金  2時間制で飲物・食事すべて食べ放題・飲み放題、男性 ¥3,300、女性 ¥3,000

泊まる[編集]

高尾山自体が東京からの日帰りの観光地として人気があることからもわかるとおり、都心部からのアクセスが非常によいことから、あえて泊まりがけで訪れる必要性はない。都心に宿をとって1日かけて観光に訪れることもできるし、もし周辺の多摩地区も含めて観光のプランを組みたいのであれば、JR八王子駅周辺やJR立川駅周辺など、近隣の比較的大きな駅で、周辺に宿泊施設が多く立地しているエリアに宿を取るという方法も考えられる。

安宿[編集]

Mt.TAKAO BASE CAMP  
カフェ併設のゲストハウス。
 所在  八王子市高尾町1799-3。  電話  (0426) 73-7707  WEB  [18]
 時間    料金  


高尾の森わくわくビレッジ  
高尾山#遊ぶ参照。
 所在    電話    WEB  [19]
 時間    料金  


高尾の湯「ふろッぴィ」 (※2018年3月閉館)  
温泉施設ではあるが深夜料金を払えば安価で男女別仮眠室に泊まることができる。温泉の他にも食堂、カラオケルーム、カットサロンなども使用できる。以前は「八王子健康ランドふろッぴィ」という名称だった。
 所在  八王子市狭間町1446-1。JR高尾駅および京王高尾線狭間駅から徒歩10分。八王子駅南口・西八王子駅南口・高尾駅南口・高尾山口駅から送迎バス有。  電話  (042) 665-4126
 FAX  (042) 665-4130
 WEB  [20]
 時間  チェックアウト 8:30(仮眠室)   料金  大人平日¥1,200(土・日・祝日¥1,800・22時以降入館は平日・休日共に¥1,080)+深夜料金¥1,080。

中級[編集]

陣馬の湯 姫谷 (※2017年9月閉館)  
陣馬の湯鉱泉旅館。
 所在  相模原市緑区澤井1848。  電話  (042) 687-2736  WEB  [21]
 時間    料金  

高級[編集]

気をつける[編集]

  • 高尾山が2007年にミシュランガイドにて三ツ星の観光地として紹介されてより多くの観光客が訪れるようになった。しかしそれに伴いスーツ姿やサンダル履きなど山歩きに適さない格好で登山を行ったり、泥酔状態で山道を歩く等といった無謀な登山者による山岳事故が多発している。都内で最も気軽に低地登山を楽しむことができるスポットの高尾山だが、無計画で準備を怠り、油断していると事故を発生させる可能性がある。ロープウエイで移動できる範囲だけを見て回るのであればともかく、装備と、体調を整えてハイキングを実施するように心掛けるべきである。また国定公園であり、焚き火、バイク自転車などの車両進入、動植物の採取、キャンプも禁止されている。また昆虫の採取とペットの持ち込みも自然保護の面から「ご遠慮下さい」とされている。
装備
持ち物チェックリスト (登山編)も参照の事。
前述したように事故が多発しており、動きやすい服装、汗が冷えた場合の防寒具、両手がフリーとなるようなザックやバッグ、スポーツシューズや登山道や天候によっては滑り止めが考慮されている軽登山靴、水とお菓子のような簡易的食料、計画が崩れ日没後の歩行となった場合に備えたライトの装備が望ましい。


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