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酒田市

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日本三大吊るし飾りの一つ、酒田の傘福

酒田市 (さかたし) は山形県北部、庄内平野北部にある都市である。 酒田市


分かる[編集]

概要[編集]

中町アーケード街を前に思うこと

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均整の取れたオレンジ色のアーケード街が続く、町の中心部にある中町商店街。地方によくある商店街の中ではその統一されたデザインに目を引かれるが、それはかつて酒田の町を襲った未曾有の大災害を抜きに語ることができない。

昭和51(1976)年10月29日夕方、当時中町2丁目にあった著名な映画館「グリーンハウス」から出火した火は、折からの西寄りの強風にあおられ、この中町商店街のアーケードを火の通り道にしながらまたたくまに町の中心部の建物を次から次へと舐めるように飲み込こんでいった。世に言う「酒田大火」である。火はその後も衰えずにすさまじい勢いで一晩中燃え続け、翌30日早朝に鎮火するまでに1,770棟あまりの建物が消失した。類焼面積は22.5ha。実に東京ドーム5個分近くの広さの街区が一夜にして灰燼に帰してしまったことになる。

災害後の復興に向けた足取りは早く、まだ残り火がくすぶり続ける31日の早朝から国と県市が一体となって復興計画策定に着手し、突貫工事で復興計画の策定が進められ、翌11月1日には防災都市づくりの計画概要を取りまとめ、さらにその1週間後には市民に向けてそれを公表するといった異例の早さで対応が進んだ。その後の町の復興も急ピッチで進められ、2年半後の昭和54年には復興式典を迎えるに至った(このときの復興事例は、平成7(1995)年に発生した阪神淡路大震災の復興を進めていく上でも参考にされたことで知られている)。復興計画に盛り込まれた、緩衝体としての道路や火除地、都市緑地、駐車場等都市空間の整備、近代的な魅力ある商店街の形成などの諸施策を体現して形成されたのが代替わりした今のアーケード街ということになる。

災害から既に40年以上をへて多少古ぼけてきた感は否めないが、このオレンジ色のアーケード街こそがいわば酒田の復興のシンボルとも言うべきものなのだ。そのような歴史を踏まえて町の景色をあらためて見渡してみると、それまで漫然と眺めていた街の景観自体が急に意味を持って語りかけてくるようにも思えてくる。

山形県庄内地方北部の中心都市。1672年に整備された西回り航路により、「西の堺、東の酒田」と称されるほど繁栄した。その繁栄ぶりは、日本永代蔵に登場する廻船問屋の鐙屋(あぶみや)や、戦後の農地改革まで日本一の地主だった本間家などの豪商に垣間見ることが出来る。

山形県下最大の港町でもある。

第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画「おくりびと」のロケ地でもある。

観光案内所等[編集]

  • 酒田駅の観光案内所 — 酒田駅構内、正面入り口横にある。酒田の街歩きマップが手に入るほか、無料の観光用自転車の貸し出しなども行っている。酒田に着いたら、まずどこよりも先に立ち寄りたいスポットの一つ。  時間  9:00~17:00。休憩時間中の11:30~12:00と12:30~13:00は窓口閉鎖。


着く[編集]

飛行機で[編集]

庄内空港が市内南部にある。庄内空港

  • 羽田空港からANAで約1時間。普通運賃は、大人で¥20,570。

空港から酒田市内までリムジンバスが運行されている。所要時間は約40分で、駅前まで¥720。庄内交通のリムジンバス・ページ 時刻表あり

他にも乗り合いタクシー、レンタカーなどあり。

列車で[編集]

JR酒田駅

中心駅は酒田駅である。

  • 東京駅から新潟駅まで、上越新幹線とき・Maxときで約2時間。さらに新潟駅から酒田駅まで、特急いなほで約2時間10分
  • JR山形駅からは山形新幹線もしくは奥羽本線の在来線で新庄駅まで行き、そこからさらに陸羽西線・羽越本線で余目駅を経由する。所要2時間~3時間前後。陸羽西線は全線が単線、奥羽本線は一部が単線区間となっており、奥羽本線については同じ路線を山形新幹線も走るため、在来線を利用した場合、単線区間での列車のすれ違いや新幹線の待ち合わせのため、駅によっては10分~15分程度停車することがある。このため、距離の割には結構時間がかかる。
  • 以前は大阪駅から酒田駅まで、寝台特急日本海(所用約10時間40分)で行く方法もあったが、現在は廃止されている。

車で[編集]

  • 仙台市方面から
東北自動車道を経由し、山形自動車道で酒田ICを利用。
  • 新潟市・秋田市方面から
国道7号線を利用。

バスで[編集]

高速バス[編集]

酒田駅近接のバスターミナル(庄交バスターミナル)まで、

  • 渋谷駅・池袋駅・大宮駅から約9時間(夜行便)
  • 仙台駅から約3時間
  • 山形駅から約2時間30分

船で[編集]

酒田港や新潟港など国内の他の港湾都市と韓国釜山中国上海などとを結ぶ国際定期コンテナ航路はあるが、客船は就航していない。

なお、市内の離島、飛島と酒田港を結ぶ定期航路については「動く」の項目を参照。

動く[編集]

列車で[編集]

JR羽越本線が市域を縦貫している。ただし、本数が少ないうえ、沿線にある観光スポットは限られている。

バスで[編集]

船で[編集]

フェリーターミナル
定期船とびしま

定期船「とびしま」(253トン、定員230名)が酒田港と酒田市の離島である飛島(とびしま)の勝浦港とを約1時間15分で結んでいる。基本的に1日1往復だが、シーズン中の土日や連休中などには1日2往復(8月13日に限っては3往復)運航されることがある(令和2年度の運航スケジュールについてはこちらを参照。なお、冬季については日本海が荒れるため1週間以上に渡って欠航することもあるとのこと)。

シーズン中の2航海及び3航海については事前に電話での乗船予約が必要(受付:定期航路事業所 ℡0234-22-3911 受付時間:8:30~17:00。1航海の日については基本的に予約不要だが、2020年9月時点では新型コロナ感染症拡大防止のため乗船定員を少なくして運行しているため、事前予約が必要になっている)。料金は往復で大人¥4,280(基本現金支払いでクレジットカードは使用不可。その他、手荷物の数によっては別途料金がかかる場合がある)。

飛島への日帰り旅行を考えている場合、1航海の日だと島に滞在できるのは2時間半前後ということになる。2航海の場合であれば、1便で島に渡り2便で帰ってくれば4時間半前後の滞在時間が確保できるが、風向きや波の高さによってはどちらかの便が欠航することもあり、そのような場合はそもそも島への日帰り旅行自体が成立しなくなる(2航海の時刻表参照。島に着いたその足ですぐに帰らなければならない)ので注意が必要である。

その日の便の運行状況については全て午前中に決定されるので、港で状況を確認の上、その場で旅行の可否を判断する必要がある(少なくとも渡った後に欠航が決まり帰れなくなるという事態は避けることができる。なお、旅行を中止する場合、その場で乗船予約をキャンセルすることもできる)。

なお、JR酒田駅から酒田港までは約2.5㎞、歩いて30分前後。駅で手に入れられる酒田市の町歩きマップを頼りに歩いて行けば、それほど迷うことなく港にたどり着くことができる。

1航海(2航海、3航海となる日以外の毎日)の時刻表
酒田発 勝浦着   勝浦発 酒田着
09:30 10:45   13:45 15:00
2航海(4月から9月にかけての土日の一部や連休など)の時刻表
酒田発 勝浦着   勝浦発 酒田着
09:30 10:45   11:30 12:45
13:45 15:00   15:45 17:00


自転車で[編集]

酒田駅前の観光自転車置き場

酒田観光協会で観光客向けに自転車の貸し出しを無料で行っている。利用可能時間は9:00~17:00で、酒田駅観光案内所、酒田港の定期航路事業所など市内に10か所くらいの貸し出しスポットがある(詳細は酒田駅の観光案内所や山王くらぶなど市内の主要観光スポットなどで手に入る「酒田市街歩きマップ」などを参照)。

申込時に渡される貸し出し用紙に住所氏名、電話番号などを記入の上窓口に出すと鍵を貸してもらえるので、鍵の付いた番号の自転車を利用し、返却時は借りた場所の窓口に鍵を返すしくみ(かつては貸し出しスポット間での乗り捨てもできたようだが、2020年9月時点では借りた場所に返却するようルールが変更になっている。そのあたりの情報が一部錯綜しており、「乗り捨てもできますよ」と案内されることもあるが、乗り捨てはできないので注意)。

市の中心部に見どころが集まっているので徒歩でも十分観光は可能だが、酒田市美術館や土門拳記念館などのように少し離れた観光スポットに遠出をしたい場合や、多くの観光スポットを効率的に回りたい場合などに利用すると便利。

なお、冬季は積雪などのため貸出に応じてもらえないこともあるので注意。



足で[編集]

市内の随所にある観光客向け案内板

広さ2㎞四方くらいのエリアに見所の多くが集中しているので、歩いて観光することも可能。ただし、中心部のエリアから少し離れた場所も含めて観光したいときは徒歩だけでは無理なので、観光用自転車を借りたり、あるいはスポットでタクシーを利用するなど、他の交通手段を適宜利用した方がよい。

なお、市内の所々に右画像のようなボード型の観光案内板や四角い柱のような標柱型の案内があり、駅や港などの主要施設や観光スポットまでの距離や方角等が書かれている。ボード型の観光案内板には下の方に固有の番号が大きく書かれており、その番号と手元の街歩きマップにある番号とを付け合わせることで、自分が市内のどの辺りにいるのかすぐに把握することができる。

標柱タイプの案内は最初のうちは見落としてしまうこともあるが、街歩きに慣れてくるとすぐに見つけることができるようになるので、適宜参考にするとよい。道に迷うことなく効率的に市内を回ることができる。


観る[編集]

山居倉庫 (酒田夢の倶楽) 地図  
庄内・酒田のシンボル的な存在の蔵。明治26年に建てられてから今なお現役の農業倉庫として使用されている。12棟、ぐるっと外から回ってみることが出来るが、1棟は庄内米歴史資料館になっており、もう2棟は「酒田夢の倶楽」として、レストラン・土産店、辻村寿三郎氏のミュージアムとなっている。堅牢な造りの切妻屋根の倉庫が幾重にも並ぶ姿は壮観で見応えがある。裏手のケヤキ並木も有名で、よく観光雑誌や市の観光ポスターのモデルなどに使われたりもする。
 所在  酒田市山居町1丁目1番20号(市内循環るんるんバス酒田駅大学線「山居町東」下車)  電話  (0234) 24-2233  WEB  [1]
 開場時間  9:00~18:00(1月1日休館)。  料金  無料。
山居倉庫


本間家旧本邸 地図  
武家屋敷と商家作りの2つ形式が一体となった珍しい建物。もともとは1768年に本間家3代光丘が幕府の巡見使宿舎として建てたもの。
 所在  酒田市二番町12-13  電話  (0234) 22-3562  WEB  [2]
 開場時間  3月~10月:9:30~16:30、11月~2月:9:00~16:00。年始年末休館。  料金  入場料:大人¥800、中高生¥300、小学生¥200、美術館共通券:¥1,600。
本間家旧本邸


本間美術館 地図  
庄内地方の大地主だった本間氏の当主が収集した美術品を展示した美術館。敷地内に建つ本間氏別邸の清遠閣と日本庭園の鶴舞園、同じ敷地内に建つ鉄筋コンクリート造りの新館から構成されているが、美術品の展示は新館が中心。主に明治期~昭和初期頃に活躍した日本の画家の作品を中心に展示しているほか、館が収蔵している古美術から現代美術の作品の中から選りすぐりを展示した企画展が開催されることもある。
 所在  酒田市御成町7-7(JR酒田駅下車徒歩5分)  電話  (0234) 24-4311  WEB  [3]
 開場時間  4月~10月:9:00~17:00、11月~3月:9:00~16:30。月曜・年始年末休館。  料金  入場料大人¥1,000、学生¥450、小中学生無料。
本間美術館
  • 清遠閣
    清遠閣 — 江戸時代に建てられた本間氏の別邸で、酒田藩主などの要人も度々訪れ、酒田の迎賓館としての役割を果たしていた由緒ある建物。明治期以降は東宮を始めとする皇族が酒田に行啓した際の宿泊場所としても用いられた(大正天皇が東宮だった際に酒田への行啓の話があり、そのために二階を増築したりもしている。ただしその時の行啓は結局中止となり、後に昭和天皇がやはり東宮の時代に酒田を訪れるまで使用されることがなかったとのこと)。座敷の前には日本庭園の鶴舞園が広がっており、四季折々の風景を楽しむことができる。
  • 鶴舞園
    鶴舞園 — 文化十(1813)年に本間家四代目当主の本間光道が築造した、鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園。池の中島に鶴が舞い降りたことから、庄内藩主酒井侯が「鶴舞園」と名づけたと伝えられている。庭園はその後何度か増築工事が施されているが、庭園の整備や増築工事自体は冬場に仕事がなくなる港湾労働者の失業対策事業としての意味もあった。日本海交易の拠点だった酒田らしく、北前船が運んできた佐渡の赤玉石や伊予の青石など、各地から集められた資材が所々に配されている。初夏の白ツツジや秋の紅葉をはじめ、四季折々の美しい景色が楽しめる、風情豊かな庭園。


相馬樓 (そうまろう) 地図  
江戸時代の料亭「相馬屋」を修復した物。国の登録文化財建造物。1階は「茶房くつろぎ処」。2階の大広間は演舞場として、舞娘さんの踊りとお食事を楽しむことが出来る。
 所在  酒田市日吉町一丁目舞娘坂(市内循環るんるんバス「酒田中町」下車)  電話  (0234) 21-2310  WEB  [4]
 開場時間  10:00~17:00(水曜日・年始年末休館)。  料金  入場料大人¥700、中高生¥500、小学生・園児¥300、3歳未満無料。
相馬樓


山王くらぶ 地図  
明治中期に建設された酒田を代表する料亭で、かつて酒田の豪商が客人を接待するために用いていた。現在は歴史資料館に改装されており、座敷ごとに文学や料理などのテーマを設定し、それに纏わる酒田の歴史を調度品やパネルで展示・紹介している。竹久夢二もこの料亭のひいき筋だったそうで、夢二が酒田に来ると泊まっていた部屋などもある。二階は日本三大吊るし飾りの一つ、「酒田の傘福」が座敷いっぱいに飾り付けられており、実に見事(記事冒頭のリードイメージ参照)。
 所在  酒田市日吉町2-2-25  電話  0234-22-0136  WEB  [5]
 開場時間  9:00~18:00  料金  一般¥800
山王くらぶ


旧鐙屋 (※令和7年3月末まで耐震補強工事等のため休館。) 地図  
江戸時代を中心に日本海海運の大きな役割を担った、酒田を代表する廻船問屋の建物を保存したもので、市内に唯一残る江戸時代の町屋敷。国の史跡にも指定されている。付近一帯は昭和51年の酒田大火で甚大な被害を被ったが、ここと旧本間家は消失を免れた。
 所在  酒田市中町1丁目14-20  電話  0234-22-5001  WEB  
 開場時間  9:00~16:30  料金  
旧鐙屋


土門拳記念館 地図  
酒田市で生まれ幼少期を過ごした昭和を代表する写真家の一人、土門拳の作品を中心に展示した記念館。彼の作品のほとんどが収蔵されており、常設展示ではなく企画展中心で展示内容は2~3月に1度くらいの割合で不定期に入れ替わる。土門拳がライフワークにしていた数々の仏像の写真を含め、作品はどれもとても見応えのあるものばかりで一見の価値あり。例えば室生寺の十二神像も撮影年代がばらばらであったりするなど、土門が同じ所に何度も足を運び撮影し続けた被写体の中で選りすぐりの作品を集めて展示しているものと理解できる。モノクロの仏像が今にも語りかけてくるような錯覚を覚えたり、あるいは今にもパネルから飛び出してきそうな躍動感が伝わってきて、迫力のある作品群に思わず心を奪われる。
 所在  酒田市飯森山2-13 飯森山公園内(市内循環るんるんバス「土門拳記念館」下車)  電話  (0234) 31-0028  WEB  [6]
 開場時間  9:00~16:30(年始年末休館)。  料金  入場料一般¥420、学生¥210、小中学生¥100。
土門拳記念館


日和山公園 地図  
酒田港近くの小高い丘に広がる公園。江戸時代、酒田が日本海開運の寄港地として栄えた頃、船頭衆がこの山に上って航海の日和を見たことからこの名が付いた。公園の中に神社や千石船の1/2の模型が浮かんだ池、明治期に最上川河口で現役の灯台として活躍し、退役後昭和33年に歴史的建造物として公園内に移築・保存された六角形の木造灯台などがある。酒田港を一望でき、日本海に沈む夕日を眺めることができるほか、市内随一の桜の名所としても知られる。
 所在  酒田市南新町1。
日和山公園


海洋センター 地図  
酒田港に隣接する海に関する博物館。
 所在  酒田市船場町2-2-15。  電話  (0234) 26-5642  WEB  
 開場時間  10:00~17:00  料金  


酒田市立資料館  
酒田市の歴史や民俗などを紹介した資料館で、1階が企画展示、2階が常設展示となっている。企画展示ではテーマを決め、それに関連した酒田市に縁の資料や文物を展示しており、常設展示では市内の遺跡から出土した石器や古代政庁の遺構の一部、昔の生活用具などを展示しているほか、展示スペースの半分近くを割いて昭和51年10月末に発生した酒田大火に纏わる写真や記録、関連資料などを展示している(資料館が建っている一帯も全て焼け野原となったところで、隣接する公園と合わせ、資料館自体が災害の記憶を人々の心に長く留めるための防災資料館としての役割も担っている)。小ぶりながらも見応えのある資料館で、特に防災関連に興味のある人にはおすすめのスポット。館内の資料を通じて、大火がいかにすさまじいものであったかがよく伝わってくる。
 所在  酒田市一番町8-16  電話  0234-24-6544  WEB  [7]
 開場時間  9:00~16:30  料金  一般¥200
酒田市立資料館


石井梅蔵記念館 地図  
石井家5代目として酒田市に生れる。農機具の発明家。世界最初のバインダー(稲麦刈取収束機)を1958年(昭和33年)に特許申請。
 所在  酒田市局字惣田15-2  電話  0234-93-2211 (石井製作所)  WEB  
 開場時間  9:00〜16:00 事前にご予約  料金  大人 300円・ 中学生以下 無料


オランダせんべいFACTORY 地図  
ソウルフード「オランダせんべい」の観光工場。
 所在  酒田市両羽町2-24。  電話  (0234) 25-0017  WEB  [8]
 開場時間  9:30~15:00、定休日 火曜  料金  

遊ぶ[編集]

買う[編集]

  • 比較的大きな町の割に、市の中心部にコンビニが少なく、探すのに苦労する(町中のコンビニでもおしなべて20台前後の駐車スペースを備えた店舗ばかりであるということから見ても、コンビニ自体「ちょっと歩いて」というよりそもそも車で来ることを前提にしているのであろう)。通りがかった際に「この次でいいや」と思って通り過ぎてしまうと、「この次」がなかなか現れないので、見つけたらその場で立ち寄って買い物などの用事を済ましてしまった方がよい。


さかた海鮮市場 地図  
飛島行き定期航路の埠頭横に立つ鮮魚やその他海産物のマーケットで、獲れたての魚をその場でさばいて販売している。また、クッキーやオランダせんべいなど観光客向けのみやげものもここで購入できる。
 所在  酒田市船場町2丁目5-10。  電話  (0234) 23-5522  WEB  [9]
 営業時間  7:00~19:00  値段  
さかた海鮮市場


みなと市場 地図  
さかた海鮮市場の近くにある、平成22年1月にオープンした商業施設で、酒田市でとれる食材などを中心に、鮮魚、野菜、果物、特産品、酒などを扱う店舗が入居しているほか、酒田ラーメンの店などもある。
 所在  酒田市船場町2丁目5-56  電話    WEB  
 営業時間  9:00~18:00  値段  
みなと市場

食べる[編集]

「酒田のラーメン」考

記録によると、酒田のラーメンの起源は大正15年まで遡れるそうで、当時市内に住んでいた中国人が「支那そば屋」として始めた店がそのルーツとされる。東京でラーメン店がポツポツと現れ始めたのが大正年間とされることから、酒田では国内レベルで見ても「ラーメン事始め」、黎明期の頃からラーメンが市民に知られるようになっていた、ということになる。

その支那そば屋の中国人店主から手ほどきを受けた者達の間で、酒田におけるラーメンの技術が継承されていったようで、酒田のラーメン店には、主に「大来軒」をルーツとする「大来軒系」、そこからさらに分派した「三日月軒系」、「満月」で修行を積んだ人が独立して店を構えた「満月系」の大きく三つの系列に分けられるそうだ。そう言われて街歩きマップを眺めてみると、確かに市内には「三日月軒」「満月」「照月」など、「月」の字が付いた店が多いことに気づく。

また、「皮ごしに新聞が透けて読める」というくらい薄い皮が名物のワンタン麺は、戦前に中町にあった「来々軒」という店が始めたのがルーツのようで、「満月」「川柳」という2つの店がそれに追随し、ひたすら皮を薄くする技術を極める中で他の店にも広がっていったのだそうだ。

※以上の記事は、市内のラーメン店「三日月」に貼ってあった「酒田のラーメンを考える会」のチラシ「酒田のラーメン」を下敷きに、他の店のPR文などの情報も加味して執筆した。

日本海沿岸部に面しており、酒田港という主要な港を抱える都市だけに海産物が豊富で、市内には寿司店や海鮮丼など獲れたての新鮮な魚介類をふんだんに用いた料理を出す店が多い。またラーメンも名物で、市内には多くのラーメン店が営業している(右コラムや下記「おすすめ」の項目を参照)。

なお、酒田駅周辺には繁華街と呼べるようなエリアがなく、飲食店が思いのほか少ない(何店かはあるが、他の大都市のような形で駅周辺に飲食店街が形成されているわけではない)。飲食店の多くは市の中心部である中町付近に集中しているが、駅から中町までは歩いて約1.5㎞と少し離れているので、駅周辺で食事を考えている場合には多少不便を感じるかもしれない。


おすすめ[編集]

酒田ラーメン  
魚介系のダシを中心とした、醤油味のあっさりしたラーメン。現在のような味付けが確立したのは戦後で、煮干しと昆布で取ったダシを使うのが大きな特徴。また、トビウオの焼き干しもスープの重要な素材の一つとなっている(今でこそ東京でも魚介類系のスープのラーメンも一般的になっているが、出来た当時はとても珍しかった)。しょうゆ味の、澄んでさっぱりした味わいのスープはそのまま全部飲み干せるくらいで、どんどん口に運ぶことができる。また、自家製麺を使う店が多いのも特徴で、食べていて時々違った太さの麺が混じっていたりすることがあることからもそれとわかる。酒田に来たら一度は試してみたい、酒田のソウルフードの一つ。そのルーツや発展については上述のコラム「「酒田のラーメン」考や下記「酒田のラーメンを考える会」のHPを参照。
 所在  市内各所  WEB  酒田のラーメンを考える会のHP
酒田ラーメン

安食堂[編集]

満月 地図  
あっさりとした魚介類のスープに極薄皮のワンタンとチャーシューがふんだんにトッピングされた、酒田ラーメンの中でも特にワンタン麺が有名なラーメン店(好みでさらに煮卵をトッピングすることもできる)。醤油味が基本だが、外にもスタミナ、塩などのバリエーションもあるほか、こってり系のスープを楽しみたいという人は無料でスープをこってり系に替えることもできる。ちなみに、都内及び近隣県に在住で「酒田まで食べに行けないよ!」という人がいたら、この店の支店が三鷹市にあるので探して食べに行ってみるとよい(HPの検索エンジンでも簡単にヒットする)。都内にいながら手軽に酒田の味を楽しむことができる。
 所在  酒田市東中の口町2-1。  電話  (0234) 22-0166  WEB  [10]
 営業時間  11:00~20:00。  予算  
満月


三日月軒 駅東支店 地図  
市内に何店かある「三日月軒系」ラーメン店のひとつ。昼時は常時10人前後の列が店先にできるほどの人気店だが、回転もそこそこ速いのでそれほど待つこともなく入ることができる(とはいっても東京都内のラーメン激戦区のようにそれほどガツガツしているわけでもなく全体にスローモーな感じなので、多少のストレスは覚えるかもしれない)。昆布と煮干しなどの魚介類で取ったダシのきいたスープはとてもあっさりしていて、すいすいと口に入る。最もベーシックな酒田ラーメンの系列といったところ。駅正面口を出て斜め右にある入り口から地下道を抜けて駅の裏手に行き、ロータリー近くのスーパー「戸一屋」を目指して歩いて行くとその裏手に見えてくる。駅の正面からは歩いて5分くらい。
 所在  酒田市駅東2丁目5-19。  電話  (0234) 223-4395  WEB  [11]
 営業時間  10:30~19:00、定休日 木曜(祝日の場合は営業)  予算  ラーメン¥650。
三日月軒 駅東支店


米沢屋 (※店内改装のため長期休業中(2020年9月現在)。) 地図  
ソースを後からかけて食べる「酒田焼きそば」のお店。
 所在  酒田市中町2-4-7(ラーメン三日月軒中町店隣り)。  電話  (0234) 22-3105  WEB  
 営業時間  11:00~19:00、定休日 木曜。  予算  


木戸銭  
酒田ステーションホテルの1Fにあるコーヒーショップ。朝7時から開いているので、朝方駅の周辺で食事を取りたい場合などには便利(酒田駅自体が町の外れにあり、駅周辺には飲食店が思いの外少ない)。モーニングはトーストにサラダ・ゆで卵が付いてボリュームたっぷり。飲み物はコーヒー・紅茶及びジュースの中から選べる。
 所在  酒田市幸町1丁目9番6号  電話  0234-23-5976  WEB  
 営業時間  7:00~19:00。日休み。  予算  ¥500~¥1,000前後。
木戸銭

中級[編集]

海鮮どんや とびしま 地図  
庄内でとれた旬の地魚を比較的リーゾナブルな値段で食べることが出来る。セルフ方式で、店の一番奥にある注文カウンターに行き、サンプルを見ながら食べたいものを注文し、料金を支払った後渡される番号札を持って好きな席で料理が運ばれてくるのを待つ(お茶や醤油さしなどもセルフで取ってくる)。食べ終わったら返膳口に食器類を返す。主なメニューは各種海鮮丼、焼き魚や刺身類など。全部で4~5種類ある海鮮丼の中から2つを選べる「ハーフ&ハーフ丼」に刺身などを別に一品付けることで、かなりバラエティーに富んだ海鮮メニューを楽しむことができる。料金は¥2,000前後といったところ。酒田港の飛島行き乗り場の隣、「さかた海鮮市場」2F(1Fは地魚がならぶ鮮魚店)。
 所在  酒田市船場町2丁目5-10  電話  (0234) 26-6111  WEB  [12]
 営業時間  7:00~9:30、11:30~21:00。  予算  ¥1,000~¥2,000。


割烹さわぐち  
市内に何店かある割烹料理屋の一つ。外見から少々敷居が高い店なのかと思ったが、入ってみると高級店というよりむしろ和風ファミレスといった感じの店で、実際、利用客にも家族連れが多い(主にカウンター席と座敷に分かれるが、あちこちの座敷から賑やかなも子供の声が聞こえてくる)。和食メニュー中心で、刺身や焼き物、天ぷらなどがメインだが、それらを一度に楽しめるセットメニューがおすすめ。市の中心部からは少し外れるが、駅からは比較的近いので、駅近くに宿泊している人が夕食に利用する場合などにもおすすめの店。
 所在  酒田市相生町2丁目2-3  電話  0234-26-6888  WEB  
 営業時間  11:30~14:00、17:00~21:30  予算  ¥1,500~¥2,000前後。
割烹さわぐち


美乃鮨 (※2020年9月現在、Googleマップに「閉鎖」の情報あり。詳細不明。) 地図  
地魚のネタが中心に揃う寿司店。
 所在  酒田市中町2-2-28。  電話  (0234) 24-2783  WEB  [13]
 営業時間  11:30~14:00 16:00~22:00。  予算  並にぎり ¥1,050

高級[編集]

飲む[編集]

喫茶店・コーヒーショップ[編集]

楡の木  
酒田市役所がある交差点付近にある喫茶店。外観はモダンな感じの造りだが、内部は昭和の香りが漂う昔ながらの喫茶店といった雰囲気で、まるで時が止まったかのよう。年配の女性店主が淹れてくれるコーヒーはマイルドな感じでどことなくほっとしたような味わい。街歩きにちょっと疲れたら立ち寄って、街歩きマップでも眺めながら次のプランを練り直すのもよい。全体的に落ち着いた雰囲気でゆったりとくつろげる。
 所在  酒田市中町1丁目14-27  電話  0234-23-3434  WEB  
 営業時間  8:30~18:30  料金  コーヒー¥500
楡の木


清遠閣喫茶室  
本間美術館「⇒観る参照」の日本式家屋「清遠閣」内にある喫茶室(というよりはむしろ喫茶コーナー)で、眼前に広がる日本庭園の「鶴舞園」を眺めながらお茶を楽しむことができる。落ち着いた雰囲気の座敷内に配置された調度類も、大正ロマンが漂うような落ち着いた重厚なものばかりで、そこに腰掛け、目の前に広がる庭園の風景を眺めながら楽しむお茶はまた格別。たまさリッチな気分を味わうことができる。美術鑑賞や庭園散策を楽しんだ後に、ここで優雅なひとときを過ごしてみてはいかが?
 所在  本間美術館・清遠閣内。  電話    WEB  
 営業時間    料金  抹茶と菓子のセット¥600。他に季節メニューでぶどうジュースなど。
清遠閣喫茶室

酒場[編集]

菜食健美 万代 地図  
雰囲気が落ち着いた居酒屋。
 所在  酒田市中町1-6-17。  電話  (0234) 22-2200  WEB  [14]
 営業時間  17:00~23:00、定休日 日曜。  料金  むきそば ¥480。


(カケル) 地図  
アットホームな居酒屋。
 所在  酒田市中町3-1-5。  電話  (0234) 22-8871  WEB  
 営業時間  18:00~24:00。  料金  


ケルン 地図  
カクテル「雪国」が有名なカフェバー。
 所在  酒田市中町2-4-20。  電話  (0234) 23-0128  WEB  
 営業時間  10:00~17:00 19:00~22:30  料金  

泊まる[編集]

安宿[編集]

最上屋旅館 地図  
レトロな旅館。
 所在  酒田市中町2-2-16。  電話  (0234) 22-7533  WEB  [15]
 時間    料金  


酒田ステーションホテル  
JR酒田駅から歩いて5分くらいのところにあるリーズナブルなホテル。駅の近くにあるので鉄道や長距離バスを利用する際には便利だが、街の中心部からはやや外れている(中心部の中町までは歩いて20分くらい)。サイクリストの拠点としても使われているようで、自転車利用の旅行者について宿泊料金が割引になる制度もある(その他長期滞在割引などもあり)。2階入り口にあるホテルのフロントにスタッフがいるのは夜19:30頃から朝7:00頃までで、それ以外の時間帯は1Fにあるコーヒーショップ「木戸銭」に声がけする(コーヒーショップが休みの日曜日の対応については不明)。家族経営らしく、アットホームな雰囲気のホテル。
 所在  酒田市幸町1丁目9番6号  電話  0234-22-0033
 FAX  0234-26-2088
 WEB  
 時間  チェックイン 15:00~23:00 チェックアウト 10:00   料金  1泊シングル¥4,500。
酒田ステーションホテル

中級[編集]

ホテルルートイン酒田 地図  
酒田駅より車で5分。
 所在  酒田市東大町1-48-12。  電話  (0234) 21-3301  WEB  [16]
 時間    料金  


ホテル・アルファ−ワン酒田 地図  
酒田駅より徒歩3分。
 所在  酒田市幸町2-1-12。  電話  (0234) 22-6111  WEB  [17]
 時間    料金  

高級[編集]

出かける[編集]

  • 飛島 (とびしま) — 酒田市から約40km離れた日本海に浮かぶ小さな島。人口はおよそ300人。島内には日本でも有数のウミネコ繁殖地がある。酒田港から船で約1時間半。


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