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美術館・博物館めぐり

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美術館・博物館めぐり

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これは「旅のテーマと主な目的地」の記事です。
アントニーニ博物館(ナスカペルー

一般に、博物館や美術館が旅行における重要なアイテムのひとつである、ということはおそらくあまり異論のないところであろう。その国なり街を手っ取り早く知るため、大英博物館や故宮博物院、ルーブル美術館など、いわゆる「有名どころ」を訪れることで旅に華を添える、寒さ除けや街歩きに疲れたときあるいはトイレ休憩などの休憩場所として、等々、その動機や目的は人によってさまざまであろうが、普段美術館や博物館を全く訪れないような人でも、旅に出れば一つか二つはこの種の施設に厄介になる。また、美術館・博物館が好きな人であれば、旅の途中でそれらの施設のうちのどれを、どのようなタイミングで訪れるかについて考えを巡らさないということなないであろうし、また、時間や費用などの面でいかに効率化できるかなどについても大きな関心が払われる。

美術館・博物館めぐり」のページでは、それら内外の美術館や博物館について全般的な情報や、美術館や博物館をより楽しむためのコツなどを紹介する。なお、美術館・博物館の一覧など、関係する各記事については関連記事の項目を参照。



分かる[編集]

「目玉」が常に展示されているとは限らない

以前、マチスの「金魚」見たさにモスクワのプーシキン美術館までわざわざ出かけていったことがある。美術館自体は「金魚」以外にも掘り出し物を多数収蔵していることがわかって思いがけず大きな収穫を得た気分にはなったが、肝心の「金魚」の方には結局会えずじまいでとてもがっかりした。そしてこの話には、「数年後に、やっとお目当ての金魚に出会えたのは、何とモスクワではなく台東区にある東京都美術館の企画展でだった」というオチが付く。

シーズンオフに美術館や博物館を訪れる場合、事前によく調べておかないと、その館の一番の目玉が外貨稼ぎのための出稼ぎに出ていたりすることがあるので、注意が必要だ。

  • 展示には常設展(平常展・収蔵展・コレクション展)と企画展(特別展)とがある。前者は各館のコレクションを展示したもので通常料金で入場できる。後者は多くの場合、他館からの借り物を中心に展示したもので特別料金が課される。大規模な館では常設展スペースと企画展スペースに分かれているが、小さな館では分かれておらず企画展開催中は常設展示品は倉庫に入り見られない。小規模の企画展示については平常展スペースの一角で学芸員により行われ、特別料金も課されないことが多い。
  • 大型のコレクションを持つ館では、展示室に展示されているものの数倍~数百倍の品々がバックヤード(倉庫)に眠っている。例えば東京国立博物館では10万点以上のコレクションに対し展示は3千点ほど、台北の故宮は展示スペースは東京国立博物館より小さいがコレクションは60万点超と言われ全部見せるには8年かかるという。館の目玉になりかつ耐久性の高いものについては常に展示されているが、それらの条件に洩れるものについては数ヶ月ごとに入れ替えられている。よって所蔵されている作品が見られないこともあるし、すでに見たはずの館ががらりと様相を変えていることもありうる。
  • 作品保護のために冷房が強めにかけられていることが多い。冷房に弱い人は一枚羽織るものがあったほうがいい。

日本の場合[編集]

  • いつでも見られる「常設展」、一定期間だけ開催される「企画展」と「特別展」の3つに分けられる。もちろん、見る価値が高いのは「企画展」と「特別展」であることは言うまでも無いだろう。
  • 企画展は本来なら館の学芸員が企画し館の性格やコレクションに絡めて行われるべきものであるが、日本では学芸員の権限は弱くかわりに大手マスコミが企画展を開催するため、歴史を扱う博物館で近代美術の企画展が開催されるなど館がハコとしてしか機能してないこともよく見受けられる。
  • 概して入場料金は国公立が安く私立が高い傾向にある。またその各分類の中で大ざっぱに言えば料金の高い方が施設やコレクションなど充実している。常設展と特別展とは別料金としている施設が多い。
  • どの館に行ったらいいかというのは個人の趣味によるし、館の良し悪しは歴史や背景あるいは運営者や学芸員の思い入れなどさまざまな要因による。それでも一般的にどの館がコレクションや施設あるいはスタッフなど充実しているかといえば、少なくとも日本では予算の都合でまず国立つぎに都道府県立や有力私立さいごに市町村区立や小規模の私立の順になる。
  • 私立美術館の場合、オーナー社長の個人的な趣味で集めた館や新興宗教系の館には立派なコレクションがあることが多い。
  • 日本画の絵の具は光に弱く退色するので一般に日本画を扱っている美術館は照明が暗く50ルクス以下になっている。暗いところで見えにくい人にはあまりお勧めでない。それに比べると油彩画は光に強いので、美術館も明るいことが多い。
  • 特別展は認知度の低さもあいまって会期の最初のほうが空いている事が多い。会期の終わりのほうになると、認知度が上がるのと主催マスコミが配った招待券を使いきろうとしたり金券屋で値下がりするのでそれを買ったりした来客が増え、大変な混雑になる。故に、ゆっくり鑑賞したければ開設期間の前半がおすすめだ。金券屋で値下がり・・・すると書いたが、希に原価近くにまで値上がりすることがあるので注意。
  • 特別展では会期の真ん中などで展示品を入れ替えたり、期間の前半と後半と分けて展示品を変えることがある。もし全部見たければ複数回行く必要がある。

プランの立て方[編集]

事前調査[編集]

これから訪れようと計画している施設がちょうど建物の大規模修繕や増改築、レイアウトの大幅な変更、あるいは展示品の入れ替えなどにあたり、数ヶ月から場合によっては1年近く休館しているというケースもたまにある。HPなどがしっかりしている施設であればこのような長期休館のお知らせが必ず掲載されているので、それらHPなどの情報を事前にチェックしてから旅行の計画を立てるようにした方がよい。

事前調査でしっかりと情報を掴んでおかないと、その美術館なり博物館を訪れること自体を旅の第一の目的にするような場合、そもそもそのような時期に旅行を計画すること自体が無意味なものになってしまうおそれがある(事前に調査しても、情報が極端に取りづらい施設や、インターネットなどの整備が遅れている国にある施設などの場合、訪ねていった先で閉ざされた門扉の貼紙を前にして笑うしかないような状況に追い込まれることもままあるが)。

旅程のどこに美術館や博物館を入れ込むか?[編集]

休館日・無料開放日との兼ね合い[編集]

まず、その街の滞在日のうち、どこに観たい美術館・博物館の休館日があたるかを考慮して滞在日程を組むようにする。日本の場合は、たいてい月曜日が休館日なので十分に注意した方がよい。

天気との兼ね合い[編集]

その街の滞在中に観たい施設の休館日が当たらないのであれば、天気を優先した滞在プランを組むようにするとよい。美術館・博物館は基本的にハコモノなので、天気に左右されずに見学することができるからである。

複数の館を訪ねる場合のコツ[編集]

どんなに観たいところが多数あったとしても、1日1か所程度に抑えるようにする。いくら収蔵品が粒ぞろいでも、あまり多く観すぎるとそのうち感性が麻痺してきて、何を見ても感動しなくなってしまう。パリでルーブル美術館とオルセー美術館を1日でまわるというようなことは(物理的には可能だが)避けた方がよい。それらの施設が逃げるわけではないし、今回観きれない施設についてはまた次回にまわせばよいのだから。

よりうまく活用するには[編集]

旅行ガイドやホームページで予習を[編集]

大きな施設だと、順路の総延長が数Kmにもおよぶものがあり、観たい文物を探すだけでも多大な時間と労力を費やすことになる。時間があるならそのような鑑賞の仕方も面白いが、もし時間が限られているのであれば、あらかじめ旅行ガイド、美術館や博物館の公式サイト、あるいはそこに詳しい人がアップしている個人ホームページなどを参照して、作品の展示位置やフロアガイドなどをざっと予習しておくとよい。また、印刷してあとから確認しておくのもひとつの方法だ。

また、館内の全ての展示物に興味がある、ということはまれであろう。それらの情報源を頼りに、あらかじめ自分が観たいものはどれなのか、あたりをつけておくと良い。こうすることで、見忘れてくやしい思いをするといった「事故」が防げる。

ギャラリートークや講演などが組まれていることもある。遠隔地などではなかなか予定があわせづらいかもしれないが、もし興味のあるテーマなら公式サイトや周辺地域の公共機関にある広告などで予告されていることが多いのでぜひチェックしておきたい。

メリハリを付けてじっくりと鑑賞[編集]

例えばある美術館が100点の美術品を収蔵していたとして、その一つ一つに同じだけの時間を割くというのはあまり賢い見方ではない。料理にメインディッシュと付け合わせがあるように、その美術館なり博物館が収蔵している展示品も重要なものからそれほどでもないものまで、いろいろな価値のものが混在して展示されている(傑作ばかり並べていては観る側が食傷ぎみになってしまうし、個々の作品の印象が薄まってしまうという点を施設の方がちゃんとわきまえて展示を工夫している。あるいはある傑作の近辺にその前座や追随や同時代の作品などなんらかのストーリー性を持たせて展示している)。また、収蔵品の鑑賞にあたっては、観る側の嗜好というのも当然反映されてくる。

このため、展示品の鑑賞にあたっては、価値の高いものや、自分の好みに合うものにはより多くの時間を割いてじっくりと鑑賞し、それ以外のものについては歩きながら軽く観て流す程度にするとよい。中にははじめにザーッと全体を歩いてしまって、あとで気になった作品だけ見直すという方法をとる人もいる。

外部情報に頼り過ぎない[編集]

ガイドブックでは、よく「○○は必見!」とか、その博物館なり美術館で有名な展示品をリストにし、場合によっては展示場所のレイアウトまで丁寧に付けてくれたりするものもあるが、必ずしもそれらに頼る必要はない。むしろ自分の感性の趣くまま、余計な予備知識を頭に入れず、虚心に展示物と向き合った方がよほど印象に残る。

人にはそれぞれ好みがあるため、世に言う傑作や世界的に貴重な展示品が必ずしも自分自身にとって「傑作」なり「重要な展示品」となりうるとは限らない。ガイドブックで絶賛されている展示物が結果的に自分の心にも残る傑作なり重要な展示品となるならそれもよし、そうでなくとも一向に構わないというくらいに割り切って考えたほうが美術館・博物館めぐりはより楽しくなる(自分の好みや感性によらず、ガイドブックに紹介されているような作品だけを追いかける観かたのほうがよほどつまらない)。展示をざっと見ているうち、他の作品にはないような印象で各自の心に引っかかってくるようなもの、思わずそこで立ち止まって観てしまうようなものが、その博物館なり美術館における、みなさんにとっての「傑作」なり「重要な展示品」である。

鑑賞中は作品に集中する[編集]

鑑賞中はできるだけ作品や実物に集中したほうがいい。説明書きや音声ガイドあるいは写真撮影などいろいろと注意が割かれるかも知れない。しかし説明書きやガイドは限られたスペース・時間に内容を詰め込むため必ずしも十分でないことが多い。また写真は館から依頼されたプロが写すのに比べはるかに劣った条件下でしか撮ることができない。よってこれらはカタログを買って帰るなり後で家の近くの図書館に行ったほうがむしろうまく入ってくる情報であり、鑑賞中はちらっと見る程度・小耳にはさむ程度で十分だ(あるいは、それら作品の情報を得るための時間は別に取り、それらが済んでからじっくりと鑑賞する、という手もある)。作品の情報は手に入れようと思えば後で何とでもなるが、これに対しモノのほうはまさに一期一会。遠くの施設であればめったに行くことができないし、大きなコレクションを持っている施設だと次に来たときはもう倉庫の中ということが往々にしてあるので、せっかく得た機会を逃してはならない。

パンフレット・リーフレット[編集]

美術館・博物館に備えられているパンフレットやリーフレットも鑑賞の参考になるのでぜひ活用したいところだ。大まかに言って、これらパンフレット類には

  1. 施設の入り口やミュージアムショップなどで販売されているもの。
  2. 展示コーナーごとに備え付けられており、見学者が無料で持っていけるもの。
  3. ボードやクリアファイルなどに入ったものを借り受け、見学後に返却するもの。

といったようなタイプのものがある。

外国の施設の場合、パンフレット類に使われている言語は、その国の言葉と英語ないしフランス語などのパターンが多く、日本語のパンフレット類を用意しているところは英語などに比べればそれほど多くはない。ただ、意外な施設で日本語のパンフレット類が手に入ることもあるので、とりあえずチェックしてみるとよい。

一般に、日本語のパンフレット類を用意していることが多いのは、以下のような施設である(なお、これらの施設では、以下に述べるオーディオセットも日本語のバージョンを用意していることが結構ある)。

  1. 世界に名が知れているような超一流の美術館・博物館
  2. 日本企業が多額の協賛金を提供している施設
  3. 韓国台湾など、日本の近隣諸国にある施設
  4. 中南米にある、日系人に縁のある施設
  5. 施設の創設者や、施設の母体となっているコレクションを集めた収集家が日本びいきの場合

ところで美術館や博物館に行ってもらってきたパンフレットやリーフレットなどどうしているだろうか? 机の片隅に置いてたまってくると処分してしまうパターンが多いかと思う。だがよくよく見てみるとなかなかきれいな印刷で、実際にそれなりの手数や費用もかかっている。いまでは100円ショップなどにもあるのでA4のクリアファイルを買ってきて、館に行くたびにこの中にファイルしていくと立派な旅の記録ができる。たまってしまうと面倒だが、そのたびに保存していくとたいした手間も費用もかからないのに元の素材の良さからかかなりの見栄えがする。あとでゆっくり見直して思い出すのもいいし、人に見せても驚かれる。

なお、美術館や博物館の多くは寄付などにより運営されている非営利の施設であり、資金的に見て潤沢なところはそう多くない。いくら簡単な印刷物であっても施設にとってはばかにならない経費となりうるので、たとえ無償でもらえる類のものであっても、展示コーナーごとに手当たり次第もらったりせず、本当に必要なものだけを、最低限の枚数(多くは1枚ということになろうが)だけ貰うといったことを最低限のマナーとして心がけたいものだ。

オーディオ・セット[編集]

美術館・博物館の中には、その施設の展示品のうち特に重要なものを音声で解説してくれるポータブル機器を備えているところがあり、入り口付近で貸し出してくれる(通常は別料金)。

機器の大きさやデザインは様々だが、大抵は展示物の下などに書かれた番号(それが音声ガイドの番号であることを知らせるために、ヘッドホンの絵などと一緒に書かれていることが多い)を機器に入力すると、30秒~数分程度の解説が流れる仕組みである。

使用言語については、通常借り受けるときにどの言語にするかを自分で指定するが、機器によってはチャンネルを変えることでその都度言語を替えることができるものもある。これについてもパンフレット類同様、英語やフランス語など欧米の言語が主流だが、中に日本語の機器を取り揃えているところもあるので、確認してみるとよい。

オーディオ・セットのよいところは、パンフレット類と違って作品を見ながら説明を聴くことができるという点である。ただし鑑賞中に作品とは別の方へ注意が向いてしまうのはパンフレット類と同じなので、これについても、先に説明を聴いてからじっくりと作品を鑑賞するなどの工夫をした方がよい。

使う際のコツとしては、あまりオーディオ・セットに頼り過ぎないこと。その施設のコレクションの選りすぐりの解説といっても、施設によっては100を超えるような解説を用意しているところもあり、ひとつひとつまともに聴いていたのでは、とても時間が足りないし、第一聴くだけで疲れてしまう。せっかく展示物を観に来ているわけだから、音声ガイドについては解説の中でも、特に自分が興味ある作品のものだけを選んで聴いた方がよい。

添乗員や説明員[編集]

添乗員や説明員の説明も、博物館や美術館をより楽しむためのアイテムとしては重要なものである。自分ではなかなか気づかない鑑賞のポイントや、作品にまつわる興味深いトリビアなどを聞くことができるからだ。ただ、個人旅行でこのような添乗員なり説明員を自ら手配する必要ははっきりいってない。

例えば台北市の故宮博物院に常設展示されている有名な文物、「翡翠の白菜」のあたりにでも少し佇んでいればわかると思うが、こちらがゆっくりと鑑賞をはじめると、ほどなく添乗員に連れられた忙しい日本の団体客が足早にやってきて、添乗員、あるいは専門の説明員から、日本語でその文物の由来やいかにそれが貴重なものか説明を受けているといった、そんな光景に出くわすはずだ。つまり、それら文物に精通した人を自ら手配せずとも、そのような日本人団体に近い位置にさえいれば、日本語ができるそのような人たちが、向こうから日本語で文物の説明をしてくれるという状況に置かれることになるわけである。個人的な経験では6~7回ほどガイドなしで故宮に行った中で、陶磁器の前で「五爪の龍は皇帝専用」という説明を3~4回も聞いた覚えがある。

そのような説明を狙って、同じ団体に四六時中くっついていたのではさすがに煙たがられてしまうであろうが、そんな団体は次から次に現れるので、一つを追いかける必要など全くない。

彼らとは異なるペースで館内をゆっくり見学しながら、それぞれの文物の前で、それらひっきりなしにやってきては消えて行く日本の団体客の近くに「偶然居合わせた同胞」として、もれ聞こえてくる説明をありがたく拝聴してしまえばよい。

順路を工夫する[編集]

展示物をゆっくり落ち着いて鑑賞しようと思ったら、団体など人ごみの中に極力混じらないようにすることだ。そのためのコツとして、団体とはあえて違うパターンの順路で動くように工夫するとよい。団体の場合、添乗員に連れられてお決まりのコースで動いて行くことが多い。なので、これらの人たちから離れようと思ったら、それぞれのコーナーをあえて逆の順路でまわるというのも一つの手である(また、団体が近づいてきたらあえて動くスピードを落として「嵐」が過ぎ去るのを待つなどの手も合わせて使うとよい)。

ただしこれらの方法は、超目玉の企画展などでいつも人でごった返しているため、施設の側であらかじめ順路や動くスピードが厳しく制限されている場合などには、その方法自体をそもそも取ることができない。また、そのような制限がない場合であっても、例えば時系列的とか、順路に沿って何がしかのストーリー性を持たせて展示しているような場合は、イレギュラーな動きをしてしまうと展示の面白さが半減してしまうので、あまりおすすめできない。

ミュージアム・ショップ[編集]

最近は多くの施設で出口付近にミュージアムショップが付いている。ミュージアムショップでは館の作品のカタログや複製品あるいは関連するさまざまなグッズ(文房具・Tシャツ・雑貨・その他)が、必ずしも安いわけではないがまともな値段で売られている。展示に興味があればカタログを買ってもいいし、お土産などにグッズを買うのもいい。

鑑賞上の注意[編集]

マナー[編集]

  • 写真撮影できる館とできない館がある。写真撮影が許可されている館でも、その館のコレクションでなく委託品などについては撮影不可の場合が多い。また屋内ではたいていの場合フラッシュ不可である。フラッシュは他の鑑賞者の迷惑になるだけでなく作品をいためることになりかねないので、撮影したい場合はフラッシュが働かない機能を使いこなせるようにしておきたい。
  • 多くの館では入り口付近にクロークや無料(コイン返却式)のロッカーが設置されている。大きな荷物は鑑賞の際にジャマになるので預けておいたほうがよい。
  • 飲食は厳禁である。問題ないように思われても、わずかな食べかすや飛沫が虫のわく原因になる。

出費を抑えるための工夫[編集]

例えばマドリード滞在中に、王宮(博物館としての価値が非常に高い)と三大美術館(プラド美術館、ティッセン・ボルネミッサ美術館及びソフィア王妃芸術センター)を訪れたとすると、王宮の入場料が€8、美術館はそれぞれ€6(いずれも2007年8月)なので、入場料だけでも合計で€26(約¥4,000)となる。また、常設展のほかに企画展を見たり、オーディオセットなどを借りればその分の出費も別途かかってくる。このように、旅行中の美術館・博物館めぐりにかかる経費も決してばかにならない。

これら入場料や関連経費にかかる出費を少しでも抑える方法を以下に紹介する。

国際学生証 (ISIC)[編集]

国際学生証を所持していると、世界各地の美術館や博物館で大幅な割引を受けられることが多い。ただし取得にあたっては年齢等で一定の制限がある。

共通券・セット券[編集]

年間パスポート、友の会制度など[編集]

その施設のリピーターにとっては有効な制度だが、遠くから来ている旅行者の立場ではやや利用しづらい方法である。

その他の企画券[編集]

日本の場合だが金券屋に行くと美術館や博物館の入場券が安く出ている。特にマイナーな館や特定の展覧会の会期終了間近のチケットは非常に安い。

関連記事[編集]


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