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秋吉台国定公園
秋吉台国定公園(あきよしだいこくていこうえん)は山口県の美祢市にある自然公園。旧美祢郡の秋芳町と美東町にまたがる日本最大のカルスト台地の秋吉台(狭義)全域が国定公園に指定されている。その地下には日本最大の鍾乳洞の秋芳洞など、多くの鍾乳洞がある。 [1]
目次分かる[編集]歴史[編集]3億5千万年ほど昔、海底火山ができ、その火山の海面近くにサンゴ礁が形成され、厚い石灰岩層ができた。その後、石灰岩層は隆起して地表に現れ、雨水により侵食され、鍾乳洞やドリーネとよばれる窪地が数多く形成され、カルスト地形となった。これが秋吉台である。 秋吉台に多く見られる石灰岩をよく見てみると、サンゴやウミユリ、紡錘虫(フズリナ)などの化石が多数見つかる。 風景[編集]毎年2月下旬に山焼きを行うため、360度の草原風景が保たれている。 なお、秋吉台の草原面積は日本で二番目の広さを誇る。 地下には神秘的な鍾乳洞が数多く発達している。 動植物[編集]秋吉台には貴重な植物が数多くある。 長者ヶ森には唯一原生林が残っており、タブノキ・ヤブツバキ・シロダモなど60種類以上の植物が自生しているほか、野鳥を観察することもできる。 秋芳洞・景清洞・大正洞が地下水系の分野でラムサール条約に登録されている。 気候[編集]秋吉台は内陸部にあリ、夏は直射日光が照りつけ暑く、冬はかなり冷え込んで寒い。また、朝昼の気温の差も激しいので、服装には気を付ける。 一方、秋芳洞などの鍾乳洞内の気温は年間を通じて約17度であり、夏は涼しく冬は暖かい。 着く[編集]公共交通機関では、山口市の新山口駅から防長交通バスを利用するのが一般的である。秋芳洞バスセンターから秋芳洞入口までは徒歩5分ほど。また、萩市や長門市からも防長交通バスの路線があり、山口市の山口駅、美祢市の美祢駅からは中国JRバス、下関市からはサンデン交通バスの便がある。 車では、広島方面・九州方面からは中国自動車道美祢東JCTから小郡萩道路に入り、十文字ICで降りて国道490号、435号を利用する。 料金/許可[編集]秋芳洞への入洞は大人¥1,200、中学生¥950、小学生¥600である。 景清洞と大正洞への入洞はそれぞれ大人¥1,000であるが、景清洞と大正洞の共通入場券は¥1,500である。 動く[編集]秋吉台はかなり広大なので、あちこちを散策するには自家用車やレンタカーを利用するのがもっとも便利である。車を利用しない旅行者は、電話予約制の乗り合いタクシー「カルストタクシー」(一日乗車券大人一枚¥800)が利用できる。但し30分前までに予約しなければならない。 カルスト展望台と秋芳洞を見るだけなら、車やタクシーを使わずとも、徒歩で十分可能である。 観る[編集]
遊ぶ[編集]
買う[編集]秋芳洞バスセンターから秋芳洞入り口にかけて、土産物屋が立ち並んでいる。 食べる[編集]周辺の食堂は美祢市#食べる参照。 秋吉台名物[編集]
泊まる[編集]宿泊所[編集]
キャンプ[編集]
野宿[編集]気を付ける[編集]遊歩道から離れると、ドリーネやウバーレと呼ばれる大きな窪地が数多くあり、落ち込むと生きてもどってはこれないと言われている。 出かける[編集]
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