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田代島

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田代島

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ファイル:TashiroJima 2013Aug.JPG
大泊港で撮影した「ネコの島」こと田代島の風景。
この写真のどこに「にゃんこ」がいるでしょうか?

田代島 (たしろじま) は、宮城県石巻市にある島であり、猫が多く生息し「ネコの島」として知られる。


分かる[編集]

ファイル:TashiroJima Cat02 2013Aug.JPG
仁斗田港の漁船の下で見かけた猫

田代島は三陸海岸南端の牡鹿半島の近くにある石巻湾上の島であり、NHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』のモデルとも言われている。かつては外部からやってくる人と言えば、海釣りを目的とした釣り人が大半であったが、近年はテレビやブログなどの影響で「ネコの島」として知られるようになってからは、愛猫家にとって聖地とも言える猫スポットとなっている。

漁業を営むこの島の住民にとって、猫は大漁を招く守り神として生活の中に溶け込まれており、島の中心には「猫神社」が建てられて「猫神様」が祀られている。

着く[編集]

田代島へは船のみのアクセスとなる。便数も少なく帰りの船の出航時間も午後だけということで、他の観光地を巡りながらの旅程を考えている場合には、田代島に寄るか否かも踏まえて時間を考えて計画を立てる必要がある。例えば午前9時便で田代島に来た場合、少なくとも4時間は島に滞在することになる。

飛行機で[編集]

列車で[編集]

田代島行、網地島ラインの船着き場までは、JR石巻駅が最寄りの駅となる。

  • JR仙台駅から石巻駅まで、通常ならば1時間程度なのだが、2013年現在東日本大震災の影響によりバス振替区間がある為、実質は2時間かかる。
  • 仮に9時便のフェリーに間に合うようにするためには、早朝6時のJR仙台駅発の列車に乗る位で予定をしなくてはならない。

車で[編集]

石巻駅から船着き場までの間をバスが運行しているが日に数本しかないので、実質のアクセス方法はタクシーとなる。石巻駅から船着き場までのタクシーの所要時間は10分弱で費用は¥800程度である。

網地島ラインの船着き場には無料の駐車場があるので、船着き場までは乗用車で訪れるのも可である。

バスで[編集]

  • 仙台駅エデン前21番のりばもしくは仙台市営地下鉄東西線「六丁の目」駅から、石巻営業所行きの高速バス(大人片道¥800、1時間30分程度)が運行している。午前9時便のフェリーに乗るには朝7時(石巻着8時30分頃)のバスに乗る必要がある。往復とも同じバス路線を利用することが事前に決まっているのであれば、回数券2枚綴りを買っておくことをお勧めしたい。100円引きの運賃で購入できる。宮城交通・石巻-仙台線

船で[編集]

ファイル:AjishimaLine TashiroJima 2013Aug.JPG
大泊港に入港する網地島ラインのフェリー

田代『』なので、行く方法は当然船以外の方法はない。フェリー(網地島ライン)の往復運賃がそのまま田代島の入場料みたいなものになる。田代島には食事処はないのでJR石巻駅前のコンビニが食料調達の最後の場所となる。最低限、おにぎりと水分補給用のペットボトルの購入は必須である。

網地島ラインは、通常期で日に2往復運航しており、石巻発で9時と12時の便がある。15時30分の便があるが帰りの便はないので、この船に乗ると島に1泊することになる。帰りは仁斗田発14時の便と15時の便があり(島の民宿宿泊者は7時の便で帰る事が可能)、最短でも12時の便で13時頃に島に着き、14時の便で帰るというチョロ見程度の事は可能である。もし、大泊港から帰りのフェリーに乗る場合には、発着時間までに船着き場にいないと寄港せずにそのまま通過することがあるので、10分前には船着き場で待っている必要がある。

田代島には大泊港と仁斗田港、二か所の港があるが、猫目当てで島に訪れる場合は、猫の出没スポットは仁斗田港周辺に集中しているのでこちらに降りるのがよい。仮に大泊港に降りたとしても3kmほどの山道を歩けば仁斗田港に到着するのでさほど問題はない。

網地島ライン (あじしまらいん) — 石巻工業港日和埠頭から田代島を結ぶ航路である。営業時間は、08:00~17:00まで。  所在  石巻市門脇町3丁目  電話  (0225) 93-6125  時間  所要時間は約40分。  料金  大人片道¥1,200(子供半額)  WEB  [1]

動く[編集]

ファイル:Map Tashiro-jima Ishinomaki.png
田代島簡略ロードマップ ※参考程度に

公共交通機関はなく、移動は歩き前提となる。

  • 島内巡りをするのに結構な坂道を歩くことになるので、服装はハイキングスタイルで臨むのがベスト。女性の方はパンプスで動き回ろうとは思わないように。
  • 夏場だとやぶ蚊やぶよなどの虫が多い。虫よけスプレーがあると便利なのだが匂いのせいで猫に警戒されるやもしれないので、使うか否かは各々の判断で。
  • 猫は島内をフリーダムに生活しているので、島内にはいたるところに猫のウ○コが落ちている。気になる人は綺麗な靴ではなく、汚れてもいい靴をはいてくるとよい。
    • 因みに人間用の公衆トイレは、マンガアイランドと仁斗田港近くにあるポケットビーチの敷地内にある2か所だけである。
  • 島内の随所に行き先看板が建てられているが結構解り難く、正直なところ、あまりあてにならない。予めネットで島内地図を検索し、印刷して持参しておく方が良い。島内のスポットではマンガアイランドで地図を入手する事が可能。
  • 移動している最中、つい時間を忘れがちになって帰りの船を見逃す事にならないよう、地図(港までの距離)と時間とを気にするように心がけておいた方が良い。


観る[編集]

ファイル:TashiroJima Cat 2013Aug.JPG
猫島」の住人である猫

田代島を訪れる目的と言えば、「釣りをする事」と「猫に会う事」、この二つに限るだろう。田代島には二つの港(大泊港と仁斗田港)があるが、猫の出没地点が集中しているのは仁斗田地区の方である。

田代島の猫は人間に対して警戒心を持つ訳でもなく、さりとて甘えてきたりという事はなく、どちらかと言えば「無関心」といった感じである。なので、追いかけまわしたりするなど、猫が嫌がるような行為を行わなければ普通に接する事が可能である。猫たちの間には縄張りがあり、主にグループ単位での群れが形成されている。グループの異なるさまざまな猫を見たいのであれば、島のあちこちと歩き回る必要があるだろう。

猫自身は飼い猫よりも、自由気ままな野良猫が多い。とは言うものの島の住民が時間になったら交代で、食事量をコントロールした上でキャットフードを与えているので、どちらかと言えば島で放し飼いにされているというのが正しい表現だろう。島を一回りしていると、あちこちに腸の部分だけが無くなっているカブトムシやバッタなどの昆虫の死骸が目につく。田代島の猫は人から餌を貰うだけでなく自分で昆虫や蛇などを捕まえて食べているのだとか。

猫にとって食べ物も豊富にあり、気ままな生活ができるのかと言えばそうでもない。この島には猫の他にもトンビやカラスなどがいて、生まれたばかりの子猫や病気や老齢で弱った猫などを襲って食べてしまうという事もしばしばあるそうな。実に弱肉強食でワイルドな世界である。


猫神社  
猫を祀った神社。大泊地区と仁斗田地区を結ぶ人里離れた山道の道中にあるので、地図をちゃんと確認しながら目指さないと「本当にたどり着けるのかな?」と不安になる。ちなみに「猫神社」というものの、この周辺を縄張りにしている猫はいないそうである。
 所在  大泊港からの方が近い

遊ぶ[編集]

マンガアイランド  
里中満智子やちばてつやがデザインしたロッジ(写真)で宿泊が可能。食事を作る為の炊飯設備や寝具などは一通りそろっているが、食材は島内で調達することができないので、島の外から持ち込んでおく必要がある。ロッジの本棟2階は数々の漫画家のサインが飾られた休憩施設になっている。島には建物内で休憩できるような場所が少ないので重宝する場所である。横になる事も出来るので夏の炎天下の中、休憩がてら昼寝をすることもできるが、そのまま寝過して帰りの船を逃してしまう事にならないよう注意が必要である。
 所在  仁斗田地区(山の上にあるので、最寄りの仁斗田港までそれなりに距離がある)  電話  0225-21-4141  WEB  
 e-mail  宿泊の予約
 営業時間  11月1日から3月末日まで休館。  料金  
マンガアイランド

買う[編集]

仁斗田地区に商店が2軒あるが、商店を経営している方が高齢である事と、震災の影響で島民が少なくなったなどの事情により、常に営業している訳ではないので、開いていたらラッキーくらいである。缶ジュース程度の飲み物は自販機で購入できるが、食事類は島に来る前に確保しておいた方が無難。

ちなみに、その内の1軒「阿部ツ商店」の店前は猫の出没スポットの1つである。

食べる[編集]

飲み物用の自販機が仁斗田港の漁協と仁斗田地区の商店前にある程度で、食事ができるような食事処は島内に存在しない。食事は持参するか、事前に民宿で昼食の予約を取っておく必要がある。

  • 田代島で食事をするなら、民宿に食事付きのプランで宿泊する必要がある。島の産業は漁業主体なので民宿の食事は島で取れた海産物がメインとなる。
    • 宿泊しないまでも「昼食だけ」利用が出来るケースもある。ただし、その場合でも宿泊予約と同様に、予め電話にて昼食の予約を取っておく必要がある。
  • 日帰りの予定で島に訪れた場合、昼食の事を考慮してJR石巻駅のコンビニで最低限の食料と水を調達しておく必要がある。
  • マンガアイランドに宿泊をする際、炊飯設備はあっても食材は調達できないので、レトルトでもよいから食材を持参する必要がある。

泊まる[編集]

田代島での宿泊はマンガアイランド(ロッジ施設)を除き、全て民宿である。島内で宿泊をする際は事前に直接宿に電話をして予約を行う必要がある。(ネットから予約可能なのは、ホームページを持っている「マリンライフ」と「はま屋」だけである)

当日に駆け込み泊を行っても泊めてもらえる保証はなく、仮に泊めてもらったとしても食事抜きの素泊まりとなる。

田代島内の民宿リスト
宿名 電話番号 宿泊費 場所
民宿海浜館 (0225) 98-2321 ¥7,000(1泊2食付) 仁斗田地区(仁斗田36-1)
マリンライフ [2] (0225) 21-4122 ¥8,400(1泊2食付) 仁斗田地区(仁斗田38)
日の出荘 (0225) 98-2032 ¥- 仁斗田地区(仁斗田102)
まるや (0225) 98-2022 ¥7,400(1泊2食付) 仁斗田地区(仁斗田42)
漁師民宿はま屋 [3] (0225) 98-2620 ¥7,000(1泊2食付) 大泊地区(大泊53)
網元 (0225) 98-2316 ¥7,000(1泊2食付) 仁斗田地区(仁斗田51)
民宿ふじや (0225) 98-2338 ¥- 仁斗田地区(仁斗田115)

気を付ける[編集]

マナー[編集]

ファイル:TashiroJima Notice 2013Aug.JPG
仁斗田港にある猫に関する注意書き
猫の餌付けを行わない
動物愛好家の義務でもあるが、猫の食事については島の住民が猫の健康を考慮して、決められた時間にキャットフードを与えている。餌付け行為は、猫が食べ散らかした後がそのまま生ゴミを巻き散らかす行為でもあり、また人間の食事が猫の健康にとって適切とは限らないので、無責任に餌付けを行うのはマナー違反である。
犬の持ち込み禁止
「猫の島」だけあって、猫の天敵となる犬(ペット含む)を島内に持ち込む事は禁止されている。
写真を撮影する時は節度を守って
「猫の島」と脚光を浴びるようになった田代島だが、この島は普通に住民が生活している場所である事を肝に銘じておきたい。私有地に無断で入り込んだり、家の中を撮影する(プライバシーを侵害する)といった行為を行わないように、節度を守って写真撮影を行うよう心がけるべきである。


身を守る[編集]

食べ物が狙われないように注意する
島には食堂が無いので、食べ物はコンビニかどこかで持参することになるだろう。コンビニの袋に入れっぱなしにしたままにしておくと、猫の爪でビニールが破かれて知らないうちに中身が取られてしまうという事があるとの事。また食べている時も、仲間内でおしゃべりに夢中になっている隙を突かれて、空からトンビやウミネコに食事をかっさらわれてしまう事がしばしばあるとの事。買ってきた食事は自分のカバンの中にしまっておき、食事も速やかに行うのがベターである。
帰りの船の時間を忘れずに
フェリーは一日二往復しかなく、15時の便を逃すと石巻港に戻る便が無くなり、島で一泊することが余儀なくされる。当日、いきなり民宿に泊めてくれとなっても、予約分以外の食事が用意できるとは限らないので、下手をすると一晩、ひもじい思いをしなくてはならないなんてこともありうる。
トイレの場所は2か所だけ
島内の公衆トイレは、マンガアイランドとポケットビーチ内にある公衆トイレの2か所だけ(いずれも仁斗田集落)である。いずれも軽く休憩を取る事が出来る場所なので、合わせて用を足しておいた方が良いだろう。
夏場は熱射病予防も含めて水分補給の準備を
特に夏場、島内のあちこちを見て回るのであれば、動き回る最中に水分補給ができるよう500mlのペットボトル一本分の水やお茶は所持しておくとよい。集落内であれば自動販売機も見つかるだろうが、猫神社のある山道を歩くとなると給水スポットは道中無いので水が尽きると暑さにやられてしまうということもありうるので用心に越したことはない。仮にペットボトルが空になった場合、マンガアイランドを訪ねると水道水を汲んで補充することが可能。

出かける[編集]


外部リンク[編集]