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灘五郷の酒蔵めぐり

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灘五郷の酒蔵めぐり

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これは「旅のテーマと主な目的地」の記事です。
歴史ある蔵が残る菊正宗酒造記念館

本記事では、兵庫県阪神地方にある日本酒醸造業の大集積地「灘五郷(なだごごう)」で旅を楽しむための情報を掲載する。


分かる[編集]

  • 酒造好適米(現在の「山田錦」)の産地が近く、六甲山系からの上質なミネラル水「宮水(みやみず)」が湧き、高い技をもつ丹波杜氏が六甲おろしの寒風吹きすさぶ季節に醸す酒を、大消費地・江戸まで早く運ぶための良港があった、という好条件が揃い、江戸時代以降に日本酒大産地となった。
  • 「灘五郷」と呼ばれる地区は、以下のとおり(近代以降の分類)。
    • 今津郷 (いまづごう、兵庫県西宮市
    • 西宮郷 (にしのみやごう、兵庫県西宮市)
    • 魚崎郷 (うおざきごう、神戸市東灘区
    • 御影郷 (みかげごう、神戸市東灘区)
    • 西郷 (にしごう、神戸市灘区
  • 灘の酒は「男酒」と呼ばれる。六甲山の伏流水である硬水の「宮水」、酒米に最も適した「山田錦」をきれいに精米して使った、淡麗辛口が特徴。ちなみに、これに対し伏見(京都市/伏見区)で製造される酒は甘口で濃厚なため「女酒」と呼ばれる。
1997年に始められた「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」。
  • 1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災は、海沿いに広がる灘五郷の酒蔵群に甚大な損害を与え、操業規模を縮小したり、その後の財務状況の悪化から廃業したりした蔵元も多い。その一方で、難局を乗り切るために灘五郷全体で新しい取り組みを始める端緒ともなった。震災以前、全国で生産される清酒のおよそ3分の1が灘で醸造されていたが、現在でもおよそ4分の1のシェアを占める。
  • 「灘五郷の酒づくり」は、仕込み期の新酒の香りただようとして環境省の「かおり風景100選」に認定された(2001年11月)。 かおり風景100選
  • 「灘の酒」は、2007年3月に灘五郷酒造組合が地域団体商標として登録した。 灘五郷酒造組合
  • メーカーや学識経験者で組織される「灘酒研究会」が、2011年から共通ブランド「灘の生一本(きいっぽん)」を展開。大関や菊正宗などの主要メーカーが醸造する純米酒に対して、各蔵の特色を生かしつつ高い酒質であることを同研究会が認定している。 灘の生一本
  • 西宮市は、2013年7月10日に「西宮市清酒の普及の促進に関する条例」、いわゆる日本酒条例を公布した。 西宮市清酒の普及の促進に関する条例
  • 神戸市でも、2014年11月1日から「神戸灘の酒による乾杯を推進する条例」を施行した。ただし、神戸市は自ら「神戸ワイン」を手がけ、また大手を含めてビール生産を行なう企業も立地するので、灘の酒以外の「神戸の酒」についても配慮する、との条文も設けられている。 神戸灘の酒による乾杯を推進する条例
    • 灘五郷ガイドマップ - 沢の鶴HPに掲載されている。 [1]
    • 灘五郷絵図 - 灘五郷酒造組合HPに掲載されている。 [2]
    • 灘の銘酒の琺瑯看板 - 安倍氏作成のHPに、灘の銘酒のホーロー看板写真と酒蔵一覧が掲載されている。 [3]


着く[編集]

2017年秋から運行されている阪神電車の特別塗装列車「Go!Go!灘五郷」
  • 酒蔵の多くは阪神電車沿線にある。そのため梅田駅、なんば駅~大阪難波駅、神戸三宮駅などから阪神電車に乗車する。
    • 阪神と阪急の「御影駅」は大きく離れているので注意。
    • 阪神と阪急の「春日野道駅」は大きく離れているので注意。
    • 阪神と阪急の「今津駅」は同一駅。
    • 阪神とJRの「住吉駅」「西宮駅」もやや離れているので注意。
    • 乗り継ぎの際、阪神と阪急の「神戸三宮駅」も別駅なので注意。
      • 阪神特急停車駅:梅田 - 尼崎 - 甲子園(一部通過) - 西宮 - 芦屋 - 魚崎 - 御影 - 神戸三宮 - 元町 - (山陽電気鉄道方面)
      • 阪神快速急行停車駅:(なんば線方面) - 尼崎 - 武庫川(一部停車) - 甲子園 - 今津(一部停車) - 西宮 - 芦屋 - 魚崎 - 神戸三宮(御影駅は特急は停車するが快速急行は通過)
      • 普通のみの停車駅でも、特急・快速急行停車駅で接続している場合が多いので、梅田や神戸三宮から乗りとおさないほうがよい。
    • 阪神電車で行く 灘五郷 - 阪神電鉄の駅ごとに最寄りの酒蔵が紹介されている。 [4]
  • 新幹線利用の場合は新大阪駅、新神戸駅利用。
    • 新大阪駅からは地下鉄か東海道本線で大阪駅・梅田へ。
    • 新神戸駅からは地下鉄で三宮へ。
  • 神戸空港利用の場合はポートライナーで三宮へ。
  • 関西国際空港からは南海電車でなんばに行き、阪神電車に乗り換え。または空港リムジンバスの三宮ゆきの便のうち、六甲アイランド経由のものが神戸ベイシェラトンホテル(六甲ライナーのアイランドセンター駅が隣接する)に発着する。また、阪神西宮駅ゆきの空港リムジンバスもある。
  • 伊丹空港からはモノレールで蛍池に行き、阪急電車で梅田へ行き、阪神電車に乗り換え。蛍池から十三・西宮北口・今津と乗り継ぐことができるが、乗り換えの手間と今津駅の停車本数に注意。
  • 六甲アイランド発着のフェリーの場合は連絡バスで六甲ライナーのアイランド北口駅へ行き、魚崎駅まで六甲ライナーに乗る。(連絡バスは、アイランド北口駅までなら無料。)


灘五郷に蔵を持つ企業[編集]

  • 阪神淡路大震災後に蔵を閉じた企業も含め、現在も販売されている灘の酒に関連する企業を取りあげる。

西宮市[編集]

酒蔵通りに立つ「みやたんの西宮酒蔵案内」。
  • 日本盛株式会社 — 1888年創業。「日本盛はよいお酒~」のCMソングで有名なほか、純米吟醸「惣花(そうはな)」なども醸造。酒粕を用いた化粧品や健康食品事業も展開する。  所在  西宮市用海町4番57号。  WEB  [5]
  • 大関株式会社 — 1711年創業。ワンカップ大関が有名なほか、冷でも燗でも供される本醸造「辛丹波(からたんば)」、創始者の名にちなんだ大吟醸酒「大坂屋長兵衛」なども醸造。今津郷の代表的な酒造家。  所在  西宮市今津出在家町4番9号。  WEB  [6]
  • 辰馬本家酒造株式会社 — 1662年創業。銘酒「黒松白鹿」を醸造。創業350年を超える伝統の老舗である一方、日本酒由来成分の研究開発にも取り組む。  所在  西宮市建石町2-10 (本社)。  WEB  [7]
白鷹本蔵にある伊勢神宮御料酒庫。
  • 白鷹株式会社 — 1862年創業。銘酒「白鷹」は伊勢神宮の御料酒として献上される唯一の日本酒。蔵開きや「白鷹禄水苑」主催のイベントなどで、御料酒庫がある本蔵の内部が見学できる。  所在  西宮市浜町1-1 (本社)。  WEB  [8]
  • 大澤本家酒造株式会社 — 1770年に大阪府堺市で創業。太平洋戦争の空襲で蔵が焼け、1953年に灘区に移転、その翌年に西宮に蔵ができる。銘酒「寶娘(たからむすめ)」を醸造。蔵出し原酒の販売所も併設する本社には、築80年を越える木造蔵が残る。  所在  西宮市東町1-13-28(本社)。  WEB  [9]
  • 万代大澤醸造株式会社 — 2005年に、大澤酒造が分割して大澤本家酒造と万代大澤醸造に。銘酒「徳若」を醸造。本社に生原酒などの直販所あり。  所在  西宮市東町1-13-25(本社)。  WEB  [10]
  • 今津酒造株式会社 — 1751年創業。銘酒「扇正宗」を醸造。  所在  西宮市今津社前町5-22(本社)。  WEB  [11]
  • 木谷酒造株式会社 — 1833年創業。銘酒「喜一」を醸造。本社に販売所を併設。  所在  西宮市石在町14-5(本社)。  WEB  [12]
  • 北山酒造株式会社 — 1919年に小野市で創業、1962年に西宮に本社・工場を移転。銘酒「島美人」を販売。  所在  西宮市宮前町8-3 (本社)。  WEB  [13]
  • 國産酒造株式会社 — 1861年創業。銘酒「灘自慢」「国産一」を販売。  所在  西宮市浜町13-10 (本社)。  WEB  [14]
  • 松竹梅酒造株式会社 — 1924年創業。銘酒「灘一」を販売。知名度の高い銘酒「松竹梅」は現在、京都市に本社を置く宝酒造が販売しているが、もともとは魚崎郷の酒造家が大正時代から醸造していた銘酒。昭和8年に経営難となった際に宝酒造が支援して当社が設立され、昭和22年に独立した際に「松竹梅」の名は宝酒造に残った。  所在  西宮市東町1-12-34(本社)。  WEB  [15]
  • 本野田酒造株式会社 — 江戸時代から続く老舗の蔵元だが、1995年の阪神大震災で蔵が被災し現在は休造。銘酒「金鷹」は販売が続けられている(自醸ではない)。  所在  西宮市久保町4-9(本社)。  WEB  [16]
  • 灘酒造株式会社 — 1916年創業。2007年に大関の子会社となり、その後2012年12月に解散。銘酒「金鹿(きんしか)」は現在、大関から販売されている。  WEB  [17]
  • 多聞酒造株式会社 — 1920年創業。2005年に民事再生法申請し、銘酒「多聞」は現在、大関から販売されている。  WEB  [18]
  • 小西酒造株式会社 — 灘よりも昔から酒づくりが盛んだった伊丹市で、1550年創業。銘酒「白雪」を醸造する工場を西宮に2つ持っていたが、現在は伊丹市に生産を集約。  所在  伊丹市東有岡2-13 (本社)。  WEB  [19]
  • 株式会社世界一統 (せかいいっとう) — 1884年に和歌山県で創業、1910年に西宮工場を設立。工場は1991年に本社に統合され、現在は大関の魁蔵となっている。  所在  和歌山市湊紺屋町1-10 (本社)。  WEB  [20]
  • 合同酒精株式会社 — 銘酒「富貴(ふうき)」を醸造していた萬歳酒造を1963年に合併。現在は同じオエノングループの富久娘酒造が東灘区の工場で富貴を生産。  所在  東京都中央区銀座六丁目2-10 (本社)。  WEB  [21]
日本酒最大手のメーカー、白鶴酒造。画面の左側、5階建の3号工場が、全国の清酒生産の約4%を担う。

神戸市東灘区[編集]

  • 菊正宗酒造株式会社 — 灘が酒の一大産地になる前の1659年に創業。創業家である嘉納家は、名門・灘中学の設立を助けるなど阪神間の文化発展に貢献。同じ御影郷にある、日本酒最大手の白鶴酒造も一門からの分家。銘酒「百黙(ひゃくもく)」は、同蔵が2016年にたちあげた130年ぶりの新ブランドで、兵庫県内の限定販売。  所在  神戸市東灘区御影本町1-7-15 (本社)。  WEB  [22]
  • 白鶴酒造株式会社 — 1743年創業。菊正宗の嘉納家を「本嘉納」とよぶが、こちら白鶴は「白嘉納」。日本酒生産の最大手メーカーで、「白鶴 まる」などのメジャーな銘酒のほか「杜氏鑑(とうじかん)」などの高級清酒も手がける。  所在  神戸市東灘区住吉南町4-5-5。  WEB  [23]
  • 櫻正宗株式会社 — 灘よりも昔から酒造が盛んだった伊丹市で、1625年から醸造を始め、江戸時代末期に灘に移った。六代目当主である山邑太左衛門が宮水を発見したとされ、また日本酒の銘柄でよく用いられるナントカ正宗という銘柄の元祖とされる。  所在  神戸市東灘区魚崎南町5-10-1 (本社)。  WEB  [24]
  • 福壽酒造株式会社 — 1751年創業。1995年1月の阪神淡路大震災で木造蔵が全壊してしまったが、翌年に株式会社神戸酒心館を設立。その福寿蔵で醸造される「福寿」は2008年以降、日本人がノーベル賞を受賞した際にスウェーデンストックホルムにおける晩餐会で供されており、山中伸弥教授が受賞した2012年に続きLED研究者3人が受賞した2014年12月の晩餐会でも「福寿 純米吟醸」がふるまわれた。そのほか、「最上の食中酒」をうたう銘酒「(いち)」も醸造している。  所在  神戸市東灘区魚崎南町5-10-1 (本社)。  WEB  [25]
  • 剣菱酒造株式会社 — 1505年ごろに伊丹で創業したとされる。商標がつけられたもっとも古い日本酒とも言われ、赤穂浪士が討ち入りの際に出陣酒として飲んだとの逸話も(当時は日本酒の代名詞的存在だったそう)。東灘区内に複数の蔵を持つ。  所在  神戸市東灘区御影本町3-12-5 (本社)。  WEB  [26]
  • 株式会社小山本家酒造灘浜福鶴蔵 — 阪神淡路大震災で仕込み蔵が全壊し、翌年に醸造を再開。運営する観光蔵「吟醸工房 浜福鶴」では、伝統ある酒銘の「七ツ梅(ななつうめ)」、阪神淡路大震災からの復活を期して名づけられた「空蔵(くぞう)」など、平均精米歩合51%の特定名称酒だけを醸造。  所在  東灘区魚崎南町4-4-6 (本社)。  WEB  [27]
  • 株式会社安福又四郎商店 — 1751年創業。銘酒「大黒正宗」を醸造。  所在  東灘区御影塚町1-5-10 (本社)。  WEB  [28]
  • 泉酒造株式会社 — 1756年創業。銘酒「泉正宗」を醸造していたが、阪神淡路大震災で被災し、縁戚関係にある香川県の西野金陵に醸造・販売を委託した。2007年に自家醸造を再開し、初代の名を冠した銘酒「仙介」と「琥泉(こせん)」を醸造。  所在  東灘区御影塚町1-9-6 (本社)。  WEB  [29]
  • 有限会社泉勇之介商店 — 銘酒「灘泉」を販売。「灘で最後の木造酒蔵」と言われ、国の登録有形文化財にも指定されていた趣ある建物は、諸事情により2013年秋に解体された。  所在  東灘区御影塚町1-2-7 (本社)。  WEB  [30]
  • 宝酒造株式会社 — 宝酒造は京都・伏見の酒造家だが、昭和初期に灘の「松竹梅」を傘下に収めた。1954年から同社灘工場が当地で操業しており、2001年11月に「白壁蔵」としてリニューアル。  所在  神戸市東灘区青木2-1-28 (白壁蔵)。  WEB  [31]
  • 太田酒造株式会社 — 銘酒「道灌」を醸造する同社の本社は滋賀県草津市だが、1962年から当地の「千代田蔵」で「灘の生一本」「千代八千代」を醸造。  所在  神戸市東灘区深江南町2-1-7 (灘工場)。  WEB  [32]
  • 木村酒造株式会社 — 1758年創業で、銘酒「瀧鯉(たきのこい)」を醸造していた蔵元。趣ある建物を「酒匠館」として公開していたが、2010年に廃業。瀧鯉は櫻正宗酒造が引き継いで販売。  所在  神戸市東灘区御影石町1-1-5。
  • 世界長酒造株式会社 — 1758年創業で、銘酒「世界長(せかいちょう)」を醸造していた蔵元。1995年の阪神淡路大震災で木造蔵が倒壊し、同年8月に廃業。世界長は沢の鶴が引き継いで販売。  所在  神戸市東灘区御影本町2-6-28。  WEB  大木本美通氏撮影の震災記録写真
  • 金露酒造株式会社 — 1806年に大阪府堺市で創業、20世紀初頭に灘に蔵を持ったが、1997年に廃業。銘酒「金露(きんろ)」はキング醸造が引き継いで販売。  WEB  [33]
  • 豊澤酒造株式会社 — 1868年に大阪で酒卸業を創業・1887年から酒造業に進出。魚崎南町にあった蔵で銘酒「酒豪」を醸造していたが、1995年の阪神淡路大震災で被災し、その後に福寿酒造ととともに神戸酒心館を設立した。  WEB  創業からの流れを汲む奈良豊澤酒造のHP
  • 田端酒造株式会社 — 1851年に和歌山県で創業した、銘酒「大東一」などを醸造する酒造会社。魚崎南町に灘工場を保有していたが、現在は無い。  所在  和歌山市木広町5-2-15 (本社)。  WEB  [34]
  • 坊垣醸造合名会社 — 1917年創業、御影石町の蔵で銘酒「戎面(えびすかほ)」を醸造していたが、阪神淡路大震災後に休蔵。

神戸市灘区[編集]

木造免震構造で再建された沢の鶴資料館。
  • 沢の鶴株式会社 — 全国初の酒蔵の公開資料館である「沢の鶴資料館」を1978年にオープン。兵庫県の有形民俗文化財に指定される建物で、1995年の阪神淡路大震災で倒壊したが、1999年に全国初の木造免震構造を採用して再建を果たした。  所在  神戸市灘区新在家南町5-1-2 (本社)  WEB  [35]
  • 金盃酒造株式会社 — 1890年創業。銘酒「金盃(きんぱい)」を醸造。四季を通じて醸造する技術や、火入れを行なわない「生酒」を開発したとされる。  所在  灘区大石東町6-3-1 (本社)  WEB  [36]
  • 富久娘酒造株式会社 — 1681年創業。現在は、福徳長酒類と共にオエノンホールディングスの子会社。  所在  神戸市灘区新在家南町3-2-28 (本社)。  WEB  [37]
  • 福徳長酒類株式会社 — 1792年創業。現在は、富久娘酒造と共にオエノンホールディングスの子会社(すでに灘に独自の蔵はない)。  所在  神戸市灘区新在家南町4-9-23 (オエノン関西事務所)。  WEB  [38]
  • 月桂冠株式会社 — 月桂冠は京都・伏見の酒造家だが、1899年に灘酒の研究のため当地で借蔵醸造を始めた。1995年の阪神淡路大震災によって灘蔵が倒壊し、現在は灘での醸造を行なっていない。  WEB  [39]
  • 菊川株式会社 — 同社は1871年に創業した岐阜県に本社がある酒造会社だが、1957年に灘工場を設立した。その後、1998年に同工場は閉鎖され、銘酒「菊川」は現在各務原市の蔵で醸造されている。  WEB  [40]
  • 忠勇株式会社 — 1896年に西郷で創業した忠勇会社が、2000年に小豆島の丸金醤油と合併してマルキン忠勇に、さらに2013年に他の関連企業とともに盛田株式会社に吸収合併された。銘酒「忠勇(ちゅうゆう)」は、1976年に商標権を白鶴酒造に譲渡(すでに灘に独自の蔵はない)。  WEB  [41]


見学や試飲が可能な施設[編集]

  • 実際の製造工程を見学するなら・・・ - 浜福鶴吟醸工房(阪神魚崎駅の周辺)、神戸酒心館(阪神石屋川駅の周辺)。通常時でも製造工程の見学が可能なのはこの2施設だが、春先と秋の蔵開きシーズン限定で蔵見学を実施している企業も多い。
  • 伝統的な酒造りの様子を資料で辿るなら・・・ - 白鷹禄水苑白鹿記念酒造博物館(阪神西宮駅の周辺)、菊正宗酒造記念館(阪神魚崎駅の周辺)、白鶴酒造資料館(阪神住吉駅の周辺)、「昔の酒蔵」沢の鶴資料館(阪神大石駅の周辺)。
  • かつての栄華を偲ぶなら・・・ - 酒樽を満載した船を見守った今津灯台(阪急・阪神今津駅の周辺)、十代目当主の自邸が残る白鹿記念酒造博物館(阪神西宮駅の周辺)、1930年建築の洋館を用いた美味伝承 甲南漬資料館(阪神新在家駅の周辺)。このほか、芦屋市ヨドコウ迎賓館は、「櫻正宗」の八代目・山邑太左衛門の別邸だったフランク・ロイド・ライト設計の建物で、国の重要文化財。
  • ものづくり体験をするなら・・・ - 樽づくり体験ができる田中製樽工業所(阪急・阪神今津駅の周辺)、吹きガラス工房がある日本盛 酒蔵通り煉瓦館(阪神西宮駅の周辺)、オリジナルラベルが作れる櫻正宗記念館 櫻宴(阪神魚崎駅の周辺)。


阪神・阪急今津駅の周辺[編集]

今津灯台 地図  
1810年に「大関」の長部家が今津港に設置した、現役のものとしては最古の木造灯台。西宮市指定重要有形文化財。
 所在  西宮市今津西浜町17。  電話    WEB  [42]
 開場時間    料金  
今津灯台


関寿庵 地図  
大関の子会社が運営するショップ。甘味販売が中心だが、限定酒の量り売りも行なう。
 所在  西宮市今津出在家町4-9。  電話  (0798) 22-3300  WEB  [43]
 開場時間    料金  


田中製樽工業所 地図  
戦前には西宮市内に40社以上あったという酒樽の関連会社も、今は当社を残すのみ。ショールームで樽づくり体験ができる(要予約)。
 所在  西宮市今津山中町6-26。  電話  (0798) 34-0032  WEB  [44]
 開場時間  10:00~18:00(日祝休)。  料金  

阪神西宮駅の周辺[編集]

日本盛 酒蔵通り煉瓦館 地図  
レストラン、売店のほか、吹きガラス体験ができる工房や、日本盛が開発した米ぬか化粧品のセルフエステルームも併設。酒造に関するパネル展示もある。きき酒コーナーでは、市販されていない原酒数種類を楽しめる(量り売りも)。
 所在  西宮市用海町4番28号 JR西宮駅徒歩15分、阪神・阪急今津駅徒歩15分、阪神西宮駅徒歩15分。  電話  (0798) 32-2525  WEB  [45]
 開場時間  10:00~22:00 (利き酒10:00~19:00)(レストラン11:30~14:00/17:30~22:00)火曜休。  料金  
日本盛 酒蔵通り煉瓦館


白鷹禄水苑 (はくたかろくすいえん) 地図  
物販店、食事処、酒造りの各種資料の展示室、イベントスペースなどを併設。土日祝日のみ営業する「蔵BAR」では、限定酒や酒肴などが楽しめる(土日祝日以外は、ワンショット200円のテイスティングバーとして営業)。隣接する白鷹本社の蔵見学イベントもときどき開催。
 所在  西宮市鞍掛町5-1 阪神西宮駅徒歩8分。  電話  (0798) 39-0235  WEB  [46]
 開場時間  施設により異なる(第1・3水曜休)。  料金  無料。
白鷹禄水苑


白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)/白鹿クラシックス 地図  
博物館は、資料展示を行なう「記念館」と、道をはさんで、酒造工程の資料をたどることがきる「酒造館」とで構成される。記念館の隣には、明治21年に日本人大工が神戸・旧居留地にあった英国領事館の建物を模して手がけた「旧辰馬喜十郎邸」の擬洋風建築が残る(内部見学は不可)。酒造館に隣接する白鹿クラシックスには、利き酒もできるショップとレストラン・カフェがある。
 所在  西宮市鞍掛町8-21 阪神電車・西宮駅徒歩15分、阪神バス「交通公園前」下車(博物館)  電話  (0798) 33-0008(公益財団法人白鹿記念酒造博物館)  WEB  [47]
 開場時間  10:00~17:00(博物館)、11:00~22:00(レストラン)、10:00~19:00(ショップ)、いずれも火曜休(博物館は、祝日の場合は翌日、連休に含まれる場合は連休明け休館、年末年始・夏期休暇も休み)。  料金  博物館¥400。
白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)/白鹿クラシックス


大澤本家酒造 地図  
本社に蔵出し原酒の販売所を併設する。震災を乗り越えた築80年を越える木造蔵が残る。阪急西宮北口駅・JR西宮駅・阪神西宮駅東口から、阪急バス12・22・23・24系統で「朝凪町」バス停下車。
 所在  西宮市東町1-13-28。  電話  (0798) 33-0287  WEB  [48]
 開場時間  (日祝休)。  料金  
大澤本家酒造


万代大澤醸造 地図  
大澤本家酒造に隣接。併設する直販所では、一般販路にほとんど流通しない「大吟醸しずく酒」なども購入できる。
 所在  西宮市東町1-13-25。  電話  (0798) 34-1300  WEB  [49]
 開場時間  10:00~17:30(水曜休、酒造期は無休)。  料金  
万代大澤醸造


木谷酒造 地図  
本社に宮水井戸と販売所を併設。
 所在  西宮市石在町14-5。  電話  (0798) 22-1255  WEB  [50]
 開場時間  9:00~16:00(土日祝休)。  料金  
木谷酒造


宮水発祥之地の碑 地図  
1840(天保11)年に宮水がはじめて湧出したという梅の木井戸が保存されている(井戸の周囲は厳重に囲われている)。管理を行なう西宮酒造家十日会に事前予約すれば、スタッフによる解説と井戸の見学が可能。
 所在  西宮市久保町4-6 ㈲酒造会館内 西宮酒造家十日会  電話  (0798) 22-4996 (西宮酒造家十日会)  WEB  [51]
 開場時間  見学は平日の9:00~17:00(要予約)。  料金  
宮水発祥之地の碑


宮水庭園 (みやみずていえん) 地図  
阪神淡路大震災から復興した証として1997年に整備された、大関、白鹿、白鷹の宮水井戸の周辺にモニュメントを配した空間。敷地内には入れず、外から眺める。周辺が宮水井戸群で、西宮郷以外の蔵元も含め多くの宮水井戸が点在している。宮水発祥之地の碑から徒歩すぐ。
 所在  西宮市石在町13。  電話    WEB  [52]
 開場時間    料金  
宮水庭園

阪神魚崎駅の周辺[編集]

菊正宗酒造記念館 地図  
1659年に設立した蔵を移築したもの。阪神・淡路大震災で倒壊したが、その後再建。伝統的な酒造りの各種資料・映像を展示。直販所を併設。
 所在  東灘区魚崎西町1-9-1 六甲ライナー南魚崎駅徒歩2分、阪神電車魚崎駅徒歩10分。  電話  (078) 854-1029  WEB  [53]
 開場時間  9:30~16:30。  料金  見学・試飲無料
菊正宗酒造記念館


櫻正宗記念館 櫻宴 (さくらえん) 地図  
2010年秋に新装オープン。資料展示スペース、物販店、飲食店を併設。オリジナル酒ラベルを作ることができる。
 所在  東灘区魚崎南町4-3-18 阪神魚崎駅徒歩5分。  電話  (078) 436-3030  WEB  [54]
 開場時間  施設により異なる(火曜定休)。  料金  きき酒は有料。
櫻正宗記念館 櫻宴


浜福鶴吟醸工房 地図  
1階は物販スペース、2階では実際の酒造りの全行程をガラス窓越しに見学でき、発酵中の音と香りを体験できるマシンもある。10名以上の団体見学は、名物案内人の宮脇米治氏がガイドする(要予約)。試飲も可能。
 所在  東灘区魚崎南町4-4-6 阪神魚崎駅徒歩7分。  電話  (078) 411-0492  WEB  [55]
 開場時間  10:00~17:00(月曜・年末年始休、ただし祝日の月曜は翌日休)。  料金  無料。
浜福鶴吟醸工房

阪神住吉駅の周辺[編集]

白鶴酒造資料館 地図  
白鶴の蔵を改築した資料館。直販所を併設し、試飲も可能。阪神住吉駅から徒歩5分、菊正宗酒造記念館から700mほどの距離。日英中の三ヶ国語を操り酒蔵ガイドをするペッパー君と、試飲所で乾杯もできる。
 所在  東灘区住吉南町4-5-5。  電話  (078) 822-8907  WEB  [56]
 開場時間  9:30~16:30。  料金  見学・試飲無料。
白鶴酒造資料館

阪神御影駅の周辺[編集]

  • 酒匠館(閉館) — 震災での崩壊を免れた木村酒造の本社屋を公開していたが、同社が廃業のため閉館(建物もすでに無い)。銘酒「瀧鯉(たきのこい)」は櫻正宗酒造が引き継いでいる。


灘目の水車 (なだめのすいしゃ) 地図  
灘の酒造りが盛んになった要因の一つとして、六甲山系からの急流を利用した水車によって酒米脱穀の生産性を上げたということが挙げられる。最盛期の大正時代には、住吉川流域の水車場に大型水車が88基あったという。復元された「山田太郎車・次郎車」の周辺が、親水エリアとして整備されている。阪神御影駅から神戸市バス38系統(JR住吉駅も経由)で白鶴美術館前下車・南へ徒歩3分。同バス31系統(JR甲南山手駅~JR摂津本山駅・阪急岡本駅周辺を経由)も発着。
 所在  東灘区住吉山手4-1。  電話  (078) 854-2191(東部建設事務所)  WEB  [57]
 開場時間    料金  

阪神石屋川駅の周辺[編集]

神戸酒心館 地図  
ここで醸造される清酒「福寿」のほか、蔵元限定の生酒や全国から取り寄せた酒肴の販売店、料亭、イベントホールなども併設。蔵見学は3コースが設けられており、2日前までに予約が必要なBコース以外は予約不要(団体の場合は要予約、A・Bコースは12月お休み、最初に見るビデオは日本語のほか英語・中国語・韓国語あり、パンフは20ケ国語版が用意されている)。乗用車60台・大型バス可能の駐車場あり。料亭利用の場合は無料送迎マイクロバスも利用可。
 所在  東灘区御影塚町1-8-17 阪神電車・石屋川駅徒歩8分。  電話  (078) 841-1121  WEB  [58]
 開場時間  10:00~18:00(正月三が日を除き無休)。  料金  見学・試飲無料。
神戸酒心館

阪神新在家駅の周辺[編集]

美味伝承 甲南漬資料館(こうべ甲南武庫の郷) 地図  
「甲南漬」は、1870(明治3)年創業の髙嶋酒類食品株式会社が生産する奈良漬。みりんや粕漬け、奈良漬など酒造りにゆかりの深い食品に関する展示だけでなく、灘五郷全体に関する展示も多い。灘の酒を月替わりで3銘柄づつ、女性店主の話とともに楽しめる「酒泉 木瓜(もっこう)」や、趣ある部屋でくつろげる喫茶・食事処も併設。建物は、1930年建築の旧社長宅である洋館で、2010年に国の有形文化財に登録された。同じ敷地内にある「甲南漬本店」では、当社の甲南漬やみりんの他、多くの灘の銘酒を購入することができる。駐車場は、隣接するスーパー「阪急オアシス石屋川店」のエリアにも停められる(ちなみに、同店でも灘の銘酒を複数揃えている)。
 所在  東灘区御影塚町4-4-8 阪神電車・新在家駅徒歩8分  電話  (078) 842-2508  WEB  [59]
 開場時間  10:00~17:00(年末年始のみ休館)。  料金  無料。
美味伝承 甲南漬資料館(こうべ甲南武庫の郷)

阪神大石駅の周辺[編集]

「昔の酒蔵」沢の鶴資料館 地図  
震災で全壊した兵庫県指定重要有形民俗文化財の酒蔵が、日本で初めて大林組の木造免震技術を用いて再建。江戸時代の遺構も残る。ミュージアムショップでは、流通していない生原酒の試飲が可能。阪神大石駅徒歩10分。大型駐車場あり。
 所在  神戸市灘区大石南町1-29-1。  電話  (078) 882-7788  WEB  [60]
 開場時間  10:00~16:00(水曜、お盆・年末年始休)。  料金  無料。
「昔の酒蔵」沢の鶴資料館


関連のイベントなど[編集]

春と秋に蔵開きイベントを行う企業も多い。

仕込みが始まる秋や新酒ができ始める早春などに、酒蔵見学や試飲会などのイベントが各所で行なわれる。以下の団体等が主催するもののほか、上記の灘五郷に蔵を持つ企業がそれぞれ独自で開催するイベントもあるので、ウェブサイトなどをチェックすると情報が得られる。


西宮酒ぐらルネサンス  
春から熟成させた「ひやおろし」が出荷され、また新酒の仕込み時期でもある10月。毎年第一土曜日に宮水発祥の地記念碑前で行なわれている「にしのみや宮水まつり」にあわせ、西宮神社境内を会場にして開催される酒と食のイベント。当該週末には阪神西宮駅から、サテライト会場となっている市内の各社の酒造関連施設をめぐる無料ループバスも運行される。
 所在  西宮神社(メイン会場)。  電話  (0798) 65-3221 (西宮酒ぐらルネサンスと食フェア実行委員会)  WEB  西宮えびすHP
 営業時間    料金  


西宮 蔵開  
毎年2~3月にかけて、西宮市内の主要メーカーが試飲会や見学会を開催する日を設けている。
 所在    電話  (0798)35-3071(西宮日本酒振興連絡会)  WEB  [61]
 営業時間    料金  


灘の酒蔵探訪  
毎年秋に開催される(2018年は10月20日~11月25日)。ふだん見学できない酒蔵の開放やスタンプラリー、酒蔵を巡る臨時バスの運行などが行なわれる。灘五郷酒造組合と神戸市の外郭団体「神戸国際観光コンベンション協会」の主催で取り組まれるイベントだったため西宮市域にある今津郷・西宮郷の蔵は対象外だったが、第20回となった2018年は「灘の酒蔵探訪実行委員会」が主催となり名実ともに灘五郷全体のイベントとして行われた。同期間に、「ひがしなだスイーツめぐり」や「神戸東灘アートマンス」といったイベントも開催されている(詳細は「神戸市/東灘区」の記事を参照されたい)。
 所在    電話  (078) 333-3330 (神戸市総合コールセンター)  WEB  2018年の「灘の酒蔵探訪」
 営業時間    料金  灘の酒蔵めぐりバス1日乗車券 ¥250(大人)。


灘五郷酒造組合  
灘の酒に関連する各種イベントを各所で開催。
 所在  神戸市東灘区御影本町1-12-2。  電話  (078) 841-1101  WEB  [62]
 営業時間    料金  


西宮日本酒振興連絡会  
2013年に「西宮市清酒の普及の促進に関する条例」が制定されたことにあわせ、西宮市内の酒造関係業者、西宮商工会議所、西宮観光協会、西宮市で組織した団体。各所で関連イベントを実施。
 所在    電話  (0798) 35-3071  WEB  
 営業時間    料金  


神戸地元酒保存会  
こだわりの灘酒に関連したイベントを開催(主に神戸市内)。ゆるキャラ「日本酒王子なだのん」を展開。
 所在    電話  (078) 851-0151 (安福又四郎商店)  WEB  [63]
 営業時間    料金  


阪神電車のおすすめウォーキング  
沿線の酒蔵めぐりを絡ませたウォーキングイベントをときどき実施。
 所在    電話  (06) 6457-2222 (阪神電車運輸部営業課)  WEB  [64]
 営業時間    料金  ウォーキング参加無料。


生酛新酒を楽しむ会  
江戸時代から続く伝統の製法・生酛(きもと)づくりを行なっている菊正宗の嘉宝蔵(かほうぐら)で、毎年2月に行われる新酒イベント。開催日は同社ニュースリリースページで確認。
 所在  菊正宗酒造記念館に隣接。  電話    WEB  菊正宗ニュースリリース
 営業時間    料金  無料。


灘の酒を楽しめるお店[編集]

灘の銘酒の菰樽。
  • 基本的に、灘の酒は「ナショナルブランド」であり、全国どこでも均質な味を楽しめる清酒。逆に言えば、「地酒」とは対極に認識されることが多く、地元でも灘の酒にこだわっているお店は意外に少ない。
  • 上記の「#関連のイベントなど」にあるような、灘五郷エリアを舞台とする種々のイベントなどが行なわれるようになってきたこともあって、近年は比較的小規模な蔵の銘柄やメジャー銘柄の限定酒を置いているお店も増えてきた。
  • 上記の各蔵元が運営する施設では、それぞれの銘柄のこだわりのお酒が楽しめる。以下では、銘柄を越えて「灘の酒」を楽しむことができるお店を挙げる。


飲む[編集]

さけやしろ 地図  
灘五郷の数多くの蔵の銘柄50種以上を常備。メニューにはそれぞれのお奨めの飲み方(冷か燗か)も記載されている。そのほか各地の清酒や神戸ワインを含め、美しく瓶が並ぶ大型冷蔵庫が壮観。神戸の料亭「たむら」がプロデュースしており、料亭のまかない料理が味わえるというコンセプト。一人客が気軽に楽しめる立席カウンターもある。三宮の繁華街「東門街(ひがしもんがい)」のすぐ近く「灘の酒造りの起源」とも言われる生田神社の門前。全席禁煙。
 所在  神戸市中央区下山手通1-1-5 フジヤビルディング1F。  電話  (078) 334-7339  WEB  [65]
 営業時間  16:00~23:00(L.O.)、日祝休(土曜の祝日は営業)。  料金  グラス¥480~。


酒房 灘 地図  
メジャーな灘の銘酒が揃う、大衆的な雰囲気の居酒屋。季節によって原酒やにごり酒も楽しめる。名物はおでん。粕汁定食や灘定食といった定食メニューも充実(夜も注文可)。三宮に2店舗、須磨区に1店舗(地下鉄名谷駅最寄)ある。
 所在  神戸市中央区三宮町1-10-1 三宮地下街「味ののれん街」(さんちか店)。  電話  (078) 391-5559 (さんちか店)  WEB  [66]
 営業時間  10:30~21:30

(L.O.20:30、第3水曜休)

 料金  お酒(正一合瓶)¥400。


播州地酒と全国銘酒・肴 ひの 地図  
神戸市内の灘酒(西郷、御影郷、魚崎郷)を複数揃えるほか、兵庫県内(播州、但馬、丹波、淡路島)をはじめ全国のこだわりの銘酒を楽しめる。料理も、生姜醤油で食べる播州おでん(姫路おでん)や海鮮メニューが人気。満席のことが多く事前予約がベター。全席禁煙。阪急三宮駅の北西。
 所在  神戸市中央区北長狭通2-4-7 隴西(おかにし)ビル4階  電話  (078)333-7751  WEB  [67]
 営業時間  18:00~(日祝休)。  料金  


素浪者 (そろもん) 地図  
兵庫県内の日本酒を楽しめ、灘酒もこだわりの銘柄を揃える。日本酒カクテルのメニューもあり。カウンター6席の小さなお店。阪急三宮駅の北西。
 所在  神戸市中央区北長狭通2丁目10-5 C&Nビル1F  電話  (090)8237-0821  WEB  [68]
 営業時間  18:00~26:00(日曜休)。  料金  


千人代官 地図  
JR三ノ宮駅・阪神三宮駅すぐの場所に立地する和食店。兵庫県豊岡市にある城下町・出石の名物である皿そばをはじめ、県内各地の味を楽しめる。日本酒も、灘の酒を含め県内の銘酒を豊富に揃える。
 所在  神戸市中央区小野柄通7-1-1 日本生命三宮駅前ビルB1F。  電話  (078)232-3355  WEB  [69]
 営業時間  11:00~22:00。  料金  福寿ミニボトル ¥1,000、富久娘グラス ¥700など。


タチノミ 西宮 ツバメヤ 酒舗 地図  
阪神西宮駅南側に徒歩数分。今津郷・西宮郷の銘酒数種類のほか、各地の地酒や焼酎も豊富。オリジナル料理も楽しめる立ち飲みバー。全面喫煙可。
 所在  西宮市今在家町2-6 西島ビル1F。  電話  (0798) 22-2002  WEB  
 営業時間  16:30~0:00(日曜休)。  料金  


旬の肴菜 武蔵 (たけぞう) 地図  
阪神西宮駅南側に徒歩数分。もともとお好み焼き・鉄板焼き店だったが、現在は和食メニューが中心。今津郷・西宮郷の代表的な酒造家である大関・日本盛・辰馬本家・白鷹の高級銘柄が揃うほか、その他のアルコールメニューも豊富。
 所在  西宮市馬場町1-5-103。  電話  (0798) 35-0915  WEB  [70]
 営業時間  17:00~25:00(月曜休)。  料金  


磯浜 地図  
阪急西宮北口駅の北側繁華街にある、酒と肴と魚料理が自慢の大衆的な雰囲気の料理店。今津郷・西宮郷の醸造元の銘酒数種類のほか、全国の地酒を用意している。
 所在  西宮市甲風園1-6-6。  電話  (0798) 64-7020  WEB  [71]
 営業時間  17:00~11:30(月曜・GW・年末年始休み)。  料金  地酒(一合)¥450~。


銀狐 地図  
御影郷・魚崎郷の日本酒が揃う立ち飲みバー。ほかにワインやビールの品ぞろえも充実。入店している市場「御影旨水館(しすいかん)」は阪神御影駅すぐ西の高架下にあり、清水が湧き出る「沢の井」がある。20時以降は市場の入口が閉まるので、駅南側の出入り口を利用。全面喫煙可。
 所在  神戸市東灘区御影本町4-12-17  電話  (078) 855-7727  WEB  [72]
 営業時間  月~土 16:30~23:30(L.O 23:00)、日 15:00~22:00(L.O 21:30)。  料金  寄り道ワンコインセット ¥500。


炭火処ゆめぞう 地図  
御影郷・魚崎郷の日本酒をはじめ、各地の地酒や焼酎、ワインなども多く品ぞろえ。上記「銀狐」と同じく御影旨水館に入店。カウンター席・テーブル席に加え掘りごたつ形式の座敷もあり。全面喫煙可。
 所在  神戸市東灘区御影本町4-12-7。  電話  (078) 842-2345  WEB  [73]
 営業時間  17:00~24:00(月曜休)。  料金  


ライオン堂 地図  
御影郷・魚崎郷の日本酒が揃う立ち飲みバー。鮮魚から創作料理まで、料理メニューも幅広くお手頃な価格。阪神御影駅すぐ。全面喫煙可。
 所在  神戸市東灘区御影中町1-6-3 クヴェレ御影 東1F  電話  (078) 842-3229  WEB  
 営業時間  17:00~23:30(日曜休)。  料金  灘の酒一杯 300・400円台。


大起水産 神戸魚崎店 (だいきすいさん) 地図  
産地直送の新鮮なネタが人気の関西の回転寿司チェーン。2016年10月オープンの当店は、御影郷の酒蔵が並ぶエリアに立地(菊正宗の蔵があった跡地)し、灘五郷の代表的な7つの蔵元の高級銘柄がメニューに揃っている(飲み比べセットあり)。阪神魚崎駅から徒歩5分。
 所在  神戸市東灘区魚崎西町2-3-24  電話  078-851-1011  WEB  [74]
 営業時間  11:00~22:00(無休)。  料金  


美味伝承 甲南漬資料館(こうべ甲南武庫の郷) 地図  
施設内の「酒泉 木瓜(もっこう)」にて、灘五郷の各蔵の銘酒が月替わりで楽しめる。上記「#見学や試飲が可能な施設#阪神新在家駅の周辺」も参照。
 所在  神戸市東灘区御影塚町4-4-8  電話  (078) 842-2508  WEB  [75]
 営業時間  12:00~17:00(木瓜の営業時間、火曜・年末年始休)。  料金  


へべれ家 (へべれけ) 地図  
灘の酒を数種類、ときどき入れ替えて常備する立ち飲み店。その他のこだわりの地酒や焼酎も豊富。鮪の中落ちなどの刺身、奈良県御所市の銘酒「風の森」の酒粕を用いた粕汁などが名物メニュー。阪神新在家駅の北側すぐ。喫煙可。
 所在  神戸市灘区友田町4-1-28。  電話  (078) 771-6407  WEB  [76]
 営業時間  16:00~23:00(日曜休)。  料金  灘の酒一杯 200・300円台(半合)。


酒達 (さかだち) 地図  
灘の酒を数種類常備している、午後の早い時間から営業する立ち飲み店。名物の酒達カレーは酒粕を用いているとのこと。阪神新在家駅の東側すぐ、高架下のお店。喫煙可。
 所在  神戸市灘区浜田町3-4-5。  電話  (078) 858-6622  WEB  
 営業時間  15:00~22:00(年中無休)。  料金  冷酒グラス¥480。

買う[編集]

灘の酒蔵通り 地図  
異人館街にほど近い体験施設「北野工房のまち」に入る、灘五郷酒造組合が運営するショップ。¥1,200で利き酒体験もできる(要予約)。
 所在  神戸市中央区中山手通3-17-1。  電話  (078) 231-1515  WEB  [77]
 営業時間  10:00~18:00。  値段  北野工房のまちへの入館無料


甲南漬本店(こうべ甲南武庫の郷) 地図  
当社の「甲南漬」(奈良漬)やみりん、酒肴に加えて、灘の銘酒を複数揃えて販売している。上記「#見学や試飲が可能な施設#阪神新在家駅の周辺」も参照。
 所在  神戸市東灘区御影塚町4-4-8  電話  (078) 842-2508  WEB  [78]
 営業時間  9:30~18:30(甲南漬本店の営業時間、1月1・2日のみ休業)。  値段  


濱田屋 地図  
「神戸の地酒」を中心とした日本酒やワインにこだわる品ぞろえの酒販店。購入したお酒をその場ですぐ味わえるスペースがあり、小鉢のおつまみ(有料)も用意されている。
 所在  神戸市東灘区魚崎南町4-15-13。  電話  (078) 441-1101  WEB  [79]
 営業時間  9:00~21:00(祝日13:00~19:00、日曜休み)。  値段  


イオンスタイルumie 地図  
ハーバーランドの商業施設「umie」にある総合スーパー・イオンの酒売場(1階)で、灘五郷の銘柄が多く取り扱われている。主要8蔵が展開する共通銘柄「灘の生一本」もすべて揃う。
 所在  神戸市中央区東川崎町1-7-2  電話    WEB  [80]
 営業時間  9:30~21:30  値段  


平岡商店 地図  
南京街やハーバーランドからも遠くない立地。福寿、浜福鶴、剣菱の限定酒や、灘の酒の菰樽も扱う。
 所在  神戸市中央区元町通5-2-15  電話  (078) 341-2563  WEB  [81]
 営業時間  10:00~22:00(日曜休)  値段  


酒味の店 (しゅみのみせ) 地図  
灘の酒をはじめ、兵庫県内の日本酒が揃う。
 所在  西宮市今津山中町1-17  電話  (0798) 26-2633  WEB  [82]
 営業時間  10:00~19:30(水曜休)  値段  


フレンテ西宮 地図  
JR西宮駅に隣接する商業施設。同施設を運営する西宮都市管理会社が、西宮市内の12蔵(現在、醸造・販売しているすべての蔵)の銘酒が揃うコーナーを地下1階の「銘店街」に開設。
 所在  西宮市池田町11-1  電話  0798-32-8515  WEB  [83]
 営業時間  10:00~20:00  値段  


西宮阪急 地図  
阪急電鉄西宮北口駅の南側にある商業施設、西宮ガーデンズに入る阪急百貨店。1階のワイン&リカー売り場で、灘の酒を豊富にそろえる。
 所在  西宮市高松町14-1。  電話  (0798) 62-1381  WEB  [84]
 営業時間  10:00~20:00。  値段  


阪神・にしのみや 地図  
阪神西宮駅構内にある阪神百貨店の食品専門店。和洋酒売り場は小ぶりだが、灘酒の主要銘柄が揃う。
 所在  西宮市田中町1-26  電話  0798-37-1124  WEB  [85]
 営業時間  10:00~21:00  値段  


酒米ミュージアム 山田錦の館 地図  
酒造好適米「山田錦」の生産量日本一である三木市吉川町にある施設。展示室「にしきのいずみ」や、山田錦で醸造した灘の酒をはじめとする数々の銘酒の試飲(有料)ができる「お試し処 蔵」がある。山田錦で作った味噌や地元野菜の直販所、レストランも。併設する「吉川温泉よかたん」では、月に数回、日本酒風呂が用意されるほか、無料の足湯施設もある。
 所在  三木市吉川町吉安222。  電話  (0794) 76-2401  WEB  [86]
 営業時間  9:30~21:00(山田錦の館)、10:00~22:00(よかたん)、いずれも月曜休(祝日の場合は翌火曜休)。  値段  山田錦の館は無料、よかたんの入浴料¥600(大人)。
酒米ミュージアム 山田錦の館


気をつける[編集]

  • 飲酒運転、未成年者の飲酒は厳禁。
  • 酒蔵は阪神電車が近い。なるべく電車利用がよい。
  • 一部の酒蔵は写真撮影禁止。
  • 入口で荷物を預けなければならない酒蔵もある。
  • 飲みすぎ注意。試飲量に制限のある酒蔵もある。


出かける[編集]

  • 西宮市 - 今津郷、西宮郷
  • 神戸市東灘区 - 魚崎郷、御影郷
  • 神戸市灘区 - 西郷
  • 芦屋市 - 西宮と東灘に挟まれている芦屋市域には酒蔵がないが、灘五郷全体で見ると真ん中あたりに位置する。市内の山の手にある、フランク・ロイド・ライト設計のヨドコウ迎賓館は、もとは「櫻正宗」の八代目・山邑太左衛門の別邸だった建物。
  • 六甲山 - いまも灘の酒づくりを支える宮水は、六甲山系の花崗岩が生み出す適度な硬度と鉄分の少ないミネラル水。山からすぐに海岸へと流れ出る急流河川は、かつて水車による精米の動力源となり生産性の向上に大きく寄与した。冬季に吹き降ろす「六甲颪(おろし)」は、酒づくりの発酵段階で重要となる低い温度をもたらす寒風である。
  • 多可郡多可町 - 酒造好適米「山田錦」発祥の地とされ、品種改良に尽力した山田勢三郎翁を讃える碑がある。2006年に、全国の自治体で初めて「日本酒で乾杯のまち」宣言をした。
  • 三木市 - 山田錦の生産量が日本一。「酒米ミュージアム山田錦の館」がある(上記「#灘の酒を楽しめるお店」も参照)。
  • 篠山市 - 酒造りを担った丹波杜氏に関する資料などを展示する丹波杜氏酒造記念館がある。
  • 伊丹市大阪府池田市 - 灘よりも古くから日本酒の醸造が盛んだったが、大消費地・江戸への運搬に便がよいこと、宮水が発見されたことなどから灘の生産量が拡大していった。
  • 有馬温泉 - 酒造とは直接関係無いが、神戸でくつろぐには最高の温泉地。