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時刻表の活用

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時刻表の活用

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時刻表は、鉄道を中心として旅客船・航空路線・バス路線の、駅・港・空港・停留所などへの発着時刻を一覧表にしたものである。このほか近年には、道路について区間距離や標準所要時刻など整理した道の時刻表も発行されている。ひとつの駅などの時刻のみを記載した一枚物の表もあるが、ここでは国またはそれ以上の広範囲の交通機関の時刻をまとめた冊子としての時刻表の活用法について紹介する。個人旅行を計画する場合の情報源の一つとして重要な資料である。

予定を決めないぶらり旅も楽しいであろうが、時刻表を活用しインターネットやガイドブックを参考にしながら旅の計画を立てるのは楽しいものである。時刻表の活用によって、計画時と実行時をあわせて一回の旅で二度楽しむことができるのである。

総論[編集]

日本の一般的な時刻表として全国の書店で販売されているものには、国内の公共交通を総合的に掲載したB5サイズの時刻表をJTBパブリッシングおよび交通新聞社の2社が発行している。全国の旅客鉄道会社を中心に航空路・主要民鉄のみをまとめたポケットサイズの小型時刻表や文字を大きくした大判のものなどいくつかが発行されている。また、航路・航空路・高速バスのみを掲載したもの、首都圏・近畿圏の民鉄の列車をすべて掲載したもの、北海道・九州などでは地方版のものなどが発行されている。

海外ではトーマス・クック社の国際時刻表「Thomas Cook EUROPEAN TIMETABLE」(赤表紙)が最も著名な時刻表であり、ヨーロッパを中心として各国内および国際列車や一部航路が掲載されている。この日本語解説版としてダイヤモンド・ビッグ社が『Thomas Cook European timetable』を発行しているが、本表自体は英語のままであり、記号や読み方の解説のみ日本語で書かれている。ヨーロッパ以外の地域も海外時刻表「Thomas Cook OVERSEAS TIMETABLE」(青表紙)を発行している。

また、国際航空時刻表としてOAG(ABC)の航空時刻表があるが、あまり一般向けではない。さらにヨーロッパ発着の航路を主な対象とする旅客船の時刻表として OAG(ABC)の旅客船時刻表がある。

その他国内の交通機関を掲載した時刻表を発行している国がある。

日本の時刻表活用法[編集]

時刻表の種類[編集]

総合的な時刻表[編集]

国内で時刻表の基本とされるのはJTBパブリッシング(旧日本交通公社)が発行する「JTB時刻表」と交通新聞社(旧弘済出版社)が発行する「JR時刻表」であり、月刊で価格は両方とも2015年2月現在¥1,183である。これらを大型時刻表と呼ぶ。前者はかつて「国鉄監修時刻表」として国鉄時代の各駅に配備されていた所から、古くからの愛用者が多い。後者は現在JR各駅に配備されているため、近年はこちらを愛用する人も増えている。両者はともにB5判で、レイアウトや解説などの若干の違いはあるが内容に大きな違いはない。ただ「JR時刻表」はJRに気を使って民鉄やその他の交通機関の情報がやや薄いと指摘する人もいるが、徐々に改善され、現在はJTBより私鉄・バス路線のデータなどはレベルが高いと思われる。

このほか補助的なものとして、携帯に便利なように内容を絞って小型化した「全国版コンパス時刻表」 (B6判、JR全駅掲載、¥660 )、・「小型全国時刻表」(新書判、小駅省略、¥550 )、「コンパス時刻表」をB5判に拡大して文字を大きく読みやすくした「文字の大きな時刻表」¥960 が月刊で発行されている。さらに不定期刊で「JTB時刻表」をA4判に拡大した「大きな時刻表」、「JTB私鉄時刻表」 (東日本版・西日本版)、「ポケット版 文字でか時刻表」などがある。

時刻表を使いこなすには基本となる2社が発行するいずれかの時刻表を手元に置きたい。ただしB5判はかさばるので、計画には大型時刻表を用い、旅行時には小型時刻表を持っていくというように使い分ける人も多い。ただし小型時刻表は境界線付近のダイヤがわかりにくい、接続するバスがわからないなどある。

地域別や会社別の時刻表[編集]

時刻表には特定地域のみで発行されるものもあり、そのぶん私鉄や路線バスが大型時刻表よりも格段に詳しいものもある。主なものを紹介する。

  • 道内時刻表(交通新聞社、A5判、¥500 )- 北海道旅客鉄道全駅の時刻のほか本州から道内への新幹線・特急の接続、道内発着の航路・航空路、道内バス路線の多くを掲載している。北海道で公共交通機関を利用した旅をする場合には必需品といっても良い。
  • 携帯全国時刻表 - 交通新聞社西日本支社が発行し、関西圏の鉄道(地下鉄・軌道を含む)全線全駅および主要駅の全列車の時刻、全国の新幹線や主要な特急などの時刻が掲載されている。¥500
  • 九州時刻表 - 交通新聞社の発行。3か月おきに発行。¥490.
  • 首都圏民鉄各社の時刻表 - 東武・西武・京王・小田急・東急・京急・相鉄・新京成の各社ではそれぞれ自社全路線全駅全列車の時刻を掲載した時刻表を発行している。無料から¥650 まである。
  • 京成時刻表 - 羽田空港~成田空港の移動のための列車やスカイライナー、成田空港などの駅の案内の記事がある。
  • 近鉄時刻表 - 近畿日本鉄道全線が対象。旅行ガイドや読み物がかなり詳しい。
  • 南海時刻表 - かつては南海沿線の売店にて有料本として売られていたが、最近はダイヤ改正時に無料で駅にて配られるようになった。(多く発行しているものの数量限定)
  • 西鉄電車時刻表 - 西日本鉄道の全駅全列車記載の有料時刻表。福岡市地下鉄主要駅の時刻表もある。このほか無料のダイヤグラムも発行されている。
  • 福岡市営地下鉄時刻表 - 福岡市営地下鉄線内が主の時刻表。西唐津行きまでの時刻表も含まれており、全電車の時刻が掲載されている。無料である。
  • その他の民鉄の時刻表 - 名鉄・名古屋市バス地下鉄・京阪で発行している。
  • やや特殊な時刻表に、荷主向けに作られた日本貨物鉄道(JR貨物)が運行するすべての貨物列車、臨海鉄道やトラック代行便を掲載した貨物列車専用の時刻表「JR貨物時刻表」がある。当然ながら旅行には使えないが、お目当ての電気機関車やディーゼル機関車を撮影することが主な目的の旅行なら、この時刻表が役立つこともある。

航空の時刻表[編集]

旅行会社や航空業の営業所、空港のカウンターには小冊子の時刻表が備え付けられており、自由に持ち帰ることが出来る。JAL・ANAだけでなく世界各国の航空会社の小冊子時刻表も、自社の案内として設置されている。機内サービスの違いなどを比較することもできるが、当然ながら現地語もしくは英語表記であることを忘れないでほしい。

小冊子時刻表に掲載されている時刻は、出発および到着空港での時刻である。乗り継ぐときはその点に注意をお願いしたい。

インターネットの時刻表[編集]

「えきねっと」や「Yahoo! 路線」など出発駅と到着駅・希望時刻などを入力すると乗り継ぎ列車を検索してくれるサービスが充実してきている。最近は正確性も高まってきたが、まだ経路がおかしかったり無駄があったりするので、冊子時刻表が読み取れることの利点は大きい。

総合時刻表や検索サービスに登録されていない地方のバス路線でも、各バス会社や地域の交通機関の総合サイトなどで検索できることが多い。大型時刻表などでその地域にあるバス会社を調べ検索するとホームページが見つかることが多い。また、行きたい地域の観光協会のホームページからリンクされていることもあるので、そちらを経由して調べてみるのも良い。

時刻表の読み方[編集]

路線ごとの表の見つけ方[編集]

索引地図による検索が基本でありさがしやすい。最初のほうのページに索引地図が掲載されているので、図上の鉄道線やバス路線に沿って掲載ページが書かれているので該当の時刻が見つけられる。

主要鉄道路線については目次ページ右側にあるインデックスと本文右側に付けられたインデックスの位置が合ったページを開くことにより引くことも出来る。

ひとつの列車が複数のページにまたがって記載されている場合は、他の記載ページがその列車の前後に掲載されているので該当ページを知ることができる。

乗り継ぎや途中で観光する場合の読み方[編集]

乗り継ぎ時刻の読み取りはまさに旅行計画そのものといっても良い。出発時刻から順番に調べていくだけでなく、到着時刻を基準にする方法、途中の列車・バスなどの本数が最も少ない区間を基準にしたり、最も時間を取りたい経由地(観光地)を基準にしたりしてその前後を決めていく方法、といった様々な組み立て方ができる。

自分が行程の計画者である場合、上記のいずれを選ぶにしても大まかな距離感や交通事情をつかんでおくことが大切になる。特急や都市間バスなどの高速移動手段が無いのに一日の移動が長距離であったり、観光する箇所や必用時間が長かったりすると目的地にたどり着けないからである。このためには、当日の出発地と目的地の間の交通機関にざっと目を通して、余裕を持ってたどり着けそうであれば具体的計画に入るという手順が必要となる。時刻表の読み取りは試行錯誤の連続であるといっても良い。

時刻以外の情報[編集]

運賃・料金[編集]

大型時刻表では本文の後の色付きのページに旅客鉄道各社に適用される運賃や特急料金などの表が掲載されている。運賃・料金は利用距離ごとに計算されるものが多く、距離は本文各路線の表右端の駅名の横に記載されている。ところで、運賃とは鉄道の乗車そのものに必用な対価でありどの列車に乗る場合でも距離に応じて支払う必要があるものであり、料金とは優等列車である急行と特急へ乗車することや、グリーン車・寝台車など特別の設備を利用することといった付加価値に対して支払うものである。

運賃計算距離には基本となる営業キロと呼ばれるものと、赤字路線の割り増し運賃の計算用に営業キロに一割を加えた運賃計算キロがある。乗車ルートに従って乗車区間のキロ数を計算し、運賃表の該当欄を見ると運賃がわかる。本州以外の鉄道会社は計算が若干異なるので、正確な運賃計算には細かい読み取りが必要となる。しかし読み間違えても差額は数百円程度であり、極端な誤差が生じることはないのでそれほど神経質にならなくてもよい。

料金には特急料金やグリーン料金のように距離に応じて計算されるものと、指定席料金や寝台料金のように距離にかかわらず一定のものがある。距離に応じて計算される料金の基準は営業キロなので、運賃計算キロは考えなくてよい。特急料金は地域によってA料金、B料金に分かれるほか、繁忙期割増しと閑散期割引きがある。また、自由席の短距離利用には地域ごとに特別の料金が設定されている。

色付きのページはこのほか様々な決まりが掲載され、知っていると得をする場合があるので、できればしっかりと読み込んで理解しておくとよい。(この記事は少しずつ情報を拡大していく予定である。)

お得なきっぷ[編集]

色付きのページの後半には特急が利用できる往復きっぷや一定の範囲内を自由に行き来できるフリーきっぷといった企画きっぷの情報が載っている。しかしすべてのものが掲載されているわけではないので、インターネットや駅の広報も同時に活用したい。

駅弁[編集]

大型時刻表には時刻ページ下部にその路線の駅で販売されている特殊駅弁(商品名と金額)が紹介されている。しかしJTBとJRではラインナップが異なる例があるので、書店や図書館や駅・旅行会社の時刻表、駅弁のガイドブックなどで両方のラインナップを比較するようにしたい。

宿泊施設[編集]

大型時刻表にはJTBまたはJRの協定旅館や日本観光旅館連盟・日本ホテル協会などの加盟宿泊施設一覧が地域ごとに掲載されているほか、巻末には各地のホテル・旅館の広告が掲載されている。しかし特定の宿泊施設に偏っていることが殆どであったり、広告を見て電話で予約をする場合には原則として標準料金となるので、少しでも旅費を少なく抑えたい場合にはインターネット予約を利用すると標準料金よりサービスがよい場合が多い。

その他のページ[編集]

冒頭に車窓や旅行ガイドなどの読み物ページがあったり、最後のほうにクイズコーナーや読者投稿欄がもうけられている。

トーマスクックの活用法[編集]

EUROPEAN TIMETABLE[編集]

ヨーロッパ州の鉄道、バス、船のダイヤをコンパクトにまとめた時刻表。英語版は毎月、日本語解説版は6月と12月に発行されている。

使い方[編集]

路線を探す際は日本の時刻表と同じく、各項の最初のほうのページに索引地図が掲載されているので、図上の鉄道線やバス路線、航路に沿って掲載ページが書かれているので該当の時刻が見つけられる。または、出発地や目的地のスペルがわかっている場合は「地名索引」で列車を探す使う手もある。

また、時刻表以外にも大きな都市の地図や各国の鉄道の概要なども掲載されている。

鉄道に関しては、日本で言うJR特急だけを載せた時刻表・・・だと思えばわかりやすいだろう。

利点[編集]

  • ヨーロッパ州のほとんどの地域の時刻が載っているので、国ごとに時刻表を買う必要がない。
  • 列車の運転日など、細かい情報まで載っている。

注意点[編集]

  • 利用者の少ない列車や駅を掲載していない路線がある。
  • 鉄道会社が(不定期に)ダイヤ改正を行った場合、それに合わせた最新版に間に合わないことがある。

ABCの活用法[編集]

各国の時刻表[編集]

中国[編集]

韓国[編集]

台湾[編集]

現地の大きな駅の売店で手に入れられる。薄いものだが、台湾鉄道管理局の運行する列車の時刻が全て載っている。同じ路線でも優等列車である自強号、莒光号とそれ以外の列車が別々のページに掲載されているので注意。当然漢字で表記されているが駅名にはローマ字が併記されている。

インド[編集]

ドイツ[編集]

イタリア[編集]

フィンランド[編集]

その他[編集]

この記事「時刻表の活用」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。