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宜蘭市

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宜蘭市の中心部

宜蘭市(ぎらんし、イーラン)は台湾北部宜蘭県の中央から少し北部に位置する、県政府所在地である。


分かる[編集]

概要[編集]

台湾北部、蘭陽平野の中心に位置し、羅東鎮などと並んで宜蘭県の政治経済及び文化の中心都市となっている。日本統治時代から農業開発が進められ、農業が盛んな土地柄である。実際、少し町の中心を外れただけで青々とした水田が一面に広がる光景がどこまでも続いており、そのことからも台湾でも有数の穀倉地帯であることが実感できる。

蘭陽平野の周辺は山がちな地形で、かつては海岸沿いまで迫る険しい山を迂回する形で鉄道が敷かれているため、台北市から宜蘭に向かう場合も多少時間を要したが、2006年に雪山山脈を貫通する北宜高速道路の雪山トンネルが開通し、台北市内と1時間程で結ばれるようになった。

昔から「竹風蘭雨」(新竹の風、宜蘭の雨)と形容されるほど雨が多い土地柄として知られており、特に冬場、北東からの季節風が吹き付ける時期には、数か月にわたってぐずついた天気が続くこともある。旅行に当たっては雨具が必需品である。

気候[編集]

宜蘭の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)16.016.418.721.624.226.728.428.026.223.420.217.322.3
降水量 (mm)155.3175.2132.2134.2222.7186.7145.5243.8441.2442.3360.2188.42,827.7
データ出典

観光案内所等[編集]

  • 駅前の観光案内所 — 駅正面出口を出てすぐ左手にある。ここで宜蘭市内の簡単な地図が手に入るので、街歩きの前に立ち寄っておくとよい。また、羅東鎮員山郷など近隣の町の地図も手に入るので、それらの町に行く予定のある人は、あらかじめここで地図を入手しておくと後々便利(行った先の町で地図が簡単に手に入るとは限らない)。  所在  台鉄宜蘭駅近く。

着く[編集]

飛行機で[編集]

宜蘭県には空港がないため、最寄りの空港は台北市台北松山空港桃園市の台湾桃園国際空港、もしくは花蓮市の花蓮空港になる。これらのうちで比較的アクセスがよいのは台北松山国際空港か台湾桃園国際空港で、空港到着後、MRTやバスを乗り継いで宜蘭市に向かうことになる。乗り換え地点等詳細は、以下の「バスで」を参照。

列車で[編集]

宜蘭駅

台湾鉄道の宜蘭駅を利用。台北方面からの鉄道は、雪山山脈を大きく北に迂回した後、海岸沿いを南下するようなルートを通るため、バスに比べて時間がかかる(普通車の場合、台北駅からの所要時間は約2時間半。特急利用の場合、自強号で約1時間40分、最速の普悠瑪号と太魯閣号で1時間10分といったところ。なお、花蓮方面から宜蘭に向かうバス路線がないため、花蓮方面からは鉄道に頼るしかない。花蓮駅からの所要時間は普通車で1時間半前後、特急で1時間弱といったところ。詳細については台湾鉄道の時刻表を参照。台湾鉄道列車時刻表


車で[編集]

北宜高速道路の雪山トンネルを利用すると、台北から約1時間で到着する。

バスで[編集]

宜蘭轉運站(バスターミナル)

国光客運、首都客運及び葛瑪蘭客運が台北市及び新北市方面から宜蘭市への長距離バスを運行している。長距離バスは雪山山脈を東西に貫く雪山トンネルを経由するため、鉄道よりも所要時間が短く、1時間から1時間半ほどで台北市内から宜蘭市内に到着することができる。

各社の路線や料金等は以下のとおり。

国光客運
MRT圓山駅にあるバスターミナルからMRT南港駅西側にあるターミナルとMRT南港展覧館駅そばの停留所を経由して宜蘭バスターミナルに到着する路線(1878番)を運行している。運行間隔は30分に1本程度で料金は南港ターミナルから宜蘭ターミナルまでなら110元。国光客運
首都客運
MRT台北市政府駅そばのバスターミナル(市府轉運站)から宜蘭バスターミナルまでの直行便を運行している。運行間隔は15分に1本程度で、国光客運より待たずに乗れる。ただし料金は130元と、国光客運より多少高い。首都客運
葛瑪蘭客運
新北市板橋区方面から台北駅近くの台北長距離バスターミナル(台北転運站)を経由して宜蘭バスターミナルに向かう直行便を運航している。24H運行で、礁渓まで129元、宜蘭まで155元、羅東まで160元。時間は60~80分。葛瑪蘭客運

船で[編集]

動く[編集]

列車で[編集]

宜蘭市内には台鉄宜蘭駅しかないので、市内を鉄道で移動するということはなく、近隣の市へ移動する場合のみ列車が利用できる。

バスで[編集]

足で[編集]

台鉄宜蘭駅を要に、扇状に町が広がっている。区画が整理されておらず、やや入り組んだ路地なども多数あるので若干歩きづらいが、かつての城郭跡の上に作られている舊城(東・西・南・北)路や中山路、新民路、文昌路など、町の骨格となっている主だった道路を目印に歩くと比較的わかりやすい。中心部は2km四方くらいの範囲に収まるので、中心部の見どころだけなら徒歩でも十分にカバーできる。

観る[編集]

宜蘭設治紀念館  
1900年に建てられた宜蘭庁長官官邸で、西郷隆盛の子、菊次郎が長官だったときに居住していたことでも知られている。和洋折衷の建築様式で、敷地内にはきれいに整備された枯山水などの日本庭園もある。建物の中に上がることができ、復元された当時の部屋の間取りや造作などを間近にみることができる。また、部屋の中には菊次郎の肖像写真や彼が宜蘭庁長を拝命したときの辞令など、歴史的な文物が所々に飾られている。別途入場料がかかるが一見の価値あり。内部は土足厳禁。中庭に生えている樹齢100年を超えるクスノキがシンボル。
 所在  宜蘭市舊城南路力行3巷3号  電話  (+886-3)-932-6664  WEB  [1]
 開場時間  9:00~17:00。月休み。  料金  30元
宜蘭設治紀念館


宜蘭美術館  
かつて台湾銀行の支店だった建物を利用した美術館。銀行自体を隣の敷地に移転し店舗を新築したのを機に、元の建物を美術館に改装した。常設展示はなく、数か月に1度展示が入れ替わる企画展のみの展示。
 所在  宜蘭市中山路三段1号  電話  +886-3-936-9116  WEB  [2]
 開場時間  9:00~17:00  料金  50元
宜蘭美術館


昭應宮  
1808年に創建された媽祖廟で、1832年に現在の場所に移設された。昔は政府の公告場や民衆の集会所としても用いられていた、由緒ある廟。木彫や石刻などの貴重な文物も多い。
 所在  中山路と新民路の交差点付近。
昭應宮


文昌廟  
文化や文学を司る道教の神様、文昌王を祀った廟。日本で言ったらさしずめ学問の神様菅原道真を祀った天満宮みたいな位置づけの廟で、参拝者も学生が目立つ。
 所在  文昌路
文昌廟

遊ぶ[編集]

買う[編集]

牛舌餅  
宜蘭名産。文字通り牛の舌の形に似たパイ菓子。だが壊れやすいので無傷で日本に持ち帰るのは至難の業。


蜜錢  
果物等を蜜漬にした食べ物。梅の蜜錢が基本的。台湾ではお茶請け(茶點)にぴったりとされ、台湾人は大好きな人が非常に多い。多くの土産屋で売っている。


金柑  
いわゆるキンカンだが、その加工品が有名。金柑の蜜錢をはじめ、金柑茶の元(これをお湯で薄めて作る)などいろいろある。

食べる[編集]

おすすめ[編集]

炸醤麵  
いわゆるジャージャー麺で、通常の麺よりもモチモチした食感の平打ち麺に肉味噌だれを絡めて食べる(画像のように肉味噌だれの上に茹でた麺が乗ったままの状態で出てくるので、食べるときに箸で全体をよくかき混ぜて麺全体にたれを絡めてから食べる)。市内にこのメニューを扱う店が結構多いが、有名店は文昌廟のすぐ近くにある「文昌炸醤麵」。
炸醤麵

安食堂[編集]

マクドナルド蘭城新月店  
市の中心部にあるショッピングモール「新月廣場」にあるマクドナルド。ショッピングモールはもともと刑務所など県政府の関連施設があった場所を再開発して建てられたもので、周辺には当時の面影を残す建物が遺されている。マクドナルド自体もその当時の建物を改装したものらしく、屋上部に鐘楼が建てられている。建物の外観は一見の価値あり。ただし内装は現代的なデザインに造りかえられており、メニュー自体もごく普通のマックのメニューで、建物の外観以外、特に目立った特徴はない。
 所在  宜蘭市民権路二段38巷6号  電話    WEB  
 営業時間    予算  100~150元前後。
マクドナルド蘭城新月店


文昌炸醤麵  
文昌廟のすぐ近くにある、ジャージャー麺が売りの大衆食堂。地域に根差した食堂といった感じの店で、観光客よりも地元の人が多く訪れ、店内はひっきりなしに来る客でいつも賑わっている。茹であげた麺の上に肉味噌だれが載った格好で出てくるが、食べるときはこれらをかきまぜ、よく絡めてから食べる。見た目より麺がしっかりとしたコシで結構食べ応えがある。こちらもこの食堂の名物である、ワンタンスープと一緒に頼んでもよい。
 所在  文昌宮斜め向かい。  電話    WEB  
 営業時間  14:00頃まで。  予算  50元前後。
文昌炸醤麵

中級[編集]

高級[編集]

ごろごろ GOROGORO  
宜蘭市内にある癒し空間。軽食やお茶とともに、音楽やアートに触れることができる。
 所在  宜蘭市中山路2段187巷25号  電話  03-932-6451  WEB  [3]
 営業時間  AM11.00~PM21.00(火曜定休)  予算  100元

飲む[編集]

百香果搖搖冰(バイシャングオヤンヤンビン)  
百香果(パッションフルーツ)のシャーベット状の飲み物。市場の入り口などの屋台で売っていおり、超オススメ。宜蘭でさえ初夏など季節が限定され、台北などでは見つけにくいという。

泊まる[編集]

安宿[編集]

中級[編集]

星鑽大飯店 Star Diamond Hotel  
駅前から極近いホテル。部屋が広い。
 所在  宜蘭市崇聖街63-2号7-8F  電話  03-9362111
 FAX  03-9362115
 WEB  [4]
 時間    料金  

高級[編集]

出かける[編集]

  • 礁渓温泉礁渓郷にある有名な温泉。


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