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大井川鐵道

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大井川鐵道

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新金谷駅にてトーマス号と記念撮影を楽しむ家族連れ。2015年は6月7日(日)から10月12日(付き)までの運行。

 

大井川鐵道(おおいがわてつどう)は、静岡県にある大井川沿いを走る鉄道路線である。レトロな客車と蒸気機関車が楽しめるSL急行「かわね路」号や、日本で唯一のアプト式を採用されていることで有名である。ここでは大井川鐵道沿線の見どころを紹介していく。


分かる[編集]

東海道本線の金谷を起点として、南アルプス登山の玄関口である井川駅までの65kmを結んでおり、全線が静岡県内を走っている。榛原郡川根本町にある千頭(せんず)駅を境に運行系統が2つに分かれており、金谷駅~千頭駅の大井川本線と千頭駅~井川駅の井川線で構成される。1976年(昭和51年)から全国に先駆けてSLの動態保存を目的としたSLの運行を始めており、年間を通じて旧型客車を牽引していくSLの姿を観ることができる貴重な路線でもある。昭和の雰囲気が残る木造駅舎や沿線の景色が注目を浴びており、舞台が静岡県に関係していなくても、映画やテレビのロケ地に利用されることが多い。

金を失うと書くと縁起が悪いため、2000年10月に大井川道から大井川道に表記が改められた。

スイス登山鉄道であるブリエンツ・ロートホルン鉄道と姉妹鉄道の関係である。

大井川本線[編集]

茶畑の中を走行するSLかわね路号

SL列車のSL急行「かわね路」号を運転している。また、近畿日本鉄道・南海電気鉄道の優等車両をワンマン運転に対応できるように改造した普通列車が走っている。抜里(ぬくり)駅~川根温泉笹間渡駅には、大井川本線で最長の鉄橋である大井川第一橋梁があり、線内有数のSL撮影地になっている。

大井川本線内には大井川を渡る鉄橋が4か所あり、上記の第一橋梁のほかに、第二橋梁(青部駅~崎平駅)、第三橋梁・第四橋梁(ともに崎平駅~千頭駅)である。大井川を眺めながら列車に乗るには新金谷駅から千頭駅方面へ向かう下り列車の場合、五和駅~第一橋梁までの約15kmでは進行方向右側、第一橋梁~第二橋梁までの約15kmでは進行方向左側に座ればよい。


井川線[編集]

標高299.8mの千頭駅から686mの井川駅までの全長25.5kmを、時速15km~20kmほどで約2時間かけてのんびりと走る路線。軌間(レールの幅)は1067mmと、JRなどの在来線と同じだが、車両は小型で井川線独特の規格が採用されていることにより、大井川本線には直通しないため、全部の列車が千頭駅で乗り換えとなる。

千頭駅から井川駅行きに乗車した場合、進行方向左側の座席が1人掛け、進行方法右側の座席が2人掛けになっている。2人掛けの座席が配置されている側に座れば大井川を眺めることができる。井川線の客車の中には、窓ガラスが無い車両にベンチシートを設置したトロッコ車両もあるが、どの時間の列車に使用されるかは実際に乗ってみないと分からない。運が良ければ追加料金なしでトロッコ車両に乗ることができる。

冷暖房がない客車を使用しているため、防寒着や暑さ対策のうちわなどを持って乗車した方がよい。ドアは全車両で手動式となっているため、列車が完全に停止してからフックを外してドアを開けること。

途中、アプトいちしろ駅~長島ダム駅の1.5kmには、日本で唯一のアプト式(電気機関車に付いている大きな歯車とレールとレールの間に歯車用の溝が加工されているラックレールを噛み合わせて勾配を克服する方式)を採用している区間がある。

SL急行「かわね路」号[編集]

SLと記念撮影するのに適した駅は?

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ホームや客車の編成の都合上、いつもSLがホームに収まるように停車するとは限らない。客車が長くなってしまった場合、新金谷駅や家山駅ではSLがホームからはみ出して停車してしまい、記念写真の被写体として入れにくい場合がある。

しかし千頭行きのSLであれば終点の千頭駅ではホームからはみ出ずに停車するため、SLの横に並んで記念撮影するには好都合の駅でもある。千頭駅止まりのSLであまり混雑していない時期であれば機関士さんに一声かければ、SLの先頭部分に乗ってヘッドマークの横で記念撮影、というJRではできないことも体験できる。 新金谷行きのSLは客車が7両つながれている場合にはホームギリギリに停車するため、SLの横に並んで記念撮影できない場合があるので注意。

大井川鐵道といえば、旧型客車を牽引していくSLで有名である。SL急行「かわね路」号で運行されるSLは4台あり、C10 8、C11 190、C11 227、C56 44のいずれかが牽引していく。多客期には1日2~3往復、それ以外の日は1日1往復ほど運行されてており、行楽シーズン以外の平日でもSLを運行している貴重なSLでもある。

混雑していない時にはハーモニカを持った車掌さん(SLおじさん、SLおばさん)が車内を巡回し、乗客がリクエストする曲を演奏してくれる。

SL急行の車内販売では、自社製の弁当やカップ酒などの定番商品の他に、SLの車内限定のお土産がある。餡子が多すぎるどら焼きの「SL動輪焼」や緑茶餡が入っている「SL人形焼」、SL目覚まし時計など個性豊かな商品が取り揃えられている。

2011年10月からSLは金谷駅を発着するように変更されている。東海道本線の接続駅であるJR金谷駅の一駅隣にからの発着なので注意すること。SL運転日にはSLの出発時間に合わせて金谷駅→新金谷駅へ向かう臨時電車が運行されるので利用すると便利である。1秒でも早くSLに会いに行きたいという場合はタクシーで金谷駅から新金谷駅へ移動するのも手である。ワンメータで行ける。停車駅は以下の通り。

下り 千頭行き
新金谷駅→家山駅→下泉駅(1号のみ)→千頭駅
上り 新金谷行き
千頭駅→川根温泉笹間渡駅→家山駅→新金谷駅

SLに乗車する場合の注意点は大井川鐵道#気を付けるを参照のこと。

SLトーマス号[編集]

トーマス号予約のコツ

トーマス号とジェームス号は乗車日の4ヶ月ほど前から予約を受け付けているが、人気のため、なかなか取れない。しかし予約したのはいいものの、やっぱり行けないという人たちが意外と多い。10日前からキャンセル料が生じるため、このタイミングで空席が出てくる。トーマス号の乗車予約を狙うならこの10日前のキャンセル待ちがおススメ。

公式ホームページで空席情報をこまめにチェックし、空席があればメールで申し込もう。

きかんしゃトーマスのライセンス管理をしている(株)ソニー・クリエイティブプロダクツおよび、Gullane (Thomas) Limitedの全面協力により、大井川鐵道で動態保存の第1号機となったC11-227を水色の「きかんしゃトーマス」号とし、2014年7月から走り始めた。トーマスが牽引する客車もアニーやクララベルのようなオレンジ色になっている。きかんしゃトーマスの世界ではトーマスの客車はアニーやクララベルの2両だけだったが、大井川鐵道では7両で運行している。種別表示板は「特急」である。画像で見たら合成写真のように見えるトーマスが大井川鐵道でリアルに走っている姿に、大人も子どもも関係なく大騒ぎしながら記念撮影をしている。

このトーマス号は試運転の段階から各方面で話題になり、運行開始前から予約が満席になる人気ぶりであった。実際に乗車するのはなかなか困難だが、見学や記念撮影をする分にはある程度自由なので、実際に現地を訪れてみるとよい。何も情報なしで現地に行ってもトーマス号と会えずに空振りになると悲しいので、2015年7月11日時点におけるトーマス号運転日の大まかなタイムスケジュールを以下で紹介する。運行状況や混雑状況によって時間が前後するので、あくまでの目安としておいてほしい。

2015年はトーマスの他にジェームス号も運行開始する。トーマスとジェームスの両方が運行する日は少ないが、機会を作って訪問してみるとよい。乗車券の他にSLトーマス料金(要予約、大人¥1,000、子ども¥500)が必要となる。子どもが未就学児で子どもを座席に1人で座らせない場合(大人の膝の上に載せておく場合)、子どもの運賃とトーマス料金は不要になる。予約開始は4ヶ月前ですぐに満席になるが、その後キャンセルによる空席が出るので、10日前にキャンセル待ちの受付に応募できる。ただし、乗車券を持たない子どもに対してはトーマス号乗車の記念品が配布されないので、注意が必要。

 

SLジェームス号[編集]

新金谷駅で出発準備中のジェームス

2015年7月11日(土)から赤いジェームス号も仲間に加わった。運行日はトーマスが運休となる火・水曜のみだが、2015年の夏の終わりとクリスマス前後にはトーマスとジェームスの両方が運行される日もあるので、公式ホームページで各自確認されたし。利用する際には、乗車券の他にSLジェームス料金(要予約、大人¥1,000、子ども¥500)が必要となる。予約開始は4ヶ月前ですぐに満席になるが、その後キャンセルによる空席が出るので、10日前にキャンセル待ちの受付に応募できる。

トーマス号のタイムスケジュール[編集]

新金谷駅(午前)
トーマス号の出発駅はJRとの接続駅である金谷駅ではなく、一駅隣の金谷駅である。新金谷駅にはSL利用者向けに駐車場(1日¥800)があるが、トーマス号運転期間中は臨時駐車場に誘導される場合があるので、時間に余裕を持って訪問した方がよい。
新金谷駅の近くにある踏切の中に立ち止まって記念撮影をする観光客によって自動車や鉄道運行の妨げになり苦情が寄せられたため、踏切からトーマス号が見えないように1番線用出発信号機と新金谷駅舎との間に目隠し用の横断幕が張られるようになった。マナーを守って記念撮影をするように注意すること。
  • 9時から10時前まで - 新金谷駅構内にある車両整備工場(有料エリア、4歳以上一律¥500、現地で配布されるヘルメットの着用義務あり)で記念撮影タイム。
  • 10時ごろ - 電気機関車がトーマス用の客車を金谷駅寄りの本線に移動させる。
    • トーマス号が転車台から客車まで移動し、連結する。
  • 10:05前後 - トーマス号と客車が1番線に入線。
  • 10:10 - トーマス号の改札開始
  • 10:38 - 新金谷駅を出発。
大井川本線を走行
途中、家山駅にのみ停車する。トーマス号は全車指定席であり、立ち席利用が認められていないので、注意すること。新金谷駅を出発して1時間13分で終点の千頭駅に到着する。客車4両以上で運行される場合、往路復路含めて補助として電気機関車が最後尾に連結される。これに異議を唱える大人が散見されるが、本当の意味での「大人の対応」を心がけたい。
千頭駅(トーマスフェア会場)
SLトーマス号の終点である千頭駅では「トーマスフェア」が開催されており、駅構内にあるトーマス広場(有料エリア)でトーマスの仲間であるHIRO(運転せずに保存のみ:9600形をリニューアルしたSL)や黄緑色のパーシーと並んで記念撮影できる時間帯がある。できれば鉄道を利用して訪問してほしいが、自動車利用の場合、千頭駅には駐車場がないため、離れた位置にある臨時駐車場に止めて徒歩またはシャトルバスで訪問すること。駐車場に関する詳細は、大井川鐵道のホームページを参照のこと。
  • 11:51 - 千頭駅に到着
  • 12:00 - 入換作業開始
    • 客車を道の駅側に留置するための作業。
  • 12:30 - 転車台でトーマスを回転
  • 12:40 - トーマス広場でHIROと並んで記念撮影タイム
  • 13:40 - 入換作業開始
  • 14:10 - 千頭駅出発
新金谷駅(午後)
トーマス・ジェームス号の運転日限定で、15:30~17:00に車両整備工場(有料エリア、4歳以上一律¥500、現地で配布されるヘルメットの着用義務あり)へ入場できるため、転車台の近くでトーマスの方向転換風景の見学が楽しめる。
  • 15:27 - 新金谷駅に到着
  • 15:35 - 転車台でトーマスを回転

きかんしゃトーマス号イベントの駐車場案内[編集]

新金谷駅

きかんしゃトーマス号を見るために新金谷駅に行く観光客が多いが、新金谷駅に隣接する駐車場はトーマス号を含めたSL乗客向けの駐車場となっている。そのためSLの見学者向けの駐車場は、2015年6月から新金谷駅から2.5kmほど離れた大井川の河川敷にある無料臨時駐車場となった。臨時駐車場から新金谷駅までは無料のシャトルバスで移動する必要がある。40~50分間隔の運行なので、事前にシャトルバスの時刻を確認しておくこと推奨。

千頭駅

千頭駅ではトーマス号の折り返し時間に記念撮影タイムが設けられており、駅構内にあるトーマスフェア会場(鉄道利用者:小学生以上¥500、マイカー利用者:小学生以上¥650、未就学児は無料)で記念撮影やミニSL乗車体験が楽しめるトーマスフェアが開催されている。千頭駅利用者の臨時駐車場は、以下の4か所に分かれている。現地に案内用の幟があったりや係員がいたりするので、それに従うこと。

  • JA本川根支店横 臨時駐車場(駅から徒歩10分、毎日利用可)
  • 中部電力大井川電力センターヘリポート・社員寮臨時駐車場(土休日のみ、徒歩10分)
  • 桑野山臨時駐車場(駅から無料シャトルバスで約5分、トーマス号等運行日のみ)
    • シャトルバスは2台で随時ピストン運行されている。
    • 小さな子どもがいる場合は、敢えて駅から離れた場所にある桑野山臨時駐車場に駐車して、無料シャトルバスで移動した方が親子どちらも駐車場から会場までの移動が負担になりにくい。
  • 川根本町商工観光課の駐車場案内HP


準備する[編集]

SL急行に乗車するには、乗車券と急行券が必要である。大井川本線と井川線を乗り継ぐ場合は両方の運賃を合算する。manacaやTOICAといった交通系ICカードは利用できないので注意。

  • 金谷~千頭は運賃¥1,810、SL急行券¥800。
    • SL急行は全車指定席で、予約が必要である。大井川鐵道HPまたは電話で予約すればよい。
  • 井川線は¥1,320、全席自由席なので予約不要。

フリーきっぷ[編集]

大井川自由キップ(左上)とSL券(新金谷駅発券:左下、千頭駅発券:右)、硬券の入場券(中央)

大井川鐵道ではフリー乗車券や、温泉施設などの利用券付の割引切符が多数販売されている。2016年3月からフリーきっぷの内容や値段が更新された。旅行の目的に応じて利用するとよい。

大井川本線フリーきっぷ
大井川本線が乗り降り自由。金谷駅、新金谷駅、千頭駅等で販売されており、有効期間は2日間。新金谷駅~千頭駅を1往復した場合と同じ金額なので、1回途中下車してしまえば元が取れる。
  • 大人¥3,440(子ども半額)
  • SLに乗車する際はSL急行券を追加購入すれば乗車可。
せっそ・すまた周遊きっぷ
金谷から閑蔵までの大井川鉄道と千頭駅~寸又峡温泉・閑蔵駅の大鉄バスが乗り降り自由の切符。
  • 金谷駅・新金谷駅:2日用大人¥3,900、3日用大人¥4,900(子ども半額)。
  • SLに乗車する際はSL急行券を追加購入すれば乗車可。

SL急行券の予約方法・購入方法[編集]

大井川鐵道のSLは全席指定席で運行されているので、以下の方法でSL急行券を予約または購入する必要がある。SL急行券は大人¥800、子ども¥400で販売されている(2013年3月20日改定)。SL急行券は出発前までに乗車駅の窓口で購入すればよい。未就学児で1人分の座席を利用する場合は子ども料金が発生する。購入時に座席の指定はできない。SLは臨時列車を含めると1日で最大3本運行されるが、定期運行のSLは「かわね路」1号と2号のみである。その他のSLの運行日はホームページで確認した上で予約した方がよい。

  1. メール予約
    • 大井川鐵道の公式ホームページで乗車希望のSLの空席状況を確認し、乗車日3日前までにメール予約する。翌営業日の19時までに予約番号が付けられた返信メールが送られてくるので、それを受信し印刷等をして、乗車日に乗車駅の窓口に向かって購入。
    • 予約は片道のみ受付。往復利用の場合は往路と復路で別々に予約メールを送信する必要がある。
    • 大井川鐵道側からの回答メールを受信して初めて予約完了となる。こちら側から送信しただけでは予約不十分なので注意が必要。
  2. 電話予約
    • メールで予約できなかった場合は、SL予約センター(0547) 45-4112に電話して予約する。
    • 電話予約の受付期限は、乗車日前日の午前中まで。
    • 予約完了時に予約番号を伝えられるので、購入時に忘れずに伝える。
  3. 乗車駅で当日券の購入
    • 座席に余裕があればSL乗車駅にて当日券が販売される。行楽シーズンや団体客が乗車する場合には予約だけで全部埋まってしまっている場合もあるので注意が必要。
    • 予約で満席であっても立ち席券(料金同額)が販売されることがある。販売の可否は当日駅係員に尋ねること。

新金谷駅で購入の場合[編集]

新金谷駅の窓口ではSL急行券の販売を行っていない。メール予約でも当日券であっても、新金谷駅の道路の向かい側にあるプラザロコ内の窓口で販売される。切符発券機の印刷速度があまり早くないので、余裕を持って購入に向かった方がよい。

乗車する[編集]

鉄道を利用して大井川鐵道まで行く場合、JR東海道本線の金谷駅を目指せばよい。金谷駅は普通列車のみが停車する在来線の駅なので、新幹線を利用して現地まで行く場合は静岡駅、または掛川駅で乗り換えることになる。

金谷駅[編集]

大井川鐵道 金谷駅

大井川鐵道の切符売り場はJRの駅舎を出て右側にある。


旅館 百楽園  
金谷駅から徒歩5分の距離にある旅館。
 所在  島田市金谷2548-57。  電話  (0547) 45-3154
 FAX  (0547) 45-3796
 WEB  
 時間  チェックイン 16:00~19:00 チェックアウト ~10:00   料金  

新金谷駅[編集]

SLかわね路号の発着駅。駅前にお土産店や駐車場(1日¥700)があるので、自家用車で移動してきた人たちの出発駅として利用されることが多い。

戦前、戦中、戦後の駅での旅立ちシーンのロケ地として、当駅のホームが利用されることがある。ホーム横の留置線に旧型客車を停車させ、駅周辺の近代的な建物が画面に映り込まないような演出がされるようである。


PLAZA LOCO (プラザロコ)  
新金谷駅前にあるお土産店・ミニ鉄道資料館・休憩所の複合施設。新金谷駅におけるSL指定席券の引き換えおよびSL当日券の販売所でもある。ここでお弁当を買ってSLに乗車し、帰りにお土産を買えば荷物にならなくて済む。
 所在  島田市金谷東2丁目、大井川鐵道新金谷駅前。  電話  (0547) 45-2230  WEB  [1]
 開場時間  9:00~17:00。  料金  入場無料。

神尾駅[編集]

大井川沿いにある無人駅。線路わきには狸の置物がたくさん並んだ「たぬき村」が作られており、中にはSLの車掌の姿をしたタヌキもいる。SLは当駅を通過してしまうが、通過前にたぬき村のことがアナウンスされる。新金谷駅からSLに乗車している場合は、進行方向左側に注目していると見ることができる。駅名がPCアドベンチャーゲーム「AIR」に登場するキャラクターの苗字と一緒ということにちなんで駅ノートが設置されており、この駅を訪れた鉄道ファンやゲームファンが様々な書き込みを残している。

大和田(おわだ)駅[編集]

大和田駅の桜並木

線路の両側に桜並木がある無人駅。桜の開花時期になると桜とSLを写真に収めようとするファンで賑わう。



お茶ぼっこ  
SLや美しい大井川の景色を楽しむことができる喫茶店。
 所在  島田市川根町家山1806-15。  電話  (0547) 53-2040  WEB  
 営業時間  10:00~15:00、定休日 水曜。  予算  宇治抹茶・川根紅茶・コーヒーお菓子付き ¥300。


家山(いえやま)駅[編集]

SLかわね路の停車駅。駅周辺には桜並木があり、3月下旬から4月上旬には桜まつりが開催され、観光客でにぎわう。桜まつりの期間中は、駅から徒歩10分ほどのところにある桜トンネルや家山川の河川敷にある家山緑地公園を中心にイベントが実施される。


川根のたいやきや  
家山駅のすぐ近くにあるたいやき屋。
 所在  島田市川根家山668-3。  電話  (0547) 53-2275  WEB  [2]
 営業時間  10:00~15:30、定休日 木曜、第3日曜。  値段  

川根温泉笹間渡駅[編集]

道の駅 川根温泉 地図  
全国唯一のSLが見える温泉として親しまれている温泉施設。館内には当日のSLの通過時間が掲示されており、SLの汽笛が聞こえると線路側にある窓や露天風呂の柵に人が集まってきて、SLに手を振る光景が見られる。温泉の他にも、レストランや売店、宿泊できるコテージ、プールなどの施設が揃っている。
 所在  島田市川根町笹間渡220、川根温泉笹間渡駅から徒歩5分。  電話  (0547) 53-4330  WEB  [3]
 営業時間  温泉・足湯・プール…9:00~21:00。  料金  温泉:大人¥500、小学生¥300。プール:大人¥700、小学生¥300。両施設とも乳幼児は無料。
道の駅 川根温泉


ふれあいコテージ  
道の駅 川根温泉(上記)が運営する10棟のコテージ。川根温泉笹間渡駅から徒歩1分で、食事は自炊も可能。
 所在  島田市川根町笹間渡411-2  電話  (0547) 53-4110
 FAX  (0547) 53-4112
 WEB  [4]
 時間  チェックイン 16:00~17:00 チェックアウト 8:30~11:00   料金  4名通常料金¥23,100。


川根温泉ホテル  
川根温泉笹間渡駅より徒歩約8分。
 所在  島田市川根町笹間渡195-1。  電話  (0547) 53-4320  WEB  [5]
 時間    料金  

地名(じな)駅[編集]

地名トンネル 地図  
地名駅から100mほど千頭寄りにある幅5m、長さ11mの「自称」日本一短いトンネル。上空にワイヤーを吊るして物資を輸送していた時代に、荷物が落下しても線路上に落ちないようにするために作られたシェルターの一種。厳密にはトンネルではなく建築物。SLに乗っているとあっという間に通り過ぎてしまうので、アナウンス後に注意深く車窓を眺めておくとよい。
地名トンネル


川根 七曲宿 ユースホステル (2018年1月現在、休館)  
金谷駅から大井川鉄道「地名駅」下車。徒歩15分。風呂は17:30から開始。夕食は18:30から開始。朝食は07:30から開始。
 所在  島田市川根町葛籠石風呂1053-1。  電話  (0547) 53-2113  WEB  [6]
 時間  チェックイン 15:00(冬期は17:30~) チェックアウト 10:00まで   料金  

蛇足であるが、「本当の」日本一短い鉄道トンネルはJR西日本・呉線の川尻トンネル(8.7m)。

塩郷駅[編集]

大井川鐵道の上に架けられている吊り橋

大井川沿いにある無人駅。駅から徒歩5分のところには全長220m、高さ10mの吊り橋(久野脇橋)がある。このつり橋は県道と大井川鐵道の線路の上に架けられているので、橋の上から絶対に物を落としてしまわないよう所持品に注意。


久野脇橋 (塩郷のつり橋) 地図  
全長220m、高さ10mのつり橋。大井川にかかるつり橋の中で最も長く、橋の下には大井川鐵道の線路と県道も走っている。昭和初期に生活通路としての役割を担っていたが、現在では観光用として架け替えられた橋になっている。吊り橋の定員は10名、前に渡っている人と1mほど間隔をあけて渡るように注意書きがある。
 所在  塩郷駅から徒歩5分。
久野脇橋

田野口駅[編集]

田野口駅の木造駅舎

昭和初期に作られた木造駅舎が残る無人駅。映画やドラマのロケ現場のために窓口や手書きの看板などが復元されており、昭和の雰囲気が残る駅でもある。SLは当駅を通過してしまうが、新金谷駅からSLに乗車している場合は、進行方向右側に注目していると見ることができる。


駿河徳山駅[編集]

朝と夕方のみ有人となる木造駅舎の駅。この駅の東側にしだれ桜のトンネル、南西側の大井川を渡った橋のふもとに「道の駅フォーレなかかわね茶茗舘(ちゃめいかん)」がある。駿河徳山駅から10分ほど歩いた場所に道の駅があるが、ここでは地元産のお茶が飲めてお茶の入れ方作法が学べる茶室がある。作法の指導料とお茶菓子代まで含めて1人¥300とリーズナブル。予約なしで体験できるので、ふと途中下車して後続の列車に乗るのもよい。道の駅としだれ桜のトンネルは線路を挟んで正反対の位置にあるので両方訪れる場合は列車の時間に注意が必要。


千頭(せんず)駅[編集]

大井川本線と井川線の乗り換え駅。駅前からは寸又峡温泉行きのバスが発着する。

ホームや客車の編成の都合上、新金谷駅や家山駅ではホームからはみ出して停車することが多いSLだが、千頭行きのSLであれば当駅でホームからはみ出ずに停車するため、SLの横に並んで記念撮影するには好都合の駅でもある。新金谷行きのSLは客車が7両つながれている場合にはホームギリギリに停車するので、記念写真の被写体として入れにくい場合がある。


SL資料館  
千頭駅に隣接している大井川鐵道に関する資料館。係員がいないため、入館料はお釣りが出ないように入口にある料金箱にいれる。おつりや入館記念証が必要な場合は千頭駅の切符売り場で入館料を払えばよい。
 所在  大井川鐵道千頭駅隣接。  電話    WEB  
 開場時間  9:00~16:00。  料金  大人子ども¥100。
SL資料館


道の駅 奥大井音戯(おとぎ)の郷 地図  
音がテーマの博物館。入館時にもらう領収証代わりのシールを見えるところに貼り、館内を見学する。入館時に渡される聴診器は、2階にある展示物に設置されている小型スピーカーに当てて音の聞き分けをする際に使用する。音戯シアターでは、地元に昔から伝わる民話「ダイラボッチ」の人形劇(約7分)や、大井川鐵道のSLの走行風景のビデオ(約20分)を鑑賞することができる。
道の駅スタンプの利用および道の駅記念きっぷの購入は受付に申し出れば入館料を払わずに済む。
 所在  榛原郡川根本町千頭1217-2。  電話  (0547) 58-2021  WEB  [7]
 営業時間  10:00~16:30。  料金  有料エリア入館料:大人¥500、子ども¥300。
道の駅 奥大井音戯(おとぎ)の郷


智者の丘公園  
音を体験できる屋外の公園。


千頭温泉 旬 地図  
大井川沿いにあるこじんまりとした日帰り温泉施設。会計は食堂のレジで済ませて入浴する。
 所在  東藤川669-1、千頭駅から徒歩10分。  電話  (0547) 59-1126  WEB  [8]
 営業時間  10:00~20:30、水曜日定休。  料金  大人¥500、子ども¥200。
千頭温泉 旬


おざわ屋  
映画「男はつらいよ」の撮影場所としても使われた名物食堂。千頭駅から徒歩5分。
 所在  川根本町千頭989-3。  電話  (0547) 59-2150  WEB  
 営業時間  11:30~、定休日 火曜  予算  


晴耕雨読ヴィレッジ  
足湯カフェ。ゲストハウスも併設。
 所在  川根本町千頭375。  電話  (0547) 59-2333  WEB  [9]
 営業時間  11:00~17:00  予算  


山本屋旅館  
大井川沿いに建ち、大井川やSLなど、景観が良い。
 所在  静岡県榛原郡川根本町東藤川702-1  電話  (0547) 59-2013
 FAX  (0547) 59ー4036
 WEB  
 時間  チェックイン 16:00 チェックアウト 9:30   料金  ¥7,500~¥10,000。


湯屋 飛龍の宿  
寸又峡の山間に佇む温泉旅館。
 所在  川根本町寸又峡温泉。  電話  (0547) 59-3110  WEB  [10]
 時間    料金  

寸又峡温泉へ寄り道をする[編集]

千頭駅前・奥泉駅前から南アルプスの山中にある寸又峡温泉行きのバスが出ている。寸又峡温泉は単純硫黄泉の無色透明な温泉で、入浴すると肌がツルツルする「美女づくりの湯」として知られており、大井川鐵道沿線で最も旅館が多い温泉でもある。

寸又峡温泉では現地の温泉が4か所入浴可能になる「ゆらぎ手形」(1枚¥1,000、1年間有効)が販売されており、町営露天風呂や旅館を巡って各施設のお風呂比べをしてみるといい思い出になるのではないだろうか。

寸又峡温泉と言えば「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋10」の10位に選ばれたことがある「夢の吊り橋」があることでも有名である。天気等の条件が良ければ吊り橋からエメラルドグリーンの湖面を眼下に望むことができる。観光シーズンには吊り橋が一方通行になり、対岸に渡った後、尾崎坂展望台と河川巡回用の車道を歩いて遠回りして戻ることになる。このコースは寸又峡プロムナードコースと命名されており、寸又峡温泉バス停を出発地点とした場合、所要時間は1周90分となる。

千頭駅から片道40分ほどかかるため、夢の吊り橋を見学して温泉に入って戻ってくるだけでも半日近くかかる。日帰り旅行で立ち寄るのは大変かもしれないが、ここで宿泊するというのも1つの手である。

アプトいちしろ駅~長島ダム駅[編集]

最大勾配90パーミル(水平距離1000m進むと高低差が90mある勾配)を克服するためにレールの間に歯車とラックレールを使って急勾配を登る方式のアプト式が取り入れられている区間。アプト式があるのは日本でもこの区間だけであり、非常に珍しい。アプトいちしろ駅と長島ダム駅では特殊な電気機関車の連結および開放作業が実施されるため、両駅でそれぞれ4~5分ほどの停車時間が設定されている。その間にトイレ休憩や駅の自動販売機で飲み物の購入をするとよい。

SL時代では25パーミルの勾配で難所といわれていたことを考えると、鉄道にとって90パーミルの勾配は非常に厳しい勾配となっている。


長島ダム 地図  
このダムの建設によって大井川鐵道の一部区間が水没してしまうため、アプト式鉄道が採用されたという経緯がある。大井川で唯一、発電目的ではない多目的ダムで2001年に完成した。
長島ダム

奥大井湖上駅[編集]

ダム湖に架けられた2つの鉄橋(レインボーブリッジ)の間にある無人駅。ホームには幸せを呼ぶ鐘「Happy Bell」が設置されており、家族連れやカップルで訪れた人たちの思い出作りのきっかけになっている。当駅から接阻峡温泉駅まではハイキングコースになっており、シーズン中は観光客やツアー客でにぎわう。

ちなみに、大井川鐵道の鉄橋であるレインボーブリッジが開通したのは1990年10月、東京のお台場にあるレインボーブリッジが開通したのは1993年8月であり、大井川鐵道の方が3年弱ほど早く完成している。知名度はお台場の方に及ばないが、こちらが「本家」であることを追記しておく。

接阻峡(せっそきょう)温泉駅[編集]

川根本町資料館 やまびこ 地図  
奥大井地方の自然や生活、文化に関する資料が展示されている資料館。2階の常設展示場には爬虫類や魚などの標本やホルマリン漬けが展示されているスペースがあるので、食事の直前直後の見学には注意。
 所在  川根本町犬間90-1、接岨峡温泉駅から徒歩5分。  電話  (0547) 59-4031  WEB  [11]
 開場時間  9:00~16:30、休館日:毎週火曜。  料金  高校生以上¥200、小中学生¥100。
川根本町資料館 やまびこ


接阻峡温泉会館 地図  
こじんまりとした岩風呂がある日帰り温泉施設。若返りの湯と言われている。
 所在  川根本町梅地1183-1、接岨峡温泉駅から徒歩10分。  電話    WEB  [12]
 営業時間  10:00~20:00、大広間利用は17:00まで。  料金  入浴のみ:大人¥300、子ども¥150。大広間休憩:¥700、子ども¥350。
接阻峡温泉会館


天狗石茶屋 地図  
おばあさんたちが切り盛りする食事処。ランチタイムが忙しすぎたり暇すぎたりすると早く閉まることがあるので注意。
 所在  川根本町犬間72-5、接岨峡温泉駅から徒歩6分。  電話  (0547) 59-1688  WEB  
 営業時間  8:00~15:00頃。  予算  天ぷらそば¥600、おでん¥70。
天狗石茶屋


接岨峡温泉 民宿 なかむら  
接岨峡温泉駅から歩いてすぐ。お風呂は温泉。
 所在  川根本町犬間86-6。  電話  (0547) 59-3719  WEB  [13]
 時間    料金  


森林露天風呂  
接岨峡温泉駅のすぐ目の前にある温泉宿。
 所在  川根本町犬間165。  電話  (0547) 59-3721  WEB  [14]
 時間    料金  

尾盛(おもり)駅[編集]

尾盛駅

周辺に整備された道路が無く鉄道でしか到着できない無人駅。花壇に砂利を敷いただけに見えるホームを利用して乗り降りする。一時期、熊が出没して途中下車禁止になった経緯があるため、下車する場合はクマ避けの鈴やラジオなど音が出るものを持参しておくとよい。


井川駅[編集]

井川ダム  
このダムを建設するための資材運搬用に大井川鐵道の井川線が作られた。
井川ダム


井川湖畔遊歩道 (廃線小径)  
廃線になった線路を利用した遊歩道。遊歩道の山側にはウッドチップが敷き詰められており歩きやすく、レールとレールの間はバラスト(砂利)が当時のまま残っているので線路を探検しているように感じられる。
 所在  井川駅から徒歩10分。
井川湖畔遊歩道


井川ダム 中部電力井川展示館  
水力発電のしくみや、ダムの種類、電気、井川の自然など、井川ダムに関することを幅広く展示する博物館。また、井川ダムを眺められる展望スペースも設けられている。
 所在  静岡市葵区井川字西山沢1956-1。  電話    WEB  [15]
 営業時間  9:00~16:00、12~2月および毎週月曜日は休館。  料金  無料。


食事処 やまびこ  
井川駅前の田舎食堂。
 所在  葵区井川1959-1。  電話  (054) 260-2422  WEB  [16]
 営業時間  9:00~17:00、定休日 木曜  予算  

気を付ける[編集]

SLに乗車する場合の注意点[編集]

ドアの開閉は列車が完全に停止してから行うこと。
  • 国鉄で使われた機関車や客車を保存することには気を配っているので、車両を傷めることのないようにすること。
  • 雨漏りがしている窓や故障中のトイレもあるので、「使用禁止」の張り紙がある設備は利用しないこと。
  • 旧型客車には冷暖房がついていない。夏場は窓を開けることになるが、トンネルが近づいたら窓を閉めるように。
  • 旧型客車のドアは利用者自身が手動で開閉するタイプである。立付けが悪くて開閉しづらいドアもあるので、開けづらいと感じたら無理して開けずに近くにある別のドアから出入りするようにした方がよい。
    • ドアにはロック装置が設置されておらず、走行中でも簡単に開閉できる構造になっている。子どもがいたずらして車外に落下してしまう危険性があるので、走行中は子どもだけでドアに近づけさせないように注意。



外部リンク[編集]

大井川鐵道 公式ホームページ

この記事「大井川鐵道」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。