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堺市

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市役所展望ロビーから見た大仙陵古墳(仁徳天皇陵)

堺市(さかいし)は大阪府中部に位置する政令指定都市。古代において、大仙陵古墳(仁徳天皇陵)をはじめとする百舌鳥古墳群が築造され、中世、鎌倉時代に、奈良・京都などの後背地の海運の拠点として発展。戦国時代には海外貿易の拠点となり、街を環濠で囲い自由都市として経済的、文化的に栄え「東洋のベニス」とも謳われた。茶聖千利休によって花開いた茶の湯文化、巨大古墳群、神社仏閣など古代から中世、近世の豊富な歴史的文化的遺産を有する歴史と伝統の街である。 [1]


地区[編集]

堺市の位置

2006年に中核市から政令指定都市に移行された。政令指定都市である堺市には以下7つの行政区がある。

  • 堺区 : 自由都市堺の中心地。
  • 中区 : 行基や陶器のルーツが残る町。
  • 東区 : 古い街並みと高級住宅街と長閑な田園風景が融合した町。
  • 西区 : 門前町として発展した最も泉州らしい町。
  • 南区 : 近代的なニュータウンと豊かな自然が一体となった町。
  • 北区 : 画聖巨勢金岡ゆかりの地。
  • 美原区 : 大仏を造った河内鋳物師が拠点を置いていた職人の町。

分かる[編集]

概要[編集]

大阪府中央部を流れる大和川を挟んで大阪市の南側に位置している。市内は、市街化されながらも比較的、緑地が多く農業産出額が大阪府内で最も多い。2006年4月1日に大阪市に次いで2番目の政令指定都市に移行。人口は 83万8293人、面積は 149.81km²、人口密度は 5,595.71人/km²。(人口は2015年10月1日 推計人口のものを、面積は2014年10月1日の国土交通省国土地理院の「全国都道府県市区町村別面積調」によるデータのものである。)

市名の由来は、摂津国と河内国の国境に位置し、後に河内国から和泉国が別れ、摂河泉三国の境目にある町の位置づけから、と呼ばれるようになったと伝えられている。ただ明治以降、摂津地方との境界線が堺区の中心を通る大小路筋から北側に流れる大和川に改められ河内地方である東区、美原区、北区の一部以外は泉州地方と言うことになっている。市章は3つの「市」を意匠化している。

はじめて、堺の名が文献に登場するのは平安時代のことで、権中納言藤原定頼の歌集「定頼郷集」に収録された歌の詞書に「さか井と云所に、しほゆあみにおはしけるに」とあり、当時この地は、貴族達の塩風呂(塩湯浴)の名所であった。その後、一大ブームを巻き起こした「熊野詣(現在の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」)」により、京から紀伊国を結ぶ交通の要所となったことから、広くその名が知れ渡るようになったようである。

観光案内所[編集]

大仙公園の観光案内所


  • 堺観光コンベンション協会 所在  堺市堺区南瓦町3-1。堺市役所本館2階。  電話  (072) 233-5258  FAX  (072) 233-8448  WEB  [2]  e-mail  [3]
  • 堺東観光案内所 所在  堺市堺区中瓦町2-3-24。博愛ビル1階。南海高野線堺東駅西口。堺市役所北側正面。  電話  (072) 238-7174  時間  9:00~19:00。年末年始は休み。
  • 堺駅観光案内所 — 駅構内2ヶ所で案内を行っている。  所在  堺市堺区戎島町3-22-1。堺駅構内。  電話  (072) 232-0331  時間  堺駅ビル1F 9:00~18:00。西口改札横 10:00~19:00。年末年始は休み。
  • 大仙公園観光案内所 所在  堺市堺区百舌鳥夕雲町2-160。仁徳天皇陵南側、御陵通り沿い有料駐車場内。JR阪和線百舌鳥駅下車。  電話  (072) 245-6201  時間  9:00~17:00。年末年始は休み。


ツアーガイド[編集]

  • NPO法人・堺観光ボランティア協会 所在  堺市堺区中瓦町2-3-24 博愛ビル1階。  電話  (072) 233-0531  時間  受付 10:00~17:00。  WEB  [4]

イベント・行事[編集]

着く[編集]

飛行機で[編集]

関西国際空港から堺市内への移動は次の通り。

  • JR阪和線で鳳駅、三国ヶ丘駅、堺市駅へ。
  • 南海空港線・本線で堺駅へ。
  • リムジンバスで泉北高速鉄道光明池駅、栂・美木多駅、泉ヶ丘駅、南海高野線金剛駅へ。
堺東駅

列車で[編集]

堺市内へ向かう際の出発点は難波(なんば)と天王寺の2つ。

堺区

  • 堺駅・・・南海本線
  • 堺東駅・・・南海高野線
  • 堺市駅・・・JR阪和線 

また、堺市中心街には路面電車の阪堺電気軌道阪堺線が通っている。

車で[編集]

堺区

  • 堺出入口 — 阪神高速道路15号堺線
  • 大浜出入口 — 阪神高速道路4号湾岸線

バスで[編集]

堺駅前バス停

高速バス[編集]

以下の高速バスが運行されている。

  • 鎌倉・藤沢~京都・難波・堺線 (南海バス・江ノ電バス) — 神奈川県湘南地区から京都を経由して、堺市内とを結ぶ、毎日1往復運行している夜行高速バスである。ハイデッカー3列シート車使用。スリッパ、膝掛け常備。  所在  市内バス停:JR堺市駅前、南海堺東駅前、南海堺駅前。  電話  南海予約 (06) 6643-1007、江ノ電予約 (0466) 24-5006  時間  戸塚駅東口21:00発、大船駅東口21:25発、鎌倉駅東口21:50発、藤沢駅南口22:20発。  料金  戸塚駅:大人片道¥8,150、往復¥14,670。藤沢駅~大船駅:大人片道¥8,050、往復¥14,490。  WEB  [5]

路線バス[編集]

  • 南海バス [6]

船で[編集]

  • 北九州市の新門司港から阪九フェリーで泉大津港下船。無料バスで南海泉大津駅に向かい、泉大津駅から南海電車なんば行きに乗車。

動く[編集]

阪堺電気軌道

列車で[編集]

南海電鉄(南海本線、高野線)、泉北高速鉄道、JR阪和線、大阪市営地下鉄御堂筋線、阪堺電気軌道が運行している。

堺市内を走る路線の中でJRが中心路線で堺市駅が中心駅と思いがちだが、南海電鉄高野線堺東駅が中心駅で駅前に市役所がある。中心路線である高野線の三国ヶ丘駅でJR阪和線と連絡し関空方面へ行くことも出来る。大阪府の大動脈となっている地下鉄御堂筋線が、南海高野線中百舌鳥駅と連絡している。そして中百舌鳥駅から泉北高速鉄道が分岐して泉北ニュータウン方面に向かう。泉北高速鉄道は高野線に乗り入れているので難波駅から乗車できる。

ベイエリアを走り難波と関空を結ぶ南海本線と名所や史跡が多い阪堺線(路面電車)は堺市内で高野線と連絡していないので、シャトルバスか徒歩あるいはレンタサイクルでの移動になる。

  • てくてくきっぷ — 阪堺電車全線の一日フリーパス。堺市内だけでなく大阪市の住吉大社や新世界、阿倍野にも行くことができる。  料金  大人¥600、子供¥300。  WEB  [7]
  • 堺・住吉まん福チケット — 平成23年3月19日(土)~11月30日(水)の発売期間中の好きな1日、阪堺電車の全線、南海電鉄と南海バスの指定区間が1日乗り放題。  電話  南海テレホンセンター・(06) 6643-1005  料金  大人のみ¥1,000。  WEB  [8]

車で[編集]

国道26号線、国道309号線、国道310号線が通行しており、都市計画道路も約70%完成していて比較的道路網は発達している方である。特に南区内は車が便利である。

  • 堺観光タクシー — 5つのコースが設定されている。  WEB  [9]

道を尋ねる時、地図と通称が一致しない名前。

  • ときはま線 — 大阪府道28号大阪高石線。
  • 御陵通り — 大阪府道197号深井畑山宿院線。場合によっては「仁徳さんの前の道」と教えられることもある。
  • 泉北1号線 — 大阪府道34号堺狭山線、大阪府道38号富田林泉大津線。
  • 泉北2号線 — 大阪府道61号堺かつらぎ線。
  • 13号線 — 大阪府道30号大阪和泉泉南線。何故13号線なのかは誰も知らないが、海手を走る国道26号線に対し、山手を走る若干狭い道路を指して、26の半分で13号線とした説など諸説ある。

バスで[編集]

市内の殆どの駅は南海バスで繋がれており、路線も充実しているのでバスのみで市内を巡ることも可能。東区、美原区には近鉄バスの路線もある。

  • 堺都心1日フリー乗車券 — 指定区間内の南海バス、阪堺線のフリー乗車券。堺都心バス限定や南海バス全線の乗車券もある。  料金  大人¥600、子供¥300。  WEB  [10]
  • 堺を巡る周遊観光バス — 1日コースと半日コースがある。  電話  (072) 278-1700 (株)東洋観光旅行社  料金  1日(大人¥5,590、子供¥2,900)半日(大人¥3,300、子供¥1,950)。  WEB  [11]

自転車で[編集]

南区を除いて市域の大半が平野で、観光名所の多い堺区周辺やその他多くの地域でも大きな困難も無く移動できる。

  • サイクルライフ「さ・か・い」 料金  1日当たり¥300。但し自転車を借りた貸出所以外で返却をする場合、追加料金の¥200が必要となる。  WEB  [12]

足で[編集]

  • 堺eco観光 — 2009年6月4日「地球環境に優しい交通機関である「鉄道」と、環境モデル都市である「堺市」が連携をし、鉄道と散策・サイクリングを組み合わせた観光の推進」をコンセプトにスタート。堺市が歴史上、特に脚光を浴びた、古代(百舌鳥古墳群)、中世・近世(旧市街地)の2つのコースを軸に「駅からecoマップ」が作成され、JR、南海の各コースの発着駅および主な駅や堺市内の観光案内所に常置されている(「JR西日本」、堺市駅、百舌鳥駅、大阪駅、天王寺駅、和歌山駅など、「南海電鉄」、七道駅、中百舌鳥駅、堺駅、難波駅など)。また「駅からecoマップ」を持って施設に行くと割引などの特典も用意されている。  WEB  [13]

観る[編集]

家原寺

堺市内の主な見どころは以下の通り。

  • 堺区 : 百舌鳥古墳群、大仙公園、南宗寺、堺旧市街地など。
  • 中区 : 土塔、野々宮神社など。
  • 東区 : 萩原神社、出雲大社など。
  • 西区 : 大鳥大社、浜寺公園、家原寺など。
  • 南区 : 桜井神社、法道寺、荒山公園など。
  • 北区 : 百舌鳥八幡宮、大泉緑地など。
  • 美原区 : 法雲寺、菅生神社、黒姫山古墳など。

遊ぶ[編集]

堺市は、ほぼ毎月どこかで祭りやイベントが開催されている。

  • 堺区 : 堺浜シーサイドステージ、大仙公園、土居川公園、堺の~んびりクルーズなど。
  • 中区 :
  • 東区 :
  • 西区 : 浜寺公園など。
  • 南区 : ビッグバン、ハーベストの丘、南楽園、荒山公園など。
  • 北区 : 大泉緑地など。

買う[編集]

  • 堺区 : 堺高島屋、プラットプラットなど。
  • 中区 :
  • 東区 : ベルヒル北野田など。
  • 西区 : アリオ鳳、おおとりウイングスなど。
  • 南区 : パンジョ、泉北高島屋など。
  • 北区 : イオンモール堺北花田プラウ、堺北花田阪急など。

食べる[編集]

南宗寺 茶室・実相庵

堺は茶の湯発祥の地であることから創業数百年の老舗和菓子屋が多い。貿易港として古くから栄えており砂糖や様々な香辛料、調味料が輸入されていたため和菓子の常識に囚われない新しい発想の和菓子が特徴。最近は堺創業の店だけでなく泉州地方や大阪市からの出店で更に激戦区になっている。

大阪府の漁港は全て堺市以南の泉州地方にあるため地元で水揚げされた魚介類を食べられる店が多い。堺の漁業は典型的な沿岸漁業で穴子やタコなどが名物。


飲む[編集]

堺東駅の南西に位置する翁橋町周辺が歓楽街。

泊まる[編集]

観光とビジネスの拠点になっている堺区にホテルが集中している。

出かける[編集]

住吉大社

基本的に大阪府域は狭く鉄道路線が充実しているので1時間程度あればどこでも出掛けられる。特に大阪市内へのアクセスは抜群に良く堺市内のどこからでも容易に行くことが出来る(10分~50分)。また京都、奈良、神戸、和歌山など関西各地へも1時間~1時間半程度で出掛けられる。また各鉄道会社から、お得なチケットが販売されている。

堺市の中心市街地も走る「阪堺電気軌道(路面電車)」沿線には非常に個性的な観光スポットが多く、一日乗り放題のチケットもある。

堺と和歌山は古くから、霊場への参詣道である、熊野街道、高野街道や紀州徳川家の参勤交代のために整備された、紀州街道などで結ばれており、現在も南海電鉄やJR阪和線で結ばれている。特に紀北と呼ばれる地域には容易に行くことができる。堺市や世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」への起点は「ミナミ」で有名な難波駅。

  • 大阪市中央区 - 大阪市随一の観光地。
  • 和歌山市 - 暴れん坊将軍・徳川吉宗で有名な和歌山県の中心地。
  • 高野町 - 世界遺産「高野山」。観光列車「天空(てんくう)」が運行され、更に楽しみが増している。

大阪府の中で、大阪市以外で特に気軽に出かけられる地域は、泉州地方(泉北泉南)や南河内。泉州地方へは南海本線、JR阪和線で繋がれており、和歌山市との中間に位置する。南河内地方へは南海高野線、南海バス、近鉄バスなどで繋がれている。

和泉市の施福寺からの眺望

主な泉州地方の都市

  • 和泉市 - 西区南区に接している。
  • 岸和田市 - だんじり祭りで有名な城下町。電車で約15~20分。
  • 貝塚市 - 大阪府随一の海水浴場や寺内町がある。
  • 泉佐野市 - 関西国際空港がある。
  • 岬町 - レジャースポット「みさき公園」イルカのショーが楽しい。
河内長野市の観心寺・建掛塔

主な南河内地方の都市

  • 富田林市 - 中世の寺内町の町並みがよく残っている。美原区と接している。
  • 河内長野市 - 大阪府屈指の名刹や景勝地を有する観光地。電車で約18分。
  • 千早赤阪村 - 近場でトレッキングを楽しめる。
  • 羽曳野市藤井寺市 - 古代から関わりが深く、現在両市と共に百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を目指している。



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