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危ない体験集

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危ない体験集

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これは「お役立ち情報」の記事です。

本記事は旅行先で遭遇したトラブルについて、ウィキトラベラーが「実際に体験した」または「そのような話を聞いた」という事例をまとめたものである。

この記事を読んできっと「そんな失敗体験をカミングアウトするなんて恥さらしじゃない?オレだったらそんな事で騙されたりしねーよ!」と人の失敗をあざ笑ったり、タカを括る人もきっといるだろう。そのような人ほど旅行をするのが向かない性質なのだろう。なぜなら、旅行しなければトラブルに巻き込まれる事は一切無いのだから…

この記事で扱う事例は旅行を経験する以上、誰にでも起こりうる事であり、過ちは犯す・起きてしまうものである。ここで大事なのは、どれだけ被害に合わない様に注意するか、遭遇しても被害を少なくするかを考える事がポイントである。


主旨[編集]

ポルトガルの警察

この記事の主旨は旅行先で遭遇した、あるいは遭遇したという話を聞いたという場面(シチュエーション)をまとめ上げ、旅行の際にどのような事に気を配るべきか?と言う事を考える為の事例集としての役割を果たすものであり、自己の危機管理能力を養うのに役立てようとするものである。記事テンプレートには、各々の記事に「気を付ける」という節が用意されているが、それを集約した記事とも言える。

想定事例
  • ぼったくりのような金銭トラブル
  • 詐欺や美人局のような騙しの手口
  • スリやひったくりのような盗難の手口
  • 暴行や強姦のような傷害事件
  • などなど…

主に旅行先で「ちょっと気を付けておけば…」と言った事についてまとめ挙げる。その為、端から自己責任が問われる犯罪多発地域や紛争地域に足を踏み入れるような類の事や、ナイトバザールの様にニセモノと解っている前提で安価で購入する(シャレのつもりで購入する)類の事、本人の自己努力ではどうにもならない天変地異にまつわるトラブル、同じく自己努力でどうにかするには難しい病気や体調不良などによる身体的トラブルについては対象外とする。もっとも、身体的トラブルに関しては旅先で健康を保つを参照の事。

渡航先の危険情報に関しては、外務省から情報提供される海外安全ホームページだけでなく、渡航先の現地大使館や総領事館の公式サイトからも情報を発信しているので参考にするのがよいだろう。

安全対策・心構え[編集]

ここで挙げる事は「これをしたから安全」と保証するものではなく、自分の身を守る為には考えられる事は一通りやっておかなくてはならないという意味を込めて、一例を示したものである。

最終的にはトラブルに見舞われても、自分の生命が確保できて家路に着ければ良しである。まさに「命あっての物種」である。

対策[編集]

ローカルな場所には近づかない
観光地として整備されている場所というのであれば、ある程度の警備体制が整っていたりするのである程度は安心できるだろうが、警察のパトロールの目が行きとどかない路地裏に入り込んだりすると、そこの住民に袋叩きにされて身ぐるみを剥がされるという事にもなりかねない。少なくとも現地の人間ですら入り込まない様な場所に「度胸試し」のつもりで立ち入るには止めた方が良い。ただし、地下道や、橋を渡った先が人気の無い一本道で他に迂回ルートが無い場合など避けられない場合には、眼光鋭く眉間に皺を寄せつつ、周囲に最大限の注意払いながら足早に通り抜けた方が良いだろう。
集団になっている場所には近づかない
デモや集会、見た目が悪そうな連中がたむろしているような、集団が固まっている場所には近づかない方がよいだろう。わざわざ飛び込んでいってトラブルになった場合、一対一なら何とかなるだろうが、囲まれて袋叩きに合うのが目に見えて分かる。囲まれたら最後、どんなに空手の有段者だったとしても複数人で来られたら手も足もでない。「君子危うきに近寄らず」である。
リュックは背中ではなく前に、ショルダーバッグはたすき掛け
荷物を背中に背負うと、自分の視覚に入らないのでスリや強盗にこっそり中身を盗まれても気づかないので、背中ではなく前に抱えるようにする。また、ショルダーバッグをたすき掛けにするのは、バッグを強奪されにくくするためである。
リュックの開閉がファスナーになっているのは要注意。カバンには大抵、ファスナーの引き手が二つ付いており、セキュリティとして、ここに南京錠を施錠しているのがほとんどだろう。ファスナーの位置が中間くらいにあると、そこからポテトチップスの袋を開ける要領でファスナーの垂直方向に引っ張ると施錠をしていても簡単にリュックを開ける事が出来るからである。布地製のカバンはナイフを使えば簡単に穴をあけて、そこから中身を盗み出せてしまうので内側に穴あけ防止の板を仕込むなど工夫が大事である。
大金を持ち歩かず、所持金は分散しておく
所持金は一箇所に集中するのではなく分散させておく。仮に財布一箇所に所持金を集中させておいて、その財布が盗まれた場合にはその瞬間から一文無しとなってしまう。なので、支払い用にすぐ出す為の財布には日本円で5千円~1万円程度の額を入れておいて、それ以外はシークレットポケットと、施錠できるキャリーバッグの中と分散しておく。もちろん、クレジットカードも複数枚所持しているのであれば、同様に分散して管理しておく。
小綺麗な身なりをするのは「襲ってくれ」と言っている様なもの
ブランド品や貴金属で身を固めていると「私はお金持ちです」と宣言している様なものであり、スリや強盗の絶好の的である。旅行だからといって綺麗な服で着飾る必要は無く、普段着でも十分である。近頃はわざとケチャップを衣服に吹っかけて、その汚れを気にしている隙に財布を盗むと言った手口(俗に言う「ケチャップ強盗」)も報告されている。
親しげに話しかけてくる奴の十中八九は悪人の類である
自分が傍からみてどうみても旅行者の体裁で旅行しているとして、いきなりフレンドリーに話しかけてくる人間の、実に大半は泥棒や美人局、変質者の類と考えていた方が良いだろう。そもそも旅行でその土地に短期間しか滞在しない様な人間を一目見ただけで「友達になろう」とか「一緒に行動しよう」といったシチュエーションになれるだろうか?普通に考えればありえないものである。
騙そうとしている奴の話をよく聞いてみると、例えば「私はこの街に初めて来た観光客です…(略)…この先においしいレストランがあるので一緒に行きませんか?(なんで初めて来た観光客が迷いもなくレストランの場所を知ってるんだ!?)」といったようにおかしな点がある事に気づくだろう。また、困っている振りして「道を教えてください」とか「病院に連れて行ってください」とか、いかにも観光者である自分に助けを求めてくる時点で疑わしいものである。この他、必要以上にボディタッチしてくる様な輩の大半はスリか痴漢の類なので要注意である。
対策としては「相手にしない」、しつこい場合は「その場をすぐに立ち去る」、追いかけてくる場合は「(何語でもいいので)大声で助けを呼ぶ」、困っている体裁を繕って恥ずかしがらずに「とにかく叫ぶ」。
(女性の場合)スカートやショートパンツなどは避け、ボドムやスラックスを穿く。シャツも肌の露出の少ないものを着用する
強姦対策の為。衣服を脱がされるのに手間のかかるパンツタイプのものにする。もっとも強姦しようとする際、相手はナイフを所持している場合が多いので、衣服を破かれてしまうだろうから元も子も無いのだが、少しでも保護をするという意味で無いよりましくらいの防衛策である。根本的に身につける物はなるべく性的刺激の少ないものにするよう心掛ける。
なお、イスラム圏の国々や敬虔なカトリックの多い南米の国々では、現地の女性は極めて保守的な服装をしており、欧米や日本で着用されているような肌を露出した服装の女性はほとんどない。このような国々では、男性の方が「肌の露出の多い女性は、逆に自分から男を誘っているんだ」と半ば勝手に解釈するため、肌を露出した外国人の女性の方が性犯罪に巻き込まれやすい傾向がある。このような地域では、性犯罪予防のためにも、ショートパンツやミニスカート、タンクトップ、スリーブレスシャツなどを着て街を歩かないようにした方がよい。
必要以上に警戒しない、キョドらない
周囲を警戒しすぎてあまりにもビクついていると、傍からは挙動不審で旅行慣れしていないように見えて、かえって狙われやすくなる。何も考えずに無防備でいるのとはまた別だが、心にある程度の余裕が無いと楽しいはずの旅行も楽しめないだろうから、リラックスは必要である。
ただし、のんきに構えるのとは別である。周辺に怪しそうな人間がいないか目を配っておく必要はある。自分をターゲットにしようとしている人間は、こちらの動きに合わせてじっと見ているはずである。逆に「お前の顔を覚えているぞ」と視線を追い続けていると、ちょっかいは出してこないはずである(悪人の類の心理として、自分の顔を覚えられるのを警戒する)

襲われてしまったら[編集]

『三十六計、逃げるが勝ち』
襲われるような事態に陥ったら、抵抗したり報復することを考えるのではなく「とにかくその場から逃げる事」退路を確保することに注力すべし。「自分は格闘技を習っていたから、いざというときは返り討ちにしてやる」とか「友達と集団で行動しているから大丈夫」とか考えない方がよい。そんなことを考えている時間の分だけ、逃げるチャンスがなくなっていくからである。
友人複数人で行動していたとしても、相手は街ぐるみでグルで大多数で襲ってきたり、武器を持っていたりするというのはざらにある。
抵抗するのは逆効果、されるがままにしかならない
本当に強盗に襲われてしまった場合、相手は1対1で素手で襲ってくるという事は無く、大抵は複数かつ武器を所持しているのがほとんどだろう。映画やアニメの世界でも無ければどんな武術の達人でも手も足も出せないので、このような場合にはされるがままにしかならない。英語ならfreeze!「動くな!」,hold up!「手をあげろ!」など、最低限現地語での脅し文句のヒアリングは出来るようにしておきたい。
身代金の意味合いも込めて、それなりの所持金は用意しておく
ナイフを突き付けられて「金を出せ」と言われて出すものが無かった場合、相手が逆上してナイフで刺してくると言う事もある。もし、銃を突きつけられたらその場で「ズドン!」とあの世行きである。このような状況に陥ったら、わずかな金を惜しむよりも、もはや金銭を渡して解放されるのを願うしかない。
保証ができるわけではないが「それなりの額」とは日本円で大体5千円~1万円程度、とよく言われている。アメリカドルであれば50から100ドル程度(1ドル120円と試算)といったところか。これより少ないと犯人が逆上して身体に危害を加えてきたり、これより多いと被害者側の心情として惜しくなってしまい、犯人に対してつい抵抗してしまう事が考えられるので、大体このぐらいが相場なのだとか。

事例[編集]

「トラブルに国境が無い」という考え方の元、本記事は地域別に分類する構成を行なわず、事例別に区分けする構成を取ります。当然のことながら、日本国内外問わず事例を募集します。

事例追加を行なう際は、会話ページにルールを記してあるので、ルール確認の上で投稿をお願いします。

金銭トラブル[編集]

マカオのタクシー事情 — マカオではタクシーの需要と供給がそろっていないのか、まともなタクシーを見つけるのに非常に苦労する。流しのタクシーを拾おうとすると見つからず、空車のタクシーを見つけても乗車拒否されてしまうのがざらである。その為、タクシーに乗車するなら、各ホテルの前のタクシー乗り場で待たなくてはならず、それだと30分近く待たされることになる。どうしても急がなくてはとなると、直接タクシーの運転手と交渉する事になるのだが、通常の2倍3倍の額を要求される(それを見越してかタクシー乗り場に近づかないドライバーの多い事…)。もし、マカオに宿泊したのであれば、ホテルにタクシーの手配を事前に頼んでおいた方が無難。  所在  マカオ

中国で電化製品を買う — 世界中の家電メーカーの工場が集中する深センを中心に、ニセモノの家電製品が街中の電気店に流通していたりする。あからさまにバッタモン(SONYがSUNYになってるとか)ならまだかわいいものだが、本物の外装部品に中身は旧世代の使い古しを入れ替えて、あたかも本物の様に売っているという事例がよく聞かれる。正規の工場からそこで働く工員によって横流しされた外装部品がこの様な手口を行なう業者に渡り、ニセモノ品が生産されているとの事。衣服ならニセモノでもまだ使えるから良いが、電化製品のニセモノはスペックが悪ければ粗大ゴミどころか、最悪発火や爆発など命に係る場合もある。

中国の販売店で電化製品を購入する時は、例えバカでかいモニタだろうがPCだろうが、必ず電源を入れて実際に起動している所を確認するのと、カタログ通りのスペックになっているかを確認をする事。また値段も相当吹っ掛けてくる事が多いので、向こうの言い値で購入するのではなく、必ず価格交渉をする事。でなければ海外資本の販売店で購入した方が安心(値段はかえって高くつくだろうが…)  所在  深センを中心とした中国国内

ウィーンで物乞いにつかまる — 観光都市で世界遺産にも登録されるような優雅な街並を誇るウィーンだが、地下鉄駅の構内や、シュテファン大聖堂、国立オペラ座などの観光スポットの周囲で、物乞いをしている人の姿をよく見かける。基本的にはコイン受けの中にお金を入れてくれと懇願される位なのだが、中には突然背後から忍び寄ってきて突然「食事がしたいから15ユーロを恵んでくれ」と接触してくるケースもある。強盗の様に殴ってサイフを奪うというような直接的な行為はなさそうだが、結構しつこくまとわりついてくるので、無視して即座にその場を退散するのが良いだろう。  所在  ウィーン市内

ぼったくりバー — 2000年に東京都でぼったくり防止条例が制定されたのを皮切りに、各自治体でも同様の条例が施行されるようになり、ぼったくり店を排除するような動きにはなっているものの、被害は一向に減ることがない模様である。

ぼったくりの被害に逢わないようにするには、キャッチ(呼び込み)の口車に乗らないというのが最も確実な防衛手段である。呼び込みをしている店は100パーセントぼったくりと考えた方がよい。もし、キャッチに乗せられて店に連れていかれてしまった場合、店内を見渡して人が混みあうはずの時間帯にも関わらず、他の客がいないというような場合、ぼったくり店である可能性が高い。雰囲気から察してぼったくり店と感じたら、料金請求の口実を与えないよう、店で出されたものには口をつけず、即座に退店するのが適切である。

もし、ぼったくり店に引っかかって高額な請求をされてしまった場合の対処法として、最初に「〇千円ポッキリですよ」と提示された金額以上は払う意思がないと示すことである。その上で、会計でもめている状況をスマホなどで録画・録音をしておくとよい。ぼったくりといえど(正規の妥当な)料金支払いの義務はあるため、料金を払わないと無銭飲食として刑罰の対象になる。金銭トラブルに関しては警察ではなく弁護士の領分なので、相手が裁判をほのめかして来たら、「望むところです」と速やかに弁護士に連絡するのが手である。条例で不明瞭で常識的に不適切な料金請求をすることを禁止している以上、裁判をしてこちらが負けるということは、ほぼ無いからである。

もし、店員から恫喝されたり、こずく・胸倉をつかまれるのような暴行を受けたり、最初に提示された適正な金額を払う意思を示しているにも関わらず会計を拒否して店から出られない(監禁)ような行為を受けた場合には、警察が介入できる案件なので即座に110番通報を行う。店側の対応にイライラし、店員に暴行を加えたり店の備品を壊したりしたくもなるだろうが、そこは衝動を抑えて冷静に対処する。もし、そのようなことを行うと、暴行や器物破損で逆に訴えられる可能性があるからである。  所在  日本国内の繁華街(歌舞伎町など)

騙しの手口[編集]

台北のタクシー — 台北の有名観光スポットの一つ、故宮博物院は最寄のMRT「士林駅」からバスに乗り換えないといけないので、意外とアクセスが面倒な場所にある。その為、帰りの際はタクシーを利用しようとも考えるのだが、その際に親しげに誘ってくるタクシードライバーに注意してほしい。乗ると運賃をぼったくられるか、行きたくもないお茶屋など別な店に誘導される事になる。タクシーを利用する際は故宮博物院地下1階のインフォメーションでタクシーを呼んでもらった方が無難。台北の主要スポットはMRTが発達しているのでアクセスが便利であるのだが、一部のタクシーでは未だに運賃をぼったくられたとか、深夜タクシーの内で強盗被害にあった等の被害が報告されているので利用の際は注意が必要である。  所在  台湾

上海の偽装観光客 — 上海の観光スポット、豫園や南京東路を歩いているとこちらが観光客である事に気づくとカタコトの日本語あるいは英語で「写真を撮ってくれ」としきりに言われる事がある。本当の観光客なら写真を撮ってあげて終了なのだが、その後「あなたは日本のどこから来ましたか?」とか「私たちは大連から来た学生です」などフレンドリーな会話が延々と進み「近くに良いお茶屋があるとこ知ってます」となる。観光地に行きたいと言うと「今は食事時で人が一杯だから行かない方が良い」と言われ、もちろんそのまま付いていくとぼったくりの店に連れていかれる事になる。この他にも「私達は旅行者ですが、今手持ちが無いのでご飯をおごってください」等、色んなパターンがある。基本、しつこく話しかけられてどこかに連れて行かれそうになった時は、話を切り上げて退散するくらいがいいだろう。  所在  中国上海市

中国の白タク — 正規の免許を持たず、ヤミで運営しているタクシーを「白タク」といい(日本国内でも白タクはあって一説にはやくざの収入源となっていたりする)よく、イミグレを通過した先などで客引きをしている白タクのドライバーを見かける事がある。本当に中国に慣れており、中国語で意思疎通ができる人でなければ、白タクを利用するのは絶対止めた方が良い。現地駐在員が個人的にそのドライバーと面識が出来て専属のドライバーとなっているケースもあるが、街中で見かける白タクを利用するととんでもない料金をぼったくられるか、支払いをごねてナイフで脅されるか、見知らぬ場所に連れて行かれる事になるという話である。  所在  中国

絵画商法 — 東京都内だと秋葉原渋谷などで見られる。駅前でポストカードを配っていたり「今、絵画の展示会をやってますが見ていきませんか?」と若い女性から声をかけられたりなどして店舗に引き込もうとする。店舗まで来てみたら、二束三文のポスター(本物の絵画のコピー)を高い値段で売りつけられるといった被害が報告されている。店まで付いていくとあれやこれやで引きとめて半監禁状態にされるので、初めの段階で付いていってはダメである。(ここで「まあまあ、まあまあ…」と呼びとめられて解放させてくれないのであれば、この時点で監禁罪に該当するともとれるので携帯で110番して警察を呼んだ方が良い)  所在  日本

観光ポリスを装ったニセ警官 — ボリビアのラパスなどでは、観光ポリスを装ったニセ警官が出没し、荷物検査と称して金銭や貴重品の詐取をする行為が横行している。大抵は観光客を装った者やタクシードライバーなどとグルになっており、概ね以下のような手口で被害者から金品類を巻き上げる。

  1. 教会など観光客があつまりそうな所で、狙いを付けた観光客に対して外国人観光客役の者(女性が多い)が「写真を撮ってほしい」などと英語で声をかけてくる。
  2. それに対応していると、背後から警官役の者が現れ、それっぽく作った身分証明書を提示した後、やはり英語で「所持しているカメラが盗品の疑いがある」とか、「パスポートを携帯していない」などの難癖を付け、「事情聴取のため観光ポリスの本部に連行する」と言われて車(大抵は地元のタクシー)に乗せられる。
  3. その車内で「麻薬常習者か検査する」といって手の匂いを嗅いでみたりなどそれらしい調査や尋問をあれこれ行った上で、貴重品類を集めて袋に入れるように言われる。その後被害者をどこか適当な場所で降ろし、袋に集めた貴重品類をそのまま巻き上げて逃走する。

対策:上記事例の場合、途中でさすがに不審に思い、一旦袋に入れた財布を取りかえして無理矢理タクシーを降りたのだが、後でホテルに帰って中身を確かめて見たら、ドル紙幣が全てなくなっていた(まるで手品でも見ているかのようで、正直あっけにとられた)。

仮に「写真を撮ってほしい」などの申し出を断ってもニセ警官はあれこれ理由を付けて絡んでくる、また、旅行中に実際に警官から身分証明書の提示を求められるような場面も結構あるため、どれが本物の警官でどれが偽物か正直見分けがつかないこともある(本物の警官すら、時に賄賂を要求し、拒否すると連行、尋問なども起こりうるようなところであり、上に紹介したようなシチュエーションが全く荒唐無稽な場面とも言い難いことから、話は余計厄介だ)等の理由から、一旦この手の詐欺事案に巻き込まれると、まず「無傷」で逃れることが難しい。

取りうる有効な対応策がなかなかないのが正直なところだが、被害を最小限にしようと思ったら、街歩きの際は必要最小限の現金(ドル換算で50ドル程度)以外、パスポートやクレジットカード、時計、装飾品等の貴重品は一切持ち歩かないということに尽きる。また、相手から「写真をとってほしい」とか何とか言われようが、言葉が全く分からないフリをして相手にしない(あるいは日本語で一方的にまくしたてるなどの方法もあるかもしれない)、「観光ポリスの本部に同行してほしいので、そこのタクシーに乗るように」と言われても、絶対に着いていかない等も、(それが取りうる状況にあるのなら)ある程度有効な手段といえる。

なお、この犯罪の標的になるのは基本的に個人旅行者なので、団体旅行客については、自由行動の場合を除き、街歩きの際この手の犯罪のことを特に気に掛ける必要はないだろう(もっとも、この手の犯罪が横行しているようなところであれば、ツアー会社が旅客の安全に配慮して、自由行動をあらかじめ制限することも考えられる)。  所在  ラパス

窃盗の手口[編集]

台北の夜市 — 海外の中では治安のいい方とされる台湾だが、過度な安心は禁物だ。観光客が行くような有名な夜市はどこもけっこうな混雑なためスリがいて、旅行者は後になってから財布やカメラがないことに気づく。ガイドブックなどで注意がなされることもあるし、台湾の人に聞いてもやはりいると言うことだ。かばんの口を開けっぱなしにしたり後ろポケットに財布を入れておくなどの危険な行為は避けたい。  所在  台湾

市場の雑踏で — ボリビアの首都、ラパスのメルカド・ネグロなどで、インディオの露店を物色していたときのこと、誰かが後ろから左のこめかみのあたりを「コツン」と叩いたように感じたのでそちらを振り向いた。特に誰かと目が合ったわけではなかったので、怪訝に思いつつ、露店の写真を取ろうとベルトのホルダーに入れていたデジカメに手を伸ばしたら、既にカメラが消えていた。

対策:人の多く集まるところでは、スリに注意。ボリビアの地元の人の話では、クリスマス休暇などのかきいれどきに、隣国のペルーからプロのスリが多数やってきて荒稼ぎするとのこと。彼らの手口は実に巧妙で、狙いをつけられたらおそらく逃れられない。対策としては市場など人混みの中では必要以上に現金や貴重品を持ち歩かない、高価な時計やアクセサリーは身に着けない、カメラなど高価な機材を必要以上に見せびらかさないなどがある。
なお、ベルトに付ける方式のカメラのホルダーの中には、カメラが取り出しやすいようにホルダーの被せの部分がマグネット脱着式などになっているものがあるが、この方式のホルダーだと、スリにとっても非常に盗みやすい恰好になる。コンデジなどを持ち歩く場合、ベルトのホルダーより、ネックストラップを使って首からかけ、使わないときはカメラを胸ポケットや上着の内ポケットに収納するようにする方が、スリ対策としては有効である。
旅の途上でカメラの盗難に遭った場合、機材の逸失自体も痛いが、それ以上にそれまで撮りだめた貴重な画像がその時点ですべて失われてしまうことの方が、場合によっては最大の損失となることもある。なので、画像の記録媒体は複数持参し、旅程の途中で何回か替えるようにした方がよい。機材そのものは現地でも調達可能だが、それまで撮りだめた画像は機材のように途中で調達し直すことはできないので。  所在  ラパス

ケチャップ強盗 — 近頃、ヨーロッパや南米の観光地を中心で聞かれる窃盗の手口の一つである。ケチャップやマスタードなどをターゲットの衣服に付着させ、親切心を装い、わざと付けたケチャップをぬぐう振りをして、所持品を奪うという手口である。綺麗好きな日本人、特に女性は衣服に何か汚れが付いたりすると汚れに注視してしまうので、その心理をうまくついた窃盗の手口である。対策としては汚れてもいい服装を身につけるのと、必要以上に自分の身体に触れてくる者がいたら振りほどいて一目散に逃げる事だろう。  所在  ヨーロッパ南米

ベトナムのスリ・ぼったくり — ベトナムでは「スリとぼったくりは日常茶飯事」と言われる位ありふれており、タクシーに乗る度に毎回、上乗せ料金を吹っかけてきてうんざりするというのがこの国の裏事情とも言える。

街中を歩きまわる際はスリや強盗にも注意が必要である。バイクに乗った二人組が後ろから狙いを付けてバッグをひったくっていくとか、大人だけでなく子供のスリにも気を付けなくてはならず、大人の視点からは気付きにくく背の低い子供の利点を活かして、不意に近づいてきてはポケットの中を漁って財布を抜き取っていくという手口が報告されている。

ホテルのセキュリティボックスでも安全とは限らず、ホテルの従業員がセキュリティボックスを開錠して中身を抜き取るという事例の報告されている。なので、そもそも金銭・貴金属だけでなくカメラや携帯などの高額電子機器等も含めて持ち歩かない(日本から持ってこない)というのが対策となるだろう。  所在  ベトナム

車上荒らし — レンタカーなどを利用した旅行の場合、荷物が多いためトランクに入りきらないものを後部座席など車内に置くことがあるだろう。しかし、外からその荷物が見える状態のまま、車から離れるのは絶対に避けるべきである。たった数分のことであっても、ガラスを破られ荷物を奪われる可能性がある。バッグだけでなく、紙袋や上着であっても狙われる。(もっとも、これは日本国内であっても同様に気をつけるべきことであるが。)  所在  ヨーロッパ北米ほか世界各地

撮影依頼を装ったスリ — 大勢の人が訪れる観光スポットでは、デジカメ・スマホで各々撮影に精を出す人がいるであろう。自分のカメラを他人に預けるというのは盗まれる心配があって気が引けるが、逆に「写真を撮ってくれませんか?」と言われた場合、親切心からついOKをしてしまいがちである。人の親切心を悪用したスリの手口として「写真の撮影依頼を装う」というものがある。

この手口は複数人のスリ集団によって行われる手口であり、観光客を装ったスリに「写真撮影をお願いします」とカメラないしスマホを渡されて言われる通りに撮影を行っていると、被写体に意識が集中して自分の荷物への警戒が行かなくなった隙をついて、別のスリ仲間が撮影者の荷物を盗み取るというものである。普通、2~3枚程度撮影をすれば大抵は「Thank you」と終わるような事を、「構図が悪い!」とか「違うポーズでもお願い!」とか、色々と難癖や要求をつけてすぐに開放してくれないというのも、騙す相手を撮影に集中させて荷物に意識を向けさせない為のテクニックである。この他にも、カメラを返そうとした際にわざと落下させて「壊れたから弁償しろ!」と吹っかけてくるというバリエーションもある。

対策として一番良いのは、写真撮影を頼まれても「ソーリー」と言って相手にしないということになるのだろうが、本当に撮影を頼んでくる人に対しても無下に断るというのはなんとも心苦しい。なので、撮影を頼まれた際に気を付けるべき点は、撮影に邪魔だからと言って荷物を身体から離さない。背後に警戒して荷物を自分が確認できる位置に持ってくる。相手の都合に何十分も付き合わずに2~3枚程度撮ったら何を言われてもさっさとサヨナラをする。といったことが挙げられる。  所在  世界各地の観光スポット

傷害事件[編集]

反日デモ — 中国や韓国において、国民の怒りの矛先が自国の政府批判に向かないよう“毒抜き”目的でたびたび、突発的に行われるもの。実態は日本や政府に対して不満や要求を述べるといった高尚なものではなく、街の施設を破壊したり、店舗から貴金属を強奪したり、気に障る人間を見かけたら暴行を加えたりして、うっぷん晴らしをしたいというのが実状である。(なので、デモに参加する人間は、富裕層や知識層よりも低所得層の人間が多い)

旅行中、たまたま反日デモが発生してしまったら、身の安全を確保するために自分が宿泊しているホテルの部屋から一歩もでないで引きこもっていることが肝心。ロビーなどホテルの敷地内であっても、ホテルの従業員がデモに結託して「あいつは日本人だ」と密告される可能性があるからである。万が一、買い物等で街に出ている最中に反日デモに遭遇してしまった場合には、広場とかデパートのロビーとか不特定多数が集まるような場所にいるのではなく、トイレなどのような身を潜められるような場所で、やり過ごすしか他ない。  所在  中国韓国

関連項目[編集]

この記事「危ない体験集」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。