何らかの理由で編集が行えない場合は、Wikitravel:旅人の居酒屋 を参照してください。

北海道一周ツーリング

提供: ウィキトラベル
移動先: 案内検索
北海道一周ツーリング

Default Banner.jpg

これは「旅行プラン」の記事です。
宗谷岬

北海道一周ツーリングでは、オートバイ(バイク)で北海道を一周するツーリングのモデルプランを考察する。

前提として、関東・関西在住者が10日間程度の休日を取得でき、フェリーで夜に苫小牧着、概ね時計回りに1周するものとする。


分かる[編集]

北海道は都市部を除けば、交通量や信号は少なく道は広くて非常に走りやすい。住人感情も一般的にライダーを含む旅行者全般に好意的である。本州以南(以下"内地"と呼称)では廃れた「ピースサイン」も北海道では健在である。ライダーハウスや旅人宿といった安価な宿泊施設や、無料あるいは低料金のキャンプ場も多い。ツーリングライダーなら一度は走ってみたい。ただしツーリングに適した期間は、初夏から初秋の頃までと短い。北海道らしい雄大な景色は道東・道北に多く、安価または無料の温泉は道東や道央南部に多い。

準備[編集]

全行程で約3000km弱を走ることになる。可能ならバイクを直前に定期点検に出しておく。タイヤは五分山以下なら新品に交換、エンジンオイルも上限まで入れておく。日常点検ができる程度の工具が揃っているか点検しておく。トラブルが起きた場合、近くの町まで数十kmあることも珍しくないので、ロードサービスに入会しておくと安心。

真夏でも最高気温10度くらいまでしか上がらない時も有れば、30度を超える猛暑の日もある。両方に対応できる服装の用意を。ただし寒さは雨着の重ね着で、ある程度は対処できる。雨着やジャケット、テントなどには防水スプレーを使用しておく。

テルテル坊主を作り、晴天を祈願しておく。

出発する[編集]

お盆前後のフェリー便は混み合い、満席となるのが常。早めに予約を取っておこう。

苫小牧/苫小牧東港着フェリー便
フェリー会社 出発日 出発時刻 到着時刻 料金
商船三井フェリー 毎日 大洗 01:45 苫小牧 19:45 22,500円
商船三井フェリー 毎日 苫小牧 01:30 大洗 19:45 22,500円
新日本海フェリー 毎日 敦賀 01:00 苫小牧東 20:30 21,200円
新日本海フェリー 毎日 苫小牧東 23:30 敦賀 (翌日)20:30 21,200円

※ 大人1名2等、1000ccバイク1台の運賃。ダイヤ・運賃は2013年9月23日時点。盆前後の料金は5割程度割増となる。

この他、大洗港を夕方に出港する便や、青森・大間・八戸・仙台・秋田・新潟・舞鶴からのフェリー便もあるがここでは扱わない。

行程[編集]

上陸日[編集]

前日深夜フェリー乗船、夜苫小牧着、苫小牧市内で宿泊。

初日 苫小牧~小樽~留萌[編集]

羊蹄山

国道276号で支笏湖へ。支笏湖畔から美笛峠を通り、道の駅大滝横のきのこ王国 本店で早めの昼食、きのこ汁100円から。喜茂別 - 倶知安と羊蹄山を半周し、余市で日本海側に抜ける。小樽市内では、赤レンガ倉庫街や運河沿いの道を走行するだけでも港町の雰囲気を味わえる。国道5号-337号-231号を通り抜ける。石狩新港付近では交通量の多い工業団地内を我慢の走行だが、望来付近で再び日本海が見えてくると、ツーリング気分も再燃する。国道231号沿いのシーサイドラインをひたすら北上。留萌付近(増毛町 - 小平町)で宿泊。天気が良ければ日本海に沈む夕日が眺められる。


2日目 留萌~宗谷岬~紋別[編集]

オトンルイ風力発電所

本日が最も長距離を走る日。日本海沿いの国道をひたすら北上。羽幌付近では沖合に天売島・焼尻島が見える。さらに左手前方遠くに利尻富士も見えてくる。天塩からは国道を離れて海岸沿いの道道106号を走る。オトンルイでは28基並んだ風力発電機の横を走る。電柱もガードレールも無い直線道路、左手には日本海越しに利尻富士、道の両側には季節にもよるが、エゾカンゾウやハマナスの花が咲き誇る。この道道106号がこのプランのハイライトのひとつ。稚内から(実効支配している国土では)日本最北端の宗谷岬へ。天気が良ければサハリンが見える。宗谷岬から少し内陸に入って宗谷丘陵も軽く走ってみたい。緩やかに氷河で削られた丘陵地帯。宗谷岬をあとにしてオホーツク海沿いの国道をひたすら南下。猿払村でちょっと国道を離れて村道エサヌカ線を走る。牧草地帯の中を地平線まで続くかのような一直線の道。今夜は紋別付近(興部~紋別)に宿泊。

3日目 紋別~網走~ウトロ[編集]

小清水原生花園のエゾカンゾウとエゾスカシユリ

紋別からさらに南下。幌別山展望台から望むサロマ湖の景色が良い。風の無い日は湖面がまるで鏡のよう。網走では、博物館網走監獄や網走刑務所(門の前まで)を見ておくのも話のタネになる。濤沸湖畔の小清水原生花園は初夏なら道路の両側に花が咲き乱れているが、季節外れの時期だとただの原っぱである。斜里付近では斜里岳を右手に、オホーツク海越しに知床連山を左手に見ながら走りとなる。知床半島に差し掛かり、断崖沿いの道を走ってウトロ着。時間が有れば知床観光遊覧船か知床五湖散策で知床の自然の一端に触れておきたい。ウトロでは高級ホテルはもちろん安宿やキャンプ場でも近くに掛け流しの温泉施設がある。


4日目 ウトロ~根室~釧路[編集]

知床峠のウトロ側は雄大な高速ワインディング、羅臼側はタイトなコーナーの連続。このコースプランで数少ないワインディングだが、いかんせん追い越し禁止でしかも交通量がそこそこ多い。素直に景色を楽しみながら走ろう。知床峠からは国後島が見える。この後しばらくは国後島とのお付き合いになる。羅臼からは根室海峡と国後島を左手に見ながら南下。野付半島に立ち寄り、海に挟まれた砂州の道路を走る。トドワラはその知名度の割にはちょっとショボイと感じるかも、時間が有れば見学。根室から、(実効支配している国土では)日本最東端の納沙布岬へ。灯台の他、オーロラタワーの展望台からは天気が良ければ国後島の他に歯舞諸島や色丹島も見える。根室から釧路までは時間に余裕が有れば、国道では無く海岸寄りの道道(北太平洋シーサイドライン)を走りたい。非常に景色が変化に富み交通量も少ない。今夜は釧路付近(厚岸 - 標茶)泊。

5日目 釧路~開陽台~弟子屈[編集]

摩周湖

釧路湿原の細岡展望台(大観望)へ。眼下に釧路湿原を見下ろす雄大な風景。国道236号を北上して多和平へ。牧場の真ん中にある丘で360度の見晴らし。北東に走り開陽台へ。牧場内の高台にある展望台で、根釧台地が一望できるほか国後島も見える。かつてはライダーの聖地とも呼ばれた。このあたり一帯の道はどれも一直線に伸びる。行けども行けども牧草地帯であり、たまに牧場の匂い(堆肥の匂い)が漂うのも愛嬌。来た道を戻って弟子屈町の摩周湖へ。摩周湖ブルーと呼ばれる深紺色の神秘的なカルデラ湖で湖水の透明度は日本一。川湯温泉を通過して屈斜路湖畔を走り、下から見て雲が掛かっていないようであれば美幌峠、または津別峠へ。屈斜路湖を眼下に見下ろす景色が素晴らしい。今夜は弟子屈町域で宿泊。温泉ホテルはもちろん、キャンプ場や安宿でも温泉施設が近所にある。和琴温泉やコタン温泉の野湯を利用するのも一興。


6日目 弟子屈~十勝~富良野[編集]

中富良野町営ラベンダー園

国道241号(阿寒横断道路)を西へ。山中の原生林の中のワインディングロードだが、ほぼ全線追い越し禁止。景色を楽しみながら走ろう。雄阿寒岳を通り過ぎ阿寒湖へ。残念ながら国道から阿寒湖はチラっとしか見えない。足寄峠を越えて足寄町へ。オンネトー(湖)にも寄ってみたい。風の無い日には湖面に、雌阿寒岳・阿寒富士が美しく映る。ダートが苦にならない人はそのまま道道664号を、そうじゃない人は国道に戻って足寄へ。足寄~上士幌十勝清水経由で狩勝峠へ。峠頂上からは十勝平野と反対側の原生林を一望できる。道の駅 南ふらの からは国道を外れ、金山湖畔経由で富良野へ。「北の国から」ファンの人なら麓郷の森へ。中富良野のファーム富田では6月から7月にかけてラベンダーが見ごろ。それ以外の季節でもこの付近には観光花園が多く、様々な花を楽しめる。

※十勝地方から襟裳岬経由で日高地方に抜けるコースも考えられるが、襟裳岬はその知名度の割に「何も無い」所であり、また襟裳以西、日高地方の国道は交通量が多く走りにくいことから今回のモデルコースからは割愛した。


7日目 富良野~美瑛~苫小牧[編集]

美瑛ではパッチワークの丘が有名。迷子になって美瑛の農道をうろうろしていても景色を楽しめる。 昨日回れなかった美瑛・富良野付近を観光。今日は夜遅くまでに苫小牧に到着すればよいのでゆっくりと。昼過ぎに出発すれば夕方には苫小牧に到着できる。

最終日[編集]

夜、大洗港/敦賀港に到着。家に帰るまでが遠足ツーリングです。気を抜かずに帰宅。

気を付ける[編集]

夜間走行は鹿の飛び出しがあり、また内地では考えられないほど大量の虫がバイク・ヘルメット・ジャケットの前面にこびりつくので避けた方が無難。

鹿より熊より怖いのがお巡りさん。例え捕まっても笑い話で済ませられるように、制限速度+30km以内で走るようにしよう。ツーリングマップルに「スピード注意」と書かれている個所は、過去にネズミ捕りが行なわれていた場所なので特に注意。また追い越し禁止区間で遅い車に引っかかった時は、素直に諦めて金魚のフンになろう。

帰る[編集]

このプランでは1日の予備日を設けた。帰宅後の1日はバイクの洗車・点検をしてゆっくり休養、明日からの仕事に備える。

この記事「北海道一周ツーリング」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。