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初めての海外

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初めての海外

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これは「お役立ち情報」の記事です。
ティミショアラ(ルーマニア)のツーリストインフォメーション

この記事では、旅行ないし思わぬ出張など「これから初めて海外に行くんだけど…」と考えている人に対して、少しは不安を払しょくできるようにという主旨で 、情報の提供を行う。

初めての海外を前にして[編集]

英会話の必要性[編集]

「いずれは海外旅行してみたい」と思っている人が、いつまでたっても海外旅行できないでいる理由の一つとして「ちゃんと英会話を学んで、意思疎通が取れるようになってから」と考えていることが挙げられる。そう考えている内は海外に旅立つ機会はまず訪れることはないだろう。当然、ちゃんと英語をマスターして現地の人間とコミュニケーションが取れるに越したことはないが、日本で過ごす中では英会話の必要性はほとんどなく、英会話スキルを上げるなんてことは至難な事である。人は必要が迫られない限り、なかなか勉強しようという気持ちにならないものである。

それよりもさっさと渡航計画を立ててしまい「現地へGo!」して経験するのが一番である。旅行にしろ仕事にしろ、意味もなくわざわざこちらから積極的に会話する事もないだろうし、日本人であるならば少なくとも義務教育の中で英語の勉強をしてきているので、買い物や宿泊先のチェックイン程度の最低限の意思疎通は、中学生レベルの英語を駆使するだけでも何とかなるものである。そもそも、渡航先の国が“英語圏の国”であるとは限らず、現地語オンリーしか通じないという事も。

「現地語をマスターしてから渡航する」なんて考えていたら、いつまで経っても海外へは行けなくなるのである。どうせなら、思い立ったら吉日で、渡航してしまい、拙い会話力で現地の人とコミュニケーション取るも恥かいて、日本に帰ってきたら「やっぱり英語を勉強しないとダメだね~」と思い返す位が一番である。(もっとも、そのような心がけも旅の思い出とともに、3日以上経つと忘れてしまうだろうが…

ほんのちょっとでも現地の言葉を[編集]

英語が多少使えればそれで事足りる場面も少なくないかもしれないが、どうせならほんの少しでも現地の言葉を覚えるといい。あまり難しく考えすぎず挨拶だけでも構わないし、日常のごくごく簡単な言葉を二言三言でも使えば現地の人の表情が全く違うことも多い。

ウィキトラベルには会話集もあるし、書店に行けば手軽な会話集や手指し会話の本などもある。

会話集でもどうにもならない「地名」の読み方[編集]

閑話休題

地名の読みが困難という事を実感する上で、ひとつクエスチョン。以下の4つのリンクは、現地表記でとある場所を記しているのだが、それが何処だか当てられるだろうか?(答えはリンク先

いずれも見ただけで「どこだか判る」というのであれば、かなりバイリンガルな人だと思われるが、大半の人は「読めない、判らない」と答えるのが普通だろう。また、読み(read)ができたとしても、それを現地人が理解できるように発音する(speak)というのも難しいのではなかろうか?

意思疎通については、会話集を駆使する事で何とか対処できるやもしれないが、会話集だけではどうにもならないのが地名(読み・発音)である。例えばちょっとした街中に立てられた案内図を確認する時とか、交通機関の路線図を確認する時などで、「地名が読めない!」と実感する事になるだろう。これが英文が併記されていれば、ある程度は助けになるやもしれないが、現地語表記だけの状態だとこれらを読み取るのは非常に困難となる。

また、日本で通用している地名の読みが日本読みにアレンジされている為、日本で読まれている通りに話しても現地人には通じないという事はざらにある。例えば「香港」という地名を、香港人に日本で呼称しているように「ホンコン」と話してもほとんど通じない。現地で通じるように発音するならば「シャングァン」となる。

ある程度、観光地として有名な都市名であれば現地での発音も含めて調べる事が可能だが、それがもっとピンポイントな「日本で言うところの番地」、「ストリートの名前」、「駅名など行先の名前」などは、なかなか「見て、発音する」というのは難しいので、自分が訪れるであろうスポットの名称ぐらいはネットなどで調べて、現地語表記と読み仮名をリストにまとめ、紙に印刷して持っておく位の準備をしておくと良い。

要は道に迷った時など、指差しで「ここに行きたい!」と伝えるために使う道具である。

仕事の為、好んで行く訳でもなく…[編集]

初めての海外が旅行で行くのであれば、ワクワク感が強くなってテンションも高くなるだろうが、これが業務命令で自分の意思とは関係なく海外に赴く事になってしまった場合は、どちらかというと心配事や不安ばかりが先行しているのではなかろうか。

逆を返せば、なかなか海外に行こうと思っても予算や異文化に対する不安などの“しがらみ”ばかりで踏ん切りつかなかった事に対し、切っ掛けができたと思えば、あながち悪い事と思う気持ちもなくなってくる。“異文化コミュニケーションが取れるようになる”というのも社会人としてのスキルの一つであり、「異文化コミュニケーションスキルを学ぶ機会が得られた」くらいに捉えておくのが良いだろう。業務命令の場合、出張にかかるパスポートの取得費用や、スーツケースなど海外出張に必要な備品を購入する準備金が会社から支給されるのであれば、あながち悪い事とも言い切れない。

ウィキトラベルでは、「海外出張に関するコツ」をまとめた記事があるので、こちらも参考にしてみると良い。

渡航の準備をする[編集]

渡航先の安全性は?[編集]

渡航経験の無い人の場合、ニュースなどから見聞きした情報から「日本以外の国は治安が悪くて怖いわ―」と判断している人が多いのではなかろうか?治安の良し悪しについては、一概には言えないが「教育水準の高い国」はモラルが高く治安が安定している傾向にあり、一方で「教育水準の低い国」はモラルを学ぼうとする意識が低くて治安が悪くなる傾向がある。日本国内を地域別に見た場合も同じく、安全な場所があれば危険な地域もあるので「日本以外は治安が悪い」とは言い切れない。

その国の安全情報を知る方法として、外務省制作の「海外安全ホームページ」にて告知されている情報を確認するのが最もオーソドックスな方法である。海外安全ホームページではその国を地域別に安全度を4段階のカテゴリーで表し、具体的な安全対策を告知している。また、渡航地域がどの程度安全な場所かは、Wikitravel内の海外の治安状況にて参照した方が良いだろう。海外安全ホームページ

またスリや強盗など、紛争レベルまでいかないような海外安全情報に表れない日常レベルの都市犯罪については、その国の日本大使館や領事館のホームページなどで、その国や都市で日本人観光客が巻き込まれやすい犯罪の傾向を調べることができる。他、その国に在住している現地邦人のブログやホームページなどがあれば、渡航先がどのような場所なのかの参考にしてみるのも良いだろう。

ウィキトラベルでも危ない体験集の記事にて「どういう行為を行うとトラブルに巻き込まれやすいか?」「トラブルに巻き込まれそうになった時に取りうるべき行動は?」という事を、実例形式で安全対策の紹介を行っている。参考となれば幸いである。

チケットの手配[編集]

出張の場合だと航空券や宿泊先の手配は、庶務担当の人が行ってくれると思われるのでさほど問題はないと思うが、プライベートの旅行の場合、自分で航空券の手配や宿泊先の予約を行うのは大変なので、初めての海外旅行の場合は、旅行代理店が提供する航空券と宿泊先の予約が一緒になったパックツアーのプランをチョイスするのが一番手っ取り早いだろう。

ある程度、資金が潤沢にあって確実に旅行を楽しみたいと思うのならば、完全自由行動のフリープランのツアーではなく、添乗員同行のツアーに参加するのも一つの手である。その場合、パスポートの発行申請手続き(受取だけは本人が行う必要あり)や空港での諸手続き、現地についてからの各種手配などは、ツアーのオプションとして含まれているだろうから不安もほとんどなく、この記事で書かれるような事の大半は払しょくできると思われる。

複数日の旅行日程の場合、慣れない異国の地で滞在地を移動しながら旅をするというのは、初めて海外渡航する者にとって難しいところである。フリープランのツアーに申し込む場合、時刻表やチケットの入手方法などを含め“移動手段”について念入りに事前調査が必要な上に、滞在地ごとに宿の予約を行う必要がある。敢えて移動で慌ただしくなるような旅行計画を立てずとも一か所に滞在して、そこを拠点にじっくり見て回るだけでも十分貴重な体験ができるであろう。拠点間移動型の添乗員同行ツアーに申し込めば、一通りの手配は旅行会社側が行ってくれるので、その辺はノープロブレムである。

添乗員同行ツアーの場合、フリープランの場合と比べると値段も割高に設定されているので予算との兼ね合いになるだろうが、旅行が期待外れになるということも無いだろう。ただしあまりに格安のツアーだとお土産屋回りになりかねないので、ネットなどで評判を調べておいてもいい。

パスポートの手配[編集]

海外に行くために必要なものと言えば、パスポートが挙げられる。パスポートは他国において日本人であることを示す、日本政府が発行する証明書であり、渡航中は常に携帯しておく必要がある重要な書類である。発行するためには、居住する都道府県のパスポートセンターに赴く必要があり、申請してから発行されるまでおよそ1週間程度かかる。渡航する際、パスポートは必須の所持品となるので取得日がギリギリにならないよう、申請手続きは余裕をもって2週間前までには確実に済ませておきたい。

ウィキトラベルでは「パスポート」関する情報を取り扱っているので、参照されたし。

一方、似たような書類でビザがあるが、こちらは渡航先の国が「(仕事ないし留学ないしの目的で)決められた期間内であれば滞在していてもいいですよ」ということを示す許可証であり、申請先は渡航先の国の大使館ないし領事館である。近頃は短期間の観光目的であればビザ申請が必要ないケースが多く、必ずしもビザ申請が必要とは限らない。ビザは、渡航先の国に求める許可証であることから自己申請よりも受け入れ先の企業ないし学校を踏まえて申請する方が早く手続きが完了することが多く、申請の際、渡航先の身元引受先(学校や企業)の招聘状が必要になるケースが多い。ビザについてはこちらを参照のこと。

荷物の準備[編集]

「海外に行くのに何を用意すればよいのか?」ウィキトラベルでは、海外向けに必要と思われる所持品のリストを持ち物チェックリスト (海外編)の記事で紹介している。

「バックパックにするか?それともキャリーケースにするか?」海外に渡航するとなるとそれなりの荷物量になるだろう。トラベルバッグの選び方では、その辺のノウハウをまとめているので参考にしてみると良いだろう。

所持金はいくら?[編集]

海外旅行に限らず、日本国内を旅行する上でも悩みどころでもある所持金についてである。「どこで、何をするか」にもよるが、3日程度の滞在期間を普通に過ごすのであるならば、5万円ほどを用意して、3万円を現地通貨に換金し、1万円を緊急用に所持、残り1万円は日本での交通費程度と考えるのが妥当なところである。現金を持ち歩くときは、一つの財布に所持金全額をまとめるのではなく、スリや強盗被害のことを考えて、シークレットポケットなどを使って数か所に分けて分散所持していた方が安心である。

「通貨の両替はどこで行うべきか?」という事に関しては、米ドル・ユーロ・イギリスポンドは日本で両替をし、それ以外の通貨は現地で両替を行うのが基本である。(世界的な通貨の流通具合により、マイナーに該当する通貨が流通している国でメジャーな通貨の両替を行うというのが外貨両替の基本的な考え方)

所持金についての詳細は「旅のお金」でも詳しく紹介をしているので、こちらの記事も参考にすると良いだろう。

海外に渡航する際、現金だけでなくクレジットカードも一緒に所持しておきたい。現金を多めに持ち歩くのも危険だし、いざ、資金が足りなくなった場合でもATMでキャッシングをすれば、とりあえず当座をしのぐこともできる。クレジットカードのクラスがゴールドカードなどのハイクラスにもなれば、海外旅行傷害保険がカードに付帯していたりと、海外に渡航する際にはクレジットカードも必需品となりうるアイテムである。

スマホの準備[編集]

一昔前は、旅行をするのに「地図を用意して、カメラを用意して、電子辞書を用意して、音楽を聴くためのプレーヤーを用意して…」といろんなものを用意していたが、これらの大半はスマホ1台で代用が可能な事から、“荷物をコンパクト化するアイテム”として有用なツールである。

海外でのスマホの通信使用に当たり、現地を長期滞在するのであれば現地SIMを調達してしまうという選択肢がある。短期渡航で現地SIMをいちいち調達せず、日本の通信会社のSIMをそのまま使った場合には国際ローミングによる通信サービスなってしまうため、通信料(通話・ネット)が異常に高くついてしまう。空港や宿泊先のホテルでフリーWi-Fiが使えるのであれば、とりあえずは通信手段は確保できるだろうが。

スマホのアプリには、ちょうど海外旅行向けに「翻訳アプリ」「地図アプリ」というものが存在する。これらのアプリを使う際に注意しなければならないのは「ネットワークにオンラインで繋がっていないと、アプリ本来の機能が使えない」という事である。文章の音声翻訳も、地図情報の読み込みもすべてネットワークを介して行っている事から、ネットワークが繋がらない環境では全く役に立たないアプリという事になる。

そのため、現時点(2015年6月)では、決してアプリの選択肢は少ないが、“オフライン対応の翻訳アプリ・地図アプリ”をインストールする事をお勧めする。これは、必要な言語データや地域マップデータを、渡航先の必要なデータ分だけあらかじめ端末にダウンロードして使うもので、端末のデータ容量はその分食ってしまうが、ネットワークに繋がってなくとも、アプリの最低限の機能である文章翻訳(音声翻訳は不可)やGPSによる現在地確認程度の事ができるようになる。現地に行ってからだと、フリーのWi-Fiスポットではそこまで回線速度が出ないので、ぜひ自宅にいる内に言語・地図データのダウンロードはしておいた方が良い。

その他、スマホの活用方法を「旅先でのスマートフォン活用術 (海外編)」でも紹介を行っている。

いざ、海外へ[編集]

時差と体調管理[編集]

時差ボケ[編集]

海外に渡航する上で、日本の国内旅行では体験できない事の一つに時差ボケが上げられる。時差ボケは、日本から見てヨーロッパや北南米などの時差が大きい地域に行くほど顕著に表れる。時差ボケが発生するメカニズムは自身の体内時計が、元々24時間に合わせていたものが、時差の異なる地域に短時間で移動することによって大きく狂わされてしまい、体調不良として表れてしまうという事である。例えば、本来、本国では就寝時間であるのに、現地ではこれから1日が始まる(24時間以上活動しなくてはならない)といった事が生じてしまう。

時差ボケは西回りのヨーロッパよりも、東回りで子午線を超えるアメリカ方面の方がきついと言われている。ヨーロッパ方面に向かった場合、約12時間のフライトで時差は-8時間差となるが、アメリカ合衆国に向かった場合、約10時間のフライトで時差は-17時間である。この自分の流れる時間(フライト時間)と時差が大きいほど、時差ボケの症状が大きく出やすくなるのである。

高い山に登ったら大なり小なり高山病になるのと同様に、時差の大きい地域に行くと必ず時差ボケになるので、少しでも症状を緩和させるためにも、次のように行動するのが対策といわれている。

時差ボケ対策
  • 飛行機に乗り込んだ瞬間から、自分の時計を現地時刻に設定しなおして。現地時間に合わせて行動する。
  • 現地時間に合わせたタイミングで食事をとる
    • 体内時計のリセットは食事の時間にも起因する事から、食事の時間を現地時刻に合わせる事で、体内時計を現地時刻にマッチングさせる効果がある。
    • 飛行機の機内食の提供は、時差ボケを考慮して現地時刻に合わせて提供されることが多い。
  • 現地時刻に合わせて就寝を取る。
    • 飛行機の中で睡眠するのはなかなか困難なことだが、現地時間の深夜帯に当たる時間帯では1時間の仮眠程度でも良いよいので寝るようにする。

また、時差ボケは2~3日は続くと言われているので「旅先から帰ってきて翌日から即仕事」とするのではなく、バッファとして休息日を設けておいた方が良いだろう。

健康維持の為に[編集]

日本の国内旅行でも、旅の気疲れから体調を崩すというはよくある事で、それがまったくの異文化ともなると、より体調が崩れやすい状況にあると言っても過言ではない。体調を上手くコントロールするためのコツという事で、ウィキトラベルでも「旅先で健康を保つ」の記事で紹介を行っているので参考にすると良いだろう。

海外で万が一、病院に行くような怪我や病気に罹ってしまった場合、日本のように健康保険があるわけではないので、とんでもない費用が請求されることになる。入院した場合には数百万円かかってしまうという事もある。そのためにも、海外旅行傷害保険には加入しておくことをお勧めする。

また、海外で体調を崩すようなことを想定して、日本から薬局で購入した薬をあらかじめ持参しておいた方が良いだろう。何かとお世話になりやすく、最低限用意しておいた方が良いのは次の薬である。

  • 下痢止め — 市販薬だと正露丸がオーソドックス。
  • 鎮痛剤 — 頭痛や腹痛、虫歯の痛み止めとしてもあると便利(帰国したらすぐ病院へ直行の事)。ロキソニンが即効性、鎮痛効果が高くおすすめ。
  • 風邪薬
  • ばんそうこう

入国審査は面倒臭い?[編集]

相手先の国と日本との関係が希薄であったり、相手の国がテロや暴動などで治安が低下しているような場合だと、入国審査にかかる手続きは長時間になる恐れがあるが、そうでもなければとりわけ何事もなく、(拍子抜けするくらい)あっさりと通過する事ができるだろう。基本的にパスポートなどの書面に不備がなければ、審査員と一言も会話を交わすことも無く、通関を通り抜ける事になると思われる。

入国審査がどのようなものか、初めてでよくわからないという人は入国審査・税関審査のコツの記事を参考にすると良いだろう。また、飛行機の搭乗方法では、飛行機での渡航を事例に一連の流れが示されている。

チップの支払い方[編集]

日本の国には無い習慣で“今一よく分からない事”の一つに、チップの支払いが挙げられる。フランスなどでは法律として「チップの支払いは不要」としている国もあれば、アメリカ合衆国のように「チップの支払いは絶対」という国もある。

というのも、チップ有りきの給与体系になっている習慣の国では、従業員にとってはチップも給与の一貫と考えるわけで、多くのチップを得るためにより良いサービスを提供しようと考える訳である。チップの性質としては「付け届け」とか「感謝の意」と考えると大体どのようなものかが想定できるだろう。(日本国内とてハイクラスな旅館や料亭などで「付け届け」を出すケースもあるので、あながち「日本にはチップ制度は無い」とも言い切れない)

チップの相場は、受けるサービスの料金に対して10%~20%程度が目安である。詳細についてはチップの記事も参考の事。

突然の便意[編集]

日本国内外問わず、観光地巡りを行っている最中に、突然の便意に襲われるという事もしばしばあるだろう。日本国内の場合、緊急にトイレを使いたくなった時には、まずコンビニを当たってみるのが定石だと思われる。海外の場合だと、コンビニと言っても小さな個人商店みたいな店だったりするので、コンビニを探したところでトイレを貸してくれるという保証はほとんど無い。

海外の場合、トイレに行きたくなったらホテルを当たるのが定石である。客室のあるフロアに行こうとすると、ホテルマンに呼び止められる事になるだろうが、ロビー内は不特定多数の人間が大勢いるため、別にロビーに隣接するトイレを借りる分には問題がない。また、ホテル内のトイレであれば大抵の場合、清掃が行き届いている為、あまり不快な思いをすることも少ないと思われる。(街中の施設のトイレだと「清掃が行き届いていなかったり」、「ドアが壊れて閉まらない」というハズレのケースも存在する)

詳しくは世界のトイレ事情の記事で取り扱っているので、興味がある人は読んでみてはいかが。

旅行では失敗は付き物[編集]

どれだけ念入りに旅行プランを立てても、実際にその通りに進めようとしても、例えば観光スポットの休館日とか、天候不良による行動の制約など、様々な要因が重なって思った通りのことができずにフラストレーションが溜まるという事も往々にしてよくある事である。グループ旅行の場合、あまりにもフラストレーションがメンバーの中で溜まり過ぎて、旅行中、異国の地でケンカするという事態にもなるのではなかろうか?

この記事のタイトルが示す通り初めての経験なのだから上手くいかなくて当然。「失敗する事は当たり前」なのである。減点法で「あれはダメだった」「これはつまらなかった」と思うよりも、不備がある中でもわずかながらのラッキーポイント(「あの撮影タイミングで上手い具合にネコが現れてくれてラッキーだった」とか)を取り留めていく方が気分が楽である。日本国内以上に作法のわからない国での(短いとは言え)生活なので、トラブルの発生も踏まえた“心のバッファ”を用意しておきたいものである。

「初海外」にオススメの渡航先[編集]

初海外に適した条件[編集]

初めて渡航するのに適している国や地域のポイントを挙げるとするならば、差当り以下のことが該当すると思われる。

  • 日本からの直通便が運航している。
    • 初めての海外で移動のノウハウも分かっていない状態で、飛行機の乗り継ぎを行うだけでも苦労が多い。
    • ツアーコンダクターがいない場合、独力でビザ申請やリコンファームなどの手続きを行うのは経験がない分、難儀する。
  • 観光スポットが一つの街に集中している(あちこちの街に点在していない)
    • ツアコンが同行しているのであればともかく、あまり移動に労力を使うよりかは一つの都市に腰を据えてじっくり観て回るという方が無難。
    • 観光スポットがあちこちに点在して長距離の移動に手間や時間が取られるような場所で、拙い会話力で交通機関を乗り継ぐのはとても至難である。
  • 地下鉄やタクシーなどの都市交通が整備されていて、移動するのにシンプルかつ安全性が保たれている。
  • 治安が安定していて、身体を脅かすような犯罪(強盗、強姦、麻薬犯罪、発砲事件など)の懸念性が低い。
    • 無警戒なのもよろしくないが、常に周りに気を配らなくてはならないような懸念のある場所では、初めての海外旅行を満喫するどころではなくなってしまう。
  • 日本語がダメでも、こちらの会話レベルに合わせて最低限の英語で意思疎通を図ってくれる。
    • 英語圏の国であっても日本人というだけで人を見下してくるような国もあるので、そのような場所は初めての渡航先としては避けておきたい。
  • 宗教や文化的な制約などから、日本人には馴染みのない習慣がある国では、不自由が多くなってしまい生活に難儀する恐れあり。
    • 最も身近なところでは食事面が挙げられる。甘ったるい/辛い/脂っこい…など、普段の食べ慣れていない食事からストレスが溜まるというのはよくある事である。
    • もし身近にその国の料理が食べられるようなレストランがあるのであれば、予め、自分の舌に合うかどうかを確かめておくのも良い。日本人向けにローカライズして提供されている多国籍料理ですら食べられないとなると、現地でも食事面で難儀すると思われる。

オススメの国・地域[編集]

オーストリア
日本人のように英語圏の人間でないと判ると簡単な英会話に応じてくれるので、ドイツ語圏の国ではあるが、他の欧州諸国と比べて英語での意思疎通が図りやすい国の一つである(さすがに欧州では日本語の使用頻度は皆無である)。ウィーンのような大都市では、都市型犯罪であるスリ被害の報告がされているものの、そのような場所ではパトカーの巡回も多く、街中を散策してても比較的安全に観光ができる。
ネックとしては、日本から飛行機で11時間近くかかるので機内での暇つぶしの方法を考える必要がある事と、旅行慣れしていないのであれば機内にいるだけで結構疲労が溜まる上、時差ボケの心配もある。それと食費など物価が高い事である。
韓国
日本(博多港)から高速船「ビートル」で2時間55分。時差もない。韓国語を一応覚えておけば釜山などではさほど心配ない。一部の観光客の多い店では日本語も通じる。
デメリットとしては、ソウルを中心に反日感情が強まってきていることか。
シンガポール
たばこのポイ捨てすると罰金が取られるという事がイメージを先行する国だが、もっぱら日本人の清潔に保とうとする気質があれば、そのルールもさほど気にならない。都市交通が整備されており、観光スポット間の移動もさほど困ることもなく難なく巡ることが可能である。治安もさほど悪くなく、必要以上に警戒をしなくても安心して観光ができる国である。
この国の場合、華僑の人間が多く住んでいることから、英語と中国語が主要言語となり、日本語はホテルなど一部で使用可能である。国自体がディズニーリゾートのようなテーマパークみたいなところなので、友達とかカップル、家族でワイワイとするには適しているが、一人旅するには物足りなく感じてしまうやもしれない。また、たばこやアルコールを持ち込むだけでもバカ高い税金が取られるので、ヘビースモーカーや酒好きの人間には結構、過ごしにくい国とも言える。
台湾
沖縄県のすぐそばにあるくらい日本から近く、時差も1時間程度だから時差ボケなどの心配がない。交通機関のインフラも整備されていてわかりやすいので、鉄道網マップさえちゃんと押さえておけば、さほど観光するにも不便はないはずである。教育水準も高く、他の国と異なり日本語での会話ができる人も結構多いのが特徴。
デメリットとしては、国の雰囲気や国民気質が一昔前の大阪を思い起こすようなところから、あまり海外に行ったという感じがしないところ。
ハワイアメリカ
日本からの直行便も多い。日本人がよく行く観光地なので、日本人相手の応対も親切。海水浴が有名だが、パイナップルを味わったりもよい。キラウェア火山は一見の価値あり。
デメリットとしては、アメリカの厳しい法律が適用されること。
フィンランド
成田・中部・関西の各空港からヘルシンキまでフィンランド航空のフライトが毎日就航しており、欧州の主要都市の中ではフライト時間が比較的短く済む。フィンランドの通貨はユーロなので、たとえば初めての海外旅行の目的地が欧州の他の都市であっても、いったんヘルシンキに立ち寄りトランジット(乗り継ぎ)であえて1泊して、買い物やレストランの利用に慣れておく、といった方法も考えられる。
フィンランド人はとても親日的で、メンタリティも日本人に似ている部分が多いと感じる。ムーミン、マリメッコ、サンタクロースなど日本人に人気のコンテンツが楽しめる。英語が非常に通じやすく、田舎のスーパーマーケットのオバさんでも英語でなんとか意思疎通ができることが多い。
冬は日照時間が短く寒いので、オーロラ鑑賞以外では観光向きではないかもしれない。夏は過ごしやすいが、7月はまるまる1ヶ月の休業に入る店舗が多いので要注意。

この記事「初めての海外」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。