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パロ

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パロ中心部

パロ(Paro、སྤུ་ན་ཁ་)は、西部ブータンパロ県にある町。


分かる[編集]

パロ・ゾン

パロ県の中心となる町とともに、その周辺の地域を含むゾンカク(県)全体を指す。従って、正確にはパロ県の中にパロという町あるわけではない(両者は未分化)が、ここでは便宜上パロ県の中心部となる街を独立した町として扱う。


概要[編集]

ツェチュ

ティンプーから南東へ約35kmのところにあり、人口は約3万5千人(2006年現在)。チベットインドを結ぶ要衝として発展した。

毎年3月から4月頃に実施されるツェチュ(Tshechu)という祭りは、仏教を伝えたグル・リンポチェ(Guru Rinpoche)を記念するためのもので、ブータンで最大の祭りとして有名である。仮面を付けてダイナミックに踊るのが特徴。


着く[編集]

飛行機で[編集]

パロ空港

国際線はすべてパロ空港(Paro Airport)に到着する。詳細はこちらを参照。


列車で[編集]

ブータンに鉄道はない。

車で[編集]

バスで[編集]

動く[編集]

車で[編集]

外国人観光客の主な移動手段がチャーターされた車であることはパロでも同じで、これが移動手段の基本となる。中心部以外は起伏に富んだ地形に見どころが点在していることが多いため、車を使わないと街中の見どころを効率的にまわることができない。

バスで[編集]

足で[編集]

パロ市街。トラックは日本では見かけないタタ・モーターズ製

市街は小さく、徒歩で移動できる。市街というよりも集落といった感じである。


観る[編集]

パロ中心部[編集]

パロ・ゾン (Paro Dzong) 地図  
パロ県の県庁と僧院、要塞を兼ねた建物で、パロ県内の政治・行政・宗教の中心となる建物。もともとは17世紀に建てられたが、現在の建物は20世紀初頭の火災による焼失後に再建されたもの。執務時間中に中庭と僧院の講堂のみ見学することができる。伝統様式の装飾や壁に描かれた仏画が美しい。国立博物館などと並んでパロ観光の目玉のひとつ。
 所在  街の中心から南東に1kmほど離れたところ。ランドマークなので、街からもよく見える。
パロ・ゾン


伝統様式の橋 (Nemi Zam) 地図  
パロ・ゾンのすぐ下を流れるパロ・チュ(川)に架かる、伝統様式に則って造られた屋根つきの橋。橋の欄干に経文を印字した布が多数結び付けられている。もともとは17世紀に架けられ、一度崩落したものを1969年に架け替えたものとのこと。橋を渡って川の対岸に渡ることができ、また、橋の近くからはパロ・ゾンと背後の丘に建てられた国立博物館の建物がよく見える。
 所在  パロ・ゾン付近
伝統様式の橋


国立博物館 (タ・ゾン、Ta Dzong) 地図  
パロ・ゾンの裏手の丘の上に建つ、かつて見張り台として使われていた建物が博物館となっている。入り口付近から見ると3階建てくらいの建物にしか見えないが、入り口自体は4階に付いており、それより下の部分が丘の斜面に隠れているといったユニークな形をしている。チベット仏教の仏画や祭壇(立体曼荼羅)などが見事。ほかにも金属細工や武具、生活用具などの展示がある。館内での写真撮影はもちろんのこと、カメラの持ち込み自体も禁止されているので注意(入館時に警備員からチェックされる)。2009年春の時点で、本館裏手の丘の上に新館を建設中。
 所在  パロ・ゾンの裏手の丘の上。  電話  (+975-8) 271511  WEB  [1]
 開場時間  9:00~16:00、日11:00~16:00、月及び祝日休み。  料金  200ニュルタム(入場料はガイドが支払うので、個人で支払う必要はない)
国立博物館


ドゥンチェ・ラカン (Jangtsa Dumtseg Lhakhang) 地図  
白が鮮やかなかわいい外観の寺院。1421年の建造。中の壁画がすばらしい。市街から近いところにあるが、管理が厳しく、簡単に内部を見られないのが残念。
 所在  右側の「地図」を参照。
ドゥンチェ・ラカン

郊外[編集]

西岡チョルテン (Nishioka Choeten) 地図  
海外技術協力事業団(現・国際協力機構、JICA)に所属して活動した植物学者の西岡京治(1933年2月14日-1992年3月21日)を称えるために建てられた仏塔。西岡は1964年に農業を指導するためにブータンに赴任、ブータンの農業の発展に貢献した。1980年には当時の国王で、現在は前国王のジグミ・シンゲ・ワンチュクから、「最高に優れた人」を意味する「ダショー」の称号を贈られた。帰国直前に敗血症で死去。1992年3月26日には西岡の葬儀が、外国人としては異例の国葬として執り行われた。
 所在  右側の「地図」を参照。


キチュ・ラカン (Kichu Lhakhang) 地図  
7世紀建造のブータンで最も古い寺院。チベットを初めて統一したソンツェン・ガンポ(Songtsän Gampo)によって建てられた。旧堂には釈迦を中心に複数の十一面千手観音が収められている。建物の白と赤の色が鮮やか。
 所在  右側の「地図」を参照。
キチュ・ラカン


タクツァン僧院 (Taktshang Monastery) 地図  
"Tiger's nest"(日本流に言えばさしずめ「虎のねぐら」なり「虎の穴」とでもいうところか)を意味する名前の僧院で、ブータンに仏教をもたらしたとされるグル・リンポチェが瞑想をした場所に建てられたと伝えられており、ブータンでは最も格式の高い寺院の一つ。寺院がよく見える展望台まで徒歩か馬で登坂することが可能。また、特別に許可を受けていれば寺院の内部も見学できる。
 所在  パロ郊外
タクツァン僧院


ドゥゲ・ゾン (Drugyal Dzong) 地図  
1646年に蒙古軍に率いられたチベットの侵略者からブータンを守ったことを記念し、Zhabdrug Ngawang Namgyalによって建造されたゾン。Drugyalとは"Dru"「ブータン」の"gyal"「勝利」を表す言葉。戦略上の要衝でもある、パロ谷の中で唯一チベットに続く道の脇に作られた関所のような機能を備えた建物で、実際17世紀に何度か仕掛けられたチベット軍の侵攻をここで撃退した歴史を持つ。1951年に火災に遭ってからは廃墟となっている。天気がよければ付近の集落から、ブータンのシンボルとも言える山、チョモラリを遠くに望むこともできる。
 所在  パロ郊外
ドゥゲ・ゾン

遊ぶ[編集]

買う[編集]

食べる[編集]

安食堂[編集]

中級[編集]

トラベラーズ・レストラン (Travellers Restaurant) 地図  
パロ市街にある、観光客向けのレストラン。観光客向けのビュッフェのほか、料理を注文することも可能。
 所在  右側の「地図」を参照。  電話    WEB  
 営業時間    予算  食事代は公定価格に含まれる。ただし飲み物代は別途支払う必要あり。


チャロ・レストラン (Chharo Restaurant) 地図  
2004年にオープンした観光客向けのレストラン。市街の川沿いにある。日本料理(見た目ではとても日本料理とは言いにくいが)も扱っている。パロの郊外にあるレストラン・チャロ & ドロは姉妹店。
 所在  右側の「地図」を参照。  電話    WEB  
 営業時間    予算  食事代は公定価格に含まれる。ただし飲み物代は別途支払う必要あり。


レストラン・チャロ & ドロ (Chharo and Doro) 地図  
パロ中心部の、パロ・ゾンとは反対方向の街の外れに建つ観光客向けのレストラン。ブータンの他の観光客向けレストラン同様、メニューはアラカルトメニューではなくバイキング形式になっており、カブのチーズ和えのようなブータン料理以外に、ヤキソバや白米(ブータンでは通常赤米を食べる)などのような食べ物を食べることができる。味はそこそこ。比較的落ち着いた雰囲気の中で食事ができる。店内はそれほど広くない。
 所在  パロ中心部の西の端  電話  +975 8 272802  WEB  
 営業時間    予算  食事代は公定価格に含まれる。ただし飲み物代は別途支払う必要あり。
レストラン・チャロ & ドロ

高級[編集]

飲む[編集]

泊まる[編集]

パロに限らずブータンでは旅行代金が公定価格のため、宿泊料金も公定価格に含まれる。ただし、高級、最高級ホテルについては公定価格のほかに追加料金が必要。追加料金はホテルにより異なる。詳細はこちらを、追加料金の目安はこちらのいちばん下にある「ホテルリスト」を参照。

安宿[編集]

中級[編集]

オラタン (Hotel Olathang) 地図  
ブータン観光会社(BTCL)系の全59室のホテル。1974年のオープンで、パロを代表する老舗ホテル。丘の上にあり、敷地がとても広い。うち33室はコテージで、自然と一体になったホテルライフを味わえる。コテージのバルコニーから眺める風景がすばらしい。食事がおいしいことで有名なホテルでもある。
 所在  右側の「地図」を参照。  電話  +975 8 271304
 FAX  +975 8 271454
 WEB  [2]
 e-mail  [3]
 時間    料金  


ガンテ パレス (Hotel Gangtey Palace) 地図  
邸宅を改装した全19室のホテル。客室にはブータンらしさがあり、ブータンに来た実感を味わえる。
 所在  右側の「地図」を参照。  電話  +975 8 271301
 FAX  +975 8 271452
 WEB  [4]
 e-mail  [5]
 時間    料金  
ガンテ パレス


テンジンリン (Tenzinling Resort, Paro, Bhutan) 地図  
石で積み上げたような建物が特徴の全32室のホテル。客室は全室バルコニー付きできれい。パロ郊外にあるため、ロケーションで劣る。
 所在  Tenzinling Resort Lango Paro, Bhutan  電話  +975 8 272773
 FAX  +975 8 272503
 WEB  [6]
 e-mail  [7]
 時間    料金  

高級[編集]

ジワ リン (Zhiwa Ling Paro Bhutan) 地図  
伝統的ブータン建築が特徴の全45室の高級ホテル。庭がきれい。パロ郊外にあるため、ロケーションで劣る。宿泊には追加料金が必要。
 所在  右側の地図を参照。  電話  +975 8 271277
 FAX  +975 8 271456
 WEB  [8]
 e-mail  [9]
 時間    料金  

最高級[編集]

ウマ パロ (Uma by COMO, Paro, Bhutan) 地図  
空港から車で約10分のところにある、シンガポール資本の全29室の最高級ホテル。客室はブータンらしさとモダンの融合をイメージしており、屋内プールやヨガスタジオなど施設も充実。旧ドゥク ホテルで、2004年に改装して現名称に変更した。宿泊には追加料金が必要。
 所在  右側の「地図」を参照。  電話  +975 8 271597
 FAX  +975 8 271513
 WEB  [10]
 e-mail  [11]
 時間    料金  

連絡する[編集]

  • ブータンから日本の03-1234-5678にダイヤルする場合、00-81-3-1234-5678とダイヤルする。市外局番03の0は省略。

気を付ける[編集]

  • 2021年現在、ブータン南部のインドとの国境付近に危険情報が出されているが、パロとその周辺の治安は良好である。

暮らす[編集]

在外公館[編集]

ブータンには日本大使館・総領事館のいずれも設置されていない。インドの首都ニューデリーにある日本大使館が在ブータン大使館を兼轄している。


在インド日本国大使館 (Embassy of Japan in India) 地図  
詳細はこちらを参照。
 所在  Plot No.4&5, 50-G Shantipath, Chanakyapuri, New Delhi 110021  電話  +91 11 26876581
 FAX  +91 11 26885587
 WEB  [12]
 e-mail  [13]
 時間  月~金 9:00~13:00、14:00~17:30。主なインド・日本の祝日と年始年末定休。  料金  各種証明書、旅券等有料。支払いはルピーである。

出かける[編集]

  • チェレ・ラ
    チェレ・ラ (Chele La) — パロとハの間にある峠(La、ラ)。パロからハに行くルートとして、峠越えと山を迂回するルートの2つがあるが、チェレ・ラは峠越えの際の最高地点で標高3,780mに位置する。峠の周辺には、屋根付きの休憩スペースやマニ車、小ぶりなチョルテン(仏塔)があり、周辺がダルシン(チベット仏教の祈りの旗)で飾られている。ブータン旅行では峠越え自体が観光の目玉のひとつのようなものであり、パロからハへのエクスカーションの際には行きか帰りのいずれかにほぼこのルートを利用する。 地図


この記事「パロ」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。