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トラベルバッグの選び方

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トラベルバッグの選び方

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これは「お役立ち情報」の記事です。

この記事では、ある意味究極の旅道具とも言えるトラベルバッグにスポットを当てて紹介を行なう。

ウィキトラベルのボーダーラインと照らし合わせると、トラベルバッグという特定のアイテムに関した話題を取り上げ独立した記事とするべきかという点があるが、コラムで述べるには冗長になりうるので、敢えて独立した記事として述べる事とする。


まずはじめに[編集]

何を重視するか[編集]

なんといっても機能性である。空港では手荷物の預け入れをしたら「乱雑に扱われる」という事を前提に考え、どうせキズものになるのだからデザイン重視よりも、収納性や操作性といった機能重視で考えた方が良いだろう。

キャリーバッグかバックパックか[編集]

台車のついたキャリーバッグにするか背中に背負うバックパックどちらが良いかと言うと、その旅行の形態にもよるだろう。例えば同じホテルにずっと宿泊して拠点とする都市滞在型の旅行であれば、荷物はホテルの自室に置いて軽装で移動する上でキャリーバッグが良いだろう。一方、拠点を次々に変えていく移動型の旅行であれば、移動性が優れているバックパックの方が良いだろう。

バックパックを利用する際に気を付けたいのは貴重品をバックパックの中に入れないという事である。背後から物をスられてもずっと気付かないので、キャリーバッグと同様に施錠する事を考えるべきである。(布地で作られる事の多いバックパックの場合、ナイフで穴を空けられて盗まれるという事も考えられるので、貴重品をどこに入れるかよく考える必要がある)

キャリーバッグ[編集]

サイズは?[編集]

キャリーバッグの容量の目安は大雑把に分けて、容量の小さい方からSサイズ・Mサイズ・Lサイズとあり、これにSよりさらに容量の小さいSSサイズ、Lより大きいLLサイズが加わる。

以下にキャリーバッグのサイズの目安を表にまとめるが、メーカーによってサイズ表記やスペックが異なっているので、その点を注意した上での参考にする事。

キャリーバッグのサイズ
クラス 縦の長さ 容量 旅行日数の目安 主な用途
SSサイズ 50~59cm 45~59リットル ~4日 国内旅行用、女性用…
Sサイズ 60~64cm 60~74リットル ~1週間 国内旅行用、女性用…
Mサイズ 65~69cm 75~84リットル ~10日 短期海外旅行用、出張用…
Lサイズ 70~73cm 80~95リットル ~2週間 長期旅行用、出張用、家族旅行用…
LLサイズ 74cm以上 96リットル以上 2週間以上 家族旅行用、引っ越しの移動用…

キャリーバッグのサイズで基本となるスペックは荷物の入る容量縦の長さである。荷物の入る容量についてはそのまま、荷物を入れられる量なので理解が出来るが、もう一つの縦の長さは自身の身長に関係する。仮に身長が155cm以下の人がLLサイズのキャリーケースをチョイスしてしまうと、ハンドルの位置が自分の腰の位置よりも上になってしまい、持ち運びの際にハンドリングが難しくなってしまう。また、サイズが大きいと言う事は、それだけ重量がかさ張るという事なので、体力のない人が容量の大きいサイズを選ぶと重い為にかえって持ち運びが不便になってしまう。

寒い地域に行く機会が多い場合には、何かとかさ張る荷物である防寒着を入れる事を考慮すると、上記目安より少し大き目のサイズを選んでおくのも良いだろう。

キャリーバッグのサイズを考える上でもっとも考慮すべき事は飛行機への持ち込みだろう。SS・Sサイズであれば機内への持ち込みも可能であろうが、航空会社によってはキャリーバッグ自体を持ちこみ禁止にしているケースもあるので、サイズが小さければ必ず良いという訳でもない。一方、Lサイズ以上になると、中身の重量次第にもよるが普通に詰め込んだとしても超過制限で、預け入れが有料になる可能性がある。

材質は?[編集]

大雑把に述べると、布地を素材としたソフトケースと、樹脂素材や金属素材のハードケースに分けられる。日本人には硬くて頑丈(という認識の強い)ハードケースタイプが良く好まれ、一方、日本国外の外国人にはバゲージクレームで乱雑に扱われるので衝撃に強く壊れにくい(という認識の強い)ソフトケースタイプが好まれる傾向がある。これに関しては好みの問題といえるだろう。

但し、ソフトケースタイプはその名の通り、ケースに剛性は無いのでパソコンなど壊れやすいものを入れて預け入れすると、他の荷物の下敷きになってしまい、押し潰されて破損する可能性があるという点も考慮に入れる必要がある。

ケース材質の長所と短所
ソフトケース ハードケース
長所
  • ハードケースより軽い。
  • 外側にポケットが付いているので、旅行マップなどすぐ取り出したい物の出し入れが便利。
  • 収納部が深いので、奥行きのある荷物が入れられる。
  • 軟性があるので、多少容量オーバーしても何とか詰め込められる。
  • すり傷がつきにくいので、ある程度のつぶしがきく。
  • ソフトケースよりかは頑丈。
    • 100%完全保証とまで行かないが、セキュリティ面ではソフトケースよりかは安心できる。
  • ダイヤル式鍵が備わっている製品が多い。
短所
  • 剛性が無いので押し潰される可能性がある。
    • 精密機械など入れておくと壊れる可能性大。衣服等を緩衝材変わりにして衝撃を吸収するなどの対策が必要。
  • 雨などに濡れると、中に水がしみこみやすい。
  • 布地なので、ほつれややぶけが心配。
    • 布地だとナイフが通るので、セキュリティ面を考えても不安である。
    • ソフトケースの場合、開閉がジッパー式になっているのがほとんどなので、それもセキュリティ的に不安である。
  • ソフトケースより重たい。
  • ケース内部の構造によっては見かけに対して容積が小さくなる場合がある。
  • いわゆるぎゅうぎゅう詰めが出来ない場合がある。
  • 外側にポケットが無い製品が多い。
  • 一旦へこむと、元に戻らないことがある。(それでもへこみにくくするようあえて凹凸を付けた製品が多いのだが・・)
  • とにかく傷がつきやすい。

表面処理は?[編集]

特にハードケースの場合に考慮しておきたいのは、ケース表面の処理である。ケース表面がつるつるの鏡面仕上げは、購入当初は綺麗でも、荷物の積み込みの際に傷が付いて目立ってしまう。その為、ケース表面は鏡面仕上げの物よりも、エンボス処理の物を選んだ方が無難。

また飛行機に搭乗する際に、荷物の預け入れを行なうとシールタイプのクレームタグをケースに貼り付けられるので、鏡面仕上げのケースだとシールがべったりと粘着してしまって後でタグを剥がすのが大変になる。タグはバーコードでケースの識別に使うものなので古いタグは早めに取り外しておいた方が良い。付けたままにしておくと、古いタグを識別した為に誤配送のミスを発生させて、ロストバゲージにつながる可能性がある。

色は?[編集]

これは好みの問題とも言えるが、黒とかシルバーの様なありふれた色のケースよりも、自分の好みを敢えて外して、他の人とダブらないようなカラフルな物を選んでみる方のも良いだろう。これは荷物の預け入れした後、バゲージ・クレームで自分の荷物を見つける時に、目立つ色の物の方がすぐに発見しやすいからである。実際、バゲージ・クレームの様子を見ていると、他人のケースを自分のケースと間違えて“掴んでは放す”を繰り返している人をしばしば見かける。

同様の理由からケースベルトも色や柄など特徴のあるものを選択した方が良い。ケースに独特な特徴を出す為に、ステッカーを貼っている人もいる。

キャスターは?[編集]

実際にキャリーバッグを転がしてみて、キャスター(タイヤ)がちゃんと転がるかを確認した方が良い。キャスターは大きいほど、少ない労力でスムーズに転がり易くなる。またキャスターの数が多いほど走行性が良い、ケースのサイズ(重量)が大きい場合は4輪、小さい場合は2輪のケースを選んだ方が無難であろう。

  • キャスターの動きはスムーズか?
  • 転がした際に振動やガタつきは無いか?
  • キャスターは頑丈に取りつけられているか?

キャリーバッグの部品の中で最も消耗して負荷がかかり、耐久力が求められるのがキャスターであり、旅先でキャスターが壊れたとなると、ただの重たいカバンになり下がってしまう。ある意味当たり前の傾向とも言えるが、安物のケースほどキャスターの損傷が激しく壊れやすいので、キャスターの安心度を得るためにも、耐久性をしっかり見極めて、ケース購入の際にそれなりの費用をかけた方がよさそうである。(高ければ頑丈という訳でもないが、とは言え特に通販で格安ケースを購入しようとする場合には要注意である)

車輪が2つのメリット
  • ケース単体の重量が少々ではあるが軽い
  • 滑り止めが付いている為、坂道でも楽に止められる
  • 安く売られている
車輪が2つのデメリット
  • 重量が大きくなると、腕が疲れる(引っ張ったときのバランスが悪い)
車輪が4つのメリット
  • 重くても動かしやすい
  • 入手しやすい(売場にてよく置かれている)
車輪が4つのデメリット
  • ケース単体の重量が少々ではあるが重くなる
  • 坂道にて止めることが困難
  • 音がうるさい
  • 重心のバランスが悪い(何らかの拍子で倒れやすくなる)

キャリーバーは?[編集]

稼働箇所が多いほどその部材の耐久性は悪くなるもので、キャリーバー(持ち手、ハンドル)についても同じ事が言える。キャリーバーの伸縮で複数のバーによる多段スライドになっているものは、その箇所がもろいとも言える。

セキュリティは?[編集]

TSAロック

最近のキャリーバッグの場合、ハードケースタイプの場合は、大抵ロック機構がTSAロックを採用しているので問題にはならないだろうが、ソフトケースタイプの場合、鍵が付いていない場合があるので一緒にTSAロックに対応した鍵を購入した方が良い。

TSAロックはアメリカ運輸保安局(TSA)が認可した特殊キーの事で、9.11テロ事件以降、セキュリティチェックが厳しくなったアメリカの空港において、空港の係員は乗客の荷物を確認するのにTSAロックに対応した特殊キーで開錠して中身の検査を行なうというものである。もしTSAロックに対応していないケースの場合、荷物検査の事前に鍵の開錠をしておかなくてはならず、もしそれを怠ってしまうと係員は鍵を破壊してでも検査をする事になっているので、手荷物受取の際に壊れたキャリーバックを受け取るといった事もありうるのである。アメリカを渡航する際にはTSAロックは必須であり、今はアメリカに行く事は無くても、近いうちにアメリカに行く可能性は無きにしもあらずなので、TSAロック対応の施錠となっているケースを選択するのが良いだろう。

ファスナーで開閉するタイプのバッグは要注意

特にソフトタイプのキャリーバッグは要注意。閉まっているファスナーの適当な箇所を、ペンの様な先端が細いもので強く押しあてれば、そのままファスナーを貫通して簡単に開閉出来てしまうのである。ファスナーを南京錠で施錠しているから安心というわけではなく、バッグ選びの際はファスナーが頑丈な物を使っているかにも気を配った方が良さそうである。

Youtubeにその方法が投稿されているので確認されたし

関連記事[編集]

外部リンク[編集]

この記事「トラベルバッグの選び方」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。