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スプリト

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銀の門から眺める聖ドムニウス大聖堂の鐘楼

スプリト(スプリット、Split)はクロアチアダルマチア地方にある都市。


分かる[編集]

ローマ皇帝ディオクレティアヌスが、退位後の住まいとして4世紀初頭に建造した宮殿に、7世紀ごろから人々が住み着いて市街地を形成した。在位中にキリスト教を迫害していたディオクレティアヌス帝の霊廟はその頃に大聖堂へと改造され、彼の石棺は海に捨てられたとされる。現在も残る宮殿跡の旧市街がまるごと世界遺産「スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿」として登録されている。

広域人口が40万人を超えるクロアチア第二の都市であり、フヴァール島コルチュラ島などアドリア海の島々、あるいはトロギールシベニクなど周辺都市への交通の要衝として、ダルマチア地方の中心都市となっている。冬も温暖な地中海性気候で欧州の都市でも有数の長い日照時間があり、各種スポーツも盛んな街である。

セレモニー等で賑わう宮殿中心部のペリスティル広場。

観光案内所[編集]

  • TIC Peristil — 宮殿中心部の広場・ペリスティル(Peristill)にあるTIC(Tourist Information Center)。  所在  Peristil bb HR, Split  電話  021 345 606 地図
  • TIC RIVA — 宮殿の南側、港に面した東西の通り(プロムナード)沿いにあるTIC。  所在  Obala HNP 9, Split  電話  021 360 066 地図
  • TIC Stobreč — スプリトの東隣の町、ストブレチにあるTIC。  所在  Sv. Lovre 4, 21311 Stobreč  電話  021 360 066 地図
  • スプリト観光局 公式サイト WEB  [1]


着く[編集]

港と長距離バスターミナル・駅が隣接(鐘楼からの眺め)

スプリト港のフェリーターミナルと長距離バスターミナル、スプリト駅が旧市街のすぐそばに隣接していて便利な立地。空港へのバスも長距離バスターミナルに発着する。

飛行機で[編集]

スプリト空港が市内中心部から西へ30kmほどの場所にあり、国内はもちろん欧州各地の数多くの都市からのフライトが飛んでいる。日本からの直行便はないが、乗り継ぎで便利な都市としてはヘルシンキフィンランド)やアムステルダムオランダ)、フランクフルトドイツ)、パリフランス)、ローマイタリア)、ウィーンオーストリア)などからの定期便が設定されている。 [2]

市内から空港へのアクセスは、長距離バスターミナルに発着する空港バス、近郊バスターミナルに発着する路線バス37番空港タクシーが利用できる。空港バスは所要およそ30分で、基本的にクロアチア航空の発着時間に合わせて設定されている。

列車で[編集]

スプリト市街を抜けカルスト地形の路線を行く普通列車。

クロアチア鉄道(Hrvatske željeznice、)が運行する振子式の特急列車ICN(InterCity Nagibni)が、首都ザグレブとの間を約6時間で結ぶ。ザグレブ行きの夜行列車もあり、夏季にはザグレブ経由でハンガリーの首都ブダペストまで行く夜行特急「アドリア」号も運行される。ザグレブ方面からディナル・アルプス山脈を越えてアドリア海を望むスプリトまでの路線は、欧州有数の展望を楽しめる区間とされている。

世界遺産の「聖ヤコブ大聖堂」があるシベニクへは、ペルコヴィッチ(Perković)行き普通列車を利用し、終着で乗り換える。

HŽ(英語ページ)

車で[編集]

首都ザグレブからプリトヴィッチェ湖群国立公園を経由し国道1号線が通る。市街近郊には、スウェーデンマルメからギリシアハニアまで欧州大陸・バルカン半島を縦断する欧州自動車道路E65号線も通る。

バスで[編集]

首都ザグレブ、ドゥブロヴニクなど国内各都市から便がある。また国外からも、サラエボモスタルボスニア・ヘルツェゴビナ)、ポドゴリツァモンテネグロ)、ブダペストハンガリー)、ウィーンオーストリア)といった都市からの長距離バスが運行されている。

  • BalkanViator — クロアチア国内及び周辺諸国との間のバス路線及び時刻表が検索できるサイト。データベース内に20,000路線ほどのルートが登録されており、発車・到着時刻や途中の主な経由地なども表示される。  WEB  [3]

船で[編集]

停泊する多くの旅客船

スプリト港には各地から多くの航路が発着する。イタリアアンコーナ(Ancona)との間にフェリーが運航されているおり、またアドリア海沿岸の諸都市や島々との間に多くの国内定期航路が運航されている。

  • Blue Line International - アンコーナからのフェリーを運航。 [4]
  • Jadrolinija - クロアチア各地を結ぶ航路およびアンコーナからのフェリーを運航。 [5]
  • Croatia Ferries - クロアチア国内の航路検索サイト。 [6]
  • RAFT Croatia - クロアチア国内の航路検索サイト。 [7]


動く[編集]

列車で[編集]

クロアチア鉄道(HŽ)がスプリトの近郊路線も運行するが、本数が少なく観光向けではない。

バスで[編集]

近郊バスのターミナルは、長距離バスターミナルとは別の場所、宮殿から北東に1kmほどのところにある。

足で[編集]

市内中心部の主要な見どころは宮殿周辺に集まり、徒歩で回ることができる距離にある。駅・フェリーターミナル・長距離バスターミナルが集まる場所も宮殿の南500mほどの場所にあり、タクシー等を使わなくても着くことができる。


観る[編集]

  • Split Card - 各種施設の入場料などが割引になるカード。市内の宿泊施設に5泊以上(10~翌3月の冬季は2泊以上)する場合に無料で発行される。3日間有効。上記「#観光案内所」に記載されている3か所のTIC(ツーリスト・インフォ)で手続きする。 [8]


ディオクレティアヌス宮殿 (Dioklecijanova palača) 地図  
ローマ帝国のディオクレティアヌス帝が退位後の住まいとして建てた宮殿。「ディオクレティアヌス宮殿のあるスプリトの歴史的建造物群」として1979年にユネスコ世界遺産に登録されている。東西180m×南北215mの外壁に囲まれ、北側に金の門(Zlatna vrata)、東側に銀の門(Srebrna vrata)、西側に鉄の門(Željezna vrata)、南側に青銅の門(Mjedena vrata)がある。青銅の門をくぐるとプロムナード(Riva)を挟んですぐ港に面しており、鉄道駅や長距離バスターミナルが集まる場所からも徒歩10分弱の場所。宮殿の敷地がそのまま旧市街になっており、有料の地下宮殿や鐘楼以外は自由に出入りできる。
 WEB  [9]
ディオクレティアヌス宮殿
  • 聖ドムニウス大聖堂
    聖ドムニウス大聖堂 (Katedrala Sv. Duje) — もとはディオクレティアヌス帝の霊廟だったものが、7世紀にキリスト殉教者の聖ドムニウスと聖アナスタシウスの聖遺物を祀る大聖堂となった。建物内部はロマネスク・ゴシック・バロックなど様々な様式が用いられ、壁やドアなどに精緻な彫刻やレリーフが施されている。スプリトのランドマークでもある高さ57mの鐘楼(有料)は13~16世紀にかけて建てられたロマネスク様式の塔で、173段の階段を登りきるとスプリト旧市街や海を見渡す素晴らしい景色が楽しめる。 地図
  • 地下宮殿
    地下宮殿 (Podrumi Dioklecijanove palačel) — 非常に保存状態が良いと評価されている宮殿の地下部分。もともとは宮殿の1階部分だったが、年間1mmづつ沈下して現在は地下になっているという。宮殿に住みつく人口が増えるにつれ地下にゴミが捨てられ続け、その詰まったゴミのおかげで宮殿の建物が支え守られて世界遺産登録につながった、とされる。港の方面から宮殿に入る場合、青銅の門をくぐるとそこが地下宮殿。土産物店がずらりと並ぶほか、博物館(有料)も設けられている。 地図
  • ペリスティル (Peristill) — 宮殿内部、大聖堂のすぐ前にある広場。コリント式の列柱(Peristill)が東西12本づつ建ち並ぶ。音楽イベントなども行われ、それほど広くないが店舗や観光案内所が並び旧市街歩きの拠点となる場所。 地図


マルヤン (Marjan) 地図  
「聖なる丘」と呼ばれる、旧市街のすぐ西側にある丘。豊かな自然と歴史ある建造物が共存し、頂からの眺めも素晴らしい。2021年4月に、一帯の文化的・自然的遺産を紹介する施設「マルヤン公園森林ビジターセンター」がオープンした。
 所在  Trumbićeva obala 18, 21000 Split(同センター)  電話    WEB  [10]
 開場時間  月~金曜 7:30~15:30(同センター)  料金  
マルヤン


スプリト料理ツアー (Split culinary tours) 地図  
毎日午前中に催行されている、青空市場・魚市場(下記「#買う」参照)を英語ガイド付きで巡るツアー。宮殿内のレストランで味わうランチ付き。
 所在    電話  +385 99 821 5383  WEB  [11]
 開場時間  毎朝9時に金の門スタート。  料金  


遊ぶ[編集]

プロムナード (Riva) 地図  
宮殿南側の港沿いに東西に延びる広いプロムナード。飲食店がテラス席を設けたり様々なイベントが行われたりして、多くの人々が集う。
プロムナード


バチュヴィツェ海岸 (Plaža Bačvice) 地図  
1919年にオープンし長く市民に愛されている海水浴場。春夏秋冬・朝から夜までビーチスポーツや散策、パーティを楽しむ人々で賑わう。波打ち際で小さなボールと格闘している遊びは、当ビーチ発祥という「ピツィギン(picigin)」。
 所在  旧市街の南東1kmほど。  WEB  [12]


買う[編集]

青空市場 (Pazar) 地図  
宮殿のすぐ東側にある、青果や花などを売る露店が集まる広場に面して、精肉やパンの販売店も並んでいる活気のある市場。
 所在  宮殿の東側、銀の門を出てすぐの場所。  電話    WEB  
 営業時間  5:00~16:00(日曜休)。  値段  
青空市場


魚市場 (Peškarija、ペシュカリヤ) 地図  
アドリア海から揚がった新鮮な魚介が並ぶ、旧市街にある魚市場。建物は100年以上前に建てられたもので、この場所には硫黄が湧きかつて療養施設もあったとのこと(ディオクレティアヌス帝が退位後の住まいに当地を選んだ理由の一つとされる)。
 所在  宮殿の西、鉄の門から徒歩5分ほど。  電話    WEB  
 営業時間  毎日6:30~13:30。  値段  
魚市場


クロアタ (Croata) 地図  
ネクタイ発祥の国であるクロアチアを代表する、ポトマック社が展開するブランド「クロアタ」のスプリト店(本店は首都ザグレブにある)。ネクタイだけでなく女性用のスカーフも揃っている。ペリスティルの北側に面している。
 WEB  [13]
クロアタ


食べる[編集]

安食堂[編集]

中級[編集]

フィフェ (Buffet Fife) 地図  
地元客や観光客で賑わう大衆的な雰囲気のビュッフェ。当地の家庭料理であるブルデット(魚介とトマトなどの野菜を白ワインで煮込んだもの)をはじめ、ダルマチア地方の魚介や肉の料理がリーズナブルに楽しめる。日本語メニューあり。Rivaの西端にある広場から海沿いを西へ徒歩数分の場所。
 所在  Trumbićeva obala 11, Split  電話  +385 21 345 223  WEB  [14]
 営業時間    予算  Bakalar na Brudet(干し鱈のブルデット、写真)60Kn
フィフェ


バヤモント (Trattoria Bajamont) 地図  
宮殿内、鉄の門の手前の細い路地を入った場所にあるトラットリア。店内は広くないが、店の前の細い石畳の路地にもテーブルが設けられる。手ごろな価格のシーフードメニューと自家製ワインが人気。
 所在  Bajamontijeva ul. 3, Split  電話  +385 99 229 4669  WEB  [15]
 営業時間    予算  

高級[編集]

ノシュトロモ (Noštromo) 地図  
地元産の魚介や野菜にこだわり著名シェフが料理する人気シーフードレストラン。魚市場のすぐ北側。
 所在  Ul. Kraj Svete Marije 10, 21000, Split  電話  +385 91 405 6666  WEB  [16]
 営業時間    予算  

飲む[編集]

泊まる[編集]

安宿[編集]

中級[編集]

高級[編集]

ヴェスティブル・パレス (Hotel Vestibul Palace & Villa) 地図  
宮殿内の各時代の建物や壁を利用し近代的デザインで改装した、全7室の小さなホテル(他に近隣のヴィラ4室有り、Small Luxury Hotels of the Worldに加盟)。クロアチアン・ワインも豊富に揃うレストランを併設し、従業員も親切な接客で快適に過ごせる。ペリスティル広場から徒歩で南側へVestibul(宮殿に入る前室)を抜けてすぐの場所だが、宮殿内の階段を何度か通る必要があるため、大きなトランクなどがある場合はフロントにたどり着くまで一苦労することに要注意(ホテルに車をつけることは不可能)。
 所在  Iza Vestibula 4, Split  電話  +385 21 329 329  WEB  [17]
 時間    料金  


出かける[編集]


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