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サムライルート

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サムライルート

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これは「旅行プラン」の記事です。
サムライルートはバス旅が基本!
 

サムライルートとは、名古屋または松本から飛騨高山を経由して北陸へ向かう旅行コースのことである。この記事では2泊程度でサムライルートを巡るプランを紹介する。


分かる[編集]

サムライルートとは[編集]

日本ではなじみのない名称であるが、サムライルートとは、ヨーロッパの旅行会社によって命名された訪日外国人向けの旅行コースの1つで、名古屋または松本から高山を経由して北陸へ向かう旅行コースのことである。東京・京都・大阪を巡って観光をしつつ家電量販店で買い物をする団体客向けの「ゴールデンコース」とは対照的に、都会の喧騒を離れて古い町並みが残る高山や日本の原風景の1つである合掌造りの家などを巡れるコースで、ヨーロッパからの旅行者に人気がある。個人旅行者向けの英語のガイドブック「Lonely Planet」の高山・富山版では後書きで日本の魂と紹介されるくらい、自然志向の外国人観光客が望む日本の風景が詰まっている。

このサムライルートの定義は、このコースを紹介している団体やwebサイトによって若干揺らいでおり、中部北陸9県の官民一体となって外国人観光客誘致を推進する昇龍道プロジェクト推進協議会では高山から白川郷を経由して金沢に向かうルートのことをサムライルートと定義しているが、JTB時刻表2015年3月号の巻頭カラー特集ではJR高山線だけで名古屋→高山→富山を巡るルートと紹介している。どれが正しいかどうかは別として、ここではサムライルートとして以下の4つのコースを紹介する。wikitravelでは便宜上、これらのコースを「○○サムライルート」と名付けて経由地や目的地による区別を付けることとする(正式名称ではないので悪しからず)。

コースの紹介[編集]

金沢サムライルート
名古屋→(バスまたはJR)→高山→(バス50~60分)→白川郷→(高速バス:予約必須、75~85分)→金沢
富山・五箇山サムライルート
名古屋→(バスまたはJR)→高山→(バス50~60分)→白川郷→(バス31~46分)→五箇山→(バスと鉄道)→富山
JR高山線サムライルート
名古屋→(JR、特急で2時間20分)→高山→(JRで13~20分)→飛騨古川→(JR特急で70~80分)→富山
松本サムライルート(三ツ星ルート)
松本→(バス約80分)→平湯温泉→(バス約1時間)→高山→(バス50~60分)→白川郷→(高速バス:予約必須、75~85分)→金沢

準備する[編集]

まずはどのルートで旅行するか決めることが大事である。白川郷に寄り道するかしないか、金沢に行くか富山に行くかで検討するとよい。

宿泊場所としては、宿泊施設が比較的多い高山で1泊、金沢・富山あたりでさらに1泊するのが妥当である。値段が高くなるが白川郷には合掌造りの建物に泊まれる民宿もあるので、観光客が多くなる時間より前に白川郷を散策したい場合は白川郷を宿泊先の候補に入れておくとよい。

移動する前に、切符を手配しておいた方が安心である。JRであればみどりの窓口で切符を購入し、バスであれば各バス会社のwebサイトを確認して予約しておく必要がある。経路によっては乗り放題きっぷがあるわけではないので、移動するたびに運賃等を支払う必要がある。高額紙幣は早めに両替しておいて千円札や小銭を準備しておいた方がよい。

着く[編集]

出発地となる名古屋駅までの移動手段は以下の通り。

  • 東京から東海道新幹線「のぞみ」号で1時間半。
    • 夜行バスの利用なら、東京・新宿から6~7時間ほど。運行会社によって出発地や到着地が異なるので事前に十分に調べておくこと。
  • 大阪から「のぞみ」号で約50分。
  • 福岡から「のぞみ」号で3時間半。
    • 飛行機なら、福岡空港からセントレアまで1時間10分、その後名鉄の「ミュースカイ」に乗り換えて約30分。名鉄名古屋駅で下車すればよい。

動く[編集]

金沢サムライルート[編集]

日本だけでなく世界的に有名な観光地である飛騨高山と世界遺産の白川郷に寄り道をして金沢に抜けるコースである。観光地間のアクセスとなる公共交通機関が1~2時間に1本の頻度で運行されているので、比較的旅行の予定を組みやすい。

名古屋→(バスまたはJR)→高山→(バス50~60分)→白川郷→(高速バス:予約必須、75~85分)→金沢

名古屋から高山へ移動する[編集]

名古屋から高山へ向かう場合、JRまたは高速バスを利用そればよいが、景色を楽しむのであれば木曽川・飛騨川沿いを走るJRに乗車するとよい。名古屋駅からの移動手段は以下の通り。

JRで
高山まで乗り換えなしで行ける特急「ひだ」号を利用するのが早くて便利である。名古屋駅から1~2時間に1本の頻度で運行しており、名古屋駅から2時間20分前後で高山駅に到着する。
普通列車だけでも行けるが途中の岐阜駅で(時間帯によっては美濃大田駅でも)乗り換えが必要になる。途中で特急列車の追い越しや対向列車とのすれ違いが増えるために特急の2倍(片道4時間)ほど時間がかかってしまうが、のんびりと車窓を楽しみたい場合は普通列車の利用も選択肢の1つとして検討してみるとよい。
バスで
JR名古屋駅新幹線口から2時間半で高山バスセンター(JR高山駅隣接)に行ける。 片道¥1,540~¥2,980とJR特急列車とほぼ同じ所要時間でありながら半額以下で利用できることから、交通費を抑えたい場合は高速バスを利用するとよい。

JR高山線沿線には日本三名泉の1つに数えられる下呂市がある。最寄駅の下呂駅で下車すれば徒歩で移動できる距離に温泉街があり気軽に温泉を入るができる。選択肢の1つとして列車1本遅らせて下呂温泉を楽しんでもよい。

高山の見どころ[編集]

高山の中心市街地は古い町並みが多く残る小京都に1つに選ばれている。古い町並みが残るさんまち通りまでは高山駅から徒歩15分ほどで行ける。「さんまち通り」は上三之町・上二之町・上一之町にまたがる通りの通称なので、地図で探すときはこれらのいずれかの町名で検索するとよい。全国で唯一現存する江戸幕府が設置した代官所である高山陣屋や高山のシンボルの1つである朱色の橋である中橋、日本三大美祭の1つに数えられる高山祭で使用する屋台が展示されている高山祭屋台会館もさんまち通りの近くにあるので、徒歩圏内に観光名所が集中していて散策に便利である。

高山駅まで来たのはいいけど、どこに観光に行けばいいか分からない場合は「さんまち通り」を目指してみるとよい。

鍛冶橋から弥生橋にかけての宮川沿いでは日本三大朝市に数えられる宮川朝市が開かれている。高山市内に宿泊したときに翌朝に出かけてみるとよい。

徒歩で行ける範囲から離れるが、さるぼぼバスに9分ほど乗っていくと飛騨各地にあった合掌造りを移築して保存している飛騨の里に行ける。白川郷では合掌造りの建物が点在しているが、飛騨の里では合掌造りの建物が近くに集められているので記念写真を撮るには結構もってこいの場所でもある。JR高山線サムライルートを巡っているときに合掌造りの建物を見てみたいけど白川郷まで足を延ばす余裕がない場合は飛騨の里に寄り道してみるとよい。

飛騨高山の郷土料理として、大きな朴葉(ほうば)の上に味噌や薬味と一緒にキノコやお肉をのせて卓上コンロで焼いて食べる朴葉味噌焼きや、漬物を鉄板で炒めて卵でとじた漬物ステーキといったものがある。飛騨地方で育てられた高級黒毛和牛である飛騨牛もおススメである。

 

高山から白川郷へ移動する[編集]

白川郷は鉄道が通っていないため、バスで移動することとなる。濃飛バス

白川郷行きのバスはJR高山駅隣接している高山バスセンターの4番のりばから出発する。1時間に1本程度の頻度で運行しており、平日は1日12往復、土休日は1日11往復あるので、出発時間さえ調べておけば利用しやすい。ただし金沢駅行きの高速バスの場合、全席指定のため事前に高山バスセンターの窓口または濃飛バス予約センター(9:00~18:00のみ、TEL0577-32-1688)で予約が必要。コンビニでは予約だけでなく乗車券の購入も可能。バス運賃は現金精算もできるが、バス乗車前に券売機で乗車券を買っておくこと推奨。

白川郷方面行きのバスは、合掌造り集落まで徒歩5分ほどの場所にある白川郷バス停まで行ってくれる。白川郷バス停はせせらぎ駐車場の中にあるせせらぎ公園総合観光案内所「であいの館」に隣接しており、観光前の情報収集にも便利である。白川郷バス停まで所要時間と運賃は以下の通り。

  • 高山バスセンターから濃飛バスで50~60分、¥2,470。

白川郷の見どころ[編集]

秋の合掌造り集落

白川郷の見どころは何と言っても1995年にユネスコの世界遺産に登録された合掌造り集落である。2008年に東海北陸自動車道の全線開通により高山市や金沢・名古屋方面からのアクセスが格段に良くなったことから秘境感が無くなってしまったが、気軽に行ける(?)ことになったのは喜ばしいことではないだろうか。

白川郷には合掌造りの家として有名な建物は3つあり、築300年以上で国指定重要文化財にもなっている和田家や築150~200年でありながら古くからの技術に新しい技術を取り入れて建てられた神田家、明治時代に作られた5階建ての長瀬家がある。有料であるが内部が見学可能な合掌造りの建物が多いが、内部の展示はどこも似たような内容なので全部を巡るのもよし、1~2ヵ所だけ中に入りその他の合掌造りの家は外から眺めるだけでも十分に楽しめる。行ってみたい場所に行くとよい。

白川八幡神社にはアニメやゲームのキャラが描かれた絵馬(痛絵馬:いたえま)が奉納されている。これは「ひぐらしのなく頃に」というPCゲーム(アニメ化済み)の作品に登場したことにちなんで、ファンが作中で登場した場所を巡る旅である「聖地巡礼」の一環で残して行ったものである。いろんな旅の楽しみ方があることを実感できるので、興味があったら寄ってみるとよい。

せっかく白川郷に来たのならば、萩町城跡展望台にも足を伸ばしたい。ここはテレビや雑誌における白川郷の遠景写真の定番な撮影スポットであり、合掌造り集落を含めた白川郷の全体が写真に収めることができる人気のスポットでもある。徒歩移動だと途中に急勾配があるため片道30分ほどかかるが、ここは旧荻町駐車場からマイクロバスを利用すると片道10分(大人片道¥200、おつりは出ない)で向かうことができる。

白川郷に名物料理は特にないが、蕎麦や朴葉味噌焼き、山菜や山魚を使った田舎料理を提供しているお店が多い。食事の値段は高めな観光地価格となっているので、安くないからこのお店に入るのはやめておこう…と考えてお店探しをしてしまうと食べ損なってしまうので、どこかで妥協英断が必要である。せっかくの旅行だからと食べたい物を食べるようにした方がよい。

白川郷には、見た目は甘酒と似ているが、アルコール度数が15度以上あるお米、米麹、お水だけで発行させて作った白く濁ったお酒であるどぶろくというお酒がある。白川八幡神社境内にあるどぶろく祭りの館(有料)に入館すると赤盃一杯のどぶろくが試飲できるので、気になる人は訪問してみるとよい。

白川郷から金沢へ移動する[編集]

白川郷から寄り道をせずに金沢に行く場合は、高速バスを利用すればよい。

白川郷から金沢行きの高速バス(全席指定)が1日8往復運行している。利用前にせせらぎ公園総合観光案内所「であいの館」にある「白川郷観光協会」窓口または北陸鉄道予約センター(9:00~18:00のみTEL (076) 234-0123)でバスの予約しておくこと。コンビニで予約だけでなく乗車券の購入も可能。

金沢の見どころ[編集]

夜になればところどころから太鼓や三味線の音が聞こえる東茶屋街

金沢は前田家百万石の城下町であることから、「加賀百万石の城下町」として有名である。三名園の一つである兼六園や江戸時代の遊郭に由来し夜になればところどころから太鼓や三味線の音が聞こえる金沢で一番大きな茶屋町の東茶屋街 (ひがしちゃやがい) 、細い路地に料亭が立ち並ぶ浅野川のほとりに広がる茶屋町の主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)などがあり、北陸を代表する観光都市でもある。

金沢市内には温泉が湧いている箇所が数か所ある。金沢の奥座敷ともいうべき温泉を持つ湯涌温泉や、モール泉(東京でいう黒湯)が湧いている銭湯もある。旅の疲れを癒すために旅程に組みこんでみるとよい。

金沢で食べておきたい料理と言えば新鮮な海の幸を挙げる人が多いが、高級料理からB級グルメまでの様々な種類の名物がある。高級な懐石料理である加賀料理や、ネタにこだわった10貫だけの握り寿司である百万石の鮨などの高級料理から、見た目は大人のお子様ランチのようなハントンライス、どろり濃厚なカレールーの上に千切りキャベツとトンカツがのった金沢カレーなどのB級グルメまで楽しめる。日本海に近く新鮮な魚が入手しやすい土地柄から全国チェーン店ではない店の回転寿司のネタが新鮮で食べ応えがあって評判がいい。予算に合わせて食べたいものを食べることができる都市であるが、迷っているのであれば海鮮ものを食べてみるといいのではないだろうか。



富山・五箇山サムライルート[編集]

名古屋から白川郷までは金沢サムライルートと同じ経路をたどるが、白川郷から五箇山に寄り道をして富山に抜けるルートである。

名古屋→(バスまたはJR)→高山→(バス50~60分)→白川郷→(バス31~46分)→五箇山→(バスと鉄道)→富山

名古屋から白川郷までの移動方法および高山市内の見所は上記を参照。

高山→白川郷→五箇山→城端へ移動する時に便利な乗車券が高山バスセンターで販売されている。「白川郷・五箇山世界遺産乗り継ぎきっぷ」(大人¥3,700)という乗車券で、高山~白川郷は1回だけの利用、白川号~五箇山~城端は後戻りしない限り何度でも途中下車可という内容である。利点として、バスに乗り降りするたびに運賃を払わなくて済むだけでなく、乗車券の区間を途中下車せずに乗り通すだけでも四千円以上かかる区間が三千円台で済むので損はない。

白川郷から五箇山へ移動する[編集]

五箇山とひとくくりにされることが多いが、世界遺産に登録されている合掌造り集落は相倉地区と菅沼地区の2ヵ所に分散している。これらの地区は10kmほど離れており、両方巡るか片方だけ訪問するか事前に検討しておいた方がよい。2つの合掌造りの集落の中間には、五箇山地区に伝わる民謡に合わせて踊る「こきりこ踊り」が見学できる合掌造りの村上家(国重要文化財)もある。

2015年3月より、五箇山へ向かうバスは白川郷バス停から発車するようになった。世界遺産バスと名付けられ、全便が五箇山を経由しJR城端駅またはJR高岡駅まで行く。1~2時間に1本の頻度で1日6便運行されている。白川郷を16時台に出発する便が最終なので、時間を事前に調べた上で利用するようにしたい。世界遺産バス(加越能バス)

五箇山まで所要時間と運賃は以下の通り。

  • 菅沼(すがぬま)バス停 - 菅沼集落の最寄りバス停。白川郷から約31分、¥860。
  • 上梨(かみなし)バス停 - 村上家の最寄りバス停。白川郷から約52分、¥1,050。
  • 相倉口(あいのくらぐち)バス停 - 相倉集落の最寄りバス停。白川郷から約46分、¥1,300。
参考情報
  • 菅沼→相倉口 - 2つの世界遺産の集落をバスで移動する場合の所要時間は約15分、¥560。タクシーの利用では約¥4,000。タクシーはまず待機していないので、事前に電話連絡しておくこと。

五箇山の見どころ[編集]

五箇山にある菅沼集落の合掌造り

五箇山は白川郷ほど観光地化されていないため、集落の散策がメインとなる。

菅沼集落は箱庭のように狭い範囲に9棟の合掌造りの建物が集まっており、塩硝の館や五箇山民俗館といった資料館がある。相倉集落は比較的広い範囲に20棟の合掌造りの建物が建っており、民俗資料を展示している相倉民俗館や伝統和紙の紹介をしている相倉伝統産業館(相倉民俗館に併設)がある。

菅沼集落と相倉集落のどちらに行くかは個人の好みになるが、滞在時間が長くない場合は菅沼集落、滞在時間が長く取れる場合は相倉集落に行ってみるとよい。


五箇山から富山へ移動する[編集]

五箇山から富山への直通バスはないので、バスで、あいの風とやま鉄道またはJRの駅へ移動し、列車に乗り換えることになる。乗り換え駅としてはJR城端駅、JR新高岡駅およびJR・あいの風とやま鉄道の高岡駅のいずれかとなる。午前中の1便以外はどの便も3つの駅を通っていくので各自の目的に応じて乗り換えればよい。五箇山からのバスの所要時間は以下の通り。

  • 菅沼→(15分)→相倉口→(30分)→JR城端駅(5分停車)→(35分)→新高岡駅→(15分)→高岡駅

乗り換え先から鉄道での移動した場合の所要時間は以下の通り。

  • 城端駅→(JR普通列車50分)→新高岡駅→(JR普通列車3分)→高岡駅(乗り換え)→(あいの風とやま鉄道:約20分)→富山駅
  • 新高岡駅→(北陸新幹線:8分)→富山駅

各駅でバスから鉄道に乗り換えた場合の特長は以下の通り。

  • 城端駅 - ゆっくりと走るローカル線の普通列車で移動できる。バスに乗り飽きたときの気分転換によい。
  • 新高岡駅 - 北陸新幹線の乗り換え駅。富山に寄らず関東まで一気に移動したい場合にも便利。
  • 高岡駅 - 城端駅から列車に乗った場合の乗り換え駅でもある。あいの風とやま鉄道を利用すれば富山まで乗り換えなしで行ける。

富山の見どころ[編集]

富山のご当地ラーメンの「ブラックラーメン」

富山といえば海の幸で有名である。富山湾は水深が急激に深くなっている箇所があることから、浅瀬の魚から深海の魚までが取れることもあり、豊富な種類の魚を楽しむことができる。氷見の寒ブリ、かき揚げや刺身でよく食べられる富山湾の宝石とも呼ばれる白えび、傷みが早くて流通しにくいホタルイカなどが有名である。

富山にはカラフルなご当地グルメが多数ある。塩辛くて真っ黒な醤油味の「ブラックラーメン」(富山市内)やほうれん草を用いた豚骨スープの「グリーンラーメン」(高岡市)、笹の葉でつつまれた鱒の押し寿司で駅弁で有名な「ますのすし」などがある。「ますのすし」は駅弁としても販売されているので、帰りの新幹線の中で食べてみるのもよい。



JR高山線サムライルート[編集]

高山駅までは金沢サムライルートと同じ経路をたどるが、高山駅からは白川郷へ向かうバスには乗らずに、JR高山線を利用して富山へ抜けるルートである。

名古屋→(JR、特急で2時間20分)→高山→(JRで13~20分)→飛騨古川→(JR特急で70~80分)→富山

高山から飛騨古川へ移動する[編集]

猪谷駅まで運行されている普通列車(キハ25形)

高山~飛騨古川の区間便が運行されているが、特急と普通列車を合わせて1時間に1本あるかないかの運転本数である。特急列車で13分、普通列車で15~20分程度の距離なので、普通列車の出発時間に合わせて高山観光を楽しむとよい。

飛騨古川の見どころ[編集]

飛騨古川の見どころは当該市の記事を参照。

飛騨古川から富山へ移動する[編集]

猪谷~富山で運行されている普通列車

飛騨古川から富山へ 岐阜県と富山県の県境を越えることもあり、JR高山線の中でも最も列車の本数が少なくなる区間である。普通列車を利用した場合でも途中駅で後続の特急列車に追い越されることがないので、列車の時間に合わせて古川を観光するとよい。飛騨古川駅から富山駅までの所要時間は以下の通り。

  • 普通列車で2時間前後。富山まで直通する普通列車はなく、途中の猪谷駅で乗り換える必要がある。昼間は2~4時間ほど普通列車が来ない時間帯があるので時刻表は要チェック。
  • 特急「ひだ」号で70~80分。昼から夕方にかけて1日4本運転しており、富山駅まで直通するので普通列車のように乗り換えの心配をする必要はないので便利。


富山の見どころ[編集]

サムライルート#富山・五箇山サムライルートにある富山の見どころを参照。


松本サムライルート(三ツ星ルート)[編集]

松本城、高山、白川郷、兼六園(金沢)2013年のミシュラングリーンガイドジャポンでも三ツ星を獲得した観光地を結ぶ観光ルートとして、三ツ星ルートというものがある。松本市と金沢市を結ぶ直通バスが無くなったことに対する救済措置としてこれらの都市を結ぶ乗車券を販売したところ、意外にも観光客からのニーズがあったことから、「三ツ星ルートきっぷ」として現在も販売されている。サムライルートと重複している部分もあるので、ここで紹介する。

松本から平湯温泉(奥飛騨温泉郷)へ移動する[編集]

JR松本駅お城口(東口)の正面にある松本バスターミナルから高山バスターミナル行きの特急バスを利用すればよい。特急バスは1日6本運行しており予約不要の通常のバスと同じなので、出発時間前にバス停で待っておく必要がある。

  • 松本バスターミナルから平湯温泉まで1時間20分。

三ツ星ルートきっぷを使用する場合、全区間でバスの利用となり、途中下車可能なバス停は平湯温泉・高山・白川郷の3ヶ所だけである。他の観光地に寄り道をしたい場合はこれらの途中下車可能なバス停まで移動して、目的の観光地に移動する必要がある。このきっぷを使って上高地に寄り道したい場合は平湯温泉まで行き、上高地行きのバスに乗り換える必要がある。

三ツ星ルートきっぷを使用する場合せずに上高地に寄り道して平湯温泉に行く場合、上高地行きのバスが松本から出ずに新島々駅から出発するので、以下のようなルートとなる。

  • 松本駅→(電車:松本電鉄、30分)→新島々駅→(バス、約1時間)→上高地→(バス、約25分)→平湯温泉

松本駅7番のりばから松本電鉄の2両編成の電車で終点の新島々駅まで移動する。新島々駅の改札口の目の前にバス乗り場があるので上高地行きのバスに乗り換えればよい。上高地行きのバスは電車の到着後10~20分の接続時間を持って出発するので焦らず乗り間違えないように。

平湯温泉(奥飛騨温泉郷)の見どころ[編集]

平湯温泉は奥飛騨温泉郷の入り口にあり、上高地や新穂高、富山方面への乗り換え地点である。上高地や乗鞍岳へのマイカー乗り入れ規制に伴い平湯温泉周辺の駐車場にマイカーを駐車してバスに乗り換えていく観光客でにぎわっている。平湯温泉バスターミナルには日帰り入浴施設「アルプス街道平湯」(8:30~18:00、冬季は17:00まで)が併設されているので、ちょっと温泉に入りたい場合には便利である。

寄り道する[編集]
上高地へ
長野県の有名な観光地の1つに、避暑地や景勝地として有名な上高地がある。焼岳の噴火によってせき止められた大正池や、北アルプスを背景に梓川にかかる吊り橋で有名な河童橋などが見どころ。平湯温泉乃バスは4月中旬から11月中旬まで30分に朝5時台から夕方17時ごろまで30分間隔で運行している。平湯温泉~上高地は片道25分、¥1,160。往復乗車券は¥2,060。
新穂高へ
平湯温泉からバスで40分前後で新穂高ロープウェイバス停まで行ける。日本初の2階建てロープウェイで乗り継いで約13分で山頂(2,156m)まで行ける新穂高ロープウェイがある。展望台からは北アルプスの山々が360度の大パノラマで広がり景色が楽しめる。:* 平湯温泉→(バス片道¥860)→新穂高ロープウェイ乗り場→(ロープウェイ、途中乗り換え1回あり、往復¥2,900)→西穂高口(西穂高岳の山頂)。

平湯温泉(奥飛騨温泉郷)から高山へ移動する[編集]

平湯温泉バスターミナル3番のりばから高山バスターミナル行きのバスが毎時1~2本ほど運行している。高山までの所要時間は、松本方面からの特急バス(アルピコ交通が運行)なら約50分、新穂高方面からの路線バス(濃飛バスが運行)なら約60分ほど。

高山から先[編集]

高山、白川郷および金沢の見どころおよび移動手段はサムライルート#金沢サムライルートサムライルート#富山・五箇山サムライルートを参照。

買う[編集]

飛騨地方の伝統工芸品の「さるぼぼ」

お菓子[編集]

  • 豆菓子(まめや金沢萬久、甘納豆など)
  • 和菓子(紙ふうせん、ふくさ餅など)
  • しろえびせんべい
  • 三角どらやき

伝統工芸品[編集]

  • さるぽぽ
  • 食品サンプル
  • 金箔(金沢箔)
  • 漆器(輪島塗、金沢漆器)

食料・おつまみ[編集]

  • ほたるいかの素干し
  • ます寿司
  • 干し柿
  • 朴葉味噌
  • うずまきかまぼこ

お酒[編集]

  • どぶろく
  • 宇奈月ビール

気を付ける[編集]

帰る[編集]

東京方面に戻るときは北陸新幹線が便利
金沢から
JR金沢駅から北陸新幹線および在来線の北陸本線を利用することで、東京、大阪、名古屋のそれぞれに乗り換えなしで向かうことが可能。
  • 東京へ - 北陸新幹線「かがやき」号で最速2時間28分。停車駅が多いタイプの「はくたか」号なら3時間ほど。「かがやき」と「はくたか」を合わせて毎時1~2本ほど運行している。「つるぎ」号は富山駅までの運転なので注意。
  • 大阪へ - 特急「サンダーバード」号で2時間半ほど。毎時2本運行している。
  • 名古屋へ - 特急「しらさぎ」号で約3時間。名古屋駅直通列車は2時間に1本だが、米原駅で東海道新幹線に乗り換え可能なタイプを含めると、名古屋・米原方面への「しらさぎ」は1時間に1本運行している。
富山から
JR富山駅から北陸新幹線や在来線を利用することで東京や名古屋には乗り換えなしで向かうことができる。大阪方面へは金沢で乗り換える必要がある。
  • 東京へ - 北陸新幹線「かがやき」号で最速2時間8分。停車駅が多いタイプの「はくたか」号なら2時間40分ほど。「かがやき」と「はくたか」を合わせて毎時1~2本ほど運行している。
  • 大阪へ - 北陸新幹線で金沢まで移動し、在来線の特急「サンダーバード」号に乗り換える必要がある。乗り換え時間を含めると大阪まで3時間半ほどかかる。
  • 名古屋へ - 高山本線の特急ワイドビュー「ひだ」号を利用すると乗り換えなしで名古屋まで移動できる。1日4本の運行で名古屋まで4時間前後。