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コロニア・デル・サクラメント

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コロニアから転送)
南アメリカ : ウルグアイ : コロニア・デル・サクラメント
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街のシンボルでもある白い灯台。

コロニア・デル・サクラメント (Colonia del Sacramento、Colonia、コロニア) はウルグアイ南西部、ラプラタ川の河岸にある都市。


分かる[編集]

概要[編集]

17世紀後半に、当時ブラジルを支配していたポルトガル人が南進しラプラタ川沿いに建設した町で、ウルグアイで現存する町の中で二番目に古い歴史を持つ。対岸のブエノスアイレスを拠点としていたスペイン軍との間で、何度も争奪が繰り返された。そのため、両国の建築スタイルが混在するという特徴を持つ。現在の人口はおよそ2万。1995年に、その歴史的な街並みが世界文化遺産に登録された。

ブエノスアイレスから日帰りで訪れる観光客も多いため、街の土産物店や飲食店、スーパーマーケットなどではアルゼンチンペソもほぼ問題なく使える(交換レートはあまり良くない場合が多いようだが)。フェリーターミナル内などに両替所があるので、数日滞在したりする場合はウルグアイペソを用意したほうが有利かもしれない。また、この町のATMでは米ドルが引き出せるため、ブエノスアイレスからの日帰り旅行者の中にはそれが訪問目的の一部という人々もいるようだ。

観光案内所[編集]

フェリターミナルを出て北西すぐの場所に、旅行者向けの施設である観光・通訳センター(Centro de Bienvenida, Interpretación y Turismo, BIT)がある。そのほか、観光案内所は市街中心部に複数ある。

  • フェリーターミナル内
  • バスターミナル(フェリーターミナルの北側に隣接)
  • 歴史地区の入り口(城門前)
  • フローレス通り(Av. General Flores、現在の市街中心部の目抜き通り)

着く[編集]

飛行機で[編集]

当地に空港はなく、首都モンテビデオもしくは隣国アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの空港から移動する方法が考えられる。

列車で[編集]

現在、当地までの鉄道路線はない。ラプラタ川沿いのフェリーターミナルに隣接する公園には、かつて使われていた駅舎やホーム、蒸気機関車の給水塔や転車台が残されている。

車で[編集]

モンテビデオから当地まで、国道1号線が走っている。

バスで[編集]

首都のモンテビデオから長距離バスが運行されている。モンテビデオからの所要時間は約3時間。バスターミナルはフェリーターミナルに隣接している。

船で[編集]

コロニアのターミナル

ブエノスアイレスとの間にラプラタ川を横断する国際フェリーが就航している。渡河するといっても、それぞれの街は水平線の向こうで見えないくらいに離れており、ブエノスアイレスからの所要時間は、運航に用いられる船体によって異なるが約1時間~1時間30分ほど。

国境を越えることになるので、当然パスポートは必携。ブエノスアイレスを出発する際、乗船待合室に入る前にイミグレーションがある。そこでアルゼンチン出国とウルグアイ入国の手続きを隣接しているカウンターで済ませてしまうので、コロニアに到着した際には下船後すぐに街に出ることができる。逆方向の場合も同様に、コロニアのターミナル内で出国・入国手続きを行う。イミグレーションの手続きがあるため、ターミナルには出航時間の1時間30分前に来ることが推奨されている。

ブエノスアイレスとの航路を運航する3社

航路は3社により運航されている。ブケブス(Buquebus)とシーキャット(Seacat)は、ブエノスアイレスで同じ北港(Darsena Norte、ダルセル・ノルテ)に発着する。同港は市街中心部東すぐに隣接しており、賑やかなフロリダ通りまで徒歩10分ほどの距離。3社のうちコロニア・エクスプレス(Colonia Express)のみが市街中心部から南に少し離れたサン・テルモ地区(Barrio San Telmo)にある港に発着するので、乗船する港を間違えないよう要注意。この港の周辺道路は大型トラックなどで混雑しており、市街からレミスやタクシーで向かう場合にはそのことも考慮に入れて時間に余裕をもった移動を。

乗船チケットは港のターミナルでも購入できるが、事前にウェブサイトで購入するほうが割安で確実(満席の場合があるため)。またブエノスアイレス市街の中心部にある各社のオフィスでも割安チケットが入手できる。運航に用いられる船体や時間帯によって所要時間・料金が異なるので要確認。

ブケブス シーキャット コロニア・エクスプレス

動く[編集]

フェリーターミナルやバスターミナルと、城壁が残る歴史地区の入り口である城門との間は1km弱、ゆっくり歩いて20分ほどの距離。歴史地区内も石畳の道を徒歩で巡ることが十分可能な広さ。フェリーターミナル前には、市街地内の移動に使えるゴルフカートのレンタルを行なう店がある。


観る[編集]

歴史地区の中心に位置するマヨール広場(Plaza Mayor)の周辺に、主要な見どころが集まる。


灯台 (faro) 地図  
コロニアのシンボル的存在である白い灯台。高さ自体はそれほどないが、内部の細い階段を上った最上部から町全体や広大なラプラタ川の眺めを楽しめる(安全上の理由から8歳未満の子供は入場不可)。灯台に隣接する場所に残る廃墟のような部分は、1683年に建造され1704年に火災で焼失した聖フランシスコ・ザビエル修道院跡で、灯台はその強固な壁を利用する形で建てられているという。
 所在  歴史地区の中心、マヨール広場の南西。  電話    WEB  
 開場時間    料金  UR$30(AR$60)。
灯台


マトリス教会 (Iglesia Matriz, Basilica del Santisimo Sacramento) 地図  
同国最古の教会の一つとされる。17世紀に創建された後、建物自体は何度か建てかえられているためポルトガル様式とスペイン様式の特徴が混在しているとのこと。二つの尖塔の頭頂部に施された青タイルが特徴で、建物に近づくとそれを見ることが難しいが、灯台から眺めることができる。教会があるのはマヨール広場の2ブロック北にあるアルマス広場(Plaza de Armas)に面した場所で、周辺にはカフェや土産物店が並ぶ。
 所在    電話    WEB  
 開場時間    料金  拝観無料。
マトリス教会


7つの博物館  
歴史地区に残る植民地時代の建物を利用して、以下の7つの博物館がある。いずれも規模は小さいが、歴史地区内の徒歩で回れる範囲にある。
  • Museo Municipal (Casa de Almirante Brown) : 市立博物館
  • Museo Portugués : ポルトガル博物館
  • Casa de Nacarello : ナカレリョの家
  • Museo del Azulejo : アズレージョ(青いタイル)博物館
  • Archivo Regional : 地域資料館
  • Museo Indígena : インディヘナ博物館
  • Museo Español :エスパニョール博物館

チケットは共通で、市立博物館で購入する(その他の6つの博物館ではチケット販売をしていない)。

 WEB  [1]

遊ぶ[編集]

石畳の道を散歩する  
コロニアでの魅力的なアクティビティは散歩。石畳の小道を、野生インコの鳴き声を聞きながら歩き回り、通りに面した小さな土産物店を覗いたりするのが楽しい。車の通行量も少なく進入できないようになっている箇所もあり、スナップ写真の撮影に専念していても安心。ちなみに、歴史地区では建物だけでなく石畳の道にもポルトガル様式とスペイン様式が混在している。道幅の真ん中に向かって少し低くなり雨水が流れるようになっているのがポルトガル様式で、逆に道の両端が低くなっているのがスペイン様式とのこと。

ガイドブックなどで紹介されることが多いのは、城門近くからラプラタ川の方向へ少し下っている「ためいき通り」(calle de los suspiros)。また歴史地区の外側にも、フェリーターミナルまでラプラタ川沿いに続く緑が広がる通り・Miguel Angel Odriozolaや、大きなプラタナスの並木が続く通り・18 de Julioなど気持ちの良い散策路がある。

石畳の道を散歩する


ラプラタ川の河岸ビーチ  
歴史地区の周辺に、ラプラタ川に面したビーチがいくつもある。周辺は汽水域で、肥沃な草原である広大な「パンパ」を流れてきた水の色は赤茶色。ちなみに、ラ・プラタ川は「銀(plata)の川」という意味になるが、これは周辺を探検していたスペイン人がこの川の上流に銀鉱山があることを願って名づけたとされており、川の色が銀色だからというわけではない。
 所在  市街中心部の北側・東側

買う[編集]

El Tambor 地図  
オリジナル・デザインのクラフト商品を扱う土産物店。店名のTanbor(タンボール)は、ユネスコ無形文化遺産に指定されているウルグアイの音楽様式「カンドンベ(Candombe)」で用いられる太鼓のことで、店では楽器も扱われている。歴史地区の中心にあるマヨール広場の北側、ユニークなクラフトショップが集まる一角にある。
 所在    電話  +598 98 858 617  WEB  
 営業時間  11:00~21:00。  値段  
El Tambor


フローレス通り (Av. General Flores) 地図  
現在の市街中心部(Centro)の目抜き通り。歴史地区の北側を東西に走る通り沿いに、スーパーマーケットやドラッグストア、飲食店にホテルやカジノ、近郊への路線バス停留所やタクシー乗り場などが集まっている。フェリーターミナル・バスターミナルからは、北方向へゆるい登り坂を3ブロックほど行くとフローレス通りに出る。

食べる[編集]

安食堂[編集]

手作りアイスクリーム エル・カリ (Helados Artesanales El Cali) 地図  
城門のすぐ前にある白い建物のカフェ。冷蔵ケースに20種類の手作りアイスが並ぶ。
 所在  Esquina Enrique de la Peña, Colonia del Sacramento

中級[編集]

プルペリア・デ・ロス・ファローレス (Pulpería de los Faroles) 地図  
マヨール広場の北西角に面したレストラン。周囲と同じく17世紀の古い建物を利用した店内はとても趣があり、また広場に面したテラス席での灯台を眺めながらの食事も気持ちがよい。毎夜21時すぎからライブ演奏も行われる。
 所在  Misiones de los Tapes 101, Colonia del Sacramento  電話  (052)30271  WEB  [2]
 営業時間  9:00~24:00(無休)。  予算  
プルペリア・デ・ロス・ファローレス

高級[編集]

飲む[編集]

マヨール広場やアルマス広場の周辺、歴史地区北側のラプラタ河岸沿いなどにカフェやバーがいくつもある。市街中心部を東西に貫く目抜き通り・フローレス通りにも飲食店が並ぶ。

泊まる[編集]

安宿[編集]

El Viajero Hostel & Suites 地図  
目抜き通りのフローレス通り沿いにあり、港からも歴史地区からも徒歩圏内にある便利な立地のユースホステル。18歳未満は宿泊不可。無料Wi-Fi利用可能。
 所在    電話  00598-452-22683  WEB  [3]
 時間    料金  

中級[編集]

Posada Plaza Mayor 地図  
歴史地区内の便利な立地にあるホテル。歴史的建造物を利用しているがきれいにリノベーションされている。
 所在  Calle del Comercio 111, Colonia del Sacramento  電話  +598 4522 3193  WEB  [4]
 時間    料金  

高級[編集]

出かける[編集]


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