危険情報: この地域のうち一部地域への渡航、滞在にあたっては、日本の外務省から渡航を延期、あるいは退避の検討・準備をするよう、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2015/07/22現在有効ですが、その後も継続、または随時拡大・強化されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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危険情報: この地域のうち一部地域への渡航、滞在にあたっては、日本の外務省から渡航の是非を検討するよう、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2015/07/22現在有効ですが、その後も継続、または随時拡大・強化されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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危険情報: この地域のうち一部地域への渡航、滞在にあたっては、日本の外務省から十分注意するよう、危険情報が出されています。
詳しい情報は外務省海外安全ホームページで公開されています。
この情報は2015/07/22現在有効ですが、その後も継続、または随時拡大・強化されることがありますので、最新の情報を確認してください。
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国旗
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基礎データ
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首都
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ビシュケク
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通貨
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ソム
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面積
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198,500km²(日本の約2分の1)
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人口
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540万人(2012年:国連人口基金)
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言語
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キルギス語、ロシア語
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国際電話番号
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+996
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ドメイン
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.KG
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時間帯
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UTC +6
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キルギスタン ( Кыргызстан, Kyrgyzstan ) は中央アジアに位置する旧ソ連邦の内陸国。
正式国名はキルギス共和国である。
北はカザフスタン、南東は中国、南西はタジキスタン、西はウズベキスタンと接する。
- ビシュケク特別市
- オシ特別市
- オシ州 - 州都オシ
- チュイ州 - 州都ビシュケク
- ジャララバード州 - 州都ジャララバード
- ナリン州 - 州都ナリン
- タラス州 - 州都タラス
- イシククル州 - 州都カラコル
- ビシュケク - 首都。
- オシ - 第二の都市。オシュとも。フェルガナ盆地、ウズベキスタン国境近く。
- ジャララバード - オシの北にある街。ジャララバード州州都。
- カラコル - イシククル湖東岸にある大きな街。
- ナリン(ナルイン) - ビシュケク⇔中国カシュガル間にある町。
- バトケン - バトケン州州都。タジキスタン国境近く
- イスファナ - キルギス南部で最も奥まったところにある町。タジキスタン、ホジェンド近く。
- イシククル湖 - 熱い湖という意味を持つ淡水湖。冬場でも凍ることがない。
その他の旅行先[編集]
- トクトグル湖 - ビシュケク⇔オシ間にある湖。
- アルティン・アラシャン - 天山山脈山腹にある観光地。中央アジアのスイスと呼ばれる景色をトレッキングしながら堪能できる。カラコルからアクセス可。
- タラス - タラス州州都。
- サリタシュ - タジキスタン、中国国境近くの町。
分かる[編集]
17~18世紀頃までにキルギス人の民族形成が進行
18世紀後半~19世紀前半 コーカンド・ハン国による支配
1855年~1876年 ロシア帝国に併合
1918年 ロシア連邦共和国内の一部としてトルキスタン自治ソビエト社会主義共和国成立
1990年12月15日 「キルギスタン共和国」に改名、国家主権宣言
1991年8月31日 国家共和国独立宣言
1993年5月 国名を「キルギス共和国」に変更
キルギス系(75%)、ウズベク系(14.3%)、ロシア系(7.2%)、ドウンガン系(1.1%)、ウクライナ系(0.3%)、その他ウイグル系、タタール系など(2011年:キルギス統計委データ)
主としてイスラム教スンニ派(75%)、ロシア正教(20%)、その他(5%)
キルギス人と日本人の関係 (?)
キルギスタンには、「キルギス人と日本人は昔、兄弟で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚が好きな者は日本人となった。」という俗説がある。現地ではポピュラーな言い伝えのようで、日本の外務政務次官がキルギス大使館の開館セレモニーでそれを紹介しつつ、『キルギスの方々の間では「大昔、キルギス人と日本人が兄弟で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚が好きな者は東に渡って日本人となった。」と言われていると伺っており、またキルギス人と日本人は顔が、そっくりであるともよく聞いています。』と述べたりもしている。在京キルギス大使館の開館
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時差早見表 (UTC +6)
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※ 表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
2005年8月12日より、タイムゾーンがUTC+5からUTC+6に変更された。サマータイムは実施されていない。
2016年現在、日本国籍を持つ者はビザ不要。
2016年11月4日より、新しい滞在登録制度が始まり、5日以上滞在する場合はレギストラーツィア(滞在登録)をしなければならなくなった。が、12月末になり廃止となり、日本国籍の場合、11月以前と同じくビザ無し、滞在登録無しで60日まで滞在できるようになった。
飛行機で[編集]
ビシュケクとオシの空港に国際便が就航している。
列車で[編集]
ビシュケク駅にロシアからの国際列車が発着している。モスクワ及びエカテリンブルグ発。どちらもカザフスタン経由。エカテリンブルグからの列車は、途中アスタナ、シュを通る。
- タジキスタンのムルガブからオシへ乗り合いタクシー(4~6人乗り)が出ている。所要8時間前後。1台当たり200~300USドル (2016年冬)。
バスで[編集]
- カザフスタンアルマティのサイラン・バスターミナルからビシュケク行き国際マルシュルートカが出ている。1500テンゲ (2016年秋)。
- タジキスタンのイスファラからバトケンへ国際マルシュルートカが出ている。1日3本。
全体的に山がちの国で、交通事情はあまり良くない。鉄道はビシュケクから西方面にしか伸びていないので、バスや乗り合いタクシーでの移動が主となる。ビシュケク→オシ、ジャララバード、バトケン、イスファナ間は航空便も飛んでいる。
「手を挙げて止まる車は全てタクシー」と言われるほど、白タクが多い・・・。というより、一般のドライバーが、小遣い稼ぎのために、タクシーもついでにやっているという印象。このため、バスの通っていない街でも、市内移動から、長距離の都市間移動まで、道端でヒッチハイクする要領で車を止めれば、どこでも行ける。ただし、ヨーロッパの様にタダでヒッチできるという事はないので、きちんと料金交渉をしよう。地元民が都市間の幹線道路沿いの道端で手を挙げて、長距離タクシーを拾っている様子も、時々見かける。
国語はキルギス語。キルギス語とロシア語が事実上の公用語。英語は観光産業以外ほとんど通じない。
キルギスタンの通貨単位はソム (сом)。2016年11月8日現在の為替レートは以下のとおり。
¥ 日本円 | ¥1.00 = сом0.585 | сом1.00 = ¥1.71 |
$ 米ドル | $1.00 = сом68.5 | сом1.00 = $0.0014 |
€ ユーロ | €1.00 = сом74 | сом1.00 = €0.013 |
※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。
男性用の民族帽「カルパック(
калпак)」。町中で被っている人もときどき見かける。デパートで1つ300~1000ソム。市場ではもう少し安く買える。
ビシュケクの街中には沢山の両替商がいて、ドル、ユーロ、カザフスタン・テンゲなどが両替できる。店によっては人民元、ロシア・ルーブルも両替可能。ウズベク国境近くやオシのバザールでは、ウズベク・ソムの両替(闇レート)もできる。日本円は、まず両替できないと思った方が良い。国際キャッシュカードが使えるATMも多く、Demir BankやOptima BankのATMはUSドルを下ろすことができる。
紙幣は5000ソム、1000ソム、500ソム、200ソム、100ソム、50ソム、20ソム。硬貨は10ソム、5ソム、3ソム、1ソムが主に流通している。10ソム以下の紙幣は硬貨に取って代わられているため、ほとんど見かけることはない。
補助単位のトゥイン ( тыйын ) もあるが、2016年現在ほとんど使われていない。
- 500mlコーラ25ソム程度
- ショートケーキ45ソム程度
- 現地食堂1品100~200ソム程度
- 市内バス(マルシュルートカ)1回乗車10ソム
(2016年冬)
食べる[編集]
キルギスのレストランでは、メニューの値段に+10%ほどサービス料を上乗せして請求されるので覚えておこう。町中のバーガー屋などはサービス料がかからない。
近隣中央アジア諸国と同じく、中央アジア料理が色々食べられる。
- ベシュバルマク
- シャシリク:串焼き
- スーパーに行くと、Lays(ポテトチップス)のシャシリク味も売っている。
- ラグマン:中央アジア料理風うどん。トマトベースのスープがおいしい。
- ガンファン:ご飯にラグマンソースをかけたもの。
- プロフ:ウズベキスタン風ピラフ。キルギスでも、時々レストランで見かける。
ジャム入り紅茶
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暖かい紅茶にジャムを入れて飲む。キルギスではポピュラーな飲み方で、家庭ではごく一般的に飲まれている。
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泊まる[編集]
気を付ける[編集]
隣国カザフスタンと同じく、警官の腐敗がひどい。旅行者相手に、パスポートチェックや荷物検査と称して、財布やカバンから現金を抜き取ったり、難癖をつけて賄賂をせしめるといったことが頻発している。ビシュケクのオシ・バザールと西バスターミナルが2大危険地帯となっているので特に注意。地方の警官は、ビシュケクほど腐敗していない。
キルギス南部、フェルガナ盆地にはタジキスタン、ウズベキスタンの飛び地が点在している。飛び地周辺には地雷が設置してあるので、正規の国道、正規の国境検問所以外の場所で、興味本位に飛び地国境線に近づいてはいけない。
南部や東部の山岳地帯は高度3000m以上になる場所があるので、高山病に注意しよう。
健康を保つ[編集]
マナーを守る[編集]
連絡する[編集]
在キルギス日本国大使館 (Посольство Японии в Кыргызской Республике, Embassy of Japan in Kyrgyz Republic)
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所在 г. Бишкек, ул. Раззакова, 16
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電話 (+996)-312-300-050, (+996)-312-300-051, 緊急:(+996)-555-775319 FAX (+996)-312-300-052
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WEB [1]
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時間 領事窓口 9:00~12:30 13:30~17:00。土日・日本・キルギスの祝祭日休館。
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料金 各種証明書、旅券等有料。
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外部リンク[編集]
この記事「キルギスタン」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。
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