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オーストラリア
目次地方[編集]
島々[編集]
都市[編集]
他の都市は、各州または地域の記事で見つける事ができる。 その他の旅行先[編集]
分かる[編集]歴史[編集]地理[編集]オーストラリアは最小の大陸だが6番目に大きな国であり、48州が連なる米国の大きさに匹敵する。オーストラリアはインド洋の西側、南太平洋の東側に位置している。タスマン海は、コーラルシー諸島が北東に位置するのに対して、ニュージーランドとを区切る南東にある。パプアニューギニア、東ティモールとインドネシアは、アラフラ海とチモール海によってオーストラリアと隔てられている、オーストラリアの北部に隣接している。 オーストラリアは、南東と東海岸沿いに人口の大部分が厚く密集している、高度に都市化された国である。国の内陸部のほとんどは、半乾燥地域である。最も人口の多い州は、ヴィクトリア州とニューサウスウェールズ州であるが、面積で圧倒的に最大な州は、西オーストラリア州である。 オーストラリアは7,682,300平方キロメートル(2,966,152平方マイル)の面積を有し、都市と町の間の距離が甘く見られがちである。 オーストラリアは、農業目的のために切り開かれた大規模な地域があるが、多くの原生林地域は、広範な国立公園や他の未開発地域の中で生き残ることになる。長期的なオーストラリアの懸念は、塩分、汚染、生物多様性の喪失、および特にグレートバリアリーフなど沿岸地域の管理と保全が挙げられる。 国民[編集]気候[編集]大規模な大陸のように気候の幅広い変動がオーストラリア全土で見られる。国のほとんどは、年間3,000時間以上の晴天の恩恵を受けている。一般的に、北部は暑く熱帯である一方、南部は亜熱帯と温帯の傾向がある。ほとんどの降水量は、沿岸周辺部であり、中心部の多くは乾燥と半乾燥である。ダーウィンの昼間の最高気温は、冬期でもまれに30°C (86°F) を下回るのに対して、冬期の夜間の気温は、通常15-20°C (59°F-68°F) 前後である。いくつかの南部地域の温度は、冬期に氷点下に下がることがあり、東南部のスノーイ山脈は、メートル単位の積雪となる。タスマニア州の一部は、イングランドと非常に似た温度範囲となっている。 南半球にあるオーストラリアの冬は、6月から8月までであるのに対して、12月から2月は夏である。冬は熱帯の乾季で、夏は湿気がある。オーストラリアの南部では、季節の温度変動が大きくなっている。降雨量は、東海岸の南部地域で年間を通して均等に降雨がある一方、グレートディバイディング山脈(大分水山脈)を越えた南側の夏は、冬期に降雨が集中するため乾燥している。
文化[編集]オーストラリアは、ほぼすべての宗教と生活様式を慣行する多文化的な人口を持っている。オーストラリア人の5分の1以上は、移民の両親の元で生まれる。最も多文化的な都市は、メルボルン、ブリスベン、シドニーである。3つのすべての都市は、多くのレストランで利用されている多様な世界的な食べ物でよく知られ、メルボルンは、特に芸術の中心地として普及に努め、一方ブリスベンは、多文化都市として、様々な機会を通じて普及に努めている。小集落は、小さなアボリジニの人口を考えてしまうが、一般的に現在でも大多数がアングロケルト文化を反映している。しかしながら、ほぼすべての大規模なオーストラリアの都市や町は、第二次世界大戦後に始まり、1970年代まで続けられたヨーロッパ、アジア、中東、太平洋からの移民が反映している。戦後半世紀の間にオーストラリアの人口は、ざっと7万人から20万人以上に急成長することになる。 祝日[編集]オーストラリアの国の祝日は以下の通りである。
ピーク時の休日[編集]オーストラリアのほとんどの観光名所は、オフピークシーズン中の開店短縮または短縮営業時間での運用となるが、原則年中無休である。オーストラリアのサラリーマンは、年次休暇4週間であり、主要な人口密集地の学校の子供達は、長い休みが1月となっている。このため、国内観光は、1月中とイースターの休みが非常に混雑することになる。夏期は、冬期(乾燥)が熱帯地方の旅行シーズンのピークとなるのと同様に、南部の多くの場所で旅行シーズンのピークとなる。 時間帯[編集]オーストラリアは、サマータイムの期間中5つの異なる時間帯となり、それ以外は3つの時間帯を採用している。 東部のタスマニア州、ニューサウスウェールズ州、ヴィクトリア州は、常に同じ時間帯を採用している。クイーンズランド州は、サマータイムを導入していため、その期間中に他の東側の州より1時間遅くなる。 中央部の南オーストラリア州と北部準州は、冬期に1時間半遅くなるが、北部準州はサマータイムを採用していない反面、南オーストラリア州は採用している。南オーストラリア州のサマータイムの期間中は、ニューサウスウェールズ州、ヴィクトリア州、タスマニア州より1時間半遅くなるが、クイーンズランド州よりも1時間半早くなる。北部準州は、クイーンズランド州より1時間半遅くなり、ニューサウスウェールズ州、ヴィクトリア州、タスマニア州も1時間半遅くなる。 西部の西オーストラリア州は、冬期に東部州より2時間遅くなり、サマータイムを採用していない州である。このため、サマータイムの期間中、東部州より3時間遅くなる(クイーンズランド州だけ変わらない)。 オーストラリアの時間帯のための公式な略語や名称を設けていないため、いくつかのバリエーションが利用されている事を知ることになる。EDT、CDTに加えEST、CST、WSTはときどき使用されている。同名称の北アメリカの時間帯とこれらを区別するため、接頭辞'A'を持つAESTなどがときどき使用されている。会話の中で、略語は使用されていないので注意が必要である。オーストラリアの人々は、シドニー時間 (Sydney time) 、ブリスベン時間 (Brisbane time) 、またはパース時間 (Perth time) と話す傾向がある。中央サマータイム (Central Summer Time) について話し始める場合、大半が当惑顔となることが予想される。 サマータイムを採用したこれらの州では、時間帯の変更が10月最初の日曜日から始まり、4月最初の日曜日で終了することになる。
観光案内[編集]
着く[編集]ビザ[編集]オーストラリアは、ニュージーランド国民を除くすべての外国人に渡航前のビザ取得を義務付けている。 日本人が観光や商用目的で短期滞在(3カ月以内)する場合は、ETAS(イータス)という電子ビザを取得することになる。ETASを一度取得すれば、最大1年間何度でもオーストラリアに入国可能となる。 ETASは、オーストラリア政府移民局の公式サイトからオンラインで直接申請できる(日本語ページあり)。必要事項を入力し、クレジットカードでシステム利用料A$20を支払えば、12時間以内に結果が伝えられる。無事承認されたら、あとはパスポートを持ってオーストラリアに行けばよい。なお、ETASの申請手数料は、代行業者に依頼したほうが安く済む場合もある。 飛行機で[編集]すべての国際的な訪問者のおよそ半数は、最大都市シドニー (IATA: SYD、ICAO:YSSY) にオーストラリアへの入国のために到着することになる。シドニーの後、訪問者のかなりの人々は、メルボルン、ブリスベン、パースなどのオーストラリア各地へ向かう事になる。また、ニュージーランドまたは東南アジアからの航空便に限定されるが、アデレード、ケアンズ、ダーウィン、ゴールド・コーストやクリスマス島への国際線の直行便が運行されている。 シドニーまで、ニュージーランドから3時間、アジア各国から7時間~11時間、アメリカ合衆国とカナダの西部から14時間、南アフリカのヨハネスブルクから14時間、南アメリカから13時間~16時間、西ヨーロッパから最大24時間以上の所要時間がかかる。いくつかの目的地からの長い所要時間が理由で、ヨーロッパからの訪問者は、一般的にシンガポール、香港、ドバイ、バンコクまたはクアラルンプールなどを経由することを選んでいる。 入国した都市で国内線に乗り換える場合、シドニー、ブリスベン、パースでは、別に国内線ターミナルを設置しており、トランジットの複雑さから多少時間がかかるため、ガイドを確認することを勧める。メルボルン、アデレード、ダーウィン、ケアンズ、ゴールド・コーストは、ひとつのターミナルビル内または徒歩圏内にすべての国内・国際ゲートが設けられている。 格安航空会社[編集]格安航空会社によって運行されているオーストラリアへのいくつかの国際路線がある。これらは、しばしば、オーストラリアへの安価な他の運賃と組み合わせる事ができる。安価な往復運賃を得られる出入り口を選択するが、場合によっては、途中でいくつかの興味深い途中降機の機会が得られる。
船で[編集]2月から11月にかけて船旅の季節となり、この時期に他の国々からオーストラリアへ約10隻ほどのクルーズ船が到着することになる。オーストラリアへクルーズ船で向かい、その後飛行機で自国へ戻る事もできる。 ホーランドアメリカライン (Holland America Line) 、プリンセスクルーズ (Princess Cruises) やロイヤルカリビアン (Royal Carribean) のすべては、太平洋を超えてオーストラリアへのクルーズを提供している。 動く[編集]飛行機で[編集]長距離を移動する場合、飛行機は、オーストラリア国内の移動方法をよく支えている。主要なビジネス旅行の幹線に沿う路線は、日中15分間隔で出発するバスサービスと同様に頻度が高い路線となっている。 最適な航空運賃を取得する唯一の方法は、それぞれの航空会社のホームページを直接見て、運賃を比較することである。オンライン予約が、常に路線上で利用可能な安価な運賃を得ることができるため、カンタス航空の運賃が、最も高価であると決めてかからないよう勧める。最適な運賃は、常に最も競争が激しい路線で利用可能である。オンライン予約会社、または旅行会社は、常に直接予約に一定の割増金を追加している。比較するためにそれらを利用するが、予約を行う前に各航空会社のホームページを常にチェックすることを勧める。 オーストラリアには、首都や主要都市を結ぶジェット機を使用した4つの国内線を運行する航空会社がある。
複数の航空会社が地域のローカル路線の運行を行っている。標準的な航空運賃のために、入手が難しいこれらの航空会社の割引運賃を期待して、主要都市間で同じ距離の運賃を支払うことになるものを上段に記載する。
列車で[編集]ヨーロッパや日本のようなよく発達した長距離鉄道システムを持つ国からの訪問者は、オーストラリア国内の高速、都市間鉄道サービスの乏しさに驚くことである。事業を行うために膨大な距離と比較的小規模な人口とを合わせて考えると、各州の歴史的な協力の不足もあり、比較的低速で貨物を中心に運用されている全国規模の鉄道網である事がオーストラリアの現状である。その結果として、主要都市間の移動は、速い飛行機だけでなく、望む旅行の経路に応じて、しばしば低価格を求めるようになっている。都市間の鉄道旅行は、どんなに風光明媚であろうとも、旅行者は、別の方法や二酸化炭素排出量の削減以上に列車によるオーストラリア旅行を堪能する可能性がある。また、首都間を頻繁に結ぶ格安航空便を見つけられない場合、多くの場合、地方都市を回る費用対効果の高い方法でもある。 現存する長距離鉄道サービスは、ベンディゴからメルボルン、またはケアンズからブリスベンのような、主に州都がある地域の商業地とを結ぶことに利用されている。クイーンズランド州内では、ブリスベンからロックハンプトンやブリスベンからケアンズ間に高速鉄道が設けられている。また、ロングリーチ (スピリッツ・オブ・アウトバック The Spirit of the Outback) 、マウントアイザ(インランダー The Inlander)、チャールビル(ウエストランダー The Westlander)そしてフォーサイス(サバンナランダー The Savannahlander)を含む内陸の中心部への旅客サービスが行われている。また、メルボルン - アデレード (オーバーランド) 、シドニー - アデレード - パース (インディアンパシフィック) 、アデレード - アリス・スプリングス - ダーウィン (ザ・ガン) の路線を持つグレートサザン鉄道が運営する都市間鉄道サービスがある。 タスマニア州では、旅客鉄道サービスが行われていない。北部準州は、ダーウィンからアリス・スプリングスを経由してアデレードまでを結ぶ鉄道路線が設けられており、オーストラリア首都特別地域は、唯一キャンベラの中心部に鉄道駅が設けられている。 長距離列車[編集]
車で[編集]オーストラリアは、概して一般道路と高速道路の良く維持された道路網を整備しており、車は一般的に交通機関の一部として利用されている。州都の大部分は良質な高速道路で相互に結ばれている。一部は中央分離帯のある幹線道路であるが、多くの地域では片側1車線である。主な地方は、片側1車線の舗装道路であるが、過疎地は、不完全な未舗装道路または小道である可能性がある。距離と速度はキロメートルに定められ、燃料はリットル単位で販売されている。シドニー、メルボルン、ブリスベンの都市部以外の道路や橋には通行料が設定されておらず、無料で利用可能である。 オーストラリアでは左側通行である。右側通行の国々の外国人観光客は、最初に運転を行うときは注意が必要であり、交通量が少ない地方の道路を運転する場合、もう一度確認することを勧める。 一般的に、海外の運転免許証は、到着後3ヶ月間に限りオーストラリア国内で運転を行う事ができる。運転免許証が英語でない場合、国際運転免許証 (IDP) が自国の免許証に加えて必要である。免許証の規定や道路の規則は、州により多少異なっている。 オーストラリアの人口密度の低さや雄大な大きさにより、主要都市間では長時間の運転が必要となる。休憩時間を含まない、いくつかの指標となる所要時間は下記の通りである。
バスで[編集]オーストラリアのバス旅行は安くて便利であるが、州を相互に結ぶ長距離便は、とっつきにくい側面を持っている。グレイハウンドは、最大のバス路線のネットワークを持っている。
自転車で[編集]都市間の長距離のサイクリングは、とりわけ一般的でなく、オーストラリアの最も長距離の幹線道路は、サイクリングのための施設が貧弱である。少しでも恐れを知らない旅行者は、自転車による長距離旅行を行い、オーストラリアの違った経験を持とうとする。旅行や経路には、確実に正しい補給を得られる綿密な計画が必要である。シドニーとブリスベン間のサイクリングは、毎日80~100km弱走行するとして、2~3週間ほどかかることになる。 船で[編集]多くのオーストラリアの主要都市は、公共交通システムの一部としてフェリーの運行を行っている。地方のいくつかの小規模道路は、車も含め川や運河を渡るためのパント船を備えている。グレートバリアリーフの島々では、いくつかの定期便の運行が行われ、同様に、オーストラリアで最上級のクルーズ船の運行も行われている。 しかし、大規模に都市間を運行するフェリーは一般的ではないため注意が必要である。
喋る[編集]ほとんどの人が英語を話せると思っているはずである。一般的に流暢な英語を話せない唯一のオーストラリア人は、大人になってから移住した高齢者である。 一般的に第二言語として使用されている単一の言語はない。ベトナムと中国語の看板やレストランのメニューが、一般的な光景となる、アジア系移民や学生の人口密集を持つ都市部を除き、第二言語の看板を見つける事はまれである。また、いくつかの看板(道路標識でない)がある熱帯のクイーンズランド州のケアンズ周辺部は、日本人観光客の数が多いため日本語で書かれた看板もある。ビーチのいくつかの警告看板は、いくつかの外国語で書かれている。 オーストラリア人は、通常、新しく移民の仲間入りとなった人々を除いて、流暢な第二言語を話すことはない。オーストラリアは移民の数が多く、アラビア語、北京語、広東語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、ギリシャ語を含む(ただしこれらに限定されない)多くのオーストラリア人に話されている少数民族の言語が多くある。シドニー、メルボルン、ブリスベンとパースにあるオーストラリアのチャイナタウンでは、広東語が群を抜いて高い言語である。 基本的な英語を話す事ができない訪問者は、オーストラリア人とのコミュニケーションが困難である事を知ることになるため、いくつか事前に用意する必要がある。また、特定の言語を話すガイドを備えた、オーストラリア・ツアーを扱うパッケージを提供する専門のいくつかのツアー会社がある。 農村部のオーストラリアの先住民社会に住むアボリジニの人々は、様々なアボリジニ言語を話すことを続けている。また、パプアニューギニアに近いクイーンズランド州北部の島々を起源とするトレス海峡の人々も、独自の言語を話し続けている。ただ、一部の長老たちは、英語だけを話している。 買う[編集]通貨[編集]オーストラリアの通貨単位はオーストラリアドル (A$)。2011年4月現在の為替レートは以下のとおり。
※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。 オーストラリアの通貨は、ドル (dollar) と知られており、通貨記号は$である。1ドルごとに100セント (cent) である。ドルは、他の通貨と区別するために、通常'AUD'またはA$と書く'オーストラリアドル (the Australian dollar)' と呼ばれている。これ以外の通貨は、オーストラリア国内の商取引に用いられていないので注意が必要である。 コインの額面は5c、10c、20c、50c、$1と$2である。紙幣の額面は$5、$10、$20、$50と$100(流通は少ない)である。オーストラリアの紙幣は、紙よりもむしろポリマー・プラスチックで製造されている。支払いの合計が5セントの倍数でない場合、総計は、現金払いで5セント未満が四捨五入される。カード払いの場合、正確な金額が課金されることになる。 ドルは他の通貨に固定されておらず、とりわけ通貨投機家により世界の外国為替市場で大いに取引されている。他の通貨への交換価値は、かなり変動し、毎日1-2%の変化が適度に規則的に発生している。 オーストラリアでの両替は、定額手数料、パーセント手数料、為替レートに組み込まれている非公開手数料、これら3つをすべて組み合わせ、自由な市場として運営されている。一般的に最前の策は、両替するにあたり、空港や観光の中心地を避け、主要都市にある銀行を利用する事である。手数料は、業者間でかなり差があると推測できる。必ず両替を行う前に相場を確認する事を勧める。 カード・ATM[編集]クレジットカードは広く普及しており、A$20以上の買い物であれば大抵カードが使える。オーストラリアでは一枚のカードにデビットカードとクレジットカードの機能を持ったカードが多いため、カード使用の際にどちらの口座から引き落とすか聞かれる場合があるが、「On Credit」と答えればよい。Cirrus/PLUS 両方のネットワークに対応したATMはアウトバックの小都市も含め全国にあるが、1枚のカードで1台のATMから1日に引き出せる額は制限されており、アウトバックではA$200といった例もあるため、キャッシュカードのみに頼った旅行は勧められない。 Coles, Woolworth(Victoria州ではSafeway)など主要なスーパーマーケットはほぼ一年中開いている。買い物をした時に、カードで清算しようとするとAny cash out?と聞かれる事がある。これは商品代金の他に現金を引き出すか?と聞いているので例えば150ドルと答えると、代金例えば56.45ドル+150ドルの合計206.45ドルが口座にチャージされ、現金150ドルと商品が手渡される。ATMも24時間開いているが、人通りの少ない場所で夜間に現金を引き出すのはやめたほうが良い。かわりにスーパーで買い物をしたついでに現金を引き出せば良い。 旅行小切手[編集]オーストラリア・ドル現金の両替は手数料が高いため、旅行小切手の利用価値は比較的高い。観光地や郵便局などで現金化することなく使える。 物価[編集]食べる[編集]
飲む[編集]品種[編集]ビール[編集]飲酒ビールは、オーストラリアの文化に深く根付いている。フォスターズ (Fosters) は、オーストラリアビールとして海外で販売されているが、ほとんどがオーストラリア国内で消費されている。ビールは地域色が強く、それぞれの州で独自のビールが作られている。南オーストラリア州内のクーパース (Coopers) とウエストエンド (West End) 、ヴィクトリア州のカールトン (Carlton) とヴィービー (VB) 、ニューサウスウェールズ州のトゥーイーズ (Tooheys) 、クイーンズランド州のフォーエックス (XXXX) 、タスマニア州のボアッグス (Boags) とカスケード (Cascade) 、西オーストラリア州のスワン (Swan) 。また、見つけるのが難しいが、たいてい探し出す価値がある地元の地ビールの選択肢もある。幅広く輸入されているヨーロッパやアメリカの瓶ビールもほぼすべての基本的なパブで注文する事ができる。 ライト (Lite) ビールは、アルコール度数が低い商品であり、カロリーが低いという意味ではないので注意が必要である。これは、十分な強さのビールの約半分のアルコール度数であり、十分な強さのビールよりも安価であるという意味で、より低い地方税で課税されている。 瓶の名称は少し簡単である。オーストラリア全土の標準的なサイズは、375 mlのスタビー (stubby) と750 mのロングネック (long neck) である。ビールの缶は、ティニーズ (tinnies) と知られ、24本入りをスラブ (slab) 、ボックス (box) またはケース (case) と呼んでいる。 ワイン[編集]オーストラリアでは、オーストラリア国内の酒店への供給や世界中へ輸出している大規模な多国籍ブランドを持つ、適切な産業規模で高品質なワインの生産が行われている。大小さまざまなワイン業者があり、良質な赤と白のワインは、たいていボトル$10未満と、オーストラリア国内で常に安く購入する事ができ、どんな小さな店でも、50以上の選択品種を持っていると推測する事ができる。 バロッサバレー、ハンターバレー、マーガレットリバーの地域は、特にワイナリーがあることで有名であり、地下貯蔵室での試飲の機会が得られる。また、ヴィクトリア州北部とマッジーにも多種多様なワイナリーがある。オーストラリア南部のどこからでもワイン地域が遠過ぎることがないため、ワイナリー巡りを勧めることができる。 ワイナリーを見つけ地元のワインを試飲し、推薦する商品があるか質問をする。ラベルまたは値札にだまされないように注意する必要がある。最高のワインはみごとな最高の作品か最も高価な価格である。しかしながら、樽から直接出た商品の場合、ハウスワインを回避することが賢明である(4リットル容器)。セラードアでのワインは、地方都市の店舗で同じワインが20%前後のプレミアムでほぼ例外なく販売されている。 海外のワインを望む場合、ニュージーランドのマーブルボロ地域産が、常にオーストラリア国内のワインリストに記載され、酒店でも購入する事ができる。 蒸留酒[編集]バンダバーグラム (Bundaberg Rum、通称 Bundy) は、クイーンズランド州で特に人気のある濃いラム酒であり、多くの州民は、ラム酒の他のブランドに触れる事がないほどである。これはおそらく、バンダバーグで大量生産された、どこでも手に入れられる最も有名なオーストラリア製の蒸留酒といえる。 ニッチ業者を主とする他のオーストラリアの蒸留酒を見つける事は、非常に難しいが、十分に探せば、オーストラリアの各州に蒸留所が設けられている事に気づくことになる。風光明媚なホバートのウォーターフロント地区にあるラーク蒸留所 (Lark Distillery) に立ち寄る。ウロンゴンの151 East Vodkaで瓶を入手、またはカナナラで数日過ごした後、オード川のラム酒が間違いなく必要となる。 また、特にウォッカ、スコッチ、バーボンや他のウイスキー混ぜた混合酒も飲む事ができる。ジムビームバーボン (Jim Beam bourbon) は、おそらく最も一般的に酔いしれ、ケンタッキー州を自宅で満喫することができる。蒸留酒は、事前に混合した瓶と缶もあるが、この形式だと高い課税対象となるため、自分で混ぜると安くすませることができる。蒸留酒は、すべてのパブやバーで飲む事ができるが、すべてのレストランでは提供していないの注意が必要である。 法的側面[編集]オーストラリアでの飲酒年齢は18歳である。18歳未満の人が自分自身でアルコールを購入すると違反になる。18歳未満の人が誰かの代理でアルコールを購入することは違反である。唯一の合法的に年齢を証明する物は、自動車免許、州発行のIDカードまたはパスポートであり、もし25歳以下に見られる人でアルコールまたはタバコを購入する場合、これらのひとつを携帯することを勧める。また、18歳未満がパブまたはクラブのギャンブル場に入る事は、違法である。 多くの場合、18歳以上の責任ある大人と一緒に伴われたバーまたは周囲を歩き回らない未成年者を受け入れるパブまたはクラブ内にラウンジ、レストランまたはビストロがある。いくつかの都市のパブでも、ビデオゲームや子供の遊び場を設けている。また、一部の地方のパブは、子供たちを自由に遊ばせる事ができる広い空間を店舗の後ろに設けている。 一般的に、公園やビーチでの飲み物にアルコール(ワインやビールの瓶の事)を使用することができる。アルコール飲料は、'路上の飲酒'と同様にいくつかの公共の場所で禁止されている。これらの多くは標識で示され、特に公衆の面前での酩酊状態が問題となる公園や歩道での現実があるからである。しかしながら、ワインボトルと一緒に昼食時にピクニック用のバスケットと毛布を持って家族と外出する場合、何か問題が発生する可能性はほとんどない。 公衆の面前での酩酊は受容性によって変化する。確かに夜間、パブやクラブのすぐ近くでその多くを見る事ができるが、日中ははるかに少ないのである。公衆の面前での酩酊は、違反であるが、迷惑を引き起こした場合にだけ、警察が連れて行く事になる。独房で1晩酔いをさますために過ごす事になるか課徴金を支払う事になる。 アルコールの影響を受けた運転は、本質的な危険性を持ち、非難され、オーストラリア国内で無作為吸気検査を行う警官の巡回による取り締まりの対象となる。飲酒運転は、免許停止も含む処罰の範囲内で罰せられる、オーストラリア国内でも非常に重大な犯罪である。許容最大血中アルコール濃度は、大型車や若者または初心者の運転者も考慮することなく、すべての州で0.05%である。また、警察官は、禁止薬物を最近使用した運転者の無作為検査の権限が与えられている。禁止薬物やアルコールの影響を受けながら自動車の運転を行う事は、必ず逮捕され、逮捕された日から何度も出廷を要求され、旅行計画を台無しにする事になる。無作為吸気検査は、一般的に土曜日と日曜日の早朝に行われ、多くの人々が違反に問われることになる。 泊まる[編集]高級ホテルから、10数ドルで泊まれる安宿まで存在する。 特に長期で訪れる旅行者にはバックパッカーズと呼ばれる安宿の人気が高い。二段ベットが複数設置してあり、6-8人程度が同じ部屋で寝泊まりできる「ドーム(Dorm)」と呼ばれる部屋では15ドルから25ドルくらいが平均的な値段である。 近年、オーストラリアでは南京虫の発生が問題になっており、就寝中に南京虫に体中を刺され、ひどい時には水ぶくれができることもある。南京虫はバックパッカーズのような安宿に多いが、ベッドのフレームが木製であったり、絨毯があまり綺麗ではなく穴が多い場合には注意が必要である。 学ぶ[編集]働く[編集]査証[編集]オーストラリア・ニュージーランド国民とオーストラリアの永住権を持っているものは合法的に働くことが出来る。それ以外の者が合法的に働くためには労働許可を伴う査証が必要である。年齢・国籍の条件を満たせばワーキングホリデービザ[30]は比較的簡単に取得でき、同一の雇い主の下での労働は6ヶ月以内という条件付で就労可能。また学生ビザでも学期中は週20時間以内という条件付で就労可能。学生ビザは当初労働許可なしで発行されており就学後労働許可つきのビザに切り替える必要があったが、2008年4月頃からは労働許可が最初からついているビザが発行されるようになっている。学生ビザで働きたい場合は、ビザの発行時期に注意のこと。 TFN[編集]TFN(Tax File Number)[31]は課税を管理する目的で税務署(Taxation Office)が個人に与える番号である。この番号を持たないものには収入の多寡にかかわらず最高税率で課税されるため、オーストラリアで合法的に就労する場合は絶対に取得しておくべきである。 ボランティア[編集]オーストラリアでは、いくつかのボランティアの機会がある。多くの世界的な組織が、生息地の復元、野生生物保護区の保全と開発、科学研究、教育プログラムなど、地元でのプロジェクトに参加するボランティアを希望する人々のために、拡大した旅行を提供している。
気を付ける[編集]自然災害[編集]森林火災[編集]オーストラリアは非常に乾燥していることと、ユーカリなどの油分の高い植物が多いことから、森林火災がたびたび発生している。乾燥した季節には屋外での火気が一切禁止されることがある。キャンプを計画している場合特に注意が必要。 熱帯低気圧[編集]11月から4月頃にかけて熱帯低気圧(サイクロン)がクイーンズランド州北部から西オーストラリア州北部の海岸沿いで毎年10個程度発生している。ほとんど人家が無い地域であることから、人的被害が出ることはまれだが、都市部に上陸した場合被害は甚大で、1974年12月にダーウィン(当時人口38000人)を襲ったサイクロン・トレイシーは71人の死者を出し、建物の70%以上を破壊した。 犯罪[編集]オーストラリアは安全な国とされることがあるが、日本を基準とするのであれば正しくない。国連の資料によれば人口当たりの犯罪発生件数は日本より多く、殺人が3倍以上、傷害が20倍以上、レイプが40倍以上となっている。但し、日本とは統計のとり方が異なる為単純比較は出来ない。 F1グランプリ[編集]F1のオーストラリアグランプリはメルボルンのアルバートパークで開催されるが、この期間中はメルボルンの宿がいっぱいになるほか、メルボルンを発着する交通機関も一年で最も混雑する。関係の無い旅行者はメルボルンを避けると共に、オーストラリアへの航空券も早めに予約しておくのが賢明。2009年は3月27日から3月29日にかけて行われる。 動植物等の持ち込み・持ち出し制限[編集]
オーストラリアでは、大陸の特殊な生態系保護などの観点から動植物や農産物、その他の物品に関して細かな持ち出し・持込み制限を設けている。制限品の持ち込みについては機内や空港などで自主的な廃棄が再三求められ(空港には回収ボックスがある)、それに従わずに持ち込みが発覚すると、罰金等の厳しい措置が科せられるので注意が必要。 旅行者に関係する主な持ち込み禁止品は、卵と卵製品、乳製品、缶詰め以外の肉製品、生きた動植物、種子やナッツ類、生の果物や野菜など。申告すれば持ち込める食品もある。食品を全く持ち込まない場合はグリーンレーンで入国できるが、未申告の食品を持っていることが発覚すると罰金を取られる可能性もある。入国カードにも「食品を持っていますか」という項目があり、このような行為は虚偽の申告と見なされるので注意した方がよい。なお、持ち込み制限品等の詳しい情報は こちらを参照。
列車に乗る際には目的地までの切符を[編集]不正乗車が多いため、検札も頻繁に行われている。一駅でも乗り過ごした場合は違反となり罰金の可能性もある。 世界遺産について[編集]世界遺産グレートバリアリーフでサンゴや生物に触ることや、サンゴ礁の上に立つこと、魚の餌付けが禁止されている。 健康を保つ[編集]オーストラリアの医療水準は世界でもトップクラスであると思われるが、アウトバックでは設備の整った医療機関が少なく、フライングドクター[36]のお世話になることもありうる。この場合の搬送費用は特に高額になるため、旅行保険への加入が切に望まれる。 マナーを守る[編集]『豪』に入っては『豪』に従え。 エレベーター(豪州ではリフト)には女性を先に乗せ、先に下ろす。男性同士でも取り敢ずafter youと言って順番を譲る。相手がpleaseと言ったり、手で合図したらthank youと言っておりる。 街を歩いていて他の人と目が合ったらHiとか G'day(「ガダィ」)と言ったり、ニッコリしよう。 物を販売しているほうが領主様の威光を嵩にきていた中世イギリスの影響で、ともするとお店の人が威張っていたりする。順番待ちをしているとNext!(次!)と怒鳴られる事も間々ある。別に卑屈になる必要は全くないが、注文の後pleaseを付けるのを忘れないように。そして何かしてもらったらthank youと言おう。この二つの言葉がこの国の旅行を円滑に進める。事実この国の人もこの二つの言葉をmagic wordsと言ってる。 連絡する[編集]
国際電話[編集]
携帯電話[編集]オーストラリアは、GSM規格(900と1800mhz)を基本とした全国的な三大携帯電話会社(テルストラ、オプタス、ボーダフォン)が営業を行っている。また、2つが全国的な4つのUMTSネットワークがある。ひとつは、テルストラ(Next Gとして販売されているUMTS 850mhz)が運営し、他は、オプタス(UMTS 2100mhzと900mhzの組み合わせ)が運営している。他の2つのネットワークは、2100mhz帯を利用し、首都限定でボーダフォンとスリーが営業を行っている。ボーダフォンは、900mhz帯を利用した全国的な3G (UMTS) サービスを行うと発表をしている。 国外のSIMカードの保有者向けの、国際ローミングは、事業者間の合意に依存するが、一般的にオーストラリアのGSM 900/1800 と3G (UMTS/W-CDMA) ネットワーク上でそのまま利用できる。自宅から出発する前に、利用している事業者に確認を行う事を勧める。 すべての携帯電話会社は、主要都市、大規模な街、東海岸の主要な高速道路でサービスの提供を行っている。電話会社でない会社は、主要道路から離れた人が住まない地域もサービスの提供を行っている。テルストラの850mhz 3Gネットワークは、小さな町や軽い人口密集地など広い範囲でサービス提供が行われている。 サービス範囲の地図は、そのぞれの会社のホームページで確認する事ができる。
オーストラリアのほとんどの小売店、スーパーマーケット、郵便局で$40前後のSIMを、または約$2~$3で既存の携帯電話向けのSIMを持つ、格安プリペイド式携帯電話を購入することができる。その後、スーパーマーケット、新聞販売店、いくつかのATMや他の小売店で購入することができる、リチャージカードを利用して、継続して利用することができる。 プリペイド通話は、ネットワークによるが、最低料金$0.30を加えた、1分間おおよそ$0.60である。SMSは、一般的に$0.25である。データ、SMS、通話時間、SIMカードを組み合わせ、自由に選んだオーダーメイド、またはパッケージ、料金上限、関連サービス込みなど自由に選んで購入することができる。最も"お得"な"パッケージ"またはパッケージの内容の最も高価な"上限"を含む規約など、説明書を良く読むことである。例えば通話料金は、$150分を含む上限$29で、毎分$0.60から$1.20まで上昇する。選択した上限のために、手続きに数分間を有するが、購入者の利用も考え非常に迅速に行ってくれる。 オーストラリアのプリペイドSIMを取得する、海外居住者には制限がありません。この場合、身分を証明するために、パスポートを見せる事を要求される。 郵便[編集]オーストラリアポスト (Australia POST) は、オーストラリアの郵便サービスを担っている。手紙は、すべての郵便局と他の多くの場所に設置された赤色の郵便ポストに投函する。すべての切手は、郵便局から購入する事ができ、また、いくつかの切手は、新聞販売所やホテルから購入することができる。標準的な手紙の投函は、オーストラリア国内$0.60(250グラム迄)、または国外$1.40(20グラム迄)の料金である。国内と国際の切手は、国際が無税となっており異なっている。したがって、正しい切手を使用する注意が必要である。また、小包、速達などのサービスも利用ができる。 任意の都市や町で局留め郵便 (Poste Restante) を利用して手紙等を受け取る事ができる。手紙の宛先は、受取人の氏名、局留め郵便と書いた後に郵便局名、その住所を記載する。受け取る場合には、その郵便局にてIDを提示の上、局留め郵便と伝えれば受け取る事ができる。
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