2011年11月16日付で、ウィキトラベル日本語版の記事が5,000件を突破しました。
Wikitravel:特定施設を独立した記事にする
出典: Wikitravel
目次
空港や駅、港湾、テーマパークなどの施設についても、原則はそれぞれの目的地の記事の「着く」や「動く」「観る」「遊ぶ」などの各節の中で触れる方が、旅に関する情報の一覧性という意味ではこのサイトの趣旨にかなっているといえます。
ただし、施設によっては取り上げるべき情報量が膨大であり、取り上げ方によっては記事内のバランスを崩してしまったり、あるいは1つの記事の中で取り上げる情報量を必要以上に多くしてしまう結果、かえってそれらの記事を読みづらくしてしまうケースもあるかもしれません。そのような場合には、むしろそれら特定の施設について独立した記事を立ち上げ、情報を集約してしまった方がかえって記事として使いやすくなることもあります。
このページでは、そのような、比較的規模が大きくかつ取り上げるべき内容が多いため、情報を集約した方が旅行者にとって便利であり、かつ観光的な要素を併せ持っている施設を独立した記事として取り上げる際のガイドラインについて取り扱っています。
[編集] 新たに記事を立ち上げるには
空港や駅、港湾、テーマパークなど、特定の施設を新たに独立した記事として立ち上げる際のヒントや注意点を以下にまとめてあります。
[編集] 記事の立ち上げは慎重に
取り上げようとしている施設が、情報の量や質に照らし、果たして独立した記事として取り扱うのにふさわしいものか、今一度慎重に検討してください。単に自分が住んでいる地域にある施設を目立たせたいという安易な発想で、記事を独立化しないようにしてください。
まずは「Wikitravel:地理的階層」の原則に従い、その施設が属する地域の記事で取り扱い、「情報過多になりそうだ」と編集傾向を判断した上で独立した記事として取り扱うかの検討をしてください。
外国にある空港や駅などの施設については、立ち上げにあたり、国内の類似施設以上に慎重な判断・検討を行ってください。仮にそれらの施設を独立した記事として取り上げたとしても、情報のフォローやアップデートできる人が極端に限られるため、残骸のような形で放置される確率が高くなるからです。
- ポイント
- ウィキトラベルの記事同士の関係は地理的階層に従うのが原則である。施設の記事を分割すると言うのはあくまでも例外的措置である。
- 施設の記事に関しては、先に記事を立ち上げてから情報が増えるのを待つのではなく、適切な地域の記事で取り扱い、編集傾向をみて分割の要否を判断する。
[編集] 旅行ガイドに反する記事を作らない
ウィキトラベルの目的は旅行ガイドブックを作る事です。
旅行という単語から勘違いを起こしやすいのは、空港や駅などの構内にある商業施設などを羅列するようなイエローページを作成したり、施設の歴史やスペックなどを記す辞書(字引き)的な記事を作成したりする事を「有益である」と考えてしまう事です。
そこで旅行ガイドブックを作るという目的を、もう一度思い返す必要があります。情報の一覧性という意味では、それら各施設のオリジナルなホームページの方がはるかにできがよく、その上、使い勝手も良いでしょう。そのようなイエローページ的な記事はウィキトラベルの記事として独自に作成する意義が全くありません。また、その施設の情報や歴史についても「分かる」の節で触れることはあっても、それが旅行者にとって知りたい情報ではなく、あくまでも情報の一部(コラム)でしかなく、辞書的な情報に固執しても全く意味はありません(そのような情報を取り扱いたいのであれば、編集先はウィキトラベルではなくてウィキペディアです)
ウィキトラベルなりに、旅行者目線で見たユニークな視点から施設を取り上げることができるかといった視点も記事を立ち上げる際の検討材料としてください。
- ポイント
- ウィキトラベルの目的は旅行トラベルガイドを作る事である。
- 旅行というカテゴリだけを考えて、字引きやイエローページが必要だと考えてしまうのは安易である。
[編集] 既存の記事から判断をする
これまでに独立した記事として取り上げられているもので、既に内容が充実しているものを参考にしてください。それらの記事によって大体書こうとしている記事のイメージがつかめるかと思いますし、また、これから記事として取り上げようとしている施設に関する情報が、それらの記事と比較して遜色のないものに育つ可能性があるのかも判断できるかと思います。
また、ウィキトラベルには記事を起こす際にテンプレートが用意されています。そのテンプレートの見出し(「観る」や「遊ぶ」など)をみて、あなたが起こそうと考えている記事の情報を一通り埋める事が出来るか?と考えた場合に独立すべきか否かを判断する事ができるかと思います。
それでも類似する記事が無く、それを敢えて取り上げたいものがある場合には、いきなり記事を立ち上げるのではなく、まずは「Wikitravel:旅人の居酒屋」で発案し、他のウィキトラベラーの意見を聞くようにしてください。あなた自身が良い発想だと思っていても、他のウィキトラベラーからみると安直な発想だと思うかもしれません(すなわち他の手を借りる事ができない)
その上で、あなたが考えているプランが、本当にウィキトラベルにおいて有益な意義をもたらす事ができるか、冷静に考える事が出来るでしょう。
- ポイント
- 施設の記事を起こす上で、すでに独立化されている既存の記事から完成形を描く事が重要である。
- 記事テンプレートから記事の完成形を描き、一通り網羅できるか否かを考える事が重要である。
- 新たに施設の記事を起こす際に、独断専行で行うのではなく他のウィキトラベラー(ユーザー)からの意見を取り入れる。
[編集] 独立した記事として立ち上げる基準
それぞれの施設ごとに、概ね以下のような基準を参考に、独立した記事として立ち上げるかどうかの検討をしてください。
[編集] 空港
空港を独立した記事として取り上げる際の判断基準としては、概ね以下のようなものがあります。独立した記事として取り上げるような施設としては、少なくともこれらの判断基準に複数該当する必要があります。
- 国際線及び国内線が就航し、そのエリアのハブ空港となっている
- 国際線・国内線ともに多数の便が就航している空港については、旅行者にとって利用価値が高い施設ですが、それらの路線を町のページで取り上げようとすると、かえってその町の記事が読みづらくなってしまったりするので、新たに空港のページを独立して立ち上げ、そこに詳細な情報を集約して取り上げるほうが合理的と言えます。
- 空港施設内に複合的な商業施設を備えている
- 空港施設内に観光要素を備えた見どころがある
- 例えば羽田空港の国際線ターミナルのように、江戸の街並みを模した施設があり、観光の目玉になっている、あるいは施設の構内にミニ博物館があるなど、旅行ガイドとして取り上げるに値するような見どころを備えているなどの点は独立記事を作る際の判断基準の一つになりえます。
- 施設内あるいはその周辺に宿泊施設を備えている
- 旅行者がそこを乗り換え、あるいは行動の基点とするという意味では、宿泊あるいは休息のための施設が充実しているという点も判断基準の一つとなり得ます。
- 現在独立した記事が存在する空港
- 現在独立した記事として立てられている空港は以下の通りです。それらの記事に取り上げられている空港の規模や施設内容等の情報を参考に、新たに記事として立ち上げるかどうかの判断をしてください。
[編集] 駅・バスターミナル
鉄道駅を独立した記事として取り上げる際の判断基準としては、概ね以下のようなものがあります。なお、現在独立した記事として立てられている駅は以下の通りですので、それらの記事に取り上げられている駅の規模や施設内容等を参考に、新たに記事として立ち上げるかどうかの判断をしてください。
- 各方面への鉄道路線が集中し、一定以上の乗降規模がある
- 複合的な商業施設を備えている
- 駅構内もしくは隣接したエリアに宿泊施設がある
- 現在独立した記事が存在する鉄道駅等
[編集] その他の施設
大規模ショッピングモールの様な商業施設やテーマパーク、博物館、国定公園などの観光施設の分割を考える際には、特に注意が必要です。独立記事として分割する際の傾向として「店舗数が多い」「面積が広い」「知名度が高い」という理由で「だから記事を分割しなくてはならない」と間違いに陥りやすいという点が挙げられます。
ここで改めて、Wikitravelの目標・目標で無いものを思い返す必要があります。そもそも店舗数が多いと言うだけで、わざわざ記事を分割して店舗リストを全部載せる必要があるでしょうか?実際、見どころとしているのはせいぜい数か所程度であり、分割を行わずとも市町村記事の中で充分賄える程度だったりします。
そのため施設の記事を独立する為に分割する際には、上位記事との関連性を考えて慎重に行う必要があります。独断で行うよりも「旅人の居酒屋」で分割を行うのが妥当か、幅広く意見を求める方が良いでしょう。
- 記事分割を行う際の目安
- その街ではなくその施設を訪れる事が自体が主目的となりうる
- 主目的か否か、一日以上そこに滞在することが目的となりうるかが判断基準の目安になると考えられる。
- 例えば、浦安市を訪れるのが目的ではなく、東京ディズニーリゾートを訪れるのが目的である。
- その施設には複合的施設が多数存在しており、一括りにして述べるのが困難である
- その施設内に特色のある見どころが多数あり、一文で説明を行うのが難しい場合
- 例えば「国定公園」のようにエリアが広範囲だと、海のエリアに関する説明、山のエリアに関する説明、植生について学術的にまとめる説明、アウトドアに関する説明…とテーマが複数あって、一つに集約出来ない場合には分割するのが妥当と考えられる。
- 上位の市町村記事である程度、その施設の編集の傾向を見て規模が大きくなりそうであれば分割を検討する(熟成期間を持つ)
- 最初から独立を前提とした記事の作成を行わない。上位の市町村記事で取り上げた結果を見て、編集傾向から分割を判断する。
- 代表的な分割例
[編集] 一覧記事について
ある程度、同じ特徴を持つ分割記事(温泉や空港など)が増えてきた場合には、ポータルとなるページとしてカテゴリー機能を使うのではなく、一覧記事を作成して用いるようにしています。
これら独立化された記事の扱いについては、地理的階層の原則に従い「地区」と同等と扱っています。但しこれでは読者の立場に立った時に、従属関係(その都市にある施設)の把握はできるが、例えば旅行先を選定するのに「他の都市にも同様の施設があるのか?それはどこにあるのか?」知りたいというケースには対応できません。Wikipedia等でおなじみのカテゴリー機能を用いれば対応可能ですが、Wikitravelではカテゴリー機能について、現在使用制限が行われています。その為、ポータルの役割を果たすものとして一覧記事を作成して代用しています。
一覧記事を作成する上で注意しなくてはならないのは、Wikitravelにおいて目標では無いとしている「リンク集を作る」や「イエローページを作る」に示される構成になりがちです。これは単語のリストはトラベルガイドとして何ら重要性が無いという考えに基づいており、一覧記事を作成する上で単語(施設名称)の羅列にならないように編集をする事が必要です。
- 例えば、温泉の一覧記事について
- 登別温泉
- 熱海温泉
- 有馬温泉
- etc、etc…
と温泉地の名称が並んでいるだけでは、単なる温泉地のデータベースであって、トラベルガイドとしては読者に対して何らメリットをもたらすものにはならないでしょう。一覧記事を作成する際には、そのタイトルに対して、知っている単語を並べる事に終始せず、「温泉地の特徴を含めてリストアップしました。ぜひこの温泉地リストで温泉旅行のプラン決定に役立ててください」「四国八十八箇所霊場の霊場を巡る上で必要な豆知識がそろっています」といろんなアプローチで情報を提供すると言う事を念頭に執筆をお願いします。
尚、独立された記事で関連する記事がある場合、一覧記事にリンクする他に、独立された記事にテンプレート:{{Related|記事名}}を貼って関連記事の存在を示しています。使用方法の詳細については「Wikitravel:関連する記事」を確認してください。
- 一覧記事の例
[編集] 施設の情報を参照する(リンク)
独立化されていない施設のWikitravelの記事内で情報を参照するのに、基本は内部リンクを用いてその施設の情報が記載された記事(例えば市町村記事)を参照するようにして下さい。内部リンクの構文を[[情報が記載されている市町村記事名|施設名]]とバーティカルバー(|)で区切れば、表示は施設名だがリンクの参照先は市町村記事となります。
施設名に貼ったリンクが赤リンク(未作成)だからと言って、安易に新規記事を作成したり、リダイレクトを用いないようにして下さい。
[編集] 内部リンクを使用する
特定の施設にリンクを貼る場合には、それらの施設がある市や町(複数の地区に渡る場合は最も代表的なエリア)の記事へのリンクを作成してください。
- 例
- [[岡山空港]] → [[岡山市|岡山空港]]
- [[岡山空港]] → [[岡山市#着く|岡山空港]]
これらの書式のうちで、下段に挙げた書式のリンクを用いると、当該リンクをクリックした際それぞれの記事の「着く」節に直接ジャンプするので、町のページの中で空港について述べられた箇所をすぐ見つけることができて便利です。なお、参照してほしい情報の種類によって、「動く」「観る」「買う」など他の節にジャンプさせることも、もちろん可能です。
[編集] リダイレクトは使用しない
Wikitravelにはリダイレクト機能が付いていますが、独立していない施設への参照の為にリダイレクト記事を作成するのは、原則禁止とします。
- 禁止とするリダイレクトとは
例えば「大坂城」が「大阪市/中央区」の記事中にあり、独立記事になっていない場合
- 大坂城というリダイレクトページを作成し、転送先を「#REDIRECT [[大阪市/中央区]]」にする
- 大坂城というリダイレクトページを作成し、転送先を「#REDIRECT [[大阪市/中央区#観る|大阪市/中央区]]」にする
リダイレクトの機能の使い方としては、その記事に対して省略形や正式名称などの別の呼称がある際に、どちらで検索をかけても目的のページにたどりつける様にする為、用いると言う事が挙げられます。つまり、記事名とリダイレクトページの名称が同じ物(地名)を示していなくてはならないという事が挙げられます(記事名A=記事名B)。上記の例の場合、大坂城は大阪市の中央区に存在(所属)しているものであり、大阪市中央区のごく一部を参照しているに過ぎません(「大坂城=大阪市中央区」という関係ではない、大阪市の部分集合「大坂城⊂大阪市中央区」となる)。2番の記述は一見、正しく見えるかもしれませんが、リダイレクトは記事名を参照するものであり、節に対して行うべきのものではありません。
リダイレクトページは、記事の構成として#REDIRECT [[リンク先の記事]]と非常にシンプルなものではあるものの、あくまでも「記事」である事には変わらないので、考え方は独立した記事と同様です。
[編集] 町のページの各節で空港や駅などの施設を取り上げるには
空港や駅の中には観光的な要素を兼ね備えた施設も多数ありますが、それらの特色を複合的に備えた施設はそう数多くあるものではありません。ですので、空港や駅などの施設が持つ観光的な特色を紹介したい場合には、基本的にそれらの施設がある町のページの関係する節の中で紹介するようにしてください。以下にいくつか例を挙げますので、参考にしてください。
[編集] 「観る」節で取り上げる
例えば駅舎自体が重要な歴史的建造物に指定されている、駅構内に有名な壁画があり、多くの観光客が訪れる、空港の構内に博物館の分館が設置されているなど駅や空港、港湾施設などに見どころがある場合には、「観る」節で取り上げるようにしてください。以下にいくつかの例を示します。
- サン・ベント駅(ポルト)
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- スキポール空港(アムステルダム)
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[編集] 「遊ぶ」節で取り上げる
例えば駅の構内に温泉施設があり、多くの観光客に利用されているなどの情報については、その駅がある町のページの「遊ぶ」節で取り上げるようにしてください。以下にいくつかの例を示します。
- 阿蘇下田城ふれあい温泉駅(南阿蘇村)
[編集] 「買う」節で取り上げる
例えば空港や駅の構内に大規模なショッピング施設やユニークな店ががあり、多くの観光客に利用されているなどの情報については、その駅がある町のページの「買う」節で取り上げるようにしてください。以下にいくつかの例を示します。
- スキポール空港(アムステルダム)
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[編集] 「食べる」節で取り上げる
空港や駅、港などの構内、あるいはその近隣にあるレストランなどの情報については、基本的にはその町の「食べる」節で取り上げるようにしてください。
[編集] 「泊まる」節で取り上げる
空港や駅、港などの構内、あるいはその近隣にある宿泊施設の情報については、基本的にはその町の「泊まる」節で取り上げるようにしてください。

