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2011年11月16日付で、ウィキトラベル日本語版の記事が5,000件を突破しました。

Wikitravel:ウィキトラベルプリント版の活用

出典: Wikitravel

これは「お役立ち情報」の記事です。

石垣島のプリント版(A5サイズ袋とじバージョン)
石垣島のプリント版(A5サイズ袋とじバージョン)

ウィキトラベルはPC上で編集や閲覧をするだけでなく、実際紙にプリントして旅行ガイドとして持ち歩くこともできます。「ウィキトラベルプリント版の活用」では、そんなウィキトラベルプリント版の使い方を紹介します。


[編集] プリント版のメリット

ウィキトラベルのプリント版には、市販のガイドブックに比べて以下のようなメリットがあります。

かさばらない
必要な目的地だけプリントすればよいので、市販の旅行ガイドのように目的地があれこれ入って分厚く、そして重くなるということがありません。また、A5版サイズ(A4版横で2ページ分を割り付け)でプリントした場合なら、それをさらに2つ折りにしてしまえば、ジャケットやコートのポケットにもすっぽりと収まりますので、いつもポケットに入れて持ち歩き、好きな時に取り出して参照することもできます。
情報の幅が広い
多くのウィキトラベラーによって頻繁に更新されているページであれば、市販の旅行ガイドにもまだ盛り込まれていないような最新の情報を手に入れることもできます。また、一般的な冊子では取り扱わないようなマイナーな情報も取り扱われていたりします。
ローコストである
ウィキトラベルからのプリントですから、もちろん情報自体は全くのタダで、自分が行きたい目的地の情報をいくらでも打ち出すことができます。かかる経費はプリント(場合によってはコピー代。それでもおそらく100円もかからないでしょう)とWikitravelを閲覧する為のインターネットに接続する費用だけです。
旅行者の生の声が盛り込まれている
記事の多くが、実際にその土地を旅した人たちやその土地に住む人たちによって編集されているので、その土地を旅する上でのコツや一般の旅行ガイドではあまりお目にかかれないような土地の情報や穴場的な情報など、旅人の生の声もたくさん盛り込まれています。
どれだけ書き込もうが汚れようが心が痛まない(!?)
この日の旅行の為にと購入した新品の市販ガイドブックには、メモ書きを残す為「いざ!書き込もう」とするといささか抵抗感を感じてしまうかもしれません。ウィキトラベルのプリント版ならば、特別に上質なプリント用紙を使ったとか、たまたま「ウィキトラベル旅の栞」が匠の技できれいに仕上がってしまったとかであればちょっと惜しい気がするかも知れませんが、そうでなければ食事のおいしかったレストランの情報を書き留めるメモに使おうが、バス移動中の暇つぶしがてら落書きしようがあなたの自由です。

[編集] プリント版の作り方

[編集] ページのプリント方法

ページをプリントする場合は、まずページ左側の「ツールボックス」内にある「印刷用バージョン」のタグをクリックしてください。タグをクリックすると、ページが印刷にちょうどよい大きさになり、かつ、ツールボックスなどの表示のない書式に変換されてPCの画面上に表示されます。

あとは通常のインターネットのページを印刷するのと同様に、ページ上部のファイル→印刷の順にタグをクリックし、印刷メニューで適当な形式を選んで印字するだけです。

[編集] プリント版のスタイル

外部リンクの情報なども一緒に

記事の中には、例えば鉄道やフェリーの時刻表など外部のHP上の情報にリンクが貼られているものがあります。それらの情報も旅の目的や必要に応じて適宜プリントアウトし、冊子として一緒に綴じ込んでおくと、現地でプリント版を活用する際、さらに便利になります。

また、最近では航空券鉄道、バスなどのチケット、宿のバウチャー、旅行傷害保険などの必須アイテムも、電子化されたものをインターネットのpdfファイルなどでダウンロードするケースが増えてきていますので、それら必要書類についても予備用として1部余計に打ち出し、ウィキトラベルプリント版と一緒に綴じこんでおくと便利です。

なお、プリントバージョンを印刷しても、これら外部リンクが貼られている情報は紙面に直接表示されませんので、あらかじめ外部リンクをクリックして、必要なページから必要な情報を別途プリントしておき、製本する際に一緒に綴じ込むようにしてください。

打ち出そうとするページの情報量によって、プリント版にはいくつかの作り方がありますが、どれもとても簡単です。以下に紹介します。

A4版片面に印刷してホチキス止め
最も簡単な形式です。片面印刷にするか、両面印刷にするかは好みによりますが、情報量の多いページは印刷すると10ページを超えることもあるので、両面印刷の方がおすすめです。そのままでは少々かさばるので、持ち歩くときは2つ折にするとよいでしょう。
袋とじ
持ち運びを考慮して、A4用紙で2ページ/枚で印刷を行い、二つ折りにして重ねステープラーで止めるのがベターです。A5版とコンパクトな大きさになるし、また普通の本と同じ綴じ方になるので、もっとも使いやすい形態です(ただし、A4版に比べて字が多少細かくなるので、人によっては多少見づらく感じるかもしれません)。記事冒頭の画像のように、好みで表紙をつけてもいいでしょう(小学校の「修学旅行のしおり」作成の要領ですね)。
割付プラス両面印刷
紙の節約を考慮するのであれば、A4用紙で2ページ/枚の両面印刷に印刷するといいでしょう(一見複雑そうな印刷形式ですが、家庭用のインクジェットプリンターでも機種によっては比較的簡単に印刷することができます)。それをホチキスで留めて単に2つ折りにしてもいいですが、Z折りにすると参照するときページが横に広がらないのでより使いやすくなります。割付プラス両面印刷の場合、50ページくらいある記事でも、表紙を付けて通常のホッチキスで留めることが可能です(少し薄めの紙を使用すれば、それより多少ページが多くなっても製本することが可能ですが、両面印刷にするためページのにじみなどが起こって読みづらくなる可能性があります)。

[編集] 白黒印刷とカラー印刷

単に情報ツールとしてだけ用いるのなら白黒印刷で十分ですが、カラー設定で印刷するとページの装飾や地図が見やすくなります。カラー印刷にするかどうかは好みにもよりますが、カラー印刷の場合は白黒印刷より経費がかさむ(特にカラーレーザープリンターの場合)ことに注意してください。

[編集] 印刷の際の注意

ページの印刷方法として、大まかに分けて、レーザープリンターを使う場合とインクジェットのプリンターを使うケースがあります。どちらの場合でも使い勝手はそれほど変わりませんが、インクジェット印刷の場合は水に弱く、雨などに濡れると滲んでしまうことがありますので注意してください(ただし、最近のものはインクの改良が進んでおり、水に濡れても滲まないタイプのものもあります)。

ちなみに、ページの滲み対策としては、インクジェットで印刷したページを一旦コピーしてから、コピーの方を使うというやり方があります(つまりレーザープリンターで印刷した場合と同じような状態にするわけです)。また、今のところ実際に試したことがないのではっきりとは言えませんが、ページに防水スプレーを軽くかけておくという方法も場合によっては有効かもしれません(ただしこの方法を用いると、水性ペンでのページへの書き込みの際に支障が出る可能性があります)。

[編集] 旅行先のページが見つからないときは…

断片的な情報でも取りあえず打ち出してみる

ウィキトラベルの記事の中には、立ち上がってはいるものの、まだ断片的な情報しか書き込まれておらず、記事としての体裁をなしていないページも多数あります。そのようなページであっても、例えば移動手段などいくつかの項目に情報が書き込まれているなら、ぜひプリントして旅行に持って行くようにしましょう。

ウィキトラベルの執筆者の中には、個人旅行を好んでする人も多くいます。そのような人たちが、記事の中に、普通のガイドブックでは取り上げていない個人旅行の視点での現地を歩き回るためのコツや移動の際の重要な情報などを書き込んでくれるケースも結構あり、たとえ断片的であっても、現地でそのような情報が決定的な役割を果たして旅行がスムーズになることもあるからです。

みなさんが探している旅の目的地によっては、残念ながらまだ日本語版ウィキトラベルの記事が立ち上がっていないか、あるいは見出しだけでまだほとんど情報が書かれていないものもあります。でもあきらめる前にちょっと待って。

執筆依頼、旅行相談をしてみる
もし、あなたの出発日程が差し迫っておらず余裕があるのでしたら、執筆依頼または旅行相談を行ってみるのもいいかもしれません。もしかしたらウィキトラベラーの中に実はその街に詳しい人がいて、あなたのリクエストに対して新規でページを立ち上げてくれるかもしれません。ただ、Wikitravelの記事を一つ立ち上げるだけでも、多くのウィキトラベラーが幾日もの労を費やして作成されるものなので、一朝一夕であなたの要求に応えるだけの記事が出来上がるとまではいかないでしょう。プリントアウトするほどの情報になるかは別として、ホットな情報をあなたの会話ページや旅行相談の記事を通じて提供してくれるかもしれません。
日本語版以外のプロジェクトから調べる
もしみなさんが英語をはじめとする外国語を使えるなら、英語版などにその土地の記事がないか調べてみてください。どの言語にも一般に言えることですが、一般になじみのない旅行先でも、その土地で使われている言語のページにはそれなりの情報が掲載されていることがあります。他言語版もページレイアウトは日本語版とほぼ一緒なので、違和感なく日本語版同様の感覚で使う事が出来ます。もちろんプリントアウトして使うことも可能です。
また、日本語にページがある場合でも、とりあえず他の言語のページもチェックしてみて、有用な情報が見つかったならそれもついでにプリントして活用するとよいでしょう(みなさんが行こうとしている目的地に他言語版の記事がある場合、日本語版記事のディスプレイの左側に、同じ目的地のページがある言語の名前とその言語版でのページ名が表示されます)。外国の旅行者の視点は日本人と異なっていることもあり、日本の各地をはじめとするいろいろな目的地の記事で、みなさんの視点とはまた違った切り口からの意外な情報が得られるかもしれません。

[編集] プリント版を使い終えたら

実際にプリント版を使ってみて、使い勝手はどうでしたか?便利な一方で、いろいろと足りない部分も見つかるかもしれません。あなたの旅の中で得られた経験を糧に、Wikitravelをより一層充実させる為にもフィードバックをお願いします。

記事の充実化をお願いします。
プリント版を持ち歩いた事によって、あなたはその街の記事に対し情報不足を実感したかもしれません。次の人の為にも、その街の記事の加筆をお願いします。
記事の充実とは単にお店や宿泊先、遊ぶ場所のリストの数増しだけを指しているのではなく、そのスポットを体感して得た情報(面白い!、お買い得!、改装の為に閉鎖されてたetc…)の充実や、実用性や見栄えに配慮して例えば乱雑に並んだスポットのリストを街の動線に沿って並べ替えたり、印刷に配慮して色使いに気を使った地図や図表の作成、印刷ページを無駄に消費してしまう画像の表示サイズや配置を変える等、体裁を整えることも含みます。
プリントアウトして使ってみた感想をお願いします。
2009年10月10日、Wikitravelのプリント活用が報告された事を契機に、プリント版が旅行用携帯ツールとしての一歩が踏み出されました(マイルストーンより)。とは言え、未だ多くの人がプリント版を持って旅行しているかと言うとその機会は数える程と言わざるを得ず、プリント版の使い勝手としては未知な点も多々あります。プリント版に関する情報についてもフィードバックをお願いします。
例えば「△△のブラウザで表示したページを印刷するとインデントがおかしかった」「このタグが使われていると変な風に印刷される」等の技術的な要素については早急な対策は無理かもしれませんが、「画像サイズが××ピクセルだと大きすぎて無駄に用紙を使ってしまう」とか「冒頭文が長すぎるので、印刷の際に用紙1枚分を無駄にしまった」などスタイルについてならルール化によって改善できるかもしれません。

ウィキトラベルの記事はその大部分がまだまだ発展途上であり、ページをより充実させるためには皆さんの参加が大切です。足りないと思った部分を加筆し、提案や疑問点については旅人の居酒屋やノートページを利用してください。

次に使う人がより使いやすいガイドとなるように、ぜひページ編集への参加をお願いします!