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世界の旅
フエ (Hué) はベトナム中部地方にある古都、かつて19世紀初頭から20世紀半ばにかけて存在していたベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝の都が置かれていたことで知られる。市内には王宮や寺院、古い建物を利用した美術館などがあり、また郊外には歴代の皇帝廟や寺院などが点在している。
フエはベトナム戦争中、テト攻勢の舞台となったため、それら建物も多くは壊滅的な被害を受けたが、その後王宮などの主だったところは部分的に復元され、1993年にはそれらの古刹がベトナム初の世界文化遺産に指定された。街中を流れるフォーン川がいわばフエの背骨をなしており、川を境として、それぞれの河岸に旧市街と新市街が広がっている。街中を走るバイクの多さはベトナムの他の街と変わらないが、その喧騒の中にも、街全体にどことなく落ち着いた雰囲気が漂っている。
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日本の旅
柳井市(やないし)は、日本の西部、中国地方の山口県南東部に位置する市。
人口は約36,000人。瀬戸内海に面しており、こじんまりとした小さなまちである。かつては海運の要衝で、港町として栄えた。現在は山口県南東部における産業・商業の拠点となっている。瀬戸内海式の温暖な気候に恵まれており、冬でも比較的暖かい。
古くは縄文時代のころの遺跡が発見されており、その頃から人々が暮らしを営んでいたようである。茶臼山古墳は長さ85mの前方後円墳で、日本最大の大鏡が発見された。
かつては「楊井」と書かれていたが、その地名の由来は、約1,400年前にさかのぼる。豊後の国の般若姫が、天皇家に嫁ぎに行く途中、この地に立ち寄ったが、その時に飲んだ井戸の水がおいしかったので、お礼に楊枝を井戸のそばにさすと、たった一晩で柳の大木になったことから、といわれている。
江戸時代には、「岩国藩のお納戸」として呼ばれ、瀬戸内海屈指の港町として栄えた。柳井のシンボルである豪華な「白壁の町並み」はこのころに形成された。
現在は埋め立てが進み、海が遠のくと同時に、沿岸部に工場や火力発電所が立地してしまったので、港町としての風情は喪失しているが、「白壁の町並み」には当時の商家が立ち並び、今なお見ごたえがある。
山陽自動車道や山陽新幹線などの幹線から外れたところに位置しているため、瀬戸内海沿岸工業都市でありながらも、ゆっくりした時間が流れている。
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