2011年11月16日付で、ウィキトラベル日本語版の記事が5,000件を突破しました。
木更津市
出典: Wikitravel
目次
木更津市(きさらづし)は、千葉県にある市。東京湾アクアラインやTBS系列で放映されたドラマ『木更津キャッツアイ』で知られる街である。
[編集] 分かる
木更津市は千葉県の中西部の上総地方にある都市で、神奈川県川崎市とを結ぶ橋梁東京湾アクアラインの千葉側にあたる。市名の由来はヤマトタケル伝説に基づいており、市内には吾妻神社などヤマトタケル伝説に由来する地名や史跡が各所で見られる。観光地としてのイメージは低いものの、東京湾内では最大の広さを持つ盤洲干潟があることから、夏季には市内各地の海岸で潮干狩りや海水浴といったレジャーを楽しむことができる。2012年4月に木更津金田ICのすぐ傍に、関東圏では5番目となるショッピングモール三井アウトレットパーク木更津がオープンし、アクアラインを起点とした南房総観光のゲートウェイとなっている。
最近は東京の様な都会でもなく北海道で想像されるような田舎でもない「平凡な街」というイメージと、都心から近く日帰りできるという点から、ドラマやCM等のロケ地となる事が多い。
[編集] キーワード
- ヤマトタケル — 古事記や日本書紀に登場する伝説上の人物。蝦夷討伐の際に立ち寄ったことが描画されており、オトノタチバナヒメとの別れの舞台が木更津であったとされている。市内各地に伝説が残っており、市名の木更津もヤマトタケルの詩の一節「きみさらづ」が元になっている。木更津駅東口より東へ1kmほど歩いた場所にある太田山公園にはこの伝説を模して造られたきみさらづタワーがある。
- 『証城寺の狸囃子』 — 證誠寺に伝わる狸囃子伝説がモチーフとなった童謡。JR木更津駅の発車ベルに採用されており、市内のマンホールのデザインにもなっているので訪れた際には確認すべし。当市出身の俳優、中尾彬のデザインで1989年にふるさと記念切手の題材になる。
- 『与話情浮名横櫛』 — 別名『源氏店 切られ与三』。江戸期の木更津で実際に起きた事件をモチーフとした「しがねぇ恋の情けが仇」の台詞で有名な歌舞伎の演目。駅から歩いて5分足らずの光明寺には主人公の与三郎の墓がある。
- 『青の時代』 — 光クラブ事件の当事者で2代目木更津市長の息子、山崎晃嗣がモデルとなっている三島由紀夫の小説。主人公の前半生の舞台である千葉県K市は「矢那川」や「与話情浮名横櫛」など市を特定するキーワードから木更津市の事である。
- 『木更津キャッツアイ』 — 2002年にTBS系列で放映された木更津を舞台にしたTVドラマ。ドラマ終了後、続編にあたる映画が製作されるほどの人気で、ドラマで使われたロケ地にはファンが訪れるなどちょっとした観光名所と化している。
- 氣志團 — 木更津出身者がメンバーとして所属する、木更津で結成された音楽ロックバンド。
- 東京湾アクアライン — 対岸の神奈川県川崎市とを結ぶ高速道路。バブル時代の悪い公共事業の代表として何かとマスメディアで取り上げられるが、都心への移動時間が短縮したのも事実であり、地価の安い木更津で一戸建てを購入し、横浜・川崎の職場に通勤するというライフプランを組むことも可能である。
- ヤツルギ — 木更津市のご当地ヒーローで、2011年4月よりチバテレビで放映中の『鳳神ヤツルギ』の主人公。名前の由来は市内「八剱八幡神社」から。
[編集] サブカルチャー
- パー線 — 久留里線の事。地元の高校生の間で伝わる呼び方であり、「くるくるぱー」が語源という説がある。1時間に一本の割合で運行される。地元で「5時パーで帰る」というと「5時の久留里線に乗って帰る」という意味である。
- 中の島大橋 — 木更津港に架けられた赤い橋。映画『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』の劇中において、ぶっさん(岡田准一)が「カップルで渡ると幸せになれる」と唄っているが、地元の都市伝説では全くの正反対で伝わっており「カップルで渡ると別れる」事になっている。※キャッツアイ効果からか、ドラマ放映終了後に中の島大橋を訪れる人が増えたという。観光の目玉が出来たという意味では良い傾向なのだが、その一方で橋の欄干に落書きをする人が多くなったという問題が発生している。市としては「落書きしないで」と呼びかけているように、落書きは迷惑行為であるので観光の際にはマナーを守って楽しんでほしい。
- 木更津のスターバックス — 駅前にドトールコーヒーは以前からあるものの、かつて木更津市内にはスターバックスコーヒーは存在しなかった(2006年当時)。このことは、木更津キャッツアイの劇中でモー子(酒井若菜)の「木更津にスターバックスが出来ますように」と神社でお参りするという形で映画のネタにもとりあげられていたことでも広く知られている。ちなみにその時お参りしていた神社は市内富士見にある八剱八幡神社である。近隣の富津市にあるイオン富津ショッピングセンターにはスタバがオープンし、2007年ついに木更津市内にもスタバがオープンした(場所は海ほたるだが…)なお、2008年ほたる野にもオープンした。
- エポチカ — 90年代に木更津周辺で高校生ライフを過ごしていた人に伝わる言葉。その昔、木更津駅東口にEPO(エポ)という西武百貨店系の若者向けデパートがあり、そこの地下フロアの事を指す。エポチカにはゲームセンターがあって、木更津周辺の高校生達が集う学生のたまり場の様な場所であった。今となっては死語だが、当時高校生だった人が集まるとたびたび話題に上がる言葉の一つである。木更津市は一見すると寂れた街なのだがこの言葉が代表する様に、高校生世代を中心に文化が構成される傾向にある。ちなみに現在、EPOが撤退し、その建物の跡は駐車場に変わった。
- 『やっさいもっさい』 — 木更津に伝わる民謡『木更津甚句』の一節「やっさいもっさい」が語源の祭囃子。8月14日の木更津港まつりで木更津駅西口を会場にやっさいもっさい踊りが開催される。ソーラン節やよさこい節などと比較するとマイナーな部類に入るが、『木更津キャッツアイ』の作中で取り上げられて知名度が上がる。ちなみに、港まつりで流れるやっさいもっさいを唄っているのはデュークエイセスである。
- 海ほたるの住所 — 海ほたるの所在地は千葉県木更津市である。仮にもし海ほたるに郵便を出す用事があったとするならば、送り先を「〒292-0071千葉県木更津市中島地先海ほたる」とすると届く。木更津市と川崎市の市境は海底トンネル部にあり、アクアラインを利用した際に市境を表す看板があるので注意してみるとよい。ちなみに、川崎人工島(風の塔)を住所表記で表すと川崎市川崎区浮島町沖合5kmになる。
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
[編集] 列車で
市内にはJR内房線の駅として木更津駅と巖根駅が設置されている。市の中心駅は木更津駅であり、JR内房線と内房線特急および内房線乗入の総武快速線が停車する。尚、巖根駅には内房線普通列車(各駅)のみ停車する。
木更津駅へ
- 千葉駅から — 3・4番線:内房線を利用。所要時間約40分
- 東京駅から — 京葉線地下ホーム3・4番線:内房線特急「さざなみ」を利用。所要時間約60分
[編集] バスで
- 羽田空港から — 1F到着ロビー12番乗り場から木更津駅行きの高速バスを利用。所要時間約40分
- 川崎駅から — 東口34番乗り場から木更津駅行きの高速バスを利用。所要時間約60分
- 横浜駅から — 東口そごうビル1F18番乗り場から木更津駅行きの高速バスを利用。所要時間約60分
- 品川駅から — 西口ホテルパシフィック東京から木更津駅行きの高速バスを利用。所要時間約70分
- 東京駅から — 八重洲口から木更津駅行きの高速バスを利用。所要時間約60分
- 新宿駅から — 新宿駅西口小田急ハルク前35番乗り場から木更津行きの高速バスを利用。所要時間約85分、1本/hの割合で運行。
[編集] 車で
- 館山自動車道 — 千葉市から館山方面に約40分
- 東京湾アクアライン — 川崎市から木更津方面に約15分
- 国道16号 — 千葉、木更津、富津方面へ
[編集] 動く
[編集] 車で
- バスや電車といった交通機関を利用するには本数や路線の利便性が無いので、木更津および南房総の周辺都市を観光するのであれば、自家用車での移動かレンタカーを借りるのが無難。
[編集] バスで
- 市内を運行するバス路線は本数も少なく、足として使うには不便である。移動に使うのであれば予めバス時刻表を確認しておきたい。市内で営業しているバス会社は日東交通と小湊鉄道の2社。
- 海ほたるへ行くには、「木更津駅~川崎駅」を運行する高速路線バスが海ほたるPAを経由するのでこれに乗車する事で到達できる。海ほたるを経由する高速路線バスの乗車場は木更津駅東口7番乗り場、川崎駅東口34番乗り場。
- 三井アウトレットパーク木更津に行く場合、木更津駅からも路線バスが運行しているが、袖ケ浦駅(袖ケ浦市)からの方が運行本数は多い。
[編集] 足で
- ドラマ「木更津キャッツアイ」のロケ地巡りを目的として訪れた場合、主だったロケ現場は市中心部の木更津駅西口から木更津港迄の地域に集中しているので木更津駅から徒歩でロケ地巡りする事が可能。(但し、野球狂の詩は市中心部から離れた場所にある為、車での移動が必要)
[編集] 電車で
- 木更津駅がJR久留里線の始発駅となっている。久留里線は地元の高校生などの足として利用されるが、本数が1本/時間しかないので移動に使うには不便である。のどかな田園風景を楽しみたいのであれば乗ってみるのも一興である。
- 市内には久留里線の路線駅が5駅設置されており、沿線の主なスポットとして真里谷城址(少年自然の家)がある。尚、真里谷城址へ行くには馬来田駅にて下車し、駅から東に7kmほど、徒歩で1時間以上かかる。
- 久留里線を利用して行くことのできるスポットには、久留里城や亀山ダム(いずれも君津市)がある。
[編集] 観る
| | ||||||||||||
| | ||||||||||||
| |||||||||||||
[編集] 遊ぶ
東京湾最大の広さの盤洲干潟がある木更津市では、潮干狩りや釣りなどを楽しむ事ができる。
都心程充実しているという訳ではないが、周辺市町村と比べると木更津市は娯楽施設が多い、市内潮見のヤマダ電機 テックランドの側にあるゲームセンターイスカンダル、国道16号(旧道)を通って畑沢交差点から君津市方面へ500m程先のネットカフェアプレシオ君津店(君津市)などが挙げられる。
| |||||||||||||
| | ||||||
| |||||||||||||
[編集] 買う
| | ||||||||||||
[編集] 生活
| |||||||||||||
| |||||||||||||
[編集] お土産・その他
| |||||||||||||
[編集] 食べる
[編集] 特産品
| | ||||||
[編集] 安食堂
| |||||||||||||
| |||||||||||||
| |||||||||||||
[編集] 中級
[編集] 高級
| | ||||||||||||
[編集] 飲む
歌舞伎町やすすきのでイメージされるような歓楽街というものは木更津市にはないが、木更津駅前を中心に居酒屋やパブ・スナックなどが集まる。木更津駅西口には昔ながらのパブやスナック系のお店が多く、東口には比較的新しい居酒屋が多い。
| |||||||||||||
[編集] 泊まる
[編集] 安宿
| | ||||||||||||
[編集] 中級
[編集] 高級
| |||||||||||||
| |||||||||||||
[編集] 暮らす
東京湾アクアラインが完成した事により横浜市や川崎市への通勤時間が短縮され、また木更津駅はJR京葉線の通勤快速の停車駅であることから、東京都の通勤圏内であると言える。東京駅へはアクアラインバスでは50~1時間程度、JR京葉線の通勤快速で1時間程度、総武快速線でも1時間半ほどで到着し、横浜駅・川崎駅へはアクアラインバスで1時間程度で辿り着く。首都圏内において地価が安いこともあり、都内では夢のまた夢である一戸建て住宅を持つことも比較的容易である。
都心のように商業施設が充実している訳ではないので、ショッピングを楽しむとなると千葉市や横浜市まで出る必要はあるが、生活用品程度であれば富津市のイオンショッピングセンターやアピタ木更津店など地元の大型スーパーで事は足りる。
コンビニエンスストアや町の小病院程度ならば近所にあり徒歩でも移動が充分可能だが、大型スーパーや地域の拠点病院、娯楽施設、市役所や図書館といった公共施設など主要スポットは主に郊外に点在しており、移動手段として車が必要になってくる。とは言え、公共交通機関を移動手段に用いるには交通網も脆弱で本数が少ないこともあり、この街で生活をするのであれば自家用車や原付バイク、最低でも自転車は必要。
[編集] 出かける
[編集] 近隣のスポット
- マザー牧場(富津市)— 鹿野山にある観光牧場。牛の乳搾り体験やひつじの大行進など動物とのふれあいやバンジージャンプやゴーカートなどの遊びができる。
- 富津公園(富津市)— 富津岬にある公園。公園内には富津ジャンボプールがあり、流れるプールやウォータースライダーなどが楽しめる。
- 久留里城(君津市)— 別名「雨城」とも呼ばれる里見氏の拠城。JR久留里線で行くことが可能。
- 東京ドイツ村(袖ケ浦市) — 東京ドーム27個分の広さを持つカントリーファーム。
[編集] 次の目的地
- 東京/千葉方面(北上)
- 浦安市 — 東京ディズニーランドがある。JRの場合、内房線で蘇我駅まで移動し京葉線に乗り換え。車の場合、館山自動車道で千葉方面に向かい、京葉道路を経由して宮野木JCTで東関東自動車道を東京方面に向かい「湾岸市川IC」で下車。
- 千葉市 — 千葉県の県庁所在地で、幕張副都心や千葉市動物公園が見どころ。JRなら内房線上りまたは総武線快速に乗車。車なら館山自動車道か国道16号を利用の事。
- 袖ケ浦市 — 東京ドイツ村がある。
- 成田市 — 成田山や成田空港がある。JRの場合、内房線で千葉駅まで行き、成田線に乗り換え。車の場合、館山自動車道で千葉方面に向かい、京葉道路を経由して宮野議JCTで東関東自動車道を成田・茨城方面に向かい「成田IC」で下車。
- 館山方面(南下)
- 館山市 — 春になるとフラワーラインが見どころ。夏には海水浴が楽しめる。JRの場合、内房線下りの安房鴨川または館山行きに乗車。車の場合、館山自動車道か国道127号を利用の事。
- 富津市 — 道中、マザー牧場や鋸山が見どころ。
[編集] 外部リンク

