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黒島 (沖縄県竹富町)

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牧場で草を食む牛たち

黒島(くろしま)は八重山列島の島のひとつ。沖縄県竹富町に属する。島がハート型に近い形をしているので、ハートアイランドの愛称がある。 [1]



分かる[編集]

概要[編集]

道路を横切る微かな光

12月頃の冬場の夜に、日もとっぷりと暮れた漆黒の闇夜の中で島内の道を歩いていると、時折緑色のかすかな光がうろうろと動き回っているのを目にすることがある。一体何なのかと思って宿の主人に聞いてみたら、実はこれ、ホタルの幼虫なのだそうだ(調べてみると、きれいな水の出るところに棲む内地のホタルと違い、八重山諸島のホタルというのはどれも基本的に陸棲で、幼虫が好んで餌にするカタツムリが多く棲息するような、腐葉土化した落ち葉がたまった山中などの光があまり当たらない場所で成長するようだ)。

この時期まだ空を飛べずに道をうろうろしているのが、やがて成虫になって3月頃からぼちぼち空を飛びまわるようになるのだとか(ホタルのピークは4月下旬から5月頃)。かすかな光を放ちながら路上を動き回る姿は何とも妖しげだが、空を飛びまわる光景もきっと幻想的なものなのだろう。

石垣島の南東15kmほどのところに浮かぶハート形をした島。島の人口209人に対して島内にいる牛の頭数が2987頭(2013年12月現在)と、島民人口の15倍くらいの頭数の牛が島で飼われている。実際島内を動き回ってみるとわかるが本当に牛だらけの島で、サイクリングで島を一周している間も、あちこちで草を食む牛を見かける。また、西浜にはウミガメが産卵に訪れることから、ウミガメの島としても知られている。


着く[編集]

飛行機で[編集]

石垣島の石垣空港を利用する。空港から石垣港まではバスで15分(¥200)。


船で[編集]

八重山観光フェリー安栄観光石垣島ドリーム観光の3社が石垣島から高速船を運行している。所要時間35~40分、運賃は片道¥1,300、往復¥2,500。

島への到着時刻は次の通り。Y8:25、A8:35、A9:40、I10:10、Y10:35、A11:10、I12:10、Y13:05、Y15:05、A16:00、I17:10、Y17:20(Yは八重山観光フェリー、Aは安栄観光、Iは石垣島ドリーム観光)。

動く[編集]

玉石垣がある集落内の道

バスで[編集]

バスではないが、有償運送というシステムがあり、港から中心市街地・仲本海岸まで1乗車¥300。そのほか、レンタルバイクは1時間¥700、1日¥3,500である。

レンタサイクルで[編集]

港のすぐそばにレンタサイクル店が数店営業しているので、日帰りならここで自転車を借りて島を一周するといいだろう。ゆっくりまわっても、3~4時間もあれば、一通りの見どころを見て、食事を楽しむくらいのことができる。他の島と異なり、比較的平坦な地形なので、別にスクーターやアシスト付自転車にしなくても、普通の自転車で十分。

常に潮風にさらされているせいか、自転車の中にはところどころさびて腐食していたりするものも結構あるので、ブレーキがきくか、チェーンなどに問題がないかなどを一通りチェックしてから借りた方がよい。

足で[編集]

それほど広い島ではないので歩いて一周しても半日程度である。また、レンタサイクルは1時間¥200、1日¥1,000である。


観る[編集]

黒島ビジターセンター  
民具、農具、生活用品などが展示されている。
 所在  西海岸。港から徒歩20分。  電話  (0980) 85-4149  WEB  
 開場時間  9:30~16:30。  料金  無料。
黒島ビジターセンター


黒島灯台  
ハート型をした島の南端、とがった所にある灯台。ここに来ると恋が実るとか。灯台の中には入れない(というよりも、そもそも人が入れるような構造になっていない)。
黒島灯台


黒島研究所  
海がめの研究をしている施設で、ミニ博物館とミニ水族館を併設している。ミニ博物館の方にはかつて島で使われていた民具や船、カメの捕獲用具、サンゴやウミガメなど海洋生物の標本などの文物が展示されているほか、西表島からの送水管が完成するまでは水に恵まれず、天水にしか頼れなかった黒島での水とのつき合い方や、島に伝わるユニークな三線の保存方法など、島の民俗を紹介したパネルなども展示されている。

水族館では生簀にウミガメやサメが飼われており、それらが生簀の中を泳ぐ様子を間近で観察することができる(水槽に飼われている子ガメもかわいらしい。また、100円でカメのエサを買い、餌付けすることもできる)。その他、サキシマハブやヤシガニなども同じ施設内で飼育・展示されている。小さいながらも面白いスポット。なお、品数はそれほどでもないが、入口のカウンターでウミガメをモチーフにしたグッズも売られている。

 所在  西海岸。  電話  (0980) 85-4341  WEB  [2]
 開場時間  9:00~18:00  料金  ¥300。
黒島研究所


伊古桟橋  
伊古地区にある、長さ350mほどの桟橋。「長さ350m」と言っても別に大型のフェリーや客船が停泊するような規模ではなく、小さな船が係留できる程度の造りだが、長さだけが不釣り合いに長い。理由はわからないが、これはおそらく黒島の周りがサンゴの環礁で囲まれた遠浅の海で、そこまで伸ばさないと船が接岸できないためではないかと思われる(実際に桟橋を歩いてみると、歩き始めてからしばらくは容易に底が確認できるくらいの浅瀬が続く)。かつては漁船の停泊用に使われていたが、現在は桟橋としての役割は終えているそうだ。
 所在  島の北部、伊古地区
伊古桟橋

遊ぶ[編集]

西浜ビーチ  
島で最も長いビーチ。海がめが産卵にやってくる。
 WEB  [3]


仲本海岸  
シュノーケリングが楽しめるスポット(シーズン中は浜の休憩所近くに「南見屋(ぱいみや)」という店が営業しており、シュノーケリング3点セットやビーチパラソル、ライフジャケットなどを貸し出している)。浜にある休憩所からは対岸の新城島や西表島が見える。また、きれいな公衆トイレがあるので、島めぐりをする際のトイレスポットとしても使える。
 WEB  [4]
仲本海岸

買う[編集]

おみやげ[編集]

カメロンパン  
レストラン「パームツリー」(⇒「食べる」参照)で販売されている菓子パン。店の人が言うに、カメを象ったメロンパンというのは全国津々浦々にあるが、前足がちゃんとヒレの形をした、ウミガメのメロンパンというのは珍しいのだとか。甲羅をチョコ味のビスケット地にし、頭とヒレを普通のパンにして色と味を変えてみたりと、結構芸が細かい。見てのとおりかわいらしいパンで、そのまま噛り付くのが少々もったいない気もする。店が手作りで焼き上げているパンなので、味も確か。1個¥150。
 所在  パームツリーで。
カメロンパン

商店[編集]

たま商店  
東筋集落内、伊古桟橋方面に向かって伸びる道沿いにある、おそらく島で唯一の商店。小さい店ながら、食料品から日用雑貨に至るまで一通りのものがそろうので、本土や石垣島で買い忘れたものを島で調達するときなどにはとても頼もしい存在。離島の割に、比較的朝早くから夜まで営業しており、こちらもとても重宝だ。
 所在  竹富町字黒島1450(東筋集落内)。  電話  (0980) 85-4223  WEB  [5]
 営業時間  8:00~20:00  値段  
たま商店

食べる[編集]

おすすめ[編集]

ヤシガニそば  
八重山そばの上に、茹でて真っ赤になったヤシガニが丸ごと「どん!」と載っている一品。食べ方だが、まず下の麺を食べてから、ゆっくりとヤシガニに取りかかるのが「お作法」とのこと。ヤドカリの仲間であるヤシガニは身が引き締まっていて結構おいしい。また、上物を食べ終わってから飲むスープも、ヤシガニのダシがきいていてまた格別。注意して食べていても、食べ終わる頃には手と口の周りがそばのスープでベタベタになるのでその覚悟で(カニフォークを使って身をかき出して食べるのは普通のカニの食べ方と同じであり、結構時間がかかる)。

おいしい郷土料理の一つだが、大っぴらに薦めていいのかは少々悩ましい品でもある(何せヤシガニ自体は環境省のレッドリストにも載っている絶滅危惧種だから)。島の食堂で「ヤシガニあります」と書かれているところなら賞味できる(ただし店によっては事前に予約が必要なところもある)。そば1杯が¥1,500円くらい。

 所在  店の食堂で。
ヤシガニそば


牛そば  
他の島の牛そばは基本的に塩味だが、黒島のそれは味噌仕立てなのが特徴。他の島の牛そばと食べ比べてみるのもいいだろう。

安食堂[編集]

中級[編集]

味処はとみ  
昼は食堂、夜は居酒屋になる。
 所在  竹富町字黒島1818  電話  (0980) 85-4265  WEB  [6]
 営業時間  11:00~14:30、17:00~24:00。  予算  昼:そば¥500、定食¥650など。夜:単品¥500~。


うんどうや  
「やしがに」が食べられる店。
 所在    電話  (0980) 85-4308  WEB  [7]
 営業時間  11:30~14:00、18:30~22:00。  予算  昼:八重山そば¥500、やしがにそば¥1,500(要予約)、その他。
うんどうや


南来 (なんくる)  
牛汁の店。
 所在  竹富町字黒島361  電話  無し。  WEB  [8]
 営業時間  11:30~14:00。  予算  牛ごはん・牛そば¥700。


パーラーあ~ちゃん  
民宿「あ~ちゃん」(⇒「泊まる」参照)が経営する食堂。島の名物ヤシガニそばや牛そば、牛汁定食などが楽しめる。その他、八重山そばやゴーヤチャンプルー、とんかつ定食などの定番メニューもある。テレビの取材などに使われることが多いみたいで、店内には取材に訪れたタレントのものと思われる色紙が壁に飾られている。
 所在  竹富町黒島宮里83。  電話    WEB  
 営業時間  冬季は昼のみ営業。  予算  ¥600~¥1,000前後。ヤシガニそばは一杯¥1,500。
パーラーあ~ちゃん


パームツリー  
宮里地区周辺では、オフシーズンとなる冬場の夜でも唯一営業しているありがたい店。郷土料理というよりはどちらかというと洋食系で、タコライスとかチキンカツ丼が人気。同じ店でベーカリーも営業しており、ウミガメの形をした「カメロンパン」(⇒「買う」参照)とか、黒島の形をした「ハートアイランドパン」などオリジナルのパンやケーキ類なども売られている。
 所在  竹富町黒島47。道を挟んで民宿「あ~ちゃん」の左斜め向かい。  電話  0980-85-4395  WEB  
 営業時間  11:00~21:00  予算  ¥1,000~¥1,500前後。
パームツリー

高級[編集]

飲む[編集]

島カフェ  
フェリーターミナルのすぐ近くにあるカフェ。近所にレンタサイクルショップも数軒あるので、このエリアでレンタサイクルを借りて島めぐりをした後、船がでるまでの間の休憩や時間調整などに使える。
 所在  黒島フェリーターミナル向かい  電話    WEB  
 営業時間    料金  
島カフェ

泊まる[編集]

安宿[編集]

  • 民宿には備え付けのタオルがないこともあるので、タオル類を各自持参した方がよい(頼めば貸してはくれるが、基本的に宿の家族用のものを借りる形になってしまう)。
  • 喫茶店のように朝食のみを取れる店というのは基本的にないので、島内に宿泊する場合、前日にあらかじめ島内の商店などでパン類などの食料を調達しておくか、もしくは宿を朝食付きで泊まるようにするかのどちらかにした方がよい。


しま宿南来 (なんくる)  
西浜の近く、宿の主人の三線は名人級。
 所在  黒島412番地。  電話  (0980) 85-4304
 FAX  (0980) 85-4305
 WEB  
 時間    料金  素泊まり¥3,000、2食付¥5,500。


みやよし荘  
島で一番歴史のある民宿(それだけに、建物も結構年季が入っている)。1階には多数の漫画本があり、宿泊者は自由に読むことができる。また、宿の主人がバンドでもやっているのか、1階のリビングにはエレキギターなどの楽器が多数置かれている。貸し自転車無料。港への送迎あり。なお、部屋と廊下の仕切りは障子なので、基本的に防音は期待できない。
 所在  仲本海岸近く。  電話  (0980) 85-4152  WEB  
 e-mail  [9]
 時間    料金  素泊まり¥3,000~、2食付¥5,500~。
みやよし荘


民宿くろしま  
ダイビングサービス併営。
 所在  黒島1948番。仲本海岸近く。  電話  (0980) 85-4280  WEB  [10]
 e-mail  [11]
 時間    料金  2食付¥5,500~。


民宿あ~ちゃん  
比較的新しい宿。食堂併設。
 所在  竹富町黒島宮里83。  電話  (0980) 85-4936  WEB  [12]
 時間    料金  素泊まり¥3,500~、2食付¥5,500~


民宿みやき荘  
アットホームな民宿。
 所在  竹富町黒島1831。  電話  (0980) 85-4159  WEB  
 時間    料金  素泊まり¥3,000~、2食付¥5,000~

中級[編集]

なかた荘  
2003年に開業したきれいなバリアフリーの民宿。
 所在  黒島31。宮里海岸近く。  電話  (0980) 84-6811  WEB  
 e-mail  [13]
 時間  チェックイン 12:00 チェックアウト 10:00   料金  2食付¥6,000~。

高級[編集]

黒島マリンビレッジは2008年9月10日をもって閉館した。

気を付ける[編集]

  • 仲本海岸での遊泳事故に注意 — 仲本海岸はシュノーケリングのベストスポットの一つになっているが、潮の干満や風向などによって潮流が絶えず変わったり、日によって流れが速くなったり、あるいは急に水深が深くなったりといった特徴があり、それらに慣れていない観光客の間で死亡事故も含む遊泳事故が多発しているとのこと。このため、竹富町では、遊泳中のライフジャケットの着用、一人で泳がないこと、シュノーケルを使用する際には、事前に指導を受けること、遠浅だからといって、あまり沖合まで行かないことなどの注意喚起を行っている。仲本海岸で遊泳する際には、これらの点に十分に注意したい。
  • 牛に注意 — 冒頭にも紹介したとおり、黒島では島の至る所で牛が多数放牧されている。大抵は牧草地で草を食んでいるようなのどかな光景を目にするだけだが、時折そのような牛たちが餌場からの移動(?)のため、道を闊歩していることがあるようだ(島の道のあちこちに牛糞が落ちていることから、そのような光景自体が日常的に起こっていることがわかる)。島の人の話では、放牧地には電気柵があり、普通は牛が外に出られないようなしくみにはなっているものの、飼われている牛の中にはそれこそいろいろな個性の牛がいて、柵をうまくすり抜けたり、壊して外に出たりしてしまうものも中にはいるとのこと。また、牛舎で飼われているものよりも放牧牛の方が、骨格がしっかりとしていており、そこに肉を乗せていくため、内地の牛よりは体格ががっしりとしているそうだ。性格的にはおとなしそうで、普通にしていれば人に危害を加えることはなさそうだが、こんな牛に向かってこられたらそれこそひとたまりもないので、くれぐれもちょっかいを出さないようにした方がよい。なお、スクーターや自転車で島内を移動している人は、放浪牛との衝突事故にくれぐれも注意のこと。
  • ネコに注意 — 食べ物類を不用意に戸外に放置したりしないこと。集落内のネコにすぐ持って行かれてしまうそうだ。
  • カラスに注意 — ネコ同様、カラスにも注意。この島のカラスは結構性悪だそうで、戸外に置いた食べ物とかが持ち去られてしまう被害が多数報告されているとのこと(実際、旅行者が「おみやげ」の項目で紹介した「カメロンパン」を浜辺で撮影しようと、岩の上に置いてカメラを構えた瞬間に、カラスに持って行かれたようなケースもあるとのこと)。また、メガネなどの「光もの」も大好きだそうで、こちらも不用意に外に置いておくと、持ち去られてしまうことがあるそうだ。

暮らす[編集]

黒島郵便局  
伝統家屋をそのまま用いたようなデザインの赤い瓦葺の郵便局で、屋根の上にはちゃんとシーサーも載っている。島内で唯一、キャッシュカードで現金が引き出せる場所であり、クレジットカードでのキャッシングも可能。
 所在  竹富町黒島1032-1(東筋集落内)。  電話    WEB  [14]
 時間  ATMは8:45~17:30、土曜9:00~17:00、日祝休止。  料金  -
黒島郵便局

出かける[編集]

この記事「黒島 (沖縄県竹富町)」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。

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