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駅弁

出典: Wikitravel

これは「旅のテーマと主な目的地」の記事です。( → 世界の料理 へ戻る)

駅弁(えきべん)は、主に列車内で食するための弁当である。本来は駅弁は日本独自に近いが、台湾などにも存在する。


[編集] 分かる

 駅弁に関する記念日が年に2回ある。日本最古の駅弁として宇都宮駅のおにぎりとたくあんを販売し始めた7月16日と、算用数字の「4」と漢数字の「十」を合体させると弁当の「弁」という字に見えるからという理由から4月10日である。ただ、宇都宮駅よりも早い時期から別の駅で弁当が販売されていたという記録があるので、日本最古の駅弁がどこであるか結論は出ていないが、1877年(明治10年)から1884年(明治17年)の間だと考えられている。1872年(明治5年)に日本初の鉄道が開業したことから、日本に鉄道ができてから5~10年くらいで駅弁が登場したことになる。

 駅弁よりも後に食堂車が登場したが、通常の食事よりも高額であること、列車の高速化により食堂車の利用可能時間が短くなったことなどの理由で時代が進むにつれて急速に縮小していった。通常の弁当よりも割高な駅弁ではあるが、日常生活圏外にまで来たときくらいは何かいつもと違うものが食べたくなる心理が働くことや、ご当地の名産品を取り入れることで気軽にその土地の料理を楽しめるなどの理由で駅弁はまだまだ根強い人気を持っている。

 近年では、デパートや百貨店のイベントの目玉として全国各地の駅弁を1ヶ所に集めて販売する場合や、峠の釜めしのように高速道路のサービスエリアで販売する場合もあり、現地の駅に行かなくても帰る機会も増えている。

 列車で食事をするにはスーパーやコンビニなどで買ってから持ち込めばよいが、旅先で全国どこにでもある食事は面白くない。そこで旅情を感じながら食事ができる個性のある駅弁を食べてみるのはいかがだろうか。

[編集] 旅のヒント

  • 駅弁は時刻表の欄外にラインナップが載っているので、参考に出来る。しかしいつでも購入できるとは限らず、一部時間のみ販売や曜日によって休日とする会社もあるので要注意である。
  • 駅弁の種類は、大別して「普通弁当」と「特殊弁当」に分けられる。特殊弁当は地元の特産品をおかずにしてその地独自の食文化をイメージさせるものが多い。大部分の駅弁には食文化を紹介する資料としてのしおりが入っている。
  • 販売方法は、次のように分けられる。
    • 大きな箱を抱えたりワゴンに載せてホームを歩く。
    • ホームや駅舎内の売店で購入する。

[編集] 主な駅弁

[編集] 北海道

  • かきめし(厚岸町厚岸駅・氏家待合所調製)
  • やまべ鮭すし(札幌市札幌駅・札幌駅構内立売商会調整)
  • かにめし(長万部町長万部駅・かにめし本舗かなや調製)
  • いかめし(森町森駅・いかめし阿部商店調製)
  • 鰊みがき弁当(函館市函館駅・みかど調製)

[編集] 東北

[編集] 青森県

  • 陸奥湾産帆立釜めし ((青森市新青森駅/青森駅・ウェルネス伯養軒調製) — 陸奥湾の特産品であるホタテや錦糸卵、とびっこ、やまくらげなどが入っている駅弁。シンプルな作りだが味がしっかりしみ込んでいる。
  • 八戸小唄寿司 ((八戸市八戸駅・吉田屋調製)) — 三味線の胴をかたどった容器に入った寿司。付属の撥で切って食べる。

[編集] 秋田県

[編集] 岩手県

[編集] 山形県

[編集] 宮城県

[編集] 福島県

[編集] 関東

[編集] 茨城県

[編集] 栃木県

[編集] 群馬県

  • だるま弁当高崎市高崎駅・たかべん調製) — プラスチック製の赤いだるまの形をした弁当箱に、ご飯が入り、煮込んだ山菜や鶏肉などがトッピングされている。食べ終わった後の弁当箱は、貯金箱になる。  WEB  [1]
  • 峠の釜めし松井田町横川駅・おぎのや調製) — 益子焼で作られた容器の中に醤油味の炊き込みご飯と9種類の具が入っている釜飯。食べ終わった後の素朴な色合いの陶器の容器も、ちょっとしたインテリアや小物入れ、底に穴をあけて植木鉢などに使えるため人気が高く、持ち帰る人が多い。  WEB  [2]

[編集] 埼玉県

[編集] 東京都

  • 深川めし

[編集] 神奈川県

  • シウマイ弁当(横浜駅新横浜駅など横浜市周辺各駅・崎陽軒調製)
  • 鯵の押しずし(鎌倉市大船駅・大船軒調製)

[編集] 中部

[編集] 新潟県

[編集] 長野県

  • 岩魚すし(塩尻市塩尻駅・カワカミ調製)

[編集] 富山県

  • ますのすし・ぶりのすし富山駅・源調製) — 薄いわっぱ状の容器に寿司飯と鱒(または鰤とカブ)を敷き、笹で包んで押し寿司にしたもので、昔から広く知られた富山駅の名物駅弁。  WEB  [3]

[編集] 石川県

  • お贄ずし ((金沢市金沢駅・大友楼調製)) —

[編集] 福井県

  • 鯛鮨(敦賀駅・塩荘調製)
  • 香ばしい焼きかにめし
    香ばしい焼きかにめし — カニの炊き込みご飯の上に焼いたカニの足やハサミの部分がのっている駅弁。袋の封を切ると名前の通りカニの香ばしい匂いがしてくる。  所在  福井駅  料金  ¥1,200  WEB  [4]

[編集] 山梨県

  • 高原野菜とカツの弁当北杜市小淵沢駅・丸政調製) —  WEB  [5]
  • 汽車土瓶のお茶北杜市小淵沢駅) — 昭和30年ころに使われていた素焼きの土瓶に入ったお茶でその後すたれたため、いつでも手に入るのはここくらいとなっている。
  • 元気甲斐北杜市小淵沢駅・丸政調製) — 2段重ねの弁当。

[編集] 静岡県

  • 茶めし(静岡市静岡駅
  • 鯛めし(同上)
  • うなぎ弁当(浜松市浜松駅・自笑亭調製)

[編集] 愛知県

  • みそかつ&えびふりゃ~
    みそかつ&えびふりゃ~ — 八丁味噌が衣に浸み込んだひれかつ2枚と海老フライ1匹が入った駅弁。味が濃い甘めの味噌が使われているので、食べる際にはおかずとご飯の配分に注意。  所在  名古屋駅  料金  ¥900

[編集] 岐阜県

[編集] 三重県

  • 牛肉弁当松阪市松阪駅・あら竹調製) —  WEB  [6]

[編集] 近畿

[編集] 滋賀県

  • 近江牛ステーキ弁当(米原市米原駅・井筒屋調製)
  • 湖北のおはなし(同上)

[編集] 京都府

[編集] 大阪府

[編集] 奈良県

  • 柿の葉寿し吉野口駅) — 1~2口くらいで食べれる大きさの酢飯に、サバや鮭、鯛などをのせて柿の葉っぱで巻いて作られた押し寿司。

[編集] 和歌山県

  • 小鯛雀寿司(和歌山市和歌山駅・和歌山水了軒調製)
  • えびずし(和歌山駅・阪和第一食堂調製)
  • さんま鮨新宮市新宮駅・丸新弁当部調製) — 秋刀魚を開いて押しずしにしたもの。  WEB  [7]
  • めはり寿司新宮駅・丸新弁当部調製) — 酢飯を高菜の浅漬けで巻いて作られた郷土料理。もともとはソフトボールくらいの大きさがあるが、駅弁では食べやすい大きさの俵型になっている。  WEB  [8]

[編集] 兵庫県

  • しゃぶしゃぶ弁当・すきやき弁当(神戸市神戸駅三ノ宮駅新神戸駅・淡路屋調製)
  • ひっぱりだこ飯(同上)

[編集] 中国・四国

[編集] 鳥取県

  • 元祖かに寿し(鳥取市鳥取駅・アベ鳥取堂調製)
  • 吾左衛門ずし(米子市米子駅・米吾調製)

[編集] 島根県

  • 大和しじみのもぐりずし(松江市松江駅・一文字屋調製)

[編集] 岡山県

  • 祭ずし(岡山市岡山駅・三好野本店調製)

[編集] 広島県

  • たこめし ((三原市三原駅福山市の福山駅・浜吉調製)) —
  • しゃもじかきめし ((広島市広島駅・広島駅弁当調製)) — 牡蠣の炊き込みご飯にカキフライ、煮た牡蠣など牡蠣尽くしの駅弁。冬季のみ。
  • あなごめし ((廿日市市宮島口駅・うえの調製) —

[編集] 山口県

[編集] 香川県

[編集] 徳島県

[編集] 愛媛県

醤油めし
醤油めし
  • 醤油めし松山市松山駅・鈴木弁当店調製) — 小豆島の醤油で炊いた炊き込みご飯。


[編集] 高知県

[編集] 九州

[編集] 福岡県

  • おこわ無法松弁当(北九州市小倉駅・北九州駅弁当調製)
  • かしわめし(北九州市の折尾駅・東筑軒調製)

[編集] 佐賀県

  • 焼麦弁当鳥栖市鳥栖駅新鳥栖駅・中央軒調製) — シュウマイが6個とかしわめしが入っている駅弁。  WEB  [9]
  • かにちらしずし佐賀市佐賀駅・あら玉調製) —
  • 有田焼きカレー有田町有田駅) — 有田焼の器で焼いたカレー。

[編集] 長崎県

  • あごめし(佐世保市佐世保駅
  • 高菜弁当(同上)

[編集] 熊本県

  • このしろ寿司(八代市八代駅新八代駅・みなみの風調製)
  • 鮎屋三代(同上)
  • 鮎ずし(人吉市人吉駅・人吉駅弁やまぐち調製)
  • 栗めし(同上)
  • 鶏のてりやき弁当(同上)

[編集] 宮崎県

[編集] 鹿児島県

[編集] 海外

[編集] 台湾

[編集] 気をつけること

  • 正月など繁忙期、大量の購入などは調製元に事前予約が必要な場合がある。
  • 複数の業者が別々に販売している場合がある。欲しい駅弁がどこで売られているかチェックのこと。

[編集] 列車内での食事のボーダーライン

駅弁に限らず列車内で食事をする場合は、周囲の状況を見極める必要がある。食べてる本人は気付かないが、パンであれ弁当であれ、食べ物の匂いは意外と気になるものであり、中には不快に思う人も少なからずいるかもしれない。マナーの問題になり個人によって良い悪いのボーダーラインは変わってしまうが、次のような状況なら食事は大丈夫、控えた方がよいという例を挙げる。

[編集] 食事は控えた方がよいと思われる状況

  • 大都市圏を走っている通勤列車の中
    • 通勤列車では頻繁に乗客が入れ替わり、混雑する場合が多いので大多数の乗客に迷惑がかかるので食事は控えた方がよい。乗客が少ない場合でも控えた方がよい。
  • 乗客が多い普通・快速列車の中
    • ロングシートやクロスシートで座席のすぐ隣に見ず知らずの人がいる場合はその人にダイレクトに匂いが伝わっていくので食事は控えた方がよい。

[編集] 食事しても良いと思われる状況

  • 車内販売が実施されている列車に乗車中の場合
    • そもそも食べ物を販売していながら食事は禁止という状況は矛盾しているので、苦情は来ないと思われる。
  • 特急列車・新幹線など乗車券以外に特別料金が必要な列車に乗車中の場合。
    • 車内販売がされていなくても旅行者の利用が多い列車であれば、車内で食事している人がいても不自然ではないので、大丈夫だと思われる。
  • 乗客が少ないローカル線の列車
    • ローカル線は旅行で乗る人も多いので乗客が少ないのであれば食事をしても大丈夫だと思われる。

[編集] 食べ終わった後は…

  • 散らかさず、駅や車内のゴミ箱に棄てること。分別もきちんとすること。
  • 凝った容器の場合は、洗剤を持ち歩いて洗ってもって帰ることも可能だが、流し台のある駅は少ないので、迷惑にならない施設を探すこと。

この記事「駅弁」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。