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馬祖島

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「馬祖の剣」 (南竿、馬祖港)

馬祖島 (ばそとう、マツ)は中国大陸沿岸 (金門島の北)にあり、南竿島・北竿島などの島々を中心とした島嶼群である。一帯は国定公園になっている観光地ガイド (日本語サイト)


地域・地方[編集]

馬祖島の地図
東引島 (楽華村・中柳村)
列島の一番東側に位置し、基隆からは190kmほど離れている。
北竿島 (塘岐村・后澳村・橋仔村・芹壁村・坂里村及・白沙村)
南竿島とともに馬祖列島の核となる島。南竿島の北2kmほどのところに位置する。
南竿島 (介寿村・復興村・福澳村・清水村・仁愛村・津沙村・珠螺村・馬祖村・四維村)
連江県(馬祖島)の中心となる島。
東莒島 (大坪村・福正村)
列島の南に位置する。双子のように連なった2つの島の東側。
西莒島 (青帆村・西坵村・田沃村)
列島の南に位置する。双子のように連なった2つの島の西側。

市町村[編集]

5つの列島が4つの郷(県の下にある行政区画のひとつ)に分かれており、それぞれの島ごとに村がある。

  • 北竿郷:郷内の村は、塘岐村、后澳村、橋仔村、芹壁村、坂里村及び白沙村の6つ。島の中心は、空港がある塘岐村。
  • 南竿郷:連江県(馬祖島)の中心となるエリア。郷内の村は介寿村、復興村、福澳村、清水村、仁愛村、津沙村、珠螺村、馬祖村及び四維村の9つで、連江県政府の庁舎がある介寿村が島の中心になっている。
  • 東引郷:東引と西引の2つの島からなるが、西引は無人島になっている。郷内の村は、楽華村、中柳村(いずれも東引)の2つ。
  • 莒光郷:東莒及び西莒の2つの島を含む。郷内の村は、大坪村、福正村(以上東莒)、青帆村、西坵村、田沃村(以上西莒)の5つ。

その他の旅行先[編集]

分かる[編集]

概要[編集]

馬祖、馬祖島、馬祖列島

馬祖島は、上の地図にもあるとおり、主に5つの大きな島からなる群島ないしは列島である。実際、台湾ではこの地域全体を「馬祖」あるいは「馬祖列島」と呼び、日本のように「馬祖島」と呼んだりはしない。一般的な日本語の用例でも、通常なら複数の島々から構成されるこの地域を「馬祖諸島」あるいは「馬祖列島」と呼んでもよさそうなものだが、なぜ日本ではこの地域を「馬祖島」と呼び習わすことが多いのだろうか?

左の「概要」でも触れたとおり、「馬祖島」という言葉は、元々南竿島を指す言葉だった。南竿島を「馬祖島」と呼ぶ習慣はかなり古くからあったようなので、おそらく日本でも比較的早い時期に「馬祖島」という名称が定着したのだろう(ちなみに、第二次大戦中、日本軍も補給基地として「馬祖島」を重用したそうだから、近代以降、この島は日本でも比較的広く知られていたのではないかと推察される)。

南竿島以外の4つの島も含めて「馬祖」という呼び方をするようになったのは比較的新しく、1950年代に国民党がこの島を占領した後とのことだそうだ。国民党政府の占領以降、馬祖島は大陸反攻の重要な軍事拠点として外国人はもちろん、台湾住民一般にも固く閉ざされ、その往来が厳しく規制されることになったため、この島の情報が日本に伝わることもほとんどなくなってしまったのだろう。

国民党政府が「馬祖」のエリアをこのように現在のような島しょ群にまで拡大したなどということは、日本ではまず知られることもなかったに違いない。こんなこともあって、日本と台湾でのこの島(というか地域)の呼び方がずれてしまったのではなかろうか。

金門島と同じく中華民国福建省に属する(福建省連江県)。台湾本島とは異なり、これまでオランダやポルトガル、日本など外来政権の統治を受けたことがなく、地理的にも中国本土に近いため、台湾本島より中国文化の色が濃く残っている。

「馬祖島」という名称は、難破した船に乗っていた父親を助けるため身代わりとなって海に溺れ、後に航海や漁業などの女神として崇められることになる女性、媽祖に因んだもので、現在の南竿の馬祖港近くに漂着した媽祖のものとされる遺体を安置した廟が建てられていたことから、あたり一帯を「馬祖」と呼ぶようになったらしい。

天然の良港でもあり、大陸側の川、閩江へと船を進めるための目印にもなったことから、福建の船乗りを中心に「馬祖港」は古くから知られていたようで、清朝末期の文献にも「馬祖」という言葉が登場するそうだ。

大陸から至近の距離にあるため、1950年代以降に国民党政府がこの島を占領してからは、金門島などと同様馬祖島は大陸反攻の重要な軍事拠点として整備され、一般の往来が厳しく制限されてきた。1994年5月以降入島制限が解かれ、観光地としても訪れることが可能となって以降、馬祖島を管轄する連江県政府が、島の観光地化に力を入れ現在に至っている。

地区全体が、軍事要塞そのものようで、海岸部の至るところにトーチカや砲台が備え付けられており、中共軍の攻撃に備え、戦車や機関砲の銃身がすべて海に向けられている。また、迷彩色で塗られ、鉄条網が張り巡らされた護岸なども多く、草むらの一部には「危険・地雷原」といった標識が立てられている所もある。

半ば観光地化した今日では、これら東西冷戦が残した「インフラ」を観光目的に修復して一般に開放しており、地区全体がさながら戦争のテーマパークのような様相を呈しているが、一方で現在でも国軍の重要な軍事拠点であることには変わりがない。現に軍隊が駐屯し、物々しい雰囲気の漂う中で、観光気分で気軽に訪れるのが憚られるような地区も数多く存在しており、その意味では他とは多少異なった雰囲気を味わうことのできる観光地とも言える。台湾本島とはまた毛色の異なる地域であり、単なる観光気分を越えて、冷戦という歴史が両岸にもたらした現実を深く考えさせられる場所でもあるので、訪れる価値は高い。

なお、記事冒頭にもあるとおり、南竿島、北竿島及びその周辺の島しょ群を「馬祖島」と呼び習わしているのであり、実際に「馬祖島」という一つの島があるわけではない。

気候[編集]

連江県(馬祖島)の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)9.610.812.216.420.824.428.428.326.522.817.612.419.1
降水量 (mm)40.053.692.081.694.4170.4162.6131.4148.657.429.620.81,082.4
データ出典

地区全体が亜熱帯気候に属しており、年平均気温は20℃前後である。ただし、台湾本島よりは緯度的にやや北に位置することもあり、馬祖島の方が台湾本島より若干低めである。また、海洋性気候であるため、年間を通じて季節風が吹いている。通常は北北東ないし北東の風が吹くことが多いが、夏季のみ南南西ないし南西の風が吹く。

最も気温が高くなるのは7月から8月にかけてで、時に最高気温が35℃前後にまで上昇することがある。一方、冬場は大陸から寒気団が南下し、かつ季節風が強く吹くため、気温が低く肌寒い日が続き、亜熱帯に位置する島々にもかかわらず、時に降雪を観測することもある。

降水量は年間1,000mm程度と、台湾の他の地方に比べればそれほど多くはないが、地形の影響で霧が発生しやすく、特に3月から6月にかけては濃霧の影響で空の便が頻繁に欠航する(時に船が欠航することもある)ので注意が必要である。7月から9月にかけては台風が到来する。

観光案内所等[編集]

  • 観光案内所 (旅客中心、旅遊資訊服務中心) — 馬祖島の主要な島のうち、西莒を除く各島と、南竿及び北竿の空港内にはそれぞれ観光案内所があり、交通部観光局が発行する日本語のパンフレット(なかなかよくできた、きれいなパンフレットである)をはじめとするいろいろな資料(英語、中国語など)を入手することができる。また、案内所によっては、日本人とわかると、馬祖の成り立ちを紹介した日本語のDVD(ちなみにこのDVD、かなり日本語ができる現地の人によって制作されているようで、個々のセンテンスは文法的にとても正確なのだが、全体を通して聞くと日本語としてのニュアンスがどことなくおかしい)を見せてくれることもあるので、ぜひ活用されたい。なお、日本語のウェブページでも良質な情報が手に入るので、こちらも活用されたい。  WEB  日本語のウェブページ

喋る[編集]

馬祖カリュウ

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馬祖島では、主に福州語(閩東語)という、福州とその周辺で使われている福建語の方言が用いられている。台湾本島で使われている閩南語とそれほど大きな違いはないが、地区内を旅行していると、福州語ならではの独特の表現といったものにも出くわす。中でも「カリュウ」という言葉は、その代表格である(※残念ながら、日本のコンピュータでは「リュウ」の字が表示できないのでカタカナ表記にした)。

この「カリュウ」、もともとは「遊ぶ」という意味だが、「馬祖へようこそ」というキャッチコピーとして使われており、観光客がよく目にしそうな場所に掲げられている。右の画像にある、島内を走るバスの車体デザインなどにあるように、中にかわいらしくデザインされたものもあったりするので、旅行中注意してみて見ると面白い。

  • 台湾地区で唯一、福州語という福州とその周辺地域で主に用いられる中国語の方言が用いられる(右コラム参照)
  • 子供の頃から北京語の教育を受けるのは台湾本島と同じで、島内のほとんどの人は(訛のあるなしはともかく)北京語と福州語のバイリンガルである。
  • 台湾内で、日本の統治を受けていない数少ない地域の一つであり、台湾本島と比べると日本語が通じないことが多くなる(特に台湾のお年寄りのように、戦前に日本語教育を受けたため日本語が流暢な人というのはほとんどいない)。ただし、若年層を中心に外国語として日本語を学んでいる人も中にはいるため、観光案内所などのように、多少日本語が通じる場合があることもある。
  • 英語についても日本語と似たり寄ったりで、外国人相手のガイドをしている人など特殊なケースを除けばそれほど通じない。


着く[編集]

飛行機で[編集]

ノーマルチケットがおすすめ

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立栄航空のチケットには、1年以内なら予約変更可能なノーマルチケットと、予約変更不可のディスカウントチケットの2種類がある。価格的に見れば当然ディスカウントチケットの方が魅力的なのだが、日本から出かけることも考慮すると、実はノーマルチケットの方がはるかに使い勝手がよい。

まず、日本から同日で馬祖まで乗り継ごうとした場合、乗り継ぎの時間が読めないので、多少余裕を持って予定を組まなければならない。当然思ったより早く着いた場合などは、松山空港など乗り継ぎの空港でまとまった時間を過ごす必要があるのだが、空港に行ってみたら前の便に十分間に合う時間だったという場合、ノーマルチケットなら前の便に空席さえあれば、その便に振り替えて予定より早く馬祖島に着くことができ、現地での時間をより多く使うこともできる。さらに、天候の影響で南竿もしくは北竿の一方の空港が閉鎖されていても、ノーマルチケットなら空席状況によっては他方の空港に振り替えることも可能な場合がある。

両方のチケットの価格差は日本円にすれば片道あたりせいぜい1,000円ちょっとなので、俄然使い勝手のよいノーマルチケットの方がおすすめである。

台北市の松山空港や台中市の清泉崗空港からそれぞれ立栄航空が就航している。チケットは、日本からもインターネットを通じて座席の予約及び発券が可能(中国語の案内しかないが、繁体字(日本の旧字体にほぼ同じ)の漢字なので、何回か試行錯誤すれば購入にたどり着ける)立栄航空 (UIA)

島内の空港が小さく、大きな機材を飛ばせないため、特に週末などを中心に比較的利用しやすい時間帯の便から早い時期に満席になる傾向があるので、インターネットによる購入なども活用するとよい。なお、運行路線及び便数は以下のとおり。

北竿空港まで
  • 台北松山空港から約50分(台北発9:30、12:30、17:40。1日3便)
南竿空港まで
  • 台北松山空港から約50分(台北発6:50、8:30、10:50、13:30、15:10、16:00。1日6便。)
  • 台中清泉崗空港から約65分(台中発11:35。1日1便。)

日本からの場合、例えば羽田空港を7:20分に出発する中華航空の一番早い便に搭乗したとしても、台北の松山空港に到着するのが10時半頃となるため、馬祖島に行く乗り継ぎ便としては、12:30発北竿行きか、13:30発南竿行きを利用することになる。

ただし、馬祖島行きの便は天候等の関係で1時間程度遅れることが結構あるので、その便に空席があり、かつノーマルチケットであれば上に紹介した便よりも一つ前の便へ席の振替が可能である。その場合はお昼過ぎ頃には馬祖島に着くことができるので、例えば南竿からその日のうちに莒光郷(東莒、西莒)に渡ることが可能になるなど、早く到着できる分その日の行動パターンが広がることになる。

このような事情があるので、日本を出発する際にはとりあえず立栄航空13:30発南竿行きの便を予約しておき、松山空港で運行状況を確認し、「遅延」のサインが出ていたら、席の振替を交渉してみるとよい(簡単な英語ないし筆談で対応可能)。

なお、馬祖島路線はあまりにローカルすぎるためか、出発や遅延などのアナウンスも中国語でしか入らない。乗り遅れたりしないように、周りの乗客の行動を常に気にかけておいた方がよい。



船で[編集]

基隆港から馬祖(東引、南竿)行きのフェリー(台馬客輪)が出ている。所要約10~11時間。季節によって多少時刻が異なるようであるが、行きは概ね基隆港(西二ターミナル)を21:30頃出発し、翌朝6:00頃に東引の中柱港を経由後、南竿の福澳港には8:30頃到着する。帰りは福澳港を9:30に出港し、お昼頃東引を経由して夜基隆港へ到着する。詳しい時刻表についてはこちらを参照されたい。台馬客輪のHP

なお、3月から5月にかけては、飛行機同様、濃霧の影響で船が欠航することもある。運行状況についてはインターネットなどで確認するとよい。

動く[編集]

馬祖島に残る戦時下の中華民国

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馬祖島はかつて大陸反攻の前哨基地として使われていたこともあり、列島内の至る所に蒋介石の銅像だの、戦車やトーチカだのと、国共内戦時の雰囲気を色濃く留めた遺物(軍事施設の多くは現在でも国軍が実際に用いているため「遺物」などと言っていいものか悩ましいところだが)が残されている。このことは馬祖島関連の記事の中でもいろいろな形で取り上げてきたとおり。

その一つとして特に目を引くものに、戦時体制下に島内のあちこちに掲げられた「大陸反攻・祖国統一」もののスローガンがある。「枕戈待旦」と書かれた福山照壁(南竿のリードイメージ参照)などのように数キロ先からでも見えるような大きなものもあるが、ここまで極端に大きなものでなくとも、列島内のあちこちにいろいろと趣向を凝らしたスローガンが至る所にちりばめられている。

このコラムで取り上げたレリーフもそんなスローガンの一つ。台湾に建つ灯台が中国大陸を照らし出すイラストに「三民主義統一中国」と書かれたもので、「三民主義を国内統治体制に取り入れた台湾の国民党政府の叡智が、暗黒の共産主義大陸に曙光をもたらす」とでも言いたげなデザインに仕上がっている。

ところで、ここに描かれた大陸側の中国の地図、普段我々が見慣れているものより多少上の部分が張り出して、やや丸っこくなっているのにお気づきだろうか?実はこれも戦時体制下の名残なのである。蒋介石の率いたかつての国民党政府は、現在のモンゴル領も中国の領土の一部と主張しており、大陸側の共産政権に対して「モンゴルの部分も含めて我々国民党政府に返せ!」というキャンペーンを張っていたのだ。

当のモンゴルが聞いたら頭から湯気を出して怒り出しそうだが、モンゴルが独立した後も、当時の国民党政権ではこのような主張が平然となされていた(ちなみに、台湾がモンゴルの独立を実質的に承認したのは、2002年の陳水扁政権の時だそうだ)。このような半ばいわく付きのスローガンが、今ではその当時の雰囲気を窺い知ることのできる貴重な歴史的史料とでもいうべきものになって、島のあちこちに残っている。ウィキトラベル内の馬祖島関連の各ページでも結構取り上げたので、興味のある方は後で時間のあるときにでも各自探していただきたい。

船で[編集]

各島間に台馬客輪や南北竿快輪のフェリーが就航しており、主要な交通手段となっている。南北竿快輪

各島間の主な航路は以下のとおり。なお、3月から5月にかけては、飛行機同様、濃霧の影響で船が欠航することもある。運行状況については宿の主人を通じて電話で確認してもらうか、あるいは発着場で直接確認するとよい(インターネットを通じて確認できる場合もある)。

南竿・北竿間
馬祖島の幹線航路で、7:00から17:00までの間、北竿の白沙港と南竿の福澳港との間を1時間に1本のフェリーが就航している。南竿発北竿行きが毎時ちょうど発で、北竿発南竿行きが毎時30分発となっている。運賃は片道160元で(運賃そのものは110元だが、そこに離島振興の政府補助金の財源徴収分50円が加算されている)、所要時間は約16分。
南竿・東引間
基隆、南竿及び東引を結ぶ台馬輪(フェリー)が概ね1日1便運航されている。フェリーは三角航路となっており、奇数日は基隆港を出港した後南竿福沃港→東引中柱港の順に寄港し、基隆港に戻るルートを取る(「先馬後東」という)。偶数日はその逆で、基隆港を出港した後東引中柱港→南竿福沃港の順に寄港し、基隆港に戻る(「先東後馬」という)。
毎週月曜日は民用フェリーの運航がなく、代わりに軍の借り上げ船(「合富輪」。台馬輪を丸ごと軍が借り上げる)のみの運航となる。合富輪にも民間人用の乗船枠があるが、定員が25名のみで事前予約が必要。また、台馬輪以外にも月に9往復ほど、南竿福沃港と東引中柱港とを結ぶ連江航業航報の小型連絡船が運航されている。南竿から東引までの所要時間は2時間前後。
ただし、以上の運航スケジュールは天候が安定している場合のもの。冬場は海が荒れるため、特に東引中柱港に入れないことが多く(強風にあおられて船が中柱港に接岸できないらしい)、どちらの船もよく欠航する(何日にも渡って船が出ないこともよくある)。仮に運よく東引島に渡れたとしても、今度はそこから出ることができなくなる可能性が高いので、冬場の東引島への旅行は特に注意が必要である。
南竿・西莒/東莒間
南竿と莒光(西莒/東莒)との間を結ぶフェリーは1日3便ある。三角航路となっており、先着の寄港地が月ごとに変わる(偶数月が東莒先着、奇数月が西莒先着となっている)。南竿から西莒/東莒までの所要時間は概ね50分、西莒・東莒間の所要時間は概ね20分となっている。料金は大人200元、子供100元、団体(20名以上)160元。
南竿・莒光間航路の時刻表
南竿発 第一寄港地着発 第二寄港地着発 南竿着
07:00 07:50 08:10 09:00
11:00 11:50 12:10 13:00
14:30 15:20 15:40 16:30
西莒・東莒間
西莒・東莒間を結ぶフェリーは、午前中に2便(7時台と10時台)午後に2便(14時台と17時台)ある。所要時間は約15分。料金は大人80元、子供40元、団体(20名以上)60元。また、これ以外にも、上記南竿・西莒/東莒間のフェリーも両島間の移動に利用できる。
東莒・西莒間航路の時刻表
東莒発 西莒着   西莒発 東莒着
07:30 07:40   07:50 08:00
10:00 10:10   10:20 10:30
14:00 14:10   14:20 14:30
17:10 17:20   17:30 17:40

タクシーで[編集]

宿の主人や商店の店主などが自家用車をタクシーとして登録し、タクシー業を兼業しているのか、馬祖地区内の各島のうち、北竿や南竿、西莒ではタクシーが比較的多く走っている(東莒では他の島に比べてタクシーを見かける機会が少ない)。基本的に相乗り制であり、先客が乗っていても方面が同じなら乗せてもらえるので、停めてみるといいだろう。どの島でも1回あたりの移動が大体50~100元前後(ただし南竿で空港から馬祖村のように比較的遠くの村まで行くような場合は200元前後かかることがある)。メーター制のタクシーも中にはあるが、基本的に交渉制なので、乗車前に料金を確認しておくように。島内の道は勾配がきついところが多数あるので、必要に応じてタクシーをうまく利用するとよい。

バスで[編集]

馬祖地区のうち、北竿と南竿にはマイクロバスタイプの路線バスが運行している。ただし運行本数はあまり多くなく、幹線ルートでも30分~1時間に一本程度で、支線はさらに運行がまばらになるので、使い勝手は正直あまりよくない。どちらの島の路線も島内の山を抜けていくルート(山線)と海沿いの道を走るルート(海線)の2つがあるほか、主要なターミナルから島内の集落に行く支線が1日数本運行している。料金は1回15元で乗車時か降車時に支払う。おつりは出ないので、小銭を用意しておくように。なお、車内で一日乗車券(公車一日卷)を販売しているので、バスを使って島内をまわろうと考えている人は最初に買い求めておいてもよいだろう。1枚50元なので、4回バスを利用すれば元が取れる(ただし上に述べたような事情から、バスを1日に5回以上利用するのは結構大変である)。

レンタバイクで[編集]

馬祖地区内の宿などでスクーターの貸し出しを行っている。半日借りて300~500元前後といったところ。島によってはタクシー以外に公共交通機関がなく、移動の手段が極端に限られるため、レンタルのスクーターも便利。ただし、運転にあたっては基本的に日本の運転免許を中国語に翻訳した証明書(詳細は「国際免許」の項目参照)が必要(それなしで貸し出してくれるかについては未確認)。

ヘリコプターで[編集]

南竿と東引及び東莒西莒とを結ぶヘリコプターの航路がある。東引航路について詳細は不明。東莒西莒航路は季節運航で、10月1日から3月30日の間運行し、4月1日から9月30日の間は休航となる。運行日は月、水、金、日で南竿を離陸後東莒・西莒のヘリポートにそれぞれ寄港し、南竿の発着場に帰る三角航路となっている。南竿発14:20で料金は3,000元。ただし、霧や風など天候などによって運行がかなり影響を受けるため、時に運行時間が変更になったり、あるいは欠航したりすることもある。

観る[編集]

冷戦時代に大陸反攻の前線基地だっただけに、それら施設を改修し、観光客向けに開放した軍事関連の観光サイトが多い。また、航海の守り神である媽祖に縁のある島だけに、地区内のあちこちに媽祖廟をはじめとする媽祖関連の見どころや、台湾本島とは異なる、花崗岩を材料に造られた福建様式の建築群などもあり、それらの見どころを売り物にしている。それぞれの観光スポットについて、詳しくは各島のページを参照

  • 北竿島
    北竿島 — 小さい島の割には、見ごたえのある観光スポットがたくさんある。島内でも特におすすめの見どころである戦争和平紀念公園、北海坑道、芹壁集落の3つについては、それらのスポットだけ見て回っても十分半日程度の時間を費やすことができる。もし日程に余裕があるなら、まる1日ないし2日くらい使って島内をゆっくりと見て回るとよいだろう。島内の主な見どころとして、壁山、戦争和平紀念公園(06據点、08據点、戦争和平紀念公園主題館ほか)、北海坑道、中興公園、碧園原生植物園、馬祖天后宮(媽祖廟)、塘沃海灘、坂里海灘、芹壁村集落など。
  • 南竿島
    南竿島 — 面積・人口共に馬祖地区最大の島であり、他の全ての島との間が交通機関で結ばれているため、馬祖観光のゲートウェイとなっている。見どころもたくさんある。見どころは島内各エリアに点在しており、それらを結ぶ交通の便もあまりよくないため、効率的に回ろうと思ったら、タクシーをチャーターするか、レンタバイクを借りるとよい。島内の道はアップダウンが多く勾配もきついが、例えば津沙集落から北海坑道にかけての海沿いの道など、晴れていれば莒光の島々などを遠くに望めるような風光明媚な景色が続くところもあるので、一部区間を歩いてみるのもおすすめである。島内の見どころとしては、馬祖歴史文物館、馬祖天后宮(媽祖廟)、馬祖酒廠、八八坑道、十烈士紀念碑、四大金剛、文建館、華光大帝廟、勝天公園、鉄堡、北海坑道、大漢據点、鐵板天后宮、珠螺湾、秋桂山水庫、西尾夕照、牛角集落、津沙集落、山隴蔬菜公園、連江県水産試験所など。
  • 東引島 — 東引灯塔、東引酒廠、中柱島、紫沃、清水澳、西門流、烈女義坑、北海坑道、東湧水庫など。
  • 東莒島
    東莒島 — 馬祖地区の南部に2つ並んだようにしてある島の一つ。北竿や南竿に比べて観光地化されておらず、その分かつての軍事要塞の雰囲気がそのまま残っていて少々物々しい雰囲気を受ける。見どころは島内に点在している。西莒に比べると、数の点で見どころが少ないようにも感じるが、伝統様式の家屋や自然が作り出した荒々しい景観、軍事施設など、それぞれに興味深い見どころがいくつかある。特に大埔集落の周辺はとても風光明媚なところでおすすめのスポットである。なお、島内にはツーリストインフォメーションの展示コーナーを除いて、資料館や坑道など、インドアないしはそれに類する雨を避けて見学できるような観光スポットはなく、屋外を歩き回るか釣りなどをするなどアウトドア的な観光が主になる。主な見どころとしては、東莒(東犬)灯塔、福正集落、神秘小海湾、大埔集落、大埔石刻などを挙げることができる。
  • 西莒島
    西莒島 — 馬祖地区の南部に2つ並んだようにしてある島の一つ。北竿や南竿に比べて観光地化されておらず、その分かつての軍事要塞の雰囲気がそのまま残っていて少々物々しい雰囲気を受ける。見どころは島内に点在している。規模はそれほど大きくないが、伝統様式の家屋や自然が作り出した荒々しい景観、軍事施設など、島の面積の割にはそれぞれに興味深い見どころが少なからずある。なお、島内には資料館や坑道など、インドアないしはそれに類する雨を避けて見学できるような観光スポットはなく、屋外を歩き回るか釣りなどをするなどアウトドア的な観光が主になる。主な見どころとしては、青帆村集落、青帆村小巷、威武陳元帥廟、田沃集落、田沃天后宮、菜埔澳、菜埔澳據点、西坵村集落、樂道澳などを挙げることができる。

遊ぶ[編集]

地区全般[編集]

釣り  
馬祖島は地区全体が花崗岩でできており、複雑に入り組んだ海岸線が形成されているため、それらの海岸線が格好の釣りスポットとなっている。このため、台湾本土から釣り目的で馬祖島に出かける人も多い。釣れる魚や釣りのスタイルは島によって異なっており、東引では黒鯛や石鯛などを狙った磯釣りが、北竿や南竿では黒鯛などを狙った磯釣りが、また、東莒や西莒ではスズキを狙った船釣りがそれぞれ知られている。


バードウォッチング  
馬祖は中国大陸に近く、台湾本土とは気候が異なること、また、地理的に見て鳥が南北に移動する際の格好の中継地点となっていることなどから、台湾本土では見ることのできない珍しい鳥を見ることができる。このため、馬祖はバードウォッチングのメッカとしても知られている。バードウォッチングのスポットは無人島に多く、東引の雙子礁、北竿の白廟、中島、鉄尖、三連嶼、南竿の進嶼、瀏泉礁、莒光の蛇山がそれぞれ行政院農業委員会による馬祖列島アジサシ保護区に指定されており、保護区内で見ることができるアマツバメ、ウミネコ、エリグロアジサシ、オオアジサシ、クロサギ、ベニアジサシ、マミジロアジサシがそれぞれ保護鳥類に指定されている。またそれ以外にも、絶滅したと考えられていたヒガシシナアジサシの繁殖が近年複数のエリアで確認されており、馬祖地区周辺は、それら鳥類のホットスポットとして世界的にも注目を集めている。これらの場所がいずれも行きづらい所にあることや、種の保護などのため、主に夏場のバードウォッチングの季節を中心に、専用のツアーが催行されているとのこと。

島ごとのレジャースポット[編集]

北竿島
大澳山、尼姑山(いずれも磯釣りのスポット)、福澳港莒光堡森林遊楽区など
南竿島
津沙村、黄官嶼(いずれも磯釣りのスポット)
東引島
東莒島
西莒島

買う[編集]

老酒などの酒類  
馬祖島はもともと各戸でどぶろくが醸造されるなど酒造りが盛んな土地柄で、酒が特産品の一つにもなっている。お土産用のポピュラーな銘柄として知られるものとしては、南竿の馬祖酒廠で造られている老酒(紹興酒に代表される黄酒の一種で、もち米を原料にして造られる)、大麹酒、コウリャン酒(八八坑道陳高)、東引の馬祖酒廠で造られているコウリャン酒(東湧陳高)などがある。中でも東引の東湧陳高が有名で、総統府の賓客に振舞われる酒の一つとしても指定されている。
 所在  馬祖酒廠の販売コーナー、空港の免税品店などで。


馬祖酥  
小麦や卵、砂糖を原料にした生地を油で揚げて作られるスナック状の菓子で、1964年に当時国防部長だった蒋経国が、馬祖視察に訪れた際に口にしてそのうまさを絶賛し、馬祖にしかないお菓子だからということで「馬祖酥」という名前を新たに与えたという逸話が残っている。それほど生産量が多くないので、レアな台湾土産として喜ばれるかもしれない。
 所在  北竿の「發師傅」などの専門店、お土産店などで。


紅糟  
老酒を造るときに出る赤みがかった色の酒糟で、地元ではポピュラーな調味料として使われている。お土産用としては、ビンに詰められたものがみやげ物屋などで売られている。
 所在  地区内のみやげ物屋などで。


国民党政府のスローガンをモチーフにしたおみやげ各種  
枕戈待旦」(「戈(ほこ)を枕に朝日を待つ。」)、「毋忘在莒」(「莒に在ることを忘るる毋(なか)れ。」)など、国共内戦時に馬祖が国民党軍の最前線基地だった時代、駐屯している軍人や地元の住民を鼓舞するためにあちこちに掲げられていたスローガンが、現在ではキーホルダーやマグネットなどになってお土産屋などに売られている。馬祖地区を旅していて見かけるそれら戦時色プンプンのスローガンが気に入ったなら、そのミニチュアをお土産物として買い求めるのもいいかもしれない。
 所在  馬祖エリア内のおみやげ販売店などで。

食べる[編集]

台湾本島とは地理的に離れており、また、第二次大戦中も日本の統治下に置かれることがなかったため、食文化に関しても、馬祖で取れる食材を生かしつつも大陸(主に対岸の福州周辺)の影響を色濃く受けた、馬祖独特の食文化や料理が楽しめる。おすすめとして、以下のような郷土料理や銘菓がある。


酒糟料理  
もち米を使った老酒造りがさかんな馬祖では、醸造の際に大量に出る酒糟、「紅糟」を調味料に使った料理がよく食べられており、馬祖を代表する郷土料理の一つとして広く知られている。酒糟料理にはいくつかのバリエーションがあるが、地元のウナギを酒糟に漬けて焼いた「紅糟鰻」、「紅糟チャーハン」、「紅糟肉」などを比較的よく目にする。酒糟の芳醇な風味が素材に移ってマイルドな味付けになっており、なかなかいける。
 所在  地元の食堂で。「馬祖風味」「馬祖小吃」などと書かれた郷土料理を出す店ならどこでも賞味できる。
  • 紅糟炒飯
    紅糟炒飯 — 酒粕を使った地元馬祖の料理の中でも最もポピュラーな一品で、郷土料理を扱っている食堂なら大体どこでも食べることができる。老酒の酒粕が入っているため、少々赤っぽく見えるのは他の酒糟料理と同じだが、その他の調味料も使って油で炒めているせいか、見た目ほどには酒粕の味が表に出ているようには感じない。


海産物料理  
海に囲まれているだけに新鮮な海産物が豊富に水揚げされており、それら海産物も郷土料理の重要なアイテムの一つとなっている。周辺で獲れる白身魚の魚肉を麺に練りこんだ「魚麺」、貝類の一種である「佛手」や「淡菜」、蝦蛄などが有名。
 所在  地元の食堂で。「馬祖風味」「馬祖小吃」などと書かれた郷土料理を出す店ならどこでも賞味できる。


継光餅 (チーコンピン)  
小麦で作った生地を炭火で焼いた、パンに似た郷土銘菓で、ゴマをまぶしたベーグルみたいな形をしており、これにカキ入りのオムレツや肉類、キャベツ、ネギなどを挟んで食べる。朝食や軽食の定番メニューの一つでもあり、地元では「馬祖バーガー」あるいは「馬祖ベーグル」などとも呼ばれている。もともと明の将軍、威継光が行軍中の食料として発明したもので、ひもを通した継光餅を胸元にぶらさげ、兵士がそれを食べながら戦ったとの言い伝え(どことなくサンドイッチのルーツとして語られるエピソードに似ていなくもない)もある。南竿などには専門店もあり、常温でも2~3日程度日持ちがするので、おみやげに持ち帰ることもできる。冷蔵庫に入れておけば1週間程度、冷凍すれば3か月程度保存がきく。冷蔵のものについてはオーブントースターで3~5分ほど温めて、また、冷凍の場合は電子レンジ30秒ほど解凍して食べる。その他、油で揚げて食べる食べ方もある。
継光餅


地瓜餃  
サツマイモの粉と小麦粉を使い、白玉のようなモチモチとした食感の色とりどりの皮でゴマやピーナッツの風味の甘い餡を包んだ、一口サイズの餃子に似た地元特産のスイーツ。これを、白玉汁粉を少し薄くしたような甘い汁で煮て食べる。「黄金地瓜餃」とも言う。冬場に食べると特においしい。地元の食堂や菓子店などで賞味することができる。一杯が50元くらい。
地瓜餃


魚麺 (ユィミェン)  
もともとは保存食として考案されたもので、馬祖島でよく獲れる魚をすり身にして麺の生地の中に練りこみ、乾燥させてある。麺自体はきしめんのように白くて平たいが、きしめんなどに比べると結構硬くコシがあり、また独特の風味がする。北竿で製造が盛んに行われており、専門店がいくつかある(店先で、トラックの荷台などに作りたての麺を天日干ししているので、すぐにわかる)。馬祖の有名な観光土産の一つ。なお、小売店の中には店先で直接麺を煮て食べさせてくれるところもあるので(店の看板や入口などに「現煮」と書かれているのが目印)、機会があれば一度賞味してみるとよい。
 所在  北竿塘岐村など。
魚麺


老酒麺線  
日本のそうめんに似た細い麺の上に青菜や肉、目玉焼きなどが乗った料理で、スープに地元特産の老酒がふんだんに使われている。食べている間、老酒の芳醇な香りが漂ってきて実に風味豊かだが、酒に弱い人が知らないで一口食べると、揮発したアルコール分でとたんにむせ返るかもしれない。冬の寒い時期に食べると体があたたまる。老酒が特産の馬祖らしい一品。
老酒麺線

飲む[編集]

気を付ける[編集]

  • 地雷に注意
    地雷に注意 — 冷戦当時、大陸からの奇襲に備えて海岸部を中心に多数の地雷が軍によって埋設され、その一部が今でも残っている。地雷の中には、長い年月が経過する中で、埋設位置がよくわからなくなってしまったようなものもあるとのこと(かつては、農作業などに出かけて地雷の被害に遭う島民もいたようだ)。車道や歩道などが付設されており、人の往来があるところは特に問題がないが、荒地や草原のような、普段あまり人が足を踏み入れないような場所には不用意に近づかない方がよい。右の画像のように、警告の標識があるところもあるが、全ての地雷原に標識が立っているという保証はないので、十分注意されたい。
  • スクーターの運転に注意 — スクーターは小回りがきくし、時間に拘束されないので、あまり交通の便がいいとは言えない馬祖島内を巡る手段としては、タクシーと並んで最も便利なもの一つと言える。ただ、どの島も起伏に富んでおり、特に山間を中心に急な坂やカーブが続くため、島内の道は決して運転しやすい道とはいえない。加えて右通行に慣れないこと、あまり天候が安定しないため、途中雨に降られることがあることなどがあり、いずれも事故につながる原因となりやすいことから、島内観光の手段として、地理に不案内の旅行者に対してはスクーターの利用は正直あまりおすすめできない。見どころを片端から観てまわるのでもない限り、タクシーを都度利用しても、スクーターを半日ないし1日借り上げるのとそれほど値段が変わらないので、なるべくならタクシーを活用した方がよい。もしスクーターを利用する場合であっても、運転には細心の注意を払うように。
  • 冬季の防寒対策 — 馬祖島は台湾内では比較的気候が厳しく、特に冬場は日本と変わらないくらいにまで冷え込むことがあるが、比較的しっかりとした宿でも暖房がないところが多い(エアコンに「暖房」のスイッチがあっても、大抵は送風になるのみ)。台湾というと南国というイメージがあるのでつい冬物もそれほどしっかりしたものを持っていかないことも多いと思われるが、現地に着いてから宿の部屋であまりの寒さに震えあがることもあるので、冬場に訪れる際には防寒対策をしっかりとしていった方がよい。例えばダウンジャケットなど、日本を出発したときに着ていた防寒着がそのまま使えるくらいの日もあるので、少々かさばるかもしれないが、空港に預けたりせずにそのまま持っていくとよいだろう(寒暖の差が激しいため、日によっては日中シャツ1枚でも平気なときもあるが)。また、ヒートテックのような防寒用の下着も重宝するので上下1枚くらいずつ荷物に加えておくとよいかもしれない。

出かける[編集]

  • 福州南竿福澳港から1日三便ほど、対岸の中国大陸側にある都市の福州行きの船が出航している。台湾が中国大陸反攻を唱えているときにはおよそ考えもつかなかったルートなので、話のタネに利用してみるのもいいかもしれない。

外部リンク[編集]

  • Let's go 馬祖(連江県の観光パンフレット):馬祖地区を紹介した日本語版のeブック。日本語で書かれたものとしてはおそらく一番情報が充実しており、かつコンパクトにまとまっていて使いやすい(パンフレットを見るには、左のリンクをクリックして表示されるページの中ほどにある「全蛍幕」のボタンをクリック)。必要なページごとに印字することもでき、左右見開きA5版(二つ折りにすればA6版)のパンフレットとしてそのまま使える
  • 馬祖旅遊通:馬祖島観光のポータルサイト。馬祖地区までのアクセス、島内の交通手段、現地の気象情報、見どころ、食事、宿泊などの情報が使いやすい形でまとまっている。中国語のサイトだが、ページによっては漢字を追っていけば大まかな意味がつかめるので、旅行前に現地の情報を収集するのにとても参考になる。
  • 馬祖国家風景区:行政院交通部観光局が作成している馬祖地区のガイド。中国語版は馬祖観光に必要とされる情報はほぼ網羅しているが、情報が多いため、自分が必要とする情報にたどり着くまでに少々苦労する。他に英語版や日本語版があり、参考になるが、日本語版は中国語版に比べて情報量が限られる。
  • 馬祖カリュウ旅遊網:連江県政府が作成している馬祖地区のガイド(中国語版のみ)。観光地図やバス路線図、時刻表など有用な情報がいろいろと手に入る。