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香港

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香港の眺め
国旗
香港の旗
基礎データ
首都 香港
通貨 香港ドル (HKD)
面積 1,092km²
水面積率: ○○%
人口 7,394,170人
言語 英語広東語北京語
電気 220V 50Hz BF型プラグ
(B型プラグの場合有り)
国際電話番号 +852
ドメイン .hk
時間帯 UTC +8


香港(ホンコン、英語:Hong Kong)は中華人民共和国の特別行政区である。


地方[編集]

香港には18の行政区があり、それらは次の3つの地方に大きく分けられる。

香港島
  • 中西區 (Central and Western District)
  • 灣仔區 (Wan Chai District)
  • 東區 (Eastern District)
  • 南區 (Southern District)
新界

東部

  • 北區 (North District)
  • 大埔區 (Tai Po District)
  • 沙田區 (Sha Tin District)
  • 西貢區 (Sai Kung District)

西部

  • 元朗區 (Yuen Long District)
  • 屯門區 (Tuen Mun District)
  • 荃灣區 (Tsuen Wan District)
  • 葵青區 (Kwai Tsing District)

島嶼部

九龍
  • 油尖旺區 (Yau Tsim Mong District)
  • 九龍城區 (Kowloon City District)
  • 深水埗區 (Sham Shui Po District)
  • 觀塘區 (Kwun Tong District)
  • 黃大仙區 (Wong Tai Sin District)

分かる[編集]

歴史[編集]

1839年の第一次アヘン戦争で清国が敗れた結果、1842年に結ばれた南京条約で清朝が香港島をイギリスに永久割譲。1860年には九龍半島の部分が割譲地に追加された。さらにその後1898年には九龍半島の北側部分を99年の期限付きで清国から租借。

第二次世界大戦下での日本軍の占領統治を経験した後、1945年に再びイギリスの植民地に復帰する。1984年にマーガレット・サッチャー首相と鄧小平中国共産党中央委員との間でなされた合意に基づき1997年に割譲地と租借地を中華人民共和国政府に返還。

国民[編集]

漢民族が約95%を占める。その他、フィリピン人などの外国人労働者の数も多い。

気候[編集]

乾季と雨季がはっきりと分かれている。特に6月から8月にかけての雨量が多くこの3か月に年間降水量の半分以上が集中する。丁度日本の夏休みに当たる時期であるが高温多湿のこの時期は香港旅行にはあまり向いていないと言える。

台風の通り道になることがしばしばあり、強い台風の直撃があると、外出禁止令が発令されることがある。

香港の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)16.316.218.822.625.627.828.328.127.225.121.718.023.0
降水量 (mm)26.850.342.6184.9222.5428.6407.6526.3280.3124.131.435.02,360.4
データ出典

祝日[編集]

  • 1月1日:元旦
  • 5月1日:メーデー
  • 7月1日:香港特別行政区成立記念日
  • 10月1日:国慶節
  • 12月25日:クリスマス

その他、旧暦1月1日の春節を始め、清明節、端午節、中秋節、重陽節など中国人社会の伝統的な節句、イースターなどキリスト教関連の祭日(いずれも移動祝祭日)も祝日に指定されている。

香港では一般に正月を1月1日ではなく旧正月で祝う(2009年の場合は1月26日。1月1日も祝日である)。この日は多くの店舗は休業となる。

時差[編集]

時差早見表 (UTC +8)
日本の時刻 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
現地の時刻 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

※ 表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。

観光案内[編集]

古くから日本人に人気のある香港は、東京と大阪に日本支局を開設して観光情報の提供を行っている。

  • 香港政府観光局 東京オフィス 所在  東京都千代田区丸の内3-1-1。国際ビル2F。東京メトロ有楽町線・JR「有楽町駅」、都営三田線・東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」下車。  電話  (03) 5219-8288  FAX  (03) 5219-8292  時間  9:30~12:30、13:30~17:30。土日祝祭日休業。  WEB  [1]
  • 香港政府観光局 大阪オフィス 所在  大阪市西区西本町1-4-1。オリックス本町ビル9階。地下鉄四つ橋船・中央線・御堂筋線「本町駅」下車、19番~20番出口すぐ。  電話  (03) 5219-8288  FAX  (03) 5219-8292  時間  9:30~12:30、13:30~17:30。土日祝祭日休業。  WEB  [2]

着く[編集]

香港の地図

飛行機で[編集]

市街地のすぐ側を超低空で滑走路の横から進入し、着陸寸前に大きく旋回して滑走路に下りる「香港アプローチ」で有名だった香港啓徳空港はその役目を終え、現在、飛行機は香港最大の島、ランタオ島にある香港国際空港に着く。香港国際空港香港國際機場、チェクラプコク空港)


空港から街の中心まではMTR(香港鐵路)のエアポートエクスプレス やエアポートバス、タクシーなどが出ている。エアポートバスは中心部に入ると高級ホテルに順次停車するルートで走る。MTR東涌線の東涌駅までバスも出ていて、これを利用して東涌線で市内に入るのが最も安い。エアポートエクスプレス

日本航空、全日本空輸、キャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空、ノースウェスト航空、ユナイテッド航空などが日本との直行便を設定している。

エアポートエクスプレスを利用して香港を発つ利用者は九龍站香港站(駅)でエアチケットのチェックインや手荷物の預託ができる。

列車で[編集]

中国本土の深圳から尖東站(駅)まで及び広州から紅磡站(ホンハム駅)までを結ぶMTR東鐵線がある。

また、北京上海と香港とをそれぞれ1日おきに結ぶ京九鉄道も運行されている。

車で[編集]

最近開発されつつある新界の西北部「天水圍(ティンソイワイ)」のやや北東部分に当たる「落馬洲(ロクマーチャウ)」から「皇崗(ファンガン)」へ抜ける中国本土入国ルート。香港と中国本土のダブルナンバーを所有する車に乗る者以外は「落馬洲」で降り、有料の越境バスに乗って越境するしかない。

ガソリン代の高さは世界トップクラスである。運転にはかなりの慎重さを要する。

バスで[編集]

船で[編集]

中環のフェリーターミナルから香港郊外の島々を結ぶフェリー、 西環のマカオフェリーターミナルからマカオ行きのフェリー、 尖沙咀の中港城(チャイナホンコンシティ)からマカオ及び華南地区行きのフェリー、 などが就航している。

動く[編集]

香港の交通の特徴として挙げられるのは八達通(オクトパスカード、Octopus Card)であろう。日本のSuicaやICOCAの利便性を高めたような電子マネーカードでMTR利用者のほとんどがこのカードを使ってチケットレスで改札を通っている。

MTRのみでなくスターフェリー、トラム、バスなどの交通機関はもちろんスーパーマーケットやコンビニエンスストア、一部のレストランなどでの支払いに充てることができる。カードの価格にはHK$50のデポジット(保証金)が含まれており、カードが不要になった際は窓口に返せば未使用額と共に払い戻されるので短期の滞在でも用意しておいて損は無い。

オクトパスカード(個人)

八達通(オクトパスカード)[3]

  • 大人 = HK$150(利用可能額はHK$100)、子供/高齢者 = HK$70(利用可能額はHK$20)
  • 個人(Personalized) = HK$100(手数料HK$20のため、利用可能額はHK$30)
  • 有効期間は最終増値日より3年間。
  • 購入後3ヶ月経過せずに返金する場合はHK$7の手数料。
エアポートエクスプレス・ツーリスト・オクトパスカード(旧版)

機場快綫旅遊票(エアポートエクスプレス・トラベルパス)[4]

  • エアポートエクスプレス2回乗車+MTR3日間乗り放題 = HK$300
  • エアポートエクスプレス1回乗車+MTR3日間乗り放題 = HK$220
  • 香港滞在期間が14日未満の旅行者のみ購入可(香港居住者は購入不可)。
  • エアポートエクスプレスの乗車券とMTR3日間乗り放題の部分の有効期間は購入日より180日間、電子マネーカードとしての有効期間は最終増値日より3年間。
  • デポジットのHK$50と増値した分の残額は返金されるが、エアポートエクスプレスの乗車券とMTR3日間乗り放題の部分は返金されない。

最終増値日より3年以上経過したエアポートエクスプレス・ツーリスト・オクトパスカード(現在はエアポートエクスプレス・トラベルパス)を増値機 (Add Value Machine) に入れても残額が表示されるだけで増値しようとするとエラーになってしまうが、空港にあるエアポートエクスプレスのカウンターでは増値してもらえたりすることもある(2002年に購入したカードを2007年1月に増値してもらったケース)。但し、これが正規の手続きでいつでもやってもらえるものかどうかは不明である。

列車で[編集]

MTR路線図

地下鉄[編集]

香港の中心部である中環 (Central) や尖沙咀 (Tsim Sha Tsui) と郊外とを結ぶ MTR香港鐵路)の数本の路線がある。MTR (英語版)

ちなみに運営会社の港鐵公司は香港の地上鉄道を運営する九廣鐵路 (Kowloon-Canton Railway/KCR) と合併する以前は地下鉄を運営する会社(地鐵公司)であった。

きっぷ(單程票)は日本のものとは大きく異なりプリペイドカードのような材質・形状の磁気カードで回収後何度も再利用される。そのため、日本のきっぷのように「○○から××区間」のような印刷はされておらず、また破損したり折り曲げたりすると高額の罰金が科せられる。裏には路線図が載っている。

尚、80x60x30cmを超える荷物をMTRの改札内及び車内に事前の許可無く持ちこむことは禁止されている(エアポートエクスプレスは除く)。

切符情報
乗車券名称 中国語表記 英語表記 備考
片道乗車券 單程票 Single Journey Ticket 1回乗車有効の乗車券。
往復乗車券(当日有効) 即日來回票 Same Day Return Ticket 購入日のみ有効の往復乗車券。
複数往復乗車券(30日間有効) 來回票 Round Trip Ticket 30日間有効の往復乗車券。
八達通卡 (オクトパス・カード) 八達通卡 Octopus Card 利用毎に乗車料金が引かれるタイプのカード。利用制限が無く、最も使いやすい。
機場快綫 旅遊票 機場快綫 旅遊票 Airport Express Travel Pass 3日間有効の乗車券で、旅行者向けと謳っているもの。対象は機場快綫とMTRとLight RailとMTR Busのみ。



地上鉄道[編集]

新界エリア及び新界・九龍間ではMTRの東鐵線西鐵線馬鞍山線落馬洲線輕鐵を利用できる。

トラム[編集]

トラム

香港島側には2階建てのトラムが走っている。安価な料金 (HK$2.3) で香港らしさを味わえるが交通事情のせいで時間が読めないという欠点も。後ろの入り口から乗車し降りる時に前の出口で料金を支払って降りる仕組み。


タクシーで[編集]

タクシー(的士)はそれぞれに営業エリアがあり色分けがされている。

  • - 香港島・九龍
  • - 新界
  • - ランタオ島

運転手は乗客の指示でエリア外に出た場合、乗客が下車した後は属するエリアまでまっすぐ帰らなければならないため、この状態のタクシーを拾うことはできない。香港のタクシー事情を知らないで「香港でタクシーに乗車拒否された」という人がいるが、その理由の大半はこの様な理由からである。

同じ理由で有料の海底トンネルを通ってエリア外へ出る指示をした場合、帰りの有料トンネル代も請求される。これも後で「ぼったくりだ!」と口論になる要因の一つとして挙げられるので、香港でタクシーを利用する上で知っておく必要がある。

注意
  • タクシーでは八達通(オクトパスカード)は使えず、現金のみである。
  • 後部座席も含めて全員シートベルトを着用することが義務づけられている(シートベルト非装着車を除く)。違反時に罰金を支払うのは乗客であるためシートベルトを着用していなくても運転手は何も言ってくれないので気をつけること。

バスで[編集]

香港のバス(巴士)はお釣りが出ないので注意が必要。但し、上記の八達通(オクトパスカード)を使えばその心配はない。急ブレーキを掛けることも多いので(前に座席の無い)最後部の中央の座席や2階建てバスの最前列の座席に座る場合は前方の通路に飛ばされたりフロントガラスにぶつからないよう十分気を付けること。

ミニバス[編集]

通常の大型バスや2階建てバスの他に緑と赤の2種類のミニバス(小巴)が走っている。路線バスの緑色専線小巴 (Green minibuses) は走るルートが決まっておりバス停で乗り降りするので旅行者にも使い易い。

これに対して紅色小巴 (Red minibuses) は最終目的地が決まっているものの運行スケジュール・ルート・運賃が定められておらず、その時々で変わることがあるので旅行者向きではなく現地の言葉である広東語が話せない人はなるべく利用を避けた方が無難(これは違法営業という訳ではない)。また、全ての車両で八達通が使えるとは限らないので注意。

座席数以上の人を乗せられないので満員の場合はフロントガラスに表示を出してそのまま素通りする。乗車時はシートベルトを着用することになっている(実際に急ブレーキを掛けることも多いのできちんと締めておいた方が良い)。

船で[編集]

スターフェリー

九龍地区と香港島を結ぶ航路がいくつもあり有名なスターフェリーを始め数社がフェリーを就航させている。スターフェリーのルートは4つ。その内最も利用される尖沙咀(チムシャーチョイ)・中環(セントラル)間は5分に1本くらいの割合でフェリーが出ており対岸までの所要時間は7分程度。

料金は上層 (Upper Deck) がHK$2.2、下層 (Lower Deck) がHK$1.7で乗船時にコインを改札機に入れる。オクトパスカードの使用も可。

尖沙咀~中環以外のルートのスターフェリーには、上層、下層の区別はない。


喋る[編集]

公用語は香港基本法により中国語(繁体中文)と英語(英文)と規定されている。中国語の話し言葉がいずれの方言を指すかは明文化されていないが現実的には地元の言葉である広東語及び大陸中国の共通語である普通話(北京語)と解されている。

英語の普及率は観光を生業としている人々と大学を卒業した所謂「ホワイトカラー」層や幼い頃からインターナショナルスクールに通ったりや留学を経験してきた富裕層の人たちは流暢に操るが一般のローカルコミュニティの人たちは広東語しか喋れないという場合がまだまだ多い。

普通話の普及率もここ数年大陸からの観光客が増えた背景からやはり観光に関わる業種の間では広まってきているが一般の人たちの間ではまだまだ普通話もさほど普及しているとは言えない(むしろ外国語のように思われている)。

日本の文化が流行していることもあり日本語を学ぶ人も多い。また、最近は韓国の歌謡曲やTVドラマもブームになり(いわゆる「韓流」ブーム)、韓国語を学ぶ若い人たちも多いようである。

買う[編集]

香港の通貨単位は香港ドル (HK$)。2010年7月現在の為替レートは以下のとおり。

¥ 日本円¥1.00 = HK$0.089HK$1.00 = ¥11.276
$ 米ドル$1.00 = HK$7.767HK$1.00 = $0.129
€ ユーロ€1.00 = HK$10.103HK$1.00 = €0.099
£ 英ポンド£1.00 = HK$12.141HK$1.00 = £0.082

※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。

香港ドルを発行する銀行はイギリス系の香港上海銀行と香港渣打(スタンダード・チャータード)銀行、中国銀行の3銀行。同金額のデザイン違い紙幣が3種類存在することになる。但し10ドル紙幣は1種類のみで発行は香港政庁である。

尖沙咀あたりには両替商も多数存在し空港の両替商よりも良いレートで日本円を買ってくれる所もある。特に尖沙咀の重慶マンションは両替商の密集地として知られる。ホテルのフロントなどでも交換してくれるが市中の両替商よりもレートはやや悪くなる。一部では弐千円札を受けてくれない所もあるので要注意。

両替商はレートの表示が義務付けられているので、もし可能なら何店か見比べてみるのもいい。たとえば『JPY 0.0702』とあったら、一万円が702香港ドルになる。

日本円から香港ドルへの両替は、日本でやると非常にレートが悪いので、できるだけ現地での両替を。

物価[編集]

日本における消費税のような付加価値税は香港には無い。よって酒や煙草など一部を除いて「香港全土が免税店」である。煙草は日本価格の2倍前後。

DVDなどは(海賊版などが蔓延しているせいか)価格が安く抑えられており日本で買うよりもかなり安く手に入る。旬を過ぎて安売り状態のDVDならHK$10~30くらいから手に入る。


観る[編集]

香港の主な見どころとして以下のようなスポットがある。なお、スポットの詳細な情報については、各地区の記事を参照

香港島
香港島 — ヴィクトリア・ピーク、香港公園、茶具文物館、香港動植物公園、中環廣場、香港会議展覧中心、金紫荊廣場、維多利亞公園、香港仔(Aberdeen)、赤柱(Stanley)、美利樓など。
九龍
九龍 — 尖沙咀鐘樓(Tsim Sha Tsui Clock Tower)、九龍公園、香港文物探知館(Hong Kong Heritage Discovery Centre)、黄大仙廟、紅磡観音廟、九龍寨城公園、賈炳達道公園(Carpenter Road Park)など。

新界 — 香港文化博物館、香港湿地公園など。

ランタオ島
ランタオ島 — ポーリン寺(寶蓮禪寺)、天壇大佛、心経の道(心経簡林)、ゴンピン360(昂坪360)など。

遊ぶ[編集]

学ぶ[編集]

働く[編集]

食べる[編集]

非常にリーズナブルな所から超高級店まで様々。マクドナルドや吉野家など日本でお馴染みの店も多数。 大衆食堂では粥などと並んでインスタントラーメンを供する所が多数あり、なぜか「出前一丁」の名で一般名詞化している。

中國菜[編集]

一口に中國菜(中華料理)と言っても、広大な中国大陸では地域よって主要な素材や調理法、味付けなどが異なっており、いくつもの菜系(料理の種類)に分類されている。一般に、魯菜(山東料理)、川菜(四川料理)、粵菜(広東料理)、蘇菜(江蘇料理)を四大菜系と言い、閩菜(福建料理)、浙菜(浙江料理)、湘菜(湖南料理)、徽菜(安徽料理)を加えて八大菜系と言われているが、詳しく見ていくとそれぞれ細分化されており、またこれらに含めない種類の料理もある。

香港ではいろいろな種類の中華料理を食べることができるが、地理的な要因と居住する民族の関係から粵菜を家庭料理とする人が多いので、広東料理のレストランや食堂が多い。また、同じ理由から客家菜(客家料理)、潮州菜(潮州料理)の店を見かけることが多い。

上海蟹
上海蟹大閘蟹、ダイジャブハイ) — シーズンは10~11月。「九圓十尖」という言葉によって旧暦の9月が雌の旬、旧暦の10月が雄の旬であることを示し、それぞれその時期がおいしいとされている。この時期には上海料理店だけではなく広東料理店などでも食べることができる。一般的な調理法は清蒸大閘蟹(蒸し蟹)、醉蟹(紹興酒漬け)、蟹黄小籠包など。蒸し蟹は胴体部分から食べると言う人と脚を先に食べると言う人がいるが後者の場合は脚を食べ終わるまで甲羅を開いてはいけない。これは甲羅の中の内子や蟹味噌が冷めてしまうからである。中国で蟹は体を冷やす食べ物とされており紹興酒・黒酢・生姜などと一緒に食べたり食後に熱いお茶を飲んだりする。尚、寄生虫の問題で生食には適さない。


甜品[編集]

レストランで料理の後に出されるデザートのほか、街中のパン屋やスタンドなどで売られている菓子類にもおいしいものが多い。

エッグタルト
エッグタルト蛋撻) — 飲茶の際に点心として食べられる他、街のパン屋・茶餐廳や喫茶店の店頭・KFCなどのファーストフード店で買うことができる。種類は店によって様々で、フィリングがしっとりとした普通のエッグタルトにもパイ生地の物とクッキー生地の物があり、フィリングに卵黄を使用しないミルクタルトやフィリングに焦げ目の付いたマカオ式(ポルトガル風)エッグタルトなどもある。 マカオ式は焼きたての熱々がおいしいが冷蔵庫で冷やすとプリンのような感じで食べられる。


ガイダンジャイ
ガイダンジャイ鶏蛋仔) — 卵・砂糖・小麦粉などで作った生地をタコ焼器のような型に流し込んで焼き上げた香港の定番駄菓子。1個HK$10程度で、その形状から日本人は香港版ベビーカステラと例えることが多い。たくさんの球が繋がって板のようになっているこのお菓子の半面は中が空洞でカリカリに焼けており、残りの半面にはモチモチとした生地が詰まっている。甘い香りや味の他にカリカリ&モチモチの食感が大切なので、鶏蛋仔の入った袋の中が蒸れない様に袋の口を上に向けて持つことと15分以内に完食することが食べ方の重要なポイント。人気店の「北角鶏蛋仔」は北角の本店の他に、灣仔佐敦站(駅)から近い山林道などにも分店がある。

飲む[編集]

泊まる[編集]

香港は近年年間を通じてホテルの部屋が不足している状況にあり、ホテルの価格が高止まりを続けている上、現地で飛び込みで探そうとしてもフロントでは原則ディスカウントに応じてくれないことも多く、滞在期間があらかじめ決まっているなら出発前にホテルのウェブサイトやホテル予約代理店を通じて予約を入れておいた方が良い。

なお、香港のホテルについて、詳細は香港の各地区(香港島九龍新界)のページを参照

学ぶ[編集]

働く[編集]

日系企業を中心に求人があり香港での就業を斡旋する日系企業のサイトもいくつかある。 [5][6]

気を付ける[編集]

反日感情

  • 一般的には親日感情が高い地ではあるものの、老齢者などには歴史的事実などから香港人の中には反日感情が強い人もおり、地元の人の感情に対する一定の配慮は必要である。

海賊版商品、偽ブランド品

  • 女人街などの屋台街などで売っているDVDやソフトウェアなどは海賊版であることが多いので注意。もちろん、これらを日本に持ち込むこと違法行為である。 Xbox、プレイステーションなどの家庭用ゲーム機は海賊版対策がなされているためこれらを持ち帰ったとしても利用することはできない。 (最近、海賊版は鳴りをひそめつつあるが)DVDやソフトウェアなどはトイザらス、HMVなど信頼の置ける店舗を利用のこと。
  • 違法商品の製造・所持・販売・購入等の商標権・意匠権・著作権を侵害するような行為は香港の法律により罰せられることがある。違反者には最高HK$500,000の罰金、最高8年以下の懲役が科せられる。
  • 日本国内に違法商品を持ち込むことも法律で禁止されている。

シートベルト着用義務

  • タクシーを含む乗用車(シートベルト非装着車は除く)では後部座席も含めて全員のシートベルト着用が義務づけられている。違反者には最高HK$5,000の罰金、懲役3か月の実刑が科せられる。

禁煙エリアの拡大

  • 条例により1990年後半からデパートや劇場等が既に禁煙となっていたが、2007年1月1日から喫煙公衆衛生改正条例が発効し、学校や病院など公共の建物やレストラン、カラオケ、オフィス等で全面的に禁煙が義務づけられている。違反者には最高HK$5,000の罰金が科せられる。
  • バー(年齢制限がある成人用)や麻雀店、サウナ、ナイトクラブ等は2009年6月末までは条例が適用されない。
  • 住宅やホテル客室、空港の喫煙エリア、映画やテレビの撮影現場等は対象外で公園等には喫煙ゾーンが設けられている。

公衆マナー

  • 公衆の場所でごみを捨てる、つばを吐く、広告ポスターを不法に貼りつける又は犬の糞で街路を汚す者にはHK$1,500の定額罰金が科される。
  • 街頭のゴミ箱の上に設置されている灰皿に吸殻以外の物を捨てることも同様。

賭博

  • 違法。

合法のギャンブルは香港賽馬會(香港ジョッキークラブ)主催の競馬、サッカーくじ、マーク・シックス(日本でのロトシックスに相当)がある。競馬場は跑馬地(ハッピーヴァレー)と沙田(シャティン)にあり、いわゆる『場外』は市街地のいたるところにある。

身分証明書

  • 身分を証明する書類の常時携帯が義務づけられており、旅行者はパスポートの写し、長期滞在者は香港特別行政区政府発行の身分証明書(IDカード)を必ず携帯する必要がある。

香港に持ち込められる免税範囲

個人で使用する分としての免税範囲は以下のとおり。(2011年現在)

  1. 酒類はワインとアルコール度数30%以下のものは免税。30%を超すものは1L(1本)のみ。
  2. タバコ類は種類により異なる。
    1. 紙巻きタバコは19本まで。葉巻タバコ1本または葉巻の重量25gまで。その他のタバコ25gまでのいずれかとなる。また、香港国際空港の到着フロアやマカオのフェリーターミナルでは3箱パックの免税たばこが売られている。

健康を保つ[編集]

深刻な香港の大気汚染

トラベルニュースでも取上げたが、香港は大気汚染がひどく、2010年の3月21日には大気汚染の指数が1995年に記録をとり始めて以来最悪となる400を突破した。ちなみに香港では、指数が100を超えると汚染の度合いが「非常に高い」となり、200を超えると「深刻」な状況とされ、気管支炎などの呼吸器系の病気が目立って増える状態となる。

指数400というのは、1㎡に600から700の粒子状物質が浮遊している状態で、世界保健機構が定める許容基準の12~14倍の悪さにあたる。

大気汚染の原因として、中国北部で発生する黄砂現象が大きく影響することもあるが、それを除いても通例基準を大幅に上回る悪さで、その主な原因は道路上の車両から排出される排気ガスである点を当局が指摘している。香港旅行を考えている人は、とりあえず大気汚染に対する対策を取った方がよさそうだ。

  • 水道水をそのまま飲むことはできない(WHOの一定の基準を満たしてはいるが日本人には『水があわない』ことがある)。煮沸した物かペットボトル入りのミネラルウォーターを飲むように。
  • きちんと火が通っていない半生の料理や生物には特に注意が必要。香港では海産物にしろ肉にしろきちんと火が通っていない方がむしろうまいとされているようで実際にそのような料理を出すレストランもあるみたいだがその結果食あたりになったり寄生虫にやられたりするケースもあるようである。香港の食通の真似をせず料理はきちんと火が通った物を食べるようにした方が良い。
  • 散発的にコレラなどの伝染病例が報告されることがあるが、その多数は中国大陸や他の東南アジア地域から持ち込まれた物である。特に、福建省や浙江省など中国大陸の近隣の省から返還後の人の往来の増加に伴って、伝染病が持ち込まれるケースが増えているように見受けられる(但しこの点について、通常はそれほど神経質になる必要はない)。もし香港や周辺地域での伝染病などの発生状況について気になるのであれば、旅行を計画する際に外務省海外安全ホームページをチェックすれば、現況を知ることができる。[7]


マナーを守る[編集]

香港では基本的に食事の際に器へ口を付けることはタブーとされている。吉野家などで日本式の丼を食べる時でも香港人は箸を使わずスプーン(レンゲ)で器に口が触れないように器用に食べる。日本人からするとかなり違和感を覚えるがマナーとして注意が必要である。

暮らす[編集]

在外公館[編集]

在香港日本国総領事館 (Consulate-General of Japan in Hong Kong)  
香港特別行政区とマカオ特別行政区を担当する日本領事館である。医療・治安等の生活情報、入国・通関(ペット等)、日・中の文化情報などを提供している。なお訪問時は、写真付き身分証明書の提示を求めているため、注意が必要である。
 所在  香港中環康楽広場8号。交易広場第一座46楼及47楼。  電話  (+852) 2522-1184
 FAX  (+852) 2868-0156
 WEB  [8]
 時間  領事窓口 9:15~12:00、13:30~16:45。土日・日本・中国の祝祭日休館。  料金  各種証明書、旅券等有料。手数料は元払いである。

連絡する[編集]

国際電話[編集]

日本→香港
00xx (※1) - 010 (国際電話識別番号) - 852 (香港の国番号) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
※1 国際電話サービスの事業者識別番号。次のいずれかを入れる。マイライン登録済の固定電話や、ウィルコムでは不要。日本#国際電話も参照。
  • 001 KDDI (固定電話)
  • 0033 NTTコミュニケーションズ
  • 0041 ソフトバンクテレコム
  • 0046 ソフトバンクモバイル
  • 005345 au
  • 009130 NTTドコモ
香港→日本
001 (国際電話識別番号) - 81 (日本の国番号) - xx (0を除いた市外局番 ※1) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
※1 東京なら3、携帯電話なら90または80。

現地の電話[編集]

公衆電話
市街地や駅で公衆電話を見つけることは難しくない。HK$1硬貨を利用して電話を掛けることができる。
携帯電話
携帯電話は日本と韓国以外でほぼ世界共通のGSM規格の携帯電話とソフトバンクなど一部の日本のキャリアの携帯電話が利用できる。日本と違い旅行者でも特に身分証明などを必要とせずにHK$100位からプリペイド契約ができるので中古GSM端末を現地調達するのも一つの方法。

緊急時の連絡先

  • 警察・救急車・消防署:999
  • 警察ホットライン:2527-7177

郵便[編集]

香港での郵便事業は香港郵政が行っている。なお日本のような貯金事業は行っていない。香港郵政

インターネット[編集]

最近はホテルのロビーなどでインターネットに接続できる端末を用意してある所も多いが、中級以上のホテルのビジネスセンターなどを除いて日本語入力環境は期待しない方が無難。よって、ノートPCなどを日本から持参するのがお勧め。

多くのホテルでは有線・無線LANなどにより有料で各部屋からネットに接続できる。回線は比較的安定していて速度も灣仔などのホテルでは5M程度まで出たこともある。

配送システム[編集]

出かける[編集]

マカオ
中環(セントラル)にある船着場から高速フェリーで約1時間。香港とマカオのいずれでもパスポートコントロール(出入国手続き)がある。週末はギャンブルに行く香港人で船がごったがえすので、できれば移動を避けた方が無難。
深圳
東鐵線で羅湖まで行くか落馬洲線で落馬洲まで行くかしてそこでパスポートコントロールを受ける。
珠海
直行のフェリーが運航されている。


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