青島 (中国)

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小魚山公園から見た青島旧市街
小魚山公園から見た青島旧市街

青島 (チンタオ) は、中国山東省南部の都市。人口約710万人。


[編集] 分かる

[編集] 概要

新旧建築物のコントラスト
新旧建築物のコントラスト

かつてドイツの植民地だったことから、ドイツのような町並みが残っている。日韓や欧米の投資を受け、現在は山東省最大の工業都市にまで発展している。韓国からは至近の距離にあるため多くの旅客が訪れるのか、街ではハングルの看板を至るところで目にすることができる。海辺のリゾート都市としても人気で、夏には海水浴客が大勢押し寄せる。海水浴シーズンは海水浴客でごった返すし、また例年8月には青島ビール祭り (→下段参照) が開かれ、内外から多くの観光客が訪れるので、人ごみを避けてゆっくりと街歩きを楽しみたい人は、この時期を避けた方が無難かもしれない。

青島は2008年北京オリンピックのセーリング会場に選定されている。このため、市内には至るところにスローガンを書いた看板が飾られており、競技会場をはじめ、鉄道駅の改修など、各種インフラの整備も急ピッチで進められている。


[編集] 気候

青島の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-1.20.14.510.215.720.023.925.121.415.98.82.012.2
降水量 (mm)11122136518317715690472710721
※気象庁の世界の気象統計データや『理科年表』(国立天文台編、丸善刊)、他国の気象局などのデータをもとに作成。

沿岸部に位置するので、中国の中では比較的海洋的な気候で、一年を通して温暖である。夏は湿度が高く、日中は蒸し暑いが、日が落ちるとかなり涼しく感じられるようになる。冬は風が強く乾燥するので、気温以上に寒く感じるかもしれない。

[編集] 着く

[編集] 飛行機で

青島流亭国際空港へは、成田国際空港関西国際空港福岡国際空港などから直行便が飛んでいるほか、ソウルプサンテグから国際線が就航している。成田国際空港 からは約3時間。

  • 空港から市内へはエアポートバスが出ている。エアポートバスは新市街方面と旧市街方面への2ルートあり、新市街方面 (701路) は30分に1本、旧市街方面は1時間に1本の割合で発着している。値段はどちらも15元。新市街方面のバスの終点は、新市街にある五星ホテル「海天大酒店」で、バス停はホテルの裏手 (海側の入り口) にある。旧市街へ出たい場合は、ここからさらに路線バス (26路、501路、801路など) に乗り換える必要がある。ただし、海天大酒店は路線バスのバス停のちょうど中間あたりにあり、どちらの停留所に出るにも多少歩かなければならないので、エアポートバス終点の1つ手前、「浮山所」で降りて路線バスに乗り換えた方が楽である。
  • 空港内にはツーリストインフォメーションがなく、無料の地図なども置いていない (空港内のホテル予約カウンターを利用した場合はそこで貰えるようである) 。バスルートが載った青島の地図は空港のエアポートバス乗り場で購入できる。カラー刷りで1枚6元。青島市内と周辺のバスルート、停留所名が完璧に網羅されているが、それだけに字がとても細かく、情報過多になっている。そのため、使い慣れるまで解読に時間がかかるが、一旦慣れてしまえばとても重宝な道具になる。
  • 空港内の両替所としては、1階到着ロビーに中国銀行のブースが1か所あるのみ (2階出発階にもチェックインカウンター奥に両替所があることになっているが、2007年7月現在カウンターがあるのみで営業していない) 。両替の際にはまず申し込み用紙に記入し (一応記入例は窓口に表示されているものの、そのような書類の記入自体に慣れていないため、窓口で戸惑う旅行者が結構多い) 、その後領収書にサインする、という手続きが必要になるため、1人あたりの処理時間が長くなり、混雑時はここを抜けるだけでも相当時間がかかる。また、出発時も到着ロビーの中国銀行で両替することとなる。その際、入国時に日本円等の外貨から中国元に両替した際のレシートの提示を求められるので、なくさないように。

[編集] 列車で

[編集] 船で

  • 下関市からフェリー(ゆうとぴあ3)が週3便運航している。所要37時間30分。(2等B片道 \15000)[1]
  • 韓国の仁川からフェリー(新金橋V号)が就航している。所要16時間。(エコノミー 750元)[2]

[編集] 動く

[編集] バスで

路線バスが発達しており、主だった観光スポットの大部分へ路線バスで行くことが可能。料金は距離に関係なく1回1元で、乗車時に運転手脇の料金箱にお金を投入する。バスのルートは車体横に表示されているほか、停留所にも書かれているので、それほど迷うことはない。また、バスの内部に液晶ディスプレイが備え付けられており、次の停留所がどこか、ディスプレイの下部に表示される。一旦慣れるととても便利な移動手段となる。市内のバス路線図は空港などで入手可能 (有料) 。なお、旧市街と新市街を結ぶ動脈である香港路は、特に週末青島水族館付近で観光バスの路駐が原因でひどい渋滞を引き起こすので注意が必要。

[編集] 地下鉄で

[編集] タクシーで

[編集] 自転車で

自転車も市内を効率よくまわるのに便利な交通手段といえる。坂の多い街ではあるが、実際、海岸沿いの遊歩道や街中をレンタサイクルで回っている観光客とおぼしき人の姿をちらほら見かける (ただ、具体的にどこでどのようにして借りることができるのか、詳細は不明) 。

[編集] 歩いて

旧市街、新市街といったように、一定のエリア内であれば十分歩いてまわることができるし、特に植民地時代の建物が多数残る旧市街などは、徒歩で町歩きを楽しむほうが数段楽しい。市内は路線バスが縦横に走っているので、徒歩とバスを組み合わせ、疲れたらバスに乗ってしまうという方法も取れる。なお、新市街は一つ一つの区画が大きいため、旧市街に比べるとやや歩いてまわりづらい感じがする。

[編集] 観る

小魚山公園  
青島水族館の近くにある小高い丘に造られた公園。レンガ色の屋根がどこまでも続く、落ち着いた雰囲気の青島の風景を楽しもうと思ったら、まず間違いなくここが一押しのスポット。望楼から青島の風景を360°見下ろせるし、窓の外にあるバルコニーに出て、ガラス越しではない生の風景を楽しむことができるのが市内の他の展望台と異なる「売り」である。
 所在  魚山路  電話  ?  WEB  [-]
 開場時間  7:00~18:15  料金  4月1日~10月31日:15元、11月1日~3月31日:10元
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天后宮  
航海の女神、媽祖 (まそ) が祀られている廟。青島市の民俗博物館も兼ねている。本堂付近は、右画像のような、赤い布のおみくじ (?) が多数結び付けられている神木があったり、また、1mはあろうかという大きな線香を焚いて熱心に拝んでいる人がいたりして、独特の雰囲気を醸し出している。本堂の中に安置されている、暗がりの中に浮かび上がる媽祖像はとても神秘的で一見の価値あり。本堂以外にも、中国版五百羅漢といった感じの、神像が多数安置された拝殿がある。
 所在  青島市太平路19号  電話  (+86-532) 82880728  WEB  [-]
 開場時間  ?~18:30頃  料金  8元
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迎賓館  
1905年にドイツ総督官邸として建てられ、1934年から迎賓館として使われた建物。敷地面積4,083㎡、要塞のような造りの内部は贅を尽くした重厚な造りで、3階には温室まである。当時のドイツ総督の権勢が窺えるような建物である。他の洋式建築同様、文化大革命の際に手ひどく壊されたが、その後修復され、1996年に中央政府から文化財として保護されることとなった。建物そのものも立派だが、丘陵地帯に広がる庭園も広大で見事。
 所在  龍山路26号、信号山公園入り口の前の道を道なりに100mほど登ったところが迎賓館入り口。  電話  ?  WEB  [-]
 開場時間  4月~10月:8:30~17:30、11月~3月:8:30~17:00  料金  4月~10月:15元、11月~3月:10元
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天主教堂  
1934年にドイツ人の建築家Pipieruchによって建てられたローマン・ゴシック様式の教会で、青島を代表する建造物のひとつ。建物の中央、高さ30mの平屋根の礼拝堂の両脇に、高さ60mの鐘楼が付いている。文化大革命の際手ひどく破壊されたが、その後修復され、1981年から再び教会として使われている。
 所在  浙江路15号  電話  ?  WEB  [-]
 開場時間  月~土:8:00~17:00、日:12:00~17:00  料金  5元
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基督教堂  
1908年にドイツ人の建築家、Curt Rothkegel によって建てられた、中世城郭様式の教会。赤レンガ色の屋根瓦と銅葺きの鐘楼が特徴的。他の建築物同様、文化大革命の際に手ひどく破壊されたが、その後修復され、1980年から教会としての活動を再開した。
 所在  龍口路  電話  ?  WEB  [-]
 開場時間  ?  料金  ?
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八大関地区の街並み  
青島の洋館が建ち並ぶ地区の中で最も区画が整備されている地区。20世紀初頭に街が造られ、1930年代に発展した。あたり一帯が鬱蒼とした木々で覆われており、さながら森の中に所々洋館が見え隠れするといった感じ。ちょっとした林の中を散策しているかのような感覚を受ける。この地区は、2005年に中央政府から「中国で最も美しい市街」との評価を受けている。
 所在  旧市街と新市街の間、太平角一路~太平角六路と香港西路に囲まれたあたり。
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花石楼  
1930年代に建てられ、かつて蒋介石の邸宅として用いられたこともある建物。そのユニークな形から、洒落た洋館が建ち並ぶ八大関地区でもひときわ目立つ存在である。洋館の中に螺旋階段があり、館の屋上にある望楼まで登ることができる。ただ、新婚カップルが記念撮影にでも訪れるのか、館の庭に趣味の悪い三日月型のカップル用ベンチであるとか、その他諸々のカップル撮影用の大道具が所狭しと置かれており、折角の雰囲気を台無しにしてしまっているのが何とも残念。
 所在  黄海路18号  電話  ?  WEB  [-]
 開場時間  ?  料金  5元
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[編集] 遊ぶ

青島浜海旅游歩行道  
海岸の西の端にある團島から東の石老人まで全長40.6kmに渡って続く遊歩道。途中に八大関や花石楼、水族館など多数の見どころがあるほか、所々にコーヒーショップやレストランなどの休憩施設がある。海風に吹かれながら風光明媚な海岸沿いを歩くのはとても気持ちよい (ただし日差しを遮る場所が以外と少ないので帽子の着用や水分補給などの暑さ対策が必要) 。端から端まで全行程を踏破するのはちょっと難しそうだが、自転車を借りることができればあるいは可能かも (もちろん人が多い箇所での走行は歩行者へのそれなりの配慮が必要だし、起伏も多いので事故に注意が必要) 。遊歩道の一部は海水浴場のすぐ脇を通っており、そのあたりはシーズン中海水浴客でごったがえす。それにしても中国という国は、このように長い建造物を作るのが本当に好きなお国柄だ。
 所在  青島市南部、黄海沿いの海岸
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青島海水浴場  
青島の海岸は海水浴場としても有名であり、シーズン中は多くの観光客が訪れてごった返す。人の多さからか、海水浴場自体はそれほどきれいでもなく (潮の関係などにより、ゴミが多いときもある) 、正直日本からこのためだけにわざわざ出かけて行くようなところではない。ただし海水浴が好きな人なら、滞在中話の種に行ってみるのも悪くない。
 所在  黄海海岸、バスで行く場合、26路、301路、801路などに乗り、バス停「海水浴場」下車
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青島ビール祭り  
毎年8月に開催される。2007年は8月12日 (土) から27日 (日) まで。1991年に第一回が開催されてから今年で17回目を数える。当初30万人程が参加する規模だったものが、今や内外から428万人の観光客を集め、期間中消費されるビールの量が1300tという一大イベントに発展した。期間中、青島ビール城、海岸近くの匯泉広場などいくつかの会場で各国ビールの試飲会などのイベントが開かれる。会場のうち、各国メーカーのパビリオンがイルミネーションを競い、様々なアトラクションが開かれる青島ビール城は飲めない人でも楽しめる。
 所在  青島ビール城ほか

[編集] 学ぶ

[編集] 働く

[編集] 買う

[編集] 食べる

[編集] 安食堂

永和豆漿双連魯肉飯  
鉄道駅、時計台向かい側のビルの1階にある台湾料理のファーストフード店。店全体が真っ赤な看板で覆われており、遠くからでも目立つ (特に夜間は) のですぐわかる。入り口のレジのところで食べたいものを注文し、代金と引換えにレシートを貰って席についてから、店内を歩き回っている店員にそのレシートを渡すしくみ。味はやや大味で「台湾で食べる魯肉飯ってこんな味だったっけか?」といった程度のものだが、量が多いのでお腹はふくれる。街中の食堂で食べるより、値段はやや高め。
 所在  鉄道駅時計台向かい側  電話  ?  WEB  [?]
 営業時間  24時間営業  予算  15~20元程度
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[編集] 中級

[編集] 高級

[編集] 飲む

[編集] おすすめ

青島ビール  
もともとはかつてこの地に居留していたドイツ人がホームシックを紛らわすために醸造を始めたものらしいが、ブランドが国内外に広く知れるようになり、いまや世界中で中国産ビールの代名詞のような存在になった。植民地時代から続く醸造所で製造されている。
 所在  市内の飲食店などで。日本でも購入可能
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ラオシャン・コーラ  
ご当地コーラ。缶のデザイン (特に色合いや、日本では見かけなくなったセパレートタイプのプルトップといった部分) に昔のコカコーラを髣髴させるようなところがあってどことなく懐かしいので、話の種に一度飲んでみては?値段もコカコーラより若干安めである。ところで気になる味の方は…であるが、何というか、カラメルシロップをやや気の抜けたソーダで割ったような風味、といったところであろうか。
 所在  市内ならどこでも購入可能
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[編集] カフェ、バーなど

市の東部、いわゆる新市街地区にはバーやカフェが集中している。

[編集] 泊まる

青島のホテルは新市街の市政府周辺や旧市街の鉄道駅周辺などに多い。新市街のホテルはどちらかというと近代的な造りの中級~高級ホテルが多く、また、旧市街の鉄道駅周辺には招待所 (ゲストハウス) クラスの安宿から高級ホテルまで、いろいろな種類のホテルが多数立地している。旧植民地時代の建物を改装してホテルとして利用しているものも多く、そのようなホテルに (建物が老朽化しているということもあって) 比較的安い値段で泊まることができる。

[編集] 安宿

元一賓館  
青島駅の斜め向かいにある、ちょうど香港の重慶マンションのように旅行客向けの食堂や旅行代理店、ゲストハウスなどが入った雑居ビルの6階にあるゲストハウス。部屋自体は極めてシンプルで一部窓の鍵が閉まらなかったりもするが (6階だけに外からは侵入できないし、この程度はご愛嬌か) 、部屋はきちんと掃除が行き届いているし、シーツなどもちゃんと取り替えられており清潔。旧市街のどこに出るにも便利なロケーションで、付近には食堂などもたくさんある。ただし駅前広場などで鳴り物のイベントなどが行われていると結構騒音が部屋まで響いてくる。タオルやトイレットペーパーなどのアメニティ類の備え付けはなく、ほしければ別途カウンターで購入する (全部買っても4元程度) 。なお、このようなタイプのゲストハウスは青島駅周辺に多い。
 所在  南区蘭山路25号 (地鉄総合楼6楼)  電話  (+86-532) 13012959116  WEB  [-]
 時間    料金  1泊160元。別途デポジットで40元必要 (チェックアウト時に返却される) 。
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紅房子賓館 (Red House Hotel)  
青島駅付近、新市街へのバス通り沿いにある、洋館を改装したホテル。鉄道駅周辺にはこのような植民地時代の建物を利用したと思われる安宿が多数あるが、そのうちの一つ。旧市街中心部といった立地に加え、一番使い勝手のよい26路、301路などの路線バスがホテルの目の前に停まるので、どこへ行くにも便利。外観の古ぼけた感じとは対照的に、内装は現代風に改装されている。部屋はやや狭いが、掃除が行き届いておりそこそこきれい。ただし防音性があまりよくなく、中国人旅行客の痴話喧嘩などが廊下から響いてくるのが難点。
 所在  広西路31号  電話  (+86-532) 82886188  WEB  [-]
 時間    料金  1泊160元。別途デポジットで140元必要 (チェックアウト時に返却される) 。
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[編集] 中級

[編集] 高級

[編集] 連絡する

[編集] 気を付ける

[編集] 暮らす

[編集] 出かける

[編集] 外部リンク