紀伊大島
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紀伊大島(きいおおしま)は、和歌山県東牟婁郡串本町の沖合い約1.8kmの海上に浮かぶ、面積およそ9.66km²、周囲およそ26kmを誇る和歌山県下最大の島である。
[編集] 分かる
元来より大島と呼ばれてきたが、全国的に大島の名を持つ土地は数多く、それらとの区別のため「紀伊」を附し「紀伊大島」と呼ばれることも多い。紀伊大島は潮岬と苗我島を隔てて東側に浮かんでおり、元来本州であったところからは最小でおよそ1.8km、潮岬からは1kmほどしか離れていない。海岸線は島の西側の一部を除いて海食崖の発達が顕著に見られ、紀伊大島の東端には樫野埼が大きく突き出しており、その附近には暗礁が散在している。海岸線は入り組んでおり、黒潮が潮岬にぶつかりその一部が紀伊大島にまで流れ込んでくることもあって魚がたくさん取れ、島内には農業への依存度の高い半農半漁の集落が点在している。島には耕地は100haほどあるが、そのうち60%ほどが畑である。 北部では地面の侵食が進んでいるが、南部には平坦な土地が残っており樫野(かしの)・峰地(みねじ)・須恵(すえ)の集落もある。面積はおよそ9.66km²、周囲がおよそ26km、東西およそ8km、南北およそ2.5kmである。
紀伊大島では古くから太地町や串本町からの漁師が入漁を行っていた。島の中心となる大島港は、江戸時代から江戸から大坂にいたる航路における風待や避難のための港として廻船が多く寄港し、また漁港としても栄えていた。捕鯨も古くから行われており、捕鯨が盛んであった頃は大島港に日本水産の捕鯨基地があったことに代表されるように、捕鯨の基地としての繁栄も見せていた。串本節にも歌われた、串本と大島を結ぶ巡航船は、潮岬から苗我島を経て紀伊大島に至るくしもと大橋が1999年(平成11年)9月8日に完成したために廃止となり、現在は観光のための船となっている。
[編集] 着く
本州とつながる潮岬からくしもと大橋が延びている。公共交通機関を利用の際は、JR紀勢本線串本駅が最寄り駅となり、ここから熊野交通バスが樫野崎方面に出ているが、この本数は少ない。バスを待てない場合は、串本駅前にはタクシーが停まっていることが多いのでこれを利用するとよい。
[編集] 観る
紀伊大島は同じ串本町内の潮岬や橋杭岩などとあわせて吉野熊野国立公園の一部となっている。海産物が多く海も美しいので、つりやスキューバダイビングを目的に紀伊大島を訪れる観光客も多い。
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上記の他、島の中央北部には大森山(標高約171.2m)、中央南部には須江白野海水浴場があり、そのほかにも島内には京都大学の亜熱帯植物の植物園を併設した紀伊大島実験所などがある。

