温泉
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目次
これは「旅のテーマと主な目的地」の記事です。
この記事では、温泉をテーマとした旅行についての情報を取り扱う。
[編集] 温泉旅行
[編集] 温泉街
「温泉街は温泉の宿泊施設や温浴施設などが立ち並ぶ町並み(Wikipediaより)」
温泉街は温泉を観光のメインとして、神社や寺などの周辺の観光スポット、飲食店や遊技場、土産物屋といった店舗等によって街が構成され、言わば温泉のテーマパークとして発展した。温泉街では温泉以外にも周辺の観光スポット巡りなど街の散策を含めて楽しむのが目的である。温泉街を散策する際に、日帰り目的ではなく温泉街へ逗留する事を目的に訪れているのであれば、積極的に浴衣を着用することをお勧めする。浴衣を着用することにより温泉街に来たという実感が湧く他、「温泉街の風景」の一部として雰囲気作りに一役買う事にもなる。(温泉街によってはキャンペーン活動の一端で浴衣着用を積極的に勧めているところもある)
[編集] 服装
- 浴衣を着て街中を散策すると温泉街に来たという実感が湧き、風情を楽しむことができる。
- 冬場など寒い時には浴衣の上にどてらを羽織ると良い。
- 履物は洋靴ではなく、浴衣に合わせて下駄や草履、雪駄を履くと良い。
- 雨天の時には、こうもり傘やビニール傘よりも番傘を使うと風流である。番傘は宿で貸し出ししていたりするので確認の事。
[編集] リラクゼーション
温泉に入浴することによって人体に良い影響があるとされ、その昔、甲斐の戦国大名「武田信玄」が治療の目的の為に温泉を利用していた(信玄の隠し湯)といったエピソードからも代表されるように、温泉を疲労回復や療養の為に利用されてきた。今日では科学的に成分分析が行われ、その効果が実証され始めている。ここでは、主な温泉の泉質について取り上げる。
※注:ここで挙げた項目については効果を保証するものではなく、また誤った入浴方法により逆効果になる事がある。温泉を利用して治療を実施する場合は、あらかじめ医師と相談してから適切な泉質の温泉に正しい入浴方法で利用することが望まれる。
[編集] 主な温泉の種類
- 単純温泉 — 水に含まれる成分の含有量が少ない為、肌への刺激が少ない泉質の温泉。
- 二酸化炭素泉 — 炭酸ガスが溶け込んだ温泉で、入浴すると肌に炭酸の泡が付着する。主な効用として高血圧や心臓病、飲泉することで便秘への効果がある。
- 炭酸水素塩泉 — アルカリ性の泉質で肌の角質を洗い流す効果があり美肌効果がある。主な効用としてアトピー性皮膚炎などの皮膚病に効果がある。
- 塩化物泉 — 海水成分に酷似した食塩を含む温泉で、舐めると塩辛い。その泉質から保温効果があり、効用は外傷や神経痛、リウマチ、冷え性、女性の更年期障害など多岐にわたる。
- 硫酸塩泉 — 硫酸塩が含まれた泉質で、血行を良くする働きがある。硫酸塩には硬くなった肌を柔らかくして動きやすくする効果があり、痛風や神経痛に効果がある。
- 含鉄泉 — 温泉成分に鉄分が含まれ、空気に触れると酸化してお湯の色が褐色に代わる。主に貧血や高血圧に効果がある。
- 硫黄泉 — 温泉成分に硫黄が含まれ、俗に「卵が腐ったような」独特な臭いのある温泉である。美肌効果があり別名「美人の湯」。皮膚病や糖尿病に効果がある。
- 酸性泉 — 水素イオンが多く含まれた強い酸性の湯。殺菌効果が強く、水虫などの皮膚病に効果がある。
- 放射能泉 — 人体に影響の無い程度の極微量の放射能が含まれた温泉で別称「ラジウム泉」。痛風や血圧降下、循環器系に効果がある。
[編集] 国内の代表的な温泉地の泉質
- 登別温泉(北海道) — 塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能線
- 鳴子温泉郷(宮城県) — 単純泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉
- 草津温泉(群馬県) — 酸性泉
- 箱根温泉郷(神奈川県) — 単純泉、塩化物泉、硫酸塩泉、硫黄泉
- 熱海温泉(静岡県) — 塩化物泉、硫酸塩泉
- 下呂温泉(岐阜県) — 単純泉
- 有馬温泉(兵庫県) — 塩化物泉、含鉄泉
- 白浜温泉(和歌山県) — 塩化物泉
- 道後温泉(愛媛県) — 単純泉
- 由布院温泉(大分県) — 単純泉
- 別府温泉(大分県) — 単純泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉、酸性泉
[編集] 湯治
厳密には湯治は旅行ではなく、疾患を抱えた患者が温泉の効能を利用して治療を行う医療行為の一貫である。湯治は観光旅行と異なり、1か月単位の長期に渡り温泉地に逗留し、医師と相談した上で適正な入浴法を決めて行われるものである。代表的な湯治場として鳴子温泉郷(宮城県)、草津温泉(群馬県)等が挙げられる。
[編集] 温泉マナー
日本国内において、「利用客のマナーが悪い」という理由から、今まで解放してあった温泉が利用禁止になるというケースがある。自宅の風呂とは異なった環境であり、露天風呂ならば開放的な場所で思わず浮かれてしまうということもあるだろう。とは言え温泉は公衆浴場で不特定の人間が利用しているということを念頭に、周囲の迷惑にならないような利用を心がけたい。
[編集] 日本の場合
- 泥酔時に温泉に入るのは危険
お酒を飲んでいる時は血液の循環が激しい状態であり、このような状態で温泉に浸かると心臓に負担がかかって大変危険である。また、もし湯船の中で吐いてしまったりすると一度全部水を抜いて清掃しなくてはならなくなり、清掃する人や他の利用客に対して大変迷惑をかけることになる。
- 湯船入る前にまずは体を洗う
汗やホコリが身についた汚れた体のままで湯船につかるのは、衛生的に好ましくない行為である。他の利用客の事を考えて湯船に入るのは、まず体を洗ってからである。
- 湯船にタオルをつけたり水着を着用するのは厳禁
TVではよくリポーターがバスタオルを捲いて温泉に浸かっている光景を目にするが、あれは放送上の問題で陰部が見えては困るといった事情から温泉運営側に許可をとった上で行っていることであり、本来は原則湯船にバスタオルを捲いて入るのは禁止である。いくら清潔なタオルであっても周囲人にとって衛生的に良い気分がしないし、また、温泉につかっている時に糸くずが浮かんでいたら良い気分も台無しである。また、外国と同じように羞恥心から水着を着用しようとする例があるが、これも同様に禁止である。
- 湯船の中では潜らない、泳がない
これも衛生上の事から。湯船に髪の毛が浮いていたりするとあまり気持ちの良いものではない。
- 温泉では騒がない
温泉はお湯に浸かることだけが目的ではなく、都会の喧噪を離れて静かに過ごす環境も含めて楽しむもので、それが目的で訪れる人がほとんどであろう。そのような中で大騒ぎをすると静かな雰囲気も台無しである。お湯のかけ合いなどして湯船の中がカラッポになるなんてのは論外。友達グループで楽しくて愉快な気持ちにもなるだろうが、あくまでも自分たちも一利用者であることを心がけ、温泉を占有するような行為は慎むべきである。
- 濡れた体のまま脱衣所に入らない
よく身体を拭かないで脱衣所に入っては、床が水でベタベタになってしまうのでタオルで水滴を拭きとるくらいの事はすること。身体をよく拭かない状態で備え付けの椅子に座ったため、ほかの利用客が気付かずに衣服を着用したままその椅子に座ってお尻の部分が濡れてしまったなんてケースもある。
[編集] 混浴(日本のケース)
「混浴とは不特定多数の人が男女の隔たりなく同じ湯船に入浴すること(Wikipediaより)」
日本国内において、文化的観点から男女が同じ風呂に入るということは無く、公衆浴場では水着着用、家族風呂限定、乳幼児の場合は保護者同伴である必要があるといったケースを除き、そのほとんどは男女別に入浴するシステムになっている。とは言え、国内でも混浴として開放されている温泉があるのも事実であり、旅行雑誌などで穴場的スポットとして紹介されていたりする。
混浴温泉では、同じく多数の人間が利用する温泉や銭湯とは異なったマナーが存在する。普段、異性と裸で湯船に浸かるといった馴染みの無い習慣であるからこそ気を付けなくてはならない。利用客のマナーが低下し、覗き客が多くなったという理由により閉鎖もしくは男女別になった温泉も存在する。昔ながらの常連客からは「風情が無くなった」と落胆する声もあることを知った上で、良識のある利用を心がけたいものである。
- 先に湯船に入っている人がいたら一言挨拶をする
混浴温泉は老若男女、不特定の人間が集まるので世間話などして楽しむ事が本来の醍醐味であるとか。特に異性が入っていた場合、一言声をかけることによって心理的効果から相手も安心して温泉を楽しむことができる。ただし、ナンパ目的で話しかけるのはダメ。
- あまり人の体をジロジロ見ない(特に男性の場合)
普段見慣れない異性の体が視界に入るとつい凝視しがちになるが、変な疑いをもたれないように気をつける心がけが肝心である。男性の場合、女性が湯船の外にいる時には視線をそらすといった気配りが大事である。また、女性の裸を見る為に何時間も湯船の中で粘っていたという話を耳にするが、この行為はあまりにもナンセンスである。
- 意識過剰も問題である
混浴という性質上から、不特定多数の入浴者が存在し見られるという事に嫌悪感を抱くのであれば最初から利用しない方が無難である。なお混浴だからといってバスタオルを巻いて湯船に入るのはマナー違反である。逆に、自分の体によほど自信があるのか、見せつけようとするのも困り者である。
- 男女でイチャイチャしたり性的行為を行うのは論外である
自分の彼女や彼氏と一緒に訪れて、お互い裸でいるとつい…となりがちだが、他に利用者がいることを考えるとやはり節度が求められる。
[編集] 代表的な温泉地
[編集] 日本国内
- 温泉名の後に市町村名が記載されている場合は当該地に温泉の紹介記事はない。
[編集] 北海道地方
- 道央
- 道北
- 道東
[編集] 東北地方
- 青森県
- 秋田県
- 山形県
- 福島県
[編集] 関東地方
- 茨城県
- 大子温泉(大子町) — 大町桂月もたたえたという渓流美で知られる久慈川にのぞむ温泉。
- 袋田温泉(大子町) — 袋田ノ滝見学を兼ね、新緑・紅葉シーズンには賑わう県下随一の温泉。
- 栃木県
- 埼玉県
- 千葉県
- 養老渓谷温泉(大多喜町) — 春はイワツツジや藤が、秋は紅葉が美しい。清澄山ハイキングコースの入り口。
- 東京都
- 大江戸温泉物語(江東区) — 伝統的温泉ではないが地下1,400mから汲み上げた天然温泉ではある。
- 神奈川県
[編集] 中部地方
- 富山県
- 宇奈月温泉 — 黒部渓谷探勝の基地。北陸を代表する温泉の一つ。
- 石川県
- 福井県
- 芦原温泉(あわら市) — 北陸観光の拠点のひとつ。豪華な設備や庭園を誇る宿がある。
- 長野県
- 鹿教湯温泉(かけゆおんせん)
- 別所温泉
- 上諏訪温泉
- 下諏訪温泉(下諏訪町) — 宿場町としても賑わった。古い町並みや共同浴場がある。諏訪大社下社に近い。
- 湯田中温泉(山ノ内町) — 湯田中・渋温泉郷の中心。志賀高原への入り口。
- 戸倉上山田温泉
- 乗鞍高原温泉(松本市) — 標高1,400~1,500mの高原に湧く。白樺林の中におしゃれな宿が点在する。
- 白骨温泉(松本市) — 江戸時代からの名湯。白濁した硫化水素泉が特徴。
- 浅間温泉(松本市) — 行楽的要素の強い温泉だが歴史は古い。
- 戸狩温泉(飯山市) — スキー場開発会社が開発した歴史の浅い温泉。
- 湯滝温泉(飯山市)
- 野沢温泉
- 白馬八方温泉(白馬村) — アルカリ度の高さは国内3位。歴史は浅い。
- 白馬鑓温泉(白馬村) — 標高2,100mにあり、登山者しか行けない露天のみの温泉。1軒宿の山小屋は7月~9月のみ営業。
- 昼神温泉(阿智村) — 静養向きの静かな山里の温泉だったが、近年団体客も多い。
- 豊科温泉
- 中房温泉
- 静岡県
- 熱海温泉 — 利用客数において日本三大温泉街に数えられる
- 伊東温泉 — 源泉数において日本三大温泉に数えられる
- 東伊豆温泉郷(東伊豆町) — 熱川温泉:豊富な湧出量を持つ歓楽温泉。稲取温泉:漁港を中心に活気のある温泉。
- 湯ヶ野温泉(河津町) — 「伊豆の踊り子」で有名
- 下田温泉(下田市) — 蓮台寺、白浜、河内、観音寺の各温泉がある。南伊豆観光の拠点。河内温泉の千人風呂が有名。
- 伊豆長岡温泉(伊豆の国市) — 古奈地区は鎌倉武将も入湯したといわれる古い歴史を持つ。
- 修善寺温泉(伊豆市) — 弘法大師開湯の伝説を持つ伊豆で最も歴史の古い温泉。
- 土肥温泉(伊豆市) — 西伊豆観光の拠点。湧出量も多い。
- 寸又峡温泉(川根本町) — 周囲を山に囲まれた静かな環境の温泉。
- 舘山寺温泉(浜松市西区) — 浜名湖東北岸にあり、三方を湖に囲まれた景勝の地にある温泉。
- 愛知県
- 吉良温泉(吉良町) — 大きなホテルが立ち並ぶ行楽温泉。
[編集] 近畿地方
- 滋賀県
- おごと温泉(大津市)比叡山や湖東観光の拠点。昔の風俗街のイメージはない。
- 大阪府
- 箕面温泉(箕面市) — 宿は一軒しかないが関西では紅葉の名所として有名。
- 奈良県
- 十津川温泉(十津川村) — 山深いダム湖畔にある温泉。釣り客で賑わう。
- 和歌山県
[編集] 中国地方
- 鳥取県
- 岡山県
- 広島県
- 湯来温泉(広島市佐伯区) — 広島の奥座敷と呼ばれる温泉。
[編集] 四国地方
- 香川県
- こんぴら温泉(琴平町) 近年人気が出ている。旅行会社が四国3名湯の一つと呼んでいる。
- 愛媛県
- 高知県
- 足摺温泉(土佐清水市) — 弘法大師ゆかりの温泉で150年前の地震で枯渇していたが、平成になって新たに湧出した。旅行会社が四国3名湯の一つと呼んでいる。
[編集] 九州・沖縄地方
- 熊本県
- 大分県
- 沖縄県
- 西表温泉(竹富町) — 最近掘削したもので、温泉としては代表的ではないが日本最南端・最西端の温泉。
[編集] 世界各地
[編集] アジア
- 台湾
- インドネシア
- 北朝鮮
[編集] ヨーロッパ
[編集] 中近東
[編集] アフリカ
[編集] 北米
[編集] 中南米
[編集] オセアニア
- ニュージーランド

