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旅先で健康を保つ
出典: Wikitravel
[編集] ペットボトルの水にご用心
よく東南アジアの安宿などで、ペットボトルに入った水が部屋に備え付けられていることがある。「こんなに安い部屋代なのに、何て親切なんだ!」と宿屋のホスピタリティに思わず感激してボトルの水をごくごくと飲み始めるのだが・・・、ちょっと待った!飲む前にちゃんと確認しましょう。もしはじめからボトルのふたの封が切られているとしたら、中身はまず100%水道水である。
「こうすれば旅行者に安心して飲んでもらえる」との配慮(?)なのか、安宿ではよく空のペットボトルを集めて洗い直し、そこに水道水を入れて部屋に出すということを平気でする(だから極端なケースだと、部屋によってボトルがまちまちなんてこともある。また、実際宿屋の主人がそのように水道水を詰めている様子を目撃したことも)。これを知らずにそのまま飲めば、そりゃ腹もこわすわけである。
また、普通に店で売られているミネラルウォーターについても、あまりガブ飲みはお勧めできない。飲めないなんてことはさすがにないのだろうが、ミネラルウォーターの衛生基準は国によっても異なり、中には日本の基準値を大きく超える雑菌数が検出されるようなものも平気で商品として流通していたりするから。
[編集] 氷に注意
旅先で食に細心の注意を払っていても、時として激しい下痢に見舞われる…。そのときの体調や現地で使われている油、水など、お腹を壊す原因はいくつか考えうるが、もっともありがちな原因の一つが氷である。特にアジア地域などを旅行する場合には、現地で出される氷には注意したい。ごく一部の施設を除いて、氷を作るのに水道水をそのまま (場合によっては一度沸騰させたりもせず) 用いている場合が多いからである (世界的に見れば、日本のように水道の蛇口から出る水をそのまま飲める方がむしろ例外であり、通常は沸騰や濾過、不純物の沈殿などをしないとそのままでは飲めない。) 。きちんと料理した食べ物や熱い飲料なら一応殺菌されていることが期待できるし、食堂で出される取り皿や箸なども紙で拭くなり、一緒に出てくるお茶などで「熱湯消毒」したりすることも可能だが、氷だけは消毒できない。このため、気をつけていても、ふと気をゆるめた際にうっかり氷入りの飲料を飲んでしまい (なにせ暑いところだから仕方がないと言えば仕方がないが) 、腹をこわすこともままある。中級クラス以上のホテルであっても氷については水道水で作られていることもあるようなので注意した方がよい。一方、経験的に見て、マクドナルドなど外資系のファーストフード店はどこの国でもそのあたりの管理が比較的しっかりしており、氷入りの飲料を飲んでもお腹をこわすようなことはまずない。
[編集] 腹八分目の効用
暴飲暴食も旅行中に下痢や食中毒を引き起こす主な原因である。場所によっては日本とは昼夜逆転したような時間帯に食事をしているわけで、ただでさえ胃腸に負担がかかっている上、国によっては日頃食べ慣れない食材や油 (パームオイルやオリーブオイルなど) 、チーズやバターといった乳製品などをふんだんに使った料理が出てくる。物珍しさも手伝って、いろいろな物をついつい口に運んでしまいがちだが、日本と同じ (か、あるいはそれ以上の) ペースで量を食べ続けていると、どこかで消化器系が破綻をきたすことになる。また、食中毒は日和見感染的な性質を持っているので、疲れなどで胃腸が弱っているところに日本に比よりも雑菌が多く含まれるような環境下で食べ物を腹いっぱい詰め込めば、それだけ食中毒を引き起こす確率も高くなる。旅の体調管理の極意は腹八分目と心得ておきたい。
[編集] 昼寝のススメ
旅先で体力を維持しようと思ったら、毎日昼寝を心がけるとよい。特に時差の大きい地域であれば、極端な場合日本とは昼夜逆転したような時間帯に起きて活動していなければならないわけで、特に無理をしたわけではなくてもそれなりに体力を消耗する。加えて、せっかく外国に来たのだからとついつい無理な行程を組んでしまい、旅程の最後の方ではすっかり体力を消耗しきってへとへとになったり、極端な場合寝込んでしまうこともある。また、暑い地域であれば、日中歩くだけでも相当きつい。わざわざはるばる遠い所から来たのだから、とあちこち見て回りたい気持ちはよくわかるが、歩き疲れたと思ったら一旦ホテルに引き上げて昼寝をするくらいの余裕を持って行動したいところだ。2~3時間寝ころんで休息を取るだけでも体への負担が随分と違ってくるし、このようにゆとりを持った行動パターンを組んでおけば、後の日程のために体力を温存することもできる。
[編集] それでも具合が悪くなったら
とはいっても、旅の疲れなどで身体を崩してしまうということは十分にありうることである。身体を崩してしまったため、現地の薬局で薬を調達して服用する際には、日本で処方される薬よりも成分が同じでも量が多く、効き目が強すぎて(=副作用も強い)日本人の身体に受け付けない事がある点に注意した方が良い。いきなりそのままの量を服用するよりも、錠剤なら半分にして服用するなど身体に適応するかどうか見極めながら使用した方が無難である。
もし、海外にて現地の医者にかかる場合には日本の健康保険が適用されず、莫大な費用を請求されるということに注意しておかなければならない。海外に行く際には海外旅行傷害保険に入っておくことが重要である。
[編集] 外部リンク
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