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アジア : 東アジア : 台湾 : 台湾島嶼部 : 馬祖島 : 南竿
南竿(なんかん)は、馬祖島にある島。島全体が一つの郷(台湾の行政区画の一つ)となっており、複数の村からなるが、ここでは便宜上、一つの町として取り扱う。南竿郷公所のHP
[編集] 分かる
[編集] 概要
馬祖地区内の島々の中で面積が最大であり、かつ人口最多の島。島内の介寿村内に連江県政府が置かれており、馬祖地区における政治行政の中心ともなっている。空港や港などの施設を抱えるほか、馬祖地区の他の島と船舶やヘリコプター航路で結ばれているため、馬祖地区観光の基点ともなる。
「馬祖島」とはもともと南竿を指していた言葉であり、島内の馬祖村内には、島名の由来ともなった媽祖のものと伝えられる遺骸を安置した媽祖廟がある。
[編集] 観光案内所等
南竿空港内、福沃港のターミナル内及び北海坑道入口付近の3か所にツーリストインフォメーションがあり、島内の地図をはじめいろいろな観光パンフレットが入手できる。中国語や英語はもちろんのこと、日本語のパンフレット(簡単なものだが、日本語も正確でよくできている)も手に入るので、立ち寄ってみるといいだろう。
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
台北市の松山空港や台中市の清泉崗空港からそれぞれ立栄航空が就航している。チケットは、日本からもインターネットを通じて座席の予約及び発券が可能(中国語の案内しかないが、繁体字(日本の旧字体にほぼ同じ)の漢字なので、何回か試行錯誤すれば購入にたどり着ける)立栄航空(UIA)。
島内の空港が小さく、大きな機材を飛ばせないため、特に週末などを中心に比較的利用しやすい時間帯の便から早い時期に満席になる傾向があるので、インターネットによる購入なども活用するとよい。なお、運行路線及び便数は以下のとおり。
- 台北松山空港から約50分(台北発6:50、8:30、10:50、13:30、15:10、16:00。1日6便)
- 台中清泉崗空港から約65分(台中発11:35。1日1便)
空港から島内の各村までは多少離れている。一番近い介寿村や復興村まで歩いて歩けなくもないが、途中起伏がきついところがあったりするので、タクシーやバスなどを利用した方がよい。
南竿空港内の出入り口付近、ツーリストインフォメーションの隣にコインロッカーがある(携帯電話の充電コーナーに隠れるようにしてあるため少々見つけづらい)。料金は小20元、大30元。朝方他の島から着いて夕方の飛行機で南竿を発つような場合であれば、一旦空港に行って荷物をロッカーに預けてから出発までの時間南竿観光をすると身軽に動き回れる。
[編集] 車で
[編集] 船で
南竿の海の玄関口は福澳(福沃)港で、北竿、西莒、東莒、東引など馬祖地区内の他の島や大陸側の福州との間に航路がある。空港から港まではタクシーで約10分、料金は100元前後。また、馬港行きの海線のバスも、途中福澳港を経由する。
港のターミナル内にツーリストインフォメーションと無料の貸ロッカーがあるほか、同じ建物の続きに宿(漁會賓館)もある。食堂らしいものはなく(あるのかもしれないが、シーズンオフには営業していない)、ターミナル内で食事を取ろうと思ったら、セブンイレブンに頼ることになる。なお、港から山側に500mほど歩いたところに集落(福澳村)があり、そこまで歩いていけば食堂が数軒ある。
船のチケットは出航の30分前くらいから発売する。土地柄、乗船客は福州行を除いてその大部分が軍人である。
- 北竿から
- 7:00から17:00までの間、北竿の白沙港から1時間に1本の割合で船が就航している。北竿発南竿行きは毎時30分発。運賃は片道160元で、所要時間は約16分。
- 莒光(西莒/東莒)から
- 南竿と莒光(西莒/東莒)との間を結ぶフェリーが1日3便ある。三角航路となっており、先着の寄港地が月ごとに変わる(偶数月(雙月)が東莒先着、奇数月(単月)が西莒先着となっている)。南竿から西莒/東莒までの所要時間は概ね50分。料金は大人200元、子供100元、団体(20名以上)160元。
南竿・莒光間航路の時刻表
| 南竿発 | 第一寄港地着発 | 第二寄港地着発 | 南竿着
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| 07:00 | 07:50 | 08:10 | 09:00
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| 11:00 | 11:50 | 12:10 | 13:00
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| 14:30 | 15:20 | 15:40 | 16:30
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[編集] ヘリコプターで
南竿と東莒及び西莒とを結ぶヘリコプターの航路がある。季節運航で、10月1日から3月30日の間運行し、4月1日から9月30日の間は休航となる。運行日は月、水、金、日で南竿を離陸後東莒・西莒のヘリポートにそれぞれ寄港し、南竿の発着場に帰る三角航路となっている。南竿発14:20で料金は3,000元。ただし、霧や風など天候などによって運行がかなり影響を受けるため、時に運行時間が変更になったり、あるいは欠航したりすることもある。
南竿のヘリコプター発着場は空港ではなく、島の中央部の南側に位置する梅石村にあるバス路線の山線(中央大道)上にあり、付近にバス停(「直升機場」)がある。
[編集] 動く
[編集] タクシーで
南竿では北竿に比べてタクシーがより多く走っているので、あらかじめチャーターしなくても、集落など人の多いところへ出れば流しのタクシーを捕まえて次の目的地まで比較的容易に移動することができる。メーターなしのタクシーの場合、1回の移動が100元前後。
メーター制の場合、初乗りが100元で、以下、距離と時間で加算される。介寿村から馬祖村まで利用すると200元前後。メーターの上がり方が意外と早く、乗車する距離によっては、メーターなしのタクシーより割高になる場合がありうるので注意。
[編集] スクーターで
島内を巡るための交通手段として、最も手軽で人気があり、空港など主要な施設や村内にスクーターのレンタルショップがいくつもある。南竿内でのレンタル料の相場は半日400元、1日600元前後。運転にあたっては日本の運転免許を中国語に翻訳した証明書(詳細は「国際免許」の項目参照)が必要だが、中にはそれなしでも貸してくれるところもあるようである。
ただし、馬祖島のページにもあるとおり、島内は起伏に富んでおり、特に山間を中心に急な坂やカーブが続くため、島内の道は決して運転しやすいものとはいえない。また、右通行に慣れないこと、あまり天候が安定しないため途中雨に降られることがあり、これらの要因から事故も起こしやすいと思われる。このため、地理に不案内の旅行者が島内の移動にスクーターを利用すること自体、あまりおすすめできない。
[編集] バスで
南竿の中心となる介寿村から馬祖港までを結ぶバス路線があり、どちらの方面に向かうものも概ね30分に1本程度の割合で運行している。島内の運行系統には海側と山側の2系統があるが、それぞれ2地点間の単純な往復ではなく、時間によって若干途中の経由ルートが異なるなど、やや複雑な形態を取っている。一日乗車券(公車一日卷)を車内で販売しているので、バスを使って島内をまわろうと考えている人は最初に買い求めておくとよい。1枚50元なので、4回バスを利用すれば元が取れる。
[編集] 足で
小さな島とはいえ、島内を全て歩きで回るのはさすがに無理だが、それぞれの村の集落内や観光スポット周辺であれば、十分歩いて回ることができる。ただし一部坂のきつい場所など歩きづらい場所があることに留意(→なお、海岸部の軍事拠点周辺などについては馬祖島の「気を付ける」の項目も参照)。
[編集] 観る
| 民俗文物館
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| 古代の出土品から伝統的な民具、伝統的な家屋の模型、楽器、パネルや映像による人の一生で関わる伝統的なセレモニーや馬祖の歳時記の紹介などといったようないろいろなコーナーを通じて、馬祖の民俗文化全般についての知識を得ることができる、とても面白い博物館。なお、博物館までのバスは本数がそれほどなく、アクセスがあまりよくないので、行きは博物館まで直接タクシーで行き、帰りは博物館から右手に5分ほど歩いた清水村の中心でタクシーを拾うようにするとよい(博物館前でタクシーを拾うのはほぼ不可能)。
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| 所在 清水村
| 電話
| WEB
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| 開場時間 9:00~17:00。月休み。
| 料金 無料
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| 鐵堡
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| かつて潜水工作隊(フロッグマン)の精鋭部隊の基地として使用されていた要塞。天然の岩礁をくり抜いたトンネルから分岐するような形で、寝室や見張り台、砲台、作戦室などが造られており、岩礁の上部には植物を植えたりネットをはったりしてカモフラージュが施されている。もともと鋭利な岩肌の上に、共産軍のフロッグマンの侵入を防ぐためにガラス片が埋め込まれ、さらにはこの種の要塞の中では唯一軍用犬が見張用に配置されていた。現在はほぼその役割を終え半ば観光スポットと化しているが、トーチカのような薄暗い空間を歩いていると、戦時下の緊張感が伝わってくるようにも感じる。南竿に残る軍事施設の中でも、特に見ておきたい場所の一つ。
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| 所在 島の南西部、仁愛村の中心部から歩いて15分ほど。
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| 北海坑道
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| 南竿にある軍事関連の観光施設では、その規模から第一級のスポットとされている。高さ18m、幅10m、長さ640mのトンネル状の構造物で、100艘以上の小型上陸艇を収納することができる。建造には2個師団、3個歩兵大隊、1個工兵大隊の兵力と瓦礫を運び出すためのトラック部隊が投入され、昼夜兼行の突貫作業で完成までに820日を要したとされている。坑道掘削はとても危険な作業で、途中多くの兵士が命を落としている。坑道内には700mほどの側道があり、歩くのに30分ほどかかる。満潮時は見学不可となるので、あらかじめツーリストインフォメーションなどで見学可能な時間を確かめておくといいだろう(専用のチラシがある)。また、見学可能となっている時間でもシーズンオフなどは照明が落ちていることがあるので、その際には無理に歩こうとしないこと(手先も見えないほど暗い中を歩くことになり、事故につながるおそれがある)。なお、隣の北竿にも同名の坑道がある。
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| 所在 仁愛村の中心部から歩いて15分ほど。
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| 大漢據点
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| 南竿郷と莒光郷との間のシーレーン防衛のため、鐵堡などと共に造られた要塞。1975年から建造が始められ、1976年3月に完成した。幅1.2~2m、高さ2m、全長430mのトンネル状の建造物で、少量の爆薬を用いたほかは、全て鑿やハンマーにより、手作業で掘られた。トンネルは三層構造になっており、上層部には部隊の本部が、中層階には居室や武器庫が、また低層階には90mm対空砲や作戦室、倉庫などがそれぞれ配置されている。2006年に改装が完了し、観光施設として開放された。晴れて視界がよければ、海岸部に突き出た砲台などから海峡を挟んで向かいにある莒光郷の島々を見ることができる。
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| 所在 仁愛村の中心部から歩いて15分ほど。
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| 媽祖廟
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| 媽祖廟の総本山みたいな位置づけの廟で、馬祖島の地名の由来にもなっている、媽祖の亡骸を安置した媽祖塚がある。廟内には、媽祖をはじめとして、台湾で広く信仰されている数々の神様が祀られている。総本山ということで、建ててから何百年も経ったような古く味わいのある建物を想像してしまうが、廟自体は1943年に改築されたとのことで、さほど古びて味があるといった感じには見えない。平日は台湾本土の媽祖廟ほどの賑わいはないが、それでもお参りに来る人々が絶えることはない。
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| 所在 馬港行きバス終点下車。馬祖港そば。
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| 馬祖酒廠
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| 馬祖特産品の老酒を醸造している工場で、敷地内に足を踏み入れた途端、酒に弱い人ならそれだけでも酔ってしまいそうなほどの強烈な発酵臭が漂って来る。工場内のショールームにはこれまでに造られた数々の銘柄やめずらしいデザインの酒瓶、かつて手で酒が造られていた頃に使われていた道具類などが展示されている。また、酒の試飲・販売コーナーもあり、その場で製品を購入することもできる。工場から歩いて3分くらいの所にあり、酒の貯蔵施設として使われている「88坑道」の見学は前日までの予約制となっている。また、9:30、10:30、14:30、16:30の4回、酒造りや工場の様子などを紹介したミニ映画も上映している。
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| 所在 復興村208号。バス停「馬祖酒廠」前。
| 電話 (+886-836) 22820
| WEB [1]
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| 開場時間 8:30~11:30、13:40~17:00。土日13:40~16:40
| 料金 無料
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| 88坑道
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| もともと島民が海賊から避難するため掘っていた坑道を、国軍が馬祖占領後に戦車や部隊が駐屯できるくらいの規模にまで拡張したもの。坑道の全長は273mで、全て花崗岩をくり抜いて造られている。坑道の名称にもなっている「88」とは、蒋介石の88歳の誕生日を記念したもので、1974年に約10年の歳月をかけて完成した。軍から払い下げられた後、一旦近所にある中華電信の倉庫として使用された後、1992年から馬祖酒廠の貯蔵庫として使用されている。年間を通じて温度や湿度が一定で、酒の貯蔵庫としては絶好の条件を備えていることから、普段は温度管理のため門扉が閉ざされており、馬祖酒廠が催行するコンダクター付きのツアー以外では内部に入ることができない(もっとも、たまたまツアー客のために解放されている時間帯であれば、入口から中の様子を伺い観ることぐらいはできる)。門扉が閉ざされている時間であっても、酒の甕が多数並べられた坑道入口を表から観るだけでもその雰囲気を十分に楽しめる。
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| 所在 馬祖酒廠から空港方面に歩いて2分ほどのところ。
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| 福山照壁
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| 1958年に蒋介石が馬祖を訪問した際、島に駐屯している軍人の士気高揚のために揮毫した「枕戈待旦」(「戈(ほこ)を枕に朝日を待つ。」共産党軍に対して、常に警戒を怠るなの意)をそのまま巨大な碑に刻みつけたもので、南竿のランドマークになっている。福澳港周辺からよく見える。
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| 牛角集落
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| 馬祖酒廠の右横にある坂を下った右手付近にある集落で、福建様式の伝統家屋が多数残っていることで知られる。ただし、これまで保護区に指定されてきたわけではないため、近代建築もかなり混じって建てられており、北竿の芹壁集落のような統一的な景観は望めず多少興ざめ的なところはある。ただし、近年は伝統家屋保存の機運が高まっているようで、新たに建てる家屋が伝統様式に則って建てられるようなケースもあるようである。地区全体は牛角湾に面した風光明媚なところに位置しており、山肌に沿って集落が形成されている。
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| 所在 復興村
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| 津沙集落
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| 島の南西部にある村落。戦時下には需要な軍事拠点が置かれ、それ故に敵陣の砲撃の際には第一の目標にされた。かつて漁業で栄えたが、漁業の衰退に伴って村民が他の地区に移住し、半ば放置された家屋などが残され却って昔の馬祖の面影をそのまま保存する形となった。雲台山の中腹あたりにあるバスルート(山線)から急な坂を下っていくと、15分ほどで山の斜面にへばりつくようにして建てられた家屋群が見えてくる。とても風光明媚でのどかなところなので、時間が許すなら付近を散策してみるとよい(ただし勾配のきつい坂が続くので、かなり体力を要する)。
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| 所在 島の南西部。
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| 山隴蔬菜公園
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| 介寿村にある農業公園。一定の区画の中で村民が思い思いの農作物を作っていること自体は農業公園によくありがちな光景だろうが、この公園がちょっと特異なのは、それが連江県政府庁舎の真ん前にあることだろう。日本で言えば、さしずめ県庁前に、広場や駐車場の代わりに一面緑の畑が広がりそこから肥の臭いが漂ってくるようなもので、ちょっとあり得ない光景に一瞬引いてしまう。もっとも、それだけ農業が重要な産業なのだと県政府を挙げてアピールしているのかもしれず、だとすればPR効果は抜群かもしれない。介寿村周辺を歩いていれば必ずここに行き当たるので、道すがら農作業風景をのぞいて見るのもよい。
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| 所在 介寿村、県政府前
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| 鐵板天后宮
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| 18世紀末から19世紀初頭、清朝の嘉慶帝の治世の頃に神の恩寵を願って海賊の頭目が建てたとの言い伝えのある廟。1868年に改修された後、1919年、1949年、1979年及び1984年と、度重なる改修が施されてきた。近年に改修が施されていることもあり、廟自体はそれほど古さを感じない。建築様式は福建東部でポピュラーな、屋根が火焔を象ったスタイルのもので、廟の中には媽祖、威武陳将軍、華光大帝、臨水夫人や土地公など。廟に安置されている祭壇の中には、「廟中廟」と呼ばれるとても稀な形式のものがある。廟の前庭が村民の憩いの場となっているほか、中秋節にはここで村中を揚げた賑やかな祭りが催される。
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| 所在 仁愛村
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[編集] 遊ぶ
| 津仁歩道のトレイリング
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| 津沙港周辺と仁愛村を結ぶ津板路に沿うようにして、遊歩道(津仁遊歩道)が整備されており、天気が良ければ遊歩道を散策しながら海沿いのとてもよい景色を楽しむことができる。津沙集落から鐵堡や北海坑道、大漢據点などの見どころがある仁愛村までは交通の便がよくないので、体力に自信があるなら遊歩道を歩いてしまうのも手である。多少のアップダウンがあるが、津沙集落から鐵堡まではゆっくり歩いて30分ほどでたどり着くことができる。
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| 所在 津沙公園~仁愛村
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[編集] 買う
[編集] 食べる
[編集] 安食堂
| 馬祖小吃
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| 道を挟んで山隴蔬菜公園(→「観る」参照)のすぐ脇にある食堂。馬祖の郷土料理や台湾でよく食べられている庶民料理が中心。メニューは全て二人前の料金表示となっているが、もちろん一人前での注文も可能。味はそこそこいける。
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| 所在 介寿村山隴蔬菜公園脇。入口に赤い大きな文字で「馬祖小吃」と書かれているのですぐわかる。
| 電話
| WEB
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| 営業時間
| 予算 150元前後。
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| 中新小吃
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| 介寿村バスターミナルのそばにある食堂。牛肉麺など、台湾の庶民料理が中心。やや味付けが濃いが、味はそこそこいける。また、値段も比較的安い。バスターミナルのすぐ横なので、空港や島内の他の観光地にバスで行く前などにちょっと寄って食事を済ましたりするのには便利。
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| 所在 介寿村バスターミナルそば。
| 電話
| WEB
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| 営業時間
| 予算 100元前後。
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| 超群西點麺包城
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| 島西部の中心の馬祖村にある、馬祖名物の継光餅を使った「馬祖バーガー」が食べられる店。注文してから作ってくれるので、アツアツを楽しむことができる。継光餅に挟む具もビーフやポーク、オムレツなどいろいろなバリエーションがある。馬祖バーガーは胡椒がきいていてとてもスパイシー。値段も安い。また、店で食べる以外に継光餅をおみやげに買って帰ることももちろん可能。店では他にサンドウィッチや飲料なども扱っている。南竿を訪れたら、話の種に訪れて、馬祖バーガーを食べてみるとよい。
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| 所在 馬祖村93号。商店が並ぶ馬祖村のメインストリートの一画にある。バス停留所から歩いて1分ほど。
| 電話 +886-836-22251
| WEB
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| 営業時間 営業時間
| 予算 継光餅1個30元前後。
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[編集] 中級
[編集] 高級
| 依嬤老店
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| 牛角集落内にある有名な郷土料理のレストラン。店舗は伝統家屋をそのまま用いており、風格のある造りとなっている。地元でも人気のあるレストランで、日曜日の昼時などは地元の人や団体客が貸し切って宴会を行っていたりして、飛び込みでは入れないこともある。
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| 所在 復興村143号、牛角集落内。
| 電話 +886-836-26016
| WEB
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| 営業時間 11:00~21:00。
| 予算
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| 依嬤的店
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| 牛角集落内にある有名な郷土料理のレストラン。依嬤老店のすぐ近所にある(あるいは姉妹店かもしれない)。同じように伝統家屋を用いているが、こちらのレストランの方が、造りが新しい。店の一画が前面総ガラス造りになっており、明るい雰囲気の中で食事を楽しむことができる。台湾では名前の知れた店らしく、有名人をはじめ、食事に来た客のサインや落書きが店内の柱や壁全面に書き込まれている。料理は馬祖地区の郷土料理全般。アラカルトもあるが、8品ほど付いたセットメニュー(套餐)を頼むと、いろいろな種類の郷土料理が一度に楽しめる。味もよいのでおすすめの店。
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| 所在 復興村72-1号、牛角集落内。
| 電話 +886-836-26125
| WEB
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| 営業時間 11:30~14:30、17:00~21:30。
| 予算 100元~200元前後。セットメニューは290元。
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[編集] 飲む
| Airport Coffee (機場珈琲)
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| 南竿空港内にあるコーヒーショップ。UCC系列の店で、コーヒーを注文すると、一杯ずつ丁寧にペーパーフィルターで落としてくれる(つまりそれほど混んでいない)。このコーヒーがなかなかうまい。家族ぐるみの雇われでテナントを経営しているといった雰囲気で、店の雰囲気もどことなくまったりしており、経営者の子供(多分)が店の中で弁当を食べていたりするのが微笑ましい。もちろん、飲み物の他にサンドイッチなどの軽食類も扱っている。
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| 所在 南竿空港待合室内
| 電話 電話
| WEB
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| 営業時間
| 料金 ブレンドコーヒー60元。
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[編集] 泊まる
[編集] 安宿
[編集] 中級
| 麗堤飯店
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| 介寿村の中心部にあるホテル。この近所では一番高い建物なのですぐにわかる。外見は多少古びて見えるが、中は改装されたようでそこそこきれい。部屋の窓からは「観る」で紹介した山隴蔬菜公園がよく見え、また8階にある喫茶コーナーからは海辺の光景を楽しむことができる。中国式の簡単な朝食付き。
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| 所在 介寿村245-1(介寿商場)
| 電話 (+886-836) 26688 FAX (+886-836) 23088
| WEB [2]
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| 時間 チェックイン 15:00 チェックアウト 11:00
| 料金 シングル1,800元~。朝食付き。
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| 漁會賓館 (馬祖區漁會漁民招待所)
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| 馬祖地区の漁會(漁協)が経営するユニークなホテル。福沃港ターミナルに隣接しているので、馬祖島間の移動の中継地点として利用するのには便利だが、集落からはやや離れている。
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| 所在 福沃村129号。福沃港ターミナル内
| 電話 +886-836-22949
| WEB
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| 時間
| 料金 700元~1,200元。
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[編集] 高級
[編集] 出かける
- 北竿島 — 南竿のすぐ北に位地する島で、南竿からは船で約16分。小さい島の割には、見ごたえのある観光スポットがたくさんある。島内の主な見どころは、壁山、戦争和平紀念公園(06據点、08據点、戦争和平紀念公園主題館ほか)、北海坑道、中興公園、碧園原生植物園、馬祖天后宮(媽祖廟)、塘沃海灘、坂里海灘、芹壁村集落など。
- 東莒島 — 馬祖地区の南部に2つ並んだようにしてある島の一つ。北竿や南竿に比べて観光地化されておらず、その分かつての軍事要塞の雰囲気がそのまま残っていて少々物々しい雰囲気を受ける。見どころは島内に点在している。西莒に比べると、数の点で見どころが少ないようにも感じるが、伝統様式の家屋や自然が作り出した荒々しい景観、軍事施設など、それぞれに興味深い見どころがいくつかある。特に大埔集落の周辺はとても風光明媚なところでおすすめのスポットである。なお、島内にはツーリストインフォメーションの展示コーナーを除いて、資料館や坑道など、インドアないしはそれに類する雨を避けて見学できるような観光スポットはなく、屋外を歩き回るか釣りなどをするなどアウトドア的な観光が主になる。主な見どころとしては、東莒(東犬)灯塔、福正集落、神秘小海湾、大埔集落、大埔石刻などを挙げることができる。
- 西莒島 — 馬祖地区の南部に2つ並んだようにしてある島の一つ。北竿や南竿に比べて観光地化されておらず、その分かつての軍事要塞の雰囲気がそのまま残っていて少々物々しい雰囲気を受ける。見どころは島内に点在している。規模はそれほど大きくないが、伝統様式の家屋や自然が作り出した荒々しい景観、軍事施設など、島の面積の割にはそれぞれに興味深い見どころが少なからずある。なお、島内には資料館や坑道など、インドアないしはそれに類する雨を避けて見学できるような観光スポットはなく、屋外を歩き回るか釣りなどをするなどアウトドア的な観光が主になる。主な見どころとしては、青帆村集落、青帆村小巷、威武陳元帥廟、田沃集落、田沃天后宮、菜埔澳、菜埔澳據点、西坵村集落、樂道澳などを挙げることができる。
- 福州 — 福澳港から1日三便ほど、対岸の中国大陸側にある都市の福州行きの船が出航している。台湾が中国大陸反攻を唱えているときにはおよそ考えもつかなかったルートなので、話のタネに利用してみるのもいいかもしれない。
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この記事「南竿」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。
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