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利尻礼文サロベツ国立公園

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日本 : 北海道 : 利尻礼文サロベツ国立公園
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礼文の草原

利尻礼文サロベツ国立公園北海道北部に位置し、日本国内で最北の国立公園である。その指定時域は稚内市豊富町幌延町礼文町利尻町および利尻富士町の1市5町にまたがる24,166ヘクタールにおよぶ。その内特別保護地区は、上サロベツ原野・下サロベツ原野の各一部と海岸砂丘地域、利尻山中腹以上の区域、礼文島西海岸一帯である。特別保護区域には、スノーモービル、自動車、オートバイ、動力船の乗り入れが禁止されている。


分かる[編集]

歴史[編集]

1949年利尻礼文地区が道立自然公園の指定を受ける。1964年に利尻礼文サロベツ国定公園として指定され、1974年に国立公園となる。2005年サロベツ原野がラムサール条約登録湿地となる。

サロベツ原野は、7000年前は入り江だったが海面が下がり海岸砂丘の形成もあって海から切り離され浅い湖となった。その後、植物の遺骸が分解されずに堆積した泥炭層が厚く覆い貧栄養性の高層湿原が形成さた。泥炭の蓄積は年に1mmと言われているので現在の状態は4千年の年月によってできたことになる。

利尻島ではおよそ20万年前に始まった初期火山活動により、成層火山が形成されはじめた。鴛泊ポン山やペシ岬は当時の溶岩ドームであるといわれる。5万年前ごろが火山活動の最盛期で、沓形溶岩はこのころのものとされる。4万年前以降火山活動は収束に向かう。仙法師や鬼脇のポン山、沼浦・南浦湿原のマール火口が形成された。13,000年前頃に海水面が上がり、宗谷海峡ができサハリンや北海道本島と分離される。主な火山活動は8000年前頃に終わったとされる。

礼文島の西海岸にはマグマが地下でゆっくり冷えてできた岩塊でできており、元地の桃岩の球状節理も同様の形勢と考えられる。白亜紀(1億3千万年~6,500万年前)の堆積岩類が見られることからこの頃に隆起して形成されたものと考えられる。2万年前には大陸から切り離されて孤島となったために、南方の植物に侵食されず北方系の高山植物が残され物と考えられる。


風景[編集]

サロベツ原野は国内最大規模の高層湿原で日本で、唯一地平線が見えるといわれる広々とした風景がさいはての地を感じさせる。また、その日本海側にある海岸砂丘地帯にはミズナラが独特の様相を見せ、大小の沼が点在する。海に目を移すと、そこには利尻富士が堂々たる姿を見せている。その山頂からは、海を隔てて東に北海道本島、北に礼文島と遠くサハリンまでが展望できる。最後に礼文島は、第1に「花の浮島」である、本州以南なら2,000m級の山地にしか生息しない高山植物が季節ごとに趣を変えながら花を開き、その可憐な姿を見せてくれる。6~7月の礼文の丘の風景は多くの高山植物の花々で埋め尽くされている。第2になだらかな周氷河地形の丘や海蝕崖、奇岩などが続く西海岸の光景である。車道のない礼文島西海岸ではゆっくりと時間をかけて歩くことで、その風景を堪能できる。

動植物[編集]

サロベツ原野のペンケ・パンケの両沼にはマガモが繁殖し、オオヒシクイが飛来する。このほかオジロワシなど100種を超える鳥類を観察することができる。動物はエゾリス、エゾシマリス、エゾクロテン、エゾユキウサギなどが駆け回る。エゾシカ、ヒグマなどの大型哺乳類は島には棲息していないが、以前利尻島まで海を泳いで渡るヒグマの姿が目撃されて話題となった。湿原の植物は初夏にエゾカンゾウやヒオウギアヤメなどの大形の花を咲かせるものが目立つが40種以上の植物がある。また、利尻島のリシリヒナゲシ、ボタンキンバイ、礼文島のレブンアツモリソウ、レブンウスユキソウ、レブンソウが有名であるが、礼文島には300種を超える高山植物が自生している(主な植物の開花時期については以下のとおり)。

礼文島の高山植物[編集]

礼文島では4月から9月にかけて様々な花が咲く。島内で見ることのできる主な花の見頃はそれぞれ以下のとおり。なお、月の中の矢印の位置は上旬・中旬・下旬を示している。(例:6月|―←―|→――|7月、の場合6月中旬から7月上旬が開花時期である。)

礼文島花カレンダー
花名 4月 5月 6月 7月 8月 9月 備考
ミズバショウ ――← ―→― 久種湖畔
キバナノアナマ ――← ―→― 黄色
エゾエンゴサク ――← ―→― 青色
レブンコザクラ ―←― ―→― ピンク
エゾノハクサンイチゲ ―←― ―→― 白色
クロユリ ←→― 黒色
レブンアツモリソウ ←→― 白色
ネムロシオガマ ←―― →―― 白色
センダイハギ ―←― →―― 黄色
チシマフウロ ―←― ―→― 青色
レブンウスユキソウ ―←― ――― →―― 白色
エゾカンゾウ ―←― ――― →―― 黄色
レブンシオガマ ―←― ―→― ピンク
エゾスカシユリ ――← ―→― オレンジ
レブンソウ ――← ――→ 青色
チシマゲンゲ ――← ――→ ピンク
イブキトラノオ ←―― ――→ 白色
リシリソウ ―←― →―― 白色
ツリガネニンジン ―←― ――― →―― 青色
タカネナデシコ ←―― ――― →―― ピンク
エゾノコギリソウ ←―― ――→ 白色
ダイモンジソウ ―←― ―→― 白色
トウゲブキ ――← ――→ 黄色
ネジバナ ――← ――― →―― ピンク
チシマリンドウ ―←― →―― 青色
エゾウメバチソウ ←―― ―→― 白色

気候[編集]

豊富町は夏は短く寒冷、冬は寒く11月下旬から4月上旬まで積雪がある。

豊富町豊富の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-6.7-6.8-2.73.99.013.217.519.515.39.32.3-3.15.9
降水量 (mm)86.956.055.148.458.654.687.1109.5121.5160.8138.1110.11087.0
データ出典

利尻島も夏は短く寒冷である。冬は対馬海流の影響でそれほど厳しい寒さにはならない。

利尻町沓形の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-4.5-4.2-0.94.38.813.217.619.816.611.13.8-1.57.0
降水量 (mm)69.748.541.048.761.451.282.290.5112.9137.6107.273.6924.3
データ出典

礼文島の春は遅い、初夏から夏にかけて霧が多く発生する。夏は寒冷で短い。しかしこの寒冷な気候と霧の発生が低地での高山植物の自生をもたらしている。冬の寒さは厳しいものではない。

礼文町船泊の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)-4.7-4.4-1.24.28.812.516.919.416.110.53.1-1.96.6
降水量 (mm)106.469.554.449.355.546.778.396.0120.4116.0105.094.7977.9
データ出典

案内所[編集]

サロベツ・砂丘林
豊富観光情報センター — レンタサイクル1時間¥300、5時間以上¥1,500。荷物預かり1個¥200、営業時間内に引き取ること。2012年より時間が変更されている。  所在  豊富駅隣接  電話  (0162) 82-2110  時間  7:00~15:00
利尻島
利尻富士町観光案内所 — 島に着いたら立ち寄って島内を紹介したパンフレットをもらうとよい。  所在  鴛泊フェリーターミナル内  電話  (0163) 82-2201  時間  8:00~17:30  WEB  [1]
礼文島
礼文町観光案内所 — 島の地図や見所、花図鑑などが載ったきれいなパンフレットが置いてあるので、島に着いたら必ず立ち寄ってみるとよい。  所在  香深フェリーターミナル内  電話  (0163) 86-2665  時間  8:00~17:30  WEB  [2]

着く[編集]

飛行機で[編集]

稚内空港新千歳空港丘珠空港東京国際空港から通年、中部国際空港関西国際空港からは夏季のみ、いずれも全日空(ANA)が就航している。空港から稚内駅・稚内フェリーターミナルへの連絡バスがある。

その他の地域からの航空便は新千歳空港に到着するので、稚内便・利尻便への乗り継ぎ、または札幌駅経由で特急列車、都市間バスを利用する。

  • 上サロベツ・稚咲内地区へは稚内経由で宗谷本線を利用して豊富駅下車、沿岸バスに乗り換え「サロベツ原生花園」・「稚咲内第二」下車。下サロベツ原野へは宗谷本線下沼駅または南下沼下車、幌延ビジターセンターまで約5kmである。
  • 利尻島・礼文島へは稚内フェリーターミナルよりハートランドフェリーを利用。

また、利尻空港へ新千歳空港から全日空による1往復が就航している。

列車で[編集]

札幌駅から豊富駅・稚内駅まで、特急「スーパー宗谷」(2往復)・「サロベツ」(1往復)が運転されている。

宗谷本線上り特急時刻表
  稚内発 豊富発 旭川着 札幌着
S宗谷2号 07:10 07:50 10:44 12:06
サロベツ 13:45 14:26 17:33 19:08
S宗谷4号 16:51 17:30 20:28 21:50
宗谷本線下り特急時刻表
  札幌発 旭川発 豊富着 稚内着
S宗谷1号 07:48 09:12 11:53 12:47
サロベツ 12:37 14:12 17:30 18:11
S宗谷3号 17:48 19:13 22:07 22:47

バスで[編集]

札幌から都市間バスが運行されている。

区間 名称 発着時刻
札幌~稚内 わっかない号
はまなす号
札幌発- 07:40H*|10:30W*|13:00H|15:00H|17:00W|23:00W**|
稚内着- 13:30H*|16:20W*|18:50H|20:50H|22:50W|05:30W**|
稚内発- 06:30H|08:30W|11:13H*|13:00W*|16:40H*|23:00W***|
札幌着- 12:20H|14:20W|17:20H*|18:50W*|22:30H*|05:30W***|
札幌行きの*は稚内駅も経由、発時刻 11:35H|13:05W|16:45H|
札幌=発は大通りバスセンター1階、着は札幌駅前
稚内の着発:無印、***印=宗谷バス稚内駅前ターミナル着・発。
*、**印=稚内フェリーターミナル着・発。
**、***印=冬季(12月1日~3月19日)は06:00着。
(要予約)W=わっかない号:宗谷バス TEL(0162) 23-5510
H=はまなす号:北都観光 TEL(0162) 23-3820
札幌~豊富 特急はぼろ号 札幌タ-発- 08:00|13:00|15:00|18:00|
豊富営着- 13:04|18:04|20:04|23:04|
豊富営発- 05:35|07:55|10:35|15:05|
札幌タ-着- 10:45|13:05|15:45|20:15|
札幌の発着は札幌駅前ターミナル。豊富営=沿岸バス豊富営業所。
(要予約)沿岸バスTEL(0164) 62-1550

料金/許可[編集]

国立公園の利用に際して利用料金や許可は必要ない。

動く[編集]

列車で[編集]

稚内駅とサロベツ原野の見られる徳光駅・豊富駅・下沼駅の間は宗谷本線が利用できる。南稚内駅と抜海駅の間ではクマザサの丘から急に海岸沿いにでて、利尻富士が展望できる絶景が広がる。また、兜沼駅から豊富駅にかけて上サロベツ原野の湿原が一部見られる。

宗谷本線幌延・稚内間下り時刻表(*=特急)
駅名 4321D 4323D 4325D 2031D 4329D 2041D 4331D 2033D
幌延 06:21 08:05 10:26 12:34* 15:49 17:11* 17:47 21:53*
下沼 06:28 ―― 10:33 ―― 15:56 ―― 17:54 ――
豊富 06:36 08:19 10:41 12:48* 16:04 17:30* 18:02 22:07*
徳光 06:42 08:25 10:46 ―― 16:10 ―― 18:08 ――
南稚内 07:38 09:01 11:26 13:25* 16:55 18:07* 18:45 22:44*
稚内 07:42 09:05 11:30 13:28* 16:59 18:11* 18:49 22:47 *
宗谷本線稚内・幌延間上り時刻表(*=特急)
駅名 4326D 2032D 4330D 2042D 4332D 2034D 4336D 4340
稚内 06:24 07:10* 10:51 13:45* 14:12 16:51* 17:10 19:24
南稚内 06:28 07:14* 10:55 13:49* 14:16 16:55* 17:14 19:29
徳光 07:04 ―― 11:30 ―― 14:51 ―― 17:52 ――
豊富 07:09 07:50* 11:36 14:26* 14:57 17:30* 18:02 20:08
下沼 07:17 ―― ―― ―― 15:05 ―― 18:10 20:16
幌延 07:25 08:04* 11:50 14:41* 15:12 17:44* 18:18 20:24

船で[編集]

稚内フェリーターミナルから利尻島鴛泊および礼文島香深までの航路をハートランドフェリーが運航している。この航路は季節によって便数が変更されるので確認が必要である。問い合わせは、ハートランドフェリーへ。 予約専用TEL 札幌(011) 233-8010 稚内(0162) 23-8010。ハートランドフェリー

利礼航路大人運賃表(内燃油費額):2009年10~12月適用
運賃・料金 稚内~利尻島 稚内~礼文島 利尻~礼文
1等ラウンジ ¥3,980 (100) ¥4,400 (100) ¥1,520 (50)
1等和室 ¥3,460 (100) ¥3,880 (100) ¥1,310 (50)
2等 ¥1,980 (100) ¥2,200 (100) ¥780 (50)
特別室料金 ¥20,000 ¥20,000 ¥10,000
  • 稚内フェリーターミナルは稚内駅から徒歩15分、2008年5月に移転新築されたばかりのきれいな建物である。1階に券売機、発券窓口、売店があり、2階にはレストラン、和食ダイニング、カフェバー、待合室がある。前のターミナルとは場所や乗船改札の方法が異なっているので、移転以前に乗船したことがある場合は注意が必要である。ターミナルの住所・TELは、稚内市開運二丁目7-1、(0162) 23-3780 である。
  • 乗船受付は出航1時間前より開始される。2等は事前の乗船予約ができず、定員になり次第その便の受付は終了するので、6月から8月の混雑期には遅くとも30分前までには乗船受付を済ませたほうがよい。
  • 出発は2階の自動改札を通ってから岸壁に下り、タラップで乗船する。以前は岸壁で並んだが、今は2階の改札前で並ぶことになる。
  • 船内は、乗船口から階段を上がるとエントランスがありその階の前後が2等客室になっている。エントランスには売店があり、船尾側に1等和室がある。エントランス中央の階段を上がると1等ラウンジ(リクライニングシートの座席)となっている。
  • 1名から6名までが利用できる特別室がある。特別室の利用に当っては、利用人員分の2等運賃に加えて特別室料金を支払う。
稚内~利尻島航路
期間 稚内→鴛泊 鴛泊→稚内
1/1~3/20 06:50~08:40 09:00~10:50
14:20~16:00 17:35~19:15
3/21~4/30 06:50~08:40 09:00~10:50
07:50~09:40 12:05~13:55
14:20~16:00 16:20~18:00
5/1~9/30 06:30~08:10 08:40~10:20
07:50~09:30 11:00~12:40
11:10~12:50 14:55~16:35
15:30~17:10 17:30~19:10
10/1~11/20 06:50~08:40 09:00~10:50
07:50~09:40 12:05~13:55
14:20~16:00 16:20~18:00
11/21~12/31 06:50~08:40 09:00~10:50
14:20~16:00 17:35~19:50
稚内~礼文島航路
期間 稚内→香深 香深→稚内
1/1~3/20 06:30~08:35 08:55~11:00
14:30~16:25 17:10~19:05
3/2~4/30 06:30~08:35 08:55~11:00
07:50~10:40* 11:05~13:55*
11:10~13:15 15:20~17:25
14:30~16:25 16:45~18:40
5/1~9/30 06:20~08:15 08:45~10:40
07:30~09:25 09:55~12:40*
07:50~10:45* 13:05~15:00
15:10~17:05 17:25~19:20
10/1~11/20 06:30~08:35 08:55~11:00
07:50~10:40* 11:05~13:55*
11:10~13:15 15:20~17:25
14:30~16:25 16:45~18:40
11/21~12/31 06:30~08:35 08:55~11:00
14:30~16:25 17:10~19:05

注:*は利尻島鴛泊経由便

利尻島~礼文島航路
期間 鴛泊→香深 香深→鴛泊 沓形→香深 香深→沓形
1/1~3/20 16:15~16:55 16:40~17:20 ――休航―― ――休航―― 
3/2~4/30 10:00~10:40 11:05~11:45 ――休航―― ――休航――
14:25~15:05 13:30~14:10
5/1~9/30 10:05~10:45 09:55~10:35 12:35~13:15 11:30~12:10
13:15~13:55 13:45~14:25 15:30~16:10 14:20~15:00
10/1~12/31 10:00~10:40 11:05~11:45 ――休航―― ――休航――
14:25~15:05 13:30~14:10
11/21~12/31 16:15~16:55 16:40~17:20 ――休航―― ――休航――

バスで[編集]

  • 豊富から日本海沿いの稚咲内までバスがある。運行は沿岸バス(都市間バスの欄参照)。
    • 所要時間:豊富駅~(12分)~サロベツ原生花園~(7分)~稚咲内第二
    • 発車時刻
      豊富駅発 6月~9月-08:25、12:55、15:03、10月~4月-09:15、14:00
      稚咲内第二発 6月~9月-08:56、13:23、15:30、 10月~4月- 09:41、14:26
  • 利尻島では沓形を起・終点に、海岸線沿いに島を一周する時計回りのAコースと反時計回りのBコースのバスがある。いずれも11月から4月は時刻変更・減便があるので注意。
    • 所要時間:沓形~(32分)~鴛泊フェリーターミナル~(40分)~仙法師~(20分)~沓形
    • 発車時刻:Aコース-06:45(平)、07:50(休)、09:25、11:50*、15:05*、16:35*、17:45(平)
      Bコース-06:35(平)、07:10(休)、08:40、10:30**、13:00**、16:10
      注:平=平日運転。休=休日運転。*=温泉経由 **=温泉・空港経由で沓形・鴛泊間42~44分となる。
    • Aコース運賃:沓形から、鴛泊まで¥730、仙法師まで¥1,800。
    • 運行についての問い合わせは、宗谷バス利尻営業所 TEL (0163) 84-2550 へ。


  • 礼文島ではフェリーの着く香深を起点として、島の北端のスコトン岬へ行く礼文線、南端の知床へ行く知床線および西側の元地へ行く元地線の3本の路線がある。いずれも10月から3月は時刻変更・減便があるので注意。
    • 礼文線所要時間:香深ヘフェーターミナル~(46分)~船泊本町~(5分)~浜中~(11分)~スコトン
    • 礼文線発車時刻(6月~8月)
      香深FT発 07:15、07:45、09:00*、11:00、15:10、17:15
      スコトン発07:19、08:49、09:55*、12:04、16:14、18:16
      注:(1)*は船泊本町は経由せず、香深~浜中は41分。(2)4月・5月・9月は減便、時刻変更がある。
    • 礼文線運賃:香深から、船泊本町まで¥900、スコトンまで¥1,180。
    • 知床線所要時間:香深病院前~(2分)~香深フェリーターミナル~(8分)~知床
    • 知床線発車時刻(6月~8月)
      病院発 07:10、08:50、10:30*、12:35、14:50、17:52**
      知床発 07:22、09:02、10:42*、12:47、15:02、18:04***
      注:(1)4月・5月・9月= *は運休、**は17:49、***は18:01となる。
    • 知床線運賃:香深から知床まで¥300。
    • 元地線所要時間:香深フェリーターミナル~(8分)~桃岩登山口~(8分)~元地
    • 元地線発車時刻(6月~8月)
      香深発 07:05、08:50、11:55、13:15*、15:45、17:18**
      元地発 07:23、09:08、12:13、13:33*、16:03、17:36***
      注:4月・5月・9月= *は運休、**は17:18、***は17:36となる。
    • 元地線運賃:香深から、桃岩登山口まで¥260、元地まで¥440。
    • 運行についての問い合わせは、宗谷バス礼文営業所 TEL (0163) 86-1020 へ。
  • 利尻島および礼文島では5月から9月まで、島内の見所を手軽にまわることができる定期観光バス午前午後各1便が運行されている。問い合わせは宗谷バスへ。

足で[編集]

サロベツ原野は広すぎて歩いてめぐるのは困難だが、利尻・礼文両島では極力歩いて巡る機会を多くとることが望ましい。下記のような散策・登山コースがある

  • サロベツ原野
    • 原野の中を歩くことはできないが、サロベツ原生花園ビジターセンターの周辺は1周1.5kmの木道が設置されている。
    • 稚咲内から砂丘林の周辺は歩いてみるとよい。
    • 豊富駅前にレンタサイクルがある。
    • 幌延ビジターセンター周辺に約1kmの自然散策路がある。
  • 利尻島
    • 利尻山への登山。
    • 姫沼の周囲に1周15分程度で歩ける木道がある。ポン山への自然探勝路もある
    • オタトマリ沼の周囲に30分程度で1周できる散策路がある。
    • 沓形岬公園には散策路が設けられている。
    • 夕日が美しい鴛泊のペシ岬へは麓から15分程度で登れる。
    • 一部自転車専用道も整備されており、島1周のサイクリングが楽しめる。レンタサイクルがある。


  • 礼文島
    • 桃岩登山口から桃岩展望台を経由し、知床までの散策路がある。
    • 礼文林道入り口からレブンウスユキソウ群生地まで。
    • 礼文林道から礼文滝を往復する。
    • 礼文岳への登山。
    • 久種湖畔一周の自然散策路がある。
    • スコトン岬から江戸屋山道、ゴロタ岬、澄海岬を経て浜中までの4時間コース。
    • 4時間コースの澄海岬からさらに西海岸を進み宇遠内から山を超えて礼文林道へ出る8時間コース。

タクシー[編集]

  • サロベツ・砂丘林
    • 豊富ハイヤー TEL (0162) 82-2019
  • 利尻島
    • 冨士ハイヤー(鴛泊) TEL (0163) 82-1181
    • 利尻ハイヤー(沓形) TEL (0163) 84-2252
  • 礼文島
    • 礼文ハイヤー 香深:TEL (0163) 86-1320 船泊:TEL (0163) 87-2010
    • イシドウハイヤー(香深) TEL (0163) 86-1148
    • 関成タクシー TEL (0163) 87-3202

レンタカー[編集]

  • 利尻島
    • 利尻レンタカー(鴛泊) TEL (0163) 82-2551
    • トヨタレンタカー(鴛泊) TEL (0163) 89-2300
    • ニッポンレンタカー(鴛泊) TEL (0163) 89-2277
    • マルゼンレンタカー(鴛泊) TEL (0163) 87-1117
    • かめやレンタカー(沓形) TEL (0163) 84-2252
  • 礼文島
    • 礼文観光レンタカー(香深) TEL (0163) 86-1360
    • ニッポンレンタカー(香深) TEL (0163) 89-6677
    • トヨタレンタカー(香深) TEL (0163) 86-1117

観る[編集]

サロベツ・砂丘林[編集]

サロベツ原野ビジターセンター  
サロベツ原野がどのようにしてできたかの解説や原野にいる鳥、花などのパネルが展示されているほか、資料の閲覧、花図鑑や球根の販売など行っている。2階からはサロベツ原生花園が展望できるほかQ&Aコーナーがある。となりにはレストハウスがあり、豊富牛乳や軽食、土産品などが販売されている。開設期間は5月から10月。隣接してトイレあり。
 所在  沿岸バス「サロベツ原生花園」下車  電話  (0162) 82-2199(レストハウス)  WEB  [3]
 開場時間  9:00~17:00  料金  入場無料


海岸砂丘林と湖沼  
日本海から1kmほど内陸に海に沿って続く砂丘林があり、その幅は800m全体の長さは35kmにも及ぶ。中には最長で3km以上ある細長い長沼群があり、特別保護地区に指定されている。周囲は風によって湾曲したミズナラが覆い、湖沼にはコウホネなどの水棲植物やマガモが棲息している。
 所在  最も近いところで稚咲内第一から約0.3km


こうほねの家  
利尻富士が正面に見える展望休憩施設。隣の沼の中にはコウホネが咲き、付近にはエゾカンゾウやー浜茄子が咲く。トイレあり。開設は4月29日から11月3日
 所在  抜海駅から約7km、道道106号下勇知。  電話  (0162) 73-2125  WEB  [4]
 開場時間  9:00~17:00  料金  入場無料


幌延ビジターセンター  
サロベツ原野の写真や自然解説などのパネル展示、ジオラマやディスプレイなどがある。館内にトイレあり。開設は5月から10月。
 所在  下沼駅から5km、国道40号南下沼から4km。  電話  (0163) 25-2077  WEB  
 開場時間  9:00~17:00  料金  入館無料


宮の台展望台(徳光展望台)  
サロベツ原野が一望できる展望台。ただしこの付近は国立公園内ではない。
 所在  徳満駅・国道40号徳光から1km

利尻島[編集]

  • 利尻山(利尻岳・利尻富士)
  • ぺシ岬展望台
  • 富士野園地
  • 姫沼
  • オタドマリ沼・沼浦湿原
  • 南浜湿原
  • 仙法師御崎公園
  • 神居海岸
  • 沓形岬公園

詳細は利尻島#観る参照。

礼文島[編集]

  • 桃岩展望台
  • 桃台猫台展望台
  • 地蔵岩
  • レブンウスユキソウ群生地
  • 高山植物培養センター・高山植物園
  • 久種湖
  • レブンアツモリソウ群生地
  • 澄海岬
  • スコトン岬

詳細は礼文島#観る参照。

遊ぶ[編集]

サロベツ・砂丘林[編集]

サロベツ原生花園自然探勝路  
サロベツ原野には直接足を踏み入れることができないので、約1.1kmの木道を整備し原野の自然を体感できるようにしている。ワタスゲやツルコケモモ、エゾカンゾウ、ナガバノモウセンゴケ、エゾリンドウなどの花のほかノビタキやシマアオジといった鳥たちの姿が見られる。食虫植物のナガバノモウセンゴケは国内では他に尾瀬と大雪山でしか見られない。
 所在  沿岸バス「サロベツ原生花園」下車  電話    WEB  [5]
 営業時間    料金  


下サロベツ自然探勝路  
幌延ビジターセンターからパンケ沼園地まで片道約3kmの散策路である。途中にはヒオウギアヤメやエゾカンゾウ、コウホねなどの花、アカエリカイツブリ、セキレイ、ノゴマなどの鳥が見られる。パンケ沼では秋の渡りの園地には野鳥観察舎やトイレがある。
 所在  幌延ビジターセンター起点  電話  問い合わせはビジターセンターへ  WEB  [6]
 営業時間    料金  


道道106号稚内天塩線(日本海オロロンライン)  
天塩から稚内まで日本海に沿って通っている道。海の向こうにはずっと利尻富士が見え続ける。サイクリングやツーリングの際はぜひ走りたい道である。


抜海海岸(車窓風景)  
宗谷本線の車窓では最もすばらしい場所である。抜海駅を出た列車はクマザサの丘を走るがしばらくすると突然海の見える場所に出、向かいには利尻富士が雄大な姿を見せてくれている。普通列車の場合はこの区間で徐行してくれる場合のあるので、ゆっくりと眺めることができる。
 所在  宗谷本線、抜海駅・南稚内間。  電話    WEB  
 営業時間    料金  

利尻島[編集]

利尻岳登山  
鴛泊と沓形の2つの登山口がある。決してハイキング気分で登る山ではなく、まれにではあるが遭難者も出る山である。初心者は鴛泊コースから上るのが無難。登山コースは下記のとおり。
 所在  鴛泊コース登山口は鴛泊から約3km。沓形コース登山口は沓形本町から約6km
  • 鴛泊コース:登山口より距離6.4km(地形図による計測)。登山初心者で余裕を見て登り5時間30分、下り4時間。
    • コース紹介:登山口までは鴛泊の街から3kmの北麓野営場(220m)でここまで車道がある。街から歩いて登る場合には1,5kmのあたりから車道と分かれる登山道がある。登山口から0.5kmで湧水の甘露水がある。自然の湧き水を充分補給しておきたい。徒歩登山道は野営場に入らず甘露水で合流する。甘露水の先で姫沼へのポン山分岐があるが、その先は山頂付近まで一本道である。5合目を過ぎると道が急になってくる。針葉樹林の限界を越え、ダケカンバやミヤマハンノキの林の中を登っていくと6合目の第一見晴台である。ここから尾根道の急坂をジグザグに上って、第二見晴台を過ぎると8合目の長官山(1218m)に着く。もう山頂が目前に迫っているが、まだ山頂までは時間がかかる。避難小屋過ぎると道はガレ場の急坂となり正念場を迎えるが、リシリヒナゲシやボタンキンバイなどの高山植物が迎えてくれる。沓形コースの分岐を過ぎ、頂上付近に到ると大変な急斜面なのでコースを外れないように注意したい。最高峰(1721m)は南峰であるが崩落が激しいので現在は北峰(1719m)をもって登頂としている。
    • 登山口―甘露水―ポン山分岐―第一見晴台―第二見晴台―長官山―避難小屋―沓形分岐―北峰--×--南峰
  • 沓形コース:登山口より4.8km。登山経験者で登り4時間、下り3時間。
    • コース紹介:登山口は沓形の街から6km、車道終点の見返り台園地である。出発してからしばらくは単調なダケカンバの林が続くが、6合目あたりからハイマツ帯に入ると見晴らしがきくようになる。7合目の避難小屋を過ぎ礼文岩(906m)の先から沓形稜の尾根道となる。ハイマツ帯の急斜面を登っていくと三眺山(1461m)上にでる。ここから危険地帯に入り、背負子投げという難所を過ぎると、落石の多いガレ場のトラバースに入る。崩れやすい急斜面を登りきると鴛泊コースとの合流点である。以後鴛泊コース参照。
    • 登山口―6合目―避難小屋―礼文岩―三眺山―背負子投げ―ガレ場―鴛泊分岐―北峰


サイクリングロード  
沓形より南に2kmの利尻町運動公園から姫沼の西にある野島崎まで、延長約25kmにおよぶ完全舗装の自転車専用道がある。鴛泊フェリーターミナルの前に並ぶ土産店でレンタサイクルを扱っている。5月から10月までの営業で1日¥2,000程度で借りることができる。ちなみに、自転車専用道を含めて島を1周すると約60kmである。1周する場合は時計回りがよい。鴛泊から姫沼、野島崎展望台まで登りが続くが後は比較的平坦で走りやすい。


利尻・島ガイドセンター  
西海岸お散歩コース、お気軽森林浴とまち歩きコース、ポン山トレッキングなどのコースと島ガイドチャーター(貸切)コースがあり、利尻の自然をはじめ歴史や文化などを解説してくれる。
 所在  沓形市街地  電話  (0163) 84-3557  WEB  [7]
 営業時間    料金  コースにより¥1,800~5,000。島ガイドチャーター(貸切)コースは3時間~¥4,000~(6、7名利用時、人数と時間によって異なる)


利尻富士温泉保養施設  
詳細は利尻島#遊ぶ参照。
 所在  鴛泊栄町(鴛泊市街地から徒歩10分)


利尻ふれあい温泉  
詳細は利尻島#遊ぶ参照。
 所在  沓形市街地

礼文島[編集]

桃岩展望台コース  
桃岩登山口から桃岩展望台、元地灯台を通って島南端の知床集落の出るコース。6月から8月はコース全体にわたって様々な高山植物が順次咲き競う。全行程歩いても2時間程度の手軽なコースだが、時間がない場合は桃岩展望台までの往復だけでも充分に楽しめる。バスの時刻が合わない場合香深から桃岩展望台まで歩いても40分程度(1.8km)である。また、知床から香深へも4kmあまり、利尻富士が見える海沿いの道なので歩いてみてもよい。
  • 登山口バス停からはじめは急階段を上る。香深から来る場合は道道785号を10分くらい登ってお寺の先から左の山道に入り林の中を30分くらい進むとこの急階段を登ったところに合流する。そこから少し丘を登っていくと周囲はお花畑となり桃岩展望台にたどりつく。桃岩を正面に見る展望台からは道が狭くなり緩やかな起伏が続く海の見える歩道が続き、その周辺も花畑である。灯台の手前で上り坂となりコース最高地点を過ぎると下りにかかり、灯台を過ぎると正面に利尻富士が見え緩やかな砂利道の下り坂が知床まで続く。逆コースでもよい。
  • 桃岩登山口-0.6km(30分)-桃岩展望台-2.0km(35分)-元地灯台-1.8km(30分)-知床集落


礼文林道コース  
香深から約1.8kmの林道入り口から礼文林道を歩き、香深井に抜けるコースである。こちらの沿道にもいろいろな高山植物が咲き乱れている。中でもレブンウスユキソウの群生がこのコースのハイライトだ。全線5.6kmを歩いて香深井からバスで戻ってもよいし、レブンウスユキソウ群生地までの3.1kmを行き、戻っても良い。
  • 道道を約30分歩くと林道入り口に着く。バス停はないが元地線に乗って運転手に林道入り口で降ろしてほしいと頼むと止めてくれる。車道は余り広くなく観光バスも通るので注意が必要だ。林道を少し入ると沿道に花々が姿を見せる。1kmほど進むと丘を越える歩道がありこのあたりから西海岸を見下ろすことができる。下った所がレブンウスユキソウの群生地で、トイレも設置されている。ここで折り返しても充分であるが、さらに高山植物を見ながら林道を進み、礼文滝分岐をすぎ宇遠内分岐で東に進路を変えるとやがて香深井集落に出る。
  • 香深-1.8km(30分)-林道入り口-1.3km(20分)-レブンウスユキソウ群生地-1.3km(20分)-礼文滝分岐-3.0km(50分)-宇遠内分岐-2.2km(35分)-香深井


礼文滝コース  
礼文林道から分岐して西海岸にある最北の滝、礼文滝を見に行くコースである。海岸には道がないのでこのコースは往復となる。
  • 林道の分岐点から緩い起伏を越えるとジグザグの急な下りとなる。川まで降りたら小川の流れに沿って下って行くが、ここから海岸までの間に多くの花が見られる。礼文滝は岩に沿って緩やかに流れ落ちる滝で迫力のある滝ではないが、あまり訪れる人がいないので自然を独り占めできる場所である。
  • 林道分岐-1.0km(20分)-川上-0.8km(15分)-礼文滝


4時間コース  
島の最北端、スコトン岬から澄海岬まで北西部の岬を巡るコースである。
  • 岬から車道を10分あまり歩くと白浜漁港の手前に山道への分岐があるので左の道を上って行く。オリジナルコースは神社の先から鮑古丹の集落へ下りていくが、山道のほうが景色も花もきれいなのでそのまま進む。銭屋五兵衛の記念碑を過ぎて少し行くとカーブの先に分岐があるので右へ行き山を登ると山頂がゴロタ岬の展望台である。ここからは一転下りとなり、ゴロタノ浜まで一気に降りていく。海岸をしばらく進むと鉄府の集落に着く。ここにはトイレと自動販売機がある。港の前を過ぎて稲穂ノ崎の手前の急坂を上り、山を越えると舗装道に出るので右に下っていくと西上泊である。漁港の手前の駐車場から売店の前を通って海沿いに進み丘を上がっていくと澄海岬である。ここからは引き返してずっと車道を歩きバスの通る浜中に出る。
  • スコトン岬-0.9km(15分)-山道分岐-1.6km(20分)-銭屋記念碑(トド島展望台)-0.5km(10分)-鮑古丹分岐-0.7km(10分)-ゴロタ展望台-1.9km(30分)-ゴロタノ浜-1.6km(25分)-鉄府-1.7km(30分)-澄海岬-3.5km(60分)-浜中


愛とロマンの8時間コース  
島の西側の歩道を1日かけて踏破するコースである。1960年代に島のユースホステルが開拓したコース。見知らぬ宿泊者の男女に、このコースを同行したことによって愛が生まれるかもしれないということから「愛とロマンの8時間コース」と呼ぶとか。澄海岬までは4時間コースと同じである。以前はすべて西海岸を歩けたが、危険箇所があるため今は途中の宇遠内から礼文林道に入るようになっている。林道合流地点から左へ行くと香深井までは2.2km、約30分で、香深井からはバスに乗る。また、右へ行くと香深までは7.6km、約2時間である。
  • 4時間コースの澄海岬まで同じである。駐車場まで戻ってトイレの先を右に進み、漁港の前を通り過ぎると左に山に向かう階段があるのでそれを上る。途中で坂になり、上りきると砂利道の車道に合流するので左に進む。ここから丘の上の道となり景色もよい。召国分岐を過ぎると山道となりやがて林間の道となり、しばらくは森の中を歩くことになる。森を抜けて川を渡ったあと少し上ると今度は一気に海岸線まで下っていく。アナマ川を渡って海岸沿いに歩いていくと宇遠内である。ここに休憩所とバイオトイレが設けられている。再びウエンナイ川に沿って急な上りで山へ入っていく。森へ入って上りも緩やかになるとピークを迎え下りに入るとやがて礼文林道に合流する。
  • スコトン岬-8.9km(180分)-澄海岬-1.2km(20分)-西上泊分岐-1.4km(20分)-召国分岐-5.7km(80分)-アナマ岩-1.2km(20分)-宇遠内-3.5km(70分)-礼文林道-7.6km(120分)-香深


礼文岳登山コース  
標高490mの礼文岳山頂を目指すコース。高い山ではないが山頂からは島の北部のふたつの岬から利尻山まで360度見渡せる。登山道には花の姿は見られない。
  • 登山口から最初だけジグザグの急な登であるが、その後しばらくはなだらかな森の中の道を進む。やがて少し急になると偽のピークがある。そこを過ぎるとまもなく山頂である。復路も同じ道を下るがちょうど半分の所に廃道の分岐があるので、そちらへ進まないように気をつけることが必要である。
  • 内路-2.1km(40分)-起登臼廃道分岐-1.5km(35分)-偽ピーク-0.6km(15分)-山頂


礼文島はなガイドクラブ  
島の花に詳しいガイドが約20人所属している。島内にはこのガイドクラブ以外にも個人のガイドが数人居る。ガイドクラブのガイドは島外から花の季節だけ来ている者がほとんどだが、島のガイドは島民なので島についてはより詳しい。個人ガイドは宿泊する宿などで確認すること。
 所在  香深忍尺  電話  (0163) 89-6330 FAX同番号  WEB  [8]
 営業時間  4月上旬から9月下旬まで  料金  半日¥10,000~


礼文島温泉うすゆきの湯  
詳細は礼文島#遊ぶ参照。
 所在  香深フェリーターミナルから徒歩3分  電話  (0163) 86-2655  WEB  
 営業時間    料金  

買う[編集]

サロベツ[編集]

利尻島[編集]

礼文島[編集]

食べる[編集]

サロベツ・砂丘林[編集]

利尻島[編集]

礼文島[編集]

飲む[編集]

居酒屋・スナック・クラブ

豊富市街地には15軒程度がある。

利尻島沓形市街地、鴛泊市街地のそれぞれに10軒あまりがある。

礼文島香深市街地、船泊市街地にそれぞれ数件がある。

泊まる[編集]

サロベツ・砂丘林地区[編集]

利尻島[編集]

利尻島・宿泊業組合 電話  (0163) 82-1837  WEB  [9]

礼文島[編集]

礼文旅館民宿組合宿泊案内所のサイトで宿の一覧、料金、空室情報を調べることができる。礼文旅館民宿組合宿泊案内所

気を付ける[編集]

登山に当って注意すること[編集]

  • 登山計画書を出してから登ること。島内の宿泊施設に用紙があるので前日宿泊した場合は宿に出すとよい。キャンプの場合は森林事務所・駐在所などに提出。
  • 夏場であっても長袖・長ズボンを着用すること。防寒具や雨具も必携である。
  • 比較的わかりやすい登山道ではあるが地形図か登山用地図とコンパスを携行し、非常時を考えて多めに食料を用意するとともに水場が少ないので充分な飲料水を持参すること。
  • 充分に時間の余裕を持ち、登山道を逸れたり単独歩行はしないこと。

利尻ルール[編集]

利尻ルールの内容は以下のとおりである。

  1. 携帯トイレをつかうこと。
  2. ストックにキャップをつけること。
  3. 植物の上に座らない、踏み込まない。

礼文島の散策での注意[編集]

  • 本州では標高2,500mでしか咲かない花が咲いているということは、そこの環境は2,500mの山と同じということ。服装はそのような山へ行くときと同じものが必要である。強い風が吹くことがあるし、霧が発生することが多くそんな時は服がじっとりぬれてくる。防水性の防寒具を用意することが望ましい。
  • バスで行くような場所と違ってトイレは多くない。できれば携帯トイレを持参することが望ましい。
  • 礼文島へは最盛期で30万人超、現在でも18万人超の観光客が訪れる。近年の礼文島はフラワートレッキングブームで高山植物たちの生育環境がかなり荒れている。そこで次のことに気を向けてほしい。
    • 靴底の溝の土の中に植物の種が紛れ込んでいる。帰化植物は生命力が強いため、数年前まで高山植物の群生が見られたが今はクローバーの群落となっているところがある。キャンプの場合はテント・ザックなど、自転車やバイク、車で来島する場合にはタイヤ、ボディー、フレームなどについた泥も稚内でフェリーに乗る前にきれいに洗い落としておいてほしい。また、動物は様々な雑菌を持っている。もし、ペット連れで来島することを考えている場合は爪の奥まで丁寧に洗って来てほしい。
    • 持ち込みも禁止だが持ち帰りもいけない。たくさん咲いているのだから1本くらいよいだろうという人がいるが、18万人のうちわずか0.1%でも2,000本近い花が消えていく。それにここの花はここだから咲けるのであって、別の場所に持っていっても育たないことにも気づいてほしい。また、邪魔な帰化植物であってもむやみに抜いてはいけない。抜く際に近くの高山植物を傷つけることがあるし、持ち歩く際に種を撒き散らすこともある。万一駆除が必要な場合は地元の専門家が行うので、余計な世話をしないこと。
    • よい写真を撮ろうと遊歩道から奥へ踏み込む人がいる。足元には花は咲いていなくとも植物がいるのである。その植物は踏みにじられそこに踏み跡がつく。人は踏み跡があると入ってみたくなるもので、そこから傷口が広がっていくことになる。自分だけの写真のために多くの命を傷つけないでほしい。同様に対向する人とすれ違う際に遊歩道からはみ出すことも避けてほしい。
    • 悪天候で無理して歩き、水たまりを避けて花畑に踏み込んだり、滑りそうになって傍らの植物をつかんでしまう場合がある。天候が悪い場合は無理をせずに次の機会を待つ余裕がほしい。そんな時は散策以外の楽しみ方ができるよう工夫すること。
    • ごみを持ち帰ることは言うまでもないことだが、風でごみを飛ばされ、それを追って花畑に踏み込んでしまう人がいる。風が強いので、ごみに限らず地図や花の写真が入ったパンフレットなどを飛ばされて花畑を荒らすことにならないよう持ち物の管理にも注意をしてほしい。

出かける[編集]

  • 稚内市の稚内空港の近くには白鳥の湖として有名な大沼がある。
  • 豊富町には、水鳥の飛来地として有名な兜沼がある。
  • 宗谷岬を回り込みオホーツク海沿いに下った猿払村浜頓別町枝幸町には北オホーツク道立自然公園がある。浜頓別町のクッチャロ湖はコハクチョウの中継地として有名で、ラムサール条約に登録されている。



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