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写真撮影

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写真撮影を行う旅行者

本記事では主に旅先で写真撮影を行う上で活用できるテクニックやカメラにまつわる基本的な情報を記す。


イントロダクション[編集]

もし、この記事に対して「素晴らしい写真が撮影できるベストスポットを教えろ」という期待があるならば、それは無意味なことである。

写真撮影は絵を描くことなどと同様に誰かから強制されて行うものではなく、自分自身の思いによって「素晴らしい」と感じたもの(事)に対して、テクニックやそのシーンに対する思いを駆使してシャッターを押すべきであり、それはすなわち創作者(つまりあなた)が撮影スポットやシャッタータイミングを考える事に他ならない。

よってそれに対する答えは「自分で考えなさい」ということである。

旅行というイベントの中において、その時の思い出を忘れさせないという意味でカメラというアイテムは重要なポジションに位置付けられ、或る意味『究極の旅道具』の一つと言っても過言ではないだろう。無論「思い出はフィルムではなく心の中に焼き付けておくべきである」という考え方もあり、それを否定するも優劣をつけるをする事ではなく、要は「旅の履歴をどのように残していくか」手段を問うにすぎないのである。

その議論はここでは置いておいて、あくまでも旅先で写真撮影する上でどうしたらよい?と言う事を主題に述べていくことにする。

記事サイズの都合上、以下のセクションについて子ページに分割を行ったので、必要に応じて下記ページも参照の事。

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撮影機材[編集]

旅行先で写真撮影を行う際、何を持っていけばよいのか?一言で言い表すならば「何を求めるのか」による。もし、あなたがコンクールに出すような写真を撮りたいと思うのであれば高級一眼レフでそれなりの機材を用意する必要がある。とは言え、旅行先で写真を撮るということは「芸術的な作品を作り出す」というよりも「記録に残す」ということが主体になるだろうと思われる。

「旅行写真を撮影する=記録に残す」上での撮影機材については「写真撮影/撮影機材」にまとめたので、こちらを参照の事。

撮影テクニック[編集]

ここではイントロダクションとして「まず最初に…」と触れる程度にし、良い写真を演出する撮影テクニックについては「写真撮影/撮影テクニックとマナー」にて述べる事とする。また撮影テクニックの他にも撮影ライフを行う上で、知っておいた方が良い(知っておくべき)マナーについても取り扱っているので参照すべし。

まずはじめに[編集]

写真を撮る前に…

どこへ行ってもはじめに写真を撮ろうとする人がいる。ファインダーの中の景色は一部を切り取ったものであり、風景全体を見ることはできない。人の目はどんなカメラより優れているものであるから、まず自分の目で見ることをお勧めしたい。あまりにも写真を撮ることばかりに気を取られると、記録は残したが記憶には残らなかったということになりかねない。

被写体を狙ってファインダーを覗いたままで歩き出す人がおり、撮影に気を取られて足元に何があるかに注意が向かなくなってしまう場合がある。石に躓いて転んでしまうことがあるかもしれないし、他の人にぶつかったり植物や小動物を踏みつけてしまうこともある。転ぶ程度ならよいが、崖から転落する事故に繋がる場合もある。被写体を決めたら周囲の状況をよく確認し、決めた場所から動かずに撮影することが望ましい。

昨今のデジカメブームにあやかりデジカメを買ってみたものの「さて、どうしたらいいの?」と言ったところであろう。

とりあえず、まずはひたすら写真を撮りまくる事である。車の運転と同様で免許を取って車を買っても乗らなくては運転技術が上達しないのと同じであり、撮影しないで押し入れにしまっておくのは大変もったいない。フィルムカメラと違いデジカメは撮影に失敗しても画像を即座に消去して撮りなおすことも可能である。いくら撮影してもプリントアウトしなければ現像代がかからないのだから、普段からバシバシ撮影した方がカメラの使い方や撮影技法を身に着けて上達が早くなるのである。

「とは言っても何を撮ったらいいのか?」それは、自分の家族や愛犬でもいいし、近所のありふれた風景でもいいし…カメラを片手に、良い写真を撮る気持ちで散歩する事により、普段見過ごしていた何気ない物を注意深く観察するようになって感性が養われていくのである。

カメラのマニュアルを一通り読んでみても、聞いたことも無い用語がズラズラ並んでおり、初めは「何のこっちゃ??」と思うだろう。最初の内は、カメラの設定はすべてオートでOK。それなりの写真が撮れるであろう。 一般ユーザー向けのデジカメなら、夜景やポートレートなど撮影シーンに応じた設定を自動的に行ってくれるシーンモードもあるので、慣れない内はシーンモードにお任せで十分である。(少なくとも本記事にて使用されるカメラ用語が理解できず、設定を変えるとどのような写真が撮れるか判断できない内はカメラ任せにした方が無難)

  1. 一番最初はカメラの設定は全てオートにしてカメラ任せにしてしまう
    • 変に背伸びをして設定をいじくってもまともな写真が撮れるものでもない。
  2. デジタルカメラのテクニックが上達する近道は、とりあえず使う事である
    • 特別なイベントを待ってても、その時に急にスキルが伸びる事も無く、いわゆるありふれた写真しか撮れないものである。ウチの近所だと下手糞な写真しか撮れないけど、沖縄やハワイだったら芸術的な素晴らしい撮影ができるということでもない。自分のスキル不足を棚に上げてカメラメーカーに「お宅の製品では良い写真が撮れない(怒)」とクレームを言ってもダメ。
    • 普段から使い慣れておく事で、何をしたらよい写真が撮れる、何をしたらダメな写真になるという事を研究しておくと、いざというときに役に立つものである。
  3. 撮影に失敗しても画像をできるだけ残しておく癖をつけておく
    • プロのカメラマン曰く、カメラがデジタル化したことで気軽に撮影できるようになったが、反面、失敗画像を安易に消去できるようになった為、失敗を振り返る機会がなくなったとのこと。
    • この写真を撮ったときに何をしたら失敗したのか?撮影データはExifに残るので、教訓とするためにも失敗画像もなるべく消さないようにするのも上達の早道である。
  4. デジタルカメラだからと後で修正する事を考えるのではなくフィルム時代と同様、一発勝負のつもりで撮影に臨む
    • 昨今、Adobe Photoshopなどデジタル画像の加工ソフトを使うとちょっとした撮影ミスであれば加工により修正できるが、それは画像処理ソフトのテクニックが増すだけで、カメラスキルを延ばすものではない。
    • 元々デザイナー思考があって、画像処理ソフトを扱う事に苦を感じないのであればともかく、でなければ後々画像修正にかける時間や手間は面倒なものなので、シャッターを切った瞬間に撮影作業を終えるようにしたい。
  5. 周りの(特にプロカメラマンの)写真を見るのも勉強である
    • 写真は高価な機材を使えば良い写真が撮れるという訳でもなく、携帯カメラや使い捨てカメラでも構図を考えることで、プロが撮影したような写真が撮影できるようになる。
    • プロの世界では、被写体を画角中央に配置するいわゆる日の丸写真はありふれた写真になりやすいという見解がある。(日の丸写真でもテーマや撮影条件等によっては芸術チックな写真になるので「日の丸写真=NG」という事ではない)
    • プロが写真を撮る時にどのような視点で撮影しているのか?構図を真似るだけでも、(旅行など)そこに行ったという証明するだけの記録写真から、そのシーンを撮影した時にどのように思った・感動したかを残す記憶写真へとステップアップする。

写真を撮る時の基本事項[編集]

  1. 写真を撮る時の姿勢は、地面に垂直になるようまっすぐ立ち、手でグリップをホールドして両脇を締め、肩幅程度に足を開く(カメラの取説参照)
    • この姿勢が疲れが少なくて最も手ぶれの発生を抑える撮影姿勢である。
    • 例えば「最初の内に顔を斜めにしてファインダーを覗くなど変な姿勢をとる癖をつけてしまうと、地平に対して上手く水平が撮影できず、傾き写真を量産してしまう」といった事にも繋がる。「水平線に沈む太陽」や「ダイヤモンド富士」等では傾き写真だと雰囲気を台無しにしてしまう。
  2. 暗い場所で撮影する必要が特に無ければ、外光が当たる明るい場所を選んで撮影を行う様に心掛ける
    • カメラを光学機器と呼ぶように、光を上手くコントロールすることが写真の出来栄えに大きく関わってくる。
    • 屋内撮影でも、光の量が少ない廊下よりも窓際で撮影するなど環境を考慮することで、フラッシュを使わなくても手ぶれの影響が少なく撮影することができる。
  3. 晴天下での撮影において、レンズフードがある場合にはレンズフードを付けて撮影を行う
    • レンズフードを付ける目的は、カメラに不要な光が入ってこないよう遮断する為のものであり、不要な光が侵入するとゴーストやフレアと呼ばれる光の像が写りこんでしまう。
  4. フラッシュに頼らない習慣をつける
    • フラッシュは撮影機材の中でも扱いが難しい部類に入り、これを使ったから良い写真が撮れると言うものでもない。
    • 夜間撮影などどうしても必要な場合を除いて、フラッシュを使わなくてもいいような構図を考えるのもテクニックの一つである。
    • どのみち昨今は、フラッシュ禁止の場所も増えてきているので、無闇にフラッシュが発光しないよう発光禁止にしておくのも一つの手である。
  5. 三脚を使用するときは手ぶれ補正をOFFにする
    • 三脚を使用する=手ぶれが発生しない条件で補正機能をONにすると、誤作動を起こして逆にブレ画像が撮影される事がある。

カメラの取り扱い[編集]

  1. 一眼レフの場合、レンズ交換するときはホコリの少ない場所で行う
    • ミラーボックス内にホコリが侵入して撮像素子に付着すると、写真にそのホコリが写りこんでしまう。
    • ホコリがついてしまった場合には、ブロアーと呼ばれる風を噴射してゴミを飛ばす機材でホコリを吹き飛ばす。
    • ホコリを掃おうとしてミラーボックス内に指や棒などを入れたりしないように。(ミラーボックス内の撮像素子やシャッター幕を傷つけると自己責任で破壊した事と同じになり、有償による修理もしくは買い替えとなる)
    • イラクなど砂漠地帯では、砂の粒子が細かい。その為、レンズ交換する間に砂が入ることがあるので、細心の注意が必要である。
  2. 直に太陽に向けて撮影を行わない
    • 太陽光がレンズを通過して撮像素子に集光して焼いてしまう恐れがある為。昔、理科の実験で行った虫眼鏡で紙を焼くのと同じ原理。
    • カメラ越しに太陽をファインダーで覗くのも失明の恐れがあるのでダメである。
  3. 無闇にレンズに触らない
    • カメラの性能の大半はレンズの出来にあるといっても良く、不用意にレンズに触って傷つけたり、皮脂をレンズに付着させたりすると、光学性能が著しく劣化することになる。また、レンズに付いた皮脂がカビの元になることもある。
    • いくら注意していてもレンズに触れてしまう可能性がゼロとはいえないので、接触防止のため、普段から保護のためレンズの前面に透明のフィルターを付けておくことをお薦めする。
      • 保護フィルターは別に高価なものである必要はなく、レンズの価格に対して10分の1程度の値段を目安にしておけばよい。保護フィルターはNDフィルターやPLフィルターと違い経年劣化することもないので中古品でも十分である。
      • デジ一であれば、紫外線カット用のUVフィルターでも画質に影響しないので保護フィルターとして代用可能である。(フィルムカメラの場合、UVフィルター有り無しで画質に若干影響する)
    • レンズは、筒状になっている交換レンズのボディの前面(前玉)だけに付いているのではなく背面(後玉)にもあり、交換レンズによっては背面のレンズが露出した状態になっている場合があることにも注意した方がよい。
    • ホコリがついてしまい掃除する時には、ブロアーでホコリを吹き飛ばした後、メガネ拭きのようなクロスを使って軽く拭く程度にする。皮脂などの汚れが付いてしまったときは、液状の専用のクリーナーもあるのでそれを使うのも良い(ただし、クリーナーによっては、レンズのマルチコート面を劣化させてしまう場合もあるので、あまり多用しないほうがよい)。
  4. 高温多湿の場所に放置しない
    • カメラの天敵はカビであり、カメラやレンズ内にカビが発生してしまうと光学性能が著しく劣化してしまう。
    • メーカーに依頼して修繕を行って見掛け上きれいになったとしても、カビの根まで除去することは不可能なのでいずれ再発してしまう可能性がある。
    • カメラ用品に防湿庫なるものがあるが高価な機材なので、本格的にカメラを始めない限りはポリエチレンの容器に湿気取りの防湿剤を入れて、その中にカメラを保管していてもよい。その場合、長くとも半年に一度は防湿剤の入れ替えを行うこと。(放置しておくと逆に防湿剤から吸い取った水分を放出することになる)
    • 最低限、月に一度晴れた日にカメラを使うだけでもカビの発生を抑える事が出来る。
    • 撮影している途中で雨に降られてしまってカメラを濡らしてしまったりしたら、乾いたタオルなどで水分を拭き取り、室内に放置してからよく乾燥させること。
      • 水分が残ったまま放置すると、カビが発生する原因にもつながる。
      • 水分が残った状態で、電池や記録メディアの蓋をあけたり、一眼レフの場合レンズ交換をする等しないこと。内部に水が浸入して故障の原因にもつながる。
  5. 電池を入れっぱなしにして長期保管しない
    • 電池を入れっぱなしにしておくと、液漏れを起こす可能性があるので、しばらくカメラを使う事が無い場合には、電池を外した状態で保管しておいた方が良い。
    • 近頃、カメラの専用電池としてリチウムイオン電池が使われる事が多いが、リチウムイオン電池の場合、アルカリ電池などと比べると液漏れの発生頻度は少なくなっているが、外装が膨らんで破裂する可能性がある。

写真撮影を行う上でのマナー[編集]

カメラは旅先で出会った人や建造物、感動した風景など「思い出」を記録するツールとして、旅のお供の地位を確立してきた。かつてはフィルムカメラが主流であったがデジタルカメラが登場したことにより「旅先でも撮影した画像をすぐに確認できる」「撮影枚数を気にすることなく撮影できる」などのメリットから写真撮影は誰でも簡単にできるものになり、コンパクトカメラの多機能化や、携帯電話にカメラ機能が搭載されたこと、かつては趣味の人以外は所有することはなかった一眼レフカメラにも安価な機種が登場して、より一層写真撮影に対する敷居が低くなった。

一方、写真撮影が一般化されたことに伴って、かつてはそれほど言われてこなかった様々な問題が顕著になり始めている。例えば見ず知らずの人を了承もなく勝手に撮影した(肖像権の問題)や自然撮影を行う際に「構図が気に食わないから枝を折っちゃえ」と心無い人間によって自然が破壊される(場合によっては器物破損)、列車撮影を行う時に運転手の真正面からフラッシュを焚いて運行の妨げを行う、または列車を真正面から撮影しようとして線路の中に入る(業務妨害)等々が挙げられる。それらの行為を行うことにより、かつては「撮影OK」であった場所が「撮影禁止」されて気軽においそれと撮影できない、挙句の果てはカメラを持ち歩くこと自体が悪と見なされるようになってしまう。

カメラが身近に存在するようになった昨今、写真撮影によるトラブルを起こさない為にも、最低限の撮影ルールとマナーを身につけておくべきであるという事から、写真撮影のルールとマナーに着目する。

一言で述べると「周囲に迷惑をかけない様に配慮しながら撮影を行う」と言う事である。

ルールとマナーの詳細については写真撮影/撮影テクニックとマナーのルールとマナーの節にて述べているので参考の事。

覚えておくべきカメラ用語[編集]

デジタルカメラブームの昨今、特別なハレの日でなくても街中でカメラを手に撮影する人を見かけるようになってきた中、ただ「何となく」写真撮影をするだけでなく、どのような機能があってどうしたら良い写真が撮れるのだろうか?ということも知っておきたいところである。撮影テクニックもさることながら、写真撮影を行っていく上で関連するカメラ用語についても理解しておくと、より一層、撮影ライフを楽しむことができる。

カメラに関係する用語については、写真撮影/カメラ用語の記事にて基本的な用語をまとめたので参照されたし。

例えわからない用語があっても諦めずに検索をしよう。


そして調べ終わったら、写真撮影/カメラ用語に追加して欲しい。

この記事「写真撮影」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。

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