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内モンゴル自治区
内モンゴル自治区(うちモンゴルじちく、内蒙古自治区)は、中国の民族自治区。中国の北部に位置し、北側をモンゴル国とロシアの国境に接する。中国内部では、時計回りに黒竜江省・吉林省・遼寧省・河北省・山西省・陝西省・寧夏回族自治区・甘粛省と接する。
[編集] 地方大別して、フルンボイル大草原を擁しロシアと国境を接する北部、漢民族の入植が著しく農業も盛んな東北部、経済の中心でアクセスのしやすい中央部、砂漠の多い西部に分類することが出来る。 [編集] 都市中央部 東北部 西部 北部
[編集] その他の旅行先中央部
西部
[編集] 分かる[編集] 概要モンゴル族による民族自治区。フルンボイル大草原、大興安嶺、そして西部に広がる砂漠といった広域にわたる自然の観光地が見所。民族自治区ではあるが、居住者の大部分が漢民族である。旅行者としては、ほぼ全域に渡って中国語を使って旅行が出来るという点で、隣国モンゴルより気軽にモンゴルの草原を楽しむことができる。一方で伝統的なモンゴルの遊牧生活は多くの地域で定住生活に取って替わられており、旅行者向けの観光用ゲル(移動式家屋)以外にゲルが見られることは少ない。また、モンゴル語を使って旅行をしようと考えている人は、都市部などでモンゴル語が使えない場所も多いことに注意する必要がある。 日本から最も近い中国の民族自治区であり、歴史的な繋がりも深い。フルンボイルや興安盟など中国東北部に属する地域は、かつて「満洲国」が立てられた地域であり、多くの日本人が居住していた。現在では日本から最も近い砂漠地帯を有するとして、毎年多くの日本人が植林活動に訪れるのも内モンゴルである。ビジネスの面で、日本企業の進出等は他の地域と比して盛んであるとは言えないが、カシミヤの工場などは日本との連携も深い。また日本への留学生を誘致する日本語学校も盛んである。 [編集] 気候
乾燥した高原地帯にあって、基本的に冬は寒さが厳しく、夏は比較的過ごしやすいのが特徴である。ただし、土地が東西南北に広いので、上記のフフホトの気候はあくまで参考にする程度に。北部、フルンボイルなどは当然冬は極めて寒いし、東北部の田舎でも乾燥してフフホトより夏が過ごしにくかったことがある。春は寒暖の差が激しいこともあり、また黄砂が頻繁に舞うので注意したい。集合住宅では4月半ばにスチームがとまるので却って寒くなることもある。夏は日差しが強く気温も高くなるが、日陰や風通しの良い室内、草原などでは過ごしやすい。紫外線予防に気をつけたい。また雨や曇りになると一気に気温が下がるので注意。秋は比較的過ごしやすい季節ではあるが、気温の低下が早いので注意する。草原旅行などは9月までならシーズンであると言い得る。冬は寒く乾燥しているので、顔を覆う防寒着も用意したい。基本的に雪は少ない。 [編集] 喋る広域で北京(普通話)語を使用。地域によっては南方の方言の話者や南西官話の話者も見受けられる。またモンゴル語話者も多い。モンゴル語はモンゴル国で使用されるいわゆるハルハ・モンゴル語とはかなり異なる。テレビ放送などで使用される標準音はチャハル・モンゴル語であり、また人口の大半を占めるのはホルチン・モンゴル語である。書き言葉としては伝統的なモンゴル文字が使用される。この他、ダグール・ソロン・オロチョンといった少数民族の言語が使用される地域もあり、またウイグル語やカザフ語、チベット語の話者も地域によっては見られる。 [編集] 着く[編集] 飛行機で日本からは北京を経由するのが便利。中国行きの航空券を扱う会社に問い合わせれば、北京を経由してフフホトなどに到着する飛行機の航空券を予約することが出来る。北京からは飛行機で1時間くらい。 [編集] 列車で列車を利用して行くことも可能だが、日本から切符を予約することは現在出来ない。時期にもよるが、切符を購入するのはあまり困難ではない。時間帯によっては車窓から万里の長城を見ることも出来る。フフホト東駅へは、新幹線がつながる見込み。 [編集] バスでバスを利用して行くことも可能だが、列車同様、日本から切符を予約することは現在出来ない。 [編集] 動く[編集] 飛行機で上記の各都市に一つは空港がある。航空券はホテルなどで買うことも出来るが、やや高い。内モンゴル内で直接行くより、北京を経由したほうが安くなることもある。 [編集] 列車で移動手段としてはもっとも安い。しかし遠くの都市に行くものほど時期によっては指定席のチケットが取りにくい。始発駅にならない小さな駅から乗る場合はとくに、席無しになる可能性がある。また空調の効き具合や床のゴミ、車内での喫煙や盗難など、運が悪いと環境も非常に悪い。フフホト-包頭間など、大都市同士かつ近い場合は本数も多く、列車が便利である。また車窓からの景色も楽しめる。 目安として(列車によっても異なる)、フフホト-通遼で24時間くらい、フフホト-ハイラル(フルンボイル)で40時間ほど。 [編集] バスで列車よりはやや高く、しかし本数が多く、チケットは取りやすい。大都市間の移動にも、小さな町へ行く場合もバスが便利。夜行バスの場合、寝台バスもある。ただし、現地の人は安全面での心配をする人が多い。とくに路面の凍結する冬場は、バス移動は避けたほうが無難だろう。またバス移動の途中には(夜中でも)食事休憩が取られることがあるが、トイレ休憩は少ない。またトイレ休憩はあっても、トイレそのものが無い場合もあるので、覚悟しておく必要がある。 [編集] 観る[編集] 寺院や廟内モンゴル各地に、ラマ教(チベット仏教)の寺院がある。 [編集] 博物館各地に大小さまざまな博物館がある。展示物としては内モンゴルの歴史に関するもの、モンゴル族を始めとする少数民族の暮らしや文化に関するもの、出土品や地下資源、恐竜の化石などが多い。注目すべきものとしては、契丹文字の刻まれた石碑などが挙げられる。 [編集] 景色草原、砂漠、森林と言った自然に恵まれている。草原ではモンゴル人の信仰の対象となるオボーなどが見られることがある。 [編集] 遊ぶ[編集] 草原都市の旅行会社で1泊程度からの草原旅行を扱っているので、これを利用するのが便利。近隣の草原へ車で行きゲル(モンゴル人の伝統的家屋)型ホテルに宿泊し、モンゴルの歌や踊り、文化を見ることが出来る。時期は7月から9月、とくに8月が最適。一人300元程度から。
[編集] 砂漠上記草原ツアーとオプションで砂漠ツアーがつけられるものがある。砂地では靴に砂が入らないための覆いが貸し出され、ジープなどで移動し砂山に登ったりする。カメラなどは砂が入るとすぐに壊れるので、砂の上に落としたり砂嵐にやられたりしないように気を付ける。砂地ではハムスターに似た動物がいることもある。
[編集] 冬の内モンゴル
[編集] その他
[編集] 食べるモンゴルの伝統的な料理と言えば赤い食べ物こと「肉料理」と、白い食べ物こと「乳製品」に分けられる。こうした典型的なモンゴル料理に加え、内モンゴル地域独特の料理も多い。以下では、モンゴル国などと共通した肉料理・乳製品を中心としたいわゆるモンゴル料理と、内モンゴルならではの内モンゴル料理に分けて概観する。後者、内モンゴル独特と言いうる料理には、香辛料を多く使用したものや野菜をふんだんに取り入れたものなどがある。ジャガイモを使った料理の他、砂漠葱などが特産。また内モンゴル内部でも、地域によって伝統的な料理にも形式の異なりが見られる。この他、中華料理はもちろんウイグル料理や地域によってはロシア風料理などが楽しめる場所もある。 [編集] モンゴル民族に広く見られる料理肉料理 … 羊肉を主として、牛肉・鶏肉・豚肉などのほかラクダやヤギの肉などが口にできる。一般に当地のモンゴル人は馬肉を口にすることはないとされ、また豚肉を嫌う人も多い。羊肉は草原の豊かなシリンゴルのものが一番おいしいと評されることがある。
乳製品 … 日本語では「チーズ・ヨーグルト・クリーム」などと訳すしかないバリエーション豊かな乳製品がある。初めて口にすると日本人の口に合わないものも多い。直接食べても良いし、お茶(スーテーチェー)に入れても良い。またデパートや土産屋では比較的食べやすく作られた甘いお菓子になった乳製品もある。
[編集] 内モンゴル独特の料理主食
メインディッシュ
その他
[編集] 飲む
[編集] 気を付ける[編集] 草原で
これらの点に注意した上でなるべく振り落とされぬようにし、馬が暴れ出した場合慎重に飛び降りて馬から離れれば危険はない。
[編集] 街で詳しくは中国「気を付ける」を参照のこと
[編集] 出かける[編集] 国内上述のように、黒竜江省・吉林省・遼寧省・河北省・山西省・陝西省・寧夏回族自治区・甘粛省と多くの省と接しており、列車やバスを使っての国内移動は便利である。北京のような大都市と結ぶ交通機関は本数も多く便利だが、新疆ウイグル自治区と直接繋がる交通機関は無いため甘粛省などで乗り換える必要がある。 [編集] 国外モンゴルとロシアと国境を接していて、前者はエレンホト(シリンゴル)、後者はマンジュール(フルンボイル)に国門がある。 エレンホトから汽車などを利用してモンゴル国へ行くことが出来る。中国人・モンゴル人以外の外国人が通ることのできるモンゴルとの国境はここだけである。なお、モンゴルは現在30日以内の滞在で有れば日本人はビザを必要としない。国境の越え方には大きく分けて二種類ある。一つは北京やフフホトから国際列車に乗って移動する方法で、当該の駅でウランバートル行きやモスクワ行きの切符を買う。国境を越えるときに列車の車輪を取りかえる必要があり、3時間ほど降りることになる。もう一つは国内線を乗り継ぐ方法で、こちらのほうが比較的安くなる。エレンホトへは北京やフフホトなどから列車やバスを利用して行くことが出来る。
列車駅から南西へ歩くと長距離バスターミナルがある。ここでモンゴル側の目的地ザミンウード行きのバスに乗る。バスは13:30と15:30に出るが、ザミンウードからウランバートル行きの列車が一日一本5:20に出るものしかないため、これに乗るためには余裕をもって13:30のバスに乗りたい。移動距離は遠くないが、越境の手続きに時間がかかる場合があり、1時間から3時間半は時間を見ておく必要がある。料金は40元。モンゴルからの買い出し客でごったがえすのでバス内は荷物で溢れ返る。この他、バスに乗った後に越境の為のカードを5元で購入し、記入する。中国側の出国とモンゴル側の入国で2度バスから降りる必要が生じる。モンゴル側ではザミンウードの列車駅前で降ろされる。
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