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内モンゴル自治区
出典: Wikitravel
目次
内モンゴル自治区(うちモンゴルじちく、内蒙古自治区)は、中国の民族自治区。中国の北部に位置し、北側をモンゴル国とロシアの国境に接する。中国内部では、時計回りに黒竜江省・吉林省・遼寧省・河北省・山西省・陝西省・寧夏回族自治区・甘粛省と接する。
[編集] 地方
大別して、フルンボイル大草原を擁しロシアと国境を接する北部、漢民族の入植が著しく農業も盛んな東北部、経済の中心でアクセスのしやすい中央部、砂漠の多い西部に分類することが出来る。
[編集] 都市
中央部
東北部
西部
北部
- フルンボイル - 大草原やノモンハン、ロシア国境
[編集] その他の旅行先
中央部
- シリンゴル - 北京やフフホトなどの都市からアクセスしやすい草原といえばここ。
- シリンホト - シリンゴルの中心
- エレンホト - シベリア鉄道の国境
- ショローンフフ - 内モンゴルにおけるモンゴル語標準音制定の地
- ウジュムチン
西部
- バインノール - 万里の長城も見られる
- 黄河 - 内モンゴルの他の都市からオルドスへ行く場合、黄河を越えることになる。河口付近の広さのイメージからすると細く、また川下りのような観光を始め船などは見られない。
- チンギスハーン陵 - チンギスハーンが祀られている。オルドスを参照のこと
[編集] 分かる
[編集] 概要
モンゴル族による民族自治区。フルンボイル大草原、大興安嶺、そして西部に広がる砂漠といった広域にわたる自然の観光地が見所。民族自治区ではあるが、居住者の大部分が漢民族である。旅行者としては、ほぼ全域に渡って中国語を使って旅行が出来るという点で、隣国モンゴルより気軽にモンゴルの草原を楽しむことができる。一方で伝統的なモンゴルの遊牧生活は多くの地域で定住生活に取って替わられており、旅行者向けの観光用ゲル(移動式家屋)以外にゲルが見られることは少ない。また、モンゴル語を使って旅行をしようと考えている人は、都市部などでモンゴル語が使えない場所も多いことに注意する必要がある。
日本から最も近い中国の民族自治区であり、歴史的な繋がりも深い。フルンボイルや興安盟など中国東北部に属する地域は、かつて「満洲国」が立てられた地域であり、多くの日本人が居住していた。現在では日本から最も近い砂漠地帯を有するとして、毎年多くの日本人が植林活動に訪れるのも内モンゴルである。ビジネスの面で、日本企業の進出等は他の地域と比して盛んであるとは言えないが、カシミヤの工場などは日本との連携も深い。また日本への留学生を誘致する日本語学校も盛んである。
[編集] 気候
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 | |
| 平均気温 (℃) | -11.6 | -7.2 | 0.3 | 9.0 | 16.1 | 20.7 | 22.6 | 20.6 | 14.6 | 7.0 | -2.1 | -9.4 | - |
| 降水量 (mm) | 2.6 | 5.2 | 10.2 | 13.5 | 27.6 | 47.2 | 106.5 | 109.1 | 47.4 | 20.7 | 6.2 | 1.8 | 398 |
| ※データ出典 | |||||||||||||
乾燥した高原地帯にあって、基本的に冬は寒さが厳しく、夏は比較的過ごしやすいのが特徴である。ただし、土地が東西南北に広いので、上記のフフホトの気候はあくまで参考にする程度に。北部、フルンボイルなどは当然冬は極めて寒いし、東北部の田舎でも乾燥してフフホトより夏が過ごしにくかったことがある。春は寒暖の差が激しいこともあり、また黄砂が頻繁に舞うので注意したい。集合住宅では4月半ばにスチームがとまるので却って寒くなることもある。夏は日差しが強く気温も高くなるが、日陰や風通しの良い室内、草原などでは過ごしやすい。紫外線予防に気をつけたい。また雨や曇りになると一気に気温が下がるので注意。秋は比較的過ごしやすい季節ではあるが、気温の低下が早いので注意する。草原旅行などは9月までならシーズンであると言い得る。冬は寒く乾燥しているので、顔を覆う防寒着も用意したい。基本的に雪は少ない。
[編集] 喋る
広域で北京(普通話)語を使用。地域によっては南方の方言の話者や南西官話の話者も見受けられる。またモンゴル語話者も多い。モンゴル語はモンゴル国で使用されるいわゆるハルハ・モンゴル語とはかなり異なる。テレビ放送などで使用される標準音はチャハル・モンゴル語であり、また人口の大半を占めるのはホルチン・モンゴル語である。書き言葉としては伝統的なモンゴル文字が使用される。この他、ダグール・ソロン・オロチョンといった少数民族の言語が使用される地域もあり、またウイグル語やカザフ語、チベット語の話者も地域によっては見られる。
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
日本からは北京を経由するのが便利。中国行きの航空券を扱う会社に問い合わせれば、北京を経由してフフホトなどに到着する飛行機の航空券を予約することが出来る。北京からは飛行機で1時間くらい。
[編集] 列車で
列車を利用して行くことも可能だが、日本から切符を予約することは現在出来ない。時期にもよるが、切符を購入するのはあまり困難ではない。時間帯によっては車窓から万里の長城を見ることも出来る。フフホト東駅へは、新幹線がつながる見込み。
[編集] バスで
バスを利用して行くことも可能だが、列車同様、日本から切符を予約することは現在出来ない。
[編集] 動く
[編集] 飛行機で
上記の各都市に一つは空港がある。航空券はホテルなどで買うことも出来るが、やや高い。内モンゴル内で直接行くより、北京を経由したほうが安くなることもある。
[編集] 列車で
移動手段としてはもっとも安い。しかし遠くの都市に行くものほど時期によっては指定席のチケットが取りにくい。始発駅にならない小さな駅から乗る場合はとくに、席無しになる可能性がある。また空調の効き具合や床のゴミ、車内での喫煙や盗難など、運が悪いと環境も非常に悪い。フフホト-包頭間など、大都市同士かつ近い場合は本数も多く、列車が便利である。また車窓からの景色も楽しめる。 目安として(列車によっても異なる)、フフホト-通遼で24時間くらい、フフホト-ハイラル(フルンボイル)で40時間ほど。
[編集] バスで
列車よりはやや高く、しかし本数が多く、チケットは取りやすい。大都市間の移動にも、小さな町へ行く場合もバスが便利。夜行バスの場合、寝台バスもある。ただし、現地の人は安全面での心配をする人が多い。とくに路面の凍結する冬場は、バス移動は避けたほうが無難だろう。またバス移動の途中には(夜中でも)食事休憩が取られることがあるが、トイレ休憩は少ない。またトイレ休憩はあっても、トイレそのものが無い場合もあるので、覚悟しておく必要がある。
[編集] 観る
[編集] 寺院や廟
内モンゴル各地に、ラマ教(チベット仏教)の寺院がある。
[編集] 博物館
各地に大小さまざまな博物館がある。展示物としては内モンゴルの歴史に関するもの、モンゴル族を始めとする少数民族の暮らしや文化に関するもの、出土品や地下資源、恐竜の化石などが多い。注目すべきものとしては、契丹文字の刻まれた石碑などが挙げられる。
[編集] 景色
草原、砂漠、森林と言った自然に恵まれている。草原ではモンゴル人の信仰の対象となるオボーなどが見られることがある。
[編集] 遊ぶ
[編集] 草原
都市の旅行会社で1泊程度からの草原旅行を扱っているので、これを利用するのが便利。近隣の草原へ車で行きゲル(モンゴル人の伝統的家屋)型ホテルに宿泊し、モンゴルの歌や踊り、文化を見ることが出来る。時期は7月から9月、とくに8月が最適。一人300元程度から。
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[編集] 砂漠
上記草原ツアーとオプションで砂漠ツアーがつけられるものがある。砂地では靴に砂が入らないための覆いが貸し出され、ジープなどで移動し砂山に登ったりする。カメラなどは砂が入るとすぐに壊れるので、砂の上に落としたり砂嵐にやられたりしないように気を付ける。砂地ではハムスターに似た動物がいることもある。
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[編集] 冬の内モンゴル
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[編集] その他
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[編集] 食べる
モンゴルの伝統的な料理と言えば赤い食べ物こと「肉料理」と、白い食べ物こと「乳製品」に分けられる。こうした典型的なモンゴル料理に加え、内モンゴル地域独特の料理も多い。以下では、モンゴル国などと共通した肉料理・乳製品を中心としたいわゆるモンゴル料理と、内モンゴルならではの内モンゴル料理に分けて概観する。後者、内モンゴル独特と言いうる料理には、香辛料を多く使用したものや野菜をふんだんに取り入れたものなどがある。ジャガイモを使った料理の他、砂漠葱などが特産。また内モンゴル内部でも、地域によって伝統的な料理にも形式の異なりが見られる。この他、中華料理はもちろんウイグル料理や地域によってはロシア風料理などが楽しめる場所もある。
[編集] モンゴル民族に広く見られる料理
肉料理 … 羊肉を主として、牛肉・鶏肉・豚肉などのほかラクダやヤギの肉などが口にできる。一般に当地のモンゴル人は馬肉を口にすることはないとされ、また豚肉を嫌う人も多い。羊肉は草原の豊かなシリンゴルのものが一番おいしいと評されることがある。
- 塩茹で肉(チャナスンマハ) 伝統的な肉料理。肉を塩茹でにしたもので、これを主食として食す。ナイフで骨から肉をきれいにそぎ落としながら食べる。都市部の食堂では味付けのための味噌が一緒に出され、食べやすいように細かく切られた状態で振る舞われることがある。
- ボーズ 蒸し餃子。バンシよりやや大きい包子。
- バンシ 蒸し餃子。大きさや包み方は日本のそれに似ている。
- 太陽餅/月亮餅(ホーショール) 揚げ餃子。丸い形のものを太陽餅、半月型を月亮餅と呼ぶ。
- 肉餅/餡餅(シャルビン) 平たくのされた、焼き餃子のようなもの。
- ソーセージ 羊を解体するときに作られる腸詰で、羊の血液を入れて固めたものもある。
- 干し肉 美味しくて保存もきくが、日本に持ち帰ることは出来ないので注意。
乳製品 … 日本語では「チーズ・ヨーグルト・クリーム」などと訳すしかないバリエーション豊かな乳製品がある。初めて口にすると日本人の口に合わないものも多い。直接食べても良いし、お茶(スーテーチェー)に入れても良い。またデパートや土産屋では比較的食べやすく作られた甘いお菓子になった乳製品もある。
- ジューヘー ヨーグルトまたはクリーム。砂糖と黍を入れて食べると、シリアルのようで朝御飯にも丁度いい。
- ウルム ミルクを沸騰させて水面にでる膜をすくって固めたもの。バターのような風味。そのままでも美味しいが、お茶にいれて食べるのが一般的。
- ホロート 固いチーズ
- スーテーチェー ミルクティ。店や家庭によって様々だが、塩などを入れてスープのような感覚で飲まれる。
[編集] 内モンゴル独特の料理
主食
- 炒米(黍) 黍を炒ったもの。上記のジューヘーに混ぜたり、お湯と粉ミルクをかけて朝御飯に食べる。少量でもお腹が膨れる。
- ベイズ 回族の人々が売っている、パンのようなもの。羊のモツ煮込みとよく合う。
- シュウマイ フフホトの名産だという。日本のそれよりやや大きい。
- 蕎麦麺(チャオマイミエン) 同じく、フフホト周辺の名産。ソバに似た麺類。蒸篭に麺状になっているものから平たくのした形のものまである。つけ麺なので、スープも注文する。
メインディッシュ
- 火鍋 内モンゴルが発祥であるとされる、しゃぶしゃぶ風鍋料理。薄切りの肉や野菜などを鍋に入れて食べる様は日本のそれによく似ていて、日本にも支店が出ている。
- 丸焼き羊 丸焼きの場合、予約が必要。人数が少ない場合は、3~4人で食べる羊の脚もおすすめ。
- 炖菜(ドンツァイ) 東北地方の肉じゃが。小鍋で振舞われることもある。種類は多様。
- 烩菜(フイツァイ) 上記肉じゃがににている鍋料理で、酸菜という漬物のようなものが入っている。
- 焖麺(モンミエン) 焼うどんのような、大鍋の麺。
その他
- 酿皮(ニャンピー・リャンピー) ところてんのようなもので、サラダに入れて食べる。バインノールの名産
- 冷蕎麺 上記蕎麦麺の前菜版。麺つゆのようなものと絡めたものと、ジャガイモなどと絡めたものがある。
[編集] 飲む
- 水 — 地域によっては、特産のミネラルウォーターを有するところがある。水道水は硬質であり、煮沸してから口にするのが望ましい。料理店で冷たい水が出されることは無いので、必要な場合はミネラルウォーターを購入する。草原や砂漠に行く場合も、観光地や民家に行く場合は水が手に入らないということはないが、長距離の移動では水が手に入らない可能性もあるので予め用意しておくこと。田舎の地域では井戸水を使用する。
- 茶 — モンゴル人の家庭やモンゴル料理店に行くとモンゴルの伝統的なミルクティー(スーテーチェー、奶茶ナイチャー)が飲める。地域や家庭によって味に違いがあるが、一般に塩を入れ、バターやチーズなどの乳製品を入れたり干し肉などを入れたりすることもある。
- 酒 — ビールや白酒などのほか、モンゴルのアイラグ(馬乳酒)などがある。白酒は単にアルコール度数が高いだけではなく、内モンゴル自治区そのものが比較的海抜の高い高原に位置するため、酔いが回りやすい。日本人は飲み過ぎに注意しなければならない。アイラグはモンゴル医学に於いて治療のために飲まれることもあるが、乳製品であるため飲みすぎると下痢になる恐れもある。
[編集] 気を付ける
[編集] 草原で
- 乗馬 - 乗馬体験では、基本的に穏やかな馬を選んでもらえるが、まれに機嫌の悪い馬と当たる場合もある。万が一、乗馬中に馬の機嫌が悪くなったと感じたら次のような点に注意したい。
- 足を鞍からすぐにはずせる状態にあるか。
- 地面には大きな石など障害物がないか。
- まわりに他の馬がいないか。
これらの点に注意した上でなるべく振り落とされぬようにし、馬が暴れ出した場合慎重に飛び降りて馬から離れれば危険はない。
- 犬 - モンゴル人家庭にはたいてい番犬がいるので注意が必要。草原には、それ以外に危険な動物がいるとは考えられない。
- 砂漠 - 砂漠や、春先の砂が多い時期には黄砂に注意。カメラは、砂嵐に吹かれたり、ちょっとでも砂に落とすとすぐダメになる。
- 冬 - 室内はスチームによって温められているのであまり心配いらないが、外は極めて寒くなる。マスク、マフラー、帽子、耳あてなど顔を完全に覆えるような防寒着が必要。またトイレが外にある(トイレが無い)ことが多いので、お腹が冷えないように注意する。
[編集] 街で
詳しくは中国「気を付ける」を参照のこと
- 交通 — 近年急激に自動車が増え、交通規則の順守が追い付いていない。車線の無視や飲酒運転、歩道へ乗り込む自動車、後方確認を怠るバックなどに細心の注意を払いたい。ナンバープレート無しの車も多い。横断歩道のある大きな交差点でも、歩行者は信号に関係なく渡る場合がある。電動自転車なども増えていて、これらは歩道をある程度のスピードかつ無音で走るので充分気を付けること。
- 反日感情について — モンゴル人の中には日本人に好意的である人々が多い。日本語学習者や日本留学経験者と出会うことも多い。満洲国の時代に日本の兵隊に優しくされた、という人もいる。一方で、こうした歴史を背景に反日感情を抱く人々もいないわけではない。そうした感情が、酒の場で発露されることもある。また、日々テレビドラマでは日本の軍隊が登場する戦争ものが頻繁に扱われている。小さな子供が、日本人が来たと聞いて泣き出してしまったことがある。
- 盗難 — 繁華街、バスの上、学校周辺など人の多いところでは盗難に注意する。鞄もこっそりと開けられてしまうので、とくにバスでは前側に持つこと。盗難未遂を咎めても何もならないことが多いばかりか、泥棒に対してその盗難行為を指摘しても盗品を返せばことが収まると考えているように見受けられる。他方、盗難行為を指摘することで発生する二次的な犯罪もありうるため、他人のものが盗まれても指摘できない人が多い。大都市においては警察に届け出ても犯人が捕まるとは考えにくい。警察に届け出て保険の申請に必要な盗難証明を取得する場合は、催促しないと発効までに時間がかかる。また盗難にあっても、金銭・電気機器(カメラ・携帯電話)の他には手を付けられないことも多い。鞄や財布、パスポートなどは近くに捨てられることがあり、心ある人が連絡をくれるケースもある。
- デモ - 2011年5月から7月にかけて各地でデモが行われた。新疆ウイグル自治区やチベット自治区と比べ漢民族の割合が高い地域であり、民族運動はここ数年かなり抑えられていたと見られるが、民族感情として漢民族に対する反感は強い。デモはケータイメールを通じて呼び掛けられ、警察側も事前に対策をとっていたためフフホトでは学校閉鎖が広く行われ、大きなデモは阻止された形になる。2011年夏現在その危険性は無さそうで、とくに外国人旅行者に対する規制も見られないようだが、十分に注意しておきたい。
[編集] 出かける
[編集] 国内
上述のように、黒竜江省・吉林省・遼寧省・河北省・山西省・陝西省・寧夏回族自治区・甘粛省と多くの省と接しており、列車やバスを使っての国内移動は便利である。北京のような大都市と結ぶ交通機関は本数も多く便利だが、新疆ウイグル自治区と直接繋がる交通機関は無いため甘粛省などで乗り換える必要がある。
[編集] 国外
モンゴルとロシアと国境を接していて、前者はエレンホト(シリンゴル)、後者はマンジュール(フルンボイル)に国門がある。
エレンホトから汽車などを利用してモンゴル国へ行くことが出来る。中国人・モンゴル人以外の外国人が通ることのできるモンゴルとの国境はここだけである。なお、モンゴルは現在30日以内の滞在で有れば日本人はビザを必要としない。国境の越え方には大きく分けて二種類ある。一つは北京やフフホトから国際列車に乗って移動する方法で、当該の駅でウランバートル行きやモスクワ行きの切符を買う。国境を越えるときに列車の車輪を取りかえる必要があり、3時間ほど降りることになる。もう一つは国内線を乗り継ぐ方法で、こちらのほうが比較的安くなる。エレンホトへは北京やフフホトなどから列車やバスを利用して行くことが出来る。
- バスでの国境越え
列車駅から南西へ歩くと長距離バスターミナルがある。ここでモンゴル側の目的地ザミンウード行きのバスに乗る。バスは13:30と15:30に出るが、ザミンウードからウランバートル行きの列車が一日一本5:20に出るものしかないため、これに乗るためには余裕をもって13:30のバスに乗りたい。移動距離は遠くないが、越境の手続きに時間がかかる場合があり、1時間から3時間半は時間を見ておく必要がある。料金は40元。モンゴルからの買い出し客でごったがえすのでバス内は荷物で溢れ返る。この他、バスに乗った後に越境の為のカードを5元で購入し、記入する。中国側の出国とモンゴル側の入国で2度バスから降りる必要が生じる。モンゴル側ではザミンウードの列車駅前で降ろされる。

