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九フン

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豎崎路

九フン(きゅうふん、ジュウフェン)は、台湾北部新北市瑞芳区にある山あいの町である。


分かる[編集]

映画『悲情城市』の看板

概要[編集]

もともとは何もない台湾の一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金鉱が発見されたことで徐々に町が発展し、日本統治時代に町としての最盛期を迎えた。その後70年代に金鉱が閉山されてからは急速に衰退し、一時は人々からも忘れられた町となっていたが、80年代末に侯孝賢監督がここを映画「悲情城市」のロケに使ったことで再び町として脚光を浴びるようになった。

現在では映画のロケに使われた街路を中心に「悲情城市」の名前を付けたレトロ調で洒落た喫茶店やみやげ物屋などが次々に建ち並ぶなど、かつての金鉱の町から観光地へとその姿を変えており、台北などの大都市から比較的手軽に遊びに行ける観光地として、週末を中心に多くの人々で賑わっている。映画のシーンからもわかるとおり九份の街並みは日本統治時代の面影を色濃くとどめた、全体としてレトロ調な街並みであり、当時の酒家(料理店)などの建物も多数残されている(ただしその多くは現在喫茶店などに改装されているようだ)。

日本では宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった街として紹介されることが多いが、宮崎駿本人はこれを否定している。(YouTubeの動画「【FOCUS新聞】TVBS專訪宮崎駿 72歲不老頑童」より)

観光案内所等[編集]

  • 九份の地図(日本語版):旅々台北.comが作成した、九份中心部の案内図(親ページでの機種依存文字の関係で、マップ自体はPDFファイルだが、使われている文字は便宜的に全て「九分」で統一されている)。簡単な地図だが、主だった観光スポットや飲食店などが載っているので、印刷して持っていくととても便利。


着く[編集]

台鉄瑞芳駅

列車で[編集]

台北から
台湾鉄道台北駅から列車に乗り宜蘭線瑞芳駅で下車し、瑞芳駅より「金瓜石」行きバスに乗り換えて約15分、「舊道口」もしくは「九份老街」で下車。
瑞芳駅の南側出口を出て左側(東方向)へ向かうバスに乗る。このバスは悠遊カードが使える。


バスで[編集]

基隆から
台鉄基隆駅前から基隆客運の瑞芳駅経由「金瓜石」行きバス(788番)に乗り約1時間、「舊道口」もしくは「九份老街」で下車(バス料金は前払い制で片道51元。悠遊カード利用可能。おつりは一切出してくれないので、あらかじめ小銭を用意しておくように)。バスは途中瑞芳駅を経由する。基隆客運の基隆駅前発瑞芳・金瓜石方面行きバス時刻表。
台北から
台鉄台北松山駅前もしくは捷運 (MRT) 忠孝復興駅前から基隆客運の「金瓜石」行きバスに乗り、「舊道口」もしくは「九份老街」で下車する。片道102元。悠遊カード利用可能(運賃割引あり。片道90元)。
お釣りは出ないので小銭の用意が必要。なお、車内で「千と千尋の神隠し」の音楽が流れるなど、車中でも雰囲気を味わうことができる。
基隆客運の忠孝復興駅前発金瓜石方面行きバス時刻表。なお、表中、時刻の横に「瑞」と書かれたものや、瑞芳発の欄にあるものはいずれも瑞芳発着のバスで九份までは行かないので注意。

タクシーで[編集]

お金さえ気にかけなければ、瑞芳駅から九份の入口までタクシーを利用することもできる。料金は新北市政府により180元と決まっている。

車で[編集]

駐車場はたくさんある。しかしながら近場は値段が高いし満車になりやすい。老街入口まで徒歩○分と書いてあるところが多いが実際には倍以上かかると見たほうがよい。週末は特に渋滞がひどいので避けたほうがよい。

動く[編集]

バスで[編集]

九份のエリア内に3つほどバス停があり、その間をバスで移動することも考えられる。ただし、その間を歩いても大した距離ではないし、歩きながら町全体のレトロな雰囲気を楽しむのがこの町の観光のウリなので、エリア内のバスでの移動はあまり現実的ではない。

足で[編集]

とても小さな町なので、徒歩が町中を移動する際の主な手段となる。

観る[編集]

九份から見た海の眺め

晴れた日の昼間の九份もいいが、雨の日や日が落ちて町に灯がともった頃(裸電球の入った多数の赤い提灯が沿道の店を照らす)もまたいい雰囲気である。

週末は人でごった返すので、ゆっくりと楽しみたい人は週末を避けた方が無難かもしれない。また、週末の夕方バスで台北などへ帰ろうとする場合は、時間によってバスが大渋滞に巻き込まれてしまうので注意が必要。



豎崎路  
最寄りのバス停から坂の上に向かって続いている石段の道。沿道に映画「悲情城市」のロケに使われた酒家(料理店)があり、その辺りを中心に石段に沿ってレトロ調の建物(その多くがみやげ物店や食堂、喫茶店の類に改装されている)が続いている。九份観光のハイライトといえる通りである(右画像は豎崎路付近の昇平戯院)。
豎崎路


基山街  
豎崎路と十字に交差している細い路で、やはり食堂やみやげ物屋が沿道にびっしりと立ち並んでいる。豎崎路から海側に向かって左手に50mくらい基山街を歩いた先に小さな展望台があり、そこから海を見渡せる。

遊ぶ[編集]

買う[編集]

映画「悲情城市」にちなんだお土産類や民芸品、お茶や魚のツミレなど台湾の特産品(特に九份のある台湾北部と関係のないものも多数売られている)といったようなものが、所狭しと並べられて売られている。

食べる[編集]

基山街の軽食店

ちゃんとした食事ができるところも多数あるが、大体の人が町をぶらつきながら台湾風の軽食類(「小吃」)を楽しんでいる。また、町歩きに疲れたときに小休止できるような雰囲気のいい喫茶店も多数ある。


安食堂[編集]

中級[編集]

阿妹茶酒館 (あめおちゃ/アーメイ・ツァージョウグァン)  
豎崎路の階段の道中にあるノスタルジィな雰囲気のあるカフェで、店の外装はジブリ映画『千と千尋の神隠し』で湯婆婆の屋敷のモデルと言われているが、宮崎駿本人は九份がモデル地であることを否定している。台湾の凍頂烏龍茶(1,000元)など高級茶が楽しめる他、喫茶店として普通にコーヒー(ケーキ付、200元)を注文する事も可能。屋上にはテラス席があるので、そこからの展望は最高である。
 所在  崇文里市下巷20号  電話  (+886-2) 2496-0833  WEB  
 営業時間  8:30~翌2:30  予算  コーヒーセット:200元

高級[編集]

飲む[編集]

泊まる[編集]

台北や基隆といった大都市からバスが頻発(早朝から夜遅くまで)しており、時間的にもそれほどかからない(道の混雑度にもよるが、大体1~2時間程度)ので、あえて九份に宿を取る必要はない。もしどうしても泊まりたいという場合には、九份内に数軒あるゲストハウスに宿を取ることになる。

安宿[編集]

途中九份國際青年旅舍 (オンマイウエイ ゲストハウス)  
九份にあるユースーホステル。部屋のタイプはツインルーム、六人、八人の男女混合ドミトリー。女性専用フロアがある。九份老街から徒歩で1分。
 所在  新北市瑞芳区烏勢巷23号。九份老街に沿って徒歩で約三分間。  電話  
 FAX  FAX
 WEB  [1]
 e-mail  [2]
 時間  チェックイン 16:00 チェックアウト 12:00   料金  600元~800元。

中級[編集]

民宿九份小町  
日本人が経営する和風民宿。
 所在  新北市瑞芳區永慶里崙頂路66。  電話  (+886-988) 863-443  WEB  [3]
 e-mail  [4]
 時間    料金  

高級[編集]

出かける[編集]

九份自体がむしろ台北や基隆からのエクスカーションの目的地といった感じで、さらにそこから行かれる町というのは限られている。

  • 金瓜石
    金瓜石 — 九份の隣町で「金鉱の町」として知られる。九份入口のバス停から「金瓜石」行きまたは「水湳洞」行きバスに乗って約25分の「金瓜石車站」で下車する。また、九份から歩いても1時間弱といったところだが、退屈な山道なわりに交通量も多いのでお勧めしない。帰りに瑞芳でバスを途中下車して町をぶらついてみるのもいい。小さな町で、特に観光の目玉があるわけではないが、どことなく鄙びた感じのする、台湾の田舎町といったところである。
  • 侯トン
    侯トン — 山間の小さな村だが、最近では「猫の村」として注目を浴びており、週末には愛猫家達が集まるスポットになっている。九份の鉄道での玄関口にあたる瑞芳駅の隣の駅「侯トン駅」にて下車。


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