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上海

出典: Wikitravel

外灘(バンド)
外灘(バンド)

上海(シャンハイ)は、中国の最大の商業都市。推定人口約1,600〜1,700万人。(上海に戸籍を持つものが約1,350万人。それに市外または海外からの居住者が数百万人いると推定されている。) [1]


[編集] 地区

浦東地区
浦東地区

[編集] 分かる

[編集] 概要

上海は貧しい漁村だったが、開港とともに列強諸国が半植民地化した租界として発展する。東洋のパリとして西洋文化が開花する一方、スパイやマフィアが暗躍したため「魔都」とも呼ばれた。また第二次大戦前は外灘(バンド)に外資系金融機関が並び、アジアの金融センターとして経済的にも大きな地位を占めた。

中華人民共和国成立後は、怪しい雰囲気は一掃され、中国の最大商業都市としての地位は守ったものの、地盤沈下によりアジアの金融センターの地位は東京に奪われた。

改革開放路線後は再び経済的な躍進を開始し、外資系企業の進出や商品取引(銅など)の拡大で、世界的な経済都市に発展している。それともに、外国人観光客やビジネス訪問者(駐在員も含む)が増加している。また、江南地方の観光拠点でもある。

[編集] 気候

上海の平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)4.35.38.814.519.623.727.927.723.718.712.86.716.1
降水量 (mm)81.137.198.960.888.3171.8140.1255.183.157.046.435.31,155.0
データ出典

[編集] 着く

[編集] 飛行機で

国際空港は上海虹橋国際空港 (IATA: SHA) と上海浦東空港 (IATA: PVG) の2つがあるが、国際線のほとんどは上海浦東空港に到着する。入国時は入国カードのみ提出が必要。機内で事前に配布されるが、万一紛失しても空港のデスクにある。日本国籍者の場合、15日間以内の短期観光滞在ならビザは不要。

空港から市内への主な交通機関としては、バス、タクシー、リニアモーターカーなどがある。

空港から市内へのバスは7路線(「機場一線」…「機場七線」)があり、一号線が虹橋国際空港行き(停留所は空港6番出口付近)、二号線が上海展覧館行き(同7番出口付近)、三号線が遵義路(銀河賓館方面)行き(同7番出口付近)、四号線が東江湾路(虹口サッカー場方面)行き(同8番出口付近)、五号線が人民広場経由上海駅行き(同8番出口付近)、六号線が中山公園行き(同9番出口付近)、七号線が龍陽路経由世紀公園行き(同3番出口付近)となっている。料金は行き先にもよるが、16元(市中心部の人民広場まで)〜30元(浦東空港とは市の中心をはさんで反対側にある虹橋国際空港行き)といったところ。空港から市の中心までは大体1時間半前後かかる。

空港から市内へはタクシー・バスで50分〜80分ほど。中国語会話能力が必要。(もしダメなら、漢字で筆談。)

noframe

リニアモーターカー(磁浮列車 / maglev)は、空港2階に隣接する駅に連絡橋を通じて移動する。チケットは普通席(50元、当日の航空券を持っていれば40元)と一等席(100元)で、運行間隔は毎20分。最高時速は431Km/h(ただし、早朝夜間は300Km/h)で7分半で浦東新区にある龍陽路駅に到着する。車内には速度表示があり、最高時速430Km/hでの走行はほんの1分半程度なので、観光用のビデオ・カメラ撮影には事前にスタンバイしておく。龍陽駅にはタクシー乗場と地下鉄駅(2号線)があって、そこから市内へ向かう。なお、当日の航空券を持っていると、料金が2割引になるサービスがある。


[編集] 列車で

上海駅
上海駅

北京香港をはじめ、国内の主要都市と鉄道で結ばれている。市内には上海駅をはじめいくつかの鉄道駅があるが、長距離列車のほとんどは上海駅発着となっている。

[編集] 車で

[編集] バスで

蘇州杭州からの中距離バスや、その他長距離バスのターミナルは上海駅南広場周辺にある。

[編集] 船で

下関から上海下関フェリーが週1便ある。上海に着くのではなく、上海の北西、長江沿いの太倉港に着く。詳細は太倉の項を参照。


[編集] 動く

[編集] 列車で

[編集] 地下鉄で

地下鉄の路線図
地下鉄の路線図

地下鉄が便利。現在8路線が運行している(ただし2号線と9号線のそれぞれ一部区間は未開通)。「地下鉄」となっているが、3号線全線と4号線の一部区間は高架となっている。料金は距離制で3元〜9元。乗車券は自動券売機か窓口で購入する。チケットは磁気カードであり、回収するので紛失しないこと(罰金制度有り)。

改札の方式は、入場時はJR東日本のSuicaのようなタッチ式であり、出場時は改札機のハンドラーに乗車券を挿入する。乗り換えが必要なときは、改札機から再び券が出てきて、そうでない場合はそこで回収されるしくみ。

なお、地下鉄の詳細な路線図および乗り換え案内についてはこちらを参照。

[編集] タクシーで

タクシーは昔日はボッタクリで悪名が高かったが、市民の不満もあって浄化作戦が実施されて、今日ではメーター制となり接客態度も改善された。ただし、中国語の会話が必須。運転手席はプラスチックカバーで保護されており、乗車料金の支払いはカバーの上部または脇の隙間で受け渡しする。初乗りは11元で、その後距離に応じて1元ずつ加算されていく。

たくさんのタクシー会社が市内を走っているが、強生・大衆などが地元で評価が高い。

[編集] バス・トロリーバスで

地下鉄が比較的限定された地区をカバーしているのに比べ、バスは市内全域をほぼ網羅している。路線が複雑なのが難点だが、慣れればこれはこれで結構便利な移動手段である。車両はかなり近代化されてきており、IC方式のプリペイドカードなども普及してきている。距離に応じて運賃が異なる路線と路線内であれば一律料金の路線が存在し、前者は車両の真ん中あたりに女性の車掌が座り、乗ってきた客に対して集金に行くシステムであり、後者は乗車時に運転席の脇にある料金箱に運賃を入れるか、もしくはICカードをかざすシステムである。最低料金はエアコン付きが2元、エアコンなしが1元であるが近年は車両の冷房化が進みエアコンなしの車両を見かけることはあまりない。また最新の車両であれば、前面の電光掲示板に次の停留所が英語で表示されるので、降りそこねる心配もない。

[編集] 船で

黄浦江には数ヶ所で両岸を結ぶ渡し船が運行しており10分前後で川を渡ることができる。料金は路線にもよるが2元程度であり市民の足として利用されている。もちろん移動目的として利用するのもよいが船上から浦東地区の東方明珠塔を始めとする近代的な高層建築群と外灘の歴史的な建造物を同時に眺めることができるので観光目的としても利用価値が高い。

[編集] 観る

豫園  
江南地方の様式で造られた庭園で最も有名なもの。有名なレストランなども入った商店街(豫園商城)が隣接しており、観光スポットになっている。また、付近一帯は昔ながらの面影をとどめた下町が広がっている。
 所在  上海市安仁街18号。  電話  021-63282465  WEB  [2]
 開場時間  8:30〜17:00(入場は16:30まで)。  料金  4月1日〜6月30日と9月1日〜11月30日が大人40元、その他の時期が大人30元。
豫園

外灘 (バンド)  
黄浦江の沿いにある。租界時代の上海の雰囲気をそのまま残す建築物が残っており、現在も税関(時計塔で有名)などとして使用される他に、新しい商業ビル(外灘3号や外灘18号)として再活用されてる。ライトアップされた夜景(右の画像参照)も観光名所となっており、朝早くから晩まで地元の人や多くの観光客でにぎわっている。
 所在  黄浦江左岸。
外灘

南京東路  
上海一の繁華街で、終日歩行者天国になっており、いつも多くの人で賑わっている。奇抜なデザインのビルに囲まれるようにしてある道の両脇には洒落た外資の店舗やレストラン、ホテルなどが並んでおり、通りには観光客向けの電気式のミニトラムが走っている。なお、この道を外灘に向かって歩いていくと、突き当たりにジャズバンドの演奏で有名な和平飯店がある。
 所在  南京東路。地下鉄1・2号線人民広場駅、または2号線南京東路駅下車すぐ。
南京東路

魯迅公園  
園内に魯迅の墓所や記念館がある中国庭園風の公園。魯迅の墓所は、サッカー場脇の「西門」を入り、左手に歩いて1分くらいのところにある。
 所在  虹口区四川北路2288号。地下鉄3号線虹口球場駅下車徒歩5分。  電話    WEB  
 開場時間  5:00〜18:30(入場は17:00まで)。  料金  無料。
魯迅公園

玉仏寺  
こじんまりとした禅寺であり、釈迦仏や観音菩薩、弥勒仏が祀られている。ミャンマーから運ばれた翡翠から彫琢された玉仏(高さ1.9m)が有名。玉仏は本堂裏手の玉仏楼に安置されており、拝観料とは別途料金がかかる。
 所在  上海市安遠路170号。上海站前から506番・113番などのバスに乗り、次の停留所(安遠路)下車、徒歩3分ほど。  電話    WEB  
 開場時間  8:00〜11:30、13:00〜17:00(入場は16:30まで)。  料金  10元。玉仏楼への入場料10元。
玉仏寺

龍華寺  
市の南部にある古刹。正面入り口の脇にやや傾いた七重の塔があるのが特徴。入場料の10元は供花料の扱いとなっており、門を入ったところにある回収箱に半券を入れ、そこから線香を1束だけ持っていくことができるしくみになっている(そのシステムを知らない人に入り口で線香を売りつけようとするおばちゃんがいるので注意)。
 所在  上海市龍華路2853号。地下鉄3号線龍漕路駅下車徒歩15分。  電話    WEB  
 開場時間  8:00〜16:30(入場は16:00まで)。  料金  10元。
龍華寺

静安寺  
永泰禅院とも呼ばれた時代もあった。三国時代からの名刹であるものの、歴史的な戦禍をくぐってきたこともあり、敷地や規模も縮小していて、古代建築様式は現存していない。むしろ上海市内中心部にある交通の便が良い大きな仏教寺院といった感がある。中国の寺院様式に沿って四方を城壁のような壁で囲まれている。正面入口で入場券を買うと、半券に香の引換券がついている。正面をくぐると香の屋台があるので、半券を見せると香が引き渡される。左右に美しい建築の殿堂があり、正面からみて左側に本師釈迦仏が右側に観音菩薩の大きな像が祀られている。奥には鉄筋コンクリートの無味乾燥な建屋があり、十八羅漢、弥勒仏、韋駄天、阿弥陀三尊が殿内に祀られている。本来は曹洞宗の禅寺であるが、中華人民共和国建国後に密宗(真言宗)を中国国内で唯一恢復させており、禅密併せた特色がある。ただし、密宗の仏壇(大日如来や不動明王など)は拝観できない。
 所在  地下鉄2号線静安寺駅下車すぐ。  電話    WEB  
 開場時間  参詣時期による。  料金  10〜30元(参詣時期による)。

沈香閣  
ひっそりとした尼寺。拝観料を払って進むと小さな屋台で香3本受領する。門に弥勒仏、韋駄天四天王を祀る様式は中国寺院形式だが、珍しく弥勒仏が菩薩の姿であるのが特徴。本殿に三仏と観音菩薩、十八羅漢が祀られている。更に奥に進むと、観音楼があって2回に登ると脇時に関帝菩薩を従える如意輪観音像が祀られている。また、観音楼の右手の小さな堂には千手観音菩薩が祀られている。
 所在  黄浦区沈香閣路29号。豫園商城横。  電話    WEB  
 開場時間    料金  5~10元。

上海城隍廟  
上海ゆかりの道教寺院。文化大革命等に伴い迷信排除の方針から一時閉鎖された時代があったものの、今日では復活している。境内には様々な道教の神々が祀られており、大殿の城隍神(秦裕伯)の他にも、関羽や財神、文昌(孔子)、慈航大士、天后娘娘、眼母娘娘、観音、干支の守護神である六十甲子の大将軍などの祭殿もある。香は全家福が5元、財神香と観音香が10元であるが、灰がよく飛ぶので拝礼時に目に入らないように注意。奥の父母殿では無料で一人一回のおみくじが引けるので、箱から一枚取り出して中を開けると中国語で記載がある。また別途、有料で祭儀をお願いすることができるので、地元の信仰熱心な人々が祭儀を依頼しているシーンに出くわすことがあり、現代中国に生きる道教を垣間見ることが出来る。
 所在  黄浦区邑城路1号。豫園商城南側。  電話    WEB  [3]
 開場時間    料金  10元。

上海博物館  
近代的な建築の博物館。中国の歴史文物を収蔵しており、中国国内の博物館の中では、特に中国絵画のコレクションが評価が高い。日本語のオーディオガイドが有るので、半日位じっくり時間をかけて見学する向きにはいい。各国語のオーディオガイドの料金は40元(ただし、中国語のオーディオガイドは20元)であるが、日本語のオーディオガイドの貸出時にはパスポートか現金七千円がデポジットとして必要なので注意。また無料でクロークに荷物を預けられるが、預入時に身分証明書を預ける。博物館は4フロアで構成され、青銅器、仏像、陶磁器、中国書法、中国絵画、中国貨幣、印鑑、玉器、明清時代の家具、少数民族の衣装器具をスペースを区切って展示している。仏像の展示エリアでは、なぜか警備員が霊験豊かであるといって菩薩像の拝礼を薦めてくる。拝礼はもちろん無料であり、香港の観光客は熱心に拝むと警備員は説明してくれるものの、博物館内であり人目を気にすると恥ずかしい。展示物の表示は中国語と英語のみ。おみやげ売場は館内各フロアと出入口にあり、博物館のコレクションに沿ったものでセンスがいいものが多い。
 所在  地下鉄1・2号線人民広場駅下車。  電話    WEB  [4]
 開場時間  10:00〜17:00(ただし、入館は16:00まで)。  料金  20元。
上海博物館

上海海洋水族館  
3フロアにわたるアジアで最大級の水族館。海洋と謳ってるものの、淡水魚が中心。館内の展示は中国語と英語の併記。揚子江からはじまり、アマゾン、ナイル、東アフリカ、オーストラリアの淡水魚をメインに紹介している。その後、海水魚やアザラシ、ペンギンの水槽がある。水槽内を移動する海底移動トンネルが最後の見せ場。海底移動トンネルの最後で正面のエスカレータを上れば出口(見学終了)だが、左手に曲がると再度海底移動トンネルを楽しめる。狭い海底移動トンネルなので若干迫力不足な面があるものの、全長155mという非常に長い距離かつ何回も楽しめるのがいい。揚子江のワニがたくさんいたり、サメ(高級食材フカヒレの原料)の展示にこだわるところが中国らしい。日本の海生生物の紹介としてタラバガニもいる。亀や蛙、サンショウウオなどの爬虫類や両生類も少しだけだが地理的な面で関連して紹介されている。日本の水族館に慣れ親しんでイルカなどの海のアイドルを期待すると落胆するかもしれないが、豊富な淡水魚はむしろ新鮮味がある。特に巨骨舌鱼(海象)は迫力がある。最後に抽選券があり、スクラッチすると賞名が出るので、出口を出た後に入場券を見せて景品と交換する。
 所在  地下鉄2号線陸家嘴駅下車、東方明珠裏手。  電話    WEB  [5]
 開場時間    料金  大人110元、小人70元。

上海科学技術館(上海科技馆)  
科学技術をテーマにした博物館。宇宙開発、コンピュータ、ロボットなどの展示や、3Dシアターなどがある。
 所在  地下鉄2号線上海科技館駅下車。  電話  021-68622000  WEB  [6]
 開場時間  9:00~17:15(月曜休館)  料金  大人60元、3Dシアター40元
上海科学技術館(上海科技馆)

[編集] 遊ぶ

エビアン・スパ  
フランス以外では上海が初めてというEvian Spa。なかでも、ホットストーン・スパができるのは、上海ではここだけ。女性向けの団体客向けのツアーで盛り込まれることもあるので、日本人女性客の利用はかなりある。中央は吹き抜けになっており、石庭のようなオブジェが配列され、屋内に水をイメージさせる建築デザインになっている。吹き抜けの左右に配置された上層階に、サービス用の個室(女性専用)が設けられている。女性用には各種のメニューが取り揃えられている。男性用にはシンプルなマッサージのみで、受付フロアの素朴な個室を利用する。エビアン化粧品も棚に陳列されており、受付デスクの女性が丁寧に案内してくれる。中国語または英語の案内。ただし、英語はイマイチの印象。
 所在  外灘3号。  電話    WEB  [7]
 営業時間    料金  

[編集] 学ぶ

[編集] 働く

[編集] 買う

[編集] おみやげ

ご当地版日本のスナック  
よく日本の観光地などで、ジャイアントプリッツの「広島お好み焼き風」みたいなものが売られているが、その中国版。別に海賊版ではなく、きちんと「格力高」(グリコ)の現地法人が製造販売している。「百力滋」(プリッツ)なら「北京ダック風味」「上海蟹風味」「香港フカヒレ風味」「四川激辛風味」。すべて試してみたわけではないが、北京ダック風味などは本当にそれっぽい味付けになっている。ほかに「百奇」(ポッキー)や「可瓏」(コロン)などもあり。まず間違いなく会社の同僚や友人にウケるので、ひとつおみやげにいかが?
 所在  浦東空港の免税品店などで。
ご当地版日本のスナック

[編集] ショッピング

豫園商場  
有名な中国庭園である豫園を取り巻くようにしてあるショッピングセンター。豫園を意識してか、それぞれの商店が中国風の楼閣の造りになっており、そのような店にハーゲンダーツとかスターバックスコーヒーなど外国資本ショップの看板が掲げてあるのが、なんともミスマッチで見ていて楽しい。いかにも中華風のお土産がいろいろ売られているほか、南翔饅頭店や緑波廊のような有名なレストランも何軒か商場内にある。
 所在  上海市黄浦区豫園路。豫園一帯。
豫園商場

徐家匯  
大型交差点周辺に百貨店や電脳ビルが集結する上海で一番活気のある商業地域。一般的な繁華街であり、特に珍しいものはないが、周辺にレストランも多いので、買い物の合間に食事をするのにも便利。最近は米国の大手電化製品小売のベストバイが上陸した。
 所在  上海市徐匯区。地下鉄1号線徐家匯駅下車。

南京西路  
静安寺から旧フランス租界の並木道を歩くと、大型ショッピングモールや梅龍鎮伊勢丹に辿りつき、道路両脇に数多くの商業店舗が広がる。人民広場から静安寺まで距離は長いので全部を歩くのは大変なので、南京西路駅の西側に出て梅龍鎮広場から恒隆広場(プラザ66)にかけてのエリアを中心に絞りたい。
 所在  地下鉄2号線南京西路駅下車。

准海路  
新天地にも隣接する旧フランス租界エリアを中心とした繁華街ストリート。大手百貨店や高級ショッピングモールがある。
 所在  地下鉄1号線黄陂南路駅または陜西南路駅下車。

久光百貨  
旧香港そごう系資本の百貨店。日本の百貨店と類似した店舗構成であり、とりわけデパ地下の食品売場では日本食材なども豊富でうれしい。日本酒や和菓子、寿司、鰻、焼鳥なども手に入る。規模は小さいがテーマに応じた物産展もあるので、結構楽めたりする。ただし価格は高め。衣料品も充実しており、高級ブランドもある。上層に小さなレストラン街があり、和食以外に中国料理と韓国料理も味わえるし、地下ではうどんやカレーライスなどの軽食がとれる。
 所在  上海市静安区。地下鉄2号線静安寺駅下車。  電話    WEB  
 営業時間    値段  

老廟黄金と老鳳祥  
上海の老舗の金宝飾店。老廟黄金老鳳祥は互いにライバル意識が高い(香港における周大福と周生生のようなもの)。純金によるアクセサリーだけでなく、純金による工芸装飾品も特徴。干支のキャラクターや縁起物などがテーマになっている。商品の札にはグラム単位の表示が書かれており、店員に価格を尋ねる。
 所在  豫園または南京東路。

珈琲坊  
自家焙煎コーヒー豆とケーキ・クッキーの宅配。宅配専門だが、日本人パティシエが在籍するため高レベルのラインナップ。ホテルへの宅配サービスもあり、雲南コーヒー等の中国産のコーヒー豆はお土産としても人気がある。
 所在  上海市西蔵南路。  電話    WEB  [8]
 営業時間    値段  38元~。

[編集] 食べる

[編集] おすすめ

郷土料理  
大根をつつんだ春巻きや田鰻の甘辛煮(アツアツのものを食べる。冷めると泥臭くなる)などが美味。

上海料理  
中国四大料理のひとつ。といっても上海は歴史が新しい都市であり、実は蘇州料理や杭州料理といった伝統ある江南地方の料理が上海に持ち込まれて、一般に上海料理というジャンルで紹介されている。江南地方は食材も豊富なことを背景に、淡水魚介類や中国野菜を中心としたバリエーション豊かな料理が多く、全般的にあっさり、あるいは、やや甘めな味付けのものが多い。黒酢を愛用するのも地域的な特色。

南翔小龍包  
いわずと知れた上海の点心ファストフード。最近は台湾の小龍包が有名になりつつあるものの、小龍包の発祥地は上海の郊外にある南翔(地名)である。豫園商場の「南翔饅頭店」のそれがとても有名である他、市内のあちこちで「南翔」の冠をつけた小龍包が売られている。(南翔小龍包とは「本場の」小龍包というニュアンスがあり、もしかしたら台湾の小龍包への対抗意識も含んでるのかも?)南翔饅頭店のそれは16個入りで10元(時期によって10個8元などの場合もある)。他の店の値段もほぼ同じくらいである。あつあつの小龍包を口にほおばると、口の中でスープがじわっと広がって何ともうまい。ただ、1人で16個も食べていると、さすがに最後のほうは多少飽きてくる。
 所在  豫園商場の南翔饅頭店、その他市内の軽食店で。

上海蟹  
チュウゴクモクズガニ。現地では大閘蟹(ダージャーシエ)と呼ばれる。旬は10月~11月。これ以外の時期はおすすめできない。10月は雌、11月は雄がおいしいとされており、15分~20分蒸し上げたものを、生姜の糸切りを入れた黒酢などで食べる。上海の隣、江蘇省の「陽澄湖」という湖で養殖されたものが本物で最もおいしいとされるが、ニセモノも多く出回っている(識別は難しい)。価格は店にもよるが1パイ100~400元ぐらいだろう。生きたままの上海蟹を白酒につけた「酔っ払い蟹」も有名だが、生に近い状態のため、肺吸虫に感染する例も報告されており、行政からも厳しく監視されている。安全を期すなら食べないほうがよい。

[編集] 安食堂

南翔饅頭店  
上海でもっとも有名な小龍包の店。1階のテイクアウェイは行列が凄い(ただし回転も速いので、20~30分も並べば購入できる)。2階は手前から奥にかけて船航楼、長興楼、鼎興楼となり、メニューはもちろんトイレも別であり、奥に行くほど店内がきれいになるとともにメニューも高価になる。豚肉の小龍包が標準だが、蟹味噌入りや蟹肉の小龍包が美味。鼎興楼では、キノコや海鮮などの小龍包もある。また、スープなどの副食もある。最近は、東京や大阪、福岡、香港、シンガポール、インドネシアにも進出した。
 所在  豫園商城内。  電話    WEB  
 営業時間    予算  小龍包16個入り10元(鼎興楼/6個30元)。
南翔饅頭店

雲南南路美食街  
雲南南路に沿ってあるレストラン街。美食街の中でも賑わっているところはそれほど大きくなく、せいぜい200mといったところ。上海料理や四川料理のほか、羊料理中心のウイグル料理店などのレストランが軒を連ねている。値段は店によってまちまちだが、高級店はなく、多くは安食堂といっていいようなところである。
 所在  雲南南路沿い。
雲南南路美食街

吉野家  
ご存知、牛丼の吉野家の上海店。特徴的なのは店の造りで、日本のそれとは異なりマクドナルドのように注文カウンターとテーブルが完全に分離した形式になっている。やはり少数のメニューでは「食の国」中国で戦えないのか、「海鮮丼」のような日本の吉野家では絶対に味わうことのできないようなメニューも豊富に取り揃えている。ソフトクリームやマンゴースムージーなどのデザート類が売られているのもユニークといえばユニークである。箸を口元に運びつつ、店のメニューとにらめっこしながらちょっとした比較文化のフィールドワークを決め込んでみるのも楽しいかもしれない。
 所在  上海市南京東路。  電話    WEB  
 営業時間    予算  30〜50元程度。
吉野家

肯徳基 (KFC)  
いわゆるケンタッキーフライドチキン (KFC)。中国語表記は「肯徳基」。市街地ならどこにでもある。中国本土での出店数は、マクドナルドよりも多い。
 所在  市内各所。  電話    WEB  
 営業時間    予算  5〜20元程度。

[編集] 中級

園苑  
市内に複数店舗ある。上海料理を基盤にした創作的な料理で有名。店舗の内装は地味で、価格も手頃な反面、料理の味は非常に良いし、高級素材等を独創的に料理しているのが楽しめる。高級料理とまではいかないが、美味と独創性が非常に堪能できる。日本語メニューもある。
 所在  市内各所。  電話    WEB  
 営業時間    予算  

梅龍鎮酒家  
上海で一番有名な四川料理店。市内に複数店舗あるが、南京西路の梅龍鎮伊勢丹の向かいに門構えがあるのが本店。やはり、本店が一番美味しいとの話。価格も手頃で、麻婆豆腐をはじめとして四川料理を主体とした中国料理が味わえる。
 所在  地下鉄南京西路駅下車。  電話    WEB  
 営業時間    予算  

避風塘  
市内に多数店舗あり、香港系の飲茶のチェーン店。点心の味は結構美味しいので、小腹が空いたときには結構使えるお店。ただし、中国茶やパールミルクティーは水質が悪くイマイチ。
 所在  市内多数。  電話    WEB  [9]
 営業時間    予算  

[編集] 高級

王宝和大酒店  
上海蟹で有名な店。上海蟹のフルコースは最高に尽きる。本店とホテルの2つがある。本店は古いが安い。ホテルは奇麗で、小泉首相も食した。
 所在  人民広場近く。  電話    WEB  
 営業時間    予算  

新雅粤菜館  
広東料理の老舗。広東人のお客さんが多いことからも、味は折り紙付き。ビル大型店舗で、上の階に行くほど食事の価格帯が上がるゾーン形式になっている。深夜になると割引になるシステムも面白い。
 所在  南京東路。  電話    WEB  
 営業時間    予算  

透明思考 (TMK)  
価格は(上海にしては)高い。しかし、料理の味は最高級。中華料理とモダンヨーロッパ料理のフュージョン。デザートも含めて、とにかく最高峰。1階はバーで、2階がレストラン。舞台での伝統歌謡の演奏ショー(木~土の21:00~21:30)もあり、租界時代の「夜上海」の雰囲気も味わえる。
 所在  新天地。  電話    WEB  
 営業時間    予算  

[編集] 飲む

スターバックスコーヒー  
出店数は非常に多く、繁華街ならどこにでもある。豫園商場内にあるスターバックスは右画像のとおり、中国の伝統的な楼閣の中にコーヒーショップが出店したみたいな造りで、どことなくユーモラスである。もちろん中身は普通のスタバと同じ。値段は例えばアイスカフェラテが1杯25元と、東京で飲むのとさして変わらない。上海の物価水準では随分高めの値段設定となっている。
 所在  豫園商場内。  電話    WEB  
 営業時間    料金  25〜50元程度。
スターバックスコーヒー

一茶一坐  
台湾系の飲茶のチェーン店。各種中国茶が楽しめる上に、軽食も食べられる。むしろ食事をする客の方が多い。店内は清潔であり、市内各所に店舗展開してるので、足休めにもいい。
 所在  市内各所。  電話    WEB  
 営業時間    料金  25〜50元程度。

[編集] 泊まる

[編集] 安宿

上海楽途国際青年旅舎  
地下鉄3号線、4号線の曹楊路駅と金沙江路駅の中間に位置しており乗換え無しで上海駅へ行ける。
 所在  上海市白蘭路136号。  電話  +86-021-52510808  WEB  
 時間    料金  ドミトリー70元~。
上海楽途国際青年旅舎

上海旅行者国際青年旅舎  
周辺観光地に近く、徒歩10分で外灘へ行くこともできる。もちろん南京東路も徒歩で行ける。
 所在  上海市黄浦区江西中路450号。  電話  +86-021-63297889  WEB  [-]
 時間    料金  ドミトリー55元~。
上海旅行者国際青年旅舎

上海楓葉速8酒店 大連路店  
アメリカ発のビジネスホテルチェーン「速8酒店(Super8 Hotel)」の大連路店。1階フロント横にレストランあり。一番安い168元の部屋は外向きの窓がなく、窓を開けると廊下になっている。
 所在  虹口区大連路277号  電話    WEB  [10]
 時間    料金  シングル素泊まり168元~、朝食バイキング10元
上海楓葉速8酒店 大連路店

[編集] 中級

南京飯店  
市内の歩行者天国である南京東路から左に折れ、西南路少し脇にはいったところにある中級ホテル。市の中心部にあり、外灘や(やや距離はあるが)豫園や雲南路美食街などへも歩いて行ける距離にある割にはそこそこリーズナブルな値段で泊まれる。部屋は清潔で設備もしっかりしている。
 所在  上海市西南路200号。南京東路口、地下鉄2号線河南中路駅下車徒歩3分。  電話  +86-21-63516520  WEB  [11]
 時間    料金  シングル1泊360元〜。
南京飯店

華亭賓館  
元シェラトンホテルを地元資本が買い取って経営。設備はやや老朽化した面は否定できないし、接客態度もやや品格に乏しいことが多い。そのためか一応5つ星にもかかわらず、価格は割と安い。日本人向けの観光パッケージアーにも利用され、そのためか日本語デスクもある。ホテル内の広東料理のレストランは結構有名なお店。地理的には観光エリアから少し離れているが、地下鉄の駅がすぐ目の前にあるし、上海体育館周辺の再開発が進んだので、周囲のスタバーをはじめとして少し使い易いエリアにもなってきた。
 所在  上海体育館駅下車。  電話    WEB  [12]
 時間    料金  

和平飯店  
租界時代からの名門ホテル。ジャズ演奏も有名。
 所在  南京東路20号。地下鉄河南中路駅下車。  電話  +86-21-6329-0300  WEB  [13]
 時間    料金  シングル15,000円前後〜。
和平飯店

[編集] 高級

Grand Hyatt  
88階建ての高層ビル占める。最上層は87階の部屋。ホテル内の吹き抜けは圧巻。部屋は大理石に、中国書法のデザインや高級インテリアを駆使しており、最高級感が堪能できる。
 所在    電話    WEB  
 時間    料金  

[編集] 連絡する

[編集] 気を付ける

上海のトイレは水洗式で衛生度はそれほど悪くないが、公衆トイレなどはトイレットペーパーが無い場合がほとんどなのでポケットティッシュは必携。食べ過ぎや風邪などで下痢に悩まされることもあるので、その場合はトイレットペーパー1~2本を丸ごと持参してもいいほど。ただ、中級以上のホテルや空港、大型百貨店などのトイレにはトイレットペーパーが常備されている場合が多くそちらを利用するのもよい。

観光地で親しげに話しかけてくる人間もいるが、最終的には「もっといい場所がある」などと言いながら危険な場所に連れ出す手口で、観光客をターゲットにした犯罪者であることが多いので要注意。

[編集] 暮らす

在上海日本国総領事館  
上海在住日本人も多い虹橋エリアにある。
 所在  上海市長寧区万山路8号。  電話  +86-(0)21-5257-4766  WEB  [14]
 時間    料金  

[編集] 出かける

江南地方への観光拠点になる。

水郷古鎮
朱家角、周荘、同里、西塘、烏鎮、七宝などの水郷古鎮へは、車で1~2時間程度。オプショナルツアーに参加するのも良いが、上海八万人体育館のバスターミナルからの日帰りバスもおすすめ。行きと帰りの時刻が指定された専用のバス(座席指定、直通ノンストップ)で、現地では自由行動。往復のバス料金+水郷古鎮への入場料が含まれ、80~200元。
蘇州
車で2時間、列車で1時間程度。各長距離バスターミナルからの直行高速バスも便利。
杭州
車もしくは列車で3時間程度。日本の新幹線技術(JR東日本のE2系)を利用したCRHが導入されており、2007年4月18日のダイヤ改正(第6次大面积提速)で最高時速200〜250[Km/h]の営業運転を開始。上海南駅近くから出発する高速バスもあり、快適な乗り心地だが切符購入には中国語会話能力が必須。リニアモーターカー(最高時速450Km/h予定)の建設も計画されており、実行されれば30分程度で接続される予定。

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