ルアンパバーン
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ルアンパバーン (Luang Phabang、旧名はルアンプラバン(Luang Prabang)) はラオス北部にある都市。
[編集] 分かる
ラオス北部、メコン川とカーン川が交わる地点にある山間の町。1975年、ラオスに革命が起こり、共産主義政権が成立するまでは、ここに王宮が置かれていた。現在でも旧王宮や寺院など数多くの歴史的建造物が残されており、古都としての落ち着いた雰囲気を漂わせている。また、1995年に町全体がユネスコの世界遺産に登録されることでその名が知られるようになり、多くの観光客が訪れるようになった。そのためか、アクセス面でも、手続き、交通手段などの面で以前に比べれば格段に行きやすくなっている。とはいえ、町の中心自体がそれほど大きく変化したわけでもなく、都会の喧騒からは程遠いような、とても静かな町であることに変わりはない。ある程度まとまった時間を取って、何日かゆっくりと滞在するのには本当にいいところ。おすすめの場所である。
[編集] 着く
[編集] ビザ
2007年1月1日より以下の条件を満たす者はラオス入国に際しビザが不要となった。
- 日本国籍 (有効な日本のパスポート) を所持している者
- 観光目的での入国であること
- 滞在日数が15日以内であること
なお、業務で入国する場合や滞在が15日を超える場合は、ビザが必要となる。
(注) ビザの免除制度は始まったばかりで、流動的な面も依然残っているので、アライバルビザ取得に関する以下の情報も当面残しておく。
- 飛行機でルアンパバーンに入る場合であれば、空港でビザ(アライバルビザ)の取得が可能。あらかじめ機内で配られる申請用紙に記入し、写真(3㎝×2.5㎝)を1枚とビザ代金を添えて空港内の窓口で申請する。料金はUS$30(タイバーツなら1,300B。ただし土日・祝日と窓口の正規時間外に到着した場合には入国審査官の時間外手当(窓口にちゃんとそう注記されている)としてUS$1(50B)加算して支払う必要がある)。ビザの有効期限は15日間。延長手続きを行えばさらに15日間の滞在が可能だが、手続きそのものはビエンチャンでしか行えない。
[編集] 飛行機で
ルアンパバーンに入るのに最も一般的な交通手段。首都ビエンチャンから1日数便飛行機があるほか、タイのバンコクやチェンマイ、カンボジアのシェムリアップなどからも週何便か飛行機の便がある。飛行機は国内線・国際線ともにいずれも町の郊外にある空港に到着する。空港から町の中心へはタクシーでUS$5。事前に空港内のサービスカウンターでチケットを購入する。あるいは一旦空港の外に出て(空港のターミナルから右手に50mほど歩くと空港の外の道路に出る)、そこでトゥクトゥクを捕まえる方法もある。値段は交渉次第だが、タクシーより若干安め、US$3 (約30,000kip)程度で町の中心まで行ける。ただし空港そばの道路はそれほど頻繁に流しのトゥクトゥクは通らないし、運転手によってはボラれる可能性もあるので注意が必要。空港から町の中心までは20分~30分といったところ。
[編集] 車で
タイのノーンカーイから「友好橋」を渡ってビエンチャンに入り、そこから国道13号線を北上するルート、同じくタイのフェイサイからウドムサイを経由してルアンパバーンに入るルート、中国のモーハンからウドムサイを経由するルート、ベトナムのナーメオやティンティオからジャール平原を抜けるルート、などが考えられる。ただしこれらは全て地図を見る限り、ということであって、実際にそれらの国境の全てが外国人にも開かれているのか、仮に開かれていたとしても車での通過が可能なのか等の詳細については不明。また、ラオスの道はそのほとんどが舗装されておらず、雨季には通行不能となる箇所もあるものと思われる。さらに、ルートによっては治安面での不安も残る。
[編集] バスで
国内のビエンチャン(1日5本)、ウドムサイ(4本)、ルアンナムター(1本)、シェンクアン(1本)、ムアンゴイ(4本)といった都市とルアンパバーンとを結ぶ長距離バスがある(時刻表や走行時間など詳細についてはこちら)。バスターミナルは、ウドムサイなどへ向かう北方面バスターミナルと、ビエンチャンなどへ向かう南方面バスターミナルの2つがある。
[編集] 船で
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ボート乗るのも命がけ
乗客が全員フルフェイスのヘルメットとライフジャケットに身を固め、80km/hくらいの猛スピードでメコン川を疾走していく。傍目に見ていても、あの状態で8時間というのは乗っている方もちょっとキツイのでは?またメコン川の流れは複雑で、スピードボートの転覆事故も結構あるやに聞く。たしかに効率的でスリル満点の移動方法だが、それなりのリスクもあるのだ。 |
ルアンパバーンから見て北西部のフェイサイ、南西部のパークラーイなどとルアンパバーンを結ぶ観光船が就航している。スローボート、スピードボート(右側の画像参照) の2タイプがあり、スケジュールも定期・不定期合わせていくつかある。スピードボートは基本的に定員(6名)が集まり次第出発という形態を取っている(1人でもチャーターすることはできるが、その場合は定員分の料金を1人で支払うことになる)。フェイサイまでスローボートだと2~3日、パークサーイだと1日くらい。フェイサイまでのスピードボートは片道8時間程度。仮にフェイサイまでスピードボートを利用すると、途中ウドムサイなどを経由する陸路を選択するよりずっと早く目的地に着くことができる。運行スケジュールなど、詳細はこちら。なお、スローボートの中には、フェイサイからルアンパバーンまで途中ロッジに泊まりながら2~3日かけてゆっくりとメコン川をクルーズするものも運行されている。運行会社がHPを開設しており、そこから申し込み可能。タイからのツアー参加者はチェンラーイからの送迎付き。詳細はこちら。
[編集] 出発する
空港から他の都市に出発する場合には、空港税を支払う必要がある。支払いは、チェックイン後出国審査場手前のカウンターで。空港税は国際線US$10、国内線5,000kip。
[編集] 動く
[編集] タクシーで
空港から町の中心までチケット制のタクシーを利用することができる。料金はUS$5。タクシーとはいっても単に普通の乗用車を転用しているだけで、外からはタクシーであることが全くわからない。従って町で流しのタクシーを拾うのは絶望的。もっとも、場合によってはシーサワンウォン通りに多数ある旅行代理店に申し込む、ホテルやゲストハウスから連絡する、などの方法が取れるかもしれない(実際試してはいないので、詳細は不明)。町の中を動き回るだけなら、トゥクトゥクの方が便利。
[編集] トゥクトゥクで
オート三輪をタクシー仕様に改造したものからピックアップトラックの荷台を乗り合いバスに改造したものまで、いろいろなタイプが走っている。街中の観光には向かないが、タラート・プーシーなど、郊外にある観光地や、空港などへの移動には便利。料金は事前交渉制で、1回5,000kip~10,000kip(距離による。空港などへ行く場合はもっとかかる)といったところ。トゥクトゥクの定員は車体横に"P"で表示されており、例えば"3P"なら定員3人、"9P"なら定員9人といった意味になる(おそらくドライバーを含んだ数)。
[編集] レンタバイク・レンタサイクルで
観光客の集まるシーサンワンウォン通りなどにレンタバイク・レンタサイクルの店が数件ある。料金はレンタサイクルであれば12時間以内が10,000kip、24時間以内が20,000kipといったところ。中心部の移動だけであれば特に必要性も感じないが、郊外の寺などを効率的にまわろうとする場合などにはうまく使うと便利である。
[編集] 船で
町を流れるメコン川が重要な交通手段の一つになっており、舟運が非常に発達しているのが特徴である。対岸や周辺の村落にいく場合などには、船を使うと陸路以上に効率的な移動ができる場合がある。ただし、定期便のようなものはなく、船着場にいる船頭と価格を交渉して乗るのが一般的な使用方法。パク・ウー洞窟など、周辺の観光地に行くルートについては、あらかじめルートと料金がパッケージ化されているものもある(ただしこのような場合でも、船を1艘チャーターする場合であれば価格交渉の余地はあるし、行き先のルートもある程度柔軟に対応してくれる)。
[編集] 歩いて
王宮博物館を中心に、見どころの多くは半径1kmくらいのところに集中しているので、歩いてまわるのが一番便利。また町の雰囲気そのものをゆっくりと味わうためにも、時間を取って歩いて回るのがベストな移動方法といえる。
[編集] 観る
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[編集] 遊ぶ
グリーンディスカバリー、タイガートレイルなどの旅行企画会社がそれぞれルアンパバーン及びその周辺地域でのカヌーによる川下り(カヤッキング)、ゴムボートでの川下り(ラフティング)、エコツーリズム、トレッキングなどのアドベンチャーツアーを催行している。申し込みは各社のホームページから直接行うか、現地の旅行代理店で。
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[編集] 学ぶ
- サッカリン通りに並んで建っているお寺では、よく坊さんたちが外国人観光客をつかまえて外国語会話の練習をしているそうである。別に正規の授業ではないが、時間があるならこのような青空外国語教室に足を運んでみては?
- 目抜き通りのレストランには、"Cooking School"の看板を掲げているものも何軒かある。例えばサッカリン通りの"Tum Tum Chen Cooking school Café-Restaurant"では、旅行者を対象にした伝統的なラオス王宮料理の教室を開いており、市場への材料の買出しからコックさんによる東南アジア料理についての講義、実際の料理・試食とレシピの配布、といったようなカリキュラムが組まれている(ただし、いつどのような形で「教室」が開かれているのかなど詳細については不明)。うまく日程が合えば短期旅行者でも教室に参加できる可能性があるので、興味のある人は直接問い合わせてみるといいかもしれない。
[編集] 働く
観光目的での入国の場合、現地で働くことはできない。観光ビザ取得時に、「就労不可」のスタンプも同時にパスポートに押印される。
[編集] 買う
[編集] 通貨・両替事情
両替所は空港などのほか、シーサワンウォン通り沿いに銀行が出張所を出して両替を行っている。空港の両替所では、円からkipへの両替も可能(2005年12月時点で、1円≒86kip)。市内ではkipのほか、US$(やタイバーツ)がそのまま流通している。ドルの場合は、便宜上端数が切り捨てられて1US$=10,000kipで換算されることが多い。
[編集] おみやげ
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[編集] ショップ・マーケット
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[編集] 食べる
観光客の集まるシーサワンウォン通りやその路地などを中心に、レストランやカフェなどが数多く立地している。店のタイプも、地元のラオス料理やフレンチ、イタリアン、インド料理などの専門店のほか、パンを主に扱うベーカリー、ラオス料理や中華料理などを幅広く扱うレストラン、菓子類と飲料を扱うカフェなどいろいろある。かつてフランスの植民地だったせいか、バゲットを扱う料理が結構うまい。欧米からの観光客が多いせいか、味もそこそこ洗練されており、それぞれの口に合うレストランが必ず見つかるはずである。ざっと見た感じでは、レストランにしろカフェにしろ、シーサワンウォン通りよりもサッカリン通りのほうに、ちょっと気取った感じで値段も高めの店が集まっているようである。
[編集] 安食堂
[編集] 中級
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[編集] 高級
[編集] 飲む
ルアンパバーンやタイ北部一体の文化圏は、言ってみれば「光の文化」であり、ペーパーランタンなどを効果的に使った柔らかな照明にその特徴があるように思える。そのせいか(何もバーに限ったことではないが)、ルアンパバーンのバーやカフェも照明を効果的に使って演出したものが多い。ハードロックカフェのような、音楽を路上まで聞こえるくらいにギンギンにかけたような店というものはほとんどなく、光で演出された空間の中で、BGMを聞きながら旅人が酒を飲みながら静かに語らっているような感じの店が多い。そんなあたりからも、町全体がなんとなく静かだといった印象を受けるのかもしれない。
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[編集] 泊まる
ルアンパバーンは観光に力を入れていることから宿泊施設は整っており、観光地周辺にトイレ・シャワー共同の1泊5US$くらいのゲストハウスから、1泊US$200以上のリゾートホテルに至るまで、さまざまなタイプの宿泊施設がある。一般に、高級ホテルは町の郊外に点在しており、ゲストハウスはシーサワンウォン通りとその路地周辺、メコン川近く、サッカリン通り周辺などにまとまって立地している。
ゲストハウスはトイレ・ホットシャワー付きで、かつバルコニーなど旅行者がくつろげる施設が整ったものでも1泊US$20~30程度で泊まれるので、長期滞在者にはおすすめの宿泊施設。ただし、人気のあるゲストハウスはハイシーズンには予約でいっぱいであり、飛び込みで行っても取れないことが多い。そこで、宿が決まるまで何件もゲストハウスをまわるのが手間な場合には、空港のサービスカウンターを利用するのも手である。空港内にタクシーや宿、ツアーの手配などを行っているサービスカウンターがあり、あらかじめ条件を伝えて宿を探してもらうこともできる。ここをうまく利用すれば、町に出てから宿探しをする手間が省ける。
なお、ざっと見た感じでは、ゲストハウスでもやや高級志向のところは、シーサワンウォン通りから一本通りを隔てたところやサッカリン通りなど、閑静な場所に建っているものが多いように見受けられる。
[編集] 安宿
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[編集] 中級
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[編集] 高級
[編集] 連絡する
町の中心、シーサワンウォン通りなどに数件、インターネットを取り扱っているショップ(単にPCの端末のみを置いてあるものや、カフェ形式のものなど)があり、そこでインターネットの検索や、メールの送受信などを行える。相場は1分間あたり150kipといったところ。通信速度は日本の電話回線使用のものと大体同じくらい。OSはWINDOWS2000以降のものが多いようで、大概のショップでは日本語での入力が可能なように機器を設定している。また、このようなショップの多くが「Overseas Call」という看板をかけており、国際電話の取扱もしている。
[編集] 気を付ける
- 緯度的には熱帯気候に属するところであるが、山間部にあるためか、朝夕は思いのほか気温が下がる。異常気象ということもあったのだろうが、地元の人の話では、2005年の12月中旬には夜の気温が8℃しか上がらなかった日もあったそうである。軽装しか用意していないとカゼをひくことになるので、何か1枚上にはおるものを持って行くとよい(レインコートがわりにもなる、ウインドブレーカーのようなものがあると便利)。
- メコン川の川下りを考えている人も、やはりちょっとした防寒具を用意しておくと便利である。曇りの日などは水面を渡る風が結構冷たく、特に船のスピードが出る上流→下流の移動ではかなり体温を奪われる。乾季でもちょっとした雨が降り出すこともあるので、防寒対策をきちんとして、カゼなどをひかぬようにしたいものである。
- ビエンチャンとルアンパバーンを結ぶ国道13号線のうち、バンビエンからルアンパバーン県シェングンまでの区間とその周辺地域では、散発的に武装集団によるバスなどを狙った強盗事件が発生している。数年前には外国人のサイクリストが銃撃戦に巻き込まれて命を落としているとのこと(英語版記事より)。ここしばらくは落ち着いているようだが、用心にこしたことはない。ビエンチャンから陸路でルアンパバーンに向かうことを考えている人は、外務省海外安全ホームページをチェックするなど、情報収集を十分に行った方がよい(不安があるならこのルートは避けるべき)。
[編集] 暮らす
- 洗濯物は街中の洗濯屋を利用すると便利。ゲストハウスの集まっている地区などには必ず数件の洗濯屋があり、宿泊客の洗濯を請け負っている。相場は洗濯物1kgあたり10,000kip (約1US$) といったところ。朝頼めば夕方6時頃までに仕上げてくれる (洗濯物からは昔ながらの粉石けんの香りが漂ってきてなんとも懐かしい気分になる) 。
[編集] 出かける
- パク・ウー洞窟 (Pak Ou Cave)
- ルアンパバーンからメコン川を27kmほど遡行したところにある洞窟。岩場の上下にそれぞれUpper CaveとLower Caveの2つの洞窟がある。入場料は上下共通で10,000kip。下の洞窟には大小さまざまな仏像が多数安置されている (右画像をクリックしてスクロール) 。上の洞窟には祠があり、また下ほどではないがやはり仏像が数多く安置されている。ルアンパバーンから洞窟に行くには、船をチャーターしてメコン川を遡行する方法、旅行会社が催行しているトゥクトゥクでのツアーに参加する方法などがある。なお、陸路による場合でも、最終的には対岸に渡るため渡し舟を利用することになる。
- バーン・サーンハイ (Ban Sang Hai)
- ラオスのウィスキー (?) 「ラオラーオ」造りで有名な村。パク・ウー洞窟に行く途中のメコン河畔にあり、別に頼まなくても船頭が途中そこに寄ってくれる。河畔でドラム缶を利用した酒の蒸留を実演しているほか、村では織物などの民芸品も売られている。観光客用に演出された部分も多いように思うが、基本的にはそまつな造りの家々が点在する中に鶏が走り回っているようなのどかな所であり、ラオスの村落の様子を垣間見ることができる。
- クアンシーの滝 (Tat Kuangsi)
- ルアンパバーンから30kmほどメコン川を下ったところにある滝。
- バーン・チャン (Ban Chan)
- ルアンパバーンから7kmほどメコン川の下流にある村落。壷などの焼き物を作っていることで有名。
- バーン・パノム (Ban Phanom)
- 織物で有名な村。
- バーン・サンコン (Ban Xang Kong)
- 織物で有名な村。工房やギャラリーの見学ができる。
- バーン・シェンレック (Bang Xieng Leck)
- 織物で有名な村。工房やギャラリーの見学ができる。
[編集] 外部リンク

