リスボン

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リスボンの街並み
リスボンの街並み
コンセイサオン通り
コンセイサオン通り

リスボン (Lisbon) はポルトガルの首都。


[編集] 分かる

[編集] 概要

高さがウリ

「七つの丘の都」と言われるくらい、リスボンには丘が多い。このため、というわけでもないのだろうが、リスボンにはサン・ジョルジェ城をはじめとして、グラサ展望台など、高台からリスボン市内を一望のもとに見下ろせることを売りにしている観光地が多い (単なる公園だったりするところもあるが、中にはカフェやお土産屋が営業しているようなところも) 。それぞれの観光地ごとに高さや方位が違うので、当然街の見え方もそれなりに異なっているのだが、リスボン自体はレンガ色が基調の、どちらかというとモノトーンな色調の街なので、そんな展望台ばかり巡り歩いていると、最後の方は苦労して登ってみた割には眺める景色がみんな同じように思えてくる。

イベリア半島中部に端を発するタホ川は、ポルトガルでテージョ川と名前を変えて大西洋に注ぐ。リスボンはこのテージョ川の右岸に開けた古都であり、ヨーロッパ最西端の首都としても知られている。また、テージョ川の河口から12kmほど奥まった、起伏に富んだ丘陵地帯に広がるリスボンは、「七つの丘の都」という異名も持ち合わせている。

[編集] 歴史

リスボンの歴史は古く、紀元前13世紀の初め頃には既にフェニキア人 (カルタゴ人) などが港として利用していたとされる。その後紀元前3世紀には版図を拡大しつつあったローマ帝国の支配下に入り、紀元前48年にはローマ帝国の都市としての資格を与えられるに至った。

イベリア半島が8世紀にイスラム教徒のムーア人に占領されたことに伴い、ポルトガルもイスラム教徒の支配下となり、以後12世紀半ばに最初のポルトガル国王アフォンソ1世がレコンキスタにより国土をイスラム教徒から奪還するまで、お隣のスペイン同様、イスラム教徒による支配が続いた。レコンキスタが完了すると、国内の経済システムが軍事力をもとにした略奪型のものから生産と商業主体のものへと転換し、また貨幣の流通が農村にまで拡大するなどした結果、国内の経済が大きく進展した。その後13世紀半ばに、アフォンソ3世が首都をコインブラから遷都し、以後リスボンがポルトガル王国の首都となった。

リスボンはその後も順調に発展を遂げ、15世紀はじめには35万人の人口を有する、当時としては世界最大級の都市となった。それに続く大航海時代には新興の植民地をはじめとする世界各地から絹、香料、銀など巨額の富がリスボンへと流入し、ポルトガル史上最高の栄華を極めた。しかし16世紀はじめに発生したリスボン地震で被害を受け、また16世紀後半にはペストの流行により6万人の死者を出すなど、度重なる災害で次第に街が疲弊していった。

18世紀半ばに発生したリスボン大地震では市民の3分の2にあたる約6万人が死亡したほか、それに続く津波と火災により多く家屋も損傷し、街は大きな被害を受けたが、その後ポンバル侯爵の主導のもと、順調に復興が進められた。

1920年代から70年代にかけてのファシズム政権、いわゆるエスタド・ノヴォのもとで、市街はさらに郊外へと拡張した。その後1974年のクーデター (無血革命、いわゆる「リスボンの春」) を経て1976年に民主体制が確立し現在に至っている。

[編集] 気候

スペインマドリードとそれほど変わらない緯度にあるが、マドリードと違って平地にあることとと、海洋性気候のためか比較的温暖であり、冬季もそれほど厳しい冷え込みはない。夏場は乾燥した気候であり、秋口から春先にかけて雨が多くなる。

リスボンの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)11.212.414.715.417.920.522.823.021.718.415.012.517.1
降水量 (mm)95.387.750.159.554.916.75.34.628.981.8104.3117.1706.2
※気象庁の世界の気象統計データや『理科年表』(国立天文台編、丸善刊)、他国の気象局などのデータをもとに作成。

[編集] 着く

[編集] 飛行機で

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リスボンの空の玄関口はリスボン空港 (右画像) で、市の北部、中心から6kmほどのところにある。空港から市内への交通手段はホテルの送迎バスなどを利用しない場合であればバスかタクシーによることとなる (空港から市内への鉄道や地下鉄はない) 。

タクシーにはメーター式のものと空港のカウンターでバウチャーを購入する方式のものがある。メーター式の場合、市内へは€6~10程度で夜間は割増料金となる。なお、タクシーの場合、空港のタクシー乗り場から正規のタクシーに乗り、白タクを避けることはもちろん必要だが、正規のタクシーの中にも悪質なものがいるとのこと。バウチャー式のタクシーはメーター式のものより高く、夜間利用の場合€18.44かかるが、メーター式のものより料金に関するトラブルが少ないといわれている。

空港から市の中心に向かうバスは、路線番号5、22、44、45、83、91のバスで、いずれもロシオ広場などを経由する。停留所は空港の玄関口ではなく、建物からやや離れたところにある。また、空港ターミナルはターミナル1及びターミナル2に分かれているが、バス停は一つしかない (特に市内から空港に向かう場合、降り過ごしに注意) 。なお、これ以外に、ロシオ広場などと空港とをダイレクトに結ぶエアロバスが運行している。

[編集] 列車で

スペインからの国際列車や国内の他の地方からの列車が発着する主な駅は以下のとおり。

サンタ・アポローニア駅
スペインからの国際列車が発着する。
オリエンテ駅
サンタ・アポローニア駅同様スペインからの国際列車が発着するほか、ポルトガル南部に向かう列車が発着する駅ともなっている。
ロシオ駅
ケールスなど近隣の地方へ向かう列車が発着する。駅は地下鉄のレスタウラドーレス駅と連絡している。
カイス・ド・ソドレ駅
カスカイスなど、近隣の地方へ向かう列車が発着するほか、近郊線の始発駅となっている。また、駅に隣接して、カシーリャスへの連絡線乗り場、地下鉄駅、電停、バス停がある。

[編集] 車で

[編集] バスで

スペインとの間に国際バスが発着している。国際バスが発着するのは、市の北西部、国鉄セッテ・リオス駅近くにあるセッテ・リオス・バスターミナル

[編集] 船で

[編集] 動く

リスボン市内の公共交通機関の路線や時刻表、料金などはCarris社のHPで調べることができる。

[編集] リスボンのパス

お得なカード

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セッテ・コリーナシュは使用期限が切れてもチャージすれば使うことができる。自動販売機でチャージすることになるが、ポルトガル語が全く分からない人は駅員さんに頼んでチャージしてもらうこともできる。2回目の方が1日あたりの料金は安くなるし、2日分チャージすると更に割安になる。

リスボン市内観光向けに、Carris社が運行するバス、地下鉄、市電、ケーブルカー及びサンタ・ジュスタのエレベーターに乗り放題のパス、セッテ・コリーナシュ (7 Colinas) が販売されている。値段は発行手数料込みで1日券が€3.85、他に5日券がある。フィゲイラ広場横のCarris切符売り場などで取り扱っている。乗車時に車内の黄色いリーダーにカードをタッチし、緑のランプがつけばOK。坂の多いリスボンでは短い区間であってもトラムなどの交通機関が重宝するので持っていると非常に便利である。


[編集] バスで

市内には網の目のように多数のバス路線がある。バス停にはどこのバス停に何番のバスが停車するかの一覧表があるので、バス停の名称さえ分かっていれば、比較的簡単に乗ることができる。料金は車内売りの切符の場合1枚€1.3。複数回乗り降りするなら、公共交通機関の共通1日券、セッテ・コリーナシュが便利。

[編集] タクシーで

[編集] トラムで

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坂の多いリスボンでは地図上で短距離の移動に思えても、実際には両地点で高低差がかなりあり、結構移動が疲れることがままある。そんなときトラムが威力を発揮する。何よりも駅間が短いし、コンパクトなので細い道にも入り込める。鉄輪なのによくもこんな、と思えるような坂もものともせずに登って行く様は何とも頼もしい。観光客向けには市の東西を横断し、沿線に多数の観光施設がある28番の電車などが便利。坂が多く、起伏に富むリスボンの景観を楽しむには、そんなアップダウンのある道をゆっくりとしたスピードでゴトゴトと走り抜ける市電が最高である (ただし、観光客に人気のある交通手段だけに、場合によっては都内の鉄道なみに混雑することもある) 。


[編集] ケーブルカーで

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こちらも坂の多いリスボンらしい乗り物である。市内に3路線あるが、いずれも距離はそれほど長くなく、1回の乗車はせいぜい2~3分程度といったところ。1回の料金は€1.3だが、セッテ・コリーナシュが使えるので、そちらを利用したほうが安上がり。なお、上りと下りの駅にそれぞれ1人ずつ運転手兼駅員が詰めているだけで、ケーブルカー運行時には一時的に上下両方の駅が無人となるため一旦改札口を閉鎖する。改札口が閉鎖されている場合には下りのケーブルカーが下りてきて運転手兼駅員が改札の対応をできるようになるまで外で待つことになる。


[編集] サンタ・ジュスタのエレベーターで

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ロシオ広場付近、オウロ通りを少し入ったところにクラシックな感じの屋外エレベーター (右画像) があり、上層階に接続されている渡り廊下から丘の上の部分に出ることができる。こちらも坂の町リスボンならではの移動手段。公共交通機関のひとつと考えられているのか、セッテ・コリーナシュが使用できる。昼間は多くの観光客でごった返し、待ち時間が長くなる。ちなみに、このエレベーターを使わなくても、市電なり徒歩で丘の上に行くことはできる。


[編集] 船で

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カイス・ド・ソドレ駅に隣接する形でフェリー乗り場があり、そこからテージョ川を渡る連絡船に乗って対岸のカシーリャス (Cacilhas) やモンディージョ (Montijo) まで行くことができる。船は大体30分に1本くらいの割合で出ており、乗船時間は10分程度、料金は€0.74。行き帰りにテージョ川からリスボン市内を見ることができる (右画像参照) 。なお、コルメシオ広場付近にもフェリー乗り場があり、バレイロ (Barreiro) やカシーリャス方面へのフェリーが出ているほか、テージョ川のクルーズ船も発着している。


[編集] 足で

エリアを限れば十分に歩いて周ることは可能。但し丘が多く、高低差があるので、街歩きは思いの外疲れる。無理に全て歩きで済まそうとはせずに、トラムなど他の交通機関と併用したほうがベター。

[編集] 観る

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観光バスや船などによる観光ツアーが多数催行されている。中でも特徴的なのがトラムを使った市内観光ツアーで、ツアー専用に赤く塗り直した古い車両を利用している (右画像) 。案内に日本の国旗が描かれていることから、日本語のナレーションもある模様。テージョ川沿いのコルメシオ広場から市内の主要な観光施設をガイド付きの市電で回るツアーが1日3回ほど催行されている。料金は€17。コルメシオ広場の電停近くにチケット売り場がある。


サン・ジョルジェ城 (Castelo de São Jorge)  
リスボン最古の建造物。城郭内が城址公園となっている。典型的な中世の城といった感じの造り。多くの観光客が訪れるせいか、石の階段などは磨耗してつるつるになっており、滑りやすい。城郭に登ることができ、そこからリスボン市街を一望のもとに見ることができる。ただし城郭の上に行く階段は狭く急で、おまけに手すりも低かったりと、高所恐怖症の人はちょっと怖い思いをするかもしれない。なお、チケット売り場は改札口付近ではなく、そこから30mほど手前の城門入り口近くにあるので注意。
 所在  フィゲイラ広場横のバス停から37番のミニバスに乗り、終点下車。  電話  (+351) 218-800-620  WEB  [-]
 開場時間  3月~10月:9:00~21:00、11月~2月:9:00~18:00  料金  €5、学割は€2.5
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カテドラル (Sé)  
正面入り口の上にあるバラ窓から差し込む光がとてもきれい。カテドラル内部は観光客が多く多少ざわついているが、それでも献灯された多数の蝋燭がマリア像の前に灯っていたり、どこからともなく賛美歌が流れてきたりと、教会らしい荘厳な雰囲気を醸し出している。
 所在  コルメシオ広場から歩いて300mほど、28番のトラムが通っているコンセイサオン通り沿いを歩き、サン・ジョルジェ城へと登っていく道の入り口にある。  電話  ?  WEB  [-]
 開場時間  10:00~18:00、日:14:00~18:00  料金  無料。なお宝物館は別途€2.5
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ロシオ広場 (Rossio)  
リスボンの中心部、ロシオ駅の近くにある広場。広場自体は観光ポイントとしてさほど面白いところではないが、市で最も賑やかな地区に位置しており、周りにカフェやみやげ物屋が多数あるほか、市内のバスの多くが広場付近の停留所から発着し、また付近に地下鉄駅やタクシースタンドなどがあるため、リスボン観光の起点として利用価値がとても高い。
 所在  地下鉄ロシオ駅近く
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フィゲイラ広場 (Praça da Figueira)  
1ブロックおいてロシオ広場の東側にある広場。ロシオ広場同様、こちらも広場自体は大して面白いところではないが、セッテ・コリーナシュなどを扱うカリス社のブースやサン・ジョルジェ城行きのミニバス (37番) の停留所、地下鉄駅、トラムの電停、レストランやバー、みやげ物屋などの集まる地区が周辺に集中していることから、旅行者にとっては利用価値が高い場所である。
 所在  地下鉄ロシオ駅近く
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コルメシオ広場 (Praça do Cormécio)  
18世紀に起こったリスボン大地震で破壊された宮殿の跡を広場にしたもので、テージョ川に向かって視界が開けており、どことなく明るい感じがする。広場の後ろには壮麗な造りの「勝利のアーチ」がそびえている。ベレン地区に向かう15番のトラムの電停や市内ツアーの始点があるなど、街歩きの起点としての利用価値も高い。
 所在  ロシオ広場からアウグスタ通りを抜けたテージョ川沿い
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勝利のアーチ (Arco do Triunfo)  
コルメシオ広場の後ろにそびえる壮麗な造りのアーチ。アーチからロシオ広場周辺に向かってアウグスタ通りが延びており、付近一帯はカフェやみやげ物店などが建ち並ぶ市内でも有数の繁華街となっている。
 所在  コルメシオ広場裏
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セニョーラ・モンテ展望台 (Miradouro da Senhora Monte McmlⅩⅢ)  
グラサ地区とその周辺にいくつかある展望台の一つ。展望台の中では一番高いところにあるものの一つで、市の西側から南側にかけての視界が開けており、レンガ色で統一され、落ち着いた雰囲気のリスボン市街の眺め (右画像) を堪能することができる。なお、ここからグラサ展望台までは下り坂となっており歩いて行くことができる (ただし一本道ではないので注意) 。
 所在  グラサ地区、トラムの通りから茶色の展望台の標識に従って200mほど坂を登った突き当たり。
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グラサ展望台 (Miradouro da Graça)  
ノッテ・セニョーラ・ダ・グラサ教会の横にある展望台。こちらは市の西側から南側にかけての視界が開けており、特に展望台の近くにあるサン・ジョルジェ城がよく見える。セニョーラ・ド・モンテ展望台が単なる公園なのに対し、こちらでは展望台にカフェが設けられており (右画像) 、リスボンの眺めを楽しみながら一服する観光客で賑わっている。
 所在  グラサ教会横。トラムの通りから標識に従って200mほど坂を登ったあたりにある。
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国立古美術館 (Museu Nacional de Arte Antiga)  
17世紀の宮殿を改装して造られた、リスボンのみならずポルトガルを代表するような美術館。建国当時からの美術品を収蔵しているようだが、比較的多く目にするのは17世紀~19世紀ごろのもの。展示品は中世の宗教画をはじめ、テラコッタ、陶器、銀器、調度品などいろいろ。ショーケースに入ったものもあるが、直に展示されているものも多く、比較的間近で貴重な展示物を見ることができるのがうれしいところである。南蛮渡来図のような狩野派の屏風絵、中国のそれに模様を似せて造られた陶器などの展示物から、当時のポルトガルの国力や外国との繋がりの深さを実感することができる。比較的足早に見て回っても2~3時間はかかるので、時間に余裕を持って訪れたい。
 所在  Rua das Janelas Verdes 1249-017 Lisboa (トラム15番停留所Cais da Rocha下車、丘を登ったところ)  電話  (+351) 213-912-800  WEB  [1]
 開場時間  10:00~18:00、火のみ14:00~18:00  料金  €3、日曜・祝日は14:00まで無料
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エストレーラ聖堂 (Basílica da Estrela)  
バイロ・アルト地区の西隣、エストレーラ庭園の向かい側にある、左右2つの塔とドームが特徴的な聖堂。重い木の扉を押して中に入ると、外の喧騒がまるで嘘のように、ぴんと張ったような静寂な空間が広がっており、まるで人の囁きや息遣いまでが聞こえてきそうな感じがする。そんな張り詰めたように静かな聖堂の中でベンチにゆっくりと腰掛け、ドームの飾り窓からこぼれてくる日の光を見ていると、キリスト教徒でなくても何となく敬虔な気持ちになってくる。他のガイドブックではあまり大きく取り上げられていないが、歩きつかれた体を休めるには格好の穴場的なスポット。
 所在  市電28番の電停"Estrela"のすぐそば  電話  (+351) 213-960-915  WEB  [-]
 開場時間  8:00~12:15、15:00~20:00  料金  無料
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[編集] 遊ぶ

  • 哀調を帯びた調子のポルトガルの民俗歌謡、ファドを聴かせる店 (カーサ・ド・ファド) がアルファマ地区などをはじめとする街なかにいくつかある。営業は大体20:00頃からで、賑やかになるのは深夜にかけて。飲食のほかにショーのためのミニマム・チャージを取るところがほとんどだが、飲食の代金のみで、歌はもっぱら地元のアマチュアが披露するようなところもある。

聖アントニオ祭り (Festa de Santo António)  
毎年6月1日から30日にかけて行われる。リスボンの守護聖人である聖アントニオに因むもので、聖アントニオの日である6月13日 (聖バレンタインデーと並ぶ、カップルにとっては最も重要な日でもある) の前後にさまざまなイベントが行われるが、13日の前夜にあたる12日夜に、リスボン各地区のグループが、それぞれ工夫をこらした衣装と踊りで街中を練り歩く「大パレード」が特に賑やかでよく知られている。リスボンではちょうどこの時期がイワシの旬にもあたっており、名物料理として「イワシの炭火焼」の出店が下町のアルファマ地区を中心に多数並ぶことから「イワシ祭」の異名を取る。港町リスボンの初夏を彩る風物詩。

[編集] 学ぶ

  • 6月頃から9月頃にかけて、リスボン大学や市内の語学学校で4週間程度を1単位とするサマースクール形式のポルトガル語講座が開かれている (なお、語学学校については日本語の案内あり。詳細はこちら)。

[編集] 働く

[編集] 買う

コロンボ・ショッピングセンター (Centro Comercial Colombo)  
市の北西部にある、ポルトガルでも最大規模のショッピングセンター。市内の店は、繁華街であっても日曜日に閉まっていることが結構あるが、このショッピングセンター内の店は休日でも営業しているので急な買い物などに便利。建物の中には、日用品や雑貨、各種専門店、飲食店から旅行代理店に至るまで、さまざまな店がある。内部は回廊のような造りになっており、どこも似たようなデザインなので、しまいに自分がどこを歩いているのかわからなくなってくる。
 所在  Av. Lusiada 1500、地下鉄 Colégio Militar / Luz 駅とつながっている。  電話  (+351) 217-113-600  WEB  [?]
 営業時間  10:00~24:00  値段  
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アウグスタ通り (Rua Augusta)  
ロシオ広場から勝利のアーチに向かってのびる通りで、通り沿いや付近一帯にみやげ物屋や洒落た店が多く建ち並んでおり、また多くのアーティストが通りに作品を並べて販売していたりもする。リスボンの繁華街の一つでもあり、ウィンドーショッピングだけでも楽しい。
 所在  ロシオ広場と勝利のアーチの間
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[編集] 食べる

  • 大きな街なので、レストランやバル、ファーストフードの店などが至るところにあり、基本的に食べるのには困らない。ポルトガル料理を楽しみたければ、バイロ・アルト、バイシャといったような下町で探してみるとよい。特にバイロ・アルト地区には小さなレストランがかたまって立地している一画がある (付近一帯に団体の観光客や客引きが多いのですぐに見つかる) 。
  • テージョ川を渡った対岸のカシーリャスには、イワシの塩焼きをはじめシーフードを扱っているレストランがかたまって立地している一画がある。船着場を出てから右斜め方向に道を歩いていったあたりで、船着場からは歩いて50~100mくらい。メニューや値段はどこも大体同じ。
  • ポルトガルは菓子類 (スイーツ) が豊富なことで知られており、リスボンでも菓子類を扱っている店が街中にたくさんある。菓子類を幅広く扱う店としてはパステラリア (Pastelaria) があるが、通常のカフェやバルなどでも扱っており、多くの場合カウンターのショーケースに並んだスイーツを指差しで注文できる。わざわざスイーツ専門の店を目指して行かなくとも、街歩きに疲れたときに近くの店に入ってコーヒーとスイーツで一服、という形で十分楽しめるので、滞在中に一度は試してみたい。ただし、ポルトガルの菓子類は日本のそれと比べ、概して相当甘めに作られている (地元の人は好みでさらにそれに砂糖をかけたりもするようだが…) 。

[編集] おすすめ

パステル・デ・ナタ (Pastel de Nata)  
日本でも「エッグタルト」の名前で広く知られている菓子。リスボンにはこれを売り物にしている店が多くある。カップのような形の生地にカスタードクリームが入っており、外側の生地がパイ生地のものやクッキー生地のものなど、いくつかバリエーションがある。相当甘めで単独で食べると飽きてくるので、苦めのコーヒーなどとセットで楽しむとよい。

イワシの塩焼き (Saldinhas Assadas)  
ポルトガルの郷土料理の一つだが、港街リスボンの名物料理の一つとして広く知られている。6月頃~9月頃にかけてがシーズン。テージョ川の対岸、カシーリャス地区にはこれを扱っている店が多くあり、店先で炭火を使ってイワシを焼いている。1人前6尾ほどでポテトなどのつけ合せが付く。値段は1皿€10前後。

[編集] 安食堂

Minho Dourado  
アウグスタ通りの入り口付近にあるバル。カウンターのガラスケースにサンドイッチや菓子類が入っているので、指差しで注文できる。軽食についてはセットメニューがあり、番号で選ぶしくみ。このあたり一帯を歩き疲れたときの休憩場所としてちょうどよい。生搾りのオレンジジュースが美味。
 所在  ロシオ広場からアウグスタ通りに向かって20mほど歩いた左側  電話  ?  WEB  [-]
 営業時間  ?  予算  €5前後
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[編集] 中級

ア・バイウカ (A Baiuca)  
バイロ・アルト地区に多数ある食堂の一つ。タラの料理が有名だが、他に肉料理なども楽しめる。量が多く、メインディッシュは一人で食べきれないほど。狭い路地の一角にあり、周りに似たようなレストランが多いので、多少探すのに時間がかかる。
 所在  Rua da Barroca 86 (ケーブルカー・グロリア線駅から歩いて5分ほど)  電話  (+351) 213-421-386  WEB  [-]
 営業時間  19:00~深夜1:00  予算  €20前後
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ペラルタ (Peralta)  
市の中心から見てテージョ川の対岸、カシーリャスのメインストリートにまとまって営業しているレストランの一つ。他のレストラン同様、シーフードが売りのようだが、特に観光客だけを相手にしているわけではなく、地元の人も利用するようで、シーフードの他にも肉料理などを豊富に揃えている。海産物入りのリゾット、アローシュ・デ・マリシュコ (Arroz de Marisco) は一人で食べきれないくらいの量がある。
 所在  R. Cândido Reis, 41 2800-270 Cacilhas (船着場からメインストリートに入り、道沿いに50mほど歩いた左側)  電話  (+351) 212-767-165  WEB  [-]
 営業時間  ?  予算  €10~15
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[編集] 高級

[編集] 飲む

[編集] 泊まる

[編集] 安宿

Pensão Portuense  
空港のホテルカウンターで紹介してもらったペンサオン。ベッドの縁に当たってバスルームのドアが開ききらないくらい部屋は狭いが、掃除は行き届いており、内装もきれい。ロシオ広場近くで地下鉄やバス停などからも近く、どこに出るのも便利。コンチネンタルブレックファースト付き。スタッフの人たちはみな親切だし、とても心地よく滞在できる。
 所在  Rua das Santo Antão, 151-157 ロシオ駅近く、リベルダーデ通りから一つ奥の路地に入ったところにある。  電話  (+351) 213-464-197
 FAX  (+351) 213-424-239
 WEB  [2]
 e-mail  [3]
 時間  チェックイン ? チェックアウト ?   料金  €45~
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[編集] アパート

Travelling To Lisbon  
リスボン市内にある、主に短期滞在型のアパートを紹介したページ。
 所在  Calçada Nova do Colégio  電話  +351 218886072  WEB  [4]
 e-mail  [5]
 時間  チェックイン ? チェックアウト ?   料金  €60~70 (1泊あたり)

Casa na Bica  
市の中心部、歴史地区の一画にある短期アパート形式の宿泊施設。すぐ近くにはケーブルカーのビッカ (bica) 線が通っており、バイロ・アルト (Bairro) 地区やカイス・ド・ソドレ (Cais do Sodré) 地区へは歩いて行ける距離にある。宿の近くにはレストランやバル、マーケットなどがそろっており、便利。
 所在  Largo de Santo Antoninho ケーブルカービッカ線近く  電話    WEB  [6]
 e-mail  [7]
 時間  チェックイン ? チェックアウト ?   料金  €60~70 (1泊あたり)

[編集] 中級

[編集] 高級

[編集] 連絡する

[編集] 気を付ける

ポルトガルヨーロッパの中では治安がよく、リスボンもヨーロッパの他の大都市に比べればかなり治安がいい街として知られているが、それでもポルトガル国内ではポルトなどと並び比較的犯罪発生件数の多い地域となっている。

  • サン・ジョルジェ城など観光客がよく行く地域でスリや引ったくり、置引き、寸借詐欺などの被害が報告されている。特に人通りが少なくなる夜間は注意が必要。
  • 観光客がよく利用するトラム28番線や15番線でスリの被害が多数報告されている。特に混雑時は貴重品をはじめとする携行品への注意が必要。
  • 地下鉄グリーンライン (カルベラ線) マルティンモニス駅からインテェンデンテ駅にかけての付近一帯は売春や薬物の違法売買が盛んな地域にあたっているので注意が必要 (ただしそのあたりには有名な観光地はそれほど多くない) 。

なお、リスボンの治安に関する情報について、詳細は外務省海外安全ホームページを参照

[編集] 暮らす

[編集] 出かける

ロカ岬
ユーラシア大陸最西端の岬で、「ここに地果て、海始まる」と書かれた有名な石碑が建っている。リスボンからはシントラ若しくはカスカイスを経由する403番のバスで行くことができる (どちらからも岬まではバスで30分程度、バスはほぼ1時間に1本の割合で運行) 。
シントラ
かつて王家の避暑地だったところで、王宮や宮殿、城塞などが残っており、世界遺産にも登録されている。リスボンからは列車やバスを使って40分ほど。

[編集] 外部リンク