モーリシャス
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目次
モーリシャス (Mauritius) は東アフリカのインド洋上に浮かぶ島国である。
[編集] 地方
概ね以下のような地域に分かれる (観光面から見た場合の概括的な区分であり、行政区画には従っていない) 。
- ポートルイス及びその周辺
- 島の北西部、首都ポートルイス周辺の地域。
- 北部モーリシャス
- グラン・ベ (Grand Baie)、トゥル・オ・ビッシュ (Trou Aux Biches) 、モン・ショワジー (Mont Choisy) などのリゾート地、植物園で有名なパンプルムース (Pamplemousses) などがある地域。
- 東部モーリシャス
- 観光地としてはイル・オ・セルフ (Ile aux Cerfs) が有名。海岸沿いにリゾートホテルが多数ある。
- 南部モーリシャス
- 空港とその周辺地域。マエブール (Mahebourg) などの町がある。
- 西部モーリシャス
- フリッカン・フラック (Flic en Flac) などのリゾート地がある地域。
- 中央部モーリシャス
- モーリシャス第二の都市、キュールピップ (Curepipe) がある。周辺一帯が高原地帯になっている。
- 離島
- ロドリゲス島 (Rodrigues) など周辺の離島部。
[編集] 都市
- ポートルイス:人口17万人強、首都でありまた国内最大の都市。島の北西部に位置している。西側を除く三方を山に囲まれており、東からの風が遮られるので他の地方に比べて夏場は暑くなる。
- キュールピップ:人口8万人。ポートルイスに次ぐ、大きさでは国内第二の都市 (ただし人口規模ではローズヒルより下位になる) 。高原地帯にあり、他の都市に比べると冷涼である。商業・ショッピングの中心地としても知られる。
- マエブール:人口1万6千人、島の東部にある小さな町。19世紀はじめに作られた街で、植民地時代の面影をとどめている。海事歴史博物館が有名。
- ローズヒル:人口10万6千人。人口規模ではポートルイスに次ぐ国内第二の都市。
[編集] その他の旅行先
[編集] リゾートエリア
モーリシャスは、リゾート地として広くヨーロッパに知られており、島内の都市を巡り歩くというより、そのような島内各地にあるリゾートでくつろぐといった旅行スタイルが一般的である。主なリゾート地としては以下のようなエリアがある。
- グラン・ベ:古くから開けた北西部のリゾート地。
- トゥル・オ・ビッシュ:グラン・ベの南にあるリゾート地。同じくリゾートエリアであるモンショアジーとは隣接している。
- フリッカン・フラック:西部にあるリゾート地。
- ブルー・ベイ:東部にあるリゾート地。
[編集] その他
- イル・オ・セルフ:その美しさから、島内での日帰り旅行の行き先として最も人気の高いビーチ。
- 植物園 (Royal Botanic Garden):パンプルムースにある、かつて英国植民地の時代に整備された植物園。オニバスなど、熱帯・亜熱帯の希少な植物が多数ある。
その他、島内には以下のような国立公園・自然保護区がある。
- ブラックリバー渓谷国立公園 (Black River Gorges National Park)
- ブルーベイ海洋公園 (Blue Bay Marine Park)
- イル・オゼグレット自然保護区 (Ile aux Aigrettes Nature Reserve)
[編集] 分かる
[編集] 概要
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綿菓子のような匂いが漂う 島の主要産物であるさとうきびの収穫は6月頃に始まり12月頃まで続く。砂糖きびは刈り取る前に、収穫しやすいよう茎の周りに付いている余分な枯葉を前もって焼き払う。このため砂糖きびの収穫期には島のあちこちで畑を焼く煙が上がっている。そんなそばをタクシーなどで通り過ぎると、葉を焼いている畑のほうから、綿菓子のような香ばしい匂いが漂ってくる。 |
面積1,865km² (本島部分。東京都とほぼ同じ大きさ) に約120万人が住む島。周囲の海岸線は約330kmで、随所に珊瑚礁のある美しい海岸が見られる。島の美しさは折り紙つきで、かつて『トム・ソーヤの冒険』などの作品で有名なアメリカ人作家マーク・トゥエインは、その美しさを「神はモーリシャスを作り、それをまねて天国を作った」という言葉で表現したというエピソードが残っている。主にヨーロッパの旅行者に人気のあるリゾート地であり、「インド洋の貴婦人」の別名で親しまれている。主な産業は製糖、繊維及び観光。アフリカ地区でも最も豊かな地域の一つに数えられるが、最近は砂糖価格の低迷しているのとアジア諸国からの安い繊維製品の攻勢に押されて景気がやや停滞している。このため、現在モーリシャスでは観光業の振興に力を入れている。
[編集] 歴史
16世紀初頭までは無人島だったが、1505年ポルトガルの船員によってロドリゲス島、レユニオンなどと共に発見された。その後オランダ、フランス及びイギリスの植民地支配を受け、その間に奴隷や労働者、商人などとして移民してきたアフリカ、インド、中国といった各国・地域の人々によって現在の国家が作られた。1968年に独立。
[編集] 国民
民族構成は、インド系 (68.3%) 、クレオール系 (28.5%) 、中国系 (3.2%) となっている (外務省の情報に基づく) 。
[編集] 気候
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9月~10月頃もおすすめ この時期は冬季から夏季への変わり目にあたる時期で、一般に言うベストシーズンでないことは左に書いたとおりである。ただし実はこの時期モーリシャスは最も降水量が少ない時期にあたっており、年間を通じて天候が最も安定している。気温も日中は汗ばむほどまで暑くなるが、朝晩はとても涼しく爽やかな陽気が続く。また、8月まで多数島を訪れていたバカンス客も帰った後で島内には観光客も比較的少なく、ゆっくりくつろげる。特に9月は最も観光客が少ない時期にあたっており、ホテルも値引きやレイトチェックアウトに応じてくれるので、予算の割にいいホテルに泊まることができる。 |
年間を通じて気温に大きな差がない。降水量は夏にあたる12月から5月ごろにかけてやや多めになる。日本に比べるとあまり四季がはっきりとは分かれていないが、概ね11月から3月にかけてが夏季であり、5月から9月にかけてが冬季 (4月と10月が季節の変わり目) にあたる。ただし冬季といっても南回帰線近くの国ということもあり、朝晩に多少肌寒くなる程度で昼間は25℃くらいにまで気温が上がる (ただし中央部の高原地帯は冬季にかなり冷え込むことがある) 。なお冬季は東海岸を中心に強い風が吹く。12月頃から2月頃にかけてが最も暑い時期にあたり、35℃近くまで気温が上がる。また、年間を通じてこの時期の降雨量が最も多い。この時期はサイクロンがロドリゲス島付近で発生する時期でもあり、まれにではあるが、それが本島に上陸することがある。
旅行のベストシーズンは12月頃から2月頃にかけてであり、ヨーロッパからの観光客を中心に多くの人で賑わう。特にクリスマス休暇前後が最も込む時期であり、ホテルの予約が入りづらくなる。ただし上述のようにこの時期はサイクロン発生の時期にもあたっており、本島を直撃すると全てのフライトがキャンセルされるので注意したほうがよい。また、その他の時期も爽やかな季節が続くので、年間を通じて旅行しやすい所である。
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 | |
| 平均気温 (℃) | 26.3 | 26.1 | 25.9 | 25.0 | 23.4 | 21.9 | 21.2 | 21.0 | 21.4 | 22.6 | 24.0 | 25.4 | 23.7 |
| 降水量 (mm) | 231.6 | 249.8 | 219.6 | 216.6 | 159.7 | 98.4 | 94.3 | 86.8 | 55.6 | 57.3 | 77.2 | 160.5 | 1,707.4 |
| ※気象庁の世界の気象統計データや『理科年表』(国立天文台編、丸善刊)、他国の気象局などのデータをもとに作成。 | |||||||||||||
[編集] 祝日
モーリシャスの祝祭日は以下のとおり。
- 奴隷解放の日 (2月1日)
- 独立記念日 (3月12日)
- メーデー (5月1日)
- インド植民入植の日 (11月2日)
- クリスマス (12月25日)
上記以外に、移動祭日として中国系の祭日である旧正月 (毎年1月~2月頃) 、インド (ヒンズー・タミール) 系の祭日であるタイプーサム・カヴァディ (タミール系の祭り、毎年2月頃) 、マハシバラトリ (ヒンズー祭り、毎年2月頃) 、ウガーディ (テレグ新年祭り、毎年3月頃) 、ガネッシュの祭り (毎年9月頃) 、ディワリ (ヒンズー教燈明祭り、毎年10~11月頃) 、イスラム系の祭日であるハリ・ラヤ・プアサ (断食明け祭り、毎年11月頃) 、キリスト教の祭日である聖母被昇天祭 (毎年8月頃) がある。
モーリシャスが混雑期にあたるかどうかは、モーリシャス自身の休日以上に、ヨーロッパ特にフランスの祝日や学校の休暇日に大きく左右される (そのような休みを利用してモーリシャスを訪れる人がいるため) 。したがって、暦をチェックする際にはモーリシャスの休日に加えてフランスの祝日なども参照するとよい。
[編集] 時差
| 日本の時刻 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
| 現地の時刻 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
※表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。
[編集] 着く
[編集] 飛行機で
今のところ日本からの直行便はなく、香港やシンガポールなどで飛行機を乗り継ぐ必要がある。シンガポールからは片道6.5~7時間。南半球の、しかもアフリカの東の端に位置するためかなり遠い国のように感じるが、日本からシンガポールまでを含めても飛行時間は13時間前後と、実は日本からは思いの外近い距離にある国である。ただし、シンガポール経由にしろ、香港経由にしろ、往路についてはフライトスケジュールの関係でどうしても経由地に1泊する必要がある。
国内には本島とロドリゲス島にそれぞれ1つずつ空港があり、それぞれ定期便で結ばれている。このうち主に国際線の発着に使われているのは本島にある空港である。同空港の正式名称は、「サー・シーウサーガー・ラングラーム (Sir Seewoosagur Rangoolam) 国際空港」だが、通常は「プレザンス空港」、あるいは単に「空港」と呼び習わしている。空港から首都のポートルイスまでは約45km、タクシーで1時間弱。空港から島内のリゾート地へも概ね1時間~1時間半程度で行ける。また、空港からはポートルイスなど主要都市へのバスも出ており、そこからさらに乗り換えて宿泊地まで行くこともできることはできる。ただしこの場合途中の乗り換えに手間取ること、バスが頻繁に停留所に停まることなどから、目的地に着くまでにかなり時間がかかることを覚悟しなければならない (また、バスも大都市間の路線を除き比較的早い時間に運行を終了する) 。なお、地元の人の話しでは空港の敷地内にはバス停がなく、最寄のバス停まで多少歩く必要があるとのことである (ただしこれは未確認情報) 。
入国審査の際には、パスポートと予約済みの復路の航空券が必要。日本のパスポート保持者はビザを取得する必要はない。ちなみに、モーリシャス航空のHPではホテルの予約確認書の提示が求められる旨の記述があるが、実際にはなくても入国できる (入国審査、税関を出た出口付近にホテルの予約カウンターがあり、到着後そこでホテルを予約できることから見ても、既にホテル確認書は必須ではないものと思われる) 。ただし、入国カードに宿泊先を記入していないとトラブルの元になるようなので、あらかじめ調べたホテル名を何か記入しておく。なお、航空券は入国審査時に実際に厳しくチェックしている様子である。同航空会社のHP情報では、片道の航空券で入国しようとする場合、その場で強制的に航空券を購入させられるとのことである。また、入国管理の実務上は航空券に記載された出発日までの滞在しか許可しないようで、オープンチケットでの入国は認められていない。
[編集] 船で
月に1度ないし2度の割合で、レユニオンを経由しマダガスカルとモーリシャスを結ぶ国際航路 (行程1週間) が就航している。また、国内の離島であるロドリゲス島との間には月に4便程度の定期便が就航している。ちなみにロドリゲス島までは行きが36時間程度、帰りが22時間程度かかる。詳細はこちら。
[編集] 出発する
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平日夕方の移動に注意 モーリシャスから平日の夕方~夜間のフライトを使って島外に出ることを考えている場合は、フライトの3~4時間前くらいにホテルを出発した方がよい。島内各地から空港までの主要幹線道路は1本しかないが、官公庁や会社の終業時刻に合わせて、ポートルイス内でその道路が大渋滞を引き起こす。 |
出国カードは出国審査場のカウンター脇に備え付けられているので、あらかじめそこで記入する。空港施設使用料は航空券購入時にあらかじめ徴収されているので、空港で支払うことはない。余ったルピーは空港内の銀行でドルやユーロなどの外貨へ再両替が可能 (その際、当初の両替レシートの提出を求められることもある模様) 。銀行は出国審査場から先のエリアにはないので、再両替が必要な人は出国審査に向かう前に済ませてしまうこと。
出国の際、一度空港ターミナルに入ってしまうとパスポートコントロール通過前でも再度ターミナル外に出ることは基本的にできない。また、ターミナル内にはパスポートコントロール前後とも喫煙所はない。
[編集] 動く
モーリシャスには公共交通機関としての鉄道がなく (鉄道はポートルイス郊外の自然公園「ドメーヌレパーユ」の中を走っている観光列車のみ)、移動はもっぱらバスかタクシー、レンタカーなどに頼ることになる。なお、モーリシャスでは道路は日本と同じく左側通行で、車も右ハンドルである (日本から輸入された中古車が多く走っている) 。
[編集] バスで
島内にはバス路線が網の目のように貼り巡らされており、うまく利用すれば簡単かつ安価に移動することができる。実際、他の物と比べてもバスの値段は極端に安い (地元のタクシードライバーの話では政府が低所得者向けに運賃を抑えるために会社に対する補助を行っているとのことである) 。最低区間の移動であれば14ルピーほどであり、高くても24ルピーくらいで収まる。また昼の間は幹線であれば頻繁にバスの往来があるので、移動には便利である。これを使わない手はない。幹線ルートには普通と急行 (Express) の2種類のバスが走っており、急行のほうは途中集落を迂回したルートを通る。乗りごこちはそこそこで、普通と急行どちらも大差ない。
バスの乗車は前方のドアから。運賃は乗車後車掌に行き先を告げて支払うしくみとなっており、運賃を支払うとレジのレシートのような切符を渡される。バス路線の途中からバス会社の職員が乗り込んできて検札を行うことがあるので (そのような光景を比較的よく目にする) 、切符は目的地までなくさないように。
[編集] タクシーで
正規のタクシーは屋根の部分に黄色地に黒の文字で "Taxi" と書かれた小さな看板を付けているのですぐわかる。一般に流しのタクシーというものはなく、空港などの施設やホテルの前、街中のタクシープールなどに停車している車を拾うか、もしくは電話で呼んでもらう。島内の移動には最も便利な交通手段だが、バスに比べて値段が張る。多くの車にはメーターが付いているものの、ほとんど使われることはなく、乗車時に行き先を告げる際に値段交渉を行う必要がある。ホテルなどでは島内主要区間のタクシーの適正価格に関する情報を持っていることが多いので、あらかじめ聞いておくと参考になる。
最も割高な料金を払わされる可能性があるのは最初に空港から宿泊先に向かう際のタクシーである (適正料金より3~5€程度余計にふっかけてくるようだ) 。もちろん空港からタクシーを拾う場合も価格交渉の余地がないわけではないが、この場合はまだ当地の情報を持ち合わせていないので、ある程度は仕方ないと割り切るしかない。
[編集] 乗り合いタクシーで
グラン・ベなどの主要な観光地にある旅行代理店では宿泊先から空港までの乗り合いタクシーのアレンジも行っている。グラン・ベからの場合、空港までは1人あたりRs350前後とタクシーの3分の1程度。ただし最低4人集まらないと運行してもらえない。
[編集] レンタカーで
国際運転免許証を携帯していれば、レンタカーを簡単に借りることができる。狭い島なので、レンタカーがあれば移動 (特にあまり交通の便がよくない観光スポットに行きたい場合など) には便利。ただし、エアー・モーリシャスのHPの情報によれば、島内にあまり標識が設置されていないため土地勘がないと運転しづらいことと、年々交通事故が増加傾向にあるので、レンタカーの使用はあまりお勧めできないとのこと。仮にレンタカーでの移動を計画している場合でも、事前に旅行傷害保険に加入しておくなどの対策を取っておいた方がよい。
[編集] ヘリコプターで
エアー・モーリシャスでは、4人乗りのヘリコプターによる空港・ホテル間の送迎 (島内の主要なホテルにヘリポートが設置されている) や、観光用の遊覧飛行、撮影飛行などを行っている。料金は観光フライトが混載で1人15分Rs9,500から。詳しくはこちら。
[編集] 喋る
島内で通常使われているのはクレオールであるが、フランス語もほとんどの国民が話せる。また、英語も日常的に観光客に接する機会のある人であればほぼ問題なく通じるし、そうでなくても話せる人は多い。街中で道を聞いた場合など、聞かれた人がフランス語しかできない場合は、大抵の場合周囲で英語のできる人に取り次いでもらえる。
[編集] 買う
[編集] 通貨
モーリシャスの通貨単位はモーリシャスルピー (Rs)。2006年8月現在の為替レートは以下のとおり。
| ¥ 日本円 | ¥1.00 = Rs0.28 | Rs1 = ¥3.60 |
| $ 米ドル | $1.00 = Rs32.55 | Rs1 = $0.031 |
| € ユーロ | €1.00 = Rs41.76 | Rs1 = €0.023 |
※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。
紙幣は25、50、100、200、500、1,000、2,000ルピーの7種類。ただし2,000ルピー紙幣は日常的にあまり目にすることがない。また、硬貨は1、5、10ルピーと1、5、10、20、50セントの8種類。ただしセント硬貨はあまり目にすることがない。
現地の空港、都市部やリゾート地の銀行、主要なホテルでは日本円からの両替も可能。ただし外貨で最も使い勝手がいいのはユーロであり、場合によってはそのままタクシーやレストランでの支払いに使えることがある。
銀行の営業時間は月曜日から木曜日が9:00~15:30、金曜日が9:00~17:00、土日は休み。なお、銀行が閉まっているときは、外部のATMからキャッシングが可能。
[編集] 物価
- あくまでも大まかな目安だが、紅茶・コーヒー1杯Rs50~90、マクドナルドでの食事Rs150~200、北部リゾート地からポートルイスまでのバス片道Rs24、10Km程度の距離をタクシーで移動した場合Rs300~350といったところ。
- 通常のレストランで普通に食事をした場合、チップも入れて大体Rs300~500あたりが目安。
[編集] 食べる
[編集] 料理
- モーリシャス料理 (クレオール料理) は、インド料理などの影響を強く受けているようであり、肉や魚などの素材をパーム油で炒めたものにカレー風味のスパイスを効かせたような感じのものが多い。インド系の住民が多い割には店によってビーフを出すところもあること (外国人旅行者向けか?) 、付け合せにニンジンなどで作ったサラダやライスが付くこと、などの特徴がある。
- インド系住民が多いためか、ベジタリアンフードも広く普及している。例えばマクドナルドなどのファーストフードにも、本場インドほどではないにせよ、きちんとベジタリアンメニューがある。
[編集] 留意点
- グラン・ベなど一部の大きな町を除き、リゾート地のホテルの周りに意外とレストランが少ない。昼間であればバスに乗って大きな町まで食べに行く、1kmほど歩くことを覚悟してレストランに行くなどの方法も取れるが、夜はバスも早い時間になくなるし、タクシーを使えばその分出費も嵩む。ちょっとの距離を歩くにしても、道に街灯がほとんどなく、ホテルなどの建物が途切れるとあたり一面がそれこそ真っ暗になるので、夜間にレストランを求めて一人で遠くまで歩き回ることはあまりお勧めできない。
[編集] 飲む
- モーリシャスには、国産のビール(フェニックス、ブルー・マーリン)がある。それ以外の酒類についてはそのほとんどが輸入。ワインについてはフランス産と南アフリカ産のものが多い。
- グラン・ベなどの主要な観光地にはバーがある。ホテルが点在するリゾートエリアの場合、近くのバーに飲みに行くということがなかなかできないので、結局はリゾートホテル内のバーを利用する場面が多くなる。
[編集] 泊まる
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海側にするか、山側にするか ホテルの値段は概して海沿いの宿の方が高く、一定クラス以上のリゾートホテルはプライベートビーチを備えている。ただしそのようなリゾートホテルとて、全ての部屋から海が見えるというわけではない。一方、山側のホテルの窓からは当然海は見えないが、そこから少しあるいた所にある公営ビーチでは、高級リゾートホテルのプライベートビーチと比べても遜色ないくらいの十分きれいな景色を楽しむことができる。施設面で見れば、海岸線から若干奥まったホテルでもとても快適そうなものがたくさんあるので、同じ値段なら施設面で恵まれている山側のホテルに宿を取って公営ビーチを存分に活用するというのも賢い宿選びといえるかもしれない。 |
モーリシャスでは、高級・中級のリゾートホテルから、ヴィラ (バンガロー) タイプのホテル、「スタジオ (Studio)」と呼ばれる自炊式・ワンルーム形式の安宿に至るまで、海岸部を中心に島内には予算や目的に応じた様々なタイプの宿泊施設がある。
日本ではまだあまりモーリシャスのことが知られていないせいか、旅行代理店もホテルの詳しい情報をそれほど持っておらず、また、ポピュラーで一般によく利用されているインターネットのホテル予約サイトでもモーリシャス関連の情報は他の地域に比べてあまりヒットしない。
日本語で書かれたホテル関連の情報としては、最近 (2007年) 改訂された「地球の歩き方」が最も詳しいものと思われる。英語の情報でもよければ、ホテルを料金別に取り扱っている Lonely Planet "Mauritius, Reunion & Seychelles" も参考になる。また、下の外部リンクの項目にもいくつかホテル情報が得られるHPを掲載してあるので参考にされたい。
上に挙げたような情報源で大体のあたりを付けた上で旅行代理店に具体的なホテル名と連絡先を2、3伝えて予約を入れてもらうというのが確実ではないかと思われる (なお、モーリシャス観光局のHPには、モーリシャスを得意としている旅行代理店 (ジャパン・ネットワークツアー) が紹介されており、そこでもいくつかのホテルの手配を行っているようである) 。
また、日本からホテルを予約していかなくても、ホテルの予約は空港出口付近、両替所向かい側のAHRIM (モーリシャスホテル・レストラン協会) のカウンター (空港内案内図参照) でも行うことができる。宿泊したいエリアと予算、ホテルのタイプなどを伝えれば、適当なホテルをリストアップし、空き状況の有無を確認してくれる。宿泊先が決まったら、全宿泊数の半分くらいの泊数の料金をその場で支払ってバウチャーを作ってもらい、それをホテルのカウンターに提示して残金を清算するといった方法が取られている。なお、ホテルのHPから直接予約を入れるにせよ、ホテルカウンターで探してもらうにせよ、多少なりとも英語ないしフランス語といった、現地で通用する言語が使えることが条件となる (簡単なレベルでもOK) 。
[編集] 学ぶ
- モーリシャスではダイビングの講習も行われている。そのほとんどはリゾートホテルが主催するものだが、中に独立したショップの講習もある (ただし日本語での講習はない模様) 。
- パンプルムースのロイヤルボタニックガーデン (植物園) では職員によるガイドツアーが行われている。これに参加すれば現在島内にある主な植物の由来に関する知識を一通り得ることができる (ガイド料は1人あたりRs50) 。
- モーリシャス東部、マエルブールの近くにある島、イル・オゼグレットのイル・オゼグレット自然保護区 (Ile aux Aigrettes Nature Reserve) 内ではエコツアー (エコツーリズム) が通年で行われている。
[編集] 働く
観光目的での就労は不可能。
[編集] 気を付ける
- 警察、消防、救急などの緊急連絡先は全て局番なしの999番。
- モーリシャスには日本大使館・領事館がなく、この地域の大使館事務及び領事事務はマダガスカル大使館が執り行っている。在マダガスカル日本大使館の連絡先は以下のとおり。
- Madagascar Ambassade du Japon 8 Rue du Docteur Villette, Isoraka, Antananarivo, Madagascar (B.P. 3863) Tel: (261-20)2226102 Fax: (261-20)2221769
- 地元の人の話しでは、最近 (2006年9月時点) のモーリシャスは主力産業である製糖業や繊維産業の長期的な低迷に伴って失業率が上昇してきており、そのことが犯罪発生率を引き上げる要因になっているとのことである (ただし都市部でも歩いていて危険な地区というのはあまり見当たらないし、他の国と比べても治安は比較的よい方であるといえる) 。
- ビーチの外れの人目につかないような場所は気をつける。海水浴に出かけて,ビーチのはずれの人気の無いところで魚釣りをしようとした日本人学生が短刀のようなものを持った現地人に脅され身包みをはがされるといった事件 (2005年12月) も発生している。
- 夜はあまり遠くまで出歩かない方がよい。リゾート地でも一部を除いて街灯がほとんどなく、道の周りに何もないところでは足元も見えないほど真っ暗になる (また、昼間結構車の往来の多い通りであっても夜間は極端に通行量が減る) 。
- かつてフランス統治下にあった名残か、トイレの表示がフランス語 (あるいはクレオール?) だけで出ているというケースがたまにある(日本のように気の利いた人型のサインもなくてただ文字だけ、なんてケースも)。ちなみに男性用は "Homme" で女性用は "Dame" 。お間違えのないように。
[編集] 健康を保つ
- モーリシャスでは、熱帯に特有の病気であるマラリアやデング熱に感染する危険性はほとんどない。その他の感染症では、例年暑くなる1月~3月頃に食中毒や赤痢など消化器系疾患が発生しやすくなる。モーリシャスにおける感染症の動向について最新かつ詳細な情報を知りたい場合は厚生労働省検疫所の国別情報などを参照のこと。
- 水道水も飲むことができるが、一般にはミネラルウォーターが飲まれている。
- 一定クラス以上のリゾートホテル内には、通常クリニックが併設されている。
[編集] マナーを守る
モーリシャスは多民族国家であり、また、宗教も島内にヒンズー教、イスラム教、キリスト教などいろいろな宗教が同居している。旅行者である我々が接している人が、果たしてどの民族に属してどのような宗教を信奉しているのかにわかにはわからないことも多いので、地元の人との話で民族とか宗教といった微妙な話題は控えたほうがよい。また、他の国同様、イスラム教のモスクやヒンズー教寺院に入るときは短パンやノースリーブの服装を避け、靴を脱いで上がるなど、宗教上のマナーはもちろん当地にも当てはまる。
[編集] 連絡する
[編集] 電話
公衆電話は大部分がテレホンカード。なお、プレザンス空港で携帯電話をレンタルすることもできる。
[編集] 国際電話
- 日本→モーリシャス
- 00xx (※1) - 010 (国際電話識別番号) - 230 (モーリシャスの国番号) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
- ※1 国際電話サービスの事業者識別番号。次のいずれかを入れる。マイライン登録済の固定電話や、ウィルコムでは不要。日本#国際電話も参照。
- 001 KDDI (固定電話)
- 0033 NTTコミュニケーションズ
- 0041 ソフトバンクテレコム
- 0046 ソフトバンクモバイル
- 005345 au
- 009130 NTTドコモ
- モーリシャス→日本
- 020 (国際電話識別番号) - 81 (日本の国番号) - xx (0を除いた市外局番 ※1) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
- ※1 東京なら3、携帯電話なら90または80。
[編集] 郵便
はがきが1枚につきRs5、封書が1通につきRs12
[編集] インターネット
リゾート地のホテルにもインターネット端末はあり、プリペイドカードを買うしくみなどが取られている。ただしホテルによっては通信速度が遅いところもあり、そのようなホテルは従業員も端末の使用をあまり勧めない。グラン・ベなど、リゾートエリアの中心となる街にはインターネットカフェ (地元では「サイバーカフェ」と呼んでいる) があるので、そちらを利用することも考えたほうがいい。
[編集] 外部リンク
- モーリシャス観光局 (日本語)
- 外務省HP、モーリシャスの情報 (日本語)
- 月刊モーリシャス (日本語)
- モーリシャス政府 (外国人用、観光情報あり。英語)
- Mauritius Tourism Promotion Authority (英語)
- Maurinet.com (英語)
- Justmauritius.net (英語)
- Grand Bay Travel and Tours (ホテル予約、現地での各種ツアー手配など。英語)
- エアー・モーリシャス (英語)




