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マレーシア

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アジア : 東南アジア : マレーシア
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クアラルンプール市庁舎
国旗
マレーシアの国旗
位置
マレーシアの位置
基礎データ
首都 クアラルンプール
政体 立憲君主制(議会制民主主義)
通貨 リンギット(RM, MYR)
面積 総計: 329,750 km²
水面積率: 0.4%
人口 23,522,482人 (2004年)
言語 マレー語
宗教 イスラム教(連邦の宗教)、仏教、儒教、ヒンドゥー教 、キリスト教、原住民信仰(外務省サイトより引用)
電気 240V 50Hz B・B3・BF・C・SE型プラグ
国際電話番号 +60
ドメイン .MY
時間帯 UTC +8


マレーシア (英語:Malaysia) は東南アジアの国であり、マレー半島南部とボルネオ島の一部からなっている。マレーシアは南シナ海とアンダマン海に面しており、半島西部にはスマトラ島との間にマラッカ海峡が通っている。マレーシアは北方でタイ、南方でシンガポール及びインドネシアと国境を接している。マレーシア政府観光局


地方[編集]

一般に半島マレーシア (Semenanjung Malaysia) と東マレーシア (Malaysia Timur) の2地域に分けられ、両地域間を往来する際には旅券の審査がある。半島マレーシアはマレー半島の南部を占め、タイとシンガポールの間に位置する地域、東マレーシアはボルネオ島 (インドネシア語ではカリマンタン島) の北部を占め、ブルネイ、インドネシアに接する地域である。マレーシアには13の州と3つの連邦直轄地がある。

半島マレーシア[編集]

マレーシアの地方
西海岸
この行政区内にすべてを置いている2つの連邦直轄地、マレーシアの首都クアラルンプールと新しい行政の中心地プトラジャヤだけでなく、クダ州マラッカ州ヌグリ・スンビラン州ペナン州ペラ州プルリス州スランゴール州があるマレーシア半島の最も開発が進んだ地方である。中国人の住民の大多数が西側で暮らしている。
東海岸
クランタン州パハン州トレンガヌ州の3つの州から構成され、西海岸に比べて開発が進んでいない分、イスラム教やマレー文化の伝統を色濃く留めている。東海岸に点在する島々は、いわば光り輝く熱帯の宝石のような存在であり、美しい景色やマリンレジャーのスポットとして、近年人気が高まっている。
南部
ひとつの州「ジョホール州」だけで構成され、2つの海岸、果てしないパーム油の農園が続く。

マレーシア東部[編集]

東側に800km行くとインドネシアと小さなブルネイと共有しているボルネオ島の島の北側3分の1を占めるマレーシア東部 (マレーシアティムール Malaysia Timur) である。島の一部は首狩り族が跋扈するような未踏のジャングルで覆われる程で、ほとんど開発が進んでいないが、天然資源の宝庫であり、マレーシア全体にとって工業や観光産業の後背地を形成している地域である。


サバ州
シバダン島でのすばらしいスキューバダイビングに加え、自然保護区、連邦の飛び地ラブアンや並外れたキナバル山マーブル島のマクロダイビング(小さな水生生物を間近で見るダイビング)などで知られる。
サラワク州
ジャングル、国立公園、伝統的なログハウス。

都市[編集]

マレーシアの地図


  • クアラルンプール ー 多文化の首都、半島マレーシア中部に位置するマレーシア最大の都市、ペトロナスタワー (Petronas Towers) 。
  • ジョージタウン ー ペナン州の文化的な州都である。福建系の華僑が多く住むことで知られる。
  • イポー ー 歴史的なコロニアル様式の旧市街を持つペラ州の州都である。錫鉱があり、かつて錫の採掘で繁栄した街として知られる。採掘には多くの華僑が携わったことから、現在でも住民の大半が華人で占められている。福建料理を中心に数多くの中華料理が楽しめる、美食の街としても有名。
  • ジョホールバル ー ジョホール州の州都であり、観光資源はそれほど多くないが、シンガポールへの玄関口である。
  • クアンタン ー パハン州の州都であり、東海岸の商業の中心地である。
  • コタ・キナバル ー サバ州の州都である。東マレーシア最大の都市。
  • クチン ー サラワク州の州都である。
  • マラッカ (Melaka) ー 植民地時代の建築様式を持つマレーシアの歴史的な都市である。
  • ミリ ー サラワク州のリゾート都市でユネスコの世界遺産グヌン・ムル国立公園への玄関口である。


その他の旅行先[編集]

分かる[編集]

マレーシアは、現代世界と新興国を混ぜ合わせた国である。高い技術への投資と中程度の石油の富を持つこの国は、東南アジアの中で富裕国となる。ほとんどの訪問者のためにマレーシアは、幸せの調和を進呈している。先端技術のインフラは、一般的に多かれ少なかれスケジュール通りによく動いているが、値段はシンガポールよりも合理的な面が残っている。

歴史[編集]

プトラジャヤのプトラモスク

マラヤは1957年にイギリスから独立を勝ち取ることになる。ユニオンジャックを下し、初めてのマラヤ国旗が、1957年8月31日の真夜中にムルデカ広場 (Merdeka Square) 、別名独立広場に掲げられる。

6年後、マレーシアは、マラヤとシンガポールのほかに、ブルネイが参加を見合わせ、ボルネオ島の北部沿岸の東マレーシアのサバ州(北ボルネオとして知られる)とサラワク州との融合を経て1963年9月16日に設立される。マレーシアの歴史の最初の数年間は、インドネシアの対立(konfrontasi)だけでなくフィリピンからサバ州帰属の主張によって台無しにされる。シンガポールは、過半数の中国人人口のために、いくつかの血みどろの人種暴動後の1965年8月9日に連邦から追放されることになり、リー・クアンユー(後にシンガポールの長期政権首相となる)が主導する人民行動党の影響力は、マレー人支配に対する脅威と見なされ、独立国となる。

地理[編集]

半島マレーシア (Peninsular Malaysia、マレー語:Semenanjung Malaysia) は、タイとシンガポールの間にあるマレー半島すべてを含み、西マレーシアMalaysia Barat)またはやや古風にマラヤMalaya、タナムラユ Tanah Melayu)とも知られている。ここはマレーシアの人々の大半が暮らし、首都であり最大都市クアラルンプールがあり、一般的により経済的に開発されている。半島マレーシア内の西海岸は、最も開発され都市化し、山岳地帯に近い農村部の東海岸から離れている。

東側800kmほどの所にインドネシアと小さなブルネイと共有するボルネオ島の北側3分の1を占める東マレーシア (Malaysia Timur) がある。部分的に首狩り族が生活する密林地帯(少なくともGSM網)で占められている東マレーシアは、天然資源の宝庫であるが、産業や観光にとり深いマレーシアの奥地となる。

地形は、丘や山がそびえる海岸平原で構成されている。半島マレーシアは、北から南へ走るバリサン・ティティワンサ (Barisan Titiwangsa) と知られている山脈によって互いに分かれる、東と西の両海岸の平野で構成されている。

国民[編集]

マレーシアは多文化社会である。マレー人は過半数の54%を占めているのに対して、中国人25%(都市では特に目立つ)、インド人7.5%、そしてマラッカのポルトガル語族や先住民族(オランアスリ Orang Asli)12%など"その他"13.5%の雑多な一団である。またそれ故に、イスラム教、キリスト教、仏教、道教、ヒンドゥー教、シーク教やシャーマニズムを含む豊富な信仰と宗教がある。

他の国と異なるマレーシアの最も顕著な中国人社会は、同化されず、ほかの住民の異なる文化的なアイデンティティを維持する事も成し遂げる。文化革命に起因して、もはや中国自身のしきたりを含まない多くの伝統的な中国人の習慣は、マレーシアの中国人に広く浸透することになる。

気候[編集]

マレーシアの気候は熱帯性である。北東モンスーン(10月から2月)はボルネオ島に大雨をもたらし、西海岸(特にランカイとペナン)が痛手を受けず免れるのに対して、雨の東海岸は洪水が発生することになる。穏やかな南西モンスーン(4月から10月)は、方向が反転する。常時湿っぽいクアラルンプールを含む半島マレーシアの南部の一部では、両方にさらされるが、雨期の間、雨は短く激しい傾向になる。

マレーシアは赤道に近く、それゆえ暖かい天候が保証されている。温度は、一般的に昼間の32°Cから夜間の約26°Cまでの範囲である。しかし、ほとんどの東南アジア諸国と同様なマレーシアの日中の太陽は、毎年11月から2月にかけてのモンスーンの季節により妨げられる事になり、夜間の気温は、雨の日に約23°Cと低下する事になる。

気温は、夜間の約17°Cから日中の約25°Cの温度範囲を持つゲンティン高原キャメロン高原フレイザーズヒルのような高地内で少し寒い傾向がある。

参考:クアラルンプールの平均気温と降水量
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年 間
平均気温 (℃)26.526.927.227.427.627.527.027.026.926.826.526.327.0
降水量 (mm)163.9166.3230.6242.7210.0125.3127.2144.5195.3253.0286.6244.32,389.7
データ出典

祝日[編集]

マレーシアの文化の重要な特徴のひとつは、様々なフェスティバルやイベントの祝典である。1年を通じ色彩に富んだ、爽快な刺激的な活動で満たされている。いくつかは、宗教的な荘厳なものであるが、その他は明るい、楽しい行事である。ここでの主要な祭りの興味深い特徴のひとつは、'オープンハウス'の風習である。これは、祝祭を祝うマレーシア人がいくつかの伝統的な料理と親交のために自宅に立ち寄るよう親友や家族を招待することである。

多文化マレーシアでは様々な行事が行われているが、全国的に注意する事のひとつは、イスラム教の祝日、中でも注目すべきラマダンの断食月である。その30日間、敬虔なイスラム教徒は、日の出と日没の間に自分の唇を介して何かを入れる事を控える(食べ物、飲み物、タバコ)。人々は食事 (sahur) のために日の出前に早起きし、日没前の休息 (buka puasa) に合わせ帰宅を早める。この月の終わりには、断食明け大祭 (Hari Raya Puasa) またはAidilfitriと地元で知られるイド・アル=フィトル (Eid ul-Fitr) の祭りがある。ほぼ国全体で'家に帰る (balik kampung)' または家族や友人に会うために故郷に戻るため1週間ないしは2日間の休暇に入り、クアラルンプールでは交通渋滞がなくなる1年で1度の出来事となるが、他地域も同様であり、マレーシア各地を旅行する事は、可能な限り避ける事が最善である。もうひとつの重要な祝祭は、ハリラヤ・ハジ (Hari Raya Haji) またはAidiladhaと地元で知られるイスラム教徒の祭典「犠牲祭 (Eid ul-Adha) 」である。この祭典の期間中、イスラム教徒がメッカ巡礼 (Hajj) を行うことになる。地元のモスク内では、信者により寄贈された羊たちを生け贄にし、その肉をみなに分け与える。また、これらの家族の再会は、国内の他の主要な祝祭の期間中にも行われている。国民は伝統的な美しい服で着飾ることを行い、これらの祝祭がマレーシアの社会に欠くことのできない特徴となっている。

非イスラム教徒もイスラム教徒の旅行者 (musafir) も断食を免除されるが、公共の場での食事や飲酒を遠慮する礼儀ただしさがある。多くのレストランは、日中閉店するか控えめな姿勢で営業している。ビジネスの訪問者は、特に月の終わりに向けて、多くの人々が休暇を取る事になり、平素よりももっとゆっくりと物事が動く事に気づく事になる。旅行者のための利点は、すべての都市と町のにぎやかなラマダンのバザール、活発なにぎわい、そして素晴らしい料理であふれんばかりに満たされている事である。また、ホテルやレストランでは、矢継ぎ早に展開する祝祭のための食事を、それぞれで大量に用意する最大限の努力が行われている。

その他の主な祝日は、旧正月(1月・2月)、ウェサック (Wesak) の仏教休日(5月・6月)、ディーパバリ (Deepavali) またはディワリ祭、ヒンズー教の祭り(10月・11月)、そしてクリスマス(間違いなく12月25日)が含まれる。

旧正月の間、クアラルンプールでは交通渋滞が起こらないのに対して、交通渋滞は、クアラルンプール生まれの多くの中国人によりペナンやイポーのような地域内でたびたび起こる事になる。しかしこの状況は、自分の故郷クアラルンプールを成長させようとする人々が増えるにしたがい、徐々に変化している。このような祝祭時の訪問は、多くの素晴らしい祝典を体験することができるが、不都合な点は、多くのエスニック小売店・飲食店が閉店することである。最善の策は、小売店が営業を始める、祝祭の雰囲気がまだ覚めていない、主要な祝祭(断食の祝日・旧正月)が終了したちょうど2日後に訪問することである。

注意するいくつかの独特なマレーシアの祝祭は、毎年5月末の収穫祭 (Harvest Festival) と6月上旬の'Pesta Gawai'が含まれ、両感謝祭のお祝いは、東マレーシアで行われている。

タイプーサム (Thaipusam) は、1月か2月に行われるヒンドゥー教のお祭りであり、必見のイベントのひとつである。マレーシアで最大の行列は、クアラルンプールの北側、バトゥ洞窟 (Batu Caves) である。敬虔な信者は、自分の体の様々な部分を通じて槍やフックを持ちながら、寺院に向かって272段の階段を上がり祭壇またはkavadiに供え物を運んでいる。自虐慣習は、なんらかの方法で敬虔な信者に悪影響を及ぼすことはなく、この能力は、宗教的な介在と深い信仰心に起因する。

時差[編集]

時差早見表 (UTC +8)
日本の時刻 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
現地の時刻 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

※ 表の灰色の部分は日本時間から見て前日の日付。

観光案内[編集]

日本人が多く訪れる場所であり、東京と大阪に拠点を置き観光情報の提供が行われている。

  • マレーシア政府観光局東京支局 — 一部のパンフレットをデジタルパンフレットとして閲覧できるようにしているが、それ以外は資料請求することになる。  所在  東京都千代田区有楽町1-6-4。千代田ビル5階。東京メトロ「日比谷駅」下車、A4出口前。JR有楽町駅下車、日比谷出口徒歩3分。  電話  (03) 3501-8691  FAX  (03) 3501-8692  時間  9:00〜17:00。土日祝休業。  WEB  [1]
  • マレーシア政府観光局大阪支局 所在  大阪市西区靭本町1-8-2。コットンニッセイビル10階。地下鉄四ツ橋肥後橋下車、7番出口徒歩約5分。地下鉄四ツ橋本町駅下車、28番出口徒歩約5分。  電話  (06) 6444-1220  FAX  (06) 6444-1380  時間  9:00~12:00、13:00〜17:00。土日祝休業。

着く[編集]

困るのが出国時

ボルネオ島内に入境する際は左のような手続きで問題ないのだが、困るのが出国時の手続きだ。例えばコタキナバル・クアラルンプール間は国内便の扱いのはずだが、ここでもパスポートコントロールを受ける必要があり、ここを通る時点でパスポートに出国スタンプが押され、出国カードが回収されてしまうのである。着いた先のクアラルンプールでそのまま国際線に乗り継ぐ場合はこれで何ら問題ないが、仮にクアラルンプールでストップオーバーしたい場合どうするのだろうか?

国内の移動とはいえ、パスポート上は一旦出国扱いになってしまっているので、おそらくもう一度出入国カードを記入して入国審査を通ることになる。国内の移動なのになぜそのような煩雑なことになるのか、今一つ釈然としない面も残る(どうやら、「ボルネオ島には少数民族が多く居住し、フィリピンとの国境近くは、海に挟まれているとはいえ、不法移民が多く治安が安定していないから」という点もその理由のひとつにあるようだ)。

半島経由でサバ州内など、ボルネオ島内に入る場合、クアラルンプール到着時に入国審査が終了していても、空港などの入境地点(コタ・キナバルの空港など)でもう一度入国審査を受ける必要がある。その際新たに入国カードを書く必要はなく、クアラルンプールで入国スタンプを押してもらった出国カードとパスポートを審査官に提示すればよい。審査官がコンピュータで記録を照合し、問題がなければパスポートと出国カードに押されている入国スタンプの近くに「サバ州に入境した」旨のスタンプを押してくれる。

パスポート・ビザ[編集]

  • マレーシア入国に際しては、パスポートの有効期限が滞在日数プラス6か月あることが必要。
  • 3か月以内の観光目的の滞在であれば、ビザは不要。

飛行機で[編集]

クアラルンプールのペトロナス・ツイン・タワー
  • マレーシア航空 (MH)
    • 成田国際空港・クアラルンプール間に毎日2便就航(うち週2便はコタキナバル経由)。
    • 大阪・クアラルンプール間に毎日1便就航(うち週2便はコタキナバル経由)。
  • 日本航空 (JL)
    • 東京・クアラルンプール間に毎日1便就航(直行便)。
    • 大阪・クアラルンプール間に毎日1便就航(シンガポール経由)。
  • エアアジア (AK)
    • 羽田空港・クアラルンプール間に週3便(日・火・木)
    • 関西国際空港・クアラルンプール間に週3便(月・水・金)

列車で[編集]

シンガポールタイから国際列車 (マレー鉄道) が乗り入れている。

車で[編集]

バスで[編集]

船で[編集]

足で[編集]

ジョホール水道に架かるシンガポールとの国境の橋には、シンガポールからジョホールバルに向かって左手に歩道がついており、そこから歩いて橋を渡りマレーシアまで行くことが以前はできたが現在はできない。橋の長さは大体1000メートルくらい。橋を渡りきったところにマレーシア側の入国管理事務所があり、そこで入国審査を受ける。入国管理事務所から町の中心まで歩いて500メートルくらい。シンガポール側の国境へは、MRTクランジ駅(Kranji)からシャトルバスが頻発している。シンガポールからジョホールバルへなら、日帰り旅行も可能。

動く[編集]

飛行機で[編集]

国土が広い上にマレー半島とボルネオ島のエリアに分かれていることもあり、国内主要都市を結ぶ国内線の便が発達している。特にマレー半島とボルネオ島間の都市の移動には飛行機が欠かせない。

ナショナルフラッグキャリアであるマレーシア航空を始め、近年急激に路線を拡大しつつあるエア・アジアなど、LCCも数社マレーシア国内便を就航している。国内の移動の場合、長いものでも最大2時間半前後であるし、料金をかなり低く抑えることができるので、LCCでの移動がおすすめである。あらかじめインターネットで予約しておけばよく、チェックインなども至ってスムーズ。機内サービスなども予約時にオプションで頼んだ人にしか来ないため、かえって乗務員に気を遣うこともない。ほとんど路線バスや鉄道に乗る感覚で、短い空の旅を満喫することができる。

鉄道で[編集]

マレー鉄道が主要鉄道企業である。KTMB(マレー鉄道)

半島部には鉄道が敷設されており、特に半島西部は国際列車でもあるマレー鉄道が運行されるなど、観光施設としての人気も高い。ただし運行本数はそれほど多くなく、長距離バスに比べると、正直使い勝手があまりよくない。観光要素としての鉄道利用を特に求めず、単に都市間を効率的に移動したいだけなら、長距離バスの利用の方がおすすめである。

バスで[編集]

長距離バス
マレーシアは長距離バスの路線が発達している。主要都市間であれば発着本数も多く、ほとんど待たずに乗れるのでとても便利である。また、道路などのインフラも整備されており、都市間を比較的短時間で移動できる。そして何より料金が安い。
路線バス
都市によっては路線バスも都市内及び近郊との移動手段として利用価値が高い。マレーシアの路線バスは前払い制で、乗車時に運転手に行き先を告げ、それに応じた料金を払って切符を受け取る仕組みになっている。たまに検察員がまわってくることがあるので、受け取った切符は降車するまでなくさないように。

タクシーで[編集]

マレーシア国内のタクシーは法律でメーターの使用が義務付けられている。クアラルンプールなどの大都市ではメーターを使用する場合も多いが、地方都市などではメーターがあっても実際には使わず、料金交渉制を取っている場合がほとんどである。また、物価上昇にタクシー料金の改定が追い付いていなかったり、あるいは料金が改定されてもメーターの交換が追い付いていなかったりといったこともよくあるようで、メーター使用拒否、乗車拒否、同一方面への相乗り強制などもまま見受けられるとのことである。

料金交渉制の場合、外国人の場合だと地元の人よりも高い料金となる場合がほとんどで、中には事情を知らない外国人旅行客に対して1.5~2倍くらいの値段をふっかけてくるドライバーもいる。タクシーの値段そのものが安いので、日本円に換算すれば別にどうということはないが、少しでも安く利用しようと思ったら、あらかじめツーリストインフォメーションなどで相場を聞いておく、宿のスタッフに頼んでタクシーを手配してもらうなどの方法を取るとよい。

また、空港などからはクーポン制のタクシーが出ていることもあるので、こちらの利用もおすすめである。

船で[編集]

喋る[編集]

マレーシア唯一の公用語はマレー語である(バハサ・マレーシア Bahasa Malaysiaまたは口語的にバハサ・ムラウ Bahasa Melayu。なお、インドネシア語もマレー語に非常に近い言語であるため、マレー語の話者との間でお互いに意志の疎通が可能である)。中でも注目すべきクランタン州があるタイとの国境に近いマレーシアの一部は、標準マレー語を話す人々にほとんど理解できないマレー語の方言があり、これらの地域の多くの人々は、必要に応じて標準マレー語で会話をすることが可能である。

英語は、すべての学校で必修であり、大都市で広く話されているが、農村部の少数のマレー人も役に立っている。また、ローカルな話題の会話に参加しようとする場合、慣れるのに少し時間がかかるマングリッシュ (Manglish) として知られている不適切でない、都市部のマレーシア人の間で話されている英語の口語形もある。マレーシアの人々は、欧米の訪問者に話しかけられた場合、ほとんど常に標準的な英語を話そうとする。一般的に、警察署や政府機関は、英語を話す職員を勤務させている。

アラビア語は、イスラム教の学校に通う学生たちに教えられており、多くの聖職者だけでなく、他のとても遵守するイスラム教徒は、アラビア語の実用的な能力を持っている。しかしながら、広く話されていないのにもかかわらず、マレー語はたくさんのアラビア語からの外来語を持っている。また、アラビア文字で書かれたいくつかのマレー語の用例に気づくことになる。これはジャウィ (Jawi) と呼ばれ、ラテンアルファベットがより一般的に全国で使用されていると言えども、クランタン州のような保守的な州を中心に、現在でも宗教的な出版物や碑文に使用されている。

マレーシアの中国人社会では、広東語中国語、潮州語、客家語、海南語、福州語や福建語を含む様々な中国語の方言が話されている。標準中国語は、広東語が一般的にマスメディアで聞かれるのに対して、ほとんどの中国系学校で教えられているため、ほとんどの中国系マレーシア人は、ネイティブの方言に関わらず、両方の言葉に精通している。最も一般的に話されているインド系の言語は、タミル語であり、その他はマラヤーラム語パンジャーブ語テルグ語である。

タイと国境を接する半島マレーシアの北部の州では、タイ語の様々な方言を話す、地元でオランシャム (Orang Siam) と知られている様々なタイ民族コミュニティがある。南部のマラッカは、クレオール人を母体としたポルトガル語を話すポルトガル人コミュニティがある。半島マレーシアの人里離れた森林地域には、スムライ語 (Semelai) 、テムアン語 (Temuan) など様々な先住民の言語を話すオランアスリ (Orang Asli) と知られている様々な部族の人々が暮らしている。東マレーシアの複数の先住民の言語は、特にイバン語が話されている。

買う[編集]

通貨[編集]

マレーシアの通貨単位はリンギット (RM)。2011年4月現在の為替レートは以下のとおり。

¥ 日本円¥1.00 = RM0.037RM1.00 = ¥27.40
$ 米ドル$1.00 = RM2.99RM1.00 = $0.33
€ ユーロ€1.00 = RM4.40RM1.00 = €0.23
S$ シンガポール・ドルS$1.00 = RM2.43RM1.00 = S$0.41

※上記通貨に関して直近のレートを調べたい場合には、Bloomberg.co.jpなどを参照。

ジョホールバルなど、シンガポールに近い地域ではシンガポールドルがそのまま通用する。マレーシアの補助通貨はセン(sen)でRM1=100sen。ただし、現在ではあまり使われることがない。

両替[編集]

銀行のほか、チャイナタウンなど、華人系の住民が住む地区などに民間の両替商が営業している。両替商は日曜日でも営業している店が多いので、基本的に両替に困ることはない。これら街中の両替所で両替を行う場合が一番レートがよい。KL国際空港内の銀行だと街中での両替より多少レートが悪くなる。レートが一番低いのは出発時に成田空港で両替する場合で、マレーシア国内の街中での両替に比べてRM1あたり0.5円程度レートが低くなる。

物価[編集]

おみやげ[編集]

  • 紅茶 — イギリス統治時代に栽培が始められた紅茶が主要な産品の一つになっている。ブランドでは、キャメロン高原の"Boh Tea"やボルネオ島の"Sabah Tea"などが有名。この2つのブランドは大抵のスーパーで取り扱われているし、また、ちょっと高級感のある製品を買いたければ、空港の免税品店などできれいなデザインの缶に入ったものを買い求めることもできる。一缶がRM20~25、スーパーのものなら大きさにもよるが一つRM5程度。それほど高くもないし、かさばらず、重くもないので、お土産としてある程度数をそろえたいときとかにはとても重宝(なお、空港のそれは、スーパーで買う値段の2倍程度と考えた方がよい)。
  • カヤジャム
    カヤジャム (Seri Kaya、珈椰) — カラメル、ココナッツミルクと卵をベースにした、ピーナッツバターのようなペースト状の食品で、主にトーストなどに塗って食べる。シンガポールをはじめ、東南アジアの国々でポピュラーな食品だが、マレーシアのものは、シンガポールなどで売られている物に比べ主原料の一つであるパンダンリーフ(東南アジアから南アジアに広く分布している甘みのあるハーブ)の含有が少ないためか、多少褐色がかって見える。甘みが強く、パンに塗って食べると、ココナッツの甘くまろやかな風味が口いっぱいに広がる。缶詰や瓶詰などがあるが、缶詰の方が数年間保存がきくので、こちらの方がおすすめ。ただし開封後は2~3週間ほどしか日持ちがしないので、大きなサイズのものを1つだけ買うより、一番小さいサイズのものをまとめて数個買う方をおすすめする。マレーシア国内なら、スーパーや雑貨店などで簡単に手に入る。値段は小さいもので1個RM3ほど。

食べる[編集]

  • ナシゴレンが大体150円前後で食べられる。日本人の口に合うので、どこの店のナシゴレンもとてもおいしい。
  • 肉料理の中には「肉骨茶(バクテー)」などのように、独特の風味(漢方薬のような匂い)付けがされているものもある。知らないと最初は戸惑うかもしれないが、慣れれば日本人の口にも合う。

飲む[編集]

イスラム教国なので、一般に飲酒は規制されている。ただし、華人系の飲食店や外国人旅行者が多い地区の飲食店などでは、ごく普通に飲酒ができる。

泊まる[編集]

  • マレーシア自体はイスラム国家だが、クリスマス休暇や年末年始のあたりは国内外の旅客で混雑するため、一部ホテルが取りづらくなることがある。特に深夜に到着するような場合、飛び込みでホテルを探そうとするとどこも満室で、空き室を求めて何軒ものホテルを探し回るはめになるので、なるべくならホテルの予約サイトなどを通じてあらかじめホテルを予約しておいた方がよい。
  • トイレにはホースが付いているが、掃除用ではなく現地人がトイレットペーパー代わりに使うもの。詳しくは、「マナーを守る」項目を参照されたい。

学ぶ[編集]

働く[編集]

気を付ける[編集]

欧米人・日本人観光客や中国系女性を対象にした性犯罪が多く発生しているので、肌を露出した服装での外出、タクシー利用は避けたほうが良い。また、ジョギング等、スポーツを屋外で行う際も、タンクトップやスポーツブラなどの肌を過度に露出したウェアは避けるべき。

健康を保つ[編集]

水道水を飲むと下痢になるので注意(現地人ですら飲まない)。ミネラルウォーター(2RMほど)を飲むのが普通。

[編集]

熱帯気候という地域上、蚊は1年中飛んでいる。特にネッタイシマカという名前の蚊が、デング熱などの伝染病を流行らせており、旅行者といえども油断は禁物である。現地では蚊取り線香が売られており、そこで購入してホテルで使用したほうが良いだろう。(失火には注意)

マナーを守る[編集]

イスラム文化圏であり、豚、犬は忌避される動物なので気をつける。 中国系の多い街では問題無いが、マレー系の多い地域では男女ともに服装には気をつける。

左手の扱い[編集]

マレーシア国内では、特に左利きの旅行者には注意が必要だ。理由を以下のとおり。

イスラム文化圏等で多くみられるように、排泄行為後は(トイレットペーパーで拭くのではなく)水を流しながら左手で肛門周囲の汚れを洗い落とすのが習慣だった。今日においては、備え付けのシャワーホースで洗浄することが多くなったものの、かっての習慣から左手は衛生上不潔な手であると認識されている。そのため、握手などのコミュニケーションの場で左手を使うことは、極めて失礼な行為になるので要注意。

食事の時に左手は使わないほうがいい。(素手でパンをちぎるなど) 頭は神聖な場所なので、つい子供の頭をなでると怒られる。

連絡する[編集]

国際電話[編集]

日本→マレーシア
00xx (※1) - 010 (国際電話識別番号) - 60 (マレーシアの国番号) - xxx (0を除いた市外局番) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
※1 国際電話サービスの事業者識別番号。次のいずれかを入れる。マイライン登録済の固定電話や、ウィルコムでは不要。日本#国際電話も参照。
  • 001 KDDI (固定電話)
  • 0033 NTTコミュニケーションズ
  • 0041 ソフトバンクテレコム
  • 0046 ソフトバンクモバイル
  • 005345 au
  • 009130 NTTドコモ
マレーシア→日本
00 (国際電話識別番号) - 81 (日本の国番号) - xx (0を除いた市外局番 ※1) - xxxx - xxxx (相手先の電話番号)
※1 東京なら3、携帯電話なら90または80。

郵便[編集]

Fedex, DHLやUPSのような多くの国際宅急便は、町や都市で利用可能であるが、主な郵便サービス提供者は、世界のほとんどの国へ郵便サービスを確実に提供しているポスマレーシア (Pos Malaysia) である。

マレーシアの郵便料金は安価である。タイ、シンガポールまたはベトナムよりもはるかに安い普通郵便は、同様に利用可能である。さらに郵便は信頼と信用を持っている。投函するとき、ボックスに封印をしないように。開いて確認することになっている。

非緊急の手紙とハガキは、郵便局内の郵便ポストまたは郵便局外や主要道路沿いに設けられた赤い郵便ポストに投函する事ができる。国際郵便向けに"レインレイン (lain lain)" と言われる物を用いる2つの投入口がある郵便ポストがある。

郵便局は、日曜日と祝日を除く毎日8:00から17:00まで営業している、しかし、クランバレー (Klang Valley) の一部は22:00まで開いている。ケダ、ケランタンとトレンガヌの各州では、金曜日と祝日を休業日にしている。

インターネット[編集]

マレーシアでのインターネットへの接続は、ほとんどの都市や町で簡単にアクセスできる。マレーシアのインターネットサービスプロバイダーは、マレーシア全体で手頃な価格の無制限のブロードバンドを提供している。それゆえブロードバンドインターネットは、ほとんどのホテル、インターネットカフェや一部のレストランで利用可能である。

ワイヤレスブロードバンド (WiFi)[編集]

たいていほぼすべてのレストランとファーストフード店舗でのホットスポット、ショッピングモールと市全体でのワイヤレス接続が利用可能である。プリペイドのインターネットカードも、いくつかのカフェでワイヤレスブロードバンドにアクセス可能である。 通常、サイバーカフェでインターネットサービスのために1時間当たりRM1.00からRM5.00まで支払う事になる(ログインしている都市により)。レストランやカフェで提供されるインターネット接続は通常無料で、飲食店で続々とこれの提供が行われている。これらは、スターバックスとカフェビーンズ、一部のマクドナルドやサブウェイが含まれ、小型店舗が増え続けている。

ただし、日本語の使えるパソコンはあまりないので注意すること。

配送システム[編集]

この記事「マレーシア」は、この土地を旅したり、あるいは調べたりする際の参考になる可能性はあるものの、まだ書きかけです。加筆や訂正などをして下さるみなさんを求めています。